JPH05142365A - 時 計 - Google Patents

時 計

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JPH05142365A
JPH05142365A JP30343891A JP30343891A JPH05142365A JP H05142365 A JPH05142365 A JP H05142365A JP 30343891 A JP30343891 A JP 30343891A JP 30343891 A JP30343891 A JP 30343891A JP H05142365 A JPH05142365 A JP H05142365A
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    • G04G—ELECTRONIC TIME-PIECES
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    • G—PHYSICS
    • G04—HOROLOGY
    • G04R—RADIO-CONTROLLED TIME-PIECES
    • G04R20/00—Setting the time according to the time information carried or implied by the radio signal
    • G04R20/08—Setting the time according to the time information carried or implied by the radio signal the radio signal being broadcast from a long-wave call sign, e.g. DCF77, JJY40, JJY60, MSF60 or WWVB
    • G04R20/10—Tuning or receiving; Circuits therefor
    • G—PHYSICS
    • G04—HOROLOGY
    • G04R—RADIO-CONTROLLED TIME-PIECES
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    • G04R20/08—Setting the time according to the time information carried or implied by the radio signal the radio signal being broadcast from a long-wave call sign, e.g. DCF77, JJY40, JJY60, MSF60 or WWVB
    • G04R20/12—Decoding time data; Circuits therefor

Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要時にのみ受信動作を行なうことにより省
電力化を図る時計を提供することである。 【構成】 電池投入などによる出力信号により受信を開
始し、正しい時刻データを検出すると、計時回路４の計
時時刻を修正し修正量データを記憶回路６で記憶する。
そして修正予定時刻の００：００に制御回路８は修正量
データが５秒以上だと受信制御回路９を動作させ受信回
路１により受信を行なう。修正量データが５秒未満だと
受信は行なわず、記憶する修正量データに１秒を加算し
たものを新たに修正量データとして記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は受信した信号に基づいて
時刻修正などを行なう時計に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】現在、日本国内において、郵政省の管轄
下で試験的に長波標準電波に時刻コードを重畳して送信
している。この信号は１分間を１フレームとして１月１
日からの累積日数から時、分までの時刻データをバイナ
リーコードで直列に送出している。具体的には、１ビッ
トを１Ｈｚの矩形パルスとし、“１”、“０”の重みづ
けはそれぞれパルス幅を５００ｍｓ、８００ｍｓとする
ことにより表し、さらにポジションマーカとして２００
ｍｓのパルスを用い、搬送波としては４０ｋＨｚが用い
られている。
【０００３】この信号により時刻修正などを行なう時計
では、毎日一定の時刻から一定時間だけ受信回路に電源
を供給して受信および時刻修正を行なっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のものでは毎日一
定の時刻に受信を行なうため、例えば時計が高精度で毎
日の時刻修正が必要ないときでも毎日受信を行なってし
まい、受信に費やされる不必要な電力を消費してしまう
という問題を有していた。
【０００５】本発明の目的は、必要時にのみ受信動作を
行なうことにより省電力化を図ることである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明では、前回修正時
の修正量に応じて受信手段の動作間隔を制御する制御手
段を設けることにより上記目的を達成している。
【０００７】
【実施例】以下、図面に示す一実施例に基づいて具体的
に説明する。
【０００８】図１において、１は受信手段を構成する受
信回路で、アンテナ、同調回路および増幅器等からな
り、上記の郵政省の管轄下で長波標準電波に時刻コード
を重畳している信号を受信する。２は検波回路で、受信
回路１で受信した信号の波形成形を行なう。３はデータ
検出回路で、検波回路２の出力から時刻データを検出す
る。４は計時手段を構成する計時回路で、現在時刻を計
時する。５は修正手段を構成する修正回路で、受信され
た時刻データに基づいて計時回路４の計時時刻を修正す
る。６は記憶回路で、ＲＡＭ等からなり、修正量データ
を記憶する。７はカウンタ、８は制御手段を構成する制
御回路で、ＣＰＵ、ＲＯＭ、ＲＡＭ等からなる。９は受
信制御手段を構成する受信制御回路で、所望時刻に受信
回路１に電源を供給して動作させる。１０は受信予定時
刻記憶回路で、ＲＯＭ等からなり受信予定時刻を記憶す
る。
【０００９】次に動作の説明を図２を参照して行なう。
【００１０】電池投入時に発生するパワーオン信号また
はリセット信号が制御回路８に入力することにより（ス
テップ２ａ）制御回路８は受信制御回路９を動作させ、
その出力により受信回路１に電源を供給し、受信を開始
する（ステップ２ｂ）。このときに受信回路１により受
信された信号は検波回路２により波形成形され、データ
検出回路３はこの信号に含まれる時刻データを検出して
制御回路８へ送出する。制御回路８は時刻データが正確
に検出されたか判別し（ステップ２ｃ）、ノイズまたは
電界が弱い等の原因で正しく検出されていない場合すな
わち受信ミスの場合カウンタ７へ出力を発生し、カウン
タ７は受信ミス回数Ａをカウントする（ステップ２
ｄ）。この受信ミスは、数回の受信データと比較するこ
とでチェックする。Ａが所定の回数（本例では１０回）
に達していないと（ステップ２ｅ）、再び受信を行な
い、上記と同様の動作を正確な時刻データが検出される
か受信ミス回数Ａが１０になるまで繰り返す。上記動作
中に時刻データが正しく検出されると（ステップ２
ｃ）、制御回路８は修正回路５を動作させ、修正回路５
は計時回路４の計時時刻を受信した時刻データに基づい
て修正し（ステップ２ｆ）、修正量データＢを記憶回路
６に記憶させる（ステップ２ｇ）。本例では、修正量デ
ータは時刻修正量の絶対値とする。
【００１１】そして、現在時刻が受信予定時刻記憶回路
１０で記憶する受信予定時刻（本例では００：００とす
る。）になると（ステップ２ｈ）、制御回路８は記憶回
路６で記憶する修正量データＢが５秒以上であるか判断
し（ステップ２ｉ）、５秒以上である場合はステップ２
ｂの動作に戻り上記と同様な受信および修正動作を実行
する。
【００１２】修正量データＢが５秒未満の場合、記憶し
ている修正量データに１秒を加算したものを新たに修正
量データとして記憶回路６へ記憶させ（ステップ２ｊ）
ステップ２ｈへ戻る。すなわち、この場合は、誤差量が
少ないとみなして受信および修正動作は行なわないので
ある。したがって受信および修正動作に伴う電力消費を
低減させることができる。
【００１３】ところで、上記の受信動作（ステップ２
ｂ、２ｃ、２ｄ、２ｅ）を１０回繰り返しても時刻デー
タが正しく検出できない場合は、修正量データＢとして
５秒を記憶回路６に記憶させ（ステップ２ｋ）、ステッ
プ２ｈ以下の動作を行なう。つまり、次回の受信予定時
刻にも強制的に受信を行なうことになる。
【００１４】なお、本実施例では受信予定時刻を００：
００としたが、受信予定時刻は上記以外の時刻としても
同様の効果が得られる。
【００１５】上記実施例は、予め受信予定時刻を設定す
るものであるが、次に、修正量データに応じて次回の受
信日時を決定する例を説明する。
【００１６】図３において、１１は受信日時記憶回路
で、ＲＡＭ等からなり、次回の受信日時を記憶する。な
お、図１と同一番号のものは同一のものとする。
【００１７】次に動作について図４を参照して説明す
る。上記実施例と同様に、電池投入などによる出力信号
により受信を開始し（ステップ４ａ、４ｂ）、正しい時
刻データを検出すると（ステップ４ｃ、４ｄ、４ｅ）、
計時回路４の計時時刻を修正し（ステップ４ｆ）、制御
回路８は修正量データＢに応じて次回の受信日時を決定
し、その受信日時を受信日時記憶回路１１に記憶させる
（ステップ４ｇ）。そして、受信日時になると（ステッ
プ４ｈ）、上記と同様な受信および修正動作を実行す
る。
【００１８】例えば、修正量データＢが、Ｂ＜１秒の場
合、今回の受信日から７日後、１秒≦Ｂ＜３秒の場合、
今回の受信日から４日後、３秒≦Ｂ＜５秒の場合、今回
の受信日から２日後、５秒≦Ｂの場合、今回の受信日か
ら１日後の日付を、制御回路８内のＲＯＭテーブルから
読み出して受信日時記憶回路１１に記憶させることによ
り、補正量が少ないときは受信および修正動作を行なわ
ないので電力消費を低減させることができる。この次回
の受信日時の設定は、受信された時刻情報に１月１日か
らの累積日数も含まれているため、この累積日数情報に
上記日数を加算した累積日数を記憶させればよい。
【００１９】上記実施例では受信回路１の動作間隔を受
信時刻に基づいたものとしたが、これを所望時間間隔に
基づいた例を図５に示す。
【００２０】図５において、１２は時間カウンタであ
る。なお、図１と同一番号は同一のものとする。
【００２１】次に動作を図６を参照して説明する。
【００２２】上記実施例と同様に電池投入などによる出
力信号により受信開始し（ステップ６ａ、６ｂ）、正し
い時刻データを検出すると（ステップ６ｃ、６ｄ、６
ｅ）、計時回路４の計時時刻を修正し（ステップ６
ｆ）、修正量データを記憶回路６で記憶する（ステップ
６ｇ）。このとき、時間カウンタ１２をリセットする
（ステップ６ｈ）。そして時間カウンタ１２が２０時間
をカウントすると（ステップ６ｉ）、制御回路８は修正
量データに応じて上記実施例と同様な動作を行なう（ス
テップ６ｊ、６ｋ）。
【００２３】なお、上記実施例では所望時間間隔を２０
時間としたが、この時間間隔は２０時間に限るものでは
なく、適宜定められるものである。
【００２４】次に、修正量データに応じて時間カウンタ
のカウント時間を変更する例を図７を参照して説明す
る。なお、図７において、図５と同一番号のものは同一
のものとする。
【００２５】上記実施例と同様に電池投入などによる出
力信号により受信開始し（ステップ８ａ、８ｂ）、正し
い時刻データを検出すると（ステップ８ｃ、８ｄ、８
ｅ）、計時回路４の計時時刻を修正し（ステップ８
ｆ）、制御回路８は修正量データＢに応じた所望時間に
時間カウンタ１２をプリセットする（ステップ８ｇ）。
そして、時間カウンタ１２が所望時間をカウントすると
（ステップ８ｈ）、上記と同様な受信および修正動作を
実行する。
【００２６】例えば、修正量データＢが、Ｂ＜１秒の場
合、時間カウンタ１２のカウント時間を１００時間、１
秒≦Ｂ＜３秒の場合、時間カウンタ１２のカウント時間
を７０時間、３秒≦Ｂ＜５秒の場合、時間カウンタ１２
のカウント時間を４０時間、５秒≦Ｂの場合、時間カウ
ンタ１２のカウント時間を２４時間とプリセットするこ
とにより、補正量が少ないときは受信および修正動作を
行なわないので電力消費を低減させることができる。上
記各プリセット時間は、制御回路８内のＲＯＭテーブル
に予め書き込んであり、このいずれかを修正量データに
応じて読み出すものである。
【００２７】なお、上記各実施例において、受信ミス回
数のカウント上限値は上記の１０回とは限らず受信環境
等により適宜定められるものである。
【００２８】また、上記各実施例において、修正量デー
タＢによる受信回路１の動作間隔は、計時回路４の精度
などに応じて適宜変更可能なものである。
【００２９】
【発明の効果】本発明では、前回修正時に修正量に応じ
て受信手段の動作間隔を制御する制御手段を設けること
により、必要時にのみ受信動作を行なうことができ、省
電力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示したブロック回路図。
【図２】図１の動作説明のためのフローチャート。
【図３】本発明の他の実施例を示したブロック回路図。
【図４】図３の動作説明のためのフローチャート。
【図５】本発明の他の実施例を示したブロック回路図。
【図６】図５の動作説明のためのフローチャート。
【図７】本発明の他の実施例を示したブロック回路図。
【図８】図７の動作説明のためのフローチャート。
【符号の説明】
１ 受信手段 ４ 計時手段 ５ 修正手段 ８ 制御手段 ９ 受信制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 時刻情報を含む信号を受信する受信手段
    と、 上記受信手段を所望時間ごと、または所望時刻に動作さ
    せる受信制御手段と、 現在時刻を計時する計時手段と、 上記受信手段によって受信された時刻情報に基づいて上
    記計時手段を修正する修正手段と、 上記修正手段の修正量に応じて、上記受信手段の動作間
    隔を制御する制御手段と、を具備したことを特徴とする
    時計。
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