JPH0514670B2 - - Google Patents

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JPH0514670B2
JPH0514670B2 JP60185776A JP18577685A JPH0514670B2 JP H0514670 B2 JPH0514670 B2 JP H0514670B2 JP 60185776 A JP60185776 A JP 60185776A JP 18577685 A JP18577685 A JP 18577685A JP H0514670 B2 JPH0514670 B2 JP H0514670B2
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JP
Japan
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housing
breather
wiper motor
space
motor
Prior art date
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Application number
JP60185776A
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English (en)
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JPS6246744A (ja
Inventor
Yoshio Motohashi
Akira Fujii
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jidosha Denki Kogyo KK
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Denki Kogyo KK
Nissan Motor Co Ltd
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Application filed by Jidosha Denki Kogyo KK, Nissan Motor Co Ltd filed Critical Jidosha Denki Kogyo KK
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Publication of JPS6246744A publication Critical patent/JPS6246744A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば自動車のヘツドランプの汚
れを除去するヘツドランプワイパー装置に利用さ
れるワイパーモータに関するものである。
(従来の技術) 従来、自動車のヘツドランプの表面を払拭して
汚れを除去するヘツドランプワイパー装置として
は、左右のヘツドランプの各々の側面または近傍
に、対称な位置でワイパーモータを固定し、前記
ワイパーモータによりリンクを介してワイパーブ
レードを回動させて、該ワイパーブレードのブレ
ードでヘツドランプの表面を払拭し、ヘツドラン
プの汚れを除去するものがあつた。
そして、前記ヘツドランプワイパー装置に利用
されるワイパーモータとしては、第6図および第
7図に示すものがあつた。
第6図はワイパーモータ100の斜視図、第7
図は第6図の破断正面図である。
図において、ワイパーモータ100は、全体が
直方体型をなすハウジング101にカバー102
を被せて密閉させたものであり、突出した駆動軸
103を前記カバー102に貫通させて備えてい
るものである。
前記ハウジング101内には、モータ104を
備え、前記モータ104の電機子軸105にウオ
ーム歯車106を圧入装着している。このウオー
ム歯車106は2段の中間歯車107の大径歯車
部107aと噛合い状態にあり、前記2段の中間
歯車107の小径歯車部107bは大歯車108
と噛合い状態にある。そして、この大歯車108
の円周上の一部にはクランクピン108aが備え
られておりアーム109の一端部と枢結してい
る。前記アーム109の他端部はカバー102の
内面で駆動軸103に備えられた図示しないベル
クランクと枢結している。
したがつて、モータ104の回転は、ウオーム
歯車106と2段の中間歯車107の大径歯車部
107a、小径歯車部107bと大歯車108を
介して伝達され、そこでベルクランクを介して駆
動軸103の回動運動に変換されて、前記駆動軸
103に備えられた図示しないリンクを介してワ
イパーブレードを回動させる構成となつているも
のである。
また、ワイパーモータ100のハウジング10
1およびカバー102は前述のように密着されて
おり、モータ104および各歯車106,10
7,108の作動による温度上昇に際し、水を吸
収せずに呼吸作用が行なえるようにブリーザ12
0が設けてある。(実開昭57−155603号公報参照)
このブリーザ120は、カバー102の一部でワ
イパーモータ100の外側に突出しかつワイパー
モータ100の内外部を連通するダクト110に
チユーブ111を装着させることにより形成して
いる。
上述のようにワイパーモータ100は構成さ
れ、左右のヘツドランプの側面または近傍のパネ
ル(一般的にはラジエータコアサポートまたはヘ
ツドランプパネル)にブラケツト112を介して
固定され、ブリーザ120はダクト110に装着
されたチユーブ111を下方に垂らしワイパーモ
ータ100の内部と外部とを連通させている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のようなワイパーモータ1
00においては、この取付け場所がヘツドランプ
の側面または近傍という自動車のデザインの上で
も非常に重要な箇所にもあたるためスペース的に
制約される場合が多く、ダクト110およびチユ
ーブ111をワイパーモータ100より外部へ突
出させるだけのスペースを得られないものもあ
り、レイアウト上で自由度が低いものとなつてい
た。またダクト110をハウジング101の側壁
に設けてブリーザ120を形成することも考えら
れるが、ワイパーモータ100の左右対称となる
取付けに際してダクト110の取付け位置によつ
て、左右の部品の別生産および部品組込み上のバ
リエーシヨンが増加して誤組込み等の不具合の要
因となるなどの様々な問題点があり、新技術の開
発が望まれていた。
この発明の目的は、前述の従来のワイパーモー
タのもつ様々な問題点を解決するために考えられ
たもので、自動車の取付け位置および取付け方法
に対処しうる構造をもちかつ安価なワイパーモー
タを提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明によるワイパーモータは、ハウジング
内にモータおよびギヤを備え、前記ハウジングの
内部と外気とを連通するブリーザを備えたワイパ
モータにおいて、前記ハウジングとハウジング取
り付け部との間で空間部を形成し且つ前記空間部
と外気とを連通する切欠を有する壁部と、前記壁
部に設けられて前記空間部と前記ハウジングの内
部とを連通するブリーザと、前記空間部で前記ブ
リーザを囲み且つ前記切欠の方向に開口部を有す
る囲み突起を備えた構成としたことを特徴として
いる。
(実施例) 第1図ないし第4図はこの発明によるワイパー
モータの一実施例を説明する図であり、第1図は
ワイパーモータの破断正面図である。
ワイパーモータ1は、直方体型のハウジング2
にカバー3を被せて密閉させたものであり、突出
した駆動軸4を前記カバー3に貫通させて備えて
いるものである。
前記ハウジング2内にはモータ5を備え、前記
モータ5の電機子軸6にウオームギヤ7を圧入装
着している。このウオームギヤ7は2段の中間ギ
ヤ8の大径ギヤ部8aと噛合い状態にあり、前記
2段の中間ギヤ8の小径ギヤ部8bは大ギヤ9と
噛合い状態にある。そして、この大ギヤ9の円周
上の一部にはクランクピン9aが備えられてお
り、アーム10の一端部と枢結している。前記ア
ーム10の他端部はカバー3の内面で駆動軸4に
備えられた図示しないベルクランクと枢結してい
る。
上述のように、ワイパーモータ1は構成されモ
ータ5の回転はウオームギヤ7と2段の中間ギヤ
8の大径ギヤ部8a、小径ギヤ部8bと大ギヤ9
を介して伝達され、そこでベルクランクを介して
駆動軸4の回動運動に変換されて、前記駆動軸4
に備えられた図示しないリンクを介してヘツドラ
ンプ上を払拭するワイパーブレードを回動させ
る。
また、ワイパーモータ1のハウジング2および
カバー3は前述のように互いに密着されており、
外部と遮断された状態にあるが、ワイパーモータ
1は、その作動による温度上昇に際し、水を吸収
せずに呼吸作用が行なえるように、ハウジング2
とブラケツトまたは車体等のハウジング取り付け
部(図示例の場合はブラケツト)12との間で空
間部2cを形成し且つ前記空間部2cと外気とを
連通する切欠2fを有する壁部2bと、前記壁部
2bに設けられて前記空間部2cと前記ハウジン
グ2の内部とを連通するブリーザ11と、前記空
間部2c内で前記ブリーザ11を囲み且つ前記切
欠2fの方向に開口部2gを有する囲み突起2e
を備えており、前記ブリーザ11は壁部2bに設
けた開口2dに挿入する固定ベース11aとブリ
ージングダクト11bとで形成されている。
以下、第2図ないし第4図をもとにブリーザ1
1についてさらに詳しく説明する。
図において、ハウジング2のモータ固定ベース
2aの外側部分の一部には、前記ハウジング2と
ブラケツト12との間で空間部2cを形成する凹
状の壁部2bを設けていると共にこの壁部2bの
一部には前記空間部12cと外気とを連通する切
欠2fを備えている。また、前記壁部2bの一部
には前記ハウジング2の内部と連通する開口2d
を設けているとともに、該開口2dの外側部分に
円弧状で前記切欠2fの方向に開口している開口
部2gを有する囲み突起2eを設けている。ブリ
ーザ11はこの囲み突起2eの内側に設けられて
おり、第3図,第4図に示すように、ハウジング
2の一部に設けられた壁部2bに形成した開口2
dの開口径と外径がほぼ一致する胴部11cおよ
び前記壁部2bの上下に係止されかつ前記開口2
dの開口径よりも大きな固定部11d,11eを
備えた固定ベース11aと、この固定ベース11
aの挿入孔11fに挿入され、上下の固定部11
g,11hで前記固定ベース11aと嵌着される
とともに、上部にリツプ11iを備えたブリージ
ングダクト11bとによつてブリーザ11を形成
している。
そしてこの実施例においてはブラケツト12に
よりワイパーモータ1のモータ固定ベース2aお
よび壁部2bを被い、ビス等で固定した状態で、
前記ブラケツト12に設けられた取付ボルト等に
より車体側の取付手段としているが、取付手段と
してはブラケツト12を用いず、直接、車体へ前
記壁部2bの空間部2cを閉塞するように固定す
ることも可能である。
以上の構成によりワイパーモータ1の作動によ
る温度上昇に際し、ブリーザ11を介して外気と
円滑に呼吸作用が可能であり、壁部2bの空間部
2cがブラケツトまたは車体等のハウジング取り
付け部12で小さい切欠2fを除いて閉塞されか
つ囲み突起2eが設けてあることにより外部から
水等が直接浸入するのを阻止しうるようになつて
いる。
第5図はこの発明によるワイパーモータの他の
実施例を示す図である。
この実施例においては屈折した凹状壁部2bの
切欠2fを第2図に示した実施例とは反対の位置
に設けるとともに円弧状の囲み突起2eの開口部
2gを前記切欠2fの方向に開口させて設けた場
合を示したものである。
ワイパーモータ1は前述のように左右のヘツド
ランプの側面または近傍に設けられるものである
から、左右の取付位置の違いに対処できるべく前
記壁部2bの切欠2fおよび囲み突起2eの開口
部2gの開口方向を樹脂成形の段階で第2図に図
示した位置と第5図に図示した位置とで区別する
ことにより様々な取付け方法に対処できるもので
ある。
[発明の効果] 以上説明してきたように、この発明によるワイ
パーモータによれば、ハウジング内にモータおよ
びギヤを備え、前記ハウジングの内部と外気とを
連通するブリーザを備えたワイパーモータにおい
て、前記ハウジングとハウジング取り付け部との
間で空間部を形成し且つ前記空間部と外気とを連
通する切欠を有する壁部と、前記壁部に設けられ
て前記空間部と前記ハウジングの内部とを連通す
るブリーザと、前記空間部で前記ブリーザを囲み
且つ前記切欠の方向に開口部を有する囲み突起を
備えた構成としたことから、自動車の取付け位置
および取付け方法の違いに対処できるとともに、
部品点数を縮少し、コストを低減することも可能
となる。また、従来のチユーブを用いた場合にお
ける部品搬送時のチユーブの抜け、つぶれ等が防
止でき、品質の向上及び安定化がはかれる。さら
には、チユーブの組付け工程にて、チユーブの組
付け方向に関する位置決めが不要になり工程の簡
素化、誤組付けの防止がはかれるという優れた効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるワイパーモータの一実
施例の破断正面図、第2図は第1図のワイパーモ
ータのブリーザ部分を説明する斜視図、第3図は
第1図のワイパーモータのブリーザ部分の断面
図、第4図は第1図のワイパーモータのブリーザ
の組付け状態を説明する斜視図、第5図はこの発
明によるワイパーモータの他の実施例のブリーザ
部分を説明する斜視図、第6図は従来のワイパー
モータを説明する斜視図、第7図は第6図の破断
正面図である。 1…ワイパーモータ、2…ハウジング、2b…
壁部、2c…空間部、2e…囲み突起、2g…開
口部、5…モータ、7,8,8a,8b,9…ギ
ヤ、11…ブリーザ、12…ブラケツト(ハウジ
ング取り付け部)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ハウジング内にモータおよびギヤを備え、前
    記ハウジングの内部と外気とを連通するブリーザ
    を備えたワイパーモータにおいて、前記ハウジン
    グとハウジング取り付け部との間で空間部を形成
    し且つ前記空間部と外気とを連通する切欠を有す
    る壁部と、前記壁部に設けられて前記空間部と前
    記ハウジングの内部とを連通するブリーザと、前
    記空間部で前記ブリーザを囲み且つ前記切欠の方
    向に開口部を有する囲み突起を備えたことを特徴
    とするワイパーモータ。
JP60185776A 1985-08-26 1985-08-26 ワイパ−モ−タ Granted JPS6246744A (ja)

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JP60185776A JPS6246744A (ja) 1985-08-26 1985-08-26 ワイパ−モ−タ

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JP60185776A JPS6246744A (ja) 1985-08-26 1985-08-26 ワイパ−モ−タ

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JPS6246744A JPS6246744A (ja) 1987-02-28
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JPS6246744A (ja) 1987-02-28

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