JPH0514383A - クロツク切り替え方式 - Google Patents

クロツク切り替え方式

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JPH0514383A
JPH0514383A JP3185275A JP18527591A JPH0514383A JP H0514383 A JPH0514383 A JP H0514383A JP 3185275 A JP3185275 A JP 3185275A JP 18527591 A JP18527591 A JP 18527591A JP H0514383 A JPH0514383 A JP H0514383A
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clock
transmission
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switching
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JP3185275A
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Hiroshi Harano
宏 原野
Shinya Kukida
信哉 久木田
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同期リング網での伝送障害発生時に人手によ
る切り替えではなく、自動的に反対方向伝送路のクロッ
クにスレーブ装置のクロックを切り替えることができる
ようにする。 【構成】 装置間の互いに反対方向に伝送する二つの伝
送路によって接続されたリング網において、通常はマス
タ装置の伝送データよりクロックを抽出してそのクロッ
クに同期して動作する。障害発生を検出すると、障害検
出のスレーブ装置は自装置のクロックに切り替える。そ
してオーバーヘッド信号に障害情報を数値にしてそれぞ
れ1ずつ加算してマスタ装置まで順次伝送する。マスタ
装置から反対方向の伝送データからクロックを抽出する
ようにその数値が返送されるため、この返送情報に基づ
いてマスタ装置に近いスレーブ装置から順次反対方向の
伝送データからクロックを抽出するように切り替えてい
く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信システムでのクロ
ック切り替え方式に関する。特に複数のノードが反対方
向の伝送路で接続されたリング網であり、マスタノード
のクロックによって全てのノードを同期させて動作させ
るリング同期網での、そのクロックの分配および伝送路
障害時のクロックの切り替え方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリング構成システムでのクロック
は、マスタとなる装置より伝送されるある一定方向の伝
送路データよりクロックを抽出して、その装置のクロッ
クとし、次の装置へデータを伝送する。そのため、伝送
路障害時には伝送路のクロックを抽出することができな
くなり、障害を検出した装置内で発生させたクロックに
より伝送路のデータを伝送するため網同期がとれなくな
る。そこで従来は通常の伝送路と反対回りの伝送路障害
用の伝送路により抽出したクロックを用いるように手動
で切り替えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のクロック切
り替え方式では、伝送路障害時にはクロックの切り替え
を手動で制御しなければならない。そのため切り替えに
人手を必要とし、切り替えが終了するまでの間はマスタ
装置のクロックと同期したクロックが得られない問題が
あった。
【0004】本発明は、上述の欠点を解決するもので、
自動的に同期クロックの復旧を可能にするクロック切り
替え方式を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、一つのマスタ
装置と複数の伝送装置とが反対方向に伝送する二つの伝
送路で接続され、上記マスタ装置から上記伝送路のうち
一つの伝送路で伝送される伝送データから抽出されるク
ロックに同期して上記伝送装置が動作する通信システム
でのクロック切り替え方式において、上記伝送装置のう
ち、伝送路障害を検出した装置は、自装置のクロックに
そのクロックを切り替える手段と、そのクロック状態信
号を数値としてオーバーヘッド信号で次の伝送装置に伝
送する手段とを備え、上記障害を検出した伝送装置の下
流に属する伝送装置は、上記クロック状態信号の数値に
順次加算して上記マスタ装置に上記オーバーヘッド信号
を伝送する手段を備え、上記マスタ装置は、上記オーバ
ーヘッド信号のクロック状態信号の数値に基づいて反対
方向の伝送路により、反対方向の伝送データから抽出し
たクロックへの切り替えを要求する切り替え信号を伝送
する手段を備え、上記伝送装置は、上記マスタ装置から
伝送された上記切り替え信号により反対方向の伝送デー
タから抽出したクロックに切り替え、上記クロック状態
信号の数値の加算を停止する手段を含むことを特徴とす
る。
【0006】なお、上記伝送装置は、隣接する伝送装置
から受信したクロック状態信号に1を加算して次に隣接
する伝送装置に伝送する手段を備えることができる。
【0007】また、障害を検出した伝送装置は自装置の
クロック発振器のクロックに切り替えるとともに、オー
バーヘッド信号でクロック状態信号として“1”を隣接
する伝送装置に伝送する手段を備え、上記マスタ装置
は、クロック切り替え信号としてクロック状態信号を反
対向きの伝送路で伝送する手段を含み、上記伝送装置は
マスタ装置から伝送されてきた切り替え要求信号の数値
とオーバーヘッド信号のクロック状態信号の数値とが一
致するとクロックを切り替えて上記加算を停止する手段
を含むことがよい。
【0008】
【作用】本発明のクロック切り替え方式では、伝送路障
害時のクロック切り替え情報として伝送路のオーバーヘ
ッド信号を用い、伝送路障害時には伝送装置内にあるク
ロック発振器に切り替え、障害元からオーバーヘッド信
号で“1”を送出する。次からの装置では、その数に+
1していく。障害を検出した伝送装置からN個の伝送装
置を経てマスタ装置へ“N”という数値が伝達される。
マスタ装置は、切り替え信号として送られてきた値
“N”を反対向きのデータで送出する。マスタ装置から
N番目の装置は“N”の値を受け取り、値が一致するた
め、反対側の伝送路より抽出したクロックに切り替え、
オーバーヘッド信号に+1することをやめる。つまり、
N番目の装置は、(N−1)番目の装置から送られてき
た“N−1”の値をマスタ装置に送り、マスタ装置も
“N−1”を切り替え信号として送出し、(N−1)番
目の装置に対しクロック切り替えを要求する。これを障
害を検出した装置まで繰り返し、最終的に障害を検出し
た装置からあと、すなわち下流の装置は“0”を送出
し、全ての装置が切り替わるとマスタ装置に到達するオ
ーバーヘッド信号は“0”になり、全ての切り替えが終
了したことがわかる。
【0009】逆に障害が復旧した場合、障害を検出した
装置で通常信号である値を受け取り、元の通常クロック
に切り戻し、次の装置へ通常信号を送り、これをN番目
の装置まで繰り返し、最終的に全ての装置のクロックが
通常状態に切り戻る。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0011】図1は本発明一実施例のリング同期網で伝
送路に障害が発生したときのクロック切り替え手順を示
すものである。
【0012】まず、本実施例でのリング同期網の構成を
説明する。このリング同期網は、マスタ装置1と、スレ
ーブ伝送装置2〜6とがリング上に反対方向の二つの伝
送路によって接続された構成であり、マスタ装置1には
このリング同期網のマスタとなるクロック発振器7を備
えた構成である。
【0013】本実施例は、このようなリング同期網にお
いて、上記伝送装置2〜6のうち、伝送路障害を検出し
た装置3は、自装置の内部クロック発振器8にそのクロ
ックを切り替える手段と、オーバーヘッド信号にそのク
ロック状態信号を数値として次の伝送装置4に伝送する
手段とを備え、上記障害を検出した伝送装置の下流に属
する伝送装置4〜6は、上記クロック状態信号の数値
「1」に順次「1」を加算して上記マスタ装置1に上記
オーバーヘッド信号を伝送する手段を備え、上記マスタ
装置1は、上記オーバーヘッド信号のクロック状態信号
の数値に基づいて反対方向の伝送路により、反対方向の
伝送データから抽出したクロックへの切り替えを要求す
る切り替え信号を伝送する手段を備え、上記伝送装置3
〜6は、上記マスタ装置1から伝送された上記切り替え
信号により反対方向の伝送データから抽出したクロック
に切り替え、上記クロック状態信号の数値の加算を停止
する手段を含んでいる。
【0014】次に本実施例によるクロック切り替えの手
順を説明する。
【0015】図1(a)に示す状態は通常状態であり、
全ての装置は反時計回りの一つのマスタクロックに同期
して動作しており、クロック状態信号としてオーバーヘ
ッド信号にはFF(16進数)を送っている。図1
(b)のようにYの地点で伝送路障害が起こると、装置
3では、内部クロック発振器8に切り替え、クロックの
状態信号とし“01”を送出し、装置4〜6は、そのク
ロックの状態信号の値に1ずつ足していく。マスタ装置
1は、クロック状態信号として“04”を受け取り、
“04”を送出している装置、すなわち装置6に対して
クロック切り替え要求を行う(図1(b))。装置6で
はマスタ装置1からの切り替え要求を受信してクロック
をマスタ装置1からの時計回り方向の伝送路で伝送され
るマスタクロックに切り替えると同時に値に+1するこ
とをやめる。するとマスタ装置1はクロック状態信号と
して“03”を受信するので、クロック状態信号“0
3”を出している装置5に対してクロック切り替え要求
を行う(図1(c))。そして最終的に装置3〜6は、
クロック状態信号として“00”を送出するようにな
り、このリング同期網でマスタクロックに対して同期が
とれた状態となる(図1(f))。
【0016】次に障害が復旧した場合のクロックの切り
戻し手順を説明する。
【0017】図2は障害が復旧した場合のクロックの切
り戻し手順を示すものである。まず、図2(a)に示す
ように、障害が復旧した場合、装置3は装置2より通常
信号であるFFを受信し、クロックを切り戻すととも
に、次の装置に対してFFを送出し、次々と装置4、装
置5、装置6という順に切り戻していく。最終的には、
全ての装置がオーバーヘッド信号のクロック状態信号と
してFFを送出して通常状態に戻る(図2(d))。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、リング
同期網において、伝送路障害時のクロック切り替えに人
手を必要とせずに、自動的に行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(f)は本発明一実施例のクロック切
り替え手順を説明する図。
【図2】(a)〜(d)は障害が復旧したときのクロッ
クの切り戻し手順を説明する図。
【符号の説明】
1 マスタ装置 2〜6 伝送装置 7 マスタとなるクロック発振器 8 伝送路障害発生時の内部クロック発振器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つのマスタ装置と複数の伝送装置とが
    反対方向に伝送する二つの伝送路で接続され、上記マス
    タ装置から上記伝送路のうち一つの伝送路で伝送される
    伝送データから抽出されるクロックに同期して上記伝送
    装置が動作する通信システムでのクロック切り替え方式
    において、 上記伝送装置のうち、伝送路障害を検出した装置は、自
    装置のクロックにそのクロックを切り替える手段と、そ
    のクロック状態信号を数値としてオーバーヘッド信号で
    次の伝送装置に伝送する手段とを備え、 上記障害を検出した伝送装置の下流に属する伝送装置
    は、上記クロック状態信号の数値に順次加算して上記マ
    スタ装置に上記オーバーヘッド信号を伝送する手段を備
    え、 上記マスタ装置は、上記オーバーヘッド信号のクロック
    状態信号の数値に基づいて反対方向の伝送路により、反
    対方向の伝送データから抽出したクロックへの切り替え
    を要求する切り替え信号を伝送する手段を備え、 上記伝送装置は、上記マスタ装置から伝送された上記切
    り替え信号により反対方向の伝送データから抽出したク
    ロックに切り替え、上記クロック状態信号の数値の加算
    を停止する手段を含むことを特徴とするクロック切り替
    え方式。
  2. 【請求項2】 上記伝送装置は、隣接する伝送装置から
    受信したクロック状態信号に1を加算して次に隣接する
    伝送装置に伝送する手段を備える請求項1記載のクロッ
    ク切り替え方式。
  3. 【請求項3】 障害を検出した伝送装置は自装置のクロ
    ック発振器のクロックに切り替えるとともに、オーバー
    ヘッド信号でクロック状態信号として“1”を隣接する
    伝送装置に伝送する手段を備え、 上記マスタ装置は、クロック切り替え信号としてクロッ
    ク状態信号を反対向きの伝送路で伝送する手段を含み、 上記伝送装置はマスタ装置から伝送されてきた切り替え
    要求信号の数値とオーバーヘッド信号のクロック状態信
    号の数値とが一致するとクロックを切り替えて上記加算
    を停止する手段を含む請求項1または2記載のクロック
    切り替え方式。
JP3185275A 1991-06-28 1991-06-28 クロック切り替え方式 Expired - Lifetime JP2655460B2 (ja)

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JP2655460B2 JP2655460B2 (ja) 1997-09-17

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6144675A (en) * 1998-02-10 2000-11-07 Fujitsu Limited Clock regeneration apparatus for synchronous data transmission
US7376858B2 (en) * 2004-01-30 2008-05-20 Siemens Aktiengesellschaft System comprising a plurality of slave devices coupled to a bidirectional ring bus and outputting a first and second clock signal from a first and second slave device respectively and selecting either the first or second clock signal at each slave device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6144675A (en) * 1998-02-10 2000-11-07 Fujitsu Limited Clock regeneration apparatus for synchronous data transmission
US7376858B2 (en) * 2004-01-30 2008-05-20 Siemens Aktiengesellschaft System comprising a plurality of slave devices coupled to a bidirectional ring bus and outputting a first and second clock signal from a first and second slave device respectively and selecting either the first or second clock signal at each slave device

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