JP2883212B2 - 光学ピックアップ装置 - Google Patents

光学ピックアップ装置

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JP2883212B2 JP2410151A JP41015190A JP2883212B2 JP 2883212 B2 JP2883212 B2 JP 2883212B2 JP 2410151 A JP2410151 A JP 2410151A JP 41015190 A JP41015190 A JP 41015190A JP 2883212 B2 JP2883212 B2 JP 2883212B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的に情報の記録再
生をするために用いる光学ピックアップ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】光学ピックアップ装置は、半導体レ−ザ
等の光源から発せられた光を光学記録媒体に照射して、
光学記録媒体で反射され、変調された反射光を光検出器
で検出することによって情報の記録再生を行う。このよ
うな光学ピックアップ装置は、対物レンズ、半導体レ−
ザ、光検出器等の多くの光学部品を必要とするため、装
置の小型化、軽量化を図ることが困難であった。このた
め、従来から各種の光学ピックアップ装置が提案されて
いる。
【0003】例えば、特開平1-270382号公報には、半導
体基板に凹部を形成し該凹部に対し45°の角度で傾斜し
た傾斜面にモニタ用光検出器を設け、該モニタ用光検出
器の表面内にはほぼ 100%の反射率を有するコ−ティン
グ膜を形成し、さらに対物レンズを透過したレ−ザ光が
入射する位置にホログラムプレ−トを配設し、光ディス
クで反射されたレ−ザ光に対し非点収差の発生及びレ−
ザ光を回折分離する作用を持たせ、半導体基板上の光信
号検出器で受光し電圧変換するようにした内容が開示さ
れている。
【0004】また、90年春季及び秋季応用物理学会の資
料中29p-N-7 、30a-G-3 には、対物レンズにブレ−ズ特
性を有したホログラムを一体接合し、このホログラムを
透過した光ビ−ムを短冊状の10分割光検出器(PD)で
受光し、フォ−カス及びトラッキング検出を行い、対物
レンズを2次元方向に移動させるようにした内容が開示
されている。
【0005】また、本出願人は特願平2-254109号(特開
平4-134634号公報)において、以下に説明するような光
ピックアップ装置を提案している。この光ピックアップ
装置では、半導体基板に傾斜部を形成し傾斜面上に半導
体レ−ザを設置し、半導体基板のレ−ザビ−ムが照射さ
れる位置に、ミラ−と該ミラ−を回転駆動させるアクチ
ュエ−タとを設置する。また、半導体基板の光学記録媒
体からの反射ビ−ムが入射する位置に、光検出器を形成
する。この光検出器の上にプリズムを設置し、該プリズ
ムの半導体レ−ザに対向する端面には半透過反射膜を形
成する。半導体レ−ザから出射され、ミラ−で反射され
たレ−ザビ−ムは半透過反射膜で反射され、対物レンズ
を介して光学記録媒体に導かれ、ここで反射された反射
ビ−ムは対物レンズを介して半透過反射膜に入射し、こ
こを透過したのち光検出器に導かれるように構成されて
いる。そして、光検出器で検出された光情報からトラッ
キングエラ−信号を検出し、ミラ−を駆動するアクチュ
エ−タにこのトラッキングエラ−信号を供給する。アク
チュエ−タは、このトラッキングエラ−信号に基づいて
ミラ−を回転させ、光学記録媒体への入射ビ−ムを偏向
させてトラッキングエラ−の補正を行うという内容が開
示されている。
【0006】さらに、前記プリズムを断面台形を有する
プリズムに替え、半導体基板を傾斜部のない平坦な形状
にして、この半導体基板の平坦な表面に半導体レ−ザを
設置した構成も提案している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のうち特開平1-270382号公報及び応用物理学会の資
料に開示されているものは、フォ−カス、トラッキング
制御するために対物レンズを駆動するための2次元アク
チュエ−タを必要とし、小型、軽量化を要求される光学
ピックアップに適用することはできないという不具合が
ある。
【0008】また、上述した本出願人の提案に係る光ピ
ックアップ装置では、光学記録媒体からの反射光を半導
体基板上に設けたガルバノミラ−で反射させ、さらにプ
リズムで反射させた後、光検出器へ導くように光学系を
構成しているため、プリズムの表面に埃が付着しやすく
戻り光路が長くなってしまいひいては半導体基板が大き
くなり、光学ピックアップの小型、軽量化の妨げとなる
不具合がある。本発明は、上記不具合を解決すべく提案
されるもので、装置の小型、軽量化を図るとともに、光
検出器による信号検出を効率よく行える光学ピックアッ
プを提供することを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、半導体レ−ザから出射されたレ−ザ光を
反射膜がコ−ティングされたマイクロプリズム、ホログ
ラムおよび対物レンズを介して光学記録媒体に照射し、
この光学記録媒体で反射された反射光を前記対物レンズ
およびホログラムを介して光検出器で受光するように構
成した光学ピックアップ装置において、前記半導体レ−
ザ、光検出器およびマイクロプリズムを共通の半導体基
板に設けるとともに、前記半導体レ−ザから出射された
レ−ザ光が前記対物レンズに入射するように前記半導体
基板にガルバノミラ−を設け、前記光学記録媒体で反射
された反射光を前記ガルバノミラ−およびマイクロプリ
ズムを介さずに前記光検出器で受光されるように構成し
たことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】このように構成することにより、対物レンズの
可動部の質量を小さくできるとともに、部品点数の減少
化を図れる。また、ガルバノミラ−への入射位置を同じ
位置にすることができるので、反射面の面積を小さくで
きアクチュエ−タの小型化を図れる。また、反射光をガ
ルバノミラ−を介さずに受光するようにしているので、
半導体基板を小さくでき装置の小型化を図れる。また、
マイクロプリズムを介することなく反射光の光路を短く
できるので、光量ロスを減少させ信号検出の効率化を図
れる。
【0011】
【実施例】以下、図面に従い本発明の実施例を詳細に説
明してゆく。第1図は、本発明の第1実施例を示したも
のである。A図は装置断面図、B図は平面図である。半
導体基板1上の長手方向の一方端部近傍に、光源たる半
導体レ−ザ2を錫半田付け等により固定し、この半導体
レ−ザ2に対向するように半導体基板1上の長手方向の
他方端部近傍に、対向面を傾斜面としたマイクロプリズ
ム3を固定する。そして該マイクロプリズム3の傾斜面
には、反射膜4がコ−ティングされている。またマイク
ロプリズム3の反射膜4に対向する半導体基板1上には
凹部5が形成され、ここにガラス基板内に形成されたガ
ルバノミラ−6が埋設されている。なお、ガルバノミラ
−6はミラ−がアクチュエ−タにより回転駆動されるよ
うになっているものである。このようにして各部材は半
導体基板1上にそれぞれ位置決め配設されるのである。
【0012】また、ガルバノミラ−6を中心に半導体基
板1の幅方向の対称位置に、4分割光検出器7a、7bが位
置決め固定されている。一方、半導体基板1に対し図示
されていないフォーカス方向に移動可能なアクチュエー
タの可動部に固定された対物レンズ8が設けられ、該対
物レンズ8のレ−ザ光入射側には、ホログラム(HO
E)9が一体的に接合されている。なお、対物レンズ8
をプラスチック材で形成した場合、温度変化によって体
積膨張と屈折率変化が大きくなるので、焦点距離が変わ
り球面収差も悪くなる。これを改善するには対物レンズ
を、非球面レンズあるいはアキシャル又はラジアル方向
に屈折率の変わる屈折率分布型レンズを用いればよい。
【0013】以上のごとく構成されている本実施例の動
作を説明すると、半導体レ−ザ2から出射されたレ−ザ
光は、マイクロプリズム3に形成されている反射膜4で
反射され、ガルバノミラ−6のミラ−面に入射し、ここ
で反射されてホログラム9が一体的に接合された対物レ
ンズ8を透過した後、照射ビ−ムとなって光ディスク10
に入射する。
【0014】光ディスク10で反射された反射ビ−ムは、
再び対物レンズ8を透過し、ホログラム9面で一次光が
回折された後、それぞれ4分割光検出器7a、7bで受光さ
れる。この場合、一次光の焦点位置は光軸方向において
4分割光検出器7a、7bに対し前後するように共役結像さ
せる。このように、本実施例では光ディスク10からの反
射光が対物レンズ9及びこれに一体的に接合されている
ホログラム9を透過した後、ガルバノミラ−6、マイク
ロプリズム3を介することなく4分割光検出器7a、7bで
受光されるので、反射光路が短くなり光量ロスが減少す
ることとなる。なお、光ビ−ムは1ビ−ムの場合を示し
ているが、半導体レ−ザ2をマルチ発光させて光ディス
ク10の情報トラック上に複数のビ−ムを照射させるよう
にしてもよい。以下の実施例についても同様である。
【0015】4分割光検出器7a、7bは、それぞれa1〜d1
及びa2〜d2という各素子を演算することによりフォ−カ
スエラ−信号(SF ) 、トラッキングエラ−信号(ST ) を
検出する。そして、フォ−カスエラ−信号を検出するこ
とにより、対物レンズ8及びホログラム9を光軸方向に
移動させて光ディスク10に対物レンズ9を透過した照射
ビ−ムが、収束し焦点を結ぶように制御するのである。
また、トラッキングエラ−信号を検出することにより、
ガルバノミラ−6が制御され、照射ビ−ムが光ディスク
10のピット列に追従するようにされる。ここで、フォ−
カスエラ−信号(SF ) 、トラッキングエラ−信号(ST )
、情報信号(SRF) を求める演算式を示すと次のごとく
なる。 SF =〔 (a1+c1) − (b1+d1) 〕−〔 (a2+c2) − (b2+d2) 〕 ST = (a1+d1+b2+c2) − (b1+c1+a2+d2) SRF= (a1+b1+c1+d1) + (a2+b2+c2+d2)
【0016】以上のごとく本実施例によれば、光検出器
で検出されたトラッキングエラ−信号から、半導体基板
1上に設けられたガルバノミラ−6を駆動させ、また光
検出器で検出されたフォ−カスエラ−信号から対物レン
ズ8を駆動させればよいので、対物レンズ8は光軸方向
のみのアクチュエ−タ構成でよいこととなる。したがっ
て、対物レンズ8の可動部の質量を小さくすることがで
きるとともに、高速アクセス時に対物レンズ8のトラッ
キング方向への振れを防止でき、部品点数の減少を図れ
る。
【0017】第2図は、本発明の第2実施例を示したも
ので、A図は装置断面図、B図は平面図、C図は反射光
とホログラムの説明図である。第1実施例と対応する個
所には同一符号を付した(以下の実施例についても同
様)。本実施例では、対物レンズ8と一体的に接合され
たホログラム9の中央部にトラッキングエラ−信号検出
用の第2のホログラム領域11を形成し、光ディスク10か
らの反射光は対物レンズ8を透過させた後、ホログラム
9の他に第2のホログラム領域11でも回折するようにな
っている。
【0018】また、半導体基板1上の光検出器は、ガル
バノミラ−6を中心に半導体基板1幅方向の対称位置に
2個7a、7b設けるとともに、半導体レ−ザ2とガルバノ
ミラ−6との間にも1個7c設けている。そして、光ディ
スク10からの反射光はホログラム9で回折されて3分割
光検出器7a、7b(フォ−カスエラ−信号用、情報信号
用)で受光されるとともに、第2ホログラム領域11で回
折されて2分割光検出器7c(トラッキングエラ−信号
用)で受光され、それぞれ電圧変換され駆動回路を介し
て、ガルバノミラ−6を制御するようになっている。
【0019】光ディスク10からの反射光とホログラムの
関係をC図によって説明すると、ホログラム9には反射
光に対して一対の異なる曲率を有する部分が形成されて
おり、球面波が回折光として発生する。ホログラム9の
中央部には、第2のホログラム領域11が設けられてい
る。つまり、焦点a点、b点、発光点o点から発散する
球面波干渉と第2ホログラム領域11のゾーンプレートよ
り回折光を得ることができるのである。他の構成につい
ては第1実施例と同様であり、効果についても同様であ
る。
【0020】本実施例において、フォ−カスエラ−信号
等の各信号を求めるには次の演算式による。 ジャストフォーカス時は、3分割光検出器7aの光スポ
ット径と7bの光スポット径は等しく、インフォーカス時
(光ディスクが対物レンズに近づいた状態)は、3分割
光検出器7bの光スポット径が大きくなり又7aの光スポッ
ト径は小さくなる。逆にアウトフォーカス時(光ディス
クが対物レンズから遠ざかった状態)は、3分割光検出
器7bの光スポット径は小さくなり又7aの光スポット径は
大きくなる。
【0021】第3図は、本発明の第3実施例を示したも
ので装置の断面図である。本実施例は、第2実施例と同
様にホログラム9の中央部に第2のホログラム領域11を
形成し、半導体基板1の表面側に断面V字状の溝12を形
成し、この溝12の一方の傾斜面にガルバノミラ−6と3
分割光検出器7a、7bを設け、他方の傾斜面にトラッキン
グエラ−信号検出用の2分割光検出器7cを設けている。
そして、光ディスク10からの反射光はホログラム9で回
折されて3分割光検出器7a、7b(フォ−カスエラ−信号
用、情報信号用)で受光されるとともに、第2ホログラ
ム領域11で回折されて2分割光検出器7c(トラッキング
エラ−信号用)で受光されるようになっている。他の構
成については前記各実施例とほぼ同様であり、効果につ
いても同様である。
【0022】第4図は、本発明の第4実施例を示したも
ので、本実施例では半導体基板1にV字状溝を形成し、
ガルバノミラ−6、光検出器7を設ける点については第
3実施例と同様であるが、光検出器7は1個のみで各信
号を検出するように構成してある。つまり、対物レンズ
8と一体的に接合され、+1次光回折光の影響を除去す
るようにされたホログラム9を透過してきた反射光を、
短冊状の光検出器7で受光しフォ−カスエラ−信号はス
ポットサイズ法により、トラッキングエラ−信号はプッ
シュプル法により、情報信号は10分割の素子で検出する
ようになっている。他の構成については前記各実施例と
ほぼ同様であり、効果についても同様である。
【0023】第5図は、本発明の第5実施例を示したも
ので、A図は装置断面図、B図は平面図である。本実施
例では、半導体基板1にエッチングにより凹部5を形成
し、この凹部5の底部に半導体レ−ザ2を錫半田付けで
固定し、凹部5の斜面にはガルバノミラ−6を設ける。
凹部5の上方には、ビームスプリッタ13を有するマイク
ロプリズム3を配設し、該マイクロプリズム3の半導体
基板1の幅方向両側には情報信号、各制御信号を検出す
るための光検出器7a、7bを設ける。なお、この光検出器
はホログラム9を介する+1次回折光、−1次回折光を
検出する。
【0024】また、本実施例ではマイクロプリズム3を
透過した反射光の一部が出射する位置の半導体基板1表
面に、2 分割光検出器である前方モニタ14を設けてい
る。この前方モニタ14は、2個の素子の和信号により半
導体レ−ザ2の出力をモニタし、半導体レ−ザ2のAP
C回路を介して出力光量を制御するとともに、差信号に
よりガルバノミラ−6の振れ量の位置検出をするように
なっている。
【0025】第6図は、本発明の第6実施例を示したも
ので、本実施例では光ディスクの情報トラックに対して
θ角傾けた状態にして、ガルバノミラ−6を振らせる構
成を示したものである。本実施例では、光検出器7の分
割方向に光ビ−ムを移動させることができ、フォ−カ
ス、トラッキングのオフセットを除去できる。
【0026】次に、ガルバノミラ−6を半導体基板1に
形成する方法を説明する。ここでガルバノミラ−6は、
ミラ−とミラ−を回転駆動させるアクチュエ−タを指す
ものとする。第7図Aは斜視図であり、B図は断面図で
ある。半導体基板1の表面に設けた回転軸15を中心に可
動部16を回動自在に設け、この可動部16の表面に反射膜
17を形成してミラ−として作用させる。可動部16の表面
には電極18を形成する。一方、可動部16の下方に位置
し、ミラ−19を指示しているガラス基板20の表面に、可
動部16の回転軸15を中心に分離した2個の対向電極21、
22を形成する。
【0027】このように構成されているので、電極15と
可動部18の裏面に取りつけた電極18とに、例えばトラッ
キングエラ−信号に基づく電圧を印加すると、電極18と
対向電極21との間に静電引力が発生し、ミラ−19が矢印
A方向に回動する。一方、対向電極22と電極18とにトラ
ッキングエラ−信号に基づく電圧を印加すると、ミラ−
19は矢印B方向に回動する。このように、ミラ−19を回
動させ、ミラ−19で反射するレ−ザビ−ムの進行方向を
変えて、対物レンズ8、ホログラム9を透過した後の、
照射ビ−ムの光ディスクの情報トラックからのずれ量を
補正するのである。なお、ミラ−19に入射するレ−ザビ
−ムの位置は常に同じ位置であるため、ミラ−19の面積
を小さくすることができ、ガルバノミラ−6を小型にす
ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上のごとく本発明によれば、光検出器
で検出されたトラッキングエラ−信号から、半導体基板
上に設けられたガルバノミラ−を駆動させ、また光検出
器で検出されたフォ−カスエラ−信号から対物レンズを
駆動させればよいので、対物レンズは光軸方向のみのア
クチュエ−タ構成でよいこととなる。したがって、対物
レンズの可動部の質量を小さくすることができるととも
に、高速アクセス時に対物レンズのトラッキング方向へ
の振れを防止でき、部品点数の減少化を図れる。また、
半導体基板に半導体レ−ザ、マイクロプリズム、ガルバ
ノミラ−を設けることにより、ガルバノミラ−に入射す
るレ−ザビ−ムの位置は常に同じ位置であるから、ガル
バノミラ−の反射面の面積を小さくすることができ、ア
クチュエ−タの小型化を図れる。また、光ディスクでの
反射光をホログラムで回折分離し、半導体基板上のガル
バノミラ−、マイクロプリズムを介さずに光検出器で受
光するようにしているので、半導体基板を小さくするこ
とができ装置の小型化を図れる。また、マイクロプリズ
ム、ガルバノミラ−を介さずに光検出器で受光するよう
にしているので、光路長が短くなりさらにそれらの光学
素子の表面に埃が付着することにより生じる光量ロスを
軽減できるので、光検出器で効率よく信号検出ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る装置の断面図、平面
図である。
【図2】第2実施例に係る装置の断面図、平面図、説明
図である。
【図3】第3実施例に係る装置の断面図である。
【図4】第4実施例に係る装置の断面図である。
【図5】第5実施例に係る装置の断面図、平面図であ
る。
【図6】第6実施例に係る装置の断面図、平面図であ
る。
【図7】ガルバノミラ−の製造方法に係る斜視図、断面
図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 半導体レ−ザ 3 マイクロプリズム 4 反射膜 6 ガルバノミラ− 7 光検出器 8 対物レンズ 9 ホログラム 10 光ディスク

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レ−ザから出射されたレ−ザ光を
    反射膜がコ−ティングされたマイクロプリズム、ホログ
    ラムおよび対物レンズを介して光学記録媒体に照射し、
    この光学記録媒体で反射された反射光を前記対物レンズ
    およびホログラムを介して光検出器で受光するように構
    成した光学ピックアップ装置において、 前記半導体レ−ザ、光検出器およびマイクロプリズムを
    共通の半導体基板に設けるとともに、前記半導体レ−ザ
    から出射されたレ−ザ光が前記対物レンズに入射するよ
    うに前記半導体基板にガルバノミラ−を設け、前記光学
    記録媒体で反射された反射光を前記ガルバノミラ−およ
    びマイクロプリズムを介さずに前記光検出器で受光され
    るように構成したことを特徴とする光学ピックアップ装
    置。
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