JP2708543B2 - ラジエータ取付装置 - Google Patents

ラジエータ取付装置

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車におけるラジエータの取付装置に関
する。
(従来の技術) 従来より、自動車のラジエータ取付装置として、例え
ば特開昭61−249823号公報に開示されるように、エンジ
ンルーム前端部に設けられたシュラウドアッパに支持孔
を設け、この支持孔に、ラジエータの上端部に設けられ
た突起部を嵌合することによって、ラジエータが、シュ
ラウドアッパの下部と、該シュラウドアッパの下方に位
置する車体側部材の支持部との間に取付けられて、エン
ジンルーム内におけるラジエータの占有スペースを小さ
くしたものは知られている。
そして、ラジエータの組付け手順としては、車体に取
付ける前のシュラウドアッパの支持孔に予めラジエータ
の上端部の突起部を嵌合させた状態で該ラジエータの下
端部を車体側部材の支持部に対して上方から挿入してシ
ュラウドアッパと共に取付けられる。この場合、シュラ
ウドアッパは、上方から挿入されるラジエータとの干渉
に回避する上で、ラジエータの上端部が位置する略中央
部分(支持孔が設けられた部分)がシュラウドアッパの
両側部(ラジエータの上端部が位置しない部分)に対し
てボルト等により取り外し可能に分割形成されている。
また、上記のものとは異なるラジエータの組付け手順
としては、車体に取付ける前の車体側部材の支持部に予
めラジエータの下端部を挿入した状態で該ラジエータ上
端部の突起部がシュラウドアッパの支持孔に対して下方
から挿入して嵌合される。この場合、シュラウドアッパ
は、分割形成されずに一体形成された剛性強度の高いも
のが用いられる。また、車体側部材を取付けた後の車体
側部材の下方には、アンダーガードなどが装着されるこ
とになる。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記従来のラジエータの組付け手順では、
ラジエータの組付け時、シュラウドアッパの取付作業が
伴ったり、アンダーガードなどの装着作業が伴ったりす
るため、これらの付随作業によってラジエータの組付け
作業が煩わしいものになる。
また、上記の如くシュラウドアッパが分割形成された
ものにおいては、シュラウドアッパの剛性強度の低下が
否めず、そのために、シュラウドアッパ自体の強度を増
大させる必要があり、重量・コスト的に不利となってし
まう。
本発明は、上記の剛性強度の高い一体形成されたシュ
ラウドアッパを用い、このシュラウドアッパとの干渉を
回避する上で該シュラウドアッパの斜め上方からラジエ
ータを傾斜状態にして挿入しても、ラジエータ上端部の
突起部が、一体形成されたシュラウドアッパに対してラ
ジエータの取付け方向から容易に嵌合されるよう、シュ
ラウドアッパに改良を加えて、ラジエータの組付作業性
の向上を図ることを目的とする。
更に、本発明は、シュラウドアッパとの干渉を回避す
る上で該シュラウドアッパの斜め上方からラジエータを
傾斜状態にして挿入しても、ラジエータの下端部が車体
側部材の支持部に対して容易に挿入されるよう,ラジエ
ータの下端部および車体側部材の支持部に改良を加え
て、ラジエータの組付作業性の向上を更に図ることを目
的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、請求項1及び2に係る発明
の講じた手段は、シュラウドアッパの下部にラジエータ
が挿入され、該ラジエータの上端部がシュラウドアッパ
に取付けられるようにしたラジエータ取付装置を前提と
する。
そして、請求項1に係る発明の解決手段は、ラジエー
タの上端部に突設された突起部と、 上記シュラウドアッパに設けられ、ラジエータの取付
け方向へ凹む切欠凹部と、 上下方向に貫通する貫通孔により中空状に形成された
ダンパ部と、該ダンパ部を保持する孔部を略中央に有
し、この孔部を挟んでラジエータの取付け方向と直交す
る方向へ延びてその延出方向両端部が上記切欠凹部の両
側部に締結されるフランジ部とからなるアッパマウント
ブラケットとを備える。
そして、上記突起部に、上記アッパマウントブラケッ
トの孔部に保持したダンパ部の貫通孔を上方から外嵌
し、その突起部周面をダンパ部の貫通孔周面に嵌合保持
する構成としたものである。
更に、請求項2の発明では、上記請求項1の構成に加
えて、上記ラジエータの下端部に球面状のマウント部材
を設けるとともに、上記シュラウドアッパの下方に位置
する車体側部材に、略円形状の穴部を有するロアマウン
トブラケットが設け、上記マウント部材を、上記ロアマ
ウントブラケットの穴部に挿入せしめる構成としたもの
である。
(作用) 上記の構成により、請求項1に係る発明では、ラジエ
ータ組付時にシュラウドアッパとの干渉を回避する上で
該シュラウドアッパの斜め上方から車体側部材の支持部
に挿入されて傾斜状態となるラジエータの上端部の突起
部(アッパマウントブラケット)には、アッパマウント
ブラケット(フランジ部)の略中央に保持されたダンパ
部の貫通孔が上方から外嵌されてその突起部の周面がダ
ンパ部の貫通孔周面に嵌合保持され、この状態で、突起
部が、ラジエータの取付け方向つまりラジエータの下端
部を支点とするラジエータの突起部の回動方向へ凹む切
欠凹部と、ラジエータの上端部の突起部がダンパ部を介
して取付けられたラジエータの取付け方向と直交する方
向つまり切欠凹部の凹み方向と直交する車幅方向へ延び
るアッパマウントブラケットのフランジ部とを備えたラ
ジエータ上部側取付装置によって、ラジエータの取付け
方向へ凹む切欠凹部に対して容易に挿入されることにな
り、ラジエータの組付作業性を良好なものにすることが
できる。その上、ラジエータの取付け方向へ凹む切欠凹
部の両側部は、ラジエータの取付け方向と直交する方向
(切欠凹部の凹み方向と直交する方向)へ延びるフラン
ジ部(アッパマウントブラケット)の両端部により締結
されて補強していることから、切欠凹部を設けたことに
よるシュラウドアッパの剛性強度の低下がアッパマウン
トブラケットによって効果的に抑制されることになる。
しかもシュラウドアッパは一体形成されたものが用いら
れるので、シュラウドアッパの剛性強度が十分に確保さ
れる。
更に、請求項2に係る発明では、ラジエータ組付時に
シュラウドアッパとの干渉を回避する上で該シュラウド
アッパの斜め上方からラジエータを傾斜状態にして挿入
したラジエータの下端部は、その下端部に設けられた球
面状のマウント部材と、車体側部材に設けられたロアマ
ウントブラケットの略円形状の穴部とによって、シュラ
ウドアッパの斜め上方からロアマウントブラケットの穴
部に対して容易に挿入されて、このマウント部材を支点
にしてラジエータの突起部(上端部)を回動せしめて該
ラジエータの上端部がシュラウドアッパに取付けられる
ことになり、ラジエータの組付時にシュラウドアッパの
取付作業やアンダーガードの装着作業などの付随作業が
廃止されて、ラジエータの組付作業性を一層良好なもの
にすることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は本発明の実施例に係るラジエー
タ取付装置を備えた車両のエンジンルーム前端部を示
す。これらの図において、1はボンネットであって、該
ボンネット1の下方には、エンジンルームの前端上部位
置を車幅方向へ延びるシュラウドアッパパネル2(シュ
ラウドアッパ)が設けられており、該シュラウドアッパ
パネル2の略中央部には、ボンネット1を閉塞時に係合
保持するためのロック部材(図示せず)が設けられてい
る。また、上記シュラウドアッパパネル2の下方、つま
りエンジンルームの前端下部位置には、車幅方向へ延び
る車体側部材としてのロアフレーム3が設けられてい
る。
また、上記シュラウドアッパパネル2の略中央位置の
下部と、上記ロアフレーム3の略中央位置の上部との間
には、フィン・アンド・チューブタイプのラジエータコ
ア11と、該ラジエータコア4の右側端部を上下方向へ延
びる第1タンク12と、上記ラジエータコア11の左側端部
を上下方向へ延びる第2タンク13とからなるラジエータ
14が配置されている。上記ラジエータ14の第1タンク12
の上端部には、図示しないエンジンのウォータジャケッ
ト下流側からの高温の冷却水をインレットホース15を介
して取入れる冷却水入口12aが設けられている。また、
上記ラジエータ14の第2タンク13の下端部には、ラジエ
ータコア11により低温となった冷却水を上記のウォータ
ジャケット上流側へアウトレットホース16を介して送給
する冷却水出口13aが設けられている。尚、第2図中、1
7は、図示しないファンの性能を補助し且つファン風量
を増加させるためにラジエータ14とファンとの間をダク
ト化したファンシュラウドである。
そして、第3図ないし第5図にも示すように、上記ラ
ジエータ14の第1および第2タンク12,13の下端部に
は、下部が球面状となるゴム製のマウント部材21(図で
は第1タンク12側のもののみ示す)が設けられている。
また、上記ロアフレーム3の前端部には、前後方向へ長
径な略楕円形状の孔部22を有するロアマウントブラケッ
ト23が設けられている。そして、上記マウント部材21の
下部は、上記シュラウドアッパパネル2との干渉を回避
する上でラジエータ14がシュラウドアッパパネル2の後
方側の斜め上方から傾斜状態で上記ロアマウントブラケ
ット23の孔部22に挿入されている。また、上記ラジエー
タ14の下端部には、上記マウント部材21と、上記孔部22
を有するロアマウントブラケット23とによってラジエー
タ下部側取付装置24が構成されており、該ラジエータ下
部側取付装置24によって、ラジエータ14の下端部が、上
記ロアフレーム3(ロアマウントブラケット23)に対し
てマウント部材21により弾性的に支持されている。
また、第6図にも示すように、上記ラジエータ14の第
1および第2タンク12,13の上端部には、上方へ突出す
る突起部31,31がそれぞれ設けられている。上記各突起
部31に対応するシュラウドアッパパネル2の略中間位置
左右両端部には、上記ロアマウントブラケット23の孔部
22へのマウント部材21の挿入時に傾斜状態となるラジエ
ータ14の上端部の取付け方向、つまりラジエータ14のマ
ウント部材21を支点とするラジエータ14の突起部31の前
方への回動方向と一致して前方へ凹む切欠凹部32,32が
設けられている。上記突起部31(同一構造となるので右
側のもののみを説明する)は、アッパマウントブラケッ
ト33のダンパ部35(後述する)に嵌合状態で取付けられ
ている。上記アッパマウントブラケット33は、ラジエー
タ14の取付け方向と直交する方向、つまり切欠凹部32の
開口方向と直交する車幅方向へ延びる金属製のフランジ
部34を備え、このフランジ部34の略中央部に孔部34aが
設けられている。このフランジ部34の孔部34aには、略
円筒形状に形成されたゴム製のダンパ部35が嵌合され、
該ダンパ部35の中心部には組付状態で上下方向へ貫通す
る貫通孔35aが形成されている。そして、上記アッパマ
ウントブラケット33のフランジ部34の左右両端部は、上
記切欠凹部32の左右両側部にボルト36,36により締結さ
れている。また、上記ラジエータ14の上端部は、突起部
31と、切欠凹部32と、アッパマウントブラケット33(フ
ランジ部34およびダンパ部35)とからなるラジエータ上
部側取付装置37より取付けられており、該ラジエータ上
部側取付装置37によって、突起部31の周面31aはアッパ
マウントブラケット33のダンパ部35の貫通孔35aに対し
て嵌合保持されて、ラジエータ14の上端部が上記シュラ
ウドアッパ2の切欠凹部32に対して弾性的に支持される
ようになっている。
次に、上記実施例の作用・効果について説明するが、
ラジエータ組付時、第5図の一点鎖線および二点鎖線並
びに第2図の二点鎖線で示すように、シュラウドアッパ
パネル2との干渉を回避する上で該シュラウドアッパパ
ネル2の後方側の斜め上方からラジエータ14を傾斜状態
にして挿入したラジエータ14の下端部は、その第1およ
び第2タンク12,13の下端部に設けられた球面状のマウ
ント部材21と、ロアフレーム3の前端部に設けられたロ
アマウントブラケット23の略円形状の孔部22とからなる
ラジエータ下部側取付装置24によって、シュラウドアッ
パパネル2の斜め上方からロアマウントブラケット23の
孔部22に対して容易に挿入されることになる。一方、ラ
ジエータ組付時にマウント部材21の下部がロアマウント
ブラケット23の孔部22に挿入されて傾斜状態となるラジ
エータ14の突起部31(上端部)には、アッパマウントブ
ラケット23のフランジ部34略中央の孔部34aに保持され
たダンパ部35の貫通孔35aが上方から外嵌され、その突
起部31の周面31aがダンパ部35の貫通口35a周面に嵌合保
持され、この状態で、突起部31が、シュラウドアッパパ
ネル2に設けられたラジエータ14の取付け方向(ラジエ
ータ14の下端部を支点とするラジエータ14の突起部31の
回動方向)と一致してシュラウドアッパパネル2の後端
部より前方へ凹む切欠凹部32と、ラジエータ14の上端部
の突起部31がダンパ部35を介して取付けられたラジエー
タ14の取付け方向と直交する方向(切欠凹部32の凹み方
向と直交する車幅方向)へ延びるアッパマウントブラケ
ット33のフランジ部34とを備えたラジエータ上部側取付
装置37によって、ラジエータ14の取付け方向へ凹む切欠
凹部32に対して容易に挿入されることになる。
このようなラジエータ下部側取付装置24およびラジエ
ータ上部側取付装置37の各機能によって、ラジエータ14
の組付時に分割形成されたシュラウドアッパパネルの取
付作業やロアフレーム下方に装着されるアンダーガード
の装着作業などの付随作業が廃止されて、ラジエータ14
の下端部および上端部がそれぞれ円滑に取付けられるこ
とになり、ラジエータ14の組付作業性の向上を効果的に
図ることができる。
また、シュラウドアッパパネル2は一体形成されたも
のが用いられる上、ラジエータ14の取付け方向と一致す
る前方へ凹む切欠凹部32の左右両側部が、ラジエータ14
の取付け方向と直交する車幅方向(切欠凹部32の凹み方
向と直交する方向)へ延びるフランジ部34(アッパマウ
ントブラケット33)の左右両端部によりボルト36締結さ
れて補強していることから、切欠凹部32を設けたことに
よるシュラウドアッパパネル2の剛性強度の低下がアッ
パマウントブラケット33により効果的に抑制され、シュ
ラウドアッパパネル2の剛性強度を十分に確保すること
ができる。
さらに、ラジエータ14の上端部(突起部31)が、シュ
ラウドアッパ2の切欠凹部32に対してアッパマウントブ
ラケット33のダンパ部35により弾性的に支持されている
一方、ラジエータ14の下端部が、ロアフレーム3(ロア
マウントブラケット23)に対してマウント部材21により
弾性的に支持されているので、ラジエータ14を、エンジ
ン振動や走行振動などを可及的に抑制するダイナミック
ダンパとして利用することができて、車室内における振
動騒音を低レベルに抑えることができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
その他種々の変形例を包含するものである。例えば、上
記実施例では、ラジエータ14の下端部および上端部にそ
れぞれラジエータ下部側取付装置24およびラジエータ上
部側取付装置37を設けたが、ラジエータの上端部に設け
たラジエータ上部側取付装置のみによって取付けられる
ように構成しても良く、この場合においてもラジエータ
の組付作業性の向上が図られることになる。また、上記
実施例では、ラジエータ14をシュラウドアッパパネル2
の後方側の斜め上方から挿入したが、ラジエータがシュ
ラウドアッパパネルの前方側の斜め上方からの挿入によ
り取付けられるようにしても良いのは勿論である。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項1の発明のラジエータ取
付装置によれば、ラジエータ組付時にシュラウドアッパ
の斜め上方から車体側部材の支持部に挿入されて傾斜状
態となるラジエータの上端部の突起部に対してアッパマ
ウントブラケットのフランジ部略中央の孔部に保持した
ダンパ部の貫通孔を上方から外嵌し、その突起部の周面
をダンパ部の貫通孔周面に嵌合保持した状態で、ラジエ
ータの下端部を支点とするラジエータの突起部の回動方
向へ凹む切欠凹部に対して突起部を容易に挿入できるこ
とになり、ラジエータの組付作業性を良好なものにする
ことができる。しかも、ラジエータの取付け方向へ凹む
切欠凹部の両側部を、突起部を取付け且つ切欠凹部の凹
み方向と直交する方向へ延びるフランジ部の両端部によ
り締結して補強するので、切欠凹部を設けたことによる
シュラウドアッパの剛性強度の低下が効果的に抑制され
ることになり、自身の一体形成とも相俟ってシュラウド
アッパの剛性強度を十分に確保することができる。
さらに、請求項2の発明のラジエータ取付装置によれ
ば、ラジエータ組付時にシュラウドアッパとの干渉を回
避する上で傾斜状態となるラジエータの下端部の球面状
のマウント部材が、シュラウドアッパの斜め上方からロ
アマウントブラケットの円形状の孔部に対して容易に挿
入されることになり、ラジエータの組付時に伴う付随作
業が廃止されて、ラジエータの組付作業性の向上を一層
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は第2図の
I−I線における断面図、第2図はエンジンルーム前端
部の平面図、第3図はロアマウントブラケットの裏面
図、第4図は第3図のIV−IV線における断面図、第5図
はロアマウントブラケットに対するマウント部材の挿入
状態を示す説明図、第6図は第2図のVI−VI線における
断面図である。 2…シュラウドアッパパネル 3…ロアフレーム 14…ラジエータ 21…マウント部材 22…孔部 23…ロアマウントブラケット 24…ラジエータ下部側取付装置 31…突起部 31a…周面 32…切欠凹部 33…アッパマウントブラケット 34…フランジ部 34a…孔部 35…ダンパ部 35a…貫通孔 37…ラジエータ上部側取付装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 知之 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 実開 昭64−4818(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シュラウドアッパの下部にラジエータが挿
    入され、該ラジエータの上端部がシュラウドアッパに取
    付けられるようにしたラジエータ取付装置において、 上記ラジエータの上端部に突設された突起部と、 上記シュラウドアッパに設けられ、ラジエータの取付け
    方向へ凹む切欠凹部と、 上下方向に貫通する貫通孔により中空状に形成されたダ
    ンパ部と、該ダンパ部を保持する孔部を略中央に有し、
    この孔部を挟んでラジエータの取付け方向と直交する方
    向へ延びてその延出方向両端部が上記切欠凹部の両側部
    に締結されるフランジ部とからなるアッパマウントブラ
    ケットとを備え、 上記突起部には、上記アッパマウントブラケットの孔部
    に保持したダンパ部の貫通孔が上方から外嵌され、その
    突起部周面がダンパ部の貫通孔周面に嵌合保持されてい
    ることを特徴とするラジエータ取付装置。
  2. 【請求項2】ラジエータの下端部には球面状のマウント
    部材が設けられているとともに、シュラウドアッパの下
    方に位置する車体側部材には、略円形状の穴部を有する
    ロアマウントブラケットが設けられ、上記マウント部材
    は、上記ロアマウントブラケットの穴部に挿入されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のラジエータ取付装
    置。
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