JPH05152027A - 防水コネクタ - Google Patents

防水コネクタ

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Publication number
JPH05152027A
JPH05152027A JP3316870A JP31687091A JPH05152027A JP H05152027 A JPH05152027 A JP H05152027A JP 3316870 A JP3316870 A JP 3316870A JP 31687091 A JP31687091 A JP 31687091A JP H05152027 A JPH05152027 A JP H05152027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
seal member
diameter
insertion hole
connector housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP3316870A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Maeda
章 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP3316870A priority Critical patent/JPH05152027A/ja
Priority to US07/983,465 priority patent/US5372516A/en
Publication of JPH05152027A publication Critical patent/JPH05152027A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5205Sealing means between cable and housing, e.g. grommet

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 細物電線13を使用しても、ゴム栓15の成
形性が低下することなく、シール性を充分確保する。 【構成】 組み付け前の各部の寸法関係は、細物電線1
3が挿入されるゴム栓15の挿入孔15aの内径を細物
電線13の直径より大きくするとともに、ゴム栓15の
外側突起15bの外径をコネクタハウジング17の開口
孔17aの内径より大きくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コネクタハウジング
と電線との間にシール部材が設けられる防水コネクタに
関する。
【0002】
【従来の技術】電線相互の接続に使用されるコネクタ
は、内部に電線端部を固定する圧着端子が係止される
が、この圧着端子部位への水の侵入を防止するために、
コネクタハウジング内にシール部材を嵌入して設けたも
のがある。
【0003】図7はシール部材を備えた、雌側のコネク
タの断面図を示している。コネクタハウジング1内には
電線3が挿入され、電線3の端部には、コネクタハウジ
ング1内に係止される圧着端子5が接続されている。電
線3の被覆部3aとコネクタハウジング1との間には、
シール部材となるゴム栓7が設けられている。
【0004】ゴム栓7は、電線挿入孔7aが電線3の被
覆部3aの直径より若干小さく形成されており、電線3
を電線挿入孔7aに押し込むことでこれら両者間のシー
ル性が確保され、この状態で電線3をコネクタハウジン
グ1内に挿入してゴム栓7をコネクタハウジング1との
間で潰すことでシール性を発揮し、圧着端子5側への水
の侵入を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8のよう
に電線の直径が小さい細物電線9の場合には、図7で使
用したゴム栓7を流用したのでは、細物電線9とゴム栓
7との間に隙間tが発生して、シール性不良となる。
【0006】これを解消すべくゴム栓7の充分な潰しを
確保するためには、ゴム栓7を成形する際に使用する図
9に示す金型11の、電線挿入孔7aを形成する駒11
aの径をさらに小さくする必要が生じる。ところが、駒
11aの径を小さくし過ぎると、成形時に駒折れが発生
しやすく、成形性が低下するので、ゴム栓7の挿入孔7
aの内径寸法uには限界がある。
【0007】そこでこの発明は、細物電線を使用して
も、シール部材の成形性が低下することなく、シール性
を充分確保することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
にこの発明は、コネクタハウジングの開口孔と電線との
間に設けられるシール部材の外周部に環状の突起を設
け、この突起の外径を前記コネクタハウジングの開口孔
の内径より大きく形成し、前記シール部材の電線が挿入
される挿入孔を電線の直径より大きく形成する。
【0009】
【作用】このように構成された防水コネクタによれば、
シール部材の外周部の突起の外径がコネクタハウジング
の開口孔の内径より大きいので、この突起がコネクタハ
ウジングへのシール部材の嵌入時に開口孔の内壁に押さ
れ、これに伴いシール部材の挿入孔の内壁が電線側に突
出して電線に密着し、シール性を確保する。シール部材
の挿入孔の内壁が電線側に突出して電線に密着するの
で、この挿入孔は、電線の直径に対し比較的大きめに設
定でき、これによりシール部材を成形するための金型の
電線挿入孔を形成する駒の径を比較的大きくでき、成形
時での駒折れが防止される。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき説明
する。
【0011】図1は、細物電線13、細物電線13の挿
入孔15aを備えた図2に斜視図で示すシール部材とし
てのゴム栓15、細物電線13をゴム栓15とともに挿
入する開口孔17aを備えたコネクタハウジング17
の、各部の寸法関係を示している。これによれば、細物
電線13の被覆部直径Aと同じか、それより、ゴム栓1
5の挿入孔15aの内径Bが大きく、さらにゴム栓15
の外周部に形成された環状の外側突起15bの外径C
は、コネクタハウジング17の開口孔17aの内径Dよ
り大きく形成してある。つまり、上記各部の寸法関係
は、A≦B<D<Cとなっている。
【0012】図3は、ゴム栓15の挿入孔15aに細物
電線13の被覆部が挿入され、細物電線13の先端に圧
着端子19が接続された状態を示している。圧着端子1
9はゴム栓15の小径部15Cを外周側から押し付けて
ゴム栓15を固定している。この状態では、ゴム栓15
の挿入孔15aと、細物電線13との間には隙間s=
(B −A )/2が形成されている。これら細物電線13,
ゴム栓15及び圧着端子19からなる組み立て体を、図
4のようにコネクタハウジング17の開口孔17aに挿
入してゴム栓15を開口孔17aに嵌入すると、外側突
起15bは開口孔17aの内壁に押されてゴム栓15は
潰れ、これに伴いゴム栓15の外側突起15bに対応す
る挿入孔15aの内壁部位は、細物電線13側に突出し
て環状の内側突起15dが形成される 図5は、ゴム栓15単体を、コネクタハウジング17の
開口孔17aに嵌入した状態を示しており、このときの
挿入孔15aの内壁部に形成される内側突起15dの内
径Eは、細物電線13の被覆部直径Aより小さく(E<
A)なるように設定されている。
【0013】このため、ゴム栓15に形成される環状の
内側突起15dは、図4のように細物電線13に密着し
てシール性を確保する。ゴム栓15の外周側の外側突起
15bも、押し潰されることでコネクタハウジング17
との間でのシール性を確保する。
【0014】このようにシール機能を確実に発揮するゴ
ム栓15は、挿入孔15aの内径Bを、細物電線13の
被覆部直径Aより大きくすることで比較的大きめに設定
でき、これによりゴム栓15を成形するための金型の電
線挿入孔15aを形成する駒が比較的大きくでき、成形
時での駒折れが防止されて成形性が向上する。また、細
物電線13の挿入孔15aへの挿入作業は、抵抗なく容
易にできるので、作業性が向上する。
【0015】図6は、シール部材となるゴム栓の他の例
を示している。このゴム栓21の挿入孔21aの内壁に
は、外側突起21bが押し潰されることにより形成され
る内側突起21cの軸方向両側部付近に、環状の溝21
d,21eを形成してある。溝21d,21eを形成す
ることで、ゴム栓21をコネクタハウジング17に押し
込むときに必要な力が少なくて済み、組み付け作業性が
向上する。
【0016】
【発明の効果】以上説明してきたようにこの発明によれ
ば、シール部材の外周部の突起の外径がコネクタハウジ
ングの開口孔の内径より大きいので、この突起がコネク
タハウジングへの嵌入時に開口孔の内壁に押され、これ
に伴いシール部材の挿入孔の内壁が電線側に突出して電
線に密着するので、シール性を確保することができる。
シール部材の挿入孔の内壁が電線側に突出して電線に密
着するので、電線挿入孔を、電線の直径に対して比較的
大きめに設定でき、これによりシール部材を成形するた
めの金型の電線挿入孔を形成する駒が比較的大きくで
き、成形時での駒折れを防止することができて成形性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す、電線,ゴム栓及び
コネクタハウジングの各部の寸法関係を示す説明図であ
る。
【図2】図1のゴム栓の斜視図である。
【図3】図2のゴム栓に電線を挿入した状態の組み立て
図である。
【図4】図3の組み立て体をコネクタハウジングに装着
した状態を示す断面図である。
【図5】図2のゴム栓単体をコネクタハウジングに嵌入
した状態を示す断面図である。
【図6】ゴム栓の他の例を示す断面図である。
【図7】従来の防水コネクタの断面図である。
【図8】図7のゴム栓を流用して電線を細物とした場合
の防水コネクタ要部の断面図である。
【図9】ゴム栓及び、ゴム栓を成形するための金型を示
す概略図である。
【符号の説明】
13 細物電線 15 ゴム栓(シール部材) 15a 挿入孔 15b 外側突起(突起) 17 コネクタハウジング 17a 開口孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
にこの発明は、コネクタハウジングの開口孔と電線との
間に設けられるシール部材の外周部に環状の突起を設
け、この突起の外径を前記コネクタハウジングの開口孔
の内径より大きく形成し、前記シール部材の電線が挿入
される挿入孔を電線の直径と同じかそれより大きく形成
する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングの電線を挿入する開
    口孔と電線との間にシール部材が設けられる防水コネク
    タにおいて、前記シール部材の外周部に環状の突起を設
    け、この突起の外径を前記コネクタハウジングの開口孔
    の内径より大きく形成し、前記シール部材の電線が挿入
    される挿入孔を電線の直径より大きく形成したことを特
    徴とする防水コネクタ。
JP3316870A 1991-11-29 1991-11-29 防水コネクタ Pending JPH05152027A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3316870A JPH05152027A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 防水コネクタ
US07/983,465 US5372516A (en) 1991-11-29 1992-11-30 Waterproof connector

Applications Claiming Priority (1)

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JP3316870A JPH05152027A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 防水コネクタ

Publications (1)

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JPH05152027A true JPH05152027A (ja) 1993-06-18

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ID=18081833

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JP3316870A Pending JPH05152027A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 防水コネクタ

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JP (1) JPH05152027A (ja)

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