JPS63263938A - 信号同期方式 - Google Patents

信号同期方式

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JPS63263938A
JPS63263938A JP9734887A JP9734887A JPS63263938A JP S63263938 A JPS63263938 A JP S63263938A JP 9734887 A JP9734887 A JP 9734887A JP 9734887 A JP9734887 A JP 9734887A JP S63263938 A JPS63263938 A JP S63263938A
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Kunio Matsuzawa
松沢 邦夫
Kazuyoshi Yoshida
和芳 吉田
Takafumi Maeda
隆文 前田
Kazuhiro Sano
佐野 和汪
Fumiki Sone
曽根 文樹
Kazuhiko Takeda
和彦 武田
Takashi Yoshida
吉田 敬史
Yasuhisa Shiobara
康壽 塩原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は信号同期方式、特にトークンパシングバスを利
用し、互いに離れた複数地点で例えば電圧、電流等の瞬
時値を同時に求めるためのサンプリング信号等の信号同
期方式に関するものである。
〔従来の技術〕
ローカルエリアネットワーク(LAN)は近年急速に普
及しつつあるが、その中で注目すべき動向のひとつに米
国ゼネラルモーターズ(GM)社の提唱したM A P
 (Manufacturing Automatio
nProtocol)と呼ばれる工業用LANに対する
関心の高まりがあげられる。FA、OAのためにロボッ
ト、コンピュータ等多数の機器が工場、事務所に導入さ
れているが、これらの機器の相互接続を容易かつ安価に
行えることを目的としてMAPの標準化が進められてい
る。一企業のLANというよりは業界の標準を目ざして
おり、多数の有力企業が参加している。l5O(国II
標準化機構)の○S I (Open Systems
 Interconnection)階層モデルの各層
を埋める形で標準化が進められており、下位2層(物理
層、データリンク層)のうち理論リンク制御サブレイヤ
を除く部分はIEEE (米国の電気、電子技術者会議
)802.4 委員会のトークンパシングバスが使用さ
れる。
このトークンパシングバスの構成例を第2図に示す。ネ
ットワークを構成する局11〜1nはタップと呼ばれる
分岐装置31〜3.lを介して同軸’(−プル2に接続
される。バス形ネットワークに、は各局が任意にデータ
を送信する方式(C8MA/CD)もあるが、伝送デー
タ量が増大し負荷が大きくなると伝送効率が急速に低下
するという欠点がある。これに対し、とのトークンパシ
ングバスは、決定論的アクセス方式によりこの欠点を避
けている。即ちトークンと呼ばれる送信権がトークンパ
シングバスに加入している各局間で順番に受けわたされ
、同一時刻に複数の局が送信することが防止される。ト
ークンはアドレスの大きい局から小さい局へ順番にわた
され、また各局は自局がトークンをわたすべき局(後続
局)を記憶しており、これによりトークンが巡回する論
理上のリング(論理リング)が構成される。しかしこの
論理リングが固定的なものであると、新しく局が加入し
たい場合も加入できず、また加入局のいずれかが故障す
ると論理リングが壊れて通信が停止してしまうことにな
る。それ故に、トークンパシングバスでは次のようなリ
ング維持機能を備えている。
(1)ノイズ等によりトークンが一時的に消失したとき
は前トークン保持局がトークン再発行を行なう。
(2)後続局が故障した場合は、その局の後続局にトー
クンをわたし、故障局を論理リングから除去する。
(3)はぼ一定の周期で新局勧誘を行ない、論理りング
に加入を希望する局の加入を許可する。
一方、このトークンパシングバスを含むLANを利用し
て機器の高速制御を行なう応用分野があり、この中には
各局で特定信号を同時刻に繰り返し発生する必要がある
システムもある。例えば、複数地点で電圧、電流、変位
、加速度等の瞬時値を同時に求めるためのサンプリング
信号の発生があげられる。したがって、LANの有力な
標準のひとつであるトークンパシングバスを用いてこの
ような信号同期が行なえれば、トークンパシングバスが
元来備える即時性、自己回復性、拡張性の優れた特長と
併せて、トークンパシングバスの用途を一層広くするこ
とができる。
トークンパシングバスを用いて信号同期を行なう方法と
しては、特定の局を主局とし、主局が周期的に発するデ
ータフレームを利用して主局以外の局(従局)が主局に
合せて同期をとる方法が考えられる。第3図を用いてこ
れを説明する。主局は局1工とする。主局が発生する同
期信号(以下、主同期信号と略す)Siは周期Tで発生
している。
もしも、主局1工よりデータフレームDIを主同期信号
S1に同期して送信できれば、従局12〜1nはデータ
フレームDIの受信時刻から逆算して主同期信号S工の
発生時刻を知ることができる。
トークパシングバスではデータフレームD1はその宛先
アドレスを適切に設定すれば全従局はほぼ同時に受信さ
れるからである。
前記した信号同期を実現するには、主局11においてい
かにして主同期信号S1に同期してデータフレームD1
を送信するかという問題がある。
本来、トークンパシングバスにおいてはトークンは論理
リング維持のためのアルゴリズムに従って巡回し、その
巡回周期は同期信号周期Tとは異なることは勿論、新局
の勧誘やトークンパシング再試行などが確立現象的に行
われるため常に変化するものと考えねばならない。従っ
て、トークンパシングバスを用いて信号同期を行なうに
は、主局11が主同期信号S工に同期してデータフレー
ムD1を送信することを可能ならしめる手段が不可欠で
ある。その一方法として主局11がトークンを受信後直
ちに送信すべきデータフレームD1の送信を前記主同期
信号siの時刻まで待たせる方法が考えられる。しかし
、この場合無信号状態が長く続くことになり、主局11
にトークンを送信した先行局がトークンパシングが失敗
したとみなしてトークンを再送信し、さらには主局11
を故障とみなして論理リングから外してしまうという問
題がある。
[発明が解決しようとする問題点〕 上記したようにデータフレームD1の送信を主同期信号
の時刻まで待たせることによりトークンパシングバスを
用いて信号周期を行なわせる方法では、無信号状態が長
く続くためトークン着信ン!7、冬が失敗したり、主局
を故障とみなしたりしてし−まうという問題があった。
したがって、本発明の目的は、前記した問題点を解決し
、本来信号同期機能の備わっていないトークンパシング
バスに、元来備える特長を損うことなく信号同期機能を
備えさせて、トークンパシングバスの用途を一層広くす
ることが可能な信号同期方式を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の要旨は、信号同期の主局において信号同期用デ
ータフレーム(以下、同期データフレームと略す)の送
信時刻調整のための空データフレームを用い、かつ主局
がトークンを受信した時刻に応じて空データフレームの
長さを変えることにより、主同期信号に同期した同期デ
ータフレームの送信を可能としたものである。
即ち、同期の主局となる局は送信開始時刻を知る手段を
備え、自局が送信する同期データフレームの送信開始時
刻を調整するために前記同期データフレームの送信に先
立って空データフレームを戸信し、かつ前記空データフ
レームを固定長部分と可変長部分とに分け、前記固定長
部分は前記主局へのトークン着信の前に送信待ち行列の
先頭に入れ、前記可変長部分は前記送信開始時刻を知る
手段により検出した前記固定長部分の送信開始時刻と同
期信号との時間差に基づいてその長さを計算したうえで
前記固定長部分に続けて前記送信待ち行列に加えること
により前記空データフレームに続く前記同期データフレ
ームを前記主同期信号に同期して送信する一方、同期の
従局となる局は前記同期データフレームの受信時刻を検
知することにより前記同期の主局に追随して信号同期を
行なうようにしたものである。
〔作用〕
同期用データフレームに先立って送信される空データフ
レームを固定長部分と可変長部分とに分け、固定長部分
を先に送信し、可変長部分を後から送信するようにしで
あるため、主局がトークン着信を認識すると直ちに空デ
ータフレームの固定長部分の送信が先ず開始される。こ
の固定長部分の送信が行われている間、主局は時間的余
裕をもつことから、送信開始時刻を知る手段により検出
した固定長部分の送信開始時刻に基づき可変長部分の長
さ演算を行なって、同期データフレームを主同期信号に
同期させるようなタイミングとなるような長さに調整し
た可変長部分を固定長部分の送信完了後続けて送信する
。したがって、この可変長部分に引き続き送信される同
期データフレームは主同期信号に同期して送信される。
従局は、このようにして主同期信号に同期した同期デー
タフレームを受信してこれに自局の同期信号を同期させ
る。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図〜第9図に基づいて説明すれば
以下の通りである。
第2図に示すトークンパシングバスにおいて局11は信
号同期に関して主局1局12〜1nは従局とする。
a、主局となる局の詳細な説明 主局1工は主同期信号S1の信号源を有する。
第3図は信号同期の行われているトークンパシングバス
の状態を示し、Dl y Dx * Da t・・・は
それぞれ局11 * it t is t・・・が送信
するデータフレーム、またTz 、 Tx 、 Ts 
、・・・はトークンを表わし、これに対しDsは主局1
工が時刻調整のために送信する空データフレームである
。この部分を拡大したものが第4図であす、主局1工は
同期データフレームDzの送信に先立ち空データフレー
ムDsを送信する。論理リングが完成し、全加入局に故
障がない定常状態においても、各局の送信データ長ti
  (i=1〜n)は変化しうる。しかも、ノイズ等に
よりトークンが一時的に消滅した場合はトークン再発行
のため、またいずれかの局が新局勧誘を行なった場合は
勧誘フレーム発行のため、主局1工へのトークン着信時
刻は遅くなる。従って、空データフレーム長tsは同期
データフレームD1の送信時刻が主同期信号Sl と同
期するように、主局11へのトークン着信時刻に応じて
変化させなければならない。ここで、前提条件として、
フレーム間のすきま時間tFの和、全局のトークン送信
時間tTの和及び全局の最大データフレーム送信時間t
 maXの和の総和TTROが同期信号周期Tよりも小
さく、かつ両者の差T−TTROがフレーム間のすき間
t+yと空データフレームDsの最小長t ski□の
和よりも大きくなければならない。ここですき開時間t
Fは局間の伝送遅延及び局の信号処理に生じる局遅延の
時間の和である。
しかし、トークンパシングバスにおいてはそのままでは
トークン着信時刻に応じて空データフレーム長tsを変
化させることはできない。
第1に1局にはトークン着信時刻を知る機能は一般的に
は備えられていない。第2に、主局1工はトークン着信
を認識すると直ちに空データフレームDSの送信を開始
するので空データフレーム長tsを演算する時間的余裕
がない。
そこで、先ず第1の問題に対しては、例えば第5図に示
すように空データフレームDa送信開始時刻を検出する
手段を主局1工に対して設けることとする。即ちトーク
ンパシングバス制御回路(以下、TBCと略す)12か
らモデム11への出力信号Txzを送信開始検出回路1
6に分岐しこれを入力し、この送信開始検出回路16に
より送信開始パルスQsを発生させ、このパルスQsに
よりレジスタ付きタイマ17にトリガをかけて送信開始
時刻を記憶させるとともにQsによりトークンパシング
バス用プロセッサ13に割込を要求して送信開始時刻を
読取らせる。また、同期信号発生回路20の主同期信号
Sによりレジスタ付きタイマ17にトリガをかけて送信
開始から主同期信号までの時間も記憶させる。
欣に、第2の問題に対しては、第1図(a)に示すよう
に空データフレームを同定長フレームDs^と可変長フ
レームDsaとに分け、固定長フレームI)+^を送信
中に可変長フレームDSHのフレーム長tsaを演算す
る方法をとる。即ちプロセッサ13は予め固定長フレー
ムDa^を送信待ち行列に入れる。固定長フレームDs
^の送信が開始すると前記した手段によりプロセッサ1
3は送信開始時刻(または、送信開始から主同期信号ま
での時間tp)を求め、これにより可変長フレームDS
Bの長さtsaを演算し、その長さt、snの可変長フ
レームDsaを固定長部分Ds^に続けて送信待ち行列
に加える。固定長部分の長さts^はこの演算・処理時
間よりも長くなるように選ぶ。
以上の説明は、tp>tsA+1.(1F :フレーム
間隔)の場合である(第1図(a))。
第1図(b)のようにtp<ts^+tpの場合は時間
超過となるので可変長部分Dsaは送信しない。
なお、前記データフレームD1〜D11及び空データフ
レームDs^、DSHのフレームフォーマットは第6図
に示すとおりである。
以上のような手段により、何らかの原因でトークンの着
信が異常に遅れた第1図(b)に示すような場合を除き
、主局11が主同期信号S1に同期して同期データフレ
ームD1の送信を開始することが可能となる。
b、従局となる局の詳細な説明 一方、従来12〜1nにおいては同期データフレームD
sの受信完を示す信号が第5図のTBC12より出力さ
れるので、これを用いて同期データフレームD1の受信
開始に対して同期信号S (Ss ”Sn)を同期させ
ることかできる。
即ち、第5図の構成例において、プロセッサ13はTB
C12よりデータフレームD!受信完の通知である割込
要求IRQを受けると直ちに出力ポート21より受信同
期パルスQRを発生する。位相比較器22は同期信号S
と受信同期パルスQRどの位相比較を行ない、同期信号
発生器20は位相比較結果DPHを用いて同期信号Sが
受信同期パルスQRよりもtoだけ早い時刻に一致する
よう同期信号Sの位相を調整する。ここで、toは局間
伝送遅延1局遅延を無視すれば同期データフレームD1
の長さtlに等しいが、これらの遅延を補正すれば同期
がより正確になる。
なお、第5図は主局、従局の両機能を備えた場合の構成
例であり、主局となる場合は位相比較結果DPHによる
同期信号Sの位相制御は行わず、従局となる場合は送信
開始パルスQsは無視する。
ところで、前述したように主局1工からの同期データフ
レームD1の送信時刻と主同期信号S工との誤差は、ト
ークンの一時消失や新局勧誘等が重なって主局1工ヘト
ークン着信が異常に遅れた場合は著しく大きくなること
がありうる(第1図(b))。従局側でこのフレームを
そのまま用いれば当然従局側同期信号S (82〜Sn
)の誤差を拡大することとなる。これを防止するために
は、第7図に示すように従局側同期信号Sを基準として
2δtの許容範囲を設け、(a)のように範囲内に入れ
ばよいが、(b)のように受信同期パルスQRがこの範
囲を越えた場合はこれを無視する方法をとればよい。
C1空データフレーム、同期データフレームのアドレス
の詳細な説明 前記空データフレームDsの宛先アドレスは、特定従局
の個別アドレスあるいは全従局を指示するグループアド
レスとすることも考えられる。
これは“空”データフレームDsに何らかの有効情報を
のせることを意図する。しかし、従局が大量の″空デー
タフレームDaを受信することとなり、このため不要な
バッファメモリが必要となるだけでなく、そのデータの
受信処理が必要となるので、′空”データフレームDS
の直後に受信する同期データフレームD1の受信及び信
号同期処理と時間的に重なるという問題が生じる。従っ
て、特別の理由がない限りこのようなアドレッシングは
避けるべきである。
空データフレームDsの宛先アドレスとしてはトークン
パシングバスに実在しない架空のアドレスとするか、あ
るいは信号同期に直接には関係しない局のアドレスとす
るのが妥当である。
このようにすれば従局にとってはこの空データフレーム
Dsは無視できるフレームとなり、同期データフレーム
D1の受信後直ちに処理を始めることができる。また、
信号同期に関係のない局においては同期従局のように同
期データフレームD1の処理をする必要はなく、“空″
データフレームDs中に含まれるデータの利用が可能で
ある。
前記同期データフレームDzは全同期従局lfL〜1n
に受信される必要がある。そのための最も確実な方法は
宛先アドレスを一斉回報アドレス(全ビットを“1″と
する)、全同期従局12〜1rlを包含するグループア
ドレスとすることである。主局11の故障時に従局1z
〜1nのひとつが主局を代行するシステムにおいては、
このグループアドレスは同期の主局11と従局12〜1
nの全てを含むものとなる。代行がある場合、主局と従
局の固定的な区別はできなくなるからである。この場合
、現に主局となる局11は自局が送信した同期データフ
レームD((1=1,2t・・・またはn)を受信する
ことによりなるが、これは無視する。
d、同期データフレーム長の詳細な説明また、前記同期
データフレームD1の長さtLは可変と固定の両ケース
がありうる。これは同期従局12〜1nにおける同期処
理方法に関係する。即ち、第5図でTBC12のデータ
フレーム受信完了による割込IRQを利用するような前
述した同期データフレームDzの受信完了検知を用いて
同期を行なう場合は、受信開始時刻を知るために同期デ
ータフレーム長t1は固定でありかつ同期従局12〜I
Ilにとって既知であることが必要である。
同期データフレーム長tlを可変とする場合は、同期従
局12〜1nにおいて同期データフレームD1の受信開
始を検知する手段が必要となる。
e、主局における送信開始の検出方法、従局におけるデ
ータフレーム受信完了の検出方法の詳細な説明 前記した主局11における送信開始の検出方法としては
、第6図に示す送信フレーム中のスタートデリミタSD
を検出する方法及びプリアンプルPRを検出する方法が
ある。プリアンプルPR及びスタートデリミタSDのパ
ターンを第8図に示す。ここで、FCはフレーム制御、
DAは宛先アドレス、SAは発信元アドレス、FC5は
フレーム検査シーケンス、EDは終了デリミタである。
前記した従局12〜1゜における同期データフレームD
1受信完了の検出方法としては。
TBC12よりプロセッサ13に割込要求IRQを出し
、プロセッサ13が同期データフレームD1を受信した
ことを判断するのが確実である。
しかし、割込処理時間の不安性が問題となるようなケー
スにおいては1例えば第5図における受信信号RXIを
用い、スタートデリミタSD(第6図)を検出し、これ
とプロセッサ13によるデータフレームDl受信判断を
併用する方法が必要となる。
なお、第5図において同期信号発生回路20の出力信号
Sは実際には外部への信号、タイマ17への信号、位相
比較器22への信号に分けることができ、これらの信号
のタイミングは異なることになるが、これは同一信号源
より生成され、互いに同期がとれ、タイミングの差は固
定的なものであるので、前記実施例においては一括して
同期信号S(またはSヱ)として扱った。
〔他の実施例〕
以上において伝送路は第2図に示すように同軸ケーブル
に限るものではなく、例えば第9図に示すように光フア
イバケーブル5L〜5n及び光スターカプラ4を用いて
もよい。光フアイバケーブル51〜5nはそれぞれ2心
の光フアイバ心線を含んでおり5例えば局11からの送
信信号を光フアイバケーブル51の送信ファイバを経て
光スターカプラ4に至り、ここで分岐を受は同一信号が
光フアイバケーブル51〜5nの受信ファイバを経て局
11〜111に到達する。トポロジは物理的にはスター
形であるが論理的にはバス形として扱うことができる。
なお、C8MA/CD方式であって光トークンバスの文
献ではないが、スターカプラを用いたネットワークの文
献としては信学総全大Nα1780 (1984) 、
信学通信部門全大−177(1984)などがある。
前記主局において第5図のように送信信号T’xzを用
いて送信開始検出を行なう代りに、受信信号Rx1を用
いてトークン着信検出を行なう方法も考えられ、かつこ
のほうが早く空データフレーム可変部分長さtsBの演
算が始められるであろう。しかし、トークンが着信して
もそこに含まれるエラー等により必ずしも空データDs
の送信が開始されるとは限らないこと、また自局宛てト
ークンか否かの判定を行なう必要があることから、結局
この方法は現実的なものとはいえない。
また、上記実施例ではIEEE 802.4トークンパ
シングバスについて述べたが、これと類似の通信規約を
有するネットワークにも本発明を適用できる。
〔発明の効果〕
以上要するに本発明によれば次のような優れた効果を発
揮する。
(1)IEEE  802.4トークンパシングバスま
たはこれと類似の通信規約を有するネットワークには、
本来信号同期機能が備わっていないが、信号同期の主局
において空データフレームを用い、かつ主局がトークン
を受信した時刻に応じて空データフレームの長さを変え
ることにより、主同期信号と同期した同期データフレー
ムの送信を可能とする構成としたことにより、元来備え
られる機能を損うことなく、信号同期機能を備わせるこ
とかできるので、トークンパシングバスまたはネットワ
ークが元来備える即時性。
自己回復性、拡張性、柔軟性の優れた特長と併せてその
用途を一層拡大することができる。
(2)シたがって、このようなトークンパシングバスや
ネットワークを含むLANを利用して、同期を必要とす
る機器の高速制御、例えば互いに離れた複数の地点で電
圧、電流等の瞬時値を同時に求めるためのサンプリング
信号発生などの制御を有効に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の信号同期方式における空データフレー
ムの送信方法例を示す構成図、第2図は同軸ケーブルを
用いたバス形ネットワーク例の構成図、第3図は信号同
期を行なうトークンパシングパスの伝送信号例の構成図
、第4図は第3図における主局送信信号部分の拡大図、
第5図は本発明の信号同期方式における主局・従局機能
を併せ備えた局の回路構成例を示すブロック図、第6図
はIEEE  802,4トークンパシングバスにおけ
るデータフレーム形式例を示す構成図、第7回は本発明
の信号同期方式において従局が受信同期パルスQRを無
視する方法例を示すタイミング図、第8図はIEEE 
 802.4トークンパシングバスにおけるプリアンプ
ルPRと開始デリミタSDのパターン構成図、第9図は
光ファイバと光スターカプラを用いた他の実施例のネッ
トワーク例を示す構成図である6 図中、 Dl・・・同期データフレーム、Ds^・・・固定長フ
レーム、Dsa・・・可変長フレーム、T1〜Tn・・
・トークン、Sz・・・主同期信号、tp・・・固定長
フレームの送信開始時刻と主同期信号との時間差、11
〜1n・・・トークンパシングバスの局、2・・・同軸
ケーブル、31〜3n・・・タップ(分岐器)、4・・
・光スターカプラ、51〜5.l・・・光フアイバケー
ブル(2心フアイバ)、11・・・モデム(変復調回路
)、12・・・トークンパシングバス制御回路(T B
 C)、13・・・トークンパシングバス用プロセッサ
、14・・・メモリ、15・・・上位置とのインターフ
ェイス、10・・・送信開始検出回路、17・・・レジ
スタ付きタイマ、20・・・同期信号発生回路、21・
・・受信同期パルス出力ボート、22・・・位相比較器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、IEEE802.4トークンパシングバスまたはこ
    れと類似の通信規約を有するネットワークを用いた信号
    同期方式において、 同期の主局となる局は送信開始時刻を知る手段を備え、
    自局が送信する同期データフレームの送信開始時刻を調
    整するために前記同期データフレームの送信に先立って
    空データフレームを送信し、かつ前記空データフレーム
    を固定長部分と可変長部分とに分け、前記固定長部分は
    前記主局へのトークン着信の前に送信待ち行列の先頭に
    入れ、前記可変長部分は前記送信開始時刻を知る手段に
    より検出した前記固定長部分の送信開始時刻と主同期信
    号との時間差に基づいてその長さを計算したうえで前記
    固定長部分に続けて前記送信待ち行列に加えることによ
    り前記空データフレームに続く前記同期データフレーム
    を前記主同期信号に同期して送信するとともに、 同期の従局となる局は前記同期データフレームの受信時
    刻を検知することにより前記同期の主局に追随して信号
    同期を行なうことを特徴とする信号同期方式。 2、前記同期の従局は前記同期データフレームの受信時
    刻が正常な予定受信時刻に対して一定の許容範囲を越え
    て早いまたは遅い場合はこれを無視する手段を備えたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の信号同期方
    式。 3、前記空データフレームの宛先アドレスはトークンパ
    シングバスのいかなる同期の従局をも指示しないグルー
    プまたは個別アドレスであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項ないし第2項のいずれかに記載の信号同期
    方式。 4、前記同期データフレームの宛先アドレスはトークン
    パシングバスの全ての同期の従局を包含するグループア
    ドレスであることを特徴とする特許請求の範囲第1項な
    いし第3項のいずれかに記載の信号同期方式。 5、前記同期データフレームの長さは固定であり、かつ
    全ての同期の従局により予め知られていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記
    載の信号同期方式。
JP9734887A 1987-04-22 1987-04-22 信号同期方式 Expired - Lifetime JPH063921B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9734887A JPH063921B2 (ja) 1987-04-22 1987-04-22 信号同期方式

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JP9734887A JPH063921B2 (ja) 1987-04-22 1987-04-22 信号同期方式

Publications (2)

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