JPH0514439U - キー収納装置 - Google Patents

キー収納装置

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JPH0514439U
JPH0514439U JP6969591U JP6969591U JPH0514439U JP H0514439 U JPH0514439 U JP H0514439U JP 6969591 U JP6969591 U JP 6969591U JP 6969591 U JP6969591 U JP 6969591U JP H0514439 U JPH0514439 U JP H0514439U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key storage
key
main body
frame
electric lock
Prior art date
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Pending
Application number
JP6969591U
Other languages
English (en)
Inventor
力男 白鳥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
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Publication of JPH0514439U publication Critical patent/JPH0514439U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 予め記憶されているデータと入力されたデー
タとが一致したときに電気錠が解錠されてキー収納部本
体が開放可能となるキー収納装置の構造を小型化、簡単
化する。 【構成】 キー収納部本体は一端が開口したフレーム内
に設けられるとともに、電気錠が解錠されたときにその
開口から、そのキー収納部本体の一部分が突出できるよ
うに設けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はキー収納装置に係り、特に、多数のキーを安全に保管収納しておくこ とのできるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、キー(鍵)を安全に保管収納できるキー収納装置としては、電気錠付き のキー収納部を設けるとともに、キーカードの挿入口を設け、その挿入口にキー カードが挿入されてデータが読取られ、そのデータが予め記憶されているデータ と一致したときに、電気錠が解錠されてキー収納部からキーを取出すことができ るように構成されている(例えば実開昭57−119053号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来装置においては、キー収納部の構造が複雑かつ大型で 、多数のキーを保管収納するために、キー収納部をマトリックス状に配置したと きは、全体形状が大型化して設置スペースを広くしなければならない欠点があっ た。
【0004】 そこで、本考案は、上記欠点を除去するためになされたものであって、その目 的は、キー収納部の構造が簡単かつ小型で、たとい多数のキーを保管収納するた めにキー収納部をマトリックス状に配置しても、全体形状を小型化することので きるキー収納装置の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案装置は、上記目的を達成するために、予め記憶されているデータと入力 されたデータとが一致したときに電気錠が解錠されてキー収納部本体が開放可能 となるキー収納装置において、前記キー収納部本体は一端が開口したフレーム内 に設けられるとともに、前記電気錠が解錠されたときに、その開口からそのキー 収納部本体の一部分が突出するように設けられていることを特徴としている。
【0006】
【作用】
上記構成において、電気錠が解錠されると、キー収納部本体の一部分はフレー ムの開口から突出する。突出したキー収納部本体の一部分は露出されるので、そ こに保管されているキーを取出すことが可能となる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案の一実施例に 係るキー収納部本体(以下、本体という)をマトリックス状に多数配設した状態 を示す正面図である。
【0008】 a1 〜an は、キーのみを収納するタイプの第1の本体であり、bはキーの他 にメモ等の小物も収納可能な小物入れb′を有するタイプの第2の本体であり、 これらは枠体Aの前面部A1 に設けられている。なお、ここでは第2の本体bは 、最下段の左端に1個のみ設けられているが、さらにその数を増加してもよく、 または全く設けずに第1の本体のみとしてもよく、さらには、第1の本体を全く 設けずに第2の本体のみとしてもよい。
【0009】 前面部A1 の右側上部には、テンキーBと、その下方にキーカードCの挿入口 Dが設けられている。これらは、周知のキー収納装置と同様に、マイクロコンピ ュータからなる制御器Eにデータを入力する際に用いられる。
【0010】 図2は、第1の本体フレームa1 を枠体Aから外した状態の正面図である。他 の本体a2 〜an もこの本体a1 と同一であり、また第2の本体bも図5を用い て後述するが、小物入れb′を有する以外はこの本体a1 と同一なので、以降、 本体a1 を中心に説明する。
【0011】 本体a1 は、前面パネル1を枠体Aに設けられた開口A2 に対向させてフレー ムFの耳片F1 を介して取付けられる。この前面パネル1の正面の大きさは、縦 の長さが収納されるキーの長さよりもわずかに大きく、また横巾がそのキーの巾 よりもわずかに大きい長方形に構成されている。そして、前面パネル1のほぼ中 央位置には、LEDからなる表示灯2が設けられている。この表示灯2は、キー の収納の有無と本体a1 の解錠状態をそれぞれ表示できるように緑、赤及び黄の 3色に変化して点灯できるように構成されている。
【0012】 図3は、図2のA−A線断面図及び図4は図3のB−B線断面図である。これ らの図から明らかなように、フレームFは一端に開口F′を有する長方体を呈し 、その内部に前面パネル1の裏面に設けられたキー収納部3が設けられている。 前面パネル1の大きさは、フレームFの開口F′をほぼ覆う大きさであり、また キー収納部3は前面パネル1側の一部分が図3の二点鎖線位置まで突出でき、さ らに、前面パネル1の面がフレームFの開口F′を覆う位置まで(図3の実線位 置)まで挿入できるように構成されている。なお、キー収納部3がフレームF内 で円滑に移動できるように、キー収納部3の上下左右の側壁にそれぞれ案内ロー ラが設けられているが、ここでは図面を簡素化するために省略されている。
【0013】 キー収納部3の前面パネル1側には、キーKを縦方向に収納する収納孔3aを 有するポケット部3bが設けられており、またキー収納部3の中央下部には、フ レームFの下辺部F″に設けられているラック4に噛合うピニオン6を備えたダ ンパー7が設けられている。
【0014】 このダンパー7は、ゼンマイやその他の駆動源を内蔵した周知の機構からなり 、ピニオン6を常時、時計方向へゆっくりと回転させるように作用しており、そ の回転力に抗した反対の回転力が作用したときは、反時計方向に回転できるよう に構成されている。
【0015】 ソレノイドSは本考案の電気錠の一部を構成するものであって、キー収納部3 の後端(前面パネル1と反対側の端)の上部に固定されており、そのロッドS′ は突出したときにフレームFに設けられた穴8′に挿入できるように構成されて いる。この穴8′は、前面パネル1が図3の実線位置にあるとき、すなわち、前 面パネル1が閉じた状態にあるときに、ロッドS′と対向する位置関係を有して 設けられている。
【0016】 9はミニラッチ機構であって、キー収納部3の後端部とフレームFの後壁(開 口F′と反対側の壁)F′′′ との間に設けられている。このミニラッチ機構 9は、周知のミニラッチ機構と同様に、押圧されるたびにロックと解放が繰返え されるように作用する。
【0017】 L1 〜L3 はリミットスイッチであって、このうちリミットスイッチL1 は、 キー収納部3の後端部に設けられていて、フレームF1 の後壁F″との接触の有 無により前面パネル1の開閉状態が検出でき、また、リミットスイッチL2 は、 キー収納部3の上部に設けられた補助枠3cに設けられていて、突出したロッド S′により作動してソレノイドSの施錠状態が検出でき、さらに、リミットスイ ッチL3 は、キー収納部3の収納孔3aに設けられていて、キーKが収納孔3a に挿入されたときに作動してキーKの保管の有無が検出できるように構成されて いる。
【0018】 図5は、図4に対応する第2の本体bの断面図である。すなわち、この本体b には、ポケット部3bの隣りに小物入れb′が設けられていて、キー収納部3の 移動により、ポケット部3bと一緒に移動できるように構成されている。
【0019】 次に、本実施例装置の動作について説明する。今、本体a1 にはキーKが収納 されていて、前面パネル1は図3の実線位置にあって施錠状態にあるものとする 。この場合、リミットスイッチL3 はキーKによりONとなっていて、そのON 信号が制御器Eに入力され、制御器Eは表示灯2を緑色に点灯表示させている。
【0020】 本体a1 に対応したキーカードCの所持者がキーカードCを挿入口Dに挿入す ると、制御器EはソレノイドSのロッドS′を吸引させてロッドS′をフレーム Fに設けられている穴8から開放してソレノイドSを解錠状態とするとともに、 ロッドS′がリミットスイッチL2 から離れることにより、表示灯2が緑色から 黄色に変えて点灯され、解錠状態が知らされる。
【0021】 キーカードCの挿入者は、表示灯2が黄色に変化したことにより、前面パネル 1を図3の鎖線矢印方向へ押し付けるとミニラッチ機構9は解放される。これに より、ダンパー7の駆動力はピニオン6をゆっくりと回転させ、キー収納部3を 図3の二点鎖線位置まで移動させる。この移動する距離は、図示しないストッパ により規制されるが、その距離はキーKを収納孔3aに自由に出し入れできるよ うに設定されている。
【0022】 キー収納部3が移動してキー収納孔3aからキーKが抜出されるとリミットス イッチL3 がOFFとなり、そのOFFの信号が制御器Eに入力され、表示灯2 を黄色から赤色に変化させ、その本体a1 にキーKが保管されていないことを知 ることができる。
【0023】 キーKがキー収納部3から取出された後は、前面パネル1は図3の鎖線矢印方 向に押圧される。そして、キー収納部3が実線位置まで達すると、リミットスイ ッチL1 がONとなり、そのON信号が制御器Eに入力されると、制御器Eは、 ソレノイドSのロッドS′を突出させる。これにより再び本体a1 は施錠状態と なるとともに、ミニラッチ機構9は再びロック状態となる。
【0024】 上述の本体a1 の動作は、他の本体a2 〜an 及びbにおいても同様に行なわ れる。
【0025】 以上のように、本実施例装置は、ソレノイドSのロッドS′が吸引され、かつ ミニラッチ機構9が解放されるとキー収納部3が手前方向に移動してポケット部 3bが露出するようにしたので、構造が簡単で、かつ小型でき、たとい本体a1 〜an ,bをマトリックス状に多数配設したとしても、大型とならず、設置スペ ースを小さくすることができる。
【0026】 なお、上述の実施例では、データの入力としてキーカードCを用いてるように したが、これをテンキーBで入力してもよく、あるいは指紋や網膜等の個人を識 別できる周知の入力手段を用いるようにしてもよい。また、リミットスイッチL 3 で検出したキーKの有無の信号により、そのキーKの室内の電源やガス等をO N・OFF制御するようにしてもよい。さらに、ミニラッチ機構9を設けて、ソ レノイドSが作動しても、即、キー収納部3が移動しないようにしたが、このミ ニラッチ機構9を省略して、即、キー収納部3が解放となるようにしてもよい。 また、ダンパー7も省略して手動でキー収納部3を解放するようにしてもよい。 この場合は、前面パネル1につまみを設けるとよい。
【0027】
【考案の効果】
本考案装置は、本体は一端が開口したフレーム内に設けられるとともに、電気 錠が解錠されたときにその開口から、その本体の一部分がキーの出し入れができ るように突出するようにしてあるので、構造が簡単で、かつ小型化できる効果が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る本体を枠体に多数配設したときの
正面図である。
【図2】本体の正面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】第2の本体の断面図である。
【符号の説明】
1 〜an ,b キー収納部本体(本体) S ソレノイド(電気錠) F フレーム F′ 開口 3 キー収納部 3b ポケット部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め記憶されているデータと入力された
    データとが一致したときに電気錠が解錠されてキー収納
    部本体が開放可能となるキー収納装置において、 前記キー収納部本体は一端が開口したフレーム内に設け
    られるとともに、前記電気錠が解錠されたときに、その
    開口からそのキー収納部本体の一部分が突出するように
    設けられていることを特徴とするキー収納装置。
JP6969591U 1991-08-06 1991-08-06 キー収納装置 Pending JPH0514439U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6969591U JPH0514439U (ja) 1991-08-06 1991-08-06 キー収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6969591U JPH0514439U (ja) 1991-08-06 1991-08-06 キー収納装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0514439U true JPH0514439U (ja) 1993-02-26

Family

ID=13410263

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6969591U Pending JPH0514439U (ja) 1991-08-06 1991-08-06 キー収納装置

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JP (1) JPH0514439U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6223532U (ja) * 1985-07-19 1987-02-13

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6223532U (ja) * 1985-07-19 1987-02-13
JPH0122605Y2 (ja) * 1985-07-19 1989-07-06

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