JPH05149580A - 空調機 - Google Patents
空調機Info
- Publication number
- JPH05149580A JPH05149580A JP3312100A JP31210091A JPH05149580A JP H05149580 A JPH05149580 A JP H05149580A JP 3312100 A JP3312100 A JP 3312100A JP 31210091 A JP31210091 A JP 31210091A JP H05149580 A JPH05149580 A JP H05149580A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- casing
- heat exchanger
- port
- return
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 室内気用熱交換器5と室外気用熱交換器6と
を有するヒートポンプ装置20を内装し、空調対象室か
らの還気RAを取り入れる還気口10、室内気用熱交換
器5に導通した還気RAを空調対象室への給気SAとし
て送出する給気口11、外気OAを取り入れる外気口1
2、並びに、室外気用熱交換器6に導通した外気OAを
屋外に排気EAとして送出する排気口13を設けると共
に、室内気用通風装置14、及び、室外気用通風装置1
5を内装したケーシング4を、ヒートポンプ装置20を
支持するケーシング部分4Aと、他のケーシング部分4
B,4Cとに分離及び結合自在に構成したことを特徴と
する。 【効果】 運搬性の向上と据え付け作業の能率化とを同
時に実現しながら、併せて、冷媒の無駄発生も防止でき
た。
を有するヒートポンプ装置20を内装し、空調対象室か
らの還気RAを取り入れる還気口10、室内気用熱交換
器5に導通した還気RAを空調対象室への給気SAとし
て送出する給気口11、外気OAを取り入れる外気口1
2、並びに、室外気用熱交換器6に導通した外気OAを
屋外に排気EAとして送出する排気口13を設けると共
に、室内気用通風装置14、及び、室外気用通風装置1
5を内装したケーシング4を、ヒートポンプ装置20を
支持するケーシング部分4Aと、他のケーシング部分4
B,4Cとに分離及び結合自在に構成したことを特徴と
する。 【効果】 運搬性の向上と据え付け作業の能率化とを同
時に実現しながら、併せて、冷媒の無駄発生も防止でき
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一方が蒸発器として、
かつ、他方が凝縮器として機能する室内気用熱交換器と
室外気用熱交換器とを有するヒートポンプ装置を前記ケ
ーシングに内装し、空調対象室からの還気を前記室内気
用熱交換器に導通すべく前記ケーシングに取り入れる還
気口、前記室内気用熱交換器に導通した還気を前記空調
対象室への給気として送出する給気口、外気を前記室外
気用熱交換器に導通すべく前記ケーシングに取り入れる
外気口、並びに、前記室外気用熱交換器に導通した外気
を屋外に排気として送出する排気口を設けると共に、前
記還気口から前記室内気用熱交換器を通して前記給気口
に通風させるための室内気用通風装置と、前記外気口か
ら前記室外気用熱交換器を通して前記排気口に通風させ
るための室外気用通風装置とを前記ケーシングに内装し
た空調機に関する。
かつ、他方が凝縮器として機能する室内気用熱交換器と
室外気用熱交換器とを有するヒートポンプ装置を前記ケ
ーシングに内装し、空調対象室からの還気を前記室内気
用熱交換器に導通すべく前記ケーシングに取り入れる還
気口、前記室内気用熱交換器に導通した還気を前記空調
対象室への給気として送出する給気口、外気を前記室外
気用熱交換器に導通すべく前記ケーシングに取り入れる
外気口、並びに、前記室外気用熱交換器に導通した外気
を屋外に排気として送出する排気口を設けると共に、前
記還気口から前記室内気用熱交換器を通して前記給気口
に通風させるための室内気用通風装置と、前記外気口か
ら前記室外気用熱交換器を通して前記排気口に通風させ
るための室外気用通風装置とを前記ケーシングに内装し
た空調機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記空調機において、従来は、運搬時の
負荷を軽くして作業の容易化を図るために、例えば、前
記ケーシングを真ん中で2等分し、このケーシングの分
割に合わせて内部のヒートポンプ装置等も分割し、小型
軽量の各部分に分けてケーシングに支持させるようにし
ていた。ところが、ヒートポンプ装置には冷媒を循環さ
せる配管があるため、上記分割においては冷媒配管内の
冷媒を抜いた状態で分割し、そして、据え付け場所に運
搬してケーシングを組立てる際に冷媒配管を結合し、そ
の後冷媒を注入するようにしていた。
負荷を軽くして作業の容易化を図るために、例えば、前
記ケーシングを真ん中で2等分し、このケーシングの分
割に合わせて内部のヒートポンプ装置等も分割し、小型
軽量の各部分に分けてケーシングに支持させるようにし
ていた。ところが、ヒートポンプ装置には冷媒を循環さ
せる配管があるため、上記分割においては冷媒配管内の
冷媒を抜いた状態で分割し、そして、据え付け場所に運
搬してケーシングを組立てる際に冷媒配管を結合し、そ
の後冷媒を注入するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では、据え付け場所において冷媒の注入作業を要するた
めに、設置作業に多くの時間と手間が掛かると共に、い
ったん設置して稼働させた後に別の場所に移動させる場
合においては、上記問題点に加えて、現在の据え付け場
所で冷媒を抜く手間と冷媒の流出による無駄の発生が避
けられず、これら問題点の解決手段が望まれていた。
では、据え付け場所において冷媒の注入作業を要するた
めに、設置作業に多くの時間と手間が掛かると共に、い
ったん設置して稼働させた後に別の場所に移動させる場
合においては、上記問題点に加えて、現在の据え付け場
所で冷媒を抜く手間と冷媒の流出による無駄の発生が避
けられず、これら問題点の解決手段が望まれていた。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、その目的は、運搬等のために空調機を分割する
に当たって、ヒートポンプ装置を分割することに起因す
る上記問題点を解消させることにある。
あって、その目的は、運搬等のために空調機を分割する
に当たって、ヒートポンプ装置を分割することに起因す
る上記問題点を解消させることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の空調機の特徴構
成は、前記ケーシングを、前記ヒートポンプ装置を支持
するケーシング部分と、他のケーシング部分とに分離及
び結合自在に構成した点にある。
成は、前記ケーシングを、前記ヒートポンプ装置を支持
するケーシング部分と、他のケーシング部分とに分離及
び結合自在に構成した点にある。
【0006】
【作用】本発明の特徴構成によれば、空調機を分割する
に当たって、ヒートポンプ装置は分割されずに一体のも
のとしてケーシング部分に支持されるので、その冷媒管
路も分割されることがなく、また、管路内の冷媒が外部
に流出することもない。
に当たって、ヒートポンプ装置は分割されずに一体のも
のとしてケーシング部分に支持されるので、その冷媒管
路も分割されることがなく、また、管路内の冷媒が外部
に流出することもない。
【0007】
【発明の効果】従って、冷媒管路を分割することに起因
する前記問題点の発生がなくなり、もって、運搬性の向
上と据え付け作業の能率化とを同時に実現しながら、併
せて、冷媒の無駄発生も回避できるものとなった。
する前記問題点の発生がなくなり、もって、運搬性の向
上と据え付け作業の能率化とを同時に実現しながら、併
せて、冷媒の無駄発生も回避できるものとなった。
【0008】
【実施例】以下、本発明を空調機としてのシステム型パ
ッケージエアコンに適用した実施例について図面に基づ
いて説明する。
ッケージエアコンに適用した実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0009】図1〜図7に示すように、四角形状のベー
ス枠1と、このベース枠1の周縁部に横側方側を覆うた
めに立設した側枠2と、この側枠2の上方側に載置した
天枠3とで直方体形状のケーシング4が構成される。ケ
ーシング4内には、冷媒の流れ方向の切換により、一方
が蒸発器として且つ他方が凝縮器として機能する室内気
用熱交換器5と室外気用熱交換器6、並びに、これら両
熱交換器5,6を結ぶ冷媒管路に配置したコンプレッサ
ー7、アキュームレータ8、膨張弁9、及び四方弁44
等からなるヒートポンプ装置20(図8参照)が内装さ
れている。
ス枠1と、このベース枠1の周縁部に横側方側を覆うた
めに立設した側枠2と、この側枠2の上方側に載置した
天枠3とで直方体形状のケーシング4が構成される。ケ
ーシング4内には、冷媒の流れ方向の切換により、一方
が蒸発器として且つ他方が凝縮器として機能する室内気
用熱交換器5と室外気用熱交換器6、並びに、これら両
熱交換器5,6を結ぶ冷媒管路に配置したコンプレッサ
ー7、アキュームレータ8、膨張弁9、及び四方弁44
等からなるヒートポンプ装置20(図8参照)が内装さ
れている。
【0010】前記ケーシング4の上面には、空調対象室
からの還気RAをケーシング4に取り入れる還気口10
が設けられ、この還気口10は、室内気用熱交換器5に
導通すべく還気RAをケーシング4に取り入れる第1還
気口10Aを手前側に、空調対象室からの還気RAを分
流してそれを分流還気RA’として室外気用熱交換器6
に導通すべくケーシング4に取り入れる第2還気口10
Bを奥側に夫々配置して構成される。また、ケーシング
4の上面には、室内気用熱交換器5に導通した還気RA
を空調対象室への給気SAとして送出する給気口11、
外気OAを室外気用熱交換器6に導通すべくケーシング
4に取り入れる外気口12、並びに、室外気用熱交換器
6に導通した外気OAを屋外に排気EAとして送出する
排気口13を夫々形成している。前記ケーシング4の内
部には、還気口10から室内気用熱交換器5を通して給
気口11に通風させるための室内気用通風装置としての
室内気循環ファン14と、外気口12から室外気用熱交
換器6を通して排気口13に通風させるための室外気用
通風装置としての外気導入ファン15とが内装されてい
る。
からの還気RAをケーシング4に取り入れる還気口10
が設けられ、この還気口10は、室内気用熱交換器5に
導通すべく還気RAをケーシング4に取り入れる第1還
気口10Aを手前側に、空調対象室からの還気RAを分
流してそれを分流還気RA’として室外気用熱交換器6
に導通すべくケーシング4に取り入れる第2還気口10
Bを奥側に夫々配置して構成される。また、ケーシング
4の上面には、室内気用熱交換器5に導通した還気RA
を空調対象室への給気SAとして送出する給気口11、
外気OAを室外気用熱交換器6に導通すべくケーシング
4に取り入れる外気口12、並びに、室外気用熱交換器
6に導通した外気OAを屋外に排気EAとして送出する
排気口13を夫々形成している。前記ケーシング4の内
部には、還気口10から室内気用熱交換器5を通して給
気口11に通風させるための室内気用通風装置としての
室内気循環ファン14と、外気口12から室外気用熱交
換器6を通して排気口13に通風させるための室外気用
通風装置としての外気導入ファン15とが内装されてい
る。
【0011】尚、前記ケーシング4は、図1及び図2の
X−X線及びY−Y線で示すように、ベース枠1を除い
たその上側部分において、前記ヒートポンプ装置20を
主要部として支持するケーシング部分としての中央部分
4A、前記室内気循環ファン14を支持する他のケーシ
ング部分としての左側部分4B、及び、前記外気導入フ
ァン15を支持する他のケーシング部分として右側部分
4Cとに3分割されるようになっており、これによっ
て、前記ケーシング4を上記各部分4A,4B,4Cに
分離、及び、もとのケーシング4の状態に結合自在にな
るように構成している。
X−X線及びY−Y線で示すように、ベース枠1を除い
たその上側部分において、前記ヒートポンプ装置20を
主要部として支持するケーシング部分としての中央部分
4A、前記室内気循環ファン14を支持する他のケーシ
ング部分としての左側部分4B、及び、前記外気導入フ
ァン15を支持する他のケーシング部分として右側部分
4Cとに3分割されるようになっており、これによっ
て、前記ケーシング4を上記各部分4A,4B,4Cに
分離、及び、もとのケーシング4の状態に結合自在にな
るように構成している。
【0012】上記中央部分4Aは、左右の中央位置で上
下方向に設けた中央隔壁18によって左側の室内気側風
路室19と右側の室外気側風路室21とに区画してあ
る。室内気側風路室19には、ベース枠1上に制振鋼板
16及び防振ゴム17を介して前記コンプレッサー7が
設置され、中央隔壁18から横方向に伸びたアングル2
2上に支持されて前記アキュームレータ8が設置されて
いる。室内気側風路室19の左側には、ケーシング4の
前記左側部分4Bとの間を隔離するための左側隔壁23
が設けられ、この左側隔壁23は、ベース枠1上に載置
した底板24から上方に伸びる部分23A、この部分2
3Aの上部から左側に直角に折れ曲り水平になった水平
部分23B、この水平部分23Bの左端部から上方に延
伸する部分23Cの3部分からなる。上記水平部分23
Bの下方には、それを支持するための支持板が手前及び
奥側位置に夫々立設されている。
下方向に設けた中央隔壁18によって左側の室内気側風
路室19と右側の室外気側風路室21とに区画してあ
る。室内気側風路室19には、ベース枠1上に制振鋼板
16及び防振ゴム17を介して前記コンプレッサー7が
設置され、中央隔壁18から横方向に伸びたアングル2
2上に支持されて前記アキュームレータ8が設置されて
いる。室内気側風路室19の左側には、ケーシング4の
前記左側部分4Bとの間を隔離するための左側隔壁23
が設けられ、この左側隔壁23は、ベース枠1上に載置
した底板24から上方に伸びる部分23A、この部分2
3Aの上部から左側に直角に折れ曲り水平になった水平
部分23B、この水平部分23Bの左端部から上方に延
伸する部分23Cの3部分からなる。上記水平部分23
Bの下方には、それを支持するための支持板が手前及び
奥側位置に夫々立設されている。
【0013】前記水平部分23Bの上には、ケーシング
4の左側部分4Bに向かって順番に、フィルター25、
室内気用熱交換器5、及び、加湿器26が各々の面を対
向且つ近接させた縦姿勢状態で設置されている。又、上
記加湿器26の左側の面は、上記左側隔壁23に開けら
れた開口より前記左側部分4B内に露出している。これ
により、室内気側風路室19に導通した還気RA及び分
流外気OA’を熱交換させながら除塵及び加湿して、左
側部分4Bに通過させるようにしている。
4の左側部分4Bに向かって順番に、フィルター25、
室内気用熱交換器5、及び、加湿器26が各々の面を対
向且つ近接させた縦姿勢状態で設置されている。又、上
記加湿器26の左側の面は、上記左側隔壁23に開けら
れた開口より前記左側部分4B内に露出している。これ
により、室内気側風路室19に導通した還気RA及び分
流外気OA’を熱交換させながら除塵及び加湿して、左
側部分4Bに通過させるようにしている。
【0014】前記室内気側風路室19の上部には、前記
第1還気口10Aの下方位置に風量調整用の第1還気用
ダンパ27が、前記第2還気口10Bの下方位置に風量
調整用の第2還気用ダンパ28が夫々設置されている。
上記第1還気用ダンパ27及び第2還気用ダンパ28に
は、その開度を調整するためのコントロール用モータ2
7A,28Aから夫々回転駆動力が伝達されている。上
記奥側の第2還気用ダンパ28の下方には、室外気側風
路室21に向かって右斜め下向きの風路が形成された還
気分流風路部29が設けられ、この還気分流風路部29
の下方先端部に位置する前記中央隔壁18には、開口が
開けられている。これにより、前記第2還気口10Bか
ら取り入れた分流還気RA’を外気OAに合流させるよ
うにしている。
第1還気口10Aの下方位置に風量調整用の第1還気用
ダンパ27が、前記第2還気口10Bの下方位置に風量
調整用の第2還気用ダンパ28が夫々設置されている。
上記第1還気用ダンパ27及び第2還気用ダンパ28に
は、その開度を調整するためのコントロール用モータ2
7A,28Aから夫々回転駆動力が伝達されている。上
記奥側の第2還気用ダンパ28の下方には、室外気側風
路室21に向かって右斜め下向きの風路が形成された還
気分流風路部29が設けられ、この還気分流風路部29
の下方先端部に位置する前記中央隔壁18には、開口が
開けられている。これにより、前記第2還気口10Bか
ら取り入れた分流還気RA’を外気OAに合流させるよ
うにしている。
【0015】前記室外気側風路室21の上部には、前記
外気口12から所定距離下方に離間した位置に第1外気
用ダンパ30が設けられ、又、前記外気口12の左下方
の中央隔壁18には外気OAの一部を分流するための第
2外気用ダンパ31が設けられ、これによって分流外気
OA’を前記第1還気口10Aからの還気RAに合流さ
せている。上記第1外気用ダンパ30及び第2外気用ダ
ンパ31には、その開度を調整するためのコントロール
用モータ30A,31Aから夫々回転駆動力が伝達され
ている。
外気口12から所定距離下方に離間した位置に第1外気
用ダンパ30が設けられ、又、前記外気口12の左下方
の中央隔壁18には外気OAの一部を分流するための第
2外気用ダンパ31が設けられ、これによって分流外気
OA’を前記第1還気口10Aからの還気RAに合流さ
せている。上記第1外気用ダンパ30及び第2外気用ダ
ンパ31には、その開度を調整するためのコントロール
用モータ30A,31Aから夫々回転駆動力が伝達され
ている。
【0016】前記第1外気用ダンパ30の下方には、室
外気用熱交換器6が、上部を手前側に下部を奥側にした
傾斜状の縦姿勢で、下部を底板24上に設けた支持台4
3で支持されて設置されている。又、上記室外気用熱交
換器6の右側方には、前記右側部分4Cとの間を隔離す
るための右側隔壁32が、室外気用熱交換器6の右側部
位置から奥側の範囲に設けられている。これにより、第
1外気用ダンパ30を通過した外気OAと前記還気分流
風路部29からの分流還気RA’とを、室外気用熱交換
器6の上面から下面に向かって熱交換させながら通過さ
せている。
外気用熱交換器6が、上部を手前側に下部を奥側にした
傾斜状の縦姿勢で、下部を底板24上に設けた支持台4
3で支持されて設置されている。又、上記室外気用熱交
換器6の右側方には、前記右側部分4Cとの間を隔離す
るための右側隔壁32が、室外気用熱交換器6の右側部
位置から奥側の範囲に設けられている。これにより、第
1外気用ダンパ30を通過した外気OAと前記還気分流
風路部29からの分流還気RA’とを、室外気用熱交換
器6の上面から下面に向かって熱交換させながら通過さ
せている。
【0017】前記左側部分4Bには、ベース枠1上に載
置した底板24上に防振ゴム17を介して支持板33が
設けられ、この支持板33上に、前記室内気循環ファン
14が設置されると共に、支持台34によって前記室内
気循環ファン14のファン回転軸芯に位置合わせされ、
且つカップリング35を介して回転力を伝達するように
結合された室内気循環用モータ36が設置されている。
上記室内気循環ファン14の吹出し口14Aと前記給気
口11とに亘って、風路を形成するためのダクト37
が、下部を吹出し口14Aに且つ上部を給気口11に支
持されて設けられている。これにより、前記室内気用熱
交換器5を通過した還気RA及び分流外気OA’を、室
内気循環ファン14で吸引してからダクト37内を通し
て給気口11から空調対象室に吹き出し給気するように
している。
置した底板24上に防振ゴム17を介して支持板33が
設けられ、この支持板33上に、前記室内気循環ファン
14が設置されると共に、支持台34によって前記室内
気循環ファン14のファン回転軸芯に位置合わせされ、
且つカップリング35を介して回転力を伝達するように
結合された室内気循環用モータ36が設置されている。
上記室内気循環ファン14の吹出し口14Aと前記給気
口11とに亘って、風路を形成するためのダクト37
が、下部を吹出し口14Aに且つ上部を給気口11に支
持されて設けられている。これにより、前記室内気用熱
交換器5を通過した還気RA及び分流外気OA’を、室
内気循環ファン14で吸引してからダクト37内を通し
て給気口11から空調対象室に吹き出し給気するように
している。
【0018】前記右側部分4Cには、ベース枠1上に載
置した底板24上に防振ゴム17を介して支持板38が
設けられ、この支持板38上に、前記外気導入ファン1
5が設置されると共に、支持台39によって前記外気導
入ファン15のファン回転軸芯に位置合わせされ、且つ
カップリング40を介して回転力を伝達するように結合
された外気導入用モータ41が設置されている。上記外
気導入ファン15の吹出し口15Aと前記排気口13と
に亘って、風路を形成するためのダクト42が、下部を
吹出し口15Aに且つ上部を排気口11に支持されて設
けられている。これにより、前記室外気用熱交換器6を
通過した外気OA及び分流還気RA’を、外気導入ファ
ン15で吸引してからダクト42内を通して排気口13
から屋外に吹き出し排出するようにしている。尚、図示
しないが、上記両ダクト37,42の内面には、吸音用
の樹脂シートが張りつけられている。
置した底板24上に防振ゴム17を介して支持板38が
設けられ、この支持板38上に、前記外気導入ファン1
5が設置されると共に、支持台39によって前記外気導
入ファン15のファン回転軸芯に位置合わせされ、且つ
カップリング40を介して回転力を伝達するように結合
された外気導入用モータ41が設置されている。上記外
気導入ファン15の吹出し口15Aと前記排気口13と
に亘って、風路を形成するためのダクト42が、下部を
吹出し口15Aに且つ上部を排気口11に支持されて設
けられている。これにより、前記室外気用熱交換器6を
通過した外気OA及び分流還気RA’を、外気導入ファ
ン15で吸引してからダクト42内を通して排気口13
から屋外に吹き出し排出するようにしている。尚、図示
しないが、上記両ダクト37,42の内面には、吸音用
の樹脂シートが張りつけられている。
【0019】尚、前記風量調整用の各ダンパ27,2
8,30,31の調整により還気RAの分流比、及び、
外気OAの分流比を適宜変更調整することで、空調対象
室に対する新鮮換気量を適宜変更調整できるようにして
ある。従って、還気RAの全量を室外気用熱交換器6を
介して屋外に排気し、これに対して、外気OAの全量を
空内気用熱交換器5を介して空調対象室に供給する、い
わゆる、オールフレッシュ運転も行えるようにしてあ
る。
8,30,31の調整により還気RAの分流比、及び、
外気OAの分流比を適宜変更調整することで、空調対象
室に対する新鮮換気量を適宜変更調整できるようにして
ある。従って、還気RAの全量を室外気用熱交換器6を
介して屋外に排気し、これに対して、外気OAの全量を
空内気用熱交換器5を介して空調対象室に供給する、い
わゆる、オールフレッシュ運転も行えるようにしてあ
る。
【0020】〔別実施例〕上記実施例では、室内気用通
風装置14及び室外気用通風装置15として各々室内気
循環用ファンと外気導入用ファンの各1個設けたものを
例示したが、室内気通風のために還気用ファンと給気用
ファンに分けて2個設けてもよい。室内気通風用につい
ても同様である。
風装置14及び室外気用通風装置15として各々室内気
循環用ファンと外気導入用ファンの各1個設けたものを
例示したが、室内気通風のために還気用ファンと給気用
ファンに分けて2個設けてもよい。室内気通風用につい
ても同様である。
【0021】又、上記実施例では、ケーシング4を3分
割していたが、これ以外に、2分割してその一方側にヒ
ートポンプ装置20を支持させようにする等適宜分割構
成することができる。
割していたが、これ以外に、2分割してその一方側にヒ
ートポンプ装置20を支持させようにする等適宜分割構
成することができる。
【0022】又、上記実施例では、還気口10を還気R
A用の第1還気口10Aと分流還気RA’用の第2還気
口10Bに分けて構成したが、このようにせずに、還気
口10を1つとし、その下流側で分流させるようにして
もよい。
A用の第1還気口10Aと分流還気RA’用の第2還気
口10Bに分けて構成したが、このようにせずに、還気
口10を1つとし、その下流側で分流させるようにして
もよい。
【0023】又、上記実施例では、空調機として、シス
テム型パッケージエアコンについて例示したが、本発明
を他の分離型のエアコン等に適用することもできる。
テム型パッケージエアコンについて例示したが、本発明
を他の分離型のエアコン等に適用することもできる。
【0024】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】空調機の正面断面図
【図2】空調機の平面図
【図3】空調機の図1のD−D線での左側面断面図
【図4】空調機の図1のC−C線での左側面断面図
【図5】空調機の図1のB−B線での左側面断面図
【図6】空調機の図1のF−F線での右側面断面図
【図7】空調機の図1のE−E線での右側面断面図
【図8】冷媒及び風路の系統図
4 ケーシング 4A ケーシング部分 4B,4C 他のケーシング部分 5 室内気用熱交換器 6 室外気用熱交換器 10 還気口 11 給気口 12 外気口 13 排気口 14 室内気用通風装置 15 室外気用通風装置 20 ヒートポンプ装置 RA 還気 SA 給気 OA 外気 EA 排気
Claims (1)
- 【請求項1】 一方が蒸発器として、かつ、他方が凝縮
器として機能する室内気用熱交換器(5)と室外気用熱
交換器(6)とを有するヒートポンプ装置(20)をケ
ーシング(4)に内装し、空調対象室からの還気(R
A)を前記室内気用熱交換器(5)に導通すべく前記ケ
ーシング(4)に取り入れる還気口(10)、前記室内
気用熱交換器(5)に導通した還気(RA)を前記空調
対象室への給気(SA)として送出する給気口(1
1)、外気(OA)を前記室外気用熱交換器(6)に導
通すべく前記ケーシング(4)に取り入れる外気口(1
2)、並びに、前記室外気用熱交換器(6)に導通した
外気(OA)を屋外に排気(EA)として送出する排気
口(13)を設けると共に、前記還気口(10)から前
記室内気用熱交換器(5)を通して前記給気口(11)
に通風させるための室内気用通風装置(14)と、前記
外気口(12)から前記室外気用熱交換器(6)を通し
て前記排気口(13)に通風させるための室外気用通風
装置(15)とを前記ケーシング(4)に内装した空調
機であって、 前記ケーシング(4)を、前記ヒートポンプ装置(2
0)を支持するケーシング部分(4A)と、他のケーシ
ング部分(4B,4C)とに分離及び結合自在に構成し
た空調機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3312100A JP2633126B2 (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 空調機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3312100A JP2633126B2 (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 空調機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05149580A true JPH05149580A (ja) | 1993-06-15 |
JP2633126B2 JP2633126B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=18025243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3312100A Expired - Lifetime JP2633126B2 (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 空調機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2633126B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002364874A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-18 | Kimura Kohki Co Ltd | ヒートポンプ式空調機 |
JP2018048806A (ja) * | 2009-11-19 | 2018-03-29 | フィパック・リサーチ・アンド・ディベロップメント・カンパニー | 向上されたエネルギー効率を有するダクト付き換気フードを運転するための方法および装置 |
-
1991
- 1991-11-27 JP JP3312100A patent/JP2633126B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002364874A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-18 | Kimura Kohki Co Ltd | ヒートポンプ式空調機 |
JP2018048806A (ja) * | 2009-11-19 | 2018-03-29 | フィパック・リサーチ・アンド・ディベロップメント・カンパニー | 向上されたエネルギー効率を有するダクト付き換気フードを運転するための方法および装置 |
JP2020186906A (ja) * | 2009-11-19 | 2020-11-19 | フィパック・リサーチ・アンド・ディベロップメント・カンパニー | 向上されたエネルギー効率を有するダクト付き換気フードを運転するための方法および装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2633126B2 (ja) | 1997-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100838881B1 (ko) | 공기조화기 | |
WO2015182461A1 (ja) | エアコン室内機 | |
US20050287945A1 (en) | Ventilating system | |
WO2006013836A1 (ja) | 熱交換形換気装置 | |
JP4568058B2 (ja) | 天吊型空気調和装置 | |
JP2000283517A (ja) | 熱回収式空調換気装置 | |
JP2018123999A (ja) | 風路切替ダンパ、ファンコイルユニットおよび空気調和システム | |
KR101123323B1 (ko) | 공기 조화기 | |
JP2633126B2 (ja) | 空調機 | |
JP2001004198A (ja) | 空気調和機 | |
WO2005071323A1 (ja) | 天吊型空気調和装置 | |
JP2004218905A (ja) | 分離型空気調和装置 | |
JP2002039606A (ja) | 給気ファンユニット | |
CN110966679A (zh) | 模块化空调系统 | |
JP4646611B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2001272053A (ja) | 空気調和機 | |
JPH06323570A (ja) | 層階室内の空調方法とその装置 | |
JP2014119180A (ja) | 調湿装置 | |
JP2776680B2 (ja) | 空調機 | |
CN211400032U (zh) | 模块化空调系统 | |
JPH05322208A (ja) | 空調機 | |
JPH05264065A (ja) | 空調機 | |
JP3079190B2 (ja) | 間仕切壁融合型全熱交換器 | |
JPH05149581A (ja) | 空調機 | |
JP2680769B2 (ja) | 空気調和機 |