JPH0514493B2 - - Google Patents

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JPH0514493B2
JPH0514493B2 JP2675388A JP2675388A JPH0514493B2 JP H0514493 B2 JPH0514493 B2 JP H0514493B2 JP 2675388 A JP2675388 A JP 2675388A JP 2675388 A JP2675388 A JP 2675388A JP H0514493 B2 JPH0514493 B2 JP H0514493B2
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JP
Japan
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power transmission
obstacle
transmission line
running
kite
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JP2675388A
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JPH01206809A (ja
Inventor
Atsushi Yoshino
Kikuo Iwasaki
Toshitada Morikawa
Shiro Shimizu
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Sanwa Koki Co Ltd
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Sanwa Koki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は送電線に絡み付いた凧やビニールシー
トなどの纏絡物を除去する除去装置に関し、特
に、送電線に設けられた難着雪リングや電線ねじ
れ防止用のカウンタウエイト等の障害物に衝突す
ることなく障害物を跨いで通過することができる
除去装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の凧とり器は、第6図の正面図及び第7図
の部分側面図に示す手動式凧とり器Aや、第8図
の正面図に示す自動式凧とり器Bなどがある。
手動式凧とり器Aは、本体1に設けられた2個
の鼓状の走行ローラー2,2を送電線3上に跨座
せしめ、本体1の下部に接続した操作棒4を地上
から引張つて凧とり器Aを送電線3に沿つて走行
せしめ、本体1に設けられたカツター5が送電線
3に絡みついた凧を断裁して除去するようになつ
ている。
自動式凧とり器Bは、送電線3を跨座する鼓状
の走行ローラー2,2にプーリ2aが設けられ、
プーリー2は駆動モーター6から動力を伝達され
るベルト7によつて送電線3上を転動し、自動式
凧とり器Bに設けられた受信機8が地上からの指
令を受けて送電線3に絡み付いた凧に向つて走行
し、自動式凧とり器Bに設けられたカツターなど
により凧を除去する。
この他に宇宙機を用いて作業員が直接凧を除去
する場合もあるが、送電を停止させての作業にな
るので好ましくない。
従つて、上記のような凧とり器が主として用い
られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
凧とり器Aは構造が比較的簡単であり操作も簡
単であり、かつ、安価に提供できる特徴があり、
凧とり器Bは受信器などを搭載するから高価にな
るがより高所の送電線での場合に対応できる特徴
がある。
然しながら、凧とり器A,Bいずれも次のよう
な欠点があつた。
すなわち、雪害対策としての難着雪リングや、
電線ねじれ防止用のカウンタウエイトなどが施さ
れている送電線に凧が絡み付いた場合には、送電
線上を走行する凧とり器が中途でこれらのカウン
タウエイトなどに当つてそれ以上走行することが
出来ず、絡みついた凧を除去できない問題があつ
た。
かかる理由から、これらカウンタウエイト等の
障害物に衝突することなく障害物を跨いで通過可
能な凧などの送電線纏絡物を除去する装置の開発
が待たれていた。
本発明はかかる課題を解決するためになされた
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の送電線纏
絡物の除去装置においては、送電線の障害物の幅
よりも広い寸法の一定距離を隔てて相対して設け
られた一対の枠体と、中央部が小径に形成され両
軸頚部が上記枠体に支承され、送電線の障害物の
長さよりも広い間隔をもつて走行方向に配設され
る一対の走行ローラーと、該走行ローラーの両外
側で且つ該走行ローラーの上方に設けられ、中央
部が小径に形成され両軸頸部が上記枠体に支承さ
れる2個のガイドローラーと、上記枠体の走行方
向の両端部より垂設され、ロープを懸吊する操作
杆と、上記枠体に着設されるカツターとによつて
送電線纏絡物の除去装置を構成した。
〔作用〕
上記のように構成された除去装置は、送電線に
走行ローラーを跨座せしめ、地上からロープなど
を引張つて除去装置を走行させる。
送電線纏絡物へ向つて走行させる途中でカウン
タウエイト等の障害物に接近した場合には、後部
側(障害物の反対側)の操作杆のロープを下方に
引いて除去装置を傾動して障害物の反対側のガイ
ドローラーを送電線に跨座せしめると、障害物側
の走行ローラーが障害物よりも高くなる。
次に、障害物側の走行ローラーを障害物の上を
通過させた後に、操作杆に懸吊されたロープによ
り除去装置を上記と反対方向に傾動させると、一
対の走行ローラーの間隔が送電線の障害物の長さ
よりも広いので、前部側の走行ローラーが障害物
に衝突することなく障害物を跨いで再び送電線に
跨座すると共に、障害物の反対側であつた走行ロ
ーラーが障害物よりも高くなる。
次に、除去装置をそのままの姿勢で走行する
と、除去装置は障害物を通過する。
再び走行ローラーの転動により送電線に絡んだ
凧等まで到達した除去装置は従来と同様な方法で
除去する。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は除去装置Cの正面図、第2図はその側
面図、第3図はその平面図を示す。
第2図に示すように、寸法Lなる一定距離を隔
てて枠体10,10が相対して設けられる。
この寸法Lは、送電線3に設けられる難着雪リ
ングやカウンタウエイトなどの除去装置にとつて
の障害物Dに干渉することなく通過するために必
要な寸法である。
枠体10,10は走行方向に障害物の長さより
も広い間隔Mを隔てて配設された2個の走行ロー
ラー11の両軸頚部11j,11jを回転可能に
支承する。
走行ローラー11は送電線3を跨座して転動す
るもので、実施例では鼓形状を成すが鼓状に限定
されるものでなく送電線3上を走行するために中
央部が小径に形成されたもきであればい。
走行ローラー11の両外側には走行ローラー1
1より上方に2個のガイドローラー12が設けら
れる。
ガイドローラー12の形状も送電線3を跨座し
て走行するため、中央部が小径に形成されたもの
であればよく、走行ローラー11と同様に、両軸
頚部12j,12jが一対の枠体10に回転可能
に支承される。
両枠体10には、従来例と同様に凧などを破断
して除去するカツター5が設けられる。
一方の枠体10の走行方向の両端部には、除去
装置Cを傾動操作するための操作杆13が垂設さ
れる。
両操作杆13の下端は中央に向つて屈曲し、そ
の略先端に孔14が穿設され、孔14には地上か
ら除去装置Cを走行方向に引張るために必要な絶
縁性のロープ15が通され、枠体10の下端部に
設けられた孔16に絶縁性のロープ17が通され
る。
次に、以上のように構成された除去装置Cの作
用を説明する。
(送電線上の走行) 第1図〜第3図に示すように、送電線3上に2
個の走行ローラー11が跨座した除去装置Cは、
地上からロープ17を介して枠体10が走行方向
に引張され、送電線3に絡んだ凧或いはビニール
シートなどの方向に走行する。
このときには、両ガイドローラー12は送電線
3の上方にある。
(障害物乗越え) 第4図に示すように、除去装置Cの走行方向F
に送電線3に着設された障害物Dが在る場合に
は、走行方向と反対方向の操作杆13aのロープ
15aを引張り、除去装置Cを反時計方向に傾動
し、障害物Dに対して反対側のガイドローラ12
aを送電線3上に跨座せしめると、障害物D側の
走行ローラー11bが障害物Dの最上端より高く
上昇する。
除去装置Cをこのように傾斜したままF方向に
走行すると、走行ローラー11bが障害物D上を
通過し、走行ローラー11bより距離Mだけ離れ
た走行ローラー11aが障害物Dに接近する。
次に、第5図に示すように、進行方向の操作杆
13bのロープ15bを引張り、除去装置Cを時
計方向に回動すると、一対の走行ローラー11
a,11bの間隔Mが障害物の長さよりも広いの
で、前部側の走行ローラー11bが障害物に衝突
することなく障害物を跨いで再び送電線3に跨座
すると共に、走行ローラー11aが障害物Dの上
方に上昇する。
次に、除去装置CをF方向に走行すると、走行
ローラー11aが障害物Dの上方を通過する。
除去装置Cが障害物Dを通過した後は、再び除
去装置Cを第1図に示す旧姿勢に復帰して再走行
ローラー11a,11bを送電線3に跨座せしめ
て除去装置Cを走行する。
(送電線纏絡物の除去) 従来例の凧とり器と同様に、除去装置Cを往復
動させると、カツター5により凧等の纏絡物が破
断されて送電線3より除去される。
このとき、ロープ15a,15bを交互に引つ
張ると、カツター5が傾動するので纏絡物を破断
し易くなることは言うまでもない。
〔本発明の効果〕
本発明は以上説明したように構成されているの
で下記の効果を奏する。
除去装置の走行方向の両端部に操作杆が設け
られているので、地上から除去装置全体を傾動
操作することが容易である。
一対の走行ローラーの外側には、走行ローラ
ーよりも高い位置にそれぞれガイドローラーが
設けられ、且つ、一対の走行ローラーの間隔が
障害物の長さよりも大きいので、走行ローラー
は、送電線の障害物に衝突することなく上を跨
いで通過することができる。
従つて、プラスチツク材で構成された難着雪リ
ングのように破損し易い障害物を損傷させない利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の実施例を示し、第1
図は除去装置の正面図、第2図は同上の側面図、
第3図は同上の平面図、第4図及び第5図は障害
物の乗越し過程説明用の正面図、第6図は従来例
の凧とり器の正面図、第7図は同上の部分側面
図、第8図は他の従来例を示す凧とり器の正面図
である。 C……除去装置、D……障害物、3……送電
線、5……カツター、10……枠体、11,11
a,11b……走行ローラー、12,12a,1
2b……ガイドローラー、13,13a,13b
……操作杆、15,15a,15b,17……ロ
ープ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一定距離を隔てて相対して設けられる一対の
    枠体と、中央部が小径に形成され両軸頸部が上記
    枠体に支承され、送電線の障害物の長さよりも広
    い間隔をもつて走行方向に配設される一対の走行
    ローラーと、該走行ローラーの両外側で且つ該走
    行ローラーの上方に設けられ、中央部が小径に形
    成され両軸頸部が上記枠体に支承される2個のガ
    イドローラーと、上記枠体の走行方向の両端部よ
    り垂設されロープを懸吊する操作杆と、上記枠体
    に着設されるカツターとにより成る送電線纏絡物
    の除去装置。
JP63026753A 1988-02-09 1988-02-09 送電線纏絡物の除去装置 Granted JPH01206809A (ja)

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JPH01206809A JPH01206809A (ja) 1989-08-21
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