JP4314145B2 - 受信装置 - Google Patents
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Description
高橋冨士信 他2名著、「ウェーブサミット講座 VLBI技術」、第1版、株式会社オーム社、平成9年6月10日、p.112−114
図1において、送信局1の送信装置2は光回線3にて光ケーブルで形成された高速ネットワーク4に接続され、光回線5を経由して受信局6の受信装置7と接続される。同様に送信局8の送信装置9は光回線10にて高速ネットワーク4に接続され、光回線11を経由して受信局6の受信装置7と接続される。
また、送信装置2、9により生成される送信データは、各送信局1、3に備えられた水素メーザ原子時計等の正確な時計により同時刻に取得された観測データ等の連続の時系列データ(連続時系列データという。)を一定時間毎に区切り、これを所定の数に等分(等分された単位をパケットという。)して「0」から始まる一連の通し番号(パケット番号という。)が付されたデータであって、パケット番号「0」が付されたパケットが一定時間の開始を示すパケットである。
図2において、12は受信装置7の主制御部であり、受信装置7の各部を制御する。
14は受信部としての子受信部であり、光回線11が接続され、伝送経路Bにより送信局8の送信装置9と接続されている。
15、16は出力線であり、それぞれ親受信部13および子受信部14からの出力を解析装置17へ伝達する。
19は信号線であり、親受信部13と子受信部14との間を接続してパルス信号等の電気信号を伝達する。
図3において、21は親受信部13の受信手段であり、トランスポンダ、フレーマLSI、デュアルポートメモリ等で構成され、光回線5から受信した光信号を解読してプロトコル処理を施し、解析装置17で取扱うための連続時系列データに変換して送出する機能を有している。
23は送信情報記憶手段であり、受信制御手段22に設けられたメモリ等であって、受信制御手段22により送信情報としてのパケット番号等が格納される。
25はマイクロプロセッサ等の出力制御手段であり、待機時間を書込むためのメモリ等である待機時間格納手段26を有しており、バス線18により主制御部12との間で相互にデジタル信号による指令や応答を送受する機能、一時保存手段24に保存されている連続時系列データを順次に読出して出力線15へ送出する機能等を有している。
32は受信制御手段であり、親受信部13の受信制御手段22と同様に構成され、主制御部12との間で相互に指令や応答を送受する機能、信号線19からのパルス信号等の電気信号を受ける機能および受信手段31から送出された連続時系列データを一時保存手段34に順次に書込む機能等を有している。
34は一時保存手段であり、親受信部13の一時保存手段24と同様に構成され、受信制御手段32により書込まれた時系列データを保持すると共に、出力制御手段35に順次に連続時系列データを読取らせる機能を有している。
上記のように親受信部と13と子受信部14はその構成が同様な基板等であって、その機能の設定により複数の受信部の一つを親受信部13として設定し、他を子受信部14として設定して異なった作用を有する受信部として用いる。
本実施例の受信装置7においては、伝送経路Aおよび伝送経路Bが設定されたとき、つまり図1に示すシステムが設置された当初または伝送経路A、Bの光ケーブルや接続装置の修理や交換がなされたとき等に、以下に示す伝送経路に起因する遅れ時間に基づく待機時間の設定が行われる。
これにより、各受信部にデジタル信号である送信情報取得指令を直列に送信する場合に生ずる指令の伝達遅れを解消することが可能になる。
この送信情報送信依頼に応じて各受信制御手段がそれぞれの送信情報記憶手段に記憶したパケット番号を読出して返信する。
本実施例では、親受信部13の出力制御手段25には待機時間を0ミリ秒とした待機時間格納依頼が送信され、これを受信した出力制御手段25は待機時間格納手段26に0ミリ秒の待機時間を格納する。また子受信部14の出力制御手段35には待機時間を30ミリ秒とした待機時間格納依頼が送信され、これを受信した出力制御手段35は待機時間格納手段36に30ミリ秒の待機時間を格納する。
上記のようにして主制御部12は親受信部13および子受信部14の待機時間格納手段26および36にそれぞれの待機時間を格納し、各受信部への伝送経路の相違に起因する遅れ時間に基づく待機時間を設定する。
本実施例では、親受信部13の待機時間格納手段26には0ミリ秒の待機時間が格納されているので出力制御手段25は一時保存手段24への連続時系列データの書込が開始されると直ちにその読出しを開始して出力線15へ送信局1で取得された連続時系列データを送出する。また子受信部14の待機時間格納手段36には30ミリ秒の待機時間が格納されているので出力制御手段25は一時保存手段24への連続時系列データの書込が開始されると30ミリ秒待機した後にその読出しを開始して出力線16へ送信局8で取得された連続時系列データを送出する。
なお、出力制御手段25および35による待機時間の計時は、通信ネットワークに設けられている基準クロックに基づいて実行される。この場合に受信局6の各送信局と同様の正確な時計を設けてこれに基づいて待機時間の計時を実行するようにしてもよい。
なお、本実施例においては、送信情報としてパケット番号を用いる場合を例に説明したが、送信情報は前記に限らず、送信データを構成する各パケットにそのパケットのデータの取得時刻を記して送信し、主制御部が送信情報取得指令を発した時に各受信部が受信しているパケットの取得時刻を送信情報記憶手段に格納し、主制御部が待機時間を算出するときに最も遅い取得時刻を基準に各受信部の待機時間を算出するようにしてもよい。これによっても上記と同様の効果を得ることができる。
更に、本実施例では、2系統の連続時系列データの同期を取る場合を例に説明したが、3系統以上の連続時系列データの同期を取る場合はその数に応じて子受信部の数を増やせば同様にして同期を取った複数の連続時系列データを送出することができる。
2、9 送信装置
3、5、10、11 光回線
4 高速ネットワーク
6 受信局
7 受信装置
12 主制御部
13 親受信部
14 子受信部
15、16 出力線
17 解析装置
18 バス線
19 信号線
21、31 受信手段
22、32 受信制御手段
23、33 送信情報記憶手段
24、34 一時保存手段
25、35 出力制御手段
26、36 待機時間格納手段
Claims (4)
- 複数の送信局が取得した連続時系列データをそれぞれ所定の数のパケットに分割して送信データを生成する送信装置から送信される送信データを通信ネットワークを介してそれぞれ受信する複数の受信部と、該複数の受信部を制御する主制御部とを備え、
前記複数の受信部の一つを親受信部とし、他を子受信部として設定し、
前記親受信部は、前記主制御部からの送信情報取得指令を受けた時に前記子受信部に対してトリガ信号を発する受信制御手段と、該受信制御手段が前記トリガ信号を発した時に受信しているパケットの送信情報を格納する送信情報記憶手段と、受信した前記送信データから変換された連続時系列データを一時保存する一時保存手段と、待機時間を格納する待機時間格納手段を有し、前記一時保存手段に保存されている連続時系列データを前記待機時間格納手段に格納されている待機時間を計時した後に読出して送出する出力制御手段とを備え、
前記子受信部は、前記親受信部からのトリガ信号を受ける受信制御手段と、該受信制御手段が前記トリガ信号を受けた時に受信しているパケットの送信情報を格納する送信情報記憶手段と、受信した前記送信データから変換された連続時系列データを一時保存する一時保存手段と、待機時間を格納する待機時間格納手段を有し、前記一時保存手段に保存されている連続時系列データを前記待機時間格納手段に格納されている待機時間を計時した後に読出して送出する出力制御手段とを備え、
前記主制御部が、前記各受信部の各送信情報記憶手段に格納されている送信情報を読出し、該読出した送信情報を基に各受信部の待機時間を算出し、該待機時間をそれぞれ該当する受信部の前記待機時間格納手段に格納しておくことを特徴とする受信装置。 - 請求項1において、
前記送信情報が前記送信データを構成するパケットに記された一連のパケット番号であり、前記主制御部が前記待機時間を算出するときに、前記各送信情報記憶手段に格納されているパケット番号を読出し、最も大きいパケット番号を基準にして各受信部の待機時間を算出することを特徴とする受信装置。 - 請求項1において、
前記送信情報が前記送信データを構成するパケットに記された取得時刻であり、前記主制御部が前記待機時間を算出するときに、前記各送信情報記憶手段に格納されている取得時刻を読出し、最も遅い取得時刻を基準にして各受信部の待機時間を算出することを特徴とする受信装置。 - 請求項1、請求項2または請求項3において、
前記主制御部が、待機時間を前記待機時間格納手段に格納するときに、前記送信情報取得指令に基づく待機時間の算出を複数回実行し、該複数回の実行結果を平均した待機時間を格納することを特徴とする受信装置。
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