JPH05146113A - モータの保持構造 - Google Patents
モータの保持構造Info
- Publication number
- JPH05146113A JPH05146113A JP3333954A JP33395491A JPH05146113A JP H05146113 A JPH05146113 A JP H05146113A JP 3333954 A JP3333954 A JP 3333954A JP 33395491 A JP33395491 A JP 33395491A JP H05146113 A JPH05146113 A JP H05146113A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- resin holder
- elastic material
- low hardness
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータの振動が外部に伝わらないようにし、
モータの作動音を低減する。 【構成】 樹脂性ホルダー１４の内周に低硬度ゴム弾性
材１５を一体に成形し、モータ部１がこの樹脂性ホルダ
ー１４に保持されるとき、鋼板製のヨーク８が樹脂性ホ
ルダー１４の内周に設けられた低硬度ゴム弾性材１５の
内周面に保持されることにより、モータ部１の振動が樹
脂製ホルダー１４に伝わらないようにする。
モータの作動音を低減する。 【構成】 樹脂性ホルダー１４の内周に低硬度ゴム弾性
材１５を一体に成形し、モータ部１がこの樹脂性ホルダ
ー１４に保持されるとき、鋼板製のヨーク８が樹脂性ホ
ルダー１４の内周に設けられた低硬度ゴム弾性材１５の
内周面に保持されることにより、モータ部１の振動が樹
脂製ホルダー１４に伝わらないようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの保持構造に関
し、例えば車両用空調装置に用いられるファンモータの
保持構造に関するものである。
し、例えば車両用空調装置に用いられるファンモータの
保持構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のモータでは、モータを保持するに
あたって樹脂性ホルダー内に直接保持する構成となって
おり、モータの振動はこの樹脂性ホルダーに伝わって騒
音となっていた。
あたって樹脂性ホルダー内に直接保持する構成となって
おり、モータの振動はこの樹脂性ホルダーに伝わって騒
音となっていた。
【０００３】この振動を押さえるために、モータと樹脂
性ホルダーとの間に防振ゴムを介在させてモータから樹
脂性ホルダーへ振動が伝わらないようにしていたが、樹
脂性ホルダーを含めたモータ全体の大きさが大きくなっ
てしまうものであった。
性ホルダーとの間に防振ゴムを介在させてモータから樹
脂性ホルダーへ振動が伝わらないようにしていたが、樹
脂性ホルダーを含めたモータ全体の大きさが大きくなっ
てしまうものであった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成におい
て、防振ゴムを介在させると、防振ゴムの厚さだけ樹脂
性ホルダーを含めたモータ全体の外径が大きくなってし
まうという問題があった。
て、防振ゴムを介在させると、防振ゴムの厚さだけ樹脂
性ホルダーを含めたモータ全体の外径が大きくなってし
まうという問題があった。
【０００５】また、モータと樹脂性ホルダーとの間に防
振ゴムを介在させると、防振ゴムが別部品として必要で
あり部品点数が増加するとともに、組付工数も増加する
ということがあった。
振ゴムを介在させると、防振ゴムが別部品として必要で
あり部品点数が増加するとともに、組付工数も増加する
ということがあった。
【０００６】本発明の目的はモータの振動を外部に伝わ
らないようにするものにおいて、モータ全体を小型化す
るとともに、部品点数を少なくし、かつ、組付工数を低
減することである。
らないようにするものにおいて、モータ全体を小型化す
るとともに、部品点数を少なくし、かつ、組付工数を低
減することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、筒状のヨーク
を外周に有するモータ部、内周に低硬度ゴム弾性材を有
する樹脂ホルダーからなり、前記低硬度ゴム弾性材は前
記樹脂ホルダーと一体成形されるとともに、前記モータ
部の外周が前記低硬度ゴム弾性材の内周に保持されるよ
うにするものである。
を外周に有するモータ部、内周に低硬度ゴム弾性材を有
する樹脂ホルダーからなり、前記低硬度ゴム弾性材は前
記樹脂ホルダーと一体成形されるとともに、前記モータ
部の外周が前記低硬度ゴム弾性材の内周に保持されるよ
うにするものである。
【０００８】
【作用】本発明の構成によれば、モータの振動は樹脂性
ホルダーの内周に一体成形された低硬度ゴム弾性材で吸
収され、モータの振動は樹脂性ホルダーに直接伝達され
ない。
ホルダーの内周に一体成形された低硬度ゴム弾性材で吸
収され、モータの振動は樹脂性ホルダーに直接伝達され
ない。
【０００９】また、防振ゴムが別部品として必要でなく
なるため、部品点数を少なくすることができるととも
に、モータと樹脂性ホルダーとの間に防振ゴムを取り付
ける組付工数を低減することができる。
なるため、部品点数を少なくすることができるととも
に、モータと樹脂性ホルダーとの間に防振ゴムを取り付
ける組付工数を低減することができる。
【００１０】
【発明の効果】上述のように本発明は、安価でありなが
ら防振効果が高いモータの保持構造が得られ、防振効果
によりモータの振動が樹脂性ホルダーに伝達されないた
め、低騒音のモータの保持構造を得ることができる。
ら防振効果が高いモータの保持構造が得られ、防振効果
によりモータの振動が樹脂性ホルダーに伝達されないた
め、低騒音のモータの保持構造を得ることができる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【００１２】図１に示すように、１はモータ部であり、
回転軸２と積層鉄心３と巻線４および整流子５とから構
成される回転子６とを備えている。また、モータ部１は
内周面に永久磁石７が固着される鋼板製のヨーク８と、
このヨーク８の軸方向両端に取付けられるフロントハウ
ジング９およびリアハウジング１０を持っている。
回転軸２と積層鉄心３と巻線４および整流子５とから構
成される回転子６とを備えている。また、モータ部１は
内周面に永久磁石７が固着される鋼板製のヨーク８と、
このヨーク８の軸方向両端に取付けられるフロントハウ
ジング９およびリアハウジング１０を持っている。
【００１３】なお、回転軸２はフロントハウジング９お
よびリアハウジング１０にそれぞれ保持される軸受１
１、１２によって回転自在に支持されていて片側にはブ
ロワファンが取り付くようになっている。
よびリアハウジング１０にそれぞれ保持される軸受１
１、１２によって回転自在に支持されていて片側にはブ
ロワファンが取り付くようになっている。
【００１４】１３はフェルトであり軸受１１、１２を潤
滑するための潤滑油がしみ込ませてあり、フロントハウ
ジング９およびリアハウジング１０にそれぞれ保持され
ている。
滑するための潤滑油がしみ込ませてあり、フロントハウ
ジング９およびリアハウジング１０にそれぞれ保持され
ている。
【００１５】図２は、１４は樹脂製ホルダーの断面図で
あり、この樹脂製ホルダー１４の内周面には低硬度ゴム
弾性材１５が設けられている。この低硬度ゴム弾性材１
５は樹脂製ホルダー１４の内周面に射出成形等により一
体に形成される。また、この低硬度ゴム弾性材１５の内
径はモータ部１のヨーク８の外周が当接して保持される
ように設定されている。
あり、この樹脂製ホルダー１４の内周面には低硬度ゴム
弾性材１５が設けられている。この低硬度ゴム弾性材１
５は樹脂製ホルダー１４の内周面に射出成形等により一
体に形成される。また、この低硬度ゴム弾性材１５の内
径はモータ部１のヨーク８の外周が当接して保持される
ように設定されている。
【００１６】樹脂製ホルダー１４は一方向側が開口し、
かつ、他方側はモータ部１の位置決めのための底面１６
が設けられている。モータ部１は樹脂製ホルダー１４の
開口から挿入され、モータ部１の周縁端部１７が底面１
８に当接して軸方向の位置決めがなされる。また、樹脂
製ホルダー１４の径方向にはフランジ部１９が設けら
れ、このフランジ部１９の外周には取付け穴２０が複数
設けられ、取付けネジ等で車両用空調装置のブロワボッ
クスの開孔部に取付けられる。
かつ、他方側はモータ部１の位置決めのための底面１６
が設けられている。モータ部１は樹脂製ホルダー１４の
開口から挿入され、モータ部１の周縁端部１７が底面１
８に当接して軸方向の位置決めがなされる。また、樹脂
製ホルダー１４の径方向にはフランジ部１９が設けら
れ、このフランジ部１９の外周には取付け穴２０が複数
設けられ、取付けネジ等で車両用空調装置のブロワボッ
クスの開孔部に取付けられる。
【００１７】次に上記構成によるモータの保持構造の作
用について説明する。
用について説明する。
【００１８】まず、モータ部１の鋼板製のヨーク８は外
周が樹脂製ホルダー１４の内周に設けられた低硬度ゴム
弾性材１５の内周に当接するとともに、軸方向の一端が
低硬度ゴム弾性材１５を介して樹脂製ホルダー１４の底
面に当接するように保持される。この構成にすることで
モータ部１と樹脂製ホルダー１４との間に低硬度ゴム弾
性材１５を介在させているため、モータ部１の振動が低
硬度ゴム弾性材１５で吸収され樹脂製ホルダー１４に伝
達されなくなる。
周が樹脂製ホルダー１４の内周に設けられた低硬度ゴム
弾性材１５の内周に当接するとともに、軸方向の一端が
低硬度ゴム弾性材１５を介して樹脂製ホルダー１４の底
面に当接するように保持される。この構成にすることで
モータ部１と樹脂製ホルダー１４との間に低硬度ゴム弾
性材１５を介在させているため、モータ部１の振動が低
硬度ゴム弾性材１５で吸収され樹脂製ホルダー１４に伝
達されなくなる。
【図１】本発明の一実施例におけるファンモータの断面
図である。
図である。
【図２】本発明の一実施例における低硬度ゴム弾性材と
樹脂性ホルダーとを一体成形した状態の断面図である。
樹脂性ホルダーとを一体成形した状態の断面図である。
１ モータ部 ８ ヨーク １４ 樹脂性ホルダー １５ 低硬度ゴム弾性材
Claims (1)
- 【請求項１】 筒状のヨークを外周に有するモータ部、 内周に低硬度ゴム弾性材を有する樹脂ホルダーからな
り、 前記低硬度ゴム弾性材は前記樹脂ホルダーと一体成形さ
れるとともに、前記モータ部の外周が前記低硬度ゴム弾
性材の内周に保持されることを特徴とするモータの保持
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3333954A JPH05146113A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | モータの保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3333954A JPH05146113A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | モータの保持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05146113A true JPH05146113A (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=18271844
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3333954A Pending JPH05146113A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | モータの保持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05146113A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2801738A1 (fr) * | 1999-11-30 | 2001-06-01 | Valeo Climatisation | Dispositif pour le support d'un moteur electrique, en particulier pour un equipement de vehicule automobile |
| EP1705779A1 (fr) * | 2005-03-24 | 2006-09-27 | Valeo Systèmes Thermiques | Unité motrice comprenant un moteur électrique intégré dans un support formant cavité d'atténuation du rayonnement acoustique |
| KR20160093734A (ko) * | 2014-02-19 | 2016-08-08 | 히다치 오토모티브 시스템즈 가부시키가이샤 | 전동 모터의 구동 제어 장치 및 구동 제어 방법 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52167Y1 (ja) * | 1966-01-19 | 1977-01-06 | ||
| JPH0398434A (ja) * | 1989-09-08 | 1991-04-24 | Hitachi Ltd | 小型電動機 |
| JPH0386757U (ja) * | 1989-12-25 | 1991-09-03 |
-
1991
- 1991-11-22 JP JP3333954A patent/JPH05146113A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52167Y1 (ja) * | 1966-01-19 | 1977-01-06 | ||
| JPH0398434A (ja) * | 1989-09-08 | 1991-04-24 | Hitachi Ltd | 小型電動機 |
| JPH0386757U (ja) * | 1989-12-25 | 1991-09-03 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2801738A1 (fr) * | 1999-11-30 | 2001-06-01 | Valeo Climatisation | Dispositif pour le support d'un moteur electrique, en particulier pour un equipement de vehicule automobile |
| EP1107432A1 (fr) * | 1999-11-30 | 2001-06-13 | Valeo Climatisation | Dispositif pour le support d'un moteur électrique, en particulier pour un équipement de véhicule automobile |
| EP1705779A1 (fr) * | 2005-03-24 | 2006-09-27 | Valeo Systèmes Thermiques | Unité motrice comprenant un moteur électrique intégré dans un support formant cavité d'atténuation du rayonnement acoustique |
| FR2883677A1 (fr) * | 2005-03-24 | 2006-09-29 | Valeo Systemes Thermiques | Unite motrice comprenant un moteur electrique integre dans un support formant cavite d'attenuation du rayonnement acoustique |
| KR20160093734A (ko) * | 2014-02-19 | 2016-08-08 | 히다치 오토모티브 시스템즈 가부시키가이샤 | 전동 모터의 구동 제어 장치 및 구동 제어 방법 |
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