JPH059264Y2 - - Google Patents

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JPH059264Y2
JPH059264Y2 JP4419986U JP4419986U JPH059264Y2 JP H059264 Y2 JPH059264 Y2 JP H059264Y2 JP 4419986 U JP4419986 U JP 4419986U JP 4419986 U JP4419986 U JP 4419986U JP H059264 Y2 JPH059264 Y2 JP H059264Y2
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wiper motor
cylindrical body
output shaft
housing
outside air
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両用ワイパモータのブリーザ装置
に関する。
(従来の技術) 従来より車両用ワイパモータのブリーザ装置と
しては、例えば第4図及び第5図に示すものが知
られている。
第4図及び第5図において、1はパネル5に取
付けられ出力軸支持部3に回転自在に支持された
出力軸4の先端側を該パネル5に穿設した開口5
aから突出させたワイパモータであり、6は前記
出力軸支持部3に保持され前記開口5aをシール
する弾性材からなるシール部材である。
7は貫通孔7aを有しワイパモータ1のハウジ
ング2内部と外部を連通するためのブリーザ管で
あり、8は該ブリーザ管7のキヤツプで弾性材か
らなる。ブリーザ管7は、その一端側(第4図の
下端側)に小径部7bを形成してハウジング2に
穿設した透孔2aに圧入固定するとともに、他端
側外周に適宜の間隔を存して複数の突起7cを設
けている。前記キヤツプ8は、その内径寸法をブ
リーザ管7の外径寸法より若干大きく形成すると
ともに、その内周の中間部に前記各突起7cを収
納し得る環状溝8aを設けることにより、該キヤ
ツプ8はブリーザ管7の所定の位置に保持され
る。このため、前記貫通孔7aを外気に連通させ
る外気導入通路9が形成され、ハウジング4の内
部を外気に連通せることが可能となる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、この従来の車両用ワイパモータ
のブリーザ装置は、特別にブリーザ管7及びキヤ
ツプ8が必要となり部品点数が多くなるので、組
込作業工数が増大するとともにコスト高となる問
題点があつた。
本考案は、部品点数を少なくして前述した従来
の問題点を解消し、組込作業性が向上するととも
に安価なものとなる車両用ワイパモータのブリー
ザ装置を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため本考案は、パネルに
取付けられ出力軸支持部に回転自在に支持された
出力軸の先端側を該パネルに穿設した開口から突
出させたワイパモータと、前記出力軸支持部に保
持され前記開口をシールする弾性材からなるシー
ル部材とを備えた車両用ワイパにおいて、前記ワ
イパモータのハウジングの前記出力軸支持部近傍
部分に該ハウジング内部を外部に連通させるため
の筒状体を一体に突設するとともに、前記シール
部材の底面に該筒状体の外周に嵌合する環状のキ
ヤツプ部を一体に突設し、前記筒状体の外周とキ
ヤツプ部の内周間にハウジングの内部を外気に連
通するための外気導入通路を形成した車両用ワイ
パモータのブリーザ装置としたことを特徴として
いる。
(実施例) 以下、本考案に係る車両用ワイパモータのブリ
ーザ装置を図に示す実施例に基づき説明する。
第1図及び第2図において、11はワイパモー
タであり、減速部12とモータ部13とを有す
る。減速部12に設けた取付脚12をねじ18に
よりパネル17に固着することによりワイパモー
タ11を外パネル17に取付けている。ワイパモ
ータ11の出力軸16は、該ワイパモータ11の
ハウジング14と一体の出力軸支持部15に回転
自在に支持され、その先端側はパネル17に穿設
した開口17aから突出させている。尚、図の実
施例においては出力軸支持部15に軸受19,1
9を圧入し出力軸16に摺動接触させているが、
出力軸支持部15の内周面を直接出力軸16に摺
動接触させても良い。前記出力軸16の先端部
は、ねじ20によりクランクアーム21の一端側
を固着しており、このクランクアーム21の他端
側にはリンク機構22を連結している。
23は前記出力軸支持部15に保持され前記開
口17aをシールする弾性材からなるシール部材
であり、本実施例においては出力軸16と出力軸
支持部15間をシールするシール部材を一体に有
する構造としたが、これら両シール部材を分離さ
せても良い。
前記ハウジング14の前記出力軸支持部15近
傍部分に、貫通孔24aを有し該ハウジング14
内部を外部に連通させるための筒状体24を一体
に突設するとともに、前記シール部材23の底面
23aに、該筒状体24の外周に嵌合する環状の
キヤツプ部23bを一体に突設する。このキヤツ
プ部23bの内周には、適宜の間隔を存して該キ
ヤツプ部23bの基部から先端に至る少なくとも
2個以上の突条23cを一体に設けることによ
り、少なくとも1個以上の溝23dを形成してい
る。本実施例の場合には第2図に示す如く前記突
条23cを4個として溝23dを4個形成した。
前記溝23dによりキヤツプ部23bの内周と筒
状体24の外周との間に間隙が生じ、この間隙が
ハウジング14の内部を外気に連通させる外気導
入通路25となる。
ここで、シール部材23の底面23aに一体に
設けた環状のキヤツプ部23bを筒状体24の外
周に嵌合した際に前記底面23aが筒状体24の
先端面に当接してハウジング14内部と外部間の
通気性がなくなることを阻止するために、筒状体
24の近傍のハウジング14に、前記底面23a
が当接して筒状体24に対するキヤツプ部23b
の嵌合代を規制する係合壁26を一体に設け、筒
状体24の先端面と前記底面23a間に隙間を確
保している。
第3図は本考案の他の実施例を示す要部断面図
であり、筒状体24の外周に適宜の間隔を存して
少なくとも2個の突条24cを軸方向に一体に設
けて、該筒状体24の外周とキヤツプ部23bの
内周との間に間隙を生じせしめて外気導入通路2
5を形成させたものである。この実施例の場合に
は突条24cを4個としてある。
(考案の効果) 以上の如く本考案は、ワイパモータのハウジン
グの出力軸支持部近傍部分に該ハウジング内部を
外部に連通させるための筒状体を一体に突設する
とともに、前記出力軸支持部に保持されパネルに
突設した開口をシールするシール部材の底面に前
記筒状体の外周に嵌合する環状のキヤツプ部を一
体に突設し、該筒状体の外周とキヤツプ部の内周
間に外気導入通路を形成した車両用ワイパモータ
のブリーザ装置としたので、特別な部品が不必要
となり部品点数が減少し、組込作業性が向上する
とともに安価なものとなる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用ワイパモータのブ
リーザ装置の一実施例を示す一部破断側面図、第
2図は第1図のA−A線断面図、第3図は本考案
の他の実施例を示す第2図と同様な要部断面図、
第4図は従来例を示す一部破断側面図、第5図は
第4図のB−B線断面図である。 11……ワイパモータ、14……ハウジング、
15……出力軸支持部、16……出力軸、17…
…パネル、17a……開口、23……シール部
材、23a……底面、23b……キヤツプ部、2
4……筒状体、25……外気導入通路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) パネルに取付けられ出力軸支持部に回転自在
    に支持された出力軸の先端側を該パネルに穿設
    した開口から突出させたワイパモータと、前記
    出力軸支持部に保持され前記開口をシールする
    弾性材からなるシール部材とを備えた車両用ワ
    イパにおいて、前記ワイパモータのハウジング
    の前記出力軸支持部近傍部分に該ハウジング内
    部を外部に連通させるための筒状体を一体に突
    設するとともに、前記シール部材の底面に該筒
    状体の外周に嵌合する環状のキヤツプ部を一体
    に突設し、前記筒状体の外周とキヤツプ部の内
    周間にハウジングの内部を外気に連通するため
    の外気導入通路を形成したことを特徴とする車
    両用ワイパモータのブリーザ装置。 (2) 前記キヤツプ部の内周に、該キヤツプ部の基
    部から先端に至る少なくとも1個以上の溝を形
    成し、該キヤツプ部の内周と前記筒状体の外周
    との間に間隙を生じせしめて前記外気導入通路
    を形成したことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の車両用ワイパモータのブリ
    ーザ装置。 (3) 前記筒状体の外周に適宜の間隔を存して少な
    くとも2個の突条を軸方向に一体に設け、該筒
    状体の外周と前記キヤツプ部の内周との間に間
    隙を生じせしめて前記外気導入通路を形成した
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の車両用ワイパモータのブリーザ装置。
JP4419986U 1986-03-26 1986-03-26 Expired - Lifetime JPH059264Y2 (ja)

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JPS62156072U JPS62156072U (ja) 1987-10-03
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JP5014030B2 (ja) * 2007-09-07 2012-08-29 株式会社ミツバ 減速機構付き電動モータ
JP5706104B2 (ja) * 2010-06-10 2015-04-22 株式会社ミツバ モータ装置
JP5694749B2 (ja) * 2010-12-07 2015-04-01 アスモ株式会社 モータ

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JPS62156072U (ja) 1987-10-03

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