JPH05145287A - 部品装着位置データ作成装置 - Google Patents

部品装着位置データ作成装置

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JPH05145287A
JPH05145287A JP3302016A JP30201691A JPH05145287A JP H05145287 A JPH05145287 A JP H05145287A JP 3302016 A JP3302016 A JP 3302016A JP 30201691 A JP30201691 A JP 30201691A JP H05145287 A JPH05145287 A JP H05145287A
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Hideaki Fukushima
秀明 福島
Masayuki Mobara
正之 茂原
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実際のプリント基板に合ったXY方向及びθ
方向の装着位置データを手間を掛けずに作成する。 【構成】 基板認識カメラ(19)に撮像されたプリン
ト基板(5)の画像が、グラフィックRAM(31)に
記憶されたグラフィック図形と重ね合わされてモニタ
(41)に表示され、XYテーブル(1)の移動及びグ
ラフィック図形自体の回動によりパターンの所定の位置
に該図形が位置したら、作業者が作動キー(59)を押
すと、XYテーブル(1)の移動位置と図形の回動位置
がNCデータの装着位置データとしてRAM(26)内
に記憶される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸着ノズルが吸着した
チップ部品を装着すべきプリント基板上の位置を示す部
品装着位置データを作成する部品装着位置データ作成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種部品装着装置に関する技術が特開
昭60−161700号公報に開示されている。この従
来技術によれば部品は装着する順序にプリント基板
(2)上の装着位置を示すXデータ及びYデータを有す
るプログラムに従ってプリント基板に装着される。
【0003】また、該装着位置データにはθ回動方向の
データも含まれており、これらのデータはパターンの図
面等から得られるデータにより作成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記従来技術に
よればパターン図どおりにプリント基板が出来上がって
いないでパターンのXY方向及びθ回動方向の位置ずれ
や基板の伸縮等があるとその装着位置どおりに部品を装
着しても部品のリード端子がパターンとずれてしまい不
良基板を作ってしまうという欠点があった。
【0005】このため実際にプリント基板に部品を装着
してパターンとのずれを測定する等して装着位置データ
の作成を行なっていたが、このようにして作成すること
は非常に手間が掛かるという欠点があった。
【0006】そこで本発明は手間を掛けずに実際のプリ
ント基板に合った装着位置データを作成することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、吸着
ノズルが吸着したチップ部品を装着すべきプリント基板
上の位置を示す部品装着位置データを作成する部品装着
位置データ作成装置において、プリント基板の部品装着
面を撮像する撮像手段と、装着される部品を表わす図形
を作画する作画手段と、作画手段により作画された図形
と撮像手段の撮像した画像とを重ね合わせて画面に表示
する表示手段と、前記作画手段の作画した図形と前記撮
像画像とを画面内にてXY方向及びθ回動方向に相対移
動するように移動させる移動手段と、該移動手段による
移動により前記図形をプリント基板上のXY方向及びθ
回動方向の所定位置に一致させたときの移動手段による
XY方向及びθ回動方向の移動した位置を前記部品装着
位置データとして記憶する記憶手段とを設けたものであ
る。
【0008】
【作用】表示手段の画面内にて撮像手段に撮像されたプ
リント基板の画像と作画手段に作画された図形とが移動
手段によりXY方向及びθ回動方向に相対移動し、プリ
ント基板の所定のXY方向及びθ回動方向の位置に前記
図形を一致させたとき、記憶手段は移動手段によるXY
方向及びθ回動方向の移動した位置を部品装着位置デー
タとして記憶する。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図に基づき説明する。
【0010】図2,図3及び図4に於いて、(1)はX
軸モータ(2)及びY軸モータ(3)の回動によりXY
方向に移動するXYテーブルであり、チップ状電子部品
(以下チップ部品または部品という。)(4)が装着さ
れるプリント基板(5)が載置される。
【0011】(6)は供給台であり、チップ部品(4)
を供給する部品供給装置(7)が多数台配設されてい
る。(8)は供給台駆動モータであり、ボールネジ
(9)を回動させることにより、該ボールネジ(9)に
嵌合し供給台(6)に固定された図示しないナットを介
して、供給台(6)がリニアガイド(10)に案内され
て移動する。
【0012】(11)は間欠回動するターンテーブルで
あり、該テーブル(11)の外縁部には吸着ノズル(1
2)を4本有する装着ヘッド(13)が間欠ピッチに合
わせて等間隔に配設されている。
【0013】吸着ノズル(12)が供給装置(7)より
部品(4)を吸着し取出す装着ヘッド(13)の停止位
置が吸着ステーションであり、該吸着ステーションにて
ターンテーブル(11)の一番外側に位置する吸着ノズ
ル(12)が部品(4)を吸着する。
【0014】装着ヘッド(13)が次の次に停止する位
置が認識ステーションであり、該ステーションにて部品
認識カメラ(14)により吸着ノズル(12)が吸着す
る部品(4)の位置ずれが認識される。
【0015】認識ステーションの次の装着ヘッド(1
3)の停止する位置が角度補正ステーションであり、認
識カメラ(14)による認識結果に基づき吸着ノズル
(12)がノズル回動ローラ(15)によりθ方向に回
動され部品(4)の回転角度の位置ずれが補正される。
【0016】角度補正ステーションの次の停止位置が、
装着ステーションであり、前記基板(5)に該ステーシ
ョンの吸着ノズル(12)の吸着する部品(4)が装着
される。
【0017】(18)は基台であり、前記XYテーブル
(1)は該基台(18)に対してXY移動するのである
が、(19)は基板認識カメラであり、該基台(18)
に固定された支持板(20)に固定され、前記XYテー
ブル(1)に載置されたプリント基板(5)を撮像す
る。
【0018】プリント基板(5)には図4に示されるよ
うに位置決めマーク(22)が表示されており、該マー
ク(22)を認識カメラ(19)が撮像し該基板(5)
のXYテーブル(1)上での位置認識が行なわれる。
(23)はプリント基板(5)を搬送しXYテーブル
(1)上に供給する供給コンベアである。
【0019】次に、図1に従って本実施例の制御回路に
ついて説明する。
【0020】図1において、(25)はCPUであり、
RAM(26)に格納された各種データ及び操作部(2
7)等からの信号に基づき、ROM(28)に格納され
たプログラムに従って、部品装着装置のプリント基板
(5)へのチップ部品(4)の装着動作に係る種々の動
作を制御する。
【0021】例えば、X軸モータ(2)及びY軸モータ
(3)等が、CPU(25)の制御により駆動回路(2
9)に駆動される。(31)はグラフィック図形を記憶
するグラフィックRAMであり、インターフェース(3
2)を介してCPU(25)に接続されている。(3
3)は基板認識カメラ(19)の撮像した画像のアナロ
グ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路であ
り、変換されたデジタル信号は、ビデオRAM(34)
に入力され撮像された画像が記憶されることになる。該
RAM(34)に記憶された画像に基づき、認識処理回
路(35)にて基板(5)の位置認識等の認識処理が行
なわれる。
【0022】該認識処理回路(35)はインターフェー
ス(32)を介してCPU(25)に接続されており、
認識処理されたデータがCPU(25)に転送される。
【0023】前記グラフィックRAM(31)、基板認
識カメラ(19)及びビデオRAM(34)には同時
に、インターフェース(32)より水平/垂直同期信号
ライン(37)を介して水平/垂直同期信号が供給され
ている。グラフィックRAM(31)よりCPU(2
5)により作画され記憶された画像信号は水平/垂直同
期信号に同期して表示ロジック(38)に出力され、ま
たA/D変換回路(33)よりは該信号に同期してカメ
ラ(19)の撮像した画像信号が該ロジック(38)に
出力され、両画像は該ロジック(38)内のOR回路で
合成され出力される。デジタル信号である該合成出力は
D/A変換回路(39)によりアナログ信号に変換さ
れ、モニタ(41)にはカメラ(19)で撮像している
画像にグラフィックRAM(31)内に記憶されている
グラフィック図形が重ね合わされた画像が表示される。
【0024】グラフィックRAM(31)内にはモニタ
(61)の1画面を表示させる画像データが記憶される
のであり、異なるグラフィック図形を表示したい場合は
CPU(25)は該RAM(31)を書き直すことにな
る。グラフィック図形を回動させて表示したい場合も書
き直すことになる。グラフィック図形を回動させるに
は、もとのグラフィック図形上のある点の位置(X,
Y)がX=lcosθ,Y=lsinθで表示されると
すると、Δθ回動した位置(XR,YR)はXR=lc
os(θ+Δθ),YR=lsin(θ+Δθ)と計算
できることにより、もとのグラフィック図形データに基
づき新しいグラフィック図形データが算出され、グラフ
ィックRAM(31)のデータを変更することにより実
行することができる。
【0025】(43)は操作用の画面や各種データを表
示するモニタであり、表示回路(44)を介してインタ
ーフェース(32)に接続されている。
【0026】次に、操作部(27)について説明する。
【0027】図1において、(47)は数字をキーイン
するテンキーであり、(48)乃至(51)はカーソル
(52)(図7参照)をモニタ(43)の画面内にて夫
々の矢印方向に移動させるカーソルキーであるが、後述
するNCデータ目合わせモードにあってはX軸モータ
(2),Y軸モータ(3)を回動させたりモニタ(4
1)に表示されたグラフィック図形の回動角度を変更す
るのにも用いられる。NCデータ目合わせモードではカ
ーソルキー(48)乃至(51)を押している間のみモ
ータ(2)(3)あるいはグラフィック図形が移動し押
圧しないときは移動しない。(53)はモードの設定等
をするSETキーである。
【0028】(55)は部品装着装置を教示モードにす
るための教示キー、(56)は同装置を自動運転モード
にするための自動キー、(57)は同装置を手動運転モ
ードにするための手動キーである。(58)は始動キ
ー、(59)は作動キーであり、(60)は停止キーで
ある。
【0029】前記RAM(26)には図5に示されるよ
うな部品(4)の装着順序を示すステップ番号、プリン
ト基板(5)上のX,Y,θ角度の装着位置を示す装着
位置データ及び部品の種類を示す部品IDより成るNC
データが基板種毎に格納されていると共に、図6の如く
部品ID毎にパーツデータとしてX方向の部品サイズを
示すXサイズとY方向の部品サイズを示すYサイズ等の
データが格納されている。
【0030】またRAM(26)にはカメラ(19)に
撮像されている画面中心のプリント基板(5)上のX方
向位置,Y方向位置を夫々記憶するX方向位置メモリ
(62)及びY方向位置メモリ(63)が設けられ、モ
ータ(2)(3)の回動により移動した現在位置が常に
記憶される。
【0031】また、該RAM(26)にはモニタ(4
1)に表示されるグラフィック図形のプリント基板
(5)に対してθ回動方向への回動角度位置を記憶する
θ方向位置メモリ(64)が設けられ、後述するNCデ
ータ目合わせモードにおいて、グラフィック図形の上述
のNCデータのθ角度の装着位置が「0度」の場合に対
する回動角度位置が記憶される。
【0032】NCデータ目合わせモードとはNCデータ
に格納されているステップ番号毎の装着位置が正しいか
を実際の基板(5)をカメラ(14)を用いて確認し補
正する動作を行なうモードである。
【0033】以上のような構成により以下動作について
説明する。
【0034】先ず作業者が教示キー(55)を押圧する
と、モニタ(43)には図7に示されるようなモード選
択画面が表示される。この画面中のカーソル(52)を
カーソルキー(48)(49)のどちらかを適宜押圧し
て、「4」の「NCデータ目合わせ」に合わせSETキ
ー(53)を押圧すると部品装着装置はNCデータ目合
わせモードに設定され、モニタ(43)には図8に示さ
れるような基板種選択画面が表示される。カーソル(5
2)を前述と同様にしてNCデータの確認及び補正を行
ないたい基板種である「1」の「PCB1」に合わせS
ETキー(53)を押すとPCB1についてNCデータ
目合わせを行なうことになる。
【0035】次に、作業者は部品(4)が装着されてお
らずまた接着剤やクリーム半田が塗布されていない基板
種「PCB1」の基板(5)を、供給コンベア(23)
上に載置して、作動キー(59)を押圧する。すると、
該基板(5)はコンベア(23)によりXYテーブル
(1)に供給され、図示しない位置決め装置により該テ
ーブル(1)の所定位置に位置決め固定される。
【0036】そして、X軸モータ(2)及びY軸モータ
(3)の回動により、該基板(5)の位置決めマーク
(22)がカメラ(19)の下方に移動して、該マーク
(22)の撮像が行なわれ、A/D変換回路(33)を
介してビデオRAM(34)に記憶された撮像画像デー
タに基づき、認識処理回路(35)はマーク(22)の
位置を認識する。該基板(5)のもう一つのマーク(2
2)の位置も同様にして認識され、プリント基板(5)
のXY方向及びθ回動方向の原点位置がCPU(25)
に把握される。
【0037】この後CPU(25)はRAM(26)に
記憶されたNCデータのステップ「001」を読み出
し、モニタ(43)には図9のような画面が表示され、
ステップ「001」の(X1,Y1)の座標位置が画面
中心となるようX軸モータ(2)及びY軸モータ(3)
が回動され、XYテーブル(1)は移動される。
【0038】このとき、CPU(25)はNCデータの
ステップ番号「001」の部品ID「R3216」よ
り、該部品IDのパーツデータを読み出し、そのXサイ
ズ及びYサイズのデータに基づき、グラフィックRAM
(31)にこのサイズの部品外形のグラフィック図形の
データを画面中心を中心にして基板(5)の寸法に合わ
せて書き込む。RAM(31)よりは水平/垂直同期信
号ライン(37)より出力される水平/垂直同期信号に
同期して該グラフィック図形データが、出力され、該グ
ラフィック図形の画像がカメラ(19)が撮像したプリ
ント基板(5)の画像に重ね合わせて図10のようにモ
ニタ(41)に表示される。
【0039】ここで点線で示されている画像がグラフィ
ック図形の画像であり、実線で示されている画像がリー
ド線が半田付けされるパターンの画像である。実際の部
品(4)が基板(5)上に装着される場合の位置関係が
表わされている。図10ではグラフィック図形は点線で
示されるが、実際の画面では実線で表示されてもよい
し、また背景により白い線としてもよいし黒い線として
もよい。また図中画面に実際表示されているものは点線
のグラフィック図形である長方形とパターンを示す実線
の2つの長方形であり、十字マーク等は表示されない。
以下図11図13及び図14でも同様である。
【0040】図10によるとグラフィック図形はパター
ン画像とずれており、このステップ「001」の部品
(4)を装着すべきパターンは(X1,Y1)の座標位
置に対応した位置にはないことがわかる。
【0041】そこで作業者は、カーソルキー(49)
(51)を押圧し、X軸モータ(2)及びY軸モータ
(3)を回動させXYテーブル(1)を移動させ、パタ
ーン画像が図11のようにグラフィック図形と一致する
位置とし、カーソルキー(49)(51)の押圧を止め
XYテーブル(1)を停止させる。
【0042】この移動の間、画面中心のプリント基板
(5)の位置が随時X方向位置メモリ(62)及びY方
向位置メモリ(63)に更新され記憶されて行き、図1
1の状態ではメモリ(62)に「X1+ΔX」,メモリ
(63)に「Y1+ΔY」が記憶される。
【0043】この状態で作業者が作動キー(59)を押
圧するとCPU(25)はRAM(26)内のNCデー
タのステップ「001」のXデータを「X1+ΔX」
に、そしてYデータを「Y1+ΔY」に書き換える。
【0044】然る後、CPU(25)はステップ「00
2」のNCデータを読み込みそのX,Y装着位置データ
の示すプリント基板(5)上の位置をXYテーブル
(1)の移動によりモニタ(41)の画面中心に位置さ
せる。モニタ(41)の画面には部品ID「C453
2」のパーツデータが図12に示されるものであること
より、そのXサイズ,Yサイズに基づくと共に、ステッ
プ「002」のθ角度の装着位置データが「θ2」でで
あることに基づき、RAM(31)に部品外形の図形デ
ータが書き込まれ図13に示される画像が表示される。
【0045】このグラフィック図形はその長手方向が画
面のX軸に対し角度「θ2」画面中心を中心に反時計方
向に回動したグラフィック図形であり、部品(4)が角
度「θ2」回動された場合の外形図形となっている。そ
して、θ方向位置メモリ(64)内には「θ2」が格納
される。
【0046】次に、作業者はグラフィック図形がパター
ンの画像に対して角度ズレを起こしていることより、S
ETキー(53)を押しながらカーソルキー(48)を
押圧する。するとグラフィック図形は、画面中心を中心
として図13の反時計方向に回動する。このようにして
図14に示される位置までグラフィック図形を回動さ
せ、SETキー(53)及びカーソルキー(48)の押
圧を止める。もしも回動させ過ぎた場合はSETキー
(53)及びカーソルキー(49)を押し時計方向に回
動させ、図14の位置に停止させるようにすればよい。
【0047】この回動は、グラフィックRAM(31)
に記憶される図形のデータを例えば1度単位で適当な時
間間隔を置いて回動したものに書き換えて行けばよい。
【0048】θ方向位置メモリ(64)にはθ角度の装
着位置データである「θ2」が格納されているが、図形
が回動されている間RAM(31)が修正される毎にそ
の内容に合わせてその長手方向のX軸に対する回動角度
が更新される。
【0049】そして図14の位置で、作動キー(59)
が押圧され、メモリ(64)の内容が「θ2+Δθ」で
ある場合、CPU(25)はRAM(26)内のNCデ
ータ・ステップ「002」のθ角度の装着位置データを
「θ2+Δθ」に変更する。このときX及びY装着位置
データは変更されない。
【0050】次に、CPU(25)はNCデータのステ
ップ「003」を読み出し、同様にして装着位置データ
の確認及び補正動作が行なわれる。ステップ「001」
ではXY方向のみ、そしてステップ「002」ではθ角
度のみの変更であったがXY及びθ角度の全てがずれて
いる場合は、前述と同様に適宜カーソルキー(48)乃
至(51)及びSETキー(53)を押圧してXYテー
ブル(1)の移動及びグラフィック図形の回動をさせ
て、パターンと該図形を一致させればよい。
【0051】次に作業者は自動キー(73)を押圧して
部品装着装置を自動運転モードとし、始動キー(75)
を押圧することにより部品装着装置の自動運転を行な
う。
【0052】先ず、プリント基板(5)が図示しない上
流装置より搬入され前述と同様にXYテーブル(1)上
の所定の位置に位置決めされて固定され、位置決めマー
ク(22)が前述と同様にして認識カメラ(19)によ
り認識される。これにより基板(5)の外形に対してマ
ーク(22)を含むパターンの位置が変っても、マーク
(22)とパターンの位置関係が同じであれば、前述の
ようにして修正したNCデータが使用できる。また、部
品装着すべき基板(5)がNCデータを修正した基板
(5)に対してどの部分も一様な伸縮率で伸縮している
なら、2点のマーク(22)の認識より伸縮率を計算し
て該NCデータを修正して部品(4)の装着を行なうこ
とができる。
【0053】次に、ヘッド(13)が吸着ステーション
に位置して吸着ノズル(12)による部品(4)の吸着
が行なわれる。次に、該ヘッド(13)が認識ステーシ
ョンに達すると、カメラ(14)によるノズル(12)
の吸着する部品(4)の位置の認識が行なわれる。
【0054】次に、ヘッド(13)は角度補正ステーシ
ョンに移動し、認識ステーションでの認識結果に基づき
ノズル回動ローラ(15)の回動によりノズル(12)
を回動させ部品(4)の角度補正を行なう。
【0055】次に、ヘッド(13)が装着ステーション
に達すると、XYテーブル(1)がX軸モータ(2)及
びY軸モータ(3)の回動により、認識ステーションで
の認識結果の位置補正が加えられた分XY方向に移動
し、該テーブル(1)上のプリント基板(5)のNCデ
ータで示されるXY方向及びθ回動方向の所定位置にチ
ップ部品(4)の装着が行なわれる。
【0056】以後、各ヘッド(13)毎に同様動作が行
なわれる。
【0057】そして、一枚のプリント基板(5)への部
品(4)の装着が終了すると該基板(5)は図示しない
下流装置に排出され、次の基板(5)がXYテーブル
(1)上に供給され、位置決めマーク(22)の認識が
行なわれ部品(4)の装着が行なわれる。
【0058】以後、同様にして次々とプリント基板
(5)への部品(4)の装着が行なわれる。
【0059】尚本実施例では、プリント基板(5)の画
像に重ね合わせてモニタ(41)の画面に表示されるの
は部品外形を示す図形であったが、リード線が部品
(4)のモールドの外側に突出しているような場合該部
品のパーツデータの部品サイズはモールドの部分のサイ
ズが記憶されていることがあり、この場合はモールドの
外形図を表示してもよい。また、部品(4)のリード線
の位置を示す図形を用いてもよいし、部品(4)のリー
ド線が半田付けされるパターンの外形図をグラフィック
図形として用いてもよい。
【0060】さらにまた、本実施例では、もとのNCデ
ータの装着位置データと目合わせされた位置が異なった
場合、目合わせされた位置にNCデータを変更したが、
NCデータ自体は変更せず、NCデータの各ステップの
装着位置データ毎に補正データとしてRAM(26)内
に記憶するようにしてもよい。
【0061】さらに、本実施例では画面内のグラフィッ
ク図形のプリント基板(5)の画像に対するXY方向の
移動はXYテーブル(1)の移動で行ないθ回動方向の
移動はグラフィック図形自体の回動により行なったが、
XY方向の移動についてはカメラ(19)をXY方向に
移動可能な構造としてもよいし、グラフィック図形をR
AM(31)の内容を書き換えながら移動させてもよい
し、θ回動方向の移動についてもXYテーブル(1)を
θ方向に回動するテーブルの上に載置する等してθ方向
に回動させるか、カメラ(19)をθ方向に回動可能な
構造としてもよい。
【0062】また、本発明はプリント基板(5)が一様
に伸縮せず基板(5)の部分毎に伸縮が変ってしまう場
合でも、ロット毎には同じ位置に同じパターンがあるよ
うな場合には、そのロットの一枚について本実施例のよ
うにNCデータの修正をすれば、同一ロット内の基板
(5)にはそのNCデータを使用することができる。
【0063】さらに、位置決めした基板の外形とパター
ンとの位置関係が変らず、基板の伸縮も無視できれば、
位置決めマーク(22)を認識する必要はない。
【0064】さらにまた、本実施例はすでに作成された
NCデータの確認及び修正を行なったものであるが、ス
テップ番号を付けながら最初からNCデータを作成する
のに使用してもよい。
【0065】
【発明の効果】以上のように本発明は、表示手段の画面
内にて作画手段の作画した図形がプリント基板のXY方
向及びθ回動方向の所定位置が一致されるのみで、記憶
手段はXY方向及びθ回動方向の部品装着位置データを
記憶するので、簡単に部品装着位置データの作成をする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御ブロック図である。
【図2】本発明を適用せる部品装着装置の平面図であ
る。
【図3】同装置の全体斜視図である。
【図4】同装置の要部斜視図である。
【図5】NCデータを示す図である。
【図6】パーツデータを示す図である。
【図7】モード選択用の画面を示す図である。
【図8】基板種選択用の画面を示す図である。
【図9】目合わせ中であることを示す画面の図である。
【図10】目合わせ用のモニタの画面を示す図である。
【図11】目合わせ用のモニタの画面を示す図である。
【図12】目合わせ中であることを示す画面の図であ
る。
【図13】目合わせ用のモニタの画面を示す図である。
【図14】目合わせ用のモニタの画面を示す図である。
【符号の説明】
(1) XYテーブル(移動手段) (4) チップ状電子部品(チップ部品) (5) プリント基板 (12) 吸着ノズル (19) 基板認識カメラ(撮像手段) (25) CPU(作画手段)(移動手段) (26) RAM(記憶手段) (31) グラフィックRAM(作画手段)(移動手
段) (41) モニタ(表示手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着ノズルが吸着したチップ部品を装着
    すべきプリント基板上の位置を示す部品装着位置データ
    を作成する部品装着位置データ作成装置において、プリ
    ント基板の部品装着面を撮像する撮像手段と、装着され
    る部品を表わす図形を作画する作画手段と、作画手段に
    より作画された図形と撮像手段の撮像した画像とを重ね
    合わせて画面に表示する表示手段と、前記作画手段の作
    画した図形と前記撮像画像とを画面内にてXY方向及び
    θ回動方向に相対移動するように移動させる移動手段
    と、該移動手段による移動により前記図形をプリント基
    板上のXY方向及びθ回動方向の所定位置に一致させた
    ときの移動手段によるXY方向及びθ回動方向の移動し
    た位置を前記部品装着位置データとして記憶する記憶手
    段とを設けたことを特徴とする部品装着位置データ作成
    装置。
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