JPH051500B2 - - Google Patents

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JPH051500B2
JPH051500B2 JP60187208A JP18720885A JPH051500B2 JP H051500 B2 JPH051500 B2 JP H051500B2 JP 60187208 A JP60187208 A JP 60187208A JP 18720885 A JP18720885 A JP 18720885A JP H051500 B2 JPH051500 B2 JP H051500B2
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Masayoshi Oozeki
Mamoru Nakamura
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はコンピユータ装置等の補助記憶装置に
格納された多数のフアイルを管理する管理情報を
処理するフアイル管理情報処理装置に関し、特に
フアイル管理情報を表示装置に表示する場合に利
用して好適なものである。
〔発明の背景〕
コンピユータ装置、例えば一般的にパーソナル
コンピユータ装置あるいはビジネスコンピユータ
装置等と呼ばれるものは、データの集まりやプロ
グラムの集合であるフアイルを、フロツピー・デ
イスク装置やハードデイスク装置等の補助記憶装
置に格納保持する。これら補助記憶装置等には前
記した種々のフアイルが多数格納される。そし
て、これら補助記憶装置に格納された多数のフア
イルは、フアイル管理情報記憶テーブルによつて
管理される。フアイル管理情報記憶テーブルは、
多数のフアイルの各々を管理するため当該フアイ
ルに対応して設定した多数のフアイル管理情報記
憶部を備え、各フアイル管理情報記憶部には対応
するフアイルの管理に必要な、例えばフアイル
名、当該フアイルの容量、および当該フアイルが
記憶されているデイスク装置の位置情報等、種々
の情報が記憶される。そして、フアイルがデイス
ク装置へ追加、あるいはデイスク装置から削除さ
れることにより、フアイル管理情報記憶部の内容
が更新される。この種のフアイル管理は一般的に
は、コンピユータ装置の基本プログラムであるオ
ペレーテイング・システムが実行する。この種の
ものの従来のフアイル管理情報記憶テーブルへの
フアイル管理情報の記憶は全く任意であつた。す
なわち、一般的にはフアイルを順次追加記憶する
場合、その追加順にフアイル記憶管理テーブルの
先頭に配列されたフアイル管理情報記憶部から順
次フアイル管理情報が記憶される。しかしなが
ら、途中のあるフアイルを削除した場合、次に新
しく追加記憶されたフアイルのフアイル管理情報
がこのフアイル管理情報記憶部に記憶される。一
般にオペレーテインング・システムはデイスク装
置等に格納した多数のフアイルのフアイル名等を
表示装置に順次表示するフアイル管理情報表示制
御手段を備えている。これはフアイル管理情報記
憶テーブルの各フアイル管理情報記憶部から必要
な情報を取り出し、これを順次表示する。この表
示順序は予め定めてありフアイル管理情報記憶テ
ーブルにおけるフアイル管理記憶部の配列順であ
る。
このように構成したものは、フアイルが自動的
に管理される点においては極めて有効であり、コ
ンピユータ装置の操作者の操作工数を大幅に減じ
る。しかしながら、フアイル管理情報が、直前ま
でに記憶されたフアイル管理情報記憶部の次に配
列されたフアイル管理情報記憶部、あるいはフア
イルが削除され空となつたフアイル管理記憶部に
任意に記憶されてしまう。したがつて、記憶した
フアイル数が多くなつた場合、表示制御手段によ
り表示装置に表示された多数のフアイル名から、
操作者が目的のフアイルを探し出すのは、登録さ
れたフアイルの数が多くなればなる程、困難が伴
ない操作に不便を来してしまう。
フアイル管理については特開昭58−166446号、
特開昭59−3549号、特開昭56−46436号、特開昭
58−18747号、特開昭58−3029号等が参考になる。
〔発明の目的〕
本発明は多数のフアイル管理情報記憶部を有す
るフアイル管理情報記憶手段の指定した所望の任
意のフアイル管理情報記憶部に、任意のフアイル
管理情報を挿入記憶することのできるフアイル管
理情報処理装置を得ることを目的とする。
〔発明の概要〕
上記の目的を構成するため本発明においては、
記憶する多数のフアイルの各々を管理するため当
該各フアイルに対応して設定した複数のフアイル
管理情報記憶部を有するフアイル管理情報記憶手
段の前記各フアイル管理情報記憶部の記憶内容を
処理操作する手段を提供する。
フアイル管理情報記憶手段は多数のフアイルを
記憶する例えば補助記憶装置の予め定めた記憶領
域に設定する。コンピユータ装置本体は補助記憶
装置からの所望のフアイルの読み出し、あるいは
書き込みに当り、このフアイル管理情報記憶手段
の記憶内容を読み込み、これを主記憶装置上に設
定したフアイル管理情報記憶手段に記憶する。そ
して、この記憶内容を参照することによつて、所
望のフアイルの読み出し、および書き込み処理を
達成する。フアイル管理情報記憶手段、すなわち
コンピユータ装置本体の主記憶装置上に設定した
フアイル管理情報記憶手段の各フアイル管理情報
記憶部の内容は、表示制御手段により予め定めた
順で順次読み出し表示する。これは例えば表示画
面上に表示される。この予め定めた順とは、一般
的にはその配列した順である。操作者はこれによ
り該当の補助記憶装置に記憶したフアイルの種類
等を確認することができ、またこれにより所望の
フアイルの処理操作が可能となる。
フアイル管理情報記憶手段と表示制御手段との
前記のような関係に着目し、各フアイル管理情報
記憶手段の任意のフアイル管理情報記憶部に記憶
する情報を一時記憶する一時記憶部を設ける。こ
れはコンピユータ装置のオペレーテイング・シス
テムがフアイル作成時に管理に必要な各種情報を
一時記憶する一時記憶部を利用してもよく、また
新たに設けてもよい。この一時記憶部にはフアイ
ルを直接管理する例えばフアイル名、当該フアイ
ルの容量、および当該フアイルが記憶される補助
記憶装置上の物理、あるいは論理的位置情報が記
憶される場合、あるいはフアイルを間接的に管理
する情報が記憶されてもよい。フアイルを間接的
に管理する情報とはコンピユータ装置の処理には
直接関係なく、操作者のみに有効な情報等であ
る。
フアイル管理に必要な各種の情報を一時的に記
憶した前記一時記憶部の内容を、フアイル管理情
報記憶手段の任意のフアイル管理記憶部に既に登
録されたフアイル管理情報を消去することなく挿
入記憶するため、指定手段と情報転送手段と書込
手段とを設ける。指定手段は既にフアイル管理情
報が記憶され、前記一時記憶部に記憶したフアイ
ル管理情報を記憶する所望のフアイル管理情報記
憶部を前記表示画面との対応において任意に指定
する。これは例えば、表示制御手段によつて表示
画面上に表示された、既に登録済のフアイル管理
情報をカーソル等の位置指定手段によつて指定す
ることで、間接的に該当のフアイル管理情報記憶
部に指定するようにしたものが、操作者にとつて
極めて有効である。しかしながら、これは例えば
キーボード等の入力装置から直接その記憶位置
を、あるいはフアイル名等の入力により間接的に
その記憶位置を指定するようにしてもよい。情報
転送手段は当該指定手段によつて指定された前記
フアイル管理情報記憶部の記憶内容と前記一時記
憶部の記憶内容とが、予め定めた関係で前記の順
において隣接する前記フアイル管理情報記憶部に
記憶されるよう関連する前記フアイル管理情報記
憶部の記憶内容を前記順において隣接する前記フ
アイル管理情報記憶部に順次転送記憶する。これ
はすなわち、一時記憶部に記憶した内容を、既に
フアイル管理情報が記憶されたフアイル管理情報
記憶部に記憶するため、当該フアイル管理記憶部
の内容を他のフアイル管理情報記憶部に転送記憶
する。しかも、既に登録されているフアイル管理
情報の順序はそのまま保つ。更に、一時記憶部の
記憶内容が記憶される予定のフアイル管理情報記
憶部は、指定手段によつて指定されたフアイル管
理情報記憶部の予め定めた側に隣接するフアイル
管理情報記憶部、すなわち直前、あるいは直後の
フアイル管理記憶部である。なお、この直前ある
いは直後とは表示制御手段が読み出す順序に基づ
く。書込手段は前記一時記憶手段の内容を、前記
指定されたフアイル管理情報記憶部の記憶内容が
記憶された前記フアイル情報管理情報記憶部と前
記の関係において隣接したフアイル管理情報記憶
部に書き込み記憶する。
このように構成すれば、フアイル管理情報をフ
アイル管理情報記憶手段を構成するフアイル管理
情報記憶部の所望する任意のフアイル管理情報記
憶部に記憶することができる。したがつて、表示
制御手段の作用により、この記憶内容は操作者が
意図した順序で表示される。そのため、操作者に
とつて相互に関係の深いフアイルの情報を集合し
て表示する等の操作、あるいはこれら集合したフ
アイル表示情報間に操作者の意図した情報等を表
示可能となる。これは、すなわち、操作者のフア
イル検索時間を大幅に短縮し、コンピユータ装置
の操作者による操作を容易化する。
〔発明の実施例〕
以下、図に示す本発明の一実施例について説明
する。第2図は本発明の一例を適用した一般的に
はパーソナルコンピユータあるいはビジネスコン
ピユータ等と呼ばれる種類のコンピユータ装置の
全体ブロツク図であり、以下この図について説明
する。1は表示装置であり、陰極線管表示装置
(以下、単にCRTという)を使用した場合につい
て示してある。2はランダムアクセス記憶装置
(以下、RAMと略称する)、3は処理部を構成す
るマイクロプロセツサ、4は入力部を構成するキ
ーボード、5はリードオンリ記憶装置(以下、
ROMと略称する)である。6はクロツク発振回
路、7はタイミング制御回路、8はキヤラクタフ
オント用ROM、9はCRT制御回路、10はリフ
レツシユメモリ、11はパラレル・シリアル信号
変換回路である。12は外部記憶装置を構成する
デイスク記憶装置であり、13はこのデイスクコ
ントローラである。以上の各部は、図に示すよう
にバスBUSを介してマイクロプロセツサ3に接
続する。
コンピユータ装置によつて作成されたフアイ
ル、あるいは当該装置によつて利用されるフアイ
ルは補助記憶装置であるデイスク記憶装置12に
格納され、そして保在される。デイスク記憶装置
12には多数のフアイルが記憶される。したがつ
て、デイスク記憶装置12の所定の記憶領域に
は、これら各フアイルを管理するための情報を記
憶するフアイル管理情報記憶部が設けてある。デ
イスク記憶装置12のこのフアイル管理情報記憶
部の内容は、必要に応じてデイスクコントローラ
13を介してRAM2に格納される。このため、
RAM2の所定の記憶領域にはこれらの情報を記
憶するフアイル管理情報記憶手段、一般的にはフ
アイル管理テーブルと呼ばれる記憶手段が設定さ
れる。
第3図はフアイル管理情報記憶手段の一例を示
すフアイル管理テーブルFMTBの構成を示した
メモリ構成図である。これは図に示すように
RAM2の予め定めた記憶領域に設定する。この
フアイル管理テーブルFMTBは、デイスク記憶
装置12に記憶する各フアイル毎に準備した多数
のフアイル管理情報記憶部FMM1,FMM2
FMM3,……,FMMoにより構成する。各フア
イル管理情報記憶部FMM1,FMM2,FMM3
…,FMMoは更に同図に記載されている様に、
フアイル名称記憶部や、フアイル更新の日付、時
刻等を記憶する記憶部から成る。また、この実施
例においてはこの情報の代りに、操作者にのみ関
係する情報、例えば見出し情報が同じレコードサ
イズで記載される事もある。そこで、この実施例
においては、この両者を区別するため、各フアイ
ル管理情報記憶部FMM1,FMM2,……,
FMMoを構成するレコードの先頭に「%」の文
字情報を記憶する事にした。したがつて、フアイ
ル名称の先頭文字情報で「%」は許されないこと
とした。
第4図は各フアイル管理情報記憶部FMM1
FMM2,……,FMMoの任意のフアイル管理情
報記憶部に記憶する情報を一時的に記憶する一時
記憶部TMの構成を示すメモリ構成図である。こ
の一時記憶部TMもフアイル管理テーブル
FMTBと同様、RAM2の予め定めた記憶領域に
設定する。その記憶容量は、各フアイル管理情報
記憶部FMM1,FMM2,……,FMMoのそれと
同様である。
第1図は第2図に示したコンピユータ装置に適
用したフアイル管理情報処理装置の主要部を示す
ブロツク図である。FMTB,TMは前記したフ
アイル管理テーブル、一時記憶部である。DPY
はフアイル管理テーブルFMTBの各フアイル管
理情報記憶部FMM1,FMM2,……,FMMo
記憶内容を予め定めた順に順次読み出して表示す
る表示制御手段である。FPTRはフアイル管理情
報記憶部FMM1,FMM2,……,FMMoの任意
のフアイル管理記憶部を指定する指定手段であ
る。FSNDは指定手段FPTRによつて指定された
フアイル管理情報記憶部FMMの記憶内容と一時
記憶部TMの記憶内容とが、予め定めた関係で前
記の順において隣接するフアイル管理情報記憶部
FMM1,FMM2,……,FMMoに記憶されるよ
う関連するフアイル管理情報記憶手部FMM1
FMM2,……,FMMoの記憶内容を前記順にお
いて隣接するフアイル管理情報記憶部FMM1
FMM2,……,FMMoに順次転送記憶する情報
転送手段である。FWRTは一時記憶手段の内容
を、指定されたフアイル管理情報記憶部FMMの
記憶内容が記憶されたフアイル情報管理記憶部
FMM1,FMM2,……,FMMoと前記の関係を
おいて隣接したフアイル管理情報記憶部FMM1
FMM2,……,FMMoに書き込み記憶する書込
手段である。
ここで、例えばフアイル管理テーブルFMTB
のフアイル管理情報記憶部FMM1,FMM2
FMM3,FMM4に所定の情報が既に登録されて
いると仮定し、フアイル管理情報記憶部FMM2
に一時記憶部TMの内容を登録するとして場合の
各部の動作は概略次の通りとなる。なお、この
際、一時記憶部TMにはフアイル管理情報記憶部
FMM4の内容が転送されているものとする。
まず、指定手段FPTRによりフアイル管理テー
ブルFMTBのフアイル管理情報記憶部FMM2
指定する。情報転送手段はこれに基づきフアイル
管理情報記憶部FMM2,FMM3の記憶内容を順
次隣接する次のフアイル管理情報記憶部FMM3
FMM4に転送記憶する。すなわち、フアイル管
理情報記憶部FMM3の記憶内容はフアイル管理
情報記憶部FMM4に転送記憶され、フアイル管
理情報記憶部FMM2の記憶内容はフアイル管理
情報記憶部FMM3に転送記憶される。そして、
書込手段FWRTは一時記憶部TMの記憶内容を
フアイル管理情報記憶部FMM2に書き込む。
第5図は前記の例を視覚的に表示した図であ
る。すなわち、この図はCRT1の表示画面SCの表
示状態を示したものであり、表示画面SC1は一時
記憶部TMの内容をフアイル管理情報記憶部
FMM2に書き込む前に状態を示し、キーボード
4上に配列したカーソル制御キーC1,C2,C3
C4のうちキーC2,C4を操作し、カーソルCSでフ
アイル管理情報記憶部FMM2に登録されている
フアイル名「GHIJ」のフアイルを指定した状態
を示している。表示画面SC2はフアイル管理情報
記憶部FMM2に一時記憶部TMの内容、すなわち
フアイル名「ADEF」の管理情報が書き込まれた
後の表示状態を示す。更に、表示画面SC3は一時
記憶部TMに見出し情報として「***在庫デー
タフアイル***」が記憶されていた場合におけ
る表示画面SC2と対応する時点での表示状態であ
る。
なお、この実施例においては、CRT1の表示画
面SCを第6図に示すように、仮想的に2分割し
て各情報を表示することとする。すなわち、SCa
はデータ表示領域であり、フアイル管理情報の一
表示をする領域である。SCbはシステムメツセー
ジ領域であり、操作者に対するメツセージをシス
テム側より表示する領域である。
第1図における指定手段FPTR、表示制御手段
DPY、情報転送手段FSND、および書き込み手
段FWRTはコンピユータ装置のプログラムとし
てRAM2、あるいはROM5内に記憶され、マ
イクロプロセツサ3が当該プログラムを実行する
ことによつて、これら各手段FPTR,DPY,
FSND,FWRTは所定の機能を達成する。
以下、これら各手段DPY,FPTR,FSND,
FWRTにつき詳細に詳細に説明する。
第7図はフアイル管理情報処理装置の処理プロ
グラムの全体を示す系統図であり、当該処理プロ
グラムMAINは前記した各手段DPY,FPTR,
FSND,FWRTを備える。これら各手段DPY,
FPTR,FSND,FWRTは更に図示した複数の
処理手段で構成し、これらが有機的に結合して所
定の機能手段を構成する。
表示制御手段DPYはフアイル管理テーブル
FMTBの各フアイル管理情報記憶部FMM1
FMM2,……,FMMoの記憶内容を順次読み出
し、これをCRT1の表示画面SC上に順次表示する
フアイル管理一覧表示手段DISPを有する。当該
手段DISPはフアイル管理一覧を表示するに当り、
CRT1の表示画面SCをクリアする等の初期化を実
行する初期化手段FDINTと、フアイル管理記憶
部FMM1,FMM2,……,FMMoの1つの記憶
部を構成する1つのレコードを表示する1レコー
ド表示手段MODISPとを有する。更に、1レコ
ード表示手段MODISPはこの1つのレコードに
記憶したフアイル名、当該フアイルの更新日時等
の情報を順次表示するフアイル管理情報表示手段
FDISPと、表示画面SCのクリア可否を操作者に
確認し、その可否に応じて表示画面SCのクリア
処理を実行する画面確認消去手段CLERDと、フ
アイル管理情報記憶部FMM1,FMM2,……,
FMMoに記憶されている内容が見出し情報であ
る場合に当該見出し情報の表示処理を実行する見
出情報表示手段HDISPとを有する。指示手段
FPTRはフアイル管理情報の移動、挿入等に伴な
い対象とするフアイル管理情報記憶部FMM1
FMM2,……,FMMoの位置を確認設定するフ
アイル位置確認設定手段FMCPTを備え、当該手
段FMCPTはその処理実行に当り、具体的にその
処理を実行するフアイル位置設定手段FMPRと
位置設定手段PSETとを有する。MOVEは指定
手段FPTRの指定情報に基づき、フアイル管理情
報記憶部FMM1,FMM2,……,FMMoの記憶
内容を移動処理するフアイル管理情報移動手段で
あり、情報転送手段FSNDの主要部を成す情報転
送手段DSENと書込手段FWRTの主要部を成す
書込手段FWRTとを有するフアイル管理情報転
送手段RMOVを備え。HEADは操作者からキー
ボード4によつて入力される見出し情報を所定の
フアイル管理情報記憶部FMM1,FMM2,……,
FMMoに記憶する見出入力処理手段であり、指
示手段FPTRからの指示情報によりフアイル管理
情報記憶部FMM1,FMM2,……,FMMoを移
動すると共に所定のフアイル管理情報記憶部
FMMに見出し情報を記憶処理する見出情報入力
手段HINPUTと、見出し情報をキーボード4か
ら読み込む見出情報読込手段HREADとを有す
る。
以下、これら各手段をフローチヤートを参照し
て詳細に説明する。なお、これら各フローチヤー
トの実行に当つては、種々の情報を一時的に記憶
する記憶部を利用する。
第24図は、これら各記憶部を示したものであ
り、これら記憶部はRAM2の予め定めた番地に
設定する。これら各記憶部は後述するが、その概
要は次の通りである。すなわち、DPTはCRT1
表示画面SC上にフアイル管理情報を順次表示す
る場合において、その表示行を記憶しておく表示
位置ポインタである。FRPはフアイル管理テー
ブルFMTBに記憶した各フアイル管理情報を表
示するに当り、各フアイル管理情報を記憶したフ
アイル管理情報記憶部FMM1,FMM2,……,
FMMoを順次走査指定するフアイル管理テーブ
ル読込ポインタである。Efは処理の終了を決定
する終了フラグである。n0はキーボード4からの
カーソル制御により指示されたフアイル管理情報
を記憶したフアイル管理情報記憶部FMMの位置
を記憶するフアイル位置指示ポインタである。n1
は転送元フアイル管理情報を記憶したフアイル管
理情報記憶部FMMの位置を記憶する転送元ポイ
ンタである。n2は指示したフアイル管理情報を挿
入するフアイル管理情報記憶部FMMの位置を記
憶する挿入位置ポインタである。SETfは所定の
ポインタに情報が設定されたことを記憶するポイ
ンタ設定済フラグである。nnはフアイル管理情
報を順次転送する場合に使用する転送フアイルポ
インタである。nnaxはフアイル管理テーブル
FMTBに登録されたフアイル管理情報の数を記
憶する全レコード数記憶部である。
第8図はフアイル管理情報処理プログラム
MAINを示すフローチヤートであり、主処理ル
ーチンである。当該プログラムMAINが起動さ
れると、まずブロツク8aではキーボード4から
のコマンドを読み取る。ブロツク8bではブロツ
ク8aで読み込んだコマンドを判定し、対応した
処理ルーチンへその処理を移す。実施例において
は、その機能は大きく3つに分けられる。すなわ
ち、フアイル管理一覧表示機能、フアイル管理情
報移動機能、見出入力処理機能である。そして、
コマンドとしては4つ認めることとし、それはキ
ーボード4からの「D」キー、「M」キー、「H」
キー、「E」キーである。ブロツク8bではこれ
らのコマンドを判定し、「D」であればフアイル
管理一覧表示機能を実現するブロツク8c、すな
わちフアイル管理一覧表示手段DISPにその処理
を移す。また、「M」であればフアイル管理情報
移動機能を実現するブロツク8d、すなわちフア
イル管理情報移動手段MOVEにその処理を移し、
「H」であれば見出入力処理機能を実現するブロ
ツク8e、すなわち見出入力処理手段HEADに
その処理を移す。これらの処理8c,8d,8e
を実行した後は、再びブロツク8aへ処理を移
し、次のコマンドを入力し、これをくり返し実行
する。コマンドが「E」である場合には、これら
の処理を終了する。なお、フローチヤートにおい
て、数字を丸で囲んで示した記号は当該部分が同
記号部分と連結することを意味する。
第9図は第8図におけるブロツク8c、すなわ
ちブロツク管理一覧表示手段DISPを示すフロー
チヤートである。この手段DISPは起動されると、
まずブロツク9aで初期化手段FDINTを実行す
る。第10図は初期化手段FDINTを示すフロー
チヤートであり、まずブロツク10aではCRT1
の表示画面SCを消去し、ブロツク10bでは以
後の処理のために必要な終了フラグEfをOFFし
ておく。ブロツク10c,ではフアイル管理情報
をCRT1の表示画面SCのどの位置に表示するかを
示す表示位置ポインタDPTのイニシヤルライズ、
ブロツク10dではフアイル管理テーブル
FMTBのどのレコード(フアイル情報)を読み
込むかを示す読込ポインタFRPのイニシヤライ
ズを実行する。そして、処理を第9図のブロツク
9bに移す。ブロツク9bではフアイル管理テー
ブルFMTBの読み出し終了検出を実行する。こ
れは、フアイル管理テーブル読込ポインタFRP
がフアイル管理テーブルFMTBの最終レコード
を越えた位置を指示しているか否か、すなわちポ
インタFRPの値が記憶部nnaxの値を越えたか否か
を判定する。そして、未表示のフアイル管理情報
がある場合には、読込ポインタFRPの差し示し
ているレコードの内容をブロツク9cで一時記憶
部TMに読み込み、ブロツク9dで一時記憶部
TMの内容、すなわちフアイル管理情報を表示ポ
インタDPTが示している表示画面SCの表示行に
表示する。続くブロツク9eでフアイル管理テー
ブルFMTBの次のレコードを処理するため、読
込ポインタFRPを更新する。ブロツク9fにお
いては、終了フラグEfのON,OFF状態を判定
し、OFFの場合はブロツク9bにその処理を移
す。そして、未表示のフアイル管理情報がなくな
るまで、すなわちフアイル管理テーブルFMTB
に記憶された最後のレコードの表示処理が完了す
るまで以上の処理を繰り返す。ブロツク9fにお
いて、終了フラグEfがONの場合は、ここで処理
を中断し、処理をブロツク9g、すなわちフアイ
ル位置確認設定手段FMCPTに処理を移し、当該
処理の終了後、第8図のブロツク8aに処理を移
す。
第11図は第9図のブロツク9d、すなわち1
レコード表示手段MODISPを示すフローチヤー
トである。当該手段MODISPは一時記憶部TM
に読み込まれたフアイル管理情報を表示位置ポイ
ンタDPTの差し示す表示画面の表示行に表示す
るものである。まず、ブロツク11aでは一時記
憶部TMに記憶されたレコードの先頭1文字を判
断する。これが見出し情報を示す記号「%」以外
の場合は、ブロツク11bで示すフアイル管理情
報表示手段FDISPを実行してフアイル管理情報
の表示を行ない、「%」の場合はブロツク11c
で示す画面確認消去手段CLERDを実行して表示
画面SCの確認消去を行ない、次にブロツク11
dで示す見出情報表示手段HDISPを実行して見
出し情報の表示を行なう。
第12図は第11図のブロツク11bで実行さ
れるフアイル管理状態表示手段FDISPを示すフ
ローチヤートである。当該手段FDISPはブロツ
ク12a,12b,12c,12dにて表示位置
ポインタDPTの差し示す表示画面SCの表示行に
フアイル名称、フアイル更新日付、更新時刻容量
の表示を行なう。これらの情報は、第9図のブロ
ツク9cにて一時記憶部TMに読み込んだデータ
をCRT1の表示画面SCに表示する。各項目を一行
に表示した後は、ブロツク12eにて次の表示を
次の行に表示するため、表示位置ポインタDPT
を更新する。
第13図は第11図のブロツク11cで実行さ
れる画面確認消去手段CLERDを示すフローチヤ
ートである。当該手段CLERDは見出し情報の表
示画面SCへの表示に当り、それまでに表示した
フアイル管理情報を消去し、この見出し情報を先
頭に表示してその後に続くフアイル管理情報を表
示画面SCに表示するのか、あるいは既に表示さ
れているフアイル管理情報に連続して見出し情報
をも表示するのかを選択させる処理である。
まず、ブロツク13aにてCRT1の表示画面SC
を消去するか否かの確認のためのメツセージを表
示画面SC上に出力する。ブロツク13bにて操
作者によるキーボード4からのキー入力を取り込
み、ブロツク13cでこれを判定する。ここで、
もし入力が「Y」キーの文字の入力であつた場合
は、ブロツク13dにて表示画面SCの表示文字
の全体をクリアする。そして、ブロツク13eに
て、次に表示すべき文字位置を示す表示位置ポイ
ンタをCRT表示画面の左上の位置にイニシヤラ
イズする。ブロツク13fにおいて、入力が
「N」キーの場合は、ブロツク13gにおいてブ
ロツク13aで表示したメツセージのみを表示画
面SCからクリアし、当該処理を終了する。当該
手段CLERDは第9図のブロツク9fで阪大する
表示制御の終了を受け付けることとしている。こ
れは、ブロツク13bにて入力されるキーが
「E」キーか否かによつて判断する。ブロツク1
3hはこの判断を実行するブロツクであり、もし
ブロツク13bで「E」キーが入力されると、ブ
ロツク13iでは終了フラグEfをON、すなわち
終了を意味する「1」を記憶する。そして、処理
をブロツク13gに移す。当該処理CLERDはそ
の処理の終了により第11図の処理に戻り、次の
ブロツク11dの実行となる。
第14図は第11図のブロツク11dで実行さ
れる見出情報表示手段HDISPを示すフローチヤ
ートである。当該手段HDISPにおいては、まず、
ブロツク14aにて、見出情報を表示する前に、
当該情報と他の情報とを区別するための見出記号
列を複数文字表示し、次にブロツク14bにて実
際の見出情報を表示し、ブロツク14cで再び見
出記号列を複数文字表示する。見出記号は例えば
第5図に示す「*」記号であり、これにより見出
情報の表示が他の情報と区別できる様に表示す
る。そして、続くブロツク14dにて表示位置ポ
インタDPTを次の行の位置に更新する。
実施例のものはブロツク管理テーブルFMTB
の任意のフアイル管理情報記憶部FMMに記憶さ
れたフアイル記憶情報を、任意のフアイル管理情
報記憶部FMM間に移動挿入する場合について示
してある。フアイル管理情報の移動挿入を実行す
るには、予め移動するフアイル管理情報の位置、
および移動先、すなわち挿入位置の設定を済ませ
ておく必要がある。この処理は第9図のブロツク
9gにて呼び出され、実行される。
第15図はこのフアイル位置確認設定手段
FMCPTを示すフローチヤートである。この図に
おいて、まず、ブロツク15aでは当該手段
FMCPTで処理要否メツセージ、すなわちフアイ
ル管理情報移動のための位置設定要否メツセージ
を表示画面SCに出力する。ブロツク15bにお
いて、キーボード4による操作員からのキー入力
を取り込み、ブロツク15cでこれを判断する。
ブロツク15cで、キーボード4からのキー入力
が「Y」、すなわち位置設定要であれば、ブロツ
ク15dで位置設定のポインタn0にフアイル管理
読込ポインタFRPの記憶内容を設定する。そし
て、ブロツク15dで示すフアイル転送位置設定
手段FMPTの実行に入る。ブロツク15cにお
いて、キーボード4からのキー入力が「Y」以
外、すなわち位置設定否であれば、ブロツク15
d,15eを実行することなく当該処理を終了す
る。
第16図は第15図のブロツク15eで実行さ
れるフアイル転送位置設定手段FMPTを示すフ
ローチヤートである。この処理FMPTにおける
処理においては、まず、ブロツク16aにて転送
元フアイルの設定がすでに済んでいるか否かを転
送元ポインタn1の内容が「0」か否かで判断し、
未設定の場合、すなわち「0」であれば転送元フ
アイル設定の要求メツセージをブロツク16bで
表示画面SCに表示し、ブロツク16cで示す位
置設定手段PSETでこの位置設定を実行する。後
述するがこの手段PSETの処理においては、転送
元のフアイル管理情報の位置がポインタn0に設定
され、この設定によりポインタ設定済フラグ
SETfがON、すなわちこのフラグSETfに「1」
が設定される。ブロツク16dでポインタn0に位
置設定が行われたか否かをポインタ設定済フラグ
SETfがONか否かにより判定し、設定済の場合
は、ブロツク16eでポインタn0の内容を転送元
ポインタn1に設定する。
以上のステツプにより、転送元ポインタn1に転
送元フアイル管理情報を記憶したフアイル管理情
報記憶部FMMの先頭番地が設定される。以後の
ブロツク16f,16g……,16jでは転送元
ポインタn1によつて設定されたフアイル管理情報
の転送先を設定する。なお、本実施例において
は、転送先ポインタn1によつて設定されたフアイ
ル管理情報を、以下の処理によつて挿入位置ポイ
ンタn2に設定されるフアイル管理情報の直前に挿
入する場合について示す。
これらブロツクの処理はブロツク16a,16
b,……,16eの処理とほぼ同様であり、ま
ず、ブロツク16fにて挿入先フアイルの設定が
すでに済んでいるか否かを挿入位置ポインタn2
内容が「0」か否かで判断し、未設定の場合、す
なわち「0」であれば挿入位置設定の要求メツセ
ージをブロツク16gで表示画面SCに表示し、
ブロツク16hで示す位置設定手段PSETでこの
位置設定を実行する。後述するがこの手段PSET
の処理においては、転送先のフアイル管理情報の
位置がポインタn0に設定され、この設定によりポ
インタ設定済フラグSETfがON、すなわちこの
フラグSETfに「1」が設定される。ブロツク1
6iでポインタn0に位置設定が行われたか否かを
ポインタ設定済フラグSETfがONか否かにより
判定し、設定済の場合は、ブロツク16jでポイ
ンタn0の内容を挿入位置ポインタn2に設定する。
第17図は第16図のブロツク16c,16h
で実行される位置設定手段PSETを示すフローチ
ヤートてある。以下、この図について説明する。
まず、ブロツク17a,17bにてキーボード
4より入力されるキー入力文字を1文字読み取り
この内容により、ポインタn0の更新等の処理を実
行する。キーボード4上に設置された第5図に示
すキーC4が押された場合は、ブロツク17c,
17dでカーソルCSを表示画面SCの次の表示行
へ移動し、ポインタn0を+1する。また、キーC2
が押された場合は、ブロツク17e,17fでカ
ーソルCSを前の表示行に移動し、ポインタn0
−1する。そして、再びブロツク17aへ処理を
移しこれをくり返す。また、「Y」キーが入力さ
れた場合は、ポインタn0の位置設定が完了した事
を意味し、ブロツク17gにてこれを記憶するた
め、ポインタ設定済フラグSETfをON、すなわ
ち「1」を設定記憶し処理を終了する。また、キ
ーが押された場合は、ポインタn0の位置設定を行
わない事を意味し、ブロツク17hでこれを記憶
するため、ポインタ設定済フラグSETfをOFF、
すなわち「0」を設定記憶し処理を終了する。
第18図は第8図に示すフアイル管理情報移動
手段MOVEを示すフローチヤートであり、この
処理MOVEの処理においては、まず、ブロツク
18a、18bにと転送元フアイル管理情報の位
置及びこのフアイル管理情報の転送先、すなわち
挿入位置の設定が済んでいるか否かをポインタ
n1,n2の内容が「0」か否かによつて判定する。
設定済の場合は、ブロツク18cにおいて、後述
するフアイル管理情報転送手段RMOVによりフ
アイル管理情報の転送を実行し、ブロツク18d
で転送元、転送先の位置が用済となるのでポイン
タn1,n2をクリアする。
第19図はこのフアイル管理情報転送手段
RMOVを示すフローチヤートである。まず、ブ
ロツク19aにてポインタn1で差し示された転送
元フアイル管理情報を記憶しているフアイル管理
テーブルFMTBのフアイル管理情報記憶部FMM
から、その記憶情報を一時記憶部TMに読み込
む。ブロツク19bで当該フアイル管理情報記憶
部FMMより前に順序付けされたフアイル管理情
報記憶部の内容を順次1レコードずつ後にずらす
ため、転送フアイルポインタnnをポインタn1の内
容でイニシヤライズする。ブロツク19cでは挿
入位置まで、すなわちポインタn2が差し示すフア
イル管理情報記憶部FMMまでそのフアイル管理
情報を転送したか否かを判断する。転送が終了し
ていなければ、ブロツク19dでポインタnn
示すフアイル管理情報記憶部FMMの1つ前のフ
アイル管理情報記憶部FMMの内容を、ポインタ
nnが示すフアイル管理情報記憶部FMMに転送す
る。そして、ブロツク19eで転送フアイルポイ
ンタnnの内容を更新、すなわち更に1つ前のフ
アイル管理情報記憶部FMMを差し示すように更
新し、処理を再びブロツク19cに示す。
以後、ブロツク19c,19d,19eを繰り
返し、ポインタn1が差し示すフアイル管理情報記
憶部FMMの1つ前に順序付けされたフアイル管
理情報記憶部FMMから、ポインタn2が差し示す
フアイル管理情報記憶部FMMまでの記憶内容を
順次1つ後のフアイル管理情報記憶部FMMに転
送したことがブロツク19cで確認されると、処
理はブロツク19fに移る。ブロツク19fでは
ブロツク19aにて一時記憶部TMに読み込まれ
た内容を、ポインタn2が差し示すフアイル管理情
報記憶部FMMに書き込み、当該手段RMOVに
よる処理を終了する。
第20図は当該処理手段RMOVによる処理を
図解したものである。ここで、転送元フアイル管
理情報を記憶したフアイル管理情報記憶部を
FMMo+6とし、挿入先フアイル管理情報を記憶し
たフアイル管理情報記憶部をFMMoとする。し
たがつて、ポインタn1はフアイル管理情報記憶部
FMMo+6を差し示し、ポインタn2はフアイル管理
情報記憶部FMMoを差し示している。まず、フ
アイル管理情報記憶部FMMo+6の記憶内容が一時
記憶部TMに移される。次に、フアイル管理情報
記憶部FMMo+5の記憶内容がフアイル管理情報記
憶部FMMo+6に移される。以下、同様にフアイル
管理情報記憶部FMMo+4はFMMo+5に、FMMo+3
はFMMo+4に、FMMo+2はFMMo+3に、FMMo+1
はFMMo+2に、FMMoはFMMo+1に転送される。
そしてフアイル管理情報記憶部FMMoの内容が
FMMo+1に転送されると、一時記憶部TMの記憶
内容、すなわちポインタn1が差し示した転送元フ
アイル管理情報がフアイル管理情報記憶部
FMMoに書き込まれる。すなわち、当該手段
RMOVにより、ポインタn1で差し示したフアイ
ル管理情報がポインタn2で差し示したフアイル管
理情報の直前に挿入される。以上のことから第1
9図において、ブロツク19a,19b,19
c,19d,19eは情報転送手段DSENを構成
し、ブロツク19fは書込手段FWRTを構成す
る。
次に、第8図において、キーボード4から
「H」キーが押された場合において実行される見
出入力処理手段HEADについて説明する。
第21図は当該処理手段HEADの主フローチ
ヤートを示す。見出しを入力するためには、予め
その見出しの挿入位置の設定を完了させておく必
要があるが、これは前述のフアイル管理情報の転
送の際の挿入先の設定と同一であるのでここでは
その説明を省略する。すなわち、挿入位置はポイ
ンタn2に設定される。当該手段HEADにおいて
は、ブロツク21aにて見出し入力に必要となる
その挿入位置が設定済か否かの確認を行ない、設
定済の場合は、ブロツク21bで見出情報入力手
段HINPUTによる処理を実行して見出し情報の
入力を行ない、ブロツク21cで使用済となつて
位置情報を記憶するポインタn1,n2のクリアを行
なう。
第22図は第21図のブロツク21bで実行さ
れる見出情報入力手段HINPUTを示すフローチ
ヤートであり、まずブロツク22aにて挿入する
見出情報の見出情報読込手段HREADによる処理
を実行し、一時記憶部TMへの入力を行なう。ブ
ロツク22bでは転送フアイルポインタnnがフ
アイル管理テーブルFMTBの最後に順序付けさ
れたフアイル管理情報記憶部FMMnaxを差し示す
ように初期化する。そして、ブロツク22c,2
2d,22eで一時記憶部TMに記憶した内容を
挿入するため、挿入位置以後に順序付けされた各
レコードの転送を行なう。これは、すなわち第1
9図のブロツク19c,19d,19eと同様で
ある。この転送が済んだら、ブロツク22fにて
一時記憶部TMに記憶した見出情報のポインタn2
が示すフアイル管理情報記憶部FMMへの書込み
をブロツク22fにて行ない、ブロツク22gで
全レコード数の更新を行なう。
第23図は第22図のブロツク22aで実行さ
れる見出情報読込手段HREADを示すフローチヤ
ートである。当該手段HREADにおいては、ま
ず、ブロツク23aにてレコードの先頭に付ける
記号「%」の書込みを行ない、ブロツク23cで
キーボード4から入力される見出情報の読み込み
を行なう。そして、ブロツク23cでこの読み込
んだ見出情報を一時記憶部TMに順次書き込む。
以上のようにすれば、デイスク記憶装置12に
記憶された多数のフアイルのフアイル管理情報の
表示順序を任意の順とすることができ、また任意
のフアイル管理情報間に見出情報を表示すること
ができる。したがつて、操作者が利用目的に合わ
せてフアイル管理情報の表示順を決定でき、フア
イルの探索、およびこれに伴なう操作を簡単化で
き、操作効率を向上できる。
また、実施例においては、フアイル管理テーブ
ルFMTBを制御操作するようにしているため、
当該内容を表示する表示制御手段は一般のオペレ
ーテイングシステムが有する機能をそのまま利用
することができる。
以上、実施例においては、フアイル管理テーブ
ルFMTBに既に登録されたフアイル管理情報を、
互いに入れ替えする場合について説明したが、こ
れは新たに作成され、一時記憶部に入力記憶され
たフアイル管理情報を挿入する場合であつてもよ
いことは、以上の説明から明らかである。更に、
任意のフアイル管理情報の挿入に当つては、ポイ
ンタn2によつて指定されたフアイル管理情報の直
前に表示するようにした場合について説明した
が、これはその直後であつてもよい。また、フア
イル管理情報のフアイル管理テーブルFMTBへ
の挿入に当つては、関連する各フアイル管理情報
を順次直後に順序付けされたフアイル管理情報記
憶部FMMに転送し、これによつて挿入するフア
イル管理情報の管理部を確保するようにした。し
かしながら、これは挿入するフアイル管理情報が
指定位置に挿入可能となるのであれば他の手段を
利用してもよい。例えば、挿入位置よりも前に順
序付けされたフアイル管理情報が削除されたよう
な場合には、挿入位置を確保するため関連する各
フアイル情報を直前に順次転送するようにしても
よい。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、任意のフアイル管理情報を、フアイル管理情
報記憶手段を構成するフアイル管理情報記憶部の
操作者が所望する任意のフアイル管理情報記憶部
に記憶することができる。したがつて、表示制御
手段の作用により、このフアイル管理情報記憶手
段の記憶内容は操作者が意図した配列順序で表示
される。そのため、操作者にとつて相互に関連の
深いフアイルの情報を集合して表示する等の操
作、あるいはこれら集合したフアイル表示情報の
間に操作者の意図したフアイル情報当を表示する
ことが可能となる。これは、すなわち、操作者の
フアイル検索時間を大幅に短縮し、コンピユータ
装置の操作者による操作を容易化する効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図は本発明を適用したコンピユータ装置の全
体構成を示すブロツク図、第3図はフアイル管理
テーブルを示すメモリ構造図、第4図は一時記憶
部を示すメモリ構成図、第5図はフアイル管理情
報の表示例を示す図、第6図は表示画面の構成を
示す図、第7図は処理プログラムの全体構成を示
すブロツク図、第8図は処理プログラムの主フロ
ーチヤート、第9図はフアイル管理一覧表示手段
を示すフローチヤート、第10図は初期化手段を
示すフローチヤート、第11図は1コード表示手
段を示すフローチヤート、第12図はフアイル管
理情報表示手段を示すフローチヤート、第13図
は画面確認消去手段を示すフローチヤート、第1
4図は見出情報表示手段を示すフローチヤート、
第15図はフアイル位置確認設定手段を示すフロ
ーチヤート、第16図はフアイル位置設定手段を
示すフローチヤート、第17図は位置設定手段を
示すフローチヤート、第18図はフアイル管理情
報移動手段を示すフローチヤート、第19図はフ
アイル管理情報転送手段を示すフローチヤート、
第20図は第19図を説明するための説明図、第
21図は見出入力処理手段を示すフローチヤー
ト、第22図は見出情報入力手段を示すフローチ
ヤート、第23図は見出情報読込手段を示すフロ
ーチヤート、第24図は処理プログラムの実行に
必要な各種記憶部を示すメモリ構成図である。 FMTB……フアイル管理情報記憶手段、DPY
……表示制御手段、TM……一時記憶部、FPTR
……指定手段、FSND……情報転送手段、
FWRT……書込手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記憶する多数のフアイルの各々を管理するた
    め当該各フアイルに対応し、当該各フアイルのフ
    アイル管理情報を記憶するフアイル管理情報記憶
    部を多数連続して配列したフアイル管理情報記憶
    手段と、 当該フアイル管理情報記憶手段の前記フアイル
    管理情報が記憶された各フアイル管理情報記憶部
    の記憶内容を前記配列順に順次読み出して表示画
    面上に表示する表示制御手段と、 前記各フアイル管理情報記憶部の任意のフアイ
    ル管理情報記憶部に記憶するフアイル管理情報を
    一時記憶する一時記憶部と、 既にフアイル管理情報が記憶され、前記一時記
    憶部に記憶したフアイル管理情報を記憶する所望
    のフアイル管理情報記憶部を前記表示画面との対
    応において任意に指定する指定手段と、 前記各フアイル管理情報記憶部に既に記憶した
    フアイル管理情報の前記配列に伴う順序を保持し
    た状態において、前記指定手段によつて指定され
    たフアイル管理情報記憶部にフアイル管理情報を
    登録可能とするよう該当する各フアイル管理情報
    記憶部の記憶内容を他のフアイル管理情報記憶部
    に転送記憶する情報転送手段と、 当該情報転送手段の情報転送の終了に応答し、
    前記指定手段によつて指定されたフアイル管理情
    報記憶部に、前記一時記憶手段の内容を書き込み
    記憶する書込手段と を具備してなるフアイル管理情報処理装置。
JP60187208A 1985-08-28 1985-08-28 ファイル管理情報処理装置 Granted JPS6247754A (ja)

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JPS63250768A (ja) * 1987-04-06 1988-10-18 Sharp Corp 文字処理装置
JPH0629185Y2 (ja) * 1987-12-28 1994-08-10 スズキ株式会社 スクータ型車両のレッグシールド

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JPS59205655A (ja) * 1983-05-09 1984-11-21 Ricoh Co Ltd 文書処理装置

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