JP2639246B2 - 基板位置決め装置 - Google Patents
基板位置決め装置Info
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- JP2639246B2 JP2639246B2 JP22033091A JP22033091A JP2639246B2 JP 2639246 B2 JP2639246 B2 JP 2639246B2 JP 22033091 A JP22033091 A JP 22033091A JP 22033091 A JP22033091 A JP 22033091A JP 2639246 B2 JP2639246 B2 JP 2639246B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、基板の一端縁を当接ピ
ンなどの前当部に当接して位置決めするために、それと
相対する基板の他端縁を当接ピン方向に押圧して、当接
ピンに対して基板を正確に位置決めするための基板位置
決め装置に関する。
ンなどの前当部に当接して位置決めするために、それと
相対する基板の他端縁を当接ピン方向に押圧して、当接
ピンに対して基板を正確に位置決めするための基板位置
決め装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の基板位置決め装置としては、図７
（ａ）に示すように、水平な基台１の一端縁部に第１当
接ピン２（１個又は１対２個の当接ピン）を備え、該一
端縁部と直交する他端縁部に第２当接ピン３を備え、前
記第１当接ピン２に離間対向して基台１上を前進後退動
作する第１押圧板４を、又、前記第２当接ピン３に離間
対向して基台１上を前進後退動作する第２押圧板６を設
け、第１押圧板４は、作動ロッド５ａを介してエアーシ
リンダーなどレシプロ駆動体５に、第２押圧板６は、作
動ロッド７ａを介してレシプロ駆動体７に取付けられて
いる。
（ａ）に示すように、水平な基台１の一端縁部に第１当
接ピン２（１個又は１対２個の当接ピン）を備え、該一
端縁部と直交する他端縁部に第２当接ピン３を備え、前
記第１当接ピン２に離間対向して基台１上を前進後退動
作する第１押圧板４を、又、前記第２当接ピン３に離間
対向して基台１上を前進後退動作する第２押圧板６を設
け、第１押圧板４は、作動ロッド５ａを介してエアーシ
リンダーなどレシプロ駆動体５に、第２押圧板６は、作
動ロッド７ａを介してレシプロ駆動体７に取付けられて
いる。
【０００３】上記基板位置決め装置により位置決めする
場合は、位置決めすべき方形の基板Ａを、フォークリフ
ト、ロボットハンド等の搬送手段によって基台１上の適
宜位置に載置し、続いて、レシプロ駆動体５を伸長動作
させて第１押圧板４を基板Ａの一側端縁Ａ1 に当接させ
且つ押圧動作して、前記一側端縁Ａ1 に対向する他側端
縁Ａ2 を第１当接ピン２に当接させる。（図７（ｂ）参
照）
場合は、位置決めすべき方形の基板Ａを、フォークリフ
ト、ロボットハンド等の搬送手段によって基台１上の適
宜位置に載置し、続いて、レシプロ駆動体５を伸長動作
させて第１押圧板４を基板Ａの一側端縁Ａ1 に当接させ
且つ押圧動作して、前記一側端縁Ａ1 に対向する他側端
縁Ａ2 を第１当接ピン２に当接させる。（図７（ｂ）参
照）
【０００４】続いて、前記第１押圧板４を一側端縁Ａ1
に押圧動作継続状態のまま基板Ａの他側端縁Ａ2 を第１
当接ピンに当接した状態で、前記一側端縁Ａ1 と直交す
る他の一側端縁Ａ3 をレシプロ駆動体７を動作させて第
２押圧板６により押圧して、該一側端縁Ａ3 に対向する
他側端縁Ａ4 を第２当接ピン３に当接させる。（図７
（ｃ）参照）
に押圧動作継続状態のまま基板Ａの他側端縁Ａ2 を第１
当接ピンに当接した状態で、前記一側端縁Ａ1 と直交す
る他の一側端縁Ａ3 をレシプロ駆動体７を動作させて第
２押圧板６により押圧して、該一側端縁Ａ3 に対向する
他側端縁Ａ4 を第２当接ピン３に当接させる。（図７
（ｃ）参照）
【０００５】このようにして、上記基板位置決め装置に
よって、基板Ａは、第１当接ピン２と第２当接ピン３と
によって決定される基準位置に位置決めされるものであ
る。しかしながら、図７の上記基板位置決め装置におい
ては、図７（ｂ）にて、基板Ａの対向端縁Ａ1 、Ａ
2 は、第１当接ピン２と第１押圧板４との間に挟持され
た状態で、図７（ｃ）にて第２押圧板６によって押圧し
ながら基板Ａを第２当接ピン３方向に押圧する場合に、
第１押圧板４と基板Ａの一側端縁Ａ1 との間、及び第１
当接ピン２と他側端縁Ａ2 との間に摩擦力が生じて、第
２押圧板６によって基板Ａが第２当接ピン３方向に円滑
に移動せず、該第２当接ピン３に対して完全に当接しき
れない場合が発生する。特に、第１押圧板４及び第２押
圧板６、又は作動ロッド５ａ，７ａに押圧動作に対する
緩衝作用を与えるための押圧クッション機構を備えてい
るような場合にはそのような現象が発生し易く、位置決
め制度が低下する場合がある。
よって、基板Ａは、第１当接ピン２と第２当接ピン３と
によって決定される基準位置に位置決めされるものであ
る。しかしながら、図７の上記基板位置決め装置におい
ては、図７（ｂ）にて、基板Ａの対向端縁Ａ1 、Ａ
2 は、第１当接ピン２と第１押圧板４との間に挟持され
た状態で、図７（ｃ）にて第２押圧板６によって押圧し
ながら基板Ａを第２当接ピン３方向に押圧する場合に、
第１押圧板４と基板Ａの一側端縁Ａ1 との間、及び第１
当接ピン２と他側端縁Ａ2 との間に摩擦力が生じて、第
２押圧板６によって基板Ａが第２当接ピン３方向に円滑
に移動せず、該第２当接ピン３に対して完全に当接しき
れない場合が発生する。特に、第１押圧板４及び第２押
圧板６、又は作動ロッド５ａ，７ａに押圧動作に対する
緩衝作用を与えるための押圧クッション機構を備えてい
るような場合にはそのような現象が発生し易く、位置決
め制度が低下する場合がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、矩形状等の
基板の互いに直交する方向の２つの側端縁を押圧部材に
よって押圧することによって該側端縁に対向する他の側
端縁を当接ピンに当接させて基板を位置決めする場合
に、円滑に且つ精度良く位置決め動作できるようにする
ことを目的とするものである。
基板の互いに直交する方向の２つの側端縁を押圧部材に
よって押圧することによって該側端縁に対向する他の側
端縁を当接ピンに当接させて基板を位置決めする場合
に、円滑に且つ精度良く位置決め動作できるようにする
ことを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板を水平に
載置する水平面を備えた基台と、該基台上に載置される
基板の一側端縁を２個所で当接させる第１当接ピンと、
該第１当接ピンと相対する前記基板の他側端縁を第１当
接ピン方向に押圧して位置決めする自由回転可能な第１
押圧コロと、対向する前記基板両端縁に対して直交方向
に対向する一側端縁を１個所で当接させる第２当接ピン
と、該第２当接ピンに相対する他側端縁を第２当接ピン
方向に押圧して位置決めする自由回転可能な第２押圧コ
ロとを備え、前記第１及び第２当接ピンを基台に対し定
位置に突設配置し、前記第１及び第２押圧コロを基台に
対し昇降退避可能に設け、前記基台の水平面に設けた切
溝内を送行する昇降可能な２列の基板搬送用のエンドレ
スベルトにより搬送される基板を該基台に突設配置した
前記第１及び第２当接ピン上方に退避可能にしたことを
特徴とする基板位置決め装置である。
載置する水平面を備えた基台と、該基台上に載置される
基板の一側端縁を２個所で当接させる第１当接ピンと、
該第１当接ピンと相対する前記基板の他側端縁を第１当
接ピン方向に押圧して位置決めする自由回転可能な第１
押圧コロと、対向する前記基板両端縁に対して直交方向
に対向する一側端縁を１個所で当接させる第２当接ピン
と、該第２当接ピンに相対する他側端縁を第２当接ピン
方向に押圧して位置決めする自由回転可能な第２押圧コ
ロとを備え、前記第１及び第２当接ピンを基台に対し定
位置に突設配置し、前記第１及び第２押圧コロを基台に
対し昇降退避可能に設け、前記基台の水平面に設けた切
溝内を送行する昇降可能な２列の基板搬送用のエンドレ
スベルトにより搬送される基板を該基台に突設配置した
前記第１及び第２当接ピン上方に退避可能にしたことを
特徴とする基板位置決め装置である。
【０００８】
【作用】本発明の基板位置決め装置は、押圧部材として
自由回転可能な押圧コロを備えたので、一方の第１押圧
コロによって第１当接ピン側に基板を押圧動作継続した
状態で、第２押圧コロによって第２当接ピン側に基板を
押圧して移動動作した場合、前記第１押圧コロは、該基
板の移動動作に追従して回転動作し、摩擦力による基板
の動きの悪さを解消でき、又、第１、第２押圧コロのブ
ラケット位置に弾力部材を内装する往復摺動機構を設け
ることにより、直角度を保持した正方形、長方形以外
に、直角度のない台形状、平行四辺形状などの一般的な
四角形状の基板、又は円形状の基板の位置決めにも適用
できるものである。
自由回転可能な押圧コロを備えたので、一方の第１押圧
コロによって第１当接ピン側に基板を押圧動作継続した
状態で、第２押圧コロによって第２当接ピン側に基板を
押圧して移動動作した場合、前記第１押圧コロは、該基
板の移動動作に追従して回転動作し、摩擦力による基板
の動きの悪さを解消でき、又、第１、第２押圧コロのブ
ラケット位置に弾力部材を内装する往復摺動機構を設け
ることにより、直角度を保持した正方形、長方形以外
に、直角度のない台形状、平行四辺形状などの一般的な
四角形状の基板、又は円形状の基板の位置決めにも適用
できるものである。
【０００９】又、本発明の基板位置決め装置は、基台の
水平面上で基板を動かして所定位置に位置決めするた
め、また、位置決め操作中は、基板搬送用のエンドレス
ベルト は切溝内に収納されていて基板の下面にはほとん
ど接触せず、エンドレスベルトは位置決め操作に支障を
生じないため、安定して操作ができる。 又、位置決め後
は、基台に対し前記第１及び第２押圧コロを上昇、若し
くは下降退避することができ、また、位置決めした基板
に所定の印刷等の操作を終了した後においては、基板搬
送用のエンドレスベルトを切溝内より基台の上方に上昇
させて、基板を該基台に突設配置した前記第１及び第２
当接ピンの上方に退避できるので、操作後の基板の送り
出し及び次の基板の搬入操作が行い易い。
水平面上で基板を動かして所定位置に位置決めするた
め、また、位置決め操作中は、基板搬送用のエンドレス
ベルト は切溝内に収納されていて基板の下面にはほとん
ど接触せず、エンドレスベルトは位置決め操作に支障を
生じないため、安定して操作ができる。 又、位置決め後
は、基台に対し前記第１及び第２押圧コロを上昇、若し
くは下降退避することができ、また、位置決めした基板
に所定の印刷等の操作を終了した後においては、基板搬
送用のエンドレスベルトを切溝内より基台の上方に上昇
させて、基板を該基台に突設配置した前記第１及び第２
当接ピンの上方に退避できるので、操作後の基板の送り
出し及び次の基板の搬入操作が行い易い。
【００１０】
【実施例】本発明を実施例図面に従って詳細に説明すれ
ば、図１は、本発明基板位置決め装置の平面図であり、
水平な基台１１の一端部に、１対の第１当接ピン１２，
１２を設け、該一端部と直交する他端部に第２当接ピン
１３を設ける。前記第１当接ピン１２、第２当接ピン１
３は、位置決めすべき基板Ａの側端縁に対する接触面積
をできる限り少なくするために、例えば、直径１０ｍｍ
以下の細い円柱形状であることが適当であるが、それ以
外に５ｍｍ〜１０ｍｍ程度の四角柱状であってもよい。
ば、図１は、本発明基板位置決め装置の平面図であり、
水平な基台１１の一端部に、１対の第１当接ピン１２，
１２を設け、該一端部と直交する他端部に第２当接ピン
１３を設ける。前記第１当接ピン１２、第２当接ピン１
３は、位置決めすべき基板Ａの側端縁に対する接触面積
をできる限り少なくするために、例えば、直径１０ｍｍ
以下の細い円柱形状であることが適当であるが、それ以
外に５ｍｍ〜１０ｍｍ程度の四角柱状であってもよい。
【００１１】前記第１当接ピン１２，１２に対向して、
自由回転可能な第１押圧コロ１４，１４を設け、前記第
２当接ピン１３に対向して、自由回転可能な第２押圧コ
ロ１６を設ける。図１に示すように前記第１押圧コロ１
４は、一対の前記第１当接ピン１２，１２に対向して２
個を設けるものであるが、これに限定することなく１個
乃至数個の第１押圧コロ１４を設けるようにしてもよ
い。又、図１に示すように前記第２押圧コロ１６は、第
２当接ピン１３に対向して１個を設けるものであるが、
これに限定することなく１乃至数個の第２押圧コロ１６
を設けるようにしてもよい。
自由回転可能な第１押圧コロ１４，１４を設け、前記第
２当接ピン１３に対向して、自由回転可能な第２押圧コ
ロ１６を設ける。図１に示すように前記第１押圧コロ１
４は、一対の前記第１当接ピン１２，１２に対向して２
個を設けるものであるが、これに限定することなく１個
乃至数個の第１押圧コロ１４を設けるようにしてもよ
い。又、図１に示すように前記第２押圧コロ１６は、第
２当接ピン１３に対向して１個を設けるものであるが、
これに限定することなく１乃至数個の第２押圧コロ１６
を設けるようにしてもよい。
【００１２】各々前記第１押圧コロ１４は、ベアリング
軸１４ａを介して自由回転可能にロッド２１の一端部に
軸支され、該ロッド２１は、ブラケット２２に往復摺動
自在に支持される。前記ロッド２１の他端部側には該ロ
ッド２１の抜け止め用の係止板２３を取付け固定してあ
り、前記他端部側及び前記係止板２３をロッド２１の一
端部方向に付勢する弾力部材２４（例えば、バネ）を備
える。
軸１４ａを介して自由回転可能にロッド２１の一端部に
軸支され、該ロッド２１は、ブラケット２２に往復摺動
自在に支持される。前記ロッド２１の他端部側には該ロ
ッド２１の抜け止め用の係止板２３を取付け固定してあ
り、前記他端部側及び前記係止板２３をロッド２１の一
端部方向に付勢する弾力部材２４（例えば、バネ）を備
える。
【００１３】該弾力部材２４は、ロッド２１の他端部側
を覆うようにブラケット２２に取付け固定されるハウジ
ング部材など支持フレーム２５にて支持される。該弾力
部材２４は、位置決めすべき基板Ａの側端縁に多少の凹
凸があったり、あるいは弯曲していたり、あるいは又、
基板の対向する両側端縁が、多少平行でなかったり、隣
接する互いに直交する方向にある側端縁の交差角度が直
角でなかったりした場合に、それを吸収する作用をする
ものである。
を覆うようにブラケット２２に取付け固定されるハウジ
ング部材など支持フレーム２５にて支持される。該弾力
部材２４は、位置決めすべき基板Ａの側端縁に多少の凹
凸があったり、あるいは弯曲していたり、あるいは又、
基板の対向する両側端縁が、多少平行でなかったり、隣
接する互いに直交する方向にある側端縁の交差角度が直
角でなかったりした場合に、それを吸収する作用をする
ものである。
【００１４】前記ブラケット２２は、エアーシリンダー
などレシプロ駆動体１５の作動ロッド１５ａ先端部に取
付け固定されるものである。
などレシプロ駆動体１５の作動ロッド１５ａ先端部に取
付け固定されるものである。
【００１５】次に、前記第２押圧コロ１６は、ベアリン
グ軸１６ａを介して自由回転可能にロッド３１の一端部
に軸支され、該ロッド３１は、例えば、図１に示すよう
に、シリンダー状、若しくは、矩形状等のブラケット３
２に往復摺動自在に支持される。前記ロッド３１の他端
部側は前記ブラケット３２内に装填されており、該他端
部には該ロッド３１の抜け止め用の係止板３３を取付け
固定してあり、前記他端部側及び前記係止板３３をロッ
ド３１の一端部方向に付勢する弾力部材３４（例えば、
バネ）が該ブラケット３２内に取付け固定されている。
グ軸１６ａを介して自由回転可能にロッド３１の一端部
に軸支され、該ロッド３１は、例えば、図１に示すよう
に、シリンダー状、若しくは、矩形状等のブラケット３
２に往復摺動自在に支持される。前記ロッド３１の他端
部側は前記ブラケット３２内に装填されており、該他端
部には該ロッド３１の抜け止め用の係止板３３を取付け
固定してあり、前記他端部側及び前記係止板３３をロッ
ド３１の一端部方向に付勢する弾力部材３４（例えば、
バネ）が該ブラケット３２内に取付け固定されている。
【００１６】前記ブラケット３２は、エアーシリンダー
などレシプロ駆動体１７の作動ロッド１７ａ先端部に取
付け固定されるものである。
などレシプロ駆動体１７の作動ロッド１７ａ先端部に取
付け固定されるものである。
【００１７】なお、本発明基板位置決め装置により、基
板を位置決めするための位置決め用基準位置は、第１当
接ピン１２，１２と第２当接ピン１３との３点により決
定され、その３点間の相対位置は、基台１に対して相対
的に固定か、若しくは適宜位置調整でき、設定できるよ
うになっている。
板を位置決めするための位置決め用基準位置は、第１当
接ピン１２，１２と第２当接ピン１３との３点により決
定され、その３点間の相対位置は、基台１に対して相対
的に固定か、若しくは適宜位置調整でき、設定できるよ
うになっている。
【００１８】図２、図３、図４は、本発明基板位置決め
装置を用いて、基板Ａを位置決めする場合の動作を説明
する平面図であり、まず、図２に示すように基台１上の
所定位置（該基台１の領域を外れない範囲の位置）に、
適宜なる搬送手段（例えば、フォークリフト、ロボット
ハンドなど）により基板Ａを搬送して載置する。基板Ａ
としては、合成樹脂製基板、金属製基板、ガラス製基
板、紙製基板、あるいは合成樹脂、金属、ガラス、紙な
どのいずれかを複合した複合材による基板が適用でき
る。
装置を用いて、基板Ａを位置決めする場合の動作を説明
する平面図であり、まず、図２に示すように基台１上の
所定位置（該基台１の領域を外れない範囲の位置）に、
適宜なる搬送手段（例えば、フォークリフト、ロボット
ハンドなど）により基板Ａを搬送して載置する。基板Ａ
としては、合成樹脂製基板、金属製基板、ガラス製基
板、紙製基板、あるいは合成樹脂、金属、ガラス、紙な
どのいずれかを複合した複合材による基板が適用でき
る。
【００１９】次に、図３、駆動体１５を動作させて、第
１押圧コロ１４，１４を基板Ａの一端縁Ａ1 方向に前進
させて、該一端縁Ａ1 を該第１押圧コロ１４，１４にて
押圧し、基板Ａの他端縁Ａ2 を第１当接ピン１２，１２
に当接する。
１押圧コロ１４，１４を基板Ａの一端縁Ａ1 方向に前進
させて、該一端縁Ａ1 を該第１押圧コロ１４，１４にて
押圧し、基板Ａの他端縁Ａ2 を第１当接ピン１２，１２
に当接する。
【００２０】続いて、該第１押圧コロ１４，１４によっ
て基板Ａの他端縁Ａ2 を第１当接ピン１２，１２に押圧
して当接させた状態で、図４、駆動体１７を動作させ
て、第２押圧コロ１６を基板Ａの前記両端部Ａ1 ，Ａ2
に対して直交する方向の一端縁Ａ3 を該第２押圧コロ１
６によって押圧して、該基板Ａの前記一端縁Ａ1 を自由
回転する前記第１押圧コロ１４，１４に沿って滑動移動
させながら、且つ、前記他端縁Ａ2 を第１当接ピン１
２，１２に沿って移動させながら、該基板Ａを移動さ
せ、該基板Ａの該一端縁Ａ3 に対向する他端部Ａ4 を第
２当接ピン１３に当接するものである。
て基板Ａの他端縁Ａ2 を第１当接ピン１２，１２に押圧
して当接させた状態で、図４、駆動体１７を動作させ
て、第２押圧コロ１６を基板Ａの前記両端部Ａ1 ，Ａ2
に対して直交する方向の一端縁Ａ3 を該第２押圧コロ１
６によって押圧して、該基板Ａの前記一端縁Ａ1 を自由
回転する前記第１押圧コロ１４，１４に沿って滑動移動
させながら、且つ、前記他端縁Ａ2 を第１当接ピン１
２，１２に沿って移動させながら、該基板Ａを移動さ
せ、該基板Ａの該一端縁Ａ3 に対向する他端部Ａ4 を第
２当接ピン１３に当接するものである。
【００２１】当接させた後は、駆動体１５、１７を縮小
動作させて、第１押圧コロ１４、及び第２押圧コロ１６
をそれぞれ水平に後退動作させて、元の位置に復帰退避
させるものである。
動作させて、第１押圧コロ１４、及び第２押圧コロ１６
をそれぞれ水平に後退動作させて、元の位置に復帰退避
させるものである。
【００２２】このようにして位置決めされた基板Ａは、
その上側より、印刷手段、樹脂液塗布手段、あるいは加
圧又は加熱加圧エンボス手段、断裁手段などによって、
適宜印刷、塗布、エンボス、断裁加工が行なわれるもの
である。
その上側より、印刷手段、樹脂液塗布手段、あるいは加
圧又は加熱加圧エンボス手段、断裁手段などによって、
適宜印刷、塗布、エンボス、断裁加工が行なわれるもの
である。
【００２３】本発明の基板位置決め装置によって位置決
めする基板Ａの形状としては、四角隅部が直角の正方形
状、長方形状、あるいはそれ以外に平行四辺形状、台形
状、あるいはそれ以外の四角形状の基板Ａが適用でき、
又、円形状、楕円形状などの基板Ａの位置決めにも適用
が可能である。
めする基板Ａの形状としては、四角隅部が直角の正方形
状、長方形状、あるいはそれ以外に平行四辺形状、台形
状、あるいはそれ以外の四角形状の基板Ａが適用でき、
又、円形状、楕円形状などの基板Ａの位置決めにも適用
が可能である。
【００２４】図５は、本発明の基板位置決め装置の側面
図であり、第１押圧コロ１４を、前進、後退動作させる
駆動体１５に、上昇、下降動作する駆動体４１を一体に
取付けて、位置決め使用されない時は、基板Ａより上
方、又は下方位置に退避させておくことは可能であり、
該第１押圧コロ１４と同様に、第２押圧コロ１６にも上
昇、下降動作する駆動体を取付けるようにしてもよく、
又は、前記駆動体４１に第１押圧コロ１４と一体に取付
けてもよい。
図であり、第１押圧コロ１４を、前進、後退動作させる
駆動体１５に、上昇、下降動作する駆動体４１を一体に
取付けて、位置決め使用されない時は、基板Ａより上
方、又は下方位置に退避させておくことは可能であり、
該第１押圧コロ１４と同様に、第２押圧コロ１６にも上
昇、下降動作する駆動体を取付けるようにしてもよく、
又は、前記駆動体４１に第１押圧コロ１４と一体に取付
けてもよい。
【００２５】図６は、本発明の基板位置決め装置の全体
図であり、図６（ａ）の全体側面図に示すように、基台
１の上面に直線的な切溝１ａを設け、該切溝１ａ内にエ
ンドレスベルト５１を送行させ、基台１の両端部外側に
は、該エンドレスベルト５１を下側より支持するベルト
昇降動作用ガイドローラー５５，５５を設け、該ガイド
ローラー５５は上下方向に動作可能である。
図であり、図６（ａ）の全体側面図に示すように、基台
１の上面に直線的な切溝１ａを設け、該切溝１ａ内にエ
ンドレスベルト５１を送行させ、基台１の両端部外側に
は、該エンドレスベルト５１を下側より支持するベルト
昇降動作用ガイドローラー５５，５５を設け、該ガイド
ローラー５５は上下方向に動作可能である。
【００２６】前記エンドレスベルト５１は、その両端を
プーリー、又はローラーなどの回転体５２，５３に巻回
し、下側になるエンドレスベルト５１は、前記基台１を
下側より支持する基台フレーム５４の間を送行させる。
プーリー、又はローラーなどの回転体５２，５３に巻回
し、下側になるエンドレスベルト５１は、前記基台１を
下側より支持する基台フレーム５４の間を送行させる。
【００２７】基台１の切溝１ａ内を送行する前記エンド
レスベルト５１を、ガイドローラー５５，５５を上昇動
作することによって該基台１上面より僅かに高い位置
（５ｍｍ〜１０ｍｍ程度）に持ち上げて、基板Ａを基台
１外方から基台１上面まで搬送した後、前記ガイドロー
ラー５５、５５を下降動作して、前記エンドレスベルト
５１を切溝１ａ内に水平に下降動作させて、前記エンド
レスベルト５１上に載置される基板Ａを基台１上面に載
置する。
レスベルト５１を、ガイドローラー５５，５５を上昇動
作することによって該基台１上面より僅かに高い位置
（５ｍｍ〜１０ｍｍ程度）に持ち上げて、基板Ａを基台
１外方から基台１上面まで搬送した後、前記ガイドロー
ラー５５、５５を下降動作して、前記エンドレスベルト
５１を切溝１ａ内に水平に下降動作させて、前記エンド
レスベルト５１上に載置される基板Ａを基台１上面に載
置する。
【００２８】続いて、図６（ｂ）の全体平面図に示すよ
うに、基台１の上方より、第１押圧コロ１４、及び第２
押圧コロ１６を前記上昇下降駆動体４１によって下降動
作させて基台１上に停止させ（図５参照）、続いて、図
２、図３、図４にて説明したような順序によって、基板
Ａを位置決めするものである。
うに、基台１の上方より、第１押圧コロ１４、及び第２
押圧コロ１６を前記上昇下降駆動体４１によって下降動
作させて基台１上に停止させ（図５参照）、続いて、図
２、図３、図４にて説明したような順序によって、基板
Ａを位置決めするものである。
【００２９】
【発明の効果】本発明の基板位置決め装置は、矩形状の
基板の一方の対向両端縁を第１当接ピンと第１押圧コロ
とによって挟持しながら、この両端縁と直交する他方の
対向両端縁を第２当接ピンと第２押圧ピンとによって挟
持する位置まで、第２押圧コロによって押圧しながら基
板を円滑に移動させることができ、第１当接ピンと第２
当接ピンとにより決定される位置決め基準位置に対して
正確に位置決めすることができ、又、本発明の基板位置
決め装置は、基台の水平面上にて搬送用のエンドレスベ
ルトに接触せずに安定して操作ができ、又、位置決め後
の基板に所定の印刷等の操作を終了した後においては、
基板搬送用のエンドレスベルトによって操作後の基板の
送り出し及び次の基板の搬入操作ができ、印刷、塗布、
エンボス、断裁等の加工用基板の位置決め精度の向上及
び連続的な位置決め加工操作の能率向上に顕著な効果を
発揮するものである。
基板の一方の対向両端縁を第１当接ピンと第１押圧コロ
とによって挟持しながら、この両端縁と直交する他方の
対向両端縁を第２当接ピンと第２押圧ピンとによって挟
持する位置まで、第２押圧コロによって押圧しながら基
板を円滑に移動させることができ、第１当接ピンと第２
当接ピンとにより決定される位置決め基準位置に対して
正確に位置決めすることができ、又、本発明の基板位置
決め装置は、基台の水平面上にて搬送用のエンドレスベ
ルトに接触せずに安定して操作ができ、又、位置決め後
の基板に所定の印刷等の操作を終了した後においては、
基板搬送用のエンドレスベルトによって操作後の基板の
送り出し及び次の基板の搬入操作ができ、印刷、塗布、
エンボス、断裁等の加工用基板の位置決め精度の向上及
び連続的な位置決め加工操作の能率向上に顕著な効果を
発揮するものである。
【図１】本発明の基板位置決め装置の実施例における平
面図である。
面図である。
【図２】本発明の基板位置決め装置を用いて位置決めす
る場合の位置決め動作を説明する平面図である。
る場合の位置決め動作を説明する平面図である。
【図３】本発明の基板位置決め装置を用いて位置決めす
る場合の位置決め動作を説明する平面図である。
る場合の位置決め動作を説明する平面図である。
【図４】本発明の基板位置決め装置を用いて位置決めす
る場合の位置決め動作を説明する平面図である。
る場合の位置決め動作を説明する平面図である。
【図５】本発明の基板位置決め装置の実施例における側
面図である。
面図である。
【図６】（ａ）本発明の基板位置決め装置の実施例にお
ける全体側面図である。 （ｂ）本発明の基板位置決め装置の実施例における全体
平面図である。
ける全体側面図である。 （ｂ）本発明の基板位置決め装置の実施例における全体
平面図である。
【図７】（ａ）従来の基板位置決め装置の平面図であ
る。 （ｂ）従来の基板位置決め装置の動作を説明する平面図
である。 （ｃ）従来の基板位置決め装置の動作を説明する平面図
である。
る。 （ｂ）従来の基板位置決め装置の動作を説明する平面図
である。 （ｃ）従来の基板位置決め装置の動作を説明する平面図
である。
Ａ…基板 Ａ1 ，Ａ2 ，Ａ3 ，Ａ4 …側端縁 １…基台
１ａ…切溝 ２…第１当接ピン ３…第２当接ピン ４…第１押圧板
５…レシプロ駆動体 ６…第２押圧板 ７…レシプロ駆動体 １１…基台 １２…第１当接ピン １３…第２当接ピン
１４…第１押圧コロ １５…レシプロ駆動体 １６…第２押圧コロ １７…レ
シプロ駆動体 ２１…ロッド ２２…ブラケット ２３…係止板 ２４
…弾力部材 ２５…支持フレーム ３１…ロッド ３２…ブラケット ３３…係止板 ３４
…弾力部材 ４１…上昇下降駆動体５１…エンドレスベルト ５５…ベルト昇降動作用ガイ
ドローラー
１ａ…切溝 ２…第１当接ピン ３…第２当接ピン ４…第１押圧板
５…レシプロ駆動体 ６…第２押圧板 ７…レシプロ駆動体 １１…基台 １２…第１当接ピン １３…第２当接ピン
１４…第１押圧コロ １５…レシプロ駆動体 １６…第２押圧コロ １７…レ
シプロ駆動体 ２１…ロッド ２２…ブラケット ２３…係止板 ２４
…弾力部材 ２５…支持フレーム ３１…ロッド ３２…ブラケット ３３…係止板 ３４
…弾力部材 ４１…上昇下降駆動体５１…エンドレスベルト ５５…ベルト昇降動作用ガイ
ドローラー
Claims (1)
- 【請求項１】基板を水平に載置する水平面を備えた基台
と、該基台上に載置される基板の一側端縁を２個所で当
接させる第１当接ピンと、該第１当接ピンと相対する前
記基板の他側端縁を第１当接ピン方向に押圧して位置決
めする自由回転可能な第１押圧コロと、対向する前記基
板両端縁に対して直交方向に対向する一側端縁を１個所
で当接させる第２当接ピンと、該第２当接ピンに相対す
る他側端縁を第２当接ピン方向に押圧して位置決めする
自由回転可能な第２押圧コロとを備え、前記第１及び第
２当接ピンを基台に対し定位置に突設配置し、前記第１
及び第２押圧コロを基台に対し昇降退避可能に設け、前
記基台の水平面に設けた切溝内を送行する昇降可能な２
列の基板搬送用のエンドレスベルトにより搬送される基
板を該基台に突設配置した前記第１及び第２当接ピン上
方に退避可能にしたことを特徴とする基板位置決め装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22033091A JP2639246B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 基板位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22033091A JP2639246B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 基板位置決め装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0558515A JPH0558515A (ja) | 1993-03-09 |
| JP2639246B2 true JP2639246B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=16749458
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22033091A Expired - Fee Related JP2639246B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 基板位置決め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2639246B2 (ja) |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4277672B2 (ja) * | 2003-12-12 | 2009-06-10 | パナソニック株式会社 | 接着テープ貼付装置および接着テープ貼付方法 |
| JP4086878B2 (ja) * | 2006-04-19 | 2008-05-14 | シャープ株式会社 | 液滴塗布装置 |
| JP4914702B2 (ja) * | 2006-12-06 | 2012-04-11 | 新光電気工業株式会社 | ワークの位置決め装置 |
| JP4984259B2 (ja) * | 2008-05-08 | 2012-07-25 | 株式会社テクノファイン | サンプル保持機構 |
| JP5422219B2 (ja) * | 2009-02-12 | 2014-02-19 | 不二精機株式会社 | フィルム材の搬送装置 |
| JP5887935B2 (ja) * | 2009-11-26 | 2016-03-16 | 株式会社ニコン | 基板処理装置、表示素子の製造方法および基板処理方法 |
| CN102248425B (zh) * | 2011-06-17 | 2013-05-08 | 中联重科股份有限公司 | 定位装置和移动定位方法 |
| JP5861365B2 (ja) * | 2011-10-05 | 2016-02-16 | 大日本印刷株式会社 | 基板のアラインメント方法及び装置 |
| CN103624703B (zh) * | 2012-08-22 | 2016-01-20 | 珠海格力电器股份有限公司 | 定位装置 |
| CN103659644B (zh) * | 2012-08-30 | 2015-12-16 | 鸿富锦精密工业（深圳）有限公司 | 定位装置及其定位机构 |
| JP6253193B2 (ja) * | 2013-12-24 | 2017-12-27 | 鈴茂器工株式会社 | フィルム材整列装置およびそれを有する食材包装装置 |
| JP5819998B2 (ja) * | 2014-01-29 | 2015-11-24 | ファナック株式会社 | 二つの基準面にワークを位置決めするワーク位置決め装置 |
| WO2016172443A1 (en) * | 2015-04-24 | 2016-10-27 | Corning Incorporated | Substrate holder |
| CN106773157B (zh) * | 2016-12-06 | 2018-08-31 | 友达光电（昆山）有限公司 | 位置校正装置及位置校正方法 |
| CN108216804A (zh) * | 2017-12-25 | 2018-06-29 | 东莞捷荣技术股份有限公司 | 一种基于贴标机的贴标平台 |
| CN111055100B (zh) * | 2019-12-27 | 2021-07-27 | 中国科学院沈阳自动化研究所 | 一种门头板精确定位机构 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5785285A (en) * | 1980-11-17 | 1982-05-27 | Fujitsu Ltd | Method of positioning board for carrying mask exposure device |
| JPH068121Y2 (ja) * | 1987-12-26 | 1994-03-02 | セントラル硝子株式会社 | 板ガラスの位置決め装置 |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP22033091A patent/JP2639246B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0558515A (ja) | 1993-03-09 |
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| JPH0552784B2 (ja) |
Legal Events
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|---|---|---|---|
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