JPH05147527A - アンチロツクブレーキ制御用液圧システム - Google Patents

アンチロツクブレーキ制御用液圧システム

Info

Publication number
JPH05147527A
JPH05147527A JP3317159A JP31715991A JPH05147527A JP H05147527 A JPH05147527 A JP H05147527A JP 3317159 A JP3317159 A JP 3317159A JP 31715991 A JP31715991 A JP 31715991A JP H05147527 A JPH05147527 A JP H05147527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inlet
liquid
master cylinder
pump
brake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3317159A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Shinomiya
隆 四宮
Akio Maekawa
暁夫 前川
Taro Segawa
太郎 瀬川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP3317159A priority Critical patent/JPH05147527A/ja
Priority to EP92120409A priority patent/EP0545338B1/en
Priority to DE69201343T priority patent/DE69201343T2/de
Priority to KR92022778A priority patent/KR960008343B1/ko
Publication of JPH05147527A publication Critical patent/JPH05147527A/ja
Priority to US08/287,406 priority patent/US5474371A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スプールタイプの流量弁の不要な動きを防止
するとともに、アンチロック制御時においては、流量弁
への第1液体流入口をマスタシリンダから確実に遮断で
き、アンチロック作動中のポンプノイズやブレーキペダ
ルの脈動を抑えることができるアンチロックブレーキ制
御用液圧システムを提供する。 【構成】 アンチロック制御時において、ポンプから液
体が第2流入口(8)を介して流量弁に供給され、さら
に、マスタシリンダからの液体を上記第2流入口(8)
に一方向に供給するために、マスタシリンダと第2流入
口(8)との間に逆止弁(11)を絞り(10)と並列
に介在させることにより、膨張室(12)内の液体が空
の場合であっても、マスタシリンダから上記逆止弁を介
して第2流入口(8)に連続的に液体の供給が行われ、
第2流入口におけるメタルエッジ制御が可能となり、第
1流入口(7)を遮断状態に保つことが可能となり、よ
ってペダルに対しての逆方向の脈動、ポンプノイズ、振
動を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンチロックブレーキ
制御用液圧システムに関し、特に、車輛の制動時に車輪
ロックによって方向安定性や操舵性が失われるのを防ぎ
つつ最短の制動距離を確保するための車輛用アンチロッ
クブレーキ制御用の液圧システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、車輛用のアンチロックブレー
キ制御用液圧システムでは、制動時に車体速度と車輪速
度との差であるスリップ速度に基ずき車輪ロックを検出
し、これが検出されたならばブレーキ圧を減圧して適度
のスリップ速度まで車輪速度を回復させることにより、
車輪ロックを回避しつつ、しかも制動距離ができる限り
短くなるようなブレーキ圧の制御が行われる。
【0003】従来、この種のアンチロックブレーキ制御
用液圧システムとしては、図4および図5に示すような
公知技術がある(特開平1ー297350に開示)。こ
の公知技術では、アンチロック作動時において、液体が
ブレーキ加圧から開放されたときにその開放された液体
を収容するための膨張室12が設けられており、ブレー
キの減圧に伴いスプールタイプ流量弁6は下方に摺動
し、モジュレータ4に形成された第1液体流入口7は閉
塞され、マスタシリンダ1から第1液体流入口7を介し
ての流量弁6内への液体の供給は遮断される。またアン
チロックの作動と同時にポンプ5がモータMによって作
動し、ポンプからの出力が二方向、すなわち、一方は絞
り10を介してマスタシリンダに戻され、他方は第2液
体流入口8を介して流量弁6内にメタルエッジ制御され
ながら供給されている。これによって、アンチロック制
御中のポンプ5からの出力は、第2液体流入口8を介し
て流量弁6内に入力されてブレーキの増圧動作を行いつ
つ、他方では、絞り10を介して、マスタシリンダ1に
フィードバックされる。このため、膨張室12に液体が
充分にあるときは、ポンプ5からマスタシリンダ1への
脈動は絞り10によって抑制され、ポンプノイズが減少
し、ブレーキペダル13の振動も小さく抑えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
おいて、上記従来のアンチロックブレーキ制御用液圧シ
ステムにおいては、実際には上記膨張室12は、ポンプ
5の汲み出し能力がブレーキ減圧される液量に対して余
裕のある設計がなされているため、ブレーキの減圧直後
を除けばほとんど空の状態であり、ポンプが作動して
も、流量弁6の第2液体流入口8には充分な液体が連続
して供給されない。従って、アンチロック制御中であっ
ても流量弁6は、流量弁6内の液圧低下のためにアンチ
ロック作動前の位置に押し戻されることがある(図4の
状態)。その結果、マスタシリンダ1と第1液体流入口
7、第2液体流入口8を介してポンプ5が連通した状態
となり、このときポンプ5の出力供給があれば、スプー
ルの第2液体流入口8から流量弁6の内部流路を通り、
第1液体流入口7を介してマスタシリンダ1に脈動とし
て伝わる。この脈動は、ペダル13を介して運転手に不
快な振動となって伝えられる。また同様な不快感は、流
量弁6の上下動がモジュレータ4からの騒音源となって
ペダル13に伝達される場合にも、運転手に与えられ
る。従って、ポンプノイズなどの脈動がブレーキペダル
に伝わることを抑えることが充分にできなかった。
【0005】また、マスタシリンダ1から第2液体流入
口8に充分な液体を供給するためには、両者間に介在す
る絞り10の孔径を大きくすることが考えられるが、そ
の場合は、ポンプ5からの脈動が絞り10で充分に抑え
られないまま、マスタシリンダ1に伝わってしまうこと
になる。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであり、流量弁の不要な動きを防止する
とともに、アンチロックモードにおいてモジュレータの
第1液体流入口をマスタシリンダから確実に遮断でき、
アンチロック作動中のポンプノイズなどの脈動がブレー
キペダルに伝わることを抑えることができるアンチロッ
クブレーキ制御用液圧システムを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、ア
ンチロック作動中に、膨張室(12)内の液体の有無に
かかわらず、常にモジュレータ(4)の第2液体流入口
(8)に流体液圧を供給可能にするために、マスタシリ
ンダとモジュレータの第2液体流入口との間に設けた絞
り(10)と並列にバイパス構成とした逆止弁(11)
を設けることにより上記目的が達成される。
【0008】また、本発明の別の実施態様によれば、上
記逆止弁(11)を絞り(10)と一体的に構成するこ
とも可能である。
【0009】本発明のアンチロックブレーキ制御用液圧
システムは、マスタシリンダから車輪のブレーキへの液
体の供給が、モジュレータ内に設けた流動弁により調節
され、車輪のロックを防止するために、ブレーキにかか
る圧力が最初に開放された後に、自動的にブレーキに再
び圧力をかけるために液体を供給するためのポンプが設
けられており、モジュレータには、マスタシリンダから
上記流量弁へ通じる第1および第2の液体流入口が形成
されており、アンチロック作動前の通常のブレーキ動作
では、上記第1および第2液体流入口を介して、マスタ
シリンダからの液圧が流量制限の介在なしに流量弁内に
供給されるように配置され、それによって車輪のブレー
キに液圧をかけるように構成されており、アンチロック
作動中においては、上記流量弁がマスタシリンダからの
液圧とブレーキからの液圧との圧力差によって上下方向
に摺動することにより、第1液体流入口が閉塞され、マ
スタシリンダから第1液体流入口を介してのブレーキに
対する液圧の供給は遮断されるように配置され、更に、
アンチロック信号に応答してポンプが作動し、このポン
プの出力液体が上記第2液体流入口を介して上記流量弁
に供給され、また、上記第2液体流入口には、マスタシ
リダからの液圧が逆止弁(11)を介して上記流量弁内
に供給されるように、該逆止弁(11)を絞り(10)
と並列バイパス状に設けたことを特徴とする。
【0010】本発明は、上記のように逆止弁(11)を
設けた構成とすることにより、膨張室(12)内の液体
が空の場合であってもマスタシリンダ(1)から上記逆
止弁(11)を介して第2液体流入口(8)に連続的に
液体の供給が行われ、第2液体流入口(8)におけるメ
タルエッジ制御が可能となり、第1液体流入口(7)を
介しての液体の流通を完全に遮断し、よってペダルに対
しての逆方向の脈動、ポンプノイズ、振動等が充分に防
止される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図3を参
照して詳細に説明する。ただし、本実施例の基本構成は
従来例のそれと同様であるので、同様の部位に関しては
同じ参照番号で示している。
【0012】図1は、本発明にかかるアンチロックブレ
ーキ制御用液圧システムの実施例の通常のブレーキ動作
における配置構成を示し、図中、1はマスタシリンダ、
2は車輪、3はブレーキ、4はモジュレータである。上
記ブレーキ3はホイールシリンダ型の構成となってお
り、液体の加圧または減圧によりブレーキ制御される。
モジュレータ4はハウジング4aにより構成され、その
内部には円筒形状の滑り面4bが形成され、該滑り面4
bの中を、軸方向に移動可能なスプールタイプの流量弁
6が装着されている。
【0013】マスタシリンダ1は、一方では、ラインC
1、ライン連結部J1、ラインC2を介してハウジング
4aに形成された第1流入口7に連結されており、他方
では、ラインC1、連結部J1,ラインC5、連結部J
2、ラインC3を介してハウジング4aに形成された第
2流入口8に連結されている。上記連結部J1とJ2と
を結ぶラインC5には絞り10が設けられており、上下
方向の液流量を制限している。また上記連結部J1とJ
2とは、上記ラインC5と並列に配置したバイパスライ
ンC6によっても連結されており、該バイパスラインC
6には、液体の流れが一方向(J1からJ2のY方向)
にのみ限定されるように逆止弁11が設けられている。
従って、上記マスタシリンダ1と第2流入口8とは、連
結部J1、逆止弁11および連結部J2を介したライン
によっても連結された構成となっている。
【0014】上記第1および第2流入口7、8は、上記
流量弁6に形成された液体通路用の第1および第2ポー
ト7a、8aに大略対向して形成されると共に、流量弁
6の中央長手方向に形成された流路9に連通する。上記
流量弁内に形成された長手方向の流路9は、隔壁部6e
によって上部シリンダ室9aと下部シリンダ室9bとに
分離されている。該隔壁部6eの中央部には絞りオリフ
ィス(6f)が形成され、該オリフィスを介して上部と
下部シリンダ室9a、9b内の液体が僅かに流入可能に
なっている。
【0015】また、上記隔壁部6eの上部および下部に
はそれぞれ第3および第4ポート16a、17aが形成
されて、それぞれハウジング4aに形成された流出口1
6および排出口17を介して車輪2のブレーキ3に連結
される。
【0016】上記流量弁6の下部シリンダ室9bは、ソ
レノイドバルブ15を介して膨張室12に連結されてお
り、更に、該膨張室12はポンプ5、ラインC4、連結
部J2を介して第2流入口8に連結されている。以下、
本実施例にかかる液圧システムの動作について説明す
る。
【0017】図1に基ずいて、まず、非アンチロック動
作時、すなわち、アンチロック作動前の通常のブレーキ
動作時のにおいては、バネ6gにより流量弁6は最上端
位置にあり、上記第1および第2流入口7、8は、それ
ぞれ第1および第2ポート7aおよび8aを介して上部
シリンダ室9aに連通し、さらに、第3ポート16a、
流出口16を介してブレーキ3に連通している。なお、
このとき、ハウジング4aに形成された排出口17は、
弁体6dにより遮蔽された状態となっている。
【0018】運転手がブレーキペダル13を押圧操作す
ことにより、マスタシリンダ1からシリンダ内に充填さ
れた液体の圧力が、モジュレータ4を介して車輪2のブ
レーキ3に伝達される。すなわち、マスタシリンダ1か
らの液圧は、ラインC1、C2およびC3を介して第1
および第2流入口7、8に伝達され、更に、第1および
第2ポート7a、8aを介して流量弁6内の上部シリン
ダ室9aに入力され、そして第3ポート16a、流出口
16を介して車輪2のブレーキ3に伝達される。
【0019】次に、図2に基ずいて、アンチロック動作
時の説明を行なう。ブレーキ圧が上昇して、車輪ロック
兆候が公知の検出手段(不図示)によって検出される
と、アンチロック信号を発生して、ソレノイドバルブ1
5をオンする。これによりブレーキ3のホイールシリン
ダ内の液体はハウジング4aに形成された排出口17、
第4ポート17a、下部シリンダ室9b、ソレノイドバ
ルブ15を介して排出され、膨張室12に一時的に蓄え
られる。このとき、下部シリンダ室9b内の液圧が減少
するので、流量弁6が下方に下降し、その結果、第1流
入口7は流量弁6の弁体6aにより閉塞される。従っ
て、マスタシリンダ1から第1流入口7への液体の供給
は遮断される。
【0020】図2に示すように、流量弁6が下降するこ
とによりブレーキ圧が減圧され、適度のスリップ速度ま
で車輪速度が回復される。また、アンチロック信号の発
生と同時にモータMがオンされポンプ5を作動し、上記
膨張室12に蓄えられた液体を汲み出して、ラインC
4、連結部J2、ラインC3を介して第2流入口8に供
給する。この供給により、第2流入口8と第2ポート8
aとの間に形成される狭い間隙を介して液体が上部シリ
ンダ室9a内に流入するので、上部シリンダ室9a内の
液圧が上昇する。従って、流量弁6は下降し、上記間隙
が完全に閉じられる。その後、上部シリンダ室9a内の
液体が上記絞りオリフィス6fを介して排出されるの
で、上部シリンダ室9a内の液圧は減少し、バネ6gの
付勢力により流量弁6は上昇される。この動作が繰り返
され、流量弁6は微小に上下動を行なうとともに、上記
狭い間隙が形成されたり閉塞されたりする。すなわち、
第2流入口8と第2ポート8aとの間でメタルエッジ制
御が行われる。
【0021】なお、ポンプ5の出力側および入力側には
逆止弁5aおよび5bがそれぞれ設けられているので、
液体の流れる方向は一方向(矢印Xで示す)のみであ
る。また、減衰室14をポンプ5の出力側に設けること
によりポンプの脈動を減衰させる作用を有する。このと
き、ポンプ5の出力液体はラインC5の絞り10を介し
て僅かにマスタシリンダ1にフィードバックされるが、
ポンプの脈動等のノイズは上記絞り10によって充分抑
制される。
【0022】更に、本発明においては、逆止弁11を設
けたので、上記第2流入口8に送られる液体は、ポンプ
5から送出される液体のみならず、マスタシリンダ1か
らバイパスラインC6を経由して送られてくる液体も含
まれる。
【0023】従って、たとえ膨張室12内の液体が空で
あっても、マスタシリンダ1から上記逆止弁11を介し
て第2流入口8に対して連続的に液体の供給が行われの
で、第2流入口8におけるメタルエッジ制御が可能とな
り、アンチロック作動中にあっては、第1流入口7は常
に遮断状態に保たれ、従って、ペダル13に向かって送
られるポンプ脈動、ポンプノイズ、振動等が防止され
る。
【0024】次に車輪ロックが回避されればソレノイド
バルブ15をオフして膨張室12への流路が閉じられ
る。
【0025】上記実施例において、逆止弁11は絞り1
0と並列バイパス状に配置された構成となっているが、
図3に示すように、逆止弁と絞りとを一体的に構成する
ことも可能である。図3において、21は弁体であっ
て、その上端部はテーパー状になっており、その下端部
はバネ部材22の付勢力を受けるフランジ部が形成され
ている。更に、該弁体21の中央部には、軸方向に貫通
した狭い流路20が形成されている。このように構成す
れば、液体のY2方向の流れに対しては抵抗が大とな
り、Z2方向の流れに対しては抵抗は小となる。
【0026】
【発明の効果】上記のように構成された本発明は、逆止
弁(11、21)を絞り(10、20)と並列的または
一体的に設けた構成とすることにより、膨張室12内の
液体が空の場合であっても、マスタシリンダから上記逆
止弁を介してモジュレータの第2流入口8に連続的に液
体の供給が行われ、第2流入口8におけるメタルエッジ
制御が可能となり、第1流入口7を介しての液体の流通
を遮断し、よってペダルに対しての逆方向の脈動、ポン
プノイズ、振動等が充分に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる実施例のアンチロック作動前
の配置状態を示す概略図である。
【図2】 上記実施例のアンチロック作動中の配置状態
を示す概略図である。
【図3】 本発明にかかる実施例で使用される絞りと逆
止弁を一体的に構成した手段の断面図である。
【図4】 従来のアンチロックブレーキ制御装置のアン
チロック作動前の概略図である。
【図5】 上記従来のアンチロックブレーキ制御装置の
アンチロックモードにおける概略図である。
【符号の説明】
1 マスタシリンダ 2 車輪 3 ブレーキ 4 モジュレータ 5 ポンプ 6 流量弁 7 第1流入口 8 第2流入口 9a、9b シリンダ室 10、20 絞り 11、21 逆止弁 12 膨張室 15 ソレノイドバルブ 16 流出口 17 排出口 C1,C2,C3,C4 液流ライン
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】図1に基づいて、まず、非アンチロック動
作時、すなわち、アンチロック作動前の通常のブレーキ
動作時においては、バネ6gにより流量弁6は最上端位
置にあり、上記第1および第2流入口7、8は、それぞ
れ第1および第2ポート7aおよび8aを介して上部シ
リンダ室9aに連通し、さらに、第3ポート16a、流
出口16を介してブレーキ3に連通している。なお、こ
のとき、ハウジング4aに形成された排出口17は、弁
体6dにより遮蔽された状態となっている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】次に、図2に基づいて、アンチロック動作
時の説明を行なう。ブレーキ圧が上昇して、車輪ロック
兆候が公知の検出手段(不図示)によって検出される
と、アンチロック信号を発生して、ソレノイドバルブ1
5をオンする。これによりブレーキ3のホイールシリン
ダ内の液体はハウジング4aに形成された排出口17、
第4ポート17a、下部シリンダ室9b、ソレノイドバ
ルブ15を介して排出され、膨張室12に一時的に蓄え
られる。このとき、下部シリンダ室9b内の液圧が減少
するので、流量弁6が下方に下降し、その結果、第1流
入口7は流量弁6の弁体6aにより閉塞される。従っ
て、マスタシリンダ1から第1流入口7への液体の供給
は遮断される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキ操作により発生されたマスタシ
    リンダ(1)からの液圧がブレーキ手段(3)に伝達さ
    れ、車輪(2)にブレーキ圧を加える一方、該車輪のロ
    ック兆候の検出により該ブレーキ手段に加わっている液
    圧を減圧させてアンチロック制御を行なうアンチロック
    制御用液圧システムであって、 上記マスタシリンダ(1)とブレーキ手段(3)との間
    に設けられ、第1および第2流入口(7、8)を有する
    とともに、流出口(16)と排出口(17)を有し、非
    アンチロック制御時は、上記第1および第2流入口
    (7、8)と上記流出口(16)が連通される一方、上
    記排出口(17)は遮断されており、アンチロック制御
    時は、上記第1流入口(7)と流出口(16)は共に遮
    断され、上記第2流入口(8)はメタルエッジ制御を行
    なうように構成された流量弁手段(4)と、 上記第1流入口(7)とマスタシリンダ(1)とを連結
    する流路手段(C1、C2)と、 上記排出口(17)から排出されたブレーキ手段加圧用
    液体を上記第2流入口(8)に供給するポンプ手段(1
    2、5、C4、C3)と、 上記第1流入口(7)と第2流入口(8)との間に互い
    に並列に挿入された絞り手段(10)と逆止弁手段(1
    1)とから成り、該逆止弁手段(11)を、液体の流れ
    が上記第1流入口(7)から第2流入口(8)の一方向
    にのみ流れるように構成したことを特徴とするアンチロ
    ック制御用液圧システム。
  2. 【請求項2】 上記逆止弁手段が、絞り手段と一体化さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のアンチロッ
    ク制御用液圧システム。
JP3317159A 1991-11-30 1991-11-30 アンチロツクブレーキ制御用液圧システム Pending JPH05147527A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3317159A JPH05147527A (ja) 1991-11-30 1991-11-30 アンチロツクブレーキ制御用液圧システム
EP92120409A EP0545338B1 (en) 1991-11-30 1992-11-30 Antilock brake control fluid pressure system
DE69201343T DE69201343T2 (de) 1991-11-30 1992-11-30 Flüssigkeitsdrucksteuersystem für Antiblockierbremsanlagen.
KR92022778A KR960008343B1 (en) 1991-11-30 1992-11-30 Antilock brake control fluid pressure system
US08/287,406 US5474371A (en) 1991-11-30 1994-08-05 Diagonal braking circuit with parallel throttle and check value

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3317159A JPH05147527A (ja) 1991-11-30 1991-11-30 アンチロツクブレーキ制御用液圧システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05147527A true JPH05147527A (ja) 1993-06-15

Family

ID=18085113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3317159A Pending JPH05147527A (ja) 1991-11-30 1991-11-30 アンチロツクブレーキ制御用液圧システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05147527A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112293046A (zh) * 2019-07-26 2021-02-02 科乐收印度私人有限公司 具有高度可调的加工工具的农业机械

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112293046A (zh) * 2019-07-26 2021-02-02 科乐收印度私人有限公司 具有高度可调的加工工具的农业机械

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61218463A (ja) アンチスキツド型液圧ブレ−キ装置
JPH10338116A (ja) 電磁弁
JPH0214956A (ja) アンチスキッド用液圧制御装置
US6095622A (en) Hydraulic brake control system for use in a vehicle
US5437501A (en) Antilock modulator
JPH05147527A (ja) アンチロツクブレーキ制御用液圧システム
JPH04283156A (ja) 脈圧緩衝装置
JP4484986B2 (ja) ブレーキ液圧源装置およびブレーキ装置
JPH06127360A (ja) ブレーキ液圧制御装置
JP4283755B2 (ja) 車両用ブレーキ液圧制御装置
JP2545413Y2 (ja) アンチロックブレーキ装置
JPH076048Y2 (ja) 車両用のアンチロツク装置
JP2004168078A (ja) 制動力制御装置
JP2582388Y2 (ja) ブレーキ液圧制御装置
JP3216508B2 (ja) 液圧ブレーキ装置
JPH07315192A (ja) ブレーキ液圧制御装置
JPS6378856A (ja) アンチスキツド装置
JP2023131756A (ja) 車両用ブレーキ液圧制御装置
JPH05178180A (ja) 制動力および駆動力制御装置
JP2700178B2 (ja) アンチロック用液圧制御装置
JPH10329674A (ja) 液圧ブレーキ装置
JPH07315191A (ja) ブレーキ液圧制御装置
JPH05170077A (ja) ブレーキ液圧制御装置
JPH0268251A (ja) アンチスキッド型ブレーキ装置
JPH10332011A (ja) 液圧制御装置