JP2012123963A - ゴム栓及び防水コネクタ - Google Patents

ゴム栓及び防水コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2012123963A
JP2012123963A JP2010272331A JP2010272331A JP2012123963A JP 2012123963 A JP2012123963 A JP 2012123963A JP 2010272331 A JP2010272331 A JP 2010272331A JP 2010272331 A JP2010272331 A JP 2010272331A JP 2012123963 A JP2012123963 A JP 2012123963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber plug
lip
axial direction
crimped
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010272331A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Nishide
悟 西出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2010272331A priority Critical patent/JP2012123963A/ja
Publication of JP2012123963A publication Critical patent/JP2012123963A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

【課題】ゴム栓のシール性を確保する。
【解決手段】ゴム栓60は、前後方向に延び、内部に電線90が挿入される電線挿入孔62を有する筒状のゴム栓本体61を備える。ゴム栓本体61には、端子金具40が圧着される被圧着部63と、ハウジング20の内部に弾性的に密着されるリップ66を有するシール部64とが、前後方向に分かれて形成されている。ゴム栓本体61における被圧着部63とシール部64との間には、リップ66の先端よりも径方向内側に外周面を有し、かつリップ66の根元よりも大きな前後方向の長さ寸法を有する肉厚部65が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ゴム栓及び防水コネクタに関する。
特許文献1には、従来のゴム栓及び防水コネクタが開示されている。ゴム栓には、軸方向に延び、内部に電線を挿入可能な電線挿入孔を有する筒状のゴム栓本体が形成されている。ゴム栓本体には、端子金具が圧着される被圧着部と、ハウジングの内部に弾性的に密着されるリップを有するシール部とが、軸方向に分かれて形成されている。
防水コネクタは、キャビティを有するハウジングと、キャビティ内に挿入される端子金具とを備えている。端子金具は、電線の芯線にかしめられるワイヤバレルと、電線の被覆に嵌着されたゴム栓の被圧着部にかしめられるインシュレーションバレルとを有している。
ゴム栓は、インシュレーションバレルを介して端子金具に一体に接続され、端子金具とともにキャビティ内に挿入される。ゴム栓のリップは、キャビティの内周面に弾性的に密着され、これにより、ハウジング内が液密にシールされるようになっている。
特開2010−73485号公報
ところで、端子金具に接続された電線が径寸法を異にする複数種で構成される場合、その電線径によっては、ワイヤバレルでかしめられる芯線の中心軸と、インシュレーションバレルでかしめられるゴム栓に挿入された被覆の中心軸とが径方向に位置ずれすることがある。そうすると、電線がハウジング外に引っ張られたときに、芯線の中心軸側に電線がシフトし、ゴム栓本体が被圧着部を略支点として電線のシフト方向に圧潰されることがある。その結果、ゴム栓本体が過度に撓み変形して、リップとキャビティの内周面との間に隙間が生じ、所定のシール性を確保できないおそれがある。これは、上記のようなワイヤバレルとインシュレーションバレルの両圧着位置が径方向に位置ずれしている場合に限らず、電線をハウジング外へ斜めに引っ張る等したときにも起こり得る問題である。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ゴム栓のシール性を確保することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、軸方向に延び、内部に電線が挿入される電線挿入孔を有する筒状のゴム栓本体を備えたゴム栓であって、前記ゴム栓本体には、端子金具が圧着される被圧着部と、ハウジングの内部に弾性的に密着されるリップを有するシール部とが、軸方向に分かれて形成され、さらに、前記ゴム栓本体における前記被圧着部と前記シール部との間には、前記リップの先端よりも径方向内側の位置でかつ前記リップの根元よりも径方向外側の位置に外周面を有するとともに、前記リップの根元よりも大きな軸方向の長さ寸法を有する肉厚部が形成されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記肉厚部の外周面が、前記軸方向とほぼ平行な平坦面とされているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のものにおいて、前記シール部を挟んだ軸方向の両側のうち、前記被圧着部及び前記肉厚部とは反対側には、これらと同形状の被圧着部及び肉厚部が形成され、全体として軸方向に対称な形状とされているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、軸方向に延びるキャビティを有するハウジングと、前記ハウジングの前記キャビティ内に挿入される端子金具と、前記端子金具に接続された電線に嵌着され、前記端子金具とともに前記キャビティ内に挿入されるゴム栓とを備えた防水コネクタであって、前記ゴム栓には、軸方向に延び、内部に前記電線が挿入される電線挿通孔を有する筒状のゴム栓本体が形成され、前記ゴム栓本体には、前記端子金具が圧着される被圧着部と、前記ハウジングの前記キャビティ内に弾性的に密着されるリップを有するシール部とが、軸方向に分かれて形成され、さらに、前記ゴム栓本体における前記被圧着部と前記シール部との間には、前記リップの先端よりも径方向内側の位置でかつ前記リップの根元よりも径方向外側の位置に外周面を有するとともに、前記リップの根元よりも大きな軸方向の長さ寸法を有する肉厚部が形成されているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記肉厚部の外周面が、前記軸方向とほぼ平行な平坦面とされているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項4又は5に記載のものにおいて、前記シール部を挟んだ軸方向の両側のうち、前記被圧着部及び前記肉厚部とは反対側には、これらと同形状の被圧着部及び肉厚部が形成され、全体として軸方向に対称な形状とされているところに特徴を有する。
<請求項1又は請求項4の発明>
ゴム栓本体における被圧着部とシール部との間に、リップの先端よりも径方向内側の位置でかつリップの根元よりも径方向外側の位置に外周面を有するとともに、リップの根元よりも大きな軸方向の長さ寸法を有する肉厚部が形成されているため、電線の引っ張りに起因して、ゴム栓本体が被圧着部を略支点として撓み変形しようとしても、肉厚部によってその撓み動作が規制される。したがって、リップが過度に弾縮されることがなく、ゴム栓による所定のシール性が確保される。
<請求項2又は請求項5の発明>
肉厚部の外周面が軸方向とほぼ平行な平坦面とされているため、ゴム栓本体がハウジングの内部に嵌合状態で保持可能となり、キャビティ内におけるゴム栓の傾倒が防止される。
<請求項3又は請求項6の発明>
シール部を挟んだ軸方向の両側のうち、被圧着部及び肉厚部とは反対側には、これらと同形状の被圧着部及び肉厚部が形成され、全体として軸方向に対称な形状とされているため、軸方向に関してゴム栓を識別する必要がなく、組付時の作業性が向上する。
本発明の実施形態1に係る防水コネクタの断面図である。 ゴム栓の断面図である。 ゴム栓の正面図である。 本発明の実施形態2に係るゴム栓の側面図である。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図3によって説明する。実施形態1に係る防水コネクタ10は、ハウジング20と、端子金具40と、ゴム栓60とを備えている。ハウジング20は、図示しない相手ハウジングに嵌合可能とされている。なお、以下の説明において前後方向については、相手ハウジングに対する嵌合面側を前方とする。
ハウジング20は合成樹脂製であって、図1に示すように、全体としてブロック状をなすハウジング本体21と、ハウジング本体21の周りを取り囲む筒部22とを有している。ハウジング本体21と筒部22との間には、相手ハウジングのフード部が嵌合される嵌合空間23が前方に開口して形成されている。ハウジング本体21の上面には、上下方向(高さ方向)に傾倒可能なロックアーム24が前後方向(軸方向)に延出して形成されている。両ハウジングは、ロックアーム24の弾性係止作用によって互いに嵌合状態に保持されるようになっている。
また、ハウジング本体21の上面には、ロックアーム24の脚部25の直前方に、環状のシールリング30が嵌着されている。両ハウジングが正規嵌合されたときに、ハウジング本体21とフード部との間にシールリング30が弾性的に圧縮され、これによって両ハウジング間が液密にシールされるようになっている。
そして、ハウジング本体21の内部には、キャビティ26が前後方向に延出して形成されている。キャビティ26の内周面には、ランス27が一体に形成されている。ランス27は、キャビティ26の前後方向略中央部から前方に突出する片持ち状をなし、上下方向に撓み変形可能とされている。ランス27の先端部には、係止突起28がキャビティ26の中心軸側に突出して形成されている。ハウジング本体21のキャビティ26内には、後方から端子金具40が挿入され、正規挿入された端子金具40が、ランス27によって弾性的に抜け止めされるようになっている。
ハウジング本体21のキャビティ26の略後半部には、ゴム栓60が挿入されるゴム栓収容部29が形成されている。ゴム栓収容部29は、キャビティ26の略前半部よりも径方向に大きく開口する形態とされ、前後方向に平坦な内周面を有している。
端子金具40は導電性の金属板を曲げ加工等して一体に成形され、筒状の端子本体41と、端子本体41の後方に連なるバレル部42とを有している。端子本体41は、両ハウジングの嵌合時に、相手ハウジングに装着された雄タブを受容してこれに接続可能とされている。バレル部42は、電線90の端末部における芯線91にかしめられるワイヤバレル43と、その後方に位置して、電線90の端末部における被覆92に嵌着されたゴム栓60にかしめられるインシュレーションバレル44とからなる。
続いてゴム栓60について説明すると、ゴム栓60はシリコンゴム等のゴム製であって、全体として円筒状をなすゴム栓本体61を備えている。ゴム栓本体61は、図2に示すように、前後方向に細長い形態とされ、その内部に、電線挿入孔62が前後方向に貫通して形成されている。この電線挿入孔62は、ゴム栓本体61の中心軸に位置している。
そして、ゴム栓本体61は、前端部(軸方向前端部)に位置して、インシュレーションバレル44が圧着される被圧着部63と、後端部(軸方向後端部)に位置してハウジング20のキャビティ26の内周面に弾性的に密着可能なリップ66を有するシール部64と、シール部64及び被圧着部63の間、つまり前後方向中央部(軸方向中間部)に位置する肉厚の肉厚部65とから構成されている。これにより、被圧着部63、肉厚部65、シール部64は、ゴム栓本体61の前後方向に並んで配置される。
ゴム栓本体61の被圧着部63の外周面には、前後方向とほぼ平行な平坦状の圧着面67が形成されている。また、被圧着部63の外周面の前端部には、圧着面67の前方に、フランジ部68が径方向に張り出して形成されている。フランジ部68は、圧着面67に圧着されたインシュレーションバレル44の前方への抜け出しを規制するものである。
ゴム栓本体61のシール部64の外周面には、複数条のリップ66が前後方向に並んで形成されている。また、シール部64の内周面には、複数条の内周リップ67が同じく前後方向に並んで形成されている。リップ66及び内周リップ67は、前後方向の位相を互いにずらして配置されている。この場合、リップ66は断面略円弧状をなし、内周リップ67はリップ66よりも先端尖がり気味の断面略山状をなしている。
最前方に位置するリップ66の前面は、その傾斜途中で肉厚部65の外周面に一体に連なり、最後方に位置するリップ66の後面は、その傾斜途中でゴム栓本体61の後端に臨んでいる。また、最前方に位置する内周リップ67は、その頂部(先端部)で肉厚部65の内周面に一体に連なり、最後方に位置する内周リップ67は、その谷部でゴム栓本体61の後端に臨んでいる。
肉厚部65は、前後方向に関して、少なくとも個別のリップ66の根元部分よりも長く、かつ被圧着部63の圧着面67とほぼ同じ長さ寸法を有している。そして、肉厚部65は、径方向に関して、被圧着部63よりも大きく、かつシール部64におけるリップ66の頂部(先端部)と内周リップ67の谷部との直線距離よりも大きい厚み寸法を有している。より具体的には、肉厚部65の外周面は、径方向に関して、リップ66の頂部よりも内側の位置でかつリップ66の根元よりも外側の位置に配置され、前後方向と略平行な平坦面69とされている。そして、肉厚部65は、平坦面69の前端と被圧着部63の圧着面67の後端との間に、径方向に沿った段差面71を有している。
また、肉厚部65の内周面は、径方向に関して、内周リップ67の頂部及び被圧着部63の内周面とほぼ同じ位置に配置され、被圧着部63側から連続する前後方向と略平行な内側平坦面72とされている。端的には肉厚部65は、前後方向にほぼ一定の厚みを有する円筒状の形態とされ、ゴム栓60全体の中で最も剛性の高い部分となる。なお、肉厚部65の外径はキャビティ26のゴム栓収容部29の内径よりも極僅かに小さい程度とされている。これにより、肉厚部65はキャビティ26内に嵌合状態で挿入可能となっている。
次に、本実施形態に係るゴム栓60及び防水コネクタ10の作用効果について説明する。
電線90の端末部における被覆92にゴム栓60が嵌着され、その状態で、ゴム栓60の被圧着部63にインシュレーションバレル44が圧着されるとともに、電線90の端末部における芯線91にワイヤバレル43が圧着される。この場合、電線90の径寸法が比較的大きいことに起因し、図1に示すように、インシュレーションバレル44の圧着ハイトがワイヤバレル43の圧着ハイトよりも高くなり、ワイヤバレル43とインシュレーションバレル44の両圧着位置が上下方向(高さ方向)に位置ずれするようになる。このため、ワイヤバレル43とインシュレーションバレル44との間に配置された電線90の芯線91は、斜めに架橋されて傾斜部98を構成するようになる。
ハウジング20のキャビティ26内に端子金具40が正規挿入されると、ランス27の撓み動作を伴った後、端子本体41の後端縁にランス27の係止突起28が係止可能に配置され、もって端子金具40のキャビティ26からの抜け止めがなされる。このとき、ゴム栓60はその全体がゴム栓収容部29内に挿入され、リップ66がキャビティ26の内周面に密着するとともに、肉厚部65の平坦面69がキャビティ26の内周面に沿って配置される。
上記の状態で、ハウジング20の外部に導出された電線90が後方へ引っ張られると、該電線90は、ワイヤバレル43の圧着位置側へ向けて図示矢印方向となる斜めに緊張される。この場合、ハウジング20内の電線90は傾斜部98を略支点として傾斜しようとするため、ゴム栓60の被圧着部63には電線90の傾倒する向きに大きな応力が加わることとなる。しかるに本実施形態の場合、被圧着部63の後方に肉厚部65が形成されているため、肉厚部65の平坦面69がキャビティ26の内周面に略面接触状態で当接することにより、ゴム栓60のそれ以上の圧縮動作が抑えられる。したがって、シール部64側に電線90の傾倒による影響が及ぶのが防止され、キャビティ26の内周面に対するリップ66のシール代が適正に保持される。
以上説明したように、実施形態1によれば、ゴム栓本体61における被圧着部63とシール部64との間に、リップ66の先端よりも径方向内側の位置でかつリップ66の根元よりも径方向外側の位置に外周面を有するとともに、リップ66の根元よりも大きな前後方向の長さ寸法を有する肉厚部65が形成されているため、電線90の引っ張りに起因して、ゴム栓本体61が被圧着部63を略支点として撓み変形しようとしても、肉厚部65によってその撓み動作が規制される。したがって、リップ66が過度に弾縮されることがなく、ゴム栓60による所定のシール性が確保される。
また、肉厚部65の外周面が前後方向とほぼ平行な平坦面69とされているため、ゴム栓本体61がハウジング20の内部に嵌合状態で保持可能となり、キャビティ26内におけるゴム栓60の傾倒が防止される。
<実施形態2>
図4は、本発明の実施形態2に係るゴム栓60Aを示す。このゴム栓60Aは、被圧着部63、肉厚部65、シール部64を備える点で実施形態1と同様であるが、その形態が実施形態1とは異なる。
ゴム栓60Aは、実施形態1に係るゴム栓60の後端に、実施形態1と同形状の肉厚部65A及び被圧着部63Aを連ねた形態とされている。シール部64は、前後3条のリップ66を有し、最前方及び最後方のリップ66がそれぞれ前後の肉厚部65、65Aに連成されている。このため、ゴム栓60Aは、全体として前後方向中央を境として前後方向に対称な形状になっている。
実施形態2によれば、実施形態1と同様、ゴム栓60Aによる所定のシール性を確保できるのに加え、ゴム栓60Aの前後方向を識別する必要がなくなるため、電線90への組付作業性が向上する。また、被圧着部63Aが電線90の振れに追従することにより、被圧着部63Aからの水の浸入が効果的に阻止される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)端子金具がハウジングのキャビティ内に正規挿入されたときに、ゴム栓の後端部がハウジング外に突出する形態であってもよい。
(2)肉厚部の内周面にも内周リップが形成されていてもよい。
(3)ワイヤバレルとインシュレーションバレルの両圧着位置が互いに同じ高さ位置に配置されていてもよい。
(4)端子金具は前方に雄タブを突成させた雄端子金具であってもよい。
10…防水コネクタ
20…ハウジング
26…キャビティ
40…端子金具
60、60A…ゴム栓
61…ゴム栓本体
62…電線挿入孔
63…被圧着部
64…シール部
65…肉厚部
66…リップ
69…平坦面
90…電線

Claims (6)

  1. 軸方向に延び、内部に電線が挿入される電線挿入孔を有する筒状のゴム栓本体を備えたゴム栓であって、
    前記ゴム栓本体には、端子金具が圧着される被圧着部と、ハウジングの内部に弾性的に密着されるリップを有するシール部とが、軸方向に分かれて形成され、さらに、
    前記ゴム栓本体における前記被圧着部と前記シール部との間には、前記リップの先端よりも径方向内側の位置でかつ前記リップの根元よりも径方向外側の位置に外周面を有するとともに、前記リップの根元よりも大きな軸方向の長さ寸法を有する肉厚部が形成されていることを特徴とするゴム栓。
  2. 前記肉厚部の外周面が、前記軸方向とほぼ平行な平坦面とされている請求項1記載のゴム栓。
  3. 前記シール部を挟んだ軸方向の両側のうち、前記被圧着部及び前記肉厚部とは反対側には、これらと同形状の被圧着部及び肉厚部が形成され、全体として軸方向に対称な形状とされている請求項1又は2記載のゴム栓。
  4. 軸方向に延びるキャビティを有するハウジングと、
    前記ハウジングの前記キャビティ内に挿入される端子金具と、
    前記端子金具に接続された電線に嵌着され、前記端子金具とともに前記キャビティ内に挿入されるゴム栓とを備えた防水コネクタであって、
    前記ゴム栓には、軸方向に延び、内部に前記電線が挿入される電線挿通孔を有する筒状のゴム栓本体が形成され、
    前記ゴム栓本体には、前記端子金具が圧着される被圧着部と、前記ハウジングの前記キャビティ内に弾性的に密着されるリップを有するシール部とが、軸方向に分かれて形成され、さらに、
    前記ゴム栓本体における前記被圧着部と前記シール部との間には、前記リップの先端よりも径方向内側の位置でかつ前記リップの根元よりも径方向外側の位置に外周面を有するとともに、前記リップの根元よりも大きな軸方向の長さ寸法を有する肉厚部が形成されていることを特徴とする防水コネクタ。
  5. 前記肉厚部の外周面が、前記軸方向とほぼ平行な平坦面とされている請求項4記載の防水コネクタ。
  6. 前記シール部を挟んだ軸方向の両側のうち、前記被圧着部及び前記肉厚部とは反対側には、これらと同形状の被圧着部及び肉厚部が形成され、全体として軸方向に対称な形状とされている請求項4又は5記載の防水コネクタ。
JP2010272331A 2010-12-07 2010-12-07 ゴム栓及び防水コネクタ Pending JP2012123963A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010272331A JP2012123963A (ja) 2010-12-07 2010-12-07 ゴム栓及び防水コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010272331A JP2012123963A (ja) 2010-12-07 2010-12-07 ゴム栓及び防水コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012123963A true JP2012123963A (ja) 2012-06-28

Family

ID=46505207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010272331A Pending JP2012123963A (ja) 2010-12-07 2010-12-07 ゴム栓及び防水コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012123963A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021048045A (ja) * 2019-09-18 2021-03-25 日産自動車株式会社 全固体電池
US11431124B2 (en) * 2020-04-06 2022-08-30 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Rubber plug

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS618970U (ja) * 1984-06-21 1986-01-20 住友電装株式会社 防水コネクタ用ゴム栓
JPH0478773U (ja) * 1990-11-21 1992-07-09
JPH05152027A (ja) * 1991-11-29 1993-06-18 Yazaki Corp 防水コネクタ
JPH0719970U (ja) * 1993-09-13 1995-04-07 矢崎総業株式会社 防水コネクタのゴム栓
JPH07263077A (ja) * 1994-03-24 1995-10-13 Yazaki Corp コネクタ用防水栓および防水コネクタ
JPH07282893A (ja) * 1994-04-04 1995-10-27 Sumitomo Wiring Syst Ltd 防水コネクタ用ゴム栓
JPH07335311A (ja) * 1994-06-02 1995-12-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd 防水コネクタ用ゴム栓
JP2004095564A (ja) * 2003-12-22 2004-03-25 Ryosei Electro-Circuit Systems Ltd コネクタ用シール部材

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS618970U (ja) * 1984-06-21 1986-01-20 住友電装株式会社 防水コネクタ用ゴム栓
JPH0478773U (ja) * 1990-11-21 1992-07-09
JPH05152027A (ja) * 1991-11-29 1993-06-18 Yazaki Corp 防水コネクタ
JPH0719970U (ja) * 1993-09-13 1995-04-07 矢崎総業株式会社 防水コネクタのゴム栓
JPH07263077A (ja) * 1994-03-24 1995-10-13 Yazaki Corp コネクタ用防水栓および防水コネクタ
JPH07282893A (ja) * 1994-04-04 1995-10-27 Sumitomo Wiring Syst Ltd 防水コネクタ用ゴム栓
JPH07335311A (ja) * 1994-06-02 1995-12-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd 防水コネクタ用ゴム栓
JP2004095564A (ja) * 2003-12-22 2004-03-25 Ryosei Electro-Circuit Systems Ltd コネクタ用シール部材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021048045A (ja) * 2019-09-18 2021-03-25 日産自動車株式会社 全固体電池
US11431124B2 (en) * 2020-04-06 2022-08-30 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Rubber plug

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8986045B2 (en) Connecting structure of shield braided part
EP2166624B1 (en) A resilient plug, a waterproof connector and a method of assembling it
US8808012B2 (en) Shield connector
JP6276113B2 (ja) コネクタ
WO2011027776A1 (ja) コネクタ
JP2010272405A (ja) 防水栓、及び、該防水栓を有するコネクタ
CN111133648A (zh) 电缆密封件以及具有壳体的装置
JP2020057493A (ja) シールド電線の端子接続構造
JP2011023245A (ja) 接続部材及びそれを用いたコネクタ
JP2015125847A (ja) リアホルダ
JP5450117B2 (ja) ゴム栓及び防水コネクタ
WO2017038850A1 (ja) コネクタの防水構造
JP5751180B2 (ja) ゴム栓
JP2012123963A (ja) ゴム栓及び防水コネクタ
WO2015068674A1 (ja) コネクタの止水構造
JP2010061906A (ja) 端子金具付き電線
JP2016119186A (ja) 防水コネクタ用ゴム栓および防水コネクタ
JP5258802B2 (ja) プラグ電気コネクタ及びこれとレセプタクル電気コネクタとを有する電気コネクタ組立体
JP2014022062A (ja) 防水コネクタ
JP2014017171A (ja) 防水コネクタ
WO2014192517A1 (ja) 防水コネクタ
JP2017050094A (ja) コネクタの防水構造
JP2010067370A (ja) コネクタ
JP2013062059A (ja) ゴム栓
JP5056663B2 (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140218

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140403

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140507