JP2723995B2 - 光ディスクドライブ装置 - Google Patents

光ディスクドライブ装置

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JP2723995B2
JP2723995B2 JP1260691A JP26069189A JP2723995B2 JP 2723995 B2 JP2723995 B2 JP 2723995B2 JP 1260691 A JP1260691 A JP 1260691A JP 26069189 A JP26069189 A JP 26069189A JP 2723995 B2 JP2723995 B2 JP 2723995B2
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/121Protecting the head, e.g. against dust or impact with the record carrier

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光ディスクドライブ装置に関する。
従来の技術 光ディスクドライブ装置は、回転する光ディスクに対
物レンズを備えた光学ヘッドをその半径方向へ移動させ
ることにより、情報の記録、再生等を行っている。第12
図ないし第14図に示すように、光ディスク1は、通常、
カートリッジ2内に納められているが、実際の使用状態
では、その収納部分の隙間からゴミ3(以下、塵埃と呼
ぶ)が入り込み、カートリッジ2と共にドライブ装置内
部に入り込み、これに近接して配置された対物レンズ4
に付着する。このように対物レンズ4に塵埃3が付着す
ると、その対物レンズ4に入射するレーザ光の波面が乱
され波面収差が増大し光ディスク1面上における光スポ
ットがぼけたり、透過率が低下して十分な光パワーを得
ることができず、このため正確な情報の記録、再生を行
うことができなくなる。また、このように塵埃3が付着
すると、図示しない光検出器に到達する光量が低下し、
C/Nが低くなるという問題が生じる。
このように対物レンズ4が汚染される主な原因とし
て、静電気による塵埃3の付着が考えられる。すなわ
ち、光ディスク1をカートリッジ2に出し入れする際
に、その光ディスク1に静電気が発生すると、空気中に
浮遊している帯電した塵埃3が光ディスク1表面に付着
したり、回転(図中、矢印Aの方向)している光ディス
クに引きずられて塵埃3が漂流したりする。この時、光
ディスク1に近接して対向配置されているため、対物レ
ンズ1側にその帯電した塵埃3が容易に付着することに
なる。
発明が解決しようとする課題 このような対物レンズ4の汚染に対して、特開昭62−
47830号に開示されているように、光ディスクに近接し
て除電ブラシを配設することにより、光ディスク表面で
の帯電現象がなくなり、これによりその光ディスク面へ
の塵埃の付着が防止され、ひいては対物レンズの面への
付着も防止することができる。
しかし、このような除電ブラシを用いた方法では、以
下のような種々の問題が生じる。まず、第一に、除電ブ
ラシの隙間を通過してきたゴミを取り除くことができな
い。第二に、光ディスクの全面を除電するため、装置の
小型化を図ることができない。第三に、除電ブラシのな
い側からくるゴミを取り除くことができない。第四に、
光ディスクと除電ブラシがぶつかるとその光ディスクの
表面に傷がつき、また、ぶつからないように十分間隔を
拡げると、ぶらしの効果を十分に得ることができない。
第五に、対物レンズに取付けると重くなり、対物レンズ
駆動用モータが大型化し、しかも、消費電力が大となっ
てしまうという問題が生じる。
課題を解決するための手段 光情報記録媒体の半径方向に移動可能な光学系と、前
記光情報記録媒体に近接して配置された対物レンズと、
この対物レンズを前記光情報記録媒体の面に略垂直な方
向に移動可能な状態で支持する支持部材とを備えた光デ
ィスクドライブ装置において、前記光情報記録媒体の回
転方向に対して略直角でその回転方向側の前記対物レン
ズの一端に空気中の塵埃を捕集する弾性部材からなるフ
ィルタを設け、このフィルタに除電部材を取付けた。
作用 これにより、対物レンズの塵埃が移動してくる側に弾
性部材からなるフィルタを設けたため、効率良くしかも
スペースをとらずに対物レンズに付着する塵埃を取り除
くことが可能となり、これにより、従来のように対物レ
ンズの表面に塵埃が付着して光の透過率が低下してC/N
が低くなるというようなことがなくなるため、正確な情
報の記録、再生等を行うのに必要な十分な光パワーを得
ることができる。また、弾性部材によってフィルタを形
成したため、異常動作時等において対物レンズと光情報
記録媒体とがぶつかっても損傷するようなことがなくな
り、さらに、フィルタ自体に除電部材を取付けたことに
より、光情報記録媒体の表面に発生している静電気の除
電効果を一層高めることができる。
実施例 本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説
明する。なお、従来技術と同一部分については同一符号
を用いる。
まず、光ピックアップ部の基本的な構成を第3図に示
す。図示しない光学系上には、半導体レーザ5が設けら
れており、この半導体レーザ5と光情報記録媒体として
の光ディスク1との間の光路上には、その出射光側から
グレーティング6、フィルタ7、ビームスプリッタ8、
コリメータレンズ9、1/4波長板10、対物レンズ4が順
次配設されている。その対物レンズ4は板バネ11に支持
されており、この板バネ11は支持部12に連設され、この
支持部12は光学系に固定されている。この場合、板バネ
11と支持部12とは可撓性支持部材13を構成している。
また、半導体レーザ5から出射された光が光ディスク
1により反射され、さらに、ビームスプリッタ8により
反射された光の光路上には、円柱レンズ14を介して、受
光素子15が配設されている。さらに、この受光素子15に
より検出されたフォーカスエラー信号(フォーカス方向
F)やトラックエラー信号(トラック方向T)をもと
に、対物レンズ4の位置調整を行うための駆動用のフォ
ーカスコイル16やトラッキングコイル17が、対物レンズ
4の周辺部に配設されている。
そして、対物レンズ4の一端には、第1図に示すよう
に、光ディスク1の回転方向(矢印方向A)に対して略
直角でその回転側の対物レンズ4の一端に位置して空気
中の塵埃3を捕集するフィルタ18が設けられている。第
2図はその平面図、第3図は光デイスク1の回転方向に
対する位置関係を示したものである。
従って、静電気により光ディスク1の表面に付着して
いる塵埃3が回転方向Aと共に空気の流れに沿って一緒
に漂流しながら対物レンズ4に近づいてきても、その塵
埃3はフィルタ18によって除去することができ、これに
より、対物レンズ4の表面が汚染されるようなことがな
いため、従来のように光の透過率が低下し、正確な記
録、再生を行うための十分な光パワーが得られなくなる
ということがなくなる。また、これに伴い、光量が低下
してC/Nが低くなるというような不具合もなくなる。
以下、フィルタ18の各種変形例についてみてみる。ま
ず、第一の変形例は、第4図及び第5図に示すように、
フィルタ18は対物レンズ4の周囲を取り囲むように配設
したものである。これにより、ドライブ装置内部で送風
等により、空気の流れがいろいろな方向から流れてきて
も、塵埃3が対物レンズ4の表面に付着することを防ぐ
ことが可能となる。この場合、停止時においては、フィ
ルタ18は光ディスク1の表面に接触しているが、低速回
転時には除電、クリニングしながら動作を行い、高速回
転になるに従って空気流の作用により非接触の状態とな
るため、光ディスク1の表面が損傷されるようなことが
ない。
また、第二の変形例は、第6図及び第7図に示すよう
に、フィルタ18を弾性部材(例えば蛇腹)により形成し
たものである。通常、第7図(a)において、光ディス
ク1と対物レンズ4との間の距離gは、1〜2mm程度で
あり、ドライブ電源投入時に対物レンズ4が光ディスク
1面の方向に動いた後、制御可能な状態となる。この
時、フィルタ18を弾性部材とすることにより、光ディス
ク1の表面を傷つけるようなことがなくなる。また、こ
れにより、光ディスク1の面振れが異常に大きかった
り、対物レンズ4の制御はずれが生じたり、さらには、
異常動作が発生したような場合、フィルタ18を弾性部材
により構成することによって、スムーズに収縮するた
め、光ディスク1と対物レンズ4とが互いにぶつかって
損傷してしまうようなことがなくなる。
第三の変形例は、第8図に示すように円筒形をした弾
性部材からなるフィルタ18の一端にスリット19を入れる
ことにより、第9図に示すように衝突の際の衝撃をさら
に和らげることが可能となる。
第四の変形例は、第10図に示すように、これまで用い
たフィルタ18をドライブ装置のフレーム等に除電部材と
してのアース20を行うことにより、光ディスク1の表面
に発生する静電気を一層効果的に除電することでき、こ
れにより、対物レンズ4の表面に付着する塵埃量をさら
に少なくすることができる。
第五の変形例は、第11図に示すように、フィルタ18を
対物レンズ4の周囲に半円筒形として配置するようにし
ても同様な塵埃除去効果を得ることができる。
発明の効果 本発明は、光情報記録媒体の回転方向に対して略直角
でその回転方向側の対物レンズの一端に空気中の塵埃を
捕集する弾性部材からなるフィルタを取付けたので、効
率良くしかもスペースをとらずに対物レンズに付着する
塵埃を取り除くことが可能となり、これにより、従来の
ように対物レンズの表面に塵埃が付着して光の透過率が
低下してC/Nが低くなるというようなことがなくなるた
め、正確な情報の記録、再生等を行うのに必要な十分な
光パワーを得ることができるものである。また、弾性部
材によってフィルタを形成したため、異常動作時等にお
いて対物レンズと光情報記録媒体とがぶつかっても光情
報記録媒体の表面が損傷するようなことがなくなり、さ
らに、フィルタ自体に除電効果を持たせたことにより、
光情報記録媒体に発生している静電気の除電効果をより
一層高めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2図はその
平面図、第3図は光ディスクドライブ装置の全体構成を
示す斜視図、第4図は第一の変形例を示す側面図、第5
図はそのフィルタを示す斜視図、第6図は第二の変形例
を示すフィルタの斜視図、第7図はそのフィルタを対物
レンズに取付けた場合における伸縮前後の様子を示す側
面図、第8図は第三の変形例を示すフィルタの斜視図、
第9図はそのフィルタを対物レンズに取付けた時の様子
を示す側面図、第10図は第四の変形例を示す側面図、第
11図は第五の変形例を示す平面図、第12図は光ディスク
がカートリッジ内に収められた様子を示す斜視図、第13
図は従来におけるゴミの付着の様子を示す側面図、第14
図は対物レンズと光ディスクとの配置状態を示す斜視図
である。 1……光情報記録媒体、4……対物レンズ、13……可撓
性支持部材、18……フィルタ、20……除電部材、A……
回転方向

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光情報記録媒体の半径方向に移動可能な光
    学系と、前記光情報記録媒体に近接して配置された対物
    レンズと、この対物レンズを前記光情報記録媒体の面に
    略垂直な方向に移動可能な状態で支持する支持部材とを
    備えた光ディスクドライブ装置において、前記光情報記
    録媒体の回転方向に対して略直角でその回転方向側の前
    記対物レンズの一端に空気中の塵埃を捕集する弾性部材
    からなるフィルタを設け、このフィルタに除電部材を取
    付けたことを特徴とする光ディスクドライブ装置。
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JPS5637833A (en) * 1979-06-13 1981-04-11 Philips Nv Focusing device
JPS5625335B2 (ja) * 1978-02-03 1981-06-11

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JPS5625335U (ja) * 1979-07-31 1981-03-07
JPH01138215U (ja) * 1988-03-07 1989-09-21

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