JPH0620248A - 光磁気ディスク装置 - Google Patents

光磁気ディスク装置

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Publication number
JPH0620248A
JPH0620248A JP19638192A JP19638192A JPH0620248A JP H0620248 A JPH0620248 A JP H0620248A JP 19638192 A JP19638192 A JP 19638192A JP 19638192 A JP19638192 A JP 19638192A JP H0620248 A JPH0620248 A JP H0620248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magneto
sheet
optical disk
field modulation
magnetic field
Prior art date
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Pending
Application number
JP19638192A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohiro Nezu
直大 根津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP19638192A priority Critical patent/JPH0620248A/ja
Publication of JPH0620248A publication Critical patent/JPH0620248A/ja
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁界変調ヘッド3と光磁気ディスク1の間に
エンボス加工を施した摺動シート15が介在されてなる
光磁気ディスク装置において、摺動シート15と光磁気
ディスク1との間で平滑面同士による貼り付きが生じる
ことを防止し、光磁気ディスク1が円滑に回転駆動され
るようにする。 【構成】 摺動シート15として面粗度の粗い(1.6
S〜25S)非滑面状のシートを使用する。これによ
り、摺動シート15と光磁気ディスク1とは多数の点と
面との接触になるので互いに貼り付くことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光磁気ディスクに情報信
号の書き込み/読み出しを行う光磁気ディスク装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に光磁気ディスク装置は、径方向に
移動可能で、光磁気ディスクの信号記録トラックにレー
ザービームを照射する光学ヘッドと、光磁気ディスクを
介して光学ヘッドと対向して配され、光学ヘッドと同期
して移動する磁界変調ヘッドを備え、信号の記録(書き
込み)時にはこの磁界変調ヘッドを光磁気ディスクに摺
接させてそのトラックに外部変調磁界を付与する構成と
なっている。
【0003】この光磁気ディスク装置においては、光磁
気ディスクの表面(磁界変調ヘッドの摺接面)に保護膜
の塗布むらによる微細な突起があると、光磁気ディスク
の回転駆動時にこの突起が磁界変調ヘッドの下を通過し
た際にこの突起に磁界変調ヘッドが乗り上げてサーボ系
の外乱を招くことがあるため、その対策として磁界変調
ヘッドにエンボス加工を施した合成樹脂製のシートを固
着し、このエンボスシートを介して磁界変調ヘッドを光
磁気ディスクに摺接させ、光磁気ディスクの表面の突起
に磁界変調ヘッドが乗り上げた際にはこのエンボスシー
トがクッションとして作用することにより外乱を抑える
ようにした構造が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように磁界変調ヘ
ッドと光磁気ディスクの間にエンボスシートを介在させ
た光磁気ディスク装置の場合、シートが面粗度の良い平
滑なシートであると、シートと光磁気ディスクの間にお
いて面粗度の良い平滑面同士で貼り付きが生じることが
あり、それによって光磁気ディスクの回転駆動時に磁界
変調ヘッドがスティックスリップを起こし記録状態が不
安定となったり、光磁気ディスクを振動させてデフォー
カスやデトラックを起こすおそれがある。本発明はこの
ような問題点を解消することを目的としてなされたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、光磁気ディスクの径方向に移動可能で、
光磁気ディスクのトラックにレーザービームを照射する
光学ヘッドと、光磁気ディスクを介して光学ヘッドと対
向して配され、光磁気ディスクに摺接しそのトラックに
外部磁界を付与する磁界変調ヘッドとを備え、この磁界
変調ヘッドと光磁気ディスクの間にはエンボス加工を施
したシートが介在されてなる光磁気ディスク装置におい
て、シートとして面粗度の粗いシートを用いてなるもの
である。
【0006】
【作用】上記のように構成される本発明の光磁気ディス
ク装置においては、シートの面粗度が粗いためシートと
光磁気ディスクとは多数の点と面との接触になるので貼
り付きが生じることはなく、従って光磁気ディスクの回
転駆動時における磁界変調ヘッドのスティックスリップ
が防止されて安定した記録が行われ、またデフォーカス
やデトラックが生じるおそれもなくなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は書き換え可能な光磁気ディスクの記録再生
装置を構成する主要部の斜視図を示し、図2に同じく主
要部の一部破断正面図を示す。
【0008】光磁気ディスク装置は、書き換え可能な光
磁気ディスク1に対し、その下面側に配置した光学ヘッ
ド装置2と、光磁気ディスク1の上面側でこの光磁気デ
ィスク1を挟んで光学ヘッド装置2と対向して配置され
た磁界変調ヘッド3とを有している。
【0009】光磁気ディスク1は、ターンテーブル4上
に水平状態に装着され、ターンテーブル4と、マグネッ
ト5の磁気力によって吸着されるクランピングプレート
6とで挟持されて保持されている。そしてこのように保
持された光磁気ディスク1は、ターンテーブル4に直結
したスピンドルモータ7によって回転駆動される。
【0010】光学ヘッド装置2は、半導体レーザーや各
種レンズを有する光学系8、光磁気ディスクのトラック
へ集束したレーザービームを照射する対物レンズ9及び
この対物レンズ9をトラッキング方向/フォーカス方向
へ駆動する二軸デバイス10を備え、これらの構成体か
らなる光学ヘッド装置2が平行する一対のガイドシャフ
ト11,11に支持され、図示しないリニアモータ等の
駆動機構により光磁気ディスク1の径方向へ移動可能と
なされている。
【0011】一方、磁界変調ヘッド3は、光学ヘッド装
置2と同期して光磁気ディスク1の径方向に移動するア
ーム12の先端部に設けられている。この磁界変調ヘッ
ド3はヘッドコア13とこのヘッドコア13に巻回され
る磁界変調コイル14とによりなり、信号記録時にはこ
の磁界変調ヘッド3を光磁気ディスク1の表面側に摺接
させてトラックに外部磁界を付与する。
【0012】そしてこの磁界変調ヘッド3と光磁気ディ
スク1の間にはエンボス加工を施した摺動シート15が
介在されている。即ちこの摺動シート15は合成樹脂に
よりなり、その形状は図3により明らかな如く断面半円
弧形の複数の直線状の凸条15aを平行に有する形にエ
ンボス加工されており、この摺動シート15を図4に示
すように磁界変調ヘッド3の下面に貼着し、信号記録時
にはこの摺動シート15を介して磁界変調ヘッド3が光
磁気ディスク1に摺接される構造としてある。本発明に
おいてはこの摺動シート15として面粗度の粗いシート
を用いてあり、具体的には表面粗さが1.6S〜25S
の非滑面状の合成樹脂製シートにエンボス加工を施して
摺動シート15を成形する。尚、この摺動シート15の
エンボス加工形状としては、本例図面に示したような形
状の他に、例えば波形形状、球面突起形状等、種々の形
状が考えられる。
【0013】以上のように構成される光磁気ディスク装
置においては、光磁気ディスク1の表面に保護膜の塗布
むら等から生じた突起がある場合、光磁気ディスク1の
回転駆動時にこの突起に磁界変調ヘッド3が乗り上げた
際に摺動シート15がクッションとして作用することに
より磁界変調ヘッド3の跳ね上がりが減少し、このため
サーボ系に外乱が生じることはない。そしてこの摺動シ
ート15は面粗度が粗いため、この摺動シート15と光
磁気ディスク1とは多数の点と面との接触になるので互
いに貼り付くことがなく、その結果従来のように光磁気
ディスク1の回転駆動時に磁界変調ヘッド3にスティッ
クスリップが生じることはなくなり安定した記録が行わ
れ、また光磁気ディスク1が振動することもなくなるの
でデフォーカスやデトラックが起きるおそれはない。
【0014】尚、以上の実施例においては、磁界変調ヘ
ッド3に摺動シート15を貼着した構成に本発明を適用
した場合を示したが、本発明は図5に示すように光磁気
ディスク1側に摺動シート15を貼着した構成にも適用
できるものである。この場合、光磁気ディスク1に貼着
される摺動シート15の面粗度を粗くすることにより、
摺動シート15と磁界変調ヘッド3との間に貼り付きが
生じることがないので磁界変調ヘッド3のスティックス
リップが防止される。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように本発明は、磁界変
調ヘッドと光磁気ディスクの間にエンボス加工を施した
シートが介在されてなる光磁気ディスク装置において、
シートとして面粗度の粗いシートを用いたことによりシ
ートの貼り付きが防止されるので、光磁気ディスクの回
転駆動時に磁界変調ヘッドにスティックスリップが生じ
ることはなく、その結果安定した記録が行われ、また光
磁気ディスクが振動することもなくなるのでデフォーカ
スやデトラックが起きるおそれもない等、実用上きわめ
て重要な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】光磁気ディスク装置の斜視図である。
【図2】光磁気ディスク装置の部分断面正面図である。
【図3】摺動シートの斜視図である。
【図4】実施例を示す光磁気ディスク装置の要部の拡大
図である。
【図5】他の実施例を示す光磁気ディスク装置の要部の
拡大図である。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク 2 光学ヘッド装置 3 磁界変調ヘッド 15 摺動シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気ディスクの径方向に移動可能で、
    上記光磁気ディスクのトラックにレーザービームを照射
    する光学ヘッドと、上記光磁気ディスクを介して上記光
    学ヘッドと対向して配され、上記光磁気ディスクに摺接
    しそのトラックに外部磁界を付与する磁界変調ヘッドと
    を備え、この磁界変調ヘッドと光磁気ディスクの間には
    エンボス形状のシートが介在されてなる光磁気ディスク
    装置において、上記シートとして面粗度の粗いシートを
    用いたことを特徴とする光磁気ディスク装置。
JP19638192A 1992-06-30 1992-06-30 光磁気ディスク装置 Pending JPH0620248A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19638192A JPH0620248A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 光磁気ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP19638192A JPH0620248A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 光磁気ディスク装置

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Publication Number Publication Date
JPH0620248A true JPH0620248A (ja) 1994-01-28

Family

ID=16356929

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19638192A Pending JPH0620248A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 光磁気ディスク装置

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