JPH05150810A - 操作盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示装置の画面サイズを大型化することな
く、且つ視認性を低下させることなく、異なる言語の文
字列を表示可能な操作盤を提供する。 【構成】 液晶ディスプレイ２１の表示画面を８個に分
割した分割画面(1)〜(8)の各々に制御装置１４への指令
内容を表す文字列を表示し、選択スイッチ３１〜３８の
操作によりその文字列の何れかが選択されると、その文
字列に対応した指令信号を制御装置１４に出力する操作
盤１０において、操作面に、液晶ディスプレイ２１に表
示する文字列を日本語（Ｊ）にするか英語（Ｅ）にする
かを選択するための切替スイッチ２３，２５を設け、そ
の内部に、切替スイッチ２３が操作されると日本語文字
列を液晶ディスプレイ２１に表示し、切替スイッチ２５
が操作されると日本語文字列に対応した英語文字列を液
晶ディスプレイ２１に表示する制御装置を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、プログラマブルコント
ローラ（ＰＣ）等の各種制御装置の操作を行なうための
操作盤に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来より、この種の操作盤として、予め
登録された複数の文字列を同一画面に表示し、スイッチ
操作等によってその表示した複数の文字列の中の特定の
文字列が選択されると、その選択された文字列の内容に
対応した指令信号を制御装置に出力するように構成され
たものが知られている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来の操
作盤においては、表示画面に表示する文字列は、日本語
とか英語というように特定の言語に設定されており、例
えば日本国内で作成し、調整・試験を行った後、国外に
輸出するような場合には、文字列を、輸出先の国の言語
に合わせて、外国語で作成することが一般的であった。
またこうした操作盤に表示する文字列は、専門用語が多
く、且つ簡略化されている。このため輸出用操作盤の調
整・試験を行なう作業者は、表示内容を理解し難く、作
業効率が低下するといった問題があった。

【０００４】またこうした操作盤を日本国外で使用する
場合、操作盤を使用する設備の立ち上げ時に、日本人技
術者が出向して操作方法を指導することが多いが、この
場合、指導に当たる日本人技術者にとっても上記と同様
な問題が発生し、充分な指導を行うことができないとい
った問題もある。

【０００５】一方こうした問題を回避するために、日本
語文字列と外国語文字列とを同時に表示することが考え
られるが、この場合、限られた表示画面に表示するに
は、文字を小さくしなければならず、視認性が悪化する
という問題がある。またこの場合、画面サイズを大きく
することも考えられるが、こうすると操作盤の大型化を
招き、またコストを大幅に上昇させてしまうという問題
がある。

【０００６】本発明はこうした問題に鑑みなされたもの
で、表示装置の画面サイズを大型化することなく、且つ
視認性を低下させることなく、異なる言語の文字列を表
示可能な操作盤を提供することを目的としている。

【０００７】

【課題を解決するための手段】即ち上記目的を達成する
ためになされた本発明は、図１に例示する如く、文字列
を表示する表示部と、予め設定された指令内容を表す第
１の言語の文字列を上記表示部に複数同時に表示するた
めの第１の表示データ，及び該第１の表示データと同じ
指令内容を表す第２の言語の文字列を上記表示部に複数
同時に表示するための第２の表示データを記憶する記憶
手段と、上記表示部に表示する文字列の言語を、上記第
１及び第２の言語の何れかに選択指定するための表示言
語指定手段と、該表示言語指定手段にて選択指定された
言語の文字列を表示可能な第１又は第２の表示データを
上記記憶手段から読み出し、該表示データを用いて上記
表示部に複数の文字列を同時に表示させる表示制御手段
と、上記表示制御手段により上記表示部に表示された複
数の文字列の中から特定の文字列を選択指定するための
文字列指定手段と、該文字列指定手段にて選択指定され
た文字列が表す指令内容に対応した指令信号を出力する
出力手段と、を備えたことを特徴とする操作盤を要旨と
している。

【０００８】

【作用及び発明の効果】上記のように構成された本発明
の操作盤においては、表示言語指定手段により、表示部
に表示する文字列の言語が指定されると、表示制御手段
が、その指定された言語の文字列を表示可能な第１又は
第２の表示データを記憶手段から読み出し、その表示デ
ータを用いて表示部に複数の文字列を同時に表示させ
る。またその後文字列指定手段により、表示部に表示さ
れた複数の文字列の中から特定の文字列が指定される
と、出力手段がその指定された文字列が表す指令内容に
対応した指令信号を出力する。

【０００９】このため、本発明によれば、例えば第１の
表示データとして日本語の文字列からなる表示データを
作成し、第２の表示データとして英語の文字列からなる
表示データを作成して、記憶手段に登録しておくことに
より、表示手段に表示される文字列を日本語から英語，
又は英語から日本語というように、自由に変更すること
が可能となる。

【００１０】また例えば操作盤を日本国内で作成し、調
整・試験を行った後、国外に輸出するような場合には、
文字列を日本語で表示させて調整・試験を行ない、輸出
先ではその国の言語で表示させるといったことも可能と
なり、調整等の作業効率を向上することができる。また
この場合、輸出先で日本人技術者が指導のために操作盤
を操作するようなときには、文字列を日本語に切り換え
て操作することができるため、指導時に混乱をきたすこ
となく、充分な指導を行うことができる。

【００１１】また本発明では、第１の言語の文字列と第
２の言語の文字列とを同時に表示せず、その表示を切り
換えるようにしているので、文字列表示のために表示画
面のサイズを大きくする必要はなく、また視認性が悪化
することもない。

【００１２】

【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明す
る。まず図２は本発明が適用された操作盤１０及びその
周辺装置の構成を表す概略構成図である。

【００１３】図２に示す如く、本実施例の操作盤１０
は、工場等の設備である制御対象１２を制御するプログ
ラマブルコントローラ（ＰＣ）等の制御装置１４に対し
て指令信号を入力するためのものであり、その操作面に
は、制御装置１４に対する各種指令内容を表す文字列を
複数個（本実施例では８個）単位で同時に表示するため
に、表示画面が縦２×横４，合計８個に分割された前記
表示部としての液晶ディスプレイ２１と、液晶ディスプ
レイ２１の各表示画面に表示する文字列を日本語（Ｊ）
にするか英語（Ｅ）にするかを切り替えるための前記表
示言語指定手段としての切替スイッチ２３及び２５と、
液晶ディスプレイ２１の各分割画面(1)〜(8)に対応して
設けられ、各分割画面(1)〜(8)に表示された指令内容を
選択するための前記文字列指定手段としての８個の選択
スイッチ３１〜３８と、が備えられている。

【００１４】また上記液晶ディスプレイ２１に表示する
文字列等は、画面登録装置４０を介して登録及び変更で
きるようにされており、操作盤１０の内部には、図３に
示す如く、この画面登録装置４０からのデータを入力す
るための画面登録装置インタフェイス５１、制御装置１
４に対して指令信号を送信するためのＲＳ−２３２Ｃ等
のデータ通信装置からなる制御装置インタフェイス５
２、液晶ディスプレイ２１に文字列を表示させるための
表示コントロール部５３、切替スイッチ（切替ＳＷ）２
３及び２５や選択スイッチ（選択ＳＷ）３１〜３８等の
各種操作スイッチからの信号を入力するスイッチ入力部
５４、データバス５５を介してこれら各部に接続された
ＣＰＵ５６、ＲＯＭ５７、及び前記記憶手段としてのＲ
ＡＭ５８等からなる電子制御回路（ＥＣＵ）６０が備え
られている。

【００１５】このように構成された本実施例の操作盤１
０においては、画面登録装置インタフェイス５１に画面
登録装置４０が接続されて、画面登録装置４０からデー
タが転送されてくると、そのデータをＲＡＭ５８の所定
エリアに格納する。また通常時には、画面登録装置４０
により既にＲＡＭ５８内に登録されているデータの中か
ら図示しない画面選択スイッチにて選択された１画面分
のデータを読出して液晶ディスプレイ２１に表示し、切
替スイッチ２３又は２５が操作されると、その表示中の
文字列を日本語（Ｊ）又は英語（Ｅ）に切り替え、更に
選択スイッチ３１〜３８が操作されて表示中の文字列が
選択されると、その選択された文字列に対応した指令信
号を制御装置１４に送信する。

【００１６】以下、こうした動作のためにＣＰＵ５６に
て実行される処理について説明する。まず図４は、ＣＰ
Ｕ５６にて所定時間毎に実行される画面登録処理を表し
ている。図４に示す如くこの処理では、まずステップ１
１０にて、画面登録装置インタフェイス５１に画面登録
装置４０からのデータ転送開始信号が入力されたか否か
を判断することにより、画面登録装置４０がデータ転送
を開始したかどうかを判断し、画面登録装置４０がデー
タ転送を開始していなければ、そのまま処理を終了し、
画面登録装置４０がデータ転送を開始していれば、ステ
ップ１２０以降の画面登録動作を行なう。

【００１７】ここで画面登録装置４０は、上記データ転
送開始信号を出力した後、ＥＣＵ６０から送信されてく
るデータ転送許可信号を受ける度に、液晶ディスプレイ
２１に表示すべき１画面分の日本語の文字列からなる図
５（ａ）に示す如き画面データを画面番号順に転送し、
この日本語の画面データの転送を終了すると、その旨を
表す日本語画面データ転送終了信号を出力し、その後、
ＥＣＵ６０から送信されてくるデータ転送許可信号を受
ける度に、日本語画面データと対応した英語の文字列か
らなる図５（ｂ）に示す如き画面データを画面番号順に
転送し、この英語の画面データの転送を終了すると、そ
の旨を表す日本語画面データ転送終了信号を出力して、
データ転送を終了するようにされている。

【００１８】そこでステップ１２０以降の画面登録動作
では、まずステップ１２０にて、画面登録装置４０に対
してデータ転送許可信号を送信し、これにより画面登録
装置４０から画面番号単位で転送されてくる日本語画面
データを受信する。そしてステップ１３０にて、その受
信した日本語画面データを、図６（ａ）に示す如く、Ｒ
ＡＭ５８内の日本語画面データ登録エリア（本実施例で
は、１０００番台のメモリ番地）に順次格納し、次ステ
ップ１４０にて、画面登録装置４０から日本語画面デー
タ転送終了信号が出力されているか否かを判断すること
により、日本語画面データの受信を終了したか否かを判
断し、日本語画面データの受信が終了していなければ、
再度ステップ１２０に移行して、画面登録装置４０にデ
ータ転送許可信号を送信することにより次の画面番号の
日本語画面データの受信動作を行ない、ステップ１３０
に移行する、といった手順で、画面登録装置４０から転
送されてくる全ての日本語画面データの受信及びその受
信データのＲＡＭ５８への登録を行なう。

【００１９】またステップ１４０にて、日本語画面デー
タの受信を終了したと判断すると、まずステップ１５０
にて、画面登録装置４０に対してデータ転送許可信号を
送信し、これにより画面登録装置４０から画面番号単位
で転送されてくる英語画面データを受信する。そしてス
テップ１６０にて、その受信した日本語画面データを、
図６（ｂ）に示す如く、ＲＡＭ５８内の英語画面データ
登録エリア（本実施例では、２０００番台のメモリ番
地）に順次格納し、次ステップ１７０にて、画面登録装
置４０から英語画面データ転送終了信号が出力されてい
るか否かを判断することにより、英語画面データの受信
を終了したか否かを判断し、英語画面データの受信が終
了していなければ、再度ステップ１５０に移行して、画
面登録装置４０にデータ転送許可信号を送信することに
より次の画面番号の英語画面データの受信動作を行な
い、ステップ１５０に移行する、といった手順で、画面
登録装置４０から転送されてくる全ての英語画面データ
の受信及びその受信データのＲＡＭ５８への登録を行な
い、ステップ１７０にて、日本語画面データの受信を終
了したと判断すると当該処理を終了する。

【００２０】即ち、この画面登録処理の実行により、Ｒ
ＡＭ５８内の日本語画面データ登録エリア及び英語画面
データ登録エリアには、それぞれ、液晶ディスプレイ２
１の各分割画面に表示すべき同じ指令内容の文字列が、
画面番号順に、英語及び日本語で格納されることとな
る。

【００２１】次に図７は、ＣＰＵ５６にて繰り返し実行
されるスイッチ入力処理を表している。図７に示す如
く、この処理では、まずステップ２１０にて、日本語
（Ｊ）への表示切替用の切替スイッチ２３は押されたか
否かを判断する。そして切替スイッチ２３が押された場
合には、ステップ２２０に移行して、現在表示中の画面
番号に対応する日本語画面データをＲＡＭ５８内の日本
語画面データ登録エリアから読出し、ステップ２３０に
て、その読み出した画面データを液晶ディスプレイ２１
に表示し、再度ステップ２１０に移行する。

【００２２】一方ステップ２１０にて、切替スイッチ２
３が押されていない判断されると、ステップ２４０に移
行して、今度は英語（Ｅ）への表示切替用の切替スイッ
チ２５は押されたか否かを判断する。そして切替スイッ
チ２５が押された場合には、ステップ２５０に移行し
て、現在表示中の画面番号に対応する英語画面データを
ＲＡＭ５８内の英語画面データ登録エリアから読出し、
ステップ２３０にて、その読み出した画面データを液晶
ディスプレイ２１に表示し、再度ステップ２１０に移行
する。

【００２３】この結果、現在表示中の画面番号が「１」
であるとき、日本語（Ｊ）への表示切替用の切替スイッ
チ２３が押された場合、液晶ディスプレイ２１には、図
８（ａ）に示す如く、図６（ａ）に示した日本語画面デ
ータ内の画面番号「１」の登録文字列に対応した文字列
が各分割画面毎に表示され、英語（Ｅ）への表示切替用
の切替スイッチ２５が押された場合、液晶ディスプレイ
２１には、図８（ｂ）に示す如く、図６（ｂ）に示した
英語画面データ内の画面番号「１」の登録文字列に対応
した文字列が各分割画面毎に表示されることとなる。尚
上記ステップ２１０〜ステップ２５０の処理は、前述の
表示制御手段に相当する。

【００２４】次にステップ２１０及びステップ２４０に
て否定判断された場合、即ち切替スイッチ２３及び２５
が押されていない場合には、ステップ２６０にて、上述
の選択スイッチ３１〜３８や図示しない画面選択スイッ
チ等の何れかが押されたか否かを判断する。そして切替
スイッチ２３及び２５以外の操作スイッチが押されてい
る場合には、ステップ２７０に移行して、そのスイッチ
に対応した処理、例えば選択スイッチ３１〜３８の操作
に伴い制御装置１４に指令信号を出力する前述の出力手
段としての指令信号出力処理や、画面選択スイッチの操
作に伴い液晶ディスプレイ２１に表示する画面データを
変更する画面データ変更処理等を実行し、再度ステップ
２１０に移行する。

【００２５】ここで、選択スイッチ３１〜３８の操作に
伴う指令信号出力処理は、予めＲＯＭ５７内に格納され
ている画面番号と分割番号とに対応して割り付けられた
図９に示す如きＰＣ押しボタン割付け番号に基づき行な
われ、例えば液晶ディスプレイ２１に画面番号「１」の
画面データが表示されているとき、分割画面(3) に対応
した選択スイッチ３３が押された場合には、制御装置１
４に対して押しボタン割付け番号「００３」を表す指令
信号が出力され、制御装置１４では、この指令信号に対
応した「リフタ上昇」動作を行なう。尚この押しボタン
割付け番号は、操作盤１０内にて、画面番号と分割番号
とにより一義的に決定されるものであり、画面登録装置
４０側では、この割付け番号と制御装置１４の動作とが
一致するように登録画面を生成して、画面登録を行な
う。

【００２６】また画面選択スイッチの操作に伴う画面デ
ータ変更処理は、画面選択スイッチを介して入力される
画面番号又は画面変更指令に従い液晶ディスプレイ２１
に表示する画面データを変更する処理であり、例えば画
面選択スイッチを介して画面番号が入力されると、その
画面番号に対応した画面データを、ＲＡＭ５８内の現在
表示中の言語に対応する画面データ登録エリアから読出
し、液晶ディスプレイ２１に表示する。

【００２７】以上説明したように、本実施例の操作盤１
０においては、ＲＡＭ５８に日本語画面データ登録エリ
ア及び英語画面データ登録エリアが設定されており、各
登録エリアには、液晶ディスプレイ２１の各分割画面に
表示すべき指令内容の文字列が各々の言語で、画面番号
順に登録される。そして切替スイッチ２３を操作する
と、液晶ディスプレイ２１には、日本語画面データ登録
エリアに格納された画面データに基づき図８（ａ）に示
す如く日本語の文字列が表示され、逆に切替スイッチ２
５を操作すると、液晶ディスプレイ２１には、英語画面
データ登録エリアに格納された画面データに基づき図８
（ｂ）に示す如く英語の文字列が表示される。このため
本実施例の操作盤１０によれば、切替スイッチ２３及び
２５の操作により、液晶ディスプレイ２１への表示文字
列を、日本語から英語又は英語から日本語へと自由に変
更することが可能となる。

【００２８】従って本実施例によれば、例えば操作盤１
０を日本国内で作成し、調整・試験を行った後、米国等
の英語圏に輸出するような場合には、文字列を日本語で
表示させて調整・試験を行ない、輸出先では英語で表示
させるといったことも可能となり、調整等の作業効率を
向上することができる。またこの場合、輸出先で日本人
技術者が指導のために操作盤を操作するようなときに
は、文字列を日本語に切り換えて操作することができる
ため、指導時に混乱をきたすことなく、充分な指導を行
うことができる。また本実施例では、日本語の文字列と
英語の文字列とを同時に表示せず、その表示を切り換え
るようにしているので、文字列表示のために表示画面の
サイズを大きくする必要はなく、また視認性が悪化する
こともない。

【００２９】尚本実施例では、表示文字列のみを日本語
と英語とに切替可能な操作盤１０について説明したが、
例えば操作盤１０に音声出力機能を付加して、選択スイ
ッチ３１〜３８等の操作時に操作内容確認用の音声メッ
セージを発生するように構成し、その音声出力も切替ス
イッチ２３，２５の操作に従い日本語から英語又は英語
から日本語に切り替えるようにしてもよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の構成を例示するブロック図である。

【図２】実施例の操作盤１０及びその周辺装置を表す概
略構成図である。

【図３】操作盤１０の内部に設けられた電子制御回路の
構成を表すブロック図である。

【図４】ＣＰＵ５６にて所定時間毎に実行される画面登
録処理を表すフローチャートである。

【図５】画面登録装置４０からの転送データを表す説明
図である。

【図６】日本語画面データ及び英語画面データのＲＡＭ
５８への登録状態を表す説明図である。

【図７】ＣＰＵ５６にて繰り返し実行されるスイッチ入
力処理を表すフローチャートである。

【図８】液晶ディスプレイ２１への日本語画面データ及
び英語画面データの表示状態を表す説明図である。

【図９】操作盤１０から制御装置１４に対して指令信号
を出力する際に使用されるＰＣ押しボタン割付け番号デ
ータを表す説明図である。

【符号の説明】

１０…操作盤 １２…制御対象 １４…制御装置 ２１…液晶ディスプレイ ２３，２５…切替スイッチ ３１〜３８…選択スイッチ ４０…画面登録装置 ５１…画面登録装置インタフェイス ５２…制御装置
インタフェイス ５３…表示コントロール部 ５４…スイッチ入力部
５５…データバス ５６…ＣＵＰ ５７…ＲＯＭ ５８…ＲＡＭ ６０…ＥＣＵ（電子制御回路）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 文字列を表示する表示部と、 予め設定された指令内容を表す第１の言語の文字列を上
   記表示部に複数同時に表示するための第１の表示デー
   タ，及び該第１の表示データと同じ指令内容を表す第２
   の言語の文字列を上記表示部に複数同時に表示するため
   の第２の表示データを記憶する記憶手段と、 上記表示部に表示する文字列の言語を、上記第１及び第
   ２の言語の何れかに選択指定するための表示言語指定手
   段と、 該表示言語指定手段にて選択指定された言語の文字列を
   表示可能な第１又は第２の表示データを上記記憶手段か
   ら読み出し、該表示データを用いて上記表示部に複数の
   文字列を同時に表示させる表示制御手段と、 上記表示制御手段により上記表示部に表示された複数の
   文字列の中から特定の文字列を選択指定するための文字
   列指定手段と、 該文字列指定手段にて選択指定された文字列が表す指令
   内容に対応した指令信号を出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする操作盤。