JPH0514350B2 - - Google Patents
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- JPH0514350B2 JPH0514350B2 JP14631887A JP14631887A JPH0514350B2 JP H0514350 B2 JPH0514350 B2 JP H0514350B2 JP 14631887 A JP14631887 A JP 14631887A JP 14631887 A JP14631887 A JP 14631887A JP H0514350 B2 JPH0514350 B2 JP H0514350B2
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Description
【発明の詳細な説明】
(発明の分野)
本発明は記録媒体に情報を記録し及び/または
記録媒体に記録されている情報を再生するための
装置に関するものであり、特にカード状またはシ
ート状等の記録媒体と該媒体に対し情報処理する
ためのヘツド部とが相対的に移動することにより
情報の記録及び/または再生を行なう情報記録再
生装置に関する。
記録媒体に記録されている情報を再生するための
装置に関するものであり、特にカード状またはシ
ート状等の記録媒体と該媒体に対し情報処理する
ためのヘツド部とが相対的に移動することにより
情報の記録及び/または再生を行なう情報記録再
生装置に関する。
(従来技術)
従来、光ビームを用いて情報を記録し且つかく
して記録された情報を光ビームを用いて再生する
ために用いられる記録媒体の形態として、カード
状、デイスク状、テープ状等各種のものが知られ
ている。なかでも、カード状に形成された光学的
情報記録媒体(以下、「光カード」と称す)は、
製造が容易で、携帯性が良く、アクセス性も良い
記録媒体として、大きな需要が見込まれている。
して記録された情報を光ビームを用いて再生する
ために用いられる記録媒体の形態として、カード
状、デイスク状、テープ状等各種のものが知られ
ている。なかでも、カード状に形成された光学的
情報記録媒体(以下、「光カード」と称す)は、
製造が容易で、携帯性が良く、アクセス性も良い
記録媒体として、大きな需要が見込まれている。
光カードにおいては、情報トラツクは直線状に
形成され、この様な情報トラツクはカード表面の
所定の領域にて平行に多数本配列されている。従
つて、光カードを記録媒体とする情報記録再生装
置においては、光ビームスポツトは光カード表面
上にて情報トラツクの方向に相対的に連続移動せ
しめられ、この際に情報の記録または再生が行な
われ、所定の距離の移動の後には光ビームスポツ
トは光カード表面上にて上記情報トラツクの方向
を横切る方向に相対的に所定距離移動さしめら
れ、この際には情報の記録または再生は行なわれ
ず、次いで再び上記情報トラツクの方向に相対的
に連続移動せしめられ、この際に情報の記録また
は再生が行なわれ、以下同様にして情報トラツク
の方向の相対的移動と該方向を横切る方向の相対
的移動とが交互に所望の回数繰返される。
形成され、この様な情報トラツクはカード表面の
所定の領域にて平行に多数本配列されている。従
つて、光カードを記録媒体とする情報記録再生装
置においては、光ビームスポツトは光カード表面
上にて情報トラツクの方向に相対的に連続移動せ
しめられ、この際に情報の記録または再生が行な
われ、所定の距離の移動の後には光ビームスポツ
トは光カード表面上にて上記情報トラツクの方向
を横切る方向に相対的に所定距離移動さしめら
れ、この際には情報の記録または再生は行なわれ
ず、次いで再び上記情報トラツクの方向に相対的
に連続移動せしめられ、この際に情報の記録また
は再生が行なわれ、以下同様にして情報トラツク
の方向の相対的移動と該方向を横切る方向の相対
的移動とが交互に所望の回数繰返される。
第8図Aは情報記録媒体として光カードを用い
る情報記録再生装置におけるカード送り機構の構
成を示す斜視図であり、第8図Bはその矢印A方
向からの概略的矢視図であり、第8図Cはそのカ
ード挿入部の概略的断面図である。
る情報記録再生装置におけるカード送り機構の構
成を示す斜視図であり、第8図Bはその矢印A方
向からの概略的矢視図であり、第8図Cはそのカ
ード挿入部の概略的断面図である。
光カード1は記録領域2を有し、記録領域2に
情報がピツト列として記録され、そのピツト列を
ここでは情報トラツク3とする。該情報トラツク
3を走査することで情報の再生が行なわれる。情
報の記録/再生は、後述するように光ヘツド4か
らの光ビーム34を利用して行なわれる。
情報がピツト列として記録され、そのピツト列を
ここでは情報トラツク3とする。該情報トラツク
3を走査することで情報の再生が行なわれる。情
報の記録/再生は、後述するように光ヘツド4か
らの光ビーム34を利用して行なわれる。
光カード1は駆動ローラ5a,5b,5cおよ
び押圧ローラ6a,6b,6cに挟まれて矢印B
方向に往復運動を行う。以下、説明の簡便のため
に、駆動ローラ5aおよび押圧ローラ6aの組を
対のローラaとし、同様にしてローラ5bおよび
6bの組とローラ5cおよび6cの組を各々対の
ローラb、対のローラcとする。押圧ローラ6
a,6b,6cは連結板7に回転自在に設置さ
れ、連結板7の両端は付勢手段としてのバネ8a
および8bを介してフレーム9に接続されてい
る。これによつて押圧ローラ6a,6b,6cは
付勢され、各々駆動ローラ5a,5b,5cを押
圧する。
び押圧ローラ6a,6b,6cに挟まれて矢印B
方向に往復運動を行う。以下、説明の簡便のため
に、駆動ローラ5aおよび押圧ローラ6aの組を
対のローラaとし、同様にしてローラ5bおよび
6bの組とローラ5cおよび6cの組を各々対の
ローラb、対のローラcとする。押圧ローラ6
a,6b,6cは連結板7に回転自在に設置さ
れ、連結板7の両端は付勢手段としてのバネ8a
および8bを介してフレーム9に接続されてい
る。これによつて押圧ローラ6a,6b,6cは
付勢され、各々駆動ローラ5a,5b,5cを押
圧する。
駆動ローラ5a,5b,5cの回転軸はフレー
ム9を回転自在に貫通しており、各回転軸にはプ
ーリ10a,10b,10cが固定されている。
モータ11の回転はモータプーリ12およびタイ
ミングベルト13a,13b,13cを介してプ
ーリ10a,10b,10cにそれぞれ伝達さ
れ、駆動ローラ5a,5b,5cを回転させる。
ム9を回転自在に貫通しており、各回転軸にはプ
ーリ10a,10b,10cが固定されている。
モータ11の回転はモータプーリ12およびタイ
ミングベルト13a,13b,13cを介してプ
ーリ10a,10b,10cにそれぞれ伝達さ
れ、駆動ローラ5a,5b,5cを回転させる。
また、対のローラa,b,cに挟まれて往復運
動を行う光カード1は、挟まれていない側を板バ
ネ14によつて押圧され、挟まれている側がフレ
ーム9に押し付けられている。したがつて、光カ
ード1は対のローラa,b,cの回転によつて駆
動力が与えられ、フレーム9に案内されて往復運
動を行う。
動を行う光カード1は、挟まれていない側を板バ
ネ14によつて押圧され、挟まれている側がフレ
ーム9に押し付けられている。したがつて、光カ
ード1は対のローラa,b,cの回転によつて駆
動力が与えられ、フレーム9に案内されて往復運
動を行う。
光ヘツド4は、第8図Bに示されるように、光
カード1の対のローラbで挟まれた位置で、矢印
D方向に移動し、光ビーム34を記録領域2上へ
照射する。
カード1の対のローラbで挟まれた位置で、矢印
D方向に移動し、光ビーム34を記録領域2上へ
照射する。
光カード1を往復運動させるにはモータ11を
逆転させればよいが、その逆転タイミングをとる
ために、光センサ1の移動範囲の両端に位置セン
サ15および16が設けられている。また、光カ
ード1がカード挿入口17から挿入されたことを
検知するために、検知センサ18がカード挿入口
17の近くに設けられている。
逆転させればよいが、その逆転タイミングをとる
ために、光センサ1の移動範囲の両端に位置セン
サ15および16が設けられている。また、光カ
ード1がカード挿入口17から挿入されたことを
検知するために、検知センサ18がカード挿入口
17の近くに設けられている。
また第8図Cに示されるように、カード挿入口
17の隙間t1と光カード1の厚さt2とは、t2<t1
の関係にあり、所定の厚さ以上のカードは挿入さ
れないようにしてある。
17の隙間t1と光カード1の厚さt2とは、t2<t1
の関係にあり、所定の厚さ以上のカードは挿入さ
れないようにしてある。
第9図は上記情報記録再生装置のブロツク図で
ある。
ある。
同図において、光ヘツド4はレーザ19、コリ
メータレンズ20、ビームスプリツタ21、対物
レンズ22および光センサ23から構成されてい
る。光センサ23の出力はプリアンプ24に入力
され、プリアンプ24の出力を利用してオートフ
オーカシング(以下「AF」とする)およびオー
トトラツキング(以下「AT」とする)がAFサ
ーボ回路25およびATサーボ回路26によつて
行われる。すなわち、AFサーボ回路25によつ
て対物レンズ22を矢印C方向に駆動して光ビー
ム34を合焦させ、ATサーボ回路26によつて
対物レンズ22を矢印D方向に微小駆動して光ビ
ームを情報トラツク3に追従させる。
メータレンズ20、ビームスプリツタ21、対物
レンズ22および光センサ23から構成されてい
る。光センサ23の出力はプリアンプ24に入力
され、プリアンプ24の出力を利用してオートフ
オーカシング(以下「AF」とする)およびオー
トトラツキング(以下「AT」とする)がAFサ
ーボ回路25およびATサーボ回路26によつて
行われる。すなわち、AFサーボ回路25によつ
て対物レンズ22を矢印C方向に駆動して光ビー
ム34を合焦させ、ATサーボ回路26によつて
対物レンズ22を矢印D方向に微小駆動して光ビ
ームを情報トラツク3に追従させる。
また、プリアンプ24の出力はデコーダ27で
復調され、制御部28の指令に基づきインターフ
エース29を介して外部へ出力される。
復調され、制御部28の指令に基づきインターフ
エース29を介して外部へ出力される。
情報の記録を行う場合は、情報をエンコーダ3
0によつて、変調してレーザドライバ31を作動
させ、レーザ19から変調されたハイパワーの光
ビームを出力することで、光カード1の記録領域
2にピツト列を形成する。また、光ヘツド4自信
はステツピングモータ32によつて矢印D方向に
駆動される。さらに、光カード1を往復運動させ
るためのモータ11の動作は、位置センサ15お
よび16、検知センサ18の各出力に基づいてモ
ータサーボ回路33によつて制御される。
0によつて、変調してレーザドライバ31を作動
させ、レーザ19から変調されたハイパワーの光
ビームを出力することで、光カード1の記録領域
2にピツト列を形成する。また、光ヘツド4自信
はステツピングモータ32によつて矢印D方向に
駆動される。さらに、光カード1を往復運動させ
るためのモータ11の動作は、位置センサ15お
よび16、検知センサ18の各出力に基づいてモ
ータサーボ回路33によつて制御される。
ところで、光カード1は一般にポリカーボネー
ト、塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂等の高分子材
料を用いて製造されるので、上述した従来装置に
おいては、光カード1を対のローラに挟んで送る
時に前記カード1と前記ローラ面との間で静電気
を発生し、前記カード1がかなり高圧(10KV程
度)に帯電してしまう。そのため、以下の様な問
題点が発生する。
ト、塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂等の高分子材
料を用いて製造されるので、上述した従来装置に
おいては、光カード1を対のローラに挟んで送る
時に前記カード1と前記ローラ面との間で静電気
を発生し、前記カード1がかなり高圧(10KV程
度)に帯電してしまう。そのため、以下の様な問
題点が発生する。
(1) 光カードに帯電した静電気に応じて光ヘツド
のアクチユエータ、特に対物レンズの保持部材
に誘電され、アクチユエータの特にオートフオ
ーカシング性能に影響を与え、アクチユエータ
の機構によつてはオートフオーカシング作動が
停止する。
のアクチユエータ、特に対物レンズの保持部材
に誘電され、アクチユエータの特にオートフオ
ーカシング性能に影響を与え、アクチユエータ
の機構によつてはオートフオーカシング作動が
停止する。
(2) 光カード表面にゴミ、ホコリが静電気によつ
て吸着しやすくなり、情報の記録/再生に支障
を生じる。
て吸着しやすくなり、情報の記録/再生に支障
を生じる。
(3) 光カードが高圧に帯電するため内部回路に放
電し静電破壊を生じるおそれがある。
電し静電破壊を生じるおそれがある。
また、従来装置では静電気除去手段を備えてい
ない為、光カードの携帯時に帯電した静電気を取
り去ることが出来ず上述の問題点が発生する。
ない為、光カードの携帯時に帯電した静電気を取
り去ることが出来ず上述の問題点が発生する。
(発明の概要)
本発明の目的は、上記従来装置の欠点を解消
し、高密度及び安定した記録、再生が可能な情報
記録再生装置を提供することにある。
し、高密度及び安定した記録、再生が可能な情報
記録再生装置を提供することにある。
本発明の上記目的は、情報記録媒体を記録及/
または再生用のヘツドに対し移動させて情報の記
録及び/または再生を行う情報記録再生装置にお
いて、前記情報記録媒体を移動させるためのロー
ラを備え、前記ローラは前記媒体に帯電している
静電気を除去するため、或は前記媒体を移動させ
る際の前記媒体とローラとの接触による静電気の
発生を防止するため導電性材料からなることによ
つて達成される。
または再生用のヘツドに対し移動させて情報の記
録及び/または再生を行う情報記録再生装置にお
いて、前記情報記録媒体を移動させるためのロー
ラを備え、前記ローラは前記媒体に帯電している
静電気を除去するため、或は前記媒体を移動させ
る際の前記媒体とローラとの接触による静電気の
発生を防止するため導電性材料からなることによ
つて達成される。
(実施例)
以下、図面にもとずき本発明の具体的実施例を
説明する。
説明する。
第1図は本発明装置の第1の実施例である光学
的情報記録再生装置の記録媒体送り機構を示す概
略図である。本実施例においては、情報記録媒体
として光カードが用いられており、また装置全体
の構成、制御系は上記第8図及び第9図に示され
る装置におけると同様である。
的情報記録再生装置の記録媒体送り機構を示す概
略図である。本実施例においては、情報記録媒体
として光カードが用いられており、また装置全体
の構成、制御系は上記第8図及び第9図に示され
る装置におけると同様である。
図において、5bは駆動ローラであり、6bは
該駆動ローラに対応して上方に配置された押圧ロ
ーラである。これらは上記第8図及び第9図の装
置におけると同様にして支持配置されている。ま
た、40,41は光カード1の静電気を除電する
ブラシで、該カード1の表面に接触するように、
フレーム9に固定され電気的グランドに接続され
ている。
該駆動ローラに対応して上方に配置された押圧ロ
ーラである。これらは上記第8図及び第9図の装
置におけると同様にして支持配置されている。ま
た、40,41は光カード1の静電気を除電する
ブラシで、該カード1の表面に接触するように、
フレーム9に固定され電気的グランドに接続され
ている。
上記構成において、光カード1は駆動ローラ5
bと押圧ローラ6bに挟まれて往復運動を行う。
ところが、前記ローラ5b,6bはゴム等の高摩
擦系数を持つ材料で形成される場合が多く、ま
た、前記カード1は一般に可撓性を有する素材た
とえばポリカーボネート、塩化ビニル樹脂、アク
リル樹脂等で製造されるもので、前記往復運動中
に前記ローラ5b,6bと前記カード1との間で
静電気が発生する。ここで、光カード1の表面に
はブラシ40,41が接触する様に配置され、か
つブラシ40,41は導電性材料で形成され電気
的グランドに接続されている為、光カード1に発
生した静電気はブラシ40,41を通じて電気的
グランドに落とされ、光カード1内に帯電する静
電気量を減少することが出来る。これによつて、
光カード1に近接して設けられた光ヘツド内のア
クチユエータへの誘電が防止されアクチユエータ
は正常な動作を行なうことが出来る。一方、光カ
ード1内に帯電する静電気量の低下は空気中のゴ
ミ、ホコリ等が静電吸着によつて光カード1表面
に付着することを防止する。また、ブラシ40,
41が光カード1表面に接しているため表面のゴ
ミ、ホコリを除去する作用を合わせて行なうこと
が可能である。上述の作用は光カード1が携帯時
等によつてあらかじめ静電気を帯電している場合
であつても同様の効果がある。
bと押圧ローラ6bに挟まれて往復運動を行う。
ところが、前記ローラ5b,6bはゴム等の高摩
擦系数を持つ材料で形成される場合が多く、ま
た、前記カード1は一般に可撓性を有する素材た
とえばポリカーボネート、塩化ビニル樹脂、アク
リル樹脂等で製造されるもので、前記往復運動中
に前記ローラ5b,6bと前記カード1との間で
静電気が発生する。ここで、光カード1の表面に
はブラシ40,41が接触する様に配置され、か
つブラシ40,41は導電性材料で形成され電気
的グランドに接続されている為、光カード1に発
生した静電気はブラシ40,41を通じて電気的
グランドに落とされ、光カード1内に帯電する静
電気量を減少することが出来る。これによつて、
光カード1に近接して設けられた光ヘツド内のア
クチユエータへの誘電が防止されアクチユエータ
は正常な動作を行なうことが出来る。一方、光カ
ード1内に帯電する静電気量の低下は空気中のゴ
ミ、ホコリ等が静電吸着によつて光カード1表面
に付着することを防止する。また、ブラシ40,
41が光カード1表面に接しているため表面のゴ
ミ、ホコリを除去する作用を合わせて行なうこと
が可能である。上述の作用は光カード1が携帯時
等によつてあらかじめ静電気を帯電している場合
であつても同様の効果がある。
第2図は本発明装置の第2の実施例である光学
的情報記録再生装置の記録媒体送り機構を示す概
略図である。本実施例装置の基本的構成は第1の
実施例装置と同様であるので詳しい説明はここで
は省略する。図において、50,51は除電ロー
ラである。除電ローラ50,51の光カード1と
の接触部は導電性材料例えば導電ゴム、導電性繊
維、ローラ状除電ブラシ等で形成され電気的グラ
ンドに接続され、フレーム9には回転自在に配置
されている。また、5bは駆動ローラであり、6
bは該駆動ローラに対応して上方に配置された押
圧ローラである。これらは上記第8図及び第9図
の装置におけると同様にして支持配置されてい
る。上記の様な構成にすることにより、第1の実
施例と同様に光カード1内に帯電する静電気量を
減少することが出来る。これによつて第1の実施
例と同様の効果がある。更に、本実施例の除電ロ
ーラ50,51の線速度を光カード1の線速度と
異なる様に駆動する手段を設けることによつて、
光カード1の表面を除電ローラ50,51でクリ
ーニングすることも可能である。
的情報記録再生装置の記録媒体送り機構を示す概
略図である。本実施例装置の基本的構成は第1の
実施例装置と同様であるので詳しい説明はここで
は省略する。図において、50,51は除電ロー
ラである。除電ローラ50,51の光カード1と
の接触部は導電性材料例えば導電ゴム、導電性繊
維、ローラ状除電ブラシ等で形成され電気的グラ
ンドに接続され、フレーム9には回転自在に配置
されている。また、5bは駆動ローラであり、6
bは該駆動ローラに対応して上方に配置された押
圧ローラである。これらは上記第8図及び第9図
の装置におけると同様にして支持配置されてい
る。上記の様な構成にすることにより、第1の実
施例と同様に光カード1内に帯電する静電気量を
減少することが出来る。これによつて第1の実施
例と同様の効果がある。更に、本実施例の除電ロ
ーラ50,51の線速度を光カード1の線速度と
異なる様に駆動する手段を設けることによつて、
光カード1の表面を除電ローラ50,51でクリ
ーニングすることも可能である。
第3図は本発明装置の第3の実施例である光学
的情報記録再生装置の記録媒体送り機構を示す概
略図である。本実施例装置の基本的構成は第1の
実施例装置と同様であるので詳しい説明はここで
は省略する。図において、5b′は駆動ローラで高
摩擦系数を持つ導電性材料で形成され電気的グラ
ンドに接続されている。6bは該駆動ローラに対
応して上方に配置された押圧ローラである。これ
らは第8図及び第9図の装置におけると同様にし
て支持配置されている。また、40,41は光カ
ード1の静電気を除電するブラシで、該カード1
の表面に接触するように、フレーム9に固定され
電気的グランドに接続されている。
的情報記録再生装置の記録媒体送り機構を示す概
略図である。本実施例装置の基本的構成は第1の
実施例装置と同様であるので詳しい説明はここで
は省略する。図において、5b′は駆動ローラで高
摩擦系数を持つ導電性材料で形成され電気的グラ
ンドに接続されている。6bは該駆動ローラに対
応して上方に配置された押圧ローラである。これ
らは第8図及び第9図の装置におけると同様にし
て支持配置されている。また、40,41は光カ
ード1の静電気を除電するブラシで、該カード1
の表面に接触するように、フレーム9に固定され
電気的グランドに接続されている。
上記の様な構成にすることにより、ブラシ4
0,41によつて光カード1の表面の静電気が、
また、駆動ローラ5b′によつて光カード1の裏面
の静電気がそれぞれ電気的グランドを通して除去
することが出来る。これによつて光カード1の裏
面から表面への誘電が防止され光カード1の持つ
静電気がほぼ完全に除去される。また、光カード
1の往復運動中においても光カード1と駆動ロー
ラ5b′の接触による静電気の発生が防止される。
そのため、第1の実施例と同様の効果がある。
0,41によつて光カード1の表面の静電気が、
また、駆動ローラ5b′によつて光カード1の裏面
の静電気がそれぞれ電気的グランドを通して除去
することが出来る。これによつて光カード1の裏
面から表面への誘電が防止され光カード1の持つ
静電気がほぼ完全に除去される。また、光カード
1の往復運動中においても光カード1と駆動ロー
ラ5b′の接触による静電気の発生が防止される。
そのため、第1の実施例と同様の効果がある。
第4図は本発明装置の第4の実施例である光学
的情報記録再生装置の記録媒体送り機構を示す概
略図である。本実施例装置の基本的構成は第1の
実施例装置と同様であるので詳しい説明はここで
は省略する。図において、5b′は駆動ローラで高
摩擦系数を持つ導電性材料で形成され電気的グラ
ンドに接続されている。6bは該駆動ローラに対
応して上方に配置された押圧ローラである。これ
らは上記第8図及び第9図の装置におけると同様
にして支持配置されている。また、50,51は
除電ローラである。除電ローラ50,51の光カ
ード1との接触部は導電性材料例えば導電ゴム、
導電性繊維、ローラ状除電ブラシ等で形成され電
気的グランドに接続され、フレーム9には回転自
在に配置されている。上記の様な構成にすること
により、除電ローラ50,51によつて光カード
1の表面の静電気が、また、駆動ローラ5b′によ
つて光カード1の裏面の静電気がそれぞれ電気的
グランドを通して除去することが出来る。これに
よつて光カード1の裏面から表面への誘電が防止
され光カード1の持つ静電気がほぼ完全に除去さ
れる。また、光カード1の往復運動中においても
光カード1と駆動ローラ5b′の接触による静電気
の発生が防止される。そのため、第1の実施例と
同様の効果がある。更に、本実施例の除電ローラ
50,51の線速度を光カード1の線速度と異な
る様に駆動する手段を設けることによつて、光カ
ード1の表面を除電ローラ50,51でクリーニ
ングすることも可能である。
的情報記録再生装置の記録媒体送り機構を示す概
略図である。本実施例装置の基本的構成は第1の
実施例装置と同様であるので詳しい説明はここで
は省略する。図において、5b′は駆動ローラで高
摩擦系数を持つ導電性材料で形成され電気的グラ
ンドに接続されている。6bは該駆動ローラに対
応して上方に配置された押圧ローラである。これ
らは上記第8図及び第9図の装置におけると同様
にして支持配置されている。また、50,51は
除電ローラである。除電ローラ50,51の光カ
ード1との接触部は導電性材料例えば導電ゴム、
導電性繊維、ローラ状除電ブラシ等で形成され電
気的グランドに接続され、フレーム9には回転自
在に配置されている。上記の様な構成にすること
により、除電ローラ50,51によつて光カード
1の表面の静電気が、また、駆動ローラ5b′によ
つて光カード1の裏面の静電気がそれぞれ電気的
グランドを通して除去することが出来る。これに
よつて光カード1の裏面から表面への誘電が防止
され光カード1の持つ静電気がほぼ完全に除去さ
れる。また、光カード1の往復運動中においても
光カード1と駆動ローラ5b′の接触による静電気
の発生が防止される。そのため、第1の実施例と
同様の効果がある。更に、本実施例の除電ローラ
50,51の線速度を光カード1の線速度と異な
る様に駆動する手段を設けることによつて、光カ
ード1の表面を除電ローラ50,51でクリーニ
ングすることも可能である。
第5図は本発明装置の第5の実施例である光学
的情報記録再生装置の記録媒体送り機構を示す概
略図である。本実施例装置の基本的構成は第1の
実施例装置と同様であるので詳しい説明はここで
は省略する。図において、5bは駆動ローラであ
り、6bは該駆動ローラに対応して上方に配置さ
れた押圧ローラである。これらは上記第8図及び
第9図の装置におけると同様にして支持配置され
ている。また、40,41は光カード1の静電気
を除電するブラシで、該カード1の表面、裏面に
接触するように、フレーム9に固定され電気的グ
ランドに接続されている。上記の様な構成にする
ことにより、ブラシ40によつて光カード1の表
面の静電気が、また、ブラシ41によつて光カー
ド1の裏面の静電気がそれぞれ電気的グランドを
通して除去することが出来る。これによつて光カ
ード1の裏面から表面への誘電が防止され光カー
ド1の持つ静電気がほぼ完全に除去される。その
ため、第1の実施例と同様の効果がある。
的情報記録再生装置の記録媒体送り機構を示す概
略図である。本実施例装置の基本的構成は第1の
実施例装置と同様であるので詳しい説明はここで
は省略する。図において、5bは駆動ローラであ
り、6bは該駆動ローラに対応して上方に配置さ
れた押圧ローラである。これらは上記第8図及び
第9図の装置におけると同様にして支持配置され
ている。また、40,41は光カード1の静電気
を除電するブラシで、該カード1の表面、裏面に
接触するように、フレーム9に固定され電気的グ
ランドに接続されている。上記の様な構成にする
ことにより、ブラシ40によつて光カード1の表
面の静電気が、また、ブラシ41によつて光カー
ド1の裏面の静電気がそれぞれ電気的グランドを
通して除去することが出来る。これによつて光カ
ード1の裏面から表面への誘電が防止され光カー
ド1の持つ静電気がほぼ完全に除去される。その
ため、第1の実施例と同様の効果がある。
第6図は本発明装置の第6の実施例である光学
的情報記録再生装置の記録媒体送り機構を示す概
略図である。図において、60はプーリーで、プ
ーリー60にはベルト61がかけられている。該
ベルト61には光カード1を載置すると共に固定
するシヤトル62が取付けられている。プーリー
60はモーターのシヤフトに取り付けられてお
り、モーターの回転によつて光カード1は図の矢
印E方向に往復運動する。また、40は光カード
1の静電気を除電するブラシで、該カード1の表
面に接触するように、図示されないフレームに固
定され電気的グランドに接続されている。上記の
様な構成にすることによりブラシ40を通じて光
カード1の表面の静電気が電気的グランドに落と
され、光カード1内に帯電する静電気量を減少す
ることが出来る。これによつて、光カード1に近
接して設けられた光ヘツド内のアクチユエータへ
の誘電が防止されアクチユエータは正常な動作を
行なうことが出来る。一方、光カード1内に帯電
する静電気量の低下は空気中のゴミ、ホコリ等が
静電吸着によつて光カード1表面に付着すること
を防止する。また、ブラシ40が光カード1表面
に接しているため表面のゴミ、ホコリを除去する
作用を合わせて行なうことが可能である。上述の
作用は光カード1が携帯時等によつてあらかじめ
静電気を帯電している場合であつても同様の効果
がある。
的情報記録再生装置の記録媒体送り機構を示す概
略図である。図において、60はプーリーで、プ
ーリー60にはベルト61がかけられている。該
ベルト61には光カード1を載置すると共に固定
するシヤトル62が取付けられている。プーリー
60はモーターのシヤフトに取り付けられてお
り、モーターの回転によつて光カード1は図の矢
印E方向に往復運動する。また、40は光カード
1の静電気を除電するブラシで、該カード1の表
面に接触するように、図示されないフレームに固
定され電気的グランドに接続されている。上記の
様な構成にすることによりブラシ40を通じて光
カード1の表面の静電気が電気的グランドに落と
され、光カード1内に帯電する静電気量を減少す
ることが出来る。これによつて、光カード1に近
接して設けられた光ヘツド内のアクチユエータへ
の誘電が防止されアクチユエータは正常な動作を
行なうことが出来る。一方、光カード1内に帯電
する静電気量の低下は空気中のゴミ、ホコリ等が
静電吸着によつて光カード1表面に付着すること
を防止する。また、ブラシ40が光カード1表面
に接しているため表面のゴミ、ホコリを除去する
作用を合わせて行なうことが可能である。上述の
作用は光カード1が携帯時等によつてあらかじめ
静電気を帯電している場合であつても同様の効果
がある。
また第7図に示されるように、カード挿入口1
7に静電気を除去するブラシ等を設ける構成にお
いても同様の効果がある。
7に静電気を除去するブラシ等を設ける構成にお
いても同様の効果がある。
尚、本発明においては、この様な記録媒体の移
動経路の設定はその他の適宜のガイドを用いて行
なうことができる。
動経路の設定はその他の適宜のガイドを用いて行
なうことができる。
更に、本発明は記録媒体を往復移動させる方式
の装置のみならず、記録媒体を一方向に送給し記
録再生後直ちに挿入側と反対側に排出する方式の
装置にも適用し得る。
の装置のみならず、記録媒体を一方向に送給し記
録再生後直ちに挿入側と反対側に排出する方式の
装置にも適用し得る。
また、以上の実施例においては記録媒体として
光カードが用いられているが、本発明はその他の
記録再生方式による記録媒体を用いる場合、たと
えば光磁気記録再生方式や磁気記録再生方式の記
録媒体を用いる場合にも同様に適用することがで
きる。
光カードが用いられているが、本発明はその他の
記録再生方式による記録媒体を用いる場合、たと
えば光磁気記録再生方式や磁気記録再生方式の記
録媒体を用いる場合にも同様に適用することがで
きる。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明は情報記録媒体を
記録及び/または再生用のヘツドに対し移動させ
て情報の記録及び/または再生を行う情報記録再
生装置において、前記情報記録媒体を移動させる
ためのローラを備え、前記ローラは前記媒体に帯
電している静電気を除去するため、或は前記媒体
を移動させる際の前記媒体とローラとの接触によ
る静電気の発生を防止するため導電性材料からな
ることによつて (1) 情報記録媒体に近接して設けられた記録、再
生ヘツド内のアクチユエータへの誘電が防止さ
れアクチユエータが正常な動作をすることによ
つて、安定した記録、再生ができる (2) 情報記録媒体に帯電する静電気量が低下し静
電吸着によつて該媒体表面に付着するゴミ、ホ
コリ等を防止できるため、高密度な記録、再生
ができる 等の効果を有するものである。
記録及び/または再生用のヘツドに対し移動させ
て情報の記録及び/または再生を行う情報記録再
生装置において、前記情報記録媒体を移動させる
ためのローラを備え、前記ローラは前記媒体に帯
電している静電気を除去するため、或は前記媒体
を移動させる際の前記媒体とローラとの接触によ
る静電気の発生を防止するため導電性材料からな
ることによつて (1) 情報記録媒体に近接して設けられた記録、再
生ヘツド内のアクチユエータへの誘電が防止さ
れアクチユエータが正常な動作をすることによ
つて、安定した記録、再生ができる (2) 情報記録媒体に帯電する静電気量が低下し静
電吸着によつて該媒体表面に付着するゴミ、ホ
コリ等を防止できるため、高密度な記録、再生
ができる 等の効果を有するものである。
第1図は本発明の情報記録再生装置の一実施例
を示す概略図、第2図〜第7図は本発明の情報記
録再生装置の他の実施例を示す概略図、第8図は
従来の情報記録再生装置を示す概略図、第9図は
従来の情報記録再生装置のブロツク図である。 1……光カード、5b……駆動ローラ、6b…
…押圧ローラ、9……フレーム、40,41……
除電ブラシ。
を示す概略図、第2図〜第7図は本発明の情報記
録再生装置の他の実施例を示す概略図、第8図は
従来の情報記録再生装置を示す概略図、第9図は
従来の情報記録再生装置のブロツク図である。 1……光カード、5b……駆動ローラ、6b…
…押圧ローラ、9……フレーム、40,41……
除電ブラシ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 情報記録媒体を記録及び/または再生用のヘ
ツドに対し移動させて情報の記録及び/または再
生を行う情報記録再生装置において、 前記情報記録媒体を移動させるためのローラを
備え、前記ローラは前記媒体に帯電している静電
気を除去するため、或は前記媒体を移動させる際
の前記媒体とローラとの接触による静電気の発生
を防止するため導電性材料からなることを特徴と
する情報記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14631887A JPS63311654A (ja) | 1987-06-11 | 1987-06-11 | 情報記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14631887A JPS63311654A (ja) | 1987-06-11 | 1987-06-11 | 情報記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63311654A JPS63311654A (ja) | 1988-12-20 |
JPH0514350B2 true JPH0514350B2 (ja) | 1993-02-24 |
Family
ID=15404958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14631887A Granted JPS63311654A (ja) | 1987-06-11 | 1987-06-11 | 情報記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63311654A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010267409A (ja) * | 2009-05-12 | 2010-11-25 | Toshiba Corp | 樹脂フィルムの除電装置、およびこの除電装置を備えた印刷装置 |
-
1987
- 1987-06-11 JP JP14631887A patent/JPS63311654A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63311654A (ja) | 1988-12-20 |
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