JPH05146557A - 幅定規装置 - Google Patents

幅定規装置

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JPH05146557A
JPH05146557A JP31074491A JP31074491A JPH05146557A JP H05146557 A JPH05146557 A JP H05146557A JP 31074491 A JP31074491 A JP 31074491A JP 31074491 A JP31074491 A JP 31074491A JP H05146557 A JPH05146557 A JP H05146557A
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JP
Japan
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cutter
cut
carpet
wall surface
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JP31074491A
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English (en)
Inventor
Katsumi Matsushita
克巳 松下
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 この発明の幅定規装置は、装置(10)の先
行側に配され、両腕レバー(18)により支点(20)
を中心に回動可能に支持されることにより装置(10)
の進行方向に関し横方向に移動可能であるとともに、付
勢部材(26)により所定姿勢を保持するよう付勢され
た、2つの第1の当接部材(22,24)と、装置(1
0)の後行側に配された、装置(10)の進行方向に関
し横方向に関し固定された第2の当接部材(32)と、
前記第2の当接部材(32)の外端から所定距離だけ内
側に配されたカッター、罫書き用ピン、鉛筆などの取付
部(36,42,44)とからなるものである。 【効果】 目的物の外形に沿って走行させることによ
り、その外形に完全にならって、シート状物を切断した
り、シート状物の上に罫書き線を描くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、幅定規に関し、詳し
くは、カーペット等を目的物の外形にならって切断した
り罫書きする幅定規に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】建物の床
面等にカーペットを敷設する場合には、一方の壁際から
開始して他方の壁際に至る。そして、カーペットの端部
をこの他方の壁に沿うように適当な長さに切断すること
が必要である。しかし、壁面には微妙な凹凸があるの
で、これに完全に沿うようにカーペットを切断すること
は大変困難である。
【0003】従来、長方形の幅定規の一方の長手方向の
側縁を壁際に沿わせて移動させつつ、反対側の側縁の近
くにある小孔に鉛筆を差し込んで、壁際の形状と同一形
状の罫書き線をカーペットの上に描き、これに沿ってカ
ッターで切断する方法が行われることがある。しかし、
幅定規の進行方向前方の壁面に、例えば凸部が存在する
場合には、幅定規の前端が持ち上がり、幅定規の後縁が
壁面に対する直角姿勢から後方に傾斜する。そのため、
壁面と罫書き用の鉛筆との間の垂直方向の距離が変化す
る。したがって、壁面の形状に正確に沿った罫書き線を
描くことは困難であった。
【0004】この発明は、前記の問題点を解消して、壁
面に沿って走行させることにより、壁面の形状に完全に
ならって、カーペットを切断したり、カーペットの上に
罫書き線を描くことができる幅定規を提供することを目
的とする。
【0005】なお、同様の問題は、カーペットの敷設だ
けでなく、その他種々のシート状物を目的物の外形にな
らって切断しようとする場合に生ずる。この発明の適用
範囲はそれらの場合を含む。
【0006】
【課題を解決するための手段と作用】この発明の幅定規
装置は、装置の先行側に配され、両腕レバーにより支点
を中心に回動可能に支持されることにより装置の進行方
向に関し横方向に移動可能であるとともに、付勢部材に
より所定姿勢を保持するよう付勢された、2つの第1の
当接部材と、装置の後行側に配された、装置の進行方向
に関し横方向に関し固定された第2の当接部材と、前記
第2の当接部材の外端から所定距離だけ内側に配された
カッター、罫書き用ピン、鉛筆などの取付部とからな
る。
【0007】装置の先行側に、装置の進行方向に関して
横方向に関し内外に出入りする2つの当接部材を設けて
いるので、装置の先行側が壁面の凹凸部分に沿って走行
する場合にも、凹凸が2つの当接部材により吸収され
て、装置全体の姿勢が大きく変化しない。これに対し
て、装置後方側には、固定の当接部材があり、この固定
の当接部材から所定距離内方に罫書き用のカッター、鉛
筆等を取付けるように構成しているので、装置後方側が
壁面の凹凸にさしかかった場合には、それに正確になら
って、カッター、鉛筆等も同じ凹凸の軌跡上を移動す
る。
【0008】前記の第1と第2の当接部材が、いずれも
回転可能な円盤から構成されている場合には、装置の走
行が一層円滑で好ましい。また、装置にハンドルを設け
れば、装置の取扱いがより容易となる。
【0009】
【実施例】10は、この発明の幅定規装置の一例を示
す。装置10は、基板12と、その後端側に立設したハ
ンドル14とからなる。基板12はその外端側において
二股状の脚部14,16を有している。脚部14の先端
には、両腕レバー18が、少しオフセットした位置を支
点20として回動可能に支持されている。レバー18の
両端には円盤状の回転盤22,24が設けられている。
26は、コイルバネであり、その両端部から脚部28,
30が延びて、一方の脚部28の端部は基板12の脚部
14に固定され、他方の脚部30はレバー18の後端側
に固定されている。これにより、レバー18は図1に示
す姿勢を保持するように付勢されている。基板12の後
側の脚部16の先端には、他の回転盤32が設けられて
いる。この回転盤32より所定距離後方の位置におい
て、前記ハンドル14にはカッター34が取付けられて
いる。詳しくは、ハンドル14の少し後方側には、基板
12に連なる長方形の空所36が設けられている。この
空所の途中には、空間を介して対向する保持盤38,3
8が設けられている(図1においては手前側の保持盤3
8のみを示す)。両保持盤38,38間にカッター34
が挿通されている。40はネジ部材の頭部であって、図
示を省略するが、この頭部40の前方にはネジピンが突
設されて、このネジピンが両保持盤38,38とカッタ
ー34とに設けた孔を通過し、後側の保持盤38の孔と
螺合している。このようにして、カッター34が所定位
置に保持される。
【0010】42は罫書き用の鉛筆を保持するための筒
体であって、その内部中空は基板12の下面に開口して
いる。
【0011】44は罫書き用のピン孔である。この孔4
4にピン(不図示)を挿通し、その上端側にネジ46の
先端を圧着することにより、ピンを所定位置に保持す
る。
【0012】基板12の内端側における先端位置には、
ローラ48が設けられて、基板12の走行をより容易と
している。
【0013】図2〜図7により、前記装置の使用方法を
説明する。壁面Aに3つのローラ22,24,32を当
接するようにして、ハンドル14を把持して、これを図
において右方向に引く(図2)。前端に位置する回転盤
22が壁面Aの凸部Bにさしかかる。壁面Bにより回転
盤22が外方向に押されるが、レバー18が支点20を
中心として回転し、回転盤22と基板12との相対位置
が接近する(図3)。
【0014】レバー18が設けられていなければ、装置
10は、図3において、半時計方向に少し回転して、後
端側の回転盤32の軸33とカッター34ないし罫書き
用の孔42,44とを結ぶ直線ができないはずである。
しかし、レバー18の存在により、後方に傾斜して、カ
ッター34や罫書き用孔42,44の壁面Aからの距離
が短くなるので、壁面にならった正確なカットや罫書き
が壁面Aに対してほぼ直角を保つ。
【0015】装置10がさらに右方向に進んで、前方側
の回転盤22と24の双方が壁面Aの凸部Bの上に乗る
(図4)。これにより、基板12は図3の状態に比べて
やや半時計回りに回転する。さらに、装置が右方向に進
行して、最前端の回転盤22が凸部Bの傾斜部より平坦
部Cに移行しようとする(図5)。このとき、レバー1
8がなければ、装置全体が、図5においてより前のめり
となるはずであるが、レバー18が時計方向にやや回転
することにより、装置の姿勢の変化が最小限に押えられ
る。この状態で図6〜図7に移行する。
【0016】両腕レバー18としたので、その両端にあ
る2つの回転盤22,24によりバランスをうまくとる
ことができる。つまり、たとえば、回転盤22を強く壁
に押しつけようとする場合でも、反対側の回転盤24も
また壁に押しつけられる結果となり、平面から見た装置
の姿勢が極端に傾斜することがない。また、両腕レバー
18の支点がオフセットされているのは、回転盤22が
余り進行方向に突出しないためであり、これにより、装
置全体が図2の進行方向前方にある壁ぎわに充分に接近
することができる。
【0017】回転盤22,24,32を有すると、装置
の走行が円滑であるが、これらがなくとも発明の目的は
達成できる。基板の形状も図示の実施例に限られない。
その他、特許請求の範囲の記載に該当するすべての実施
態様はこの発明の範囲内である。
【0018】
【発明の効果】目的物の外形に沿って走行させることに
より、その外形に完全にならって、シート状物を切断し
たり、シート状物の上に罫書き線を描くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】前記装置の作動時の最初の段階を示す平面図。
【図3】前記装置の作動時の次の段階を示す平面図。
【図4】前記装置の作動時のさらに次の段階を示す平面
図。
【図5】前記装置の作動時のさらに次の段階を示す平面
図。
【図6】前記装置の作動時のさらに次の段階を示す平面
図。
【図7】前記装置の作動時のさらに次の段階を示す平面
図。
【符号の説明】
10……幅定規装置 14……ハンドル 18……両腕レバー 20……支点 22……第1の当接部材 24……第1の当接部材 26……付勢部材 32……第2の当接部材 36……取付部 42……取付部 44……取付部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置(10)の先行側に配され、両腕レ
    バー(18)により支点(20)を中心に回動可能に支
    持されることにより装置(10)の進行方向に関し横方
    向に移動可能であるとともに、付勢部材(26)により
    所定姿勢を保持するよう付勢された、2つの第1の当接
    部材(22,24)と、 装置(10)の後行側に配された、装置(10)の進行
    方向に関し横方向に関し固定された第2の当接部材(3
    2)と、 前記第2の当接部材(32)の外端から所定距離だけ内
    側に配されたカッター、罫書き用ピン、鉛筆などの取付
    部(36,42,44)とからなる幅定規装置。
  2. 【請求項2】 前記第1と第2の当接部材(22,2
    4,32)がいずれも回転可能な円盤からなる請求項1
    に記載の幅定規装置。
  3. 【請求項3】ハンドル(14)を有してなる請求項1ま
    たは2に記載の幅定規装置。
JP31074491A 1991-11-26 1991-11-26 幅定規装置 Pending JPH05146557A (ja)

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JP31074491A JPH05146557A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 幅定規装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001300870A (ja) * 2000-04-25 2001-10-30 Isuzu Motors Ltd ケガキ治具
WO2011011819A1 (en) * 2009-07-28 2011-02-03 Thingamejig Pty Ltd Method and apparatus for transcribing a profile
WO2016198074A1 (en) * 2015-06-08 2016-12-15 Kryds & Bolle Aps Help tool for a hand-operated marking tool
JP2019068906A (ja) * 2017-10-06 2019-05-09 株式会社フジケンプラス カッター

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