JPH0515279Y2 - - Google Patents

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JPH0515279Y2
JPH0515279Y2 JP1989112528U JP11252889U JPH0515279Y2 JP H0515279 Y2 JPH0515279 Y2 JP H0515279Y2 JP 1989112528 U JP1989112528 U JP 1989112528U JP 11252889 U JP11252889 U JP 11252889U JP H0515279 Y2 JPH0515279 Y2 JP H0515279Y2
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panel
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floor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は浴室内の床や壁面を、乾式工法にて施
工する際の洗い場ユニツトの構成に関するもので
ある。
〔従来技術〕
従来からトイレ・シヤワー室を乾式工法により
構成し、フレームに固定するパネルに貼装する技
術は公知とされているのである。例えば、実開平
1−92458号公報に記載の技術の如くである。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の浴室は、一戸建て住宅において家族単位
の小型の浴室ユニツトを用いることが多くなつて
きている。故に洗い場部分も、該浴室ユニツトに
一体化され、浴室ユニツトの壁の一部分として構
成されていたのである。
本考案の洗い場ユニツトは、やや大きめの浴室
の壁や床部分を乾式工法により構成する場合にお
けるものである。
近年の住宅においては、設備部分の高級化が親
展しており、浴室についても従来のようなワンボ
ツクス化した小型のユニツト浴室では豪華な感じ
がないので、浴室空間を広くしてユツタリとした
浴室に変更する動きが出ている。
このように、浴室スペースを大型とした場合に
は、この浴室空間を1つの浴室ユニツトとして画
一化することは出来ず、壁面をタイル張りのよう
な湿式工法ではなく、壁面パネルや床面パネルの
如く単位パネルを多数合わせて、パネルの装着だ
けで出来る乾式工法化する必要が出てきている。
このような壁面パネルや床面パネルの取付によ
り構成する乾式工法において、洗い場についても
パネル化して、壁面パネルや床面パネルの間に簡
単に嵌挿配置可能とする必要がある。
本考案は以上の課題を解決せんとするものであ
る。
〔課題を解決する為の手段〕
本考案の解決しようとする課題は以上の如くで
あり、次に課題を解決する為の手段を説明する。
浴室の床部分は床パネル1と接続パネル2を載
置貼設することにより構成し、浴室壁部分は壁パ
ネル4を貼設することにより構成する浴室乾式工
法において、L字型洗い場ユニツトを構成する洗
い場パネル9fは床パネル1又は、床パネル1と
接続パネル2を加えた形状と同一とし、洗い場壁
部は壁パネル4の形状と同一又は整数倍の形状と
同一とし、浴室床部に洗い場パネル9fを設け、
該洗い場パネル9fより立設して浴室壁部に沿つ
て洗い場壁部9dを設け、洗い場パネル9fと洗
い場壁部9dによりL字型に構成したことを特徴
とするL字型洗い場ユニツト。
また、洗い場パネル9fに、洗浄排水案内凹部
9bを穿設したものである。
また、洗い場壁部9dを、壁面側に凹んだ凹部
面に構成したものである。
〔作用〕
本考案は以上のように構成したものであり、次
のように作用する。
本考案のL字型洗い場ユニツトは、洗い場パネ
ル9fと洗い場壁部9dによりL型に構成されて
おり、該洗い場パネル9fは、浴室の乾式工法に
おいて用いる床パネル1又は、床パネル1と接続
パネル2とを合わせた形状と同じに構成されてい
る。
故に、浴室の設計において、床パネル1及び接
続パネル2の部分を外すことにより、この部分に
L字型洗い場ユニツトの洗い場パネル9fの部分
を嵌挿することが出来る。
また洗い場壁部9dについても、浴室の乾式工
法において用いられる壁パネル4の大きさと同じ
か、または整数倍の面積に構成されており、洗い
場パネル9fの載置された部分の、壁面の壁パネ
ル4を1枚ないし2枚を取り外して、該部分に洗
い場壁部9dを配置することにより、他の床パネ
ル1や壁パネル4を切断したり、調節する必要な
く、そのままの空間に本考案のL字型洗い場ユニ
ツトを嵌挿配置することが出来るのである。
〔実施例〕
次に本考案に添付の図面に示した実施例の構成
を説明する。
まず第1図において、大型浴室の床と壁部分の
乾式工法について説明する。
浴室空間の床面と壁面がコンクリート等により
構成されており、従来は床面と壁面にタイルを貼
つて、床や壁や洗い場を構成する湿式工法が大浴
室の場合においては用いられたのである。
本考案は、大浴室の場合にも施工を容易にする
為に、接着剤によりタイルを張るという作業の必
要のないように、最初からタイルを表面に貼つて
いる床パネル1や壁パネル4を、床面や壁面に固
定するだけで浴室床と壁面が出来あがる乾式工法
としたものである。
即ち床面の上には、防水パン3を載置し、その
上に床パネル1や接続パネル2や排水口パネル5
や隅部パネル10を載置して連結し、躯体壁面か
らは壁パネル固定金具を突出し、壁パネル4の側
から突出した装着金具12と連結することによ
り、壁パネル4の固定を可能としているのであ
る。
防水パン3の構成は、下方へ複数の支持脚が突
出されている。該防水パン3の中央部はドレン付
パン3fに構成されており、中央部にドレンパイ
プ6が開口している。また該ドレン付パン3fの
中の4箇所に床パネル1を支持する支持突起3b
が設けられている。
この4本の支持突起3bに載置されて、ドレン
付パン3fの部分に丁度嵌合する大きさに床パネ
ル1が構成されているのである。
また防水パン3のドレン付パン3fの外側に、
床パネル1のパネル載置段部3dが構成され、更
にパネル載置段部3dの外側に接続パネル載置部
3cが構成されている。
また該接続パネル載置部3cには、防水パン3
を隣接併置した状態で、防水パン3の下面を通過
するドレンパイプ6や排水パイプ7の点検補修が
可能な配管点検口3eが切り欠かれている。
また躯体壁面に近い部分には壁側防水パン18
が構成されており、この部分には壁パネル4の下
端の載置部と、接続パネル載置部3cと同等の形
状が構成されており、接続パネル載置部3cと合
わせた状態で接続パネル2が被覆可能とされてい
る。
該壁側防水パン18も装着金具12を付設して
躯体壁面に固着可能としている。
これらの床パネル1と接続パネル2と防水パン
3と壁パネル4と洗い場ユニツト9を載置結合す
ることにより、浴室内部が出来上がり排水口パネ
ル5が嵌挿されるのである。
そして接続パネル2の部分は板材により、防水
パン3の接続パネル載置部3cの部分に載置して
いるのであるから簡単に脱着することができ、こ
の接続パネル2を取り外すと、防水パン3の下の
排水パイプ7が配管点検口3cの部分を通して検
視することが可能となるのである。
防水パン3の上に床パネル1を載置した状態
で、4枚の床パネル1の上に落下した水が、全て
中央に配置した排水口パネル5に向かつて集中流
入するように、4枚の床パネル1が中央に向かう
傾斜が構成される。最も低くなつた隅部分には排
水口パネル5を嵌挿し、高くなつた部分には隅部
パネル10を嵌挿する。
第2図より第8図においてL字型洗い場ユニツ
トについて説明する。
洗い場ユニツト9は洗い場パネル9fと洗い場
壁部9dを、直角に折り曲げたL型に構成してい
る。洗い場壁部9dは壁面側に凹んだ凹部に構成
しており、該部分にシヤワーの飛沫や身体を洗浄
した洗浄水が飛び散つたとしても、隣の洗い場ユ
ニツトには至らないように構成している。
また該凹部面に鏡9aを配置し、第2図より第
8図の実施例においては、鏡9aの裏側の凹部内
に照明灯9eを配置し、正面からは照明灯9eが
見えない間接照明としている。
また該洗い場壁部9dの下部には、シヤンプー
や石鹸等を載置する化粧棚9gが配置されてお
り、その上部にはシヤワー部9cの係止部が構成
され、またカランやシヤワー切換ハンドルや温度
調節ハンドルの設けられた水詮装置が配置されて
いる。
該洗い場壁部9dがL型の垂直部分に対して、
水平部分に洗い場パネル9fが構成されている。
そして該洗い場パネル9fには洗浄排水案内凹部
9bが穿設されており、シヤワーの飛散水や洗浄
水が隣の洗い場ユニツトや、浴室床の全体に流れ
出すのを防いでいる。
また該洗浄排水案内凹部9d内の排水は排水口
8より排水パイプ7に向けて案内されている。
また第9図の実施例においては、より簡潔なL
字型洗い場ユニツトを開示しており、この場合に
は洗い場壁部9dの部分に凹部面が構成されてお
らず、また照明灯9eも洗い場壁部9dの前面上
部に固設されている。鏡9aとシヤワー部9cに
ついては前述の実施例と同様である。
第10図の実施例においては、化粧棚9gの部
分に洗面台17が設けられている。
第11図・第12図の実施例においては、洗浄
排水案内凹部9bにより洗浄水が隣合う洗い場ユ
ニツトに至らないようにするだけでは足りない場
合の為に、洗い場パネル9fの左右に洗浄水の飛
散を防止する排水遮蔽板16を立設している。
第12図の如く、複数のL字型洗い場ユニツト
を続けて重複配置する場合には、排水遮蔽板16
を左右に設ける必要はなく、片一方でよいのであ
る。
〔考案の効果〕
本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
請求項(1)の如く、浴室床部に洗い場パネル9f
を設け、該洗い場パネル9fより立設して浴室壁
部に沿つて洗い場壁部9dを設け、洗い場パネル
9fと洗い場壁部9dによりL字型に構成したの
で、大型の浴室内壁部を、床パネル1と接続パネ
ル2と壁パネル4により乾式工法にて構成する場
合に、壁パネル4と床パネル1と接続パネル2を
取り除いて代わりにL字型洗い場ユニツトを嵌挿
することにより洗い場が構成できるので、洗い場
のみを湿式工法により施工する必要がなく、また
洗い場ユニツトの取付位置を簡単に変更すること
ができるのである。
また浴室内壁の設計において多様な設計が出来
るのである。
請求項(2)の如く、洗い場パネル9fに洗浄排水
案内凹部9bを穿設したので、L字型洗い場ユニ
ツトを隣接して多数配置した場合において、隣の
洗い場パネル9fに流れ出した洗浄排水が、他人
の洗い場ユニツトに流れ出すことが無いので、他
人の排水により身体が汚れるという恐れを無くす
ことが出来る。
またL字型洗い場ユニツトの全体を合成樹脂に
より成型する場合において、洗浄排水案内凹部9
bの構成を簡単に作り出すことが出来る。
請求項(3)の如く、洗い場壁部9dを壁面側に凹
んだ凹部面に構成したので、該部分においてシヤ
ワーから飛び散つた排水の飛散方向を変更するこ
とができるので、隣合う洗い場ユニツトの方向に
洗浄水が飛散するという不具合いを解消すること
が出来る。
また、鏡9aの後面の凹部に照明灯9eを配置
して、照明を間接照明とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は床パネル1と壁パネル4と防水パン3
による浴室の乾式工法を示す斜視図、第2図は本
考案の洗い場パネル9を複数台併設した状態の斜
視図、第3図は洗い場パネル9の正面一部断面
図、第4図は同じく側面断面図、第5図は第3図
のA−A断面矢視図、第6図は同じくB−B断面
矢視図、第7図は同じくC−C断面矢視図、第8
図は同じくD−D断面矢視図、第9図は洗い場壁
部9dに凹面が設けられていない実施例の斜視
図、第10図は洗面台17を付設した実施例の斜
視図、第11図は左右に排水遮蔽板16を付設し
た実施例の斜視図、第12図は第11図の洗い場
ユニツトを複数併設した状態の斜視図である。 1……床パネル、4……壁パネル、9……洗い
場ユニツト、9a……鏡、9d……洗浄排水案内
凹部、9c……シヤワー部、9d……洗い場壁
部、9e……照明灯、9f……洗い場パネル、9
g……化粧棚。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 浴室の床部分は床パネルと接続パネルを載置
    貼設することにより構成し、浴室壁部分は壁パ
    ネルを貼設することにより構成する浴室乾式工
    法において、L字型洗い場ユニツトを構成する
    洗い場パネルは床パネル又は、床パネルと接続
    パネルを加えた形状と同一とし、洗い場壁部は
    壁パネルの形状と同一又は整数倍の形状と同一
    とし、浴室床部に洗い場パネルを設け、該洗い
    場パネルより立設して浴室壁部に沿つて洗い場
    壁部を設け、洗い場パネルと洗い場壁部により
    L字型に構成したことを特徴とするL字型洗い
    場ユニツト。 (2) 請求項(1)記載の洗い場パネルに、洗浄排水案
    内凹部を穿設したことを特徴とするL字型洗い
    場ユニツト。 (3) 請求項(1)記載の洗い場壁部を、壁面側に凹ん
    だ凹部面に構成したことを特徴とするL字型洗
    い場ユニツト。
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