JPH05142363A - 電波修正時計 - Google Patents
電波修正時計Info
- Publication number
- JPH05142363A JPH05142363A JP31064691A JP31064691A JPH05142363A JP H05142363 A JPH05142363 A JP H05142363A JP 31064691 A JP31064691 A JP 31064691A JP 31064691 A JP31064691 A JP 31064691A JP H05142363 A JPH05142363 A JP H05142363A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- radio wave
- tuning
- electric field
- frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electric Clocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電界の最も強い時刻電波を自動的に選択して
時刻修正に用いることのできる電波修正時計を提供す
る。 【構成】 時刻を表示する表示手段２と、時刻情報を含
む電波を受信する受信手段３と、受信手段３で受信した
電波のうち、予め設定されている周波数でかつ最も電界
の強い電波を検出する検出手段４と、検出手段４で検出
した電波に含まれる時刻情報に基づいて、表示手段１で
表示されている時刻の修正を行なう時刻修正手段５とを
設けてある。
時刻修正に用いることのできる電波修正時計を提供す
る。 【構成】 時刻を表示する表示手段２と、時刻情報を含
む電波を受信する受信手段３と、受信手段３で受信した
電波のうち、予め設定されている周波数でかつ最も電界
の強い電波を検出する検出手段４と、検出手段４で検出
した電波に含まれる時刻情報に基づいて、表示手段１で
表示されている時刻の修正を行なう時刻修正手段５とを
設けてある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電波修正時計に関する
ものである。
ものである。
【０００２】
【従来の技術】アメリカやドイツでは時刻情報を重畳し
た電波を発信しており、この電波を受信して時刻修正に
用いる時計が市販されている。現在、日本では郵政省の
管轄下で試験的に時刻情報を重畳した標準電波を発信し
ており、近い将来に本格的に電波による時刻情報の発信
を開始する計画があり、この電波を利用して時刻修正を
行なう時計の要望が強まっている。各国における時刻情
報の搬送周波数は、アメリカでは６０ｋＨｚ、ドイツで
は７７．５ｋＨｚ、日本では４０ｋＨｚというようにそ
れぞれ異なっており、従来の電波修正時計は予めそのう
ちの１つの周波数の電波のみを受信するように設定され
ている。すなわち、アメリカで市販されている電波修正
時計はアメリカで供給されている時刻電波のみを受信で
きるので、アメリカでのみ電波による時刻修正が行なえ
るのである。
た電波を発信しており、この電波を受信して時刻修正に
用いる時計が市販されている。現在、日本では郵政省の
管轄下で試験的に時刻情報を重畳した標準電波を発信し
ており、近い将来に本格的に電波による時刻情報の発信
を開始する計画があり、この電波を利用して時刻修正を
行なう時計の要望が強まっている。各国における時刻情
報の搬送周波数は、アメリカでは６０ｋＨｚ、ドイツで
は７７．５ｋＨｚ、日本では４０ｋＨｚというようにそ
れぞれ異なっており、従来の電波修正時計は予めそのう
ちの１つの周波数の電波のみを受信するように設定され
ている。すなわち、アメリカで市販されている電波修正
時計はアメリカで供給されている時刻電波のみを受信で
きるので、アメリカでのみ電波による時刻修正が行なえ
るのである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の時計では、
予め決められた１つの周波数の電波しか受信できない。
予め決められた１つの周波数の電波しか受信できない。
【０００４】このため、例えばアメリカで供給されてい
る電波のみを受信できるように決められている時計をド
イツで使おうとしても、ドイツで供給されている時刻電
波を受信することができず、電波による時刻修正が行な
えないという不都合がある。
る電波のみを受信できるように決められている時計をド
イツで使おうとしても、ドイツで供給されている時刻電
波を受信することができず、電波による時刻修正が行な
えないという不都合がある。
【０００５】本発明は、電界の最も強い時刻電波を自動
的に選択して時刻修正に用いることのできる電波修正時
計を供給することを目的としている。
的に選択して時刻修正に用いることのできる電波修正時
計を供給することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、時刻を表示す
る表示手段と、時刻情報を含む電波を受信する受信手段
と、この受信手段で受信した電波のうち、予め設定され
ている周波数でかつ最も電界の強い電波を検出する検出
手段と、この検出手段で検出した電波に含まれる時刻情
報に基づいて、上記計時手段で計時されている時刻の修
正を行なう時刻修正手段とを設けることにより、上記課
題を解決するものである。
る表示手段と、時刻情報を含む電波を受信する受信手段
と、この受信手段で受信した電波のうち、予め設定され
ている周波数でかつ最も電界の強い電波を検出する検出
手段と、この検出手段で検出した電波に含まれる時刻情
報に基づいて、上記計時手段で計時されている時刻の修
正を行なう時刻修正手段とを設けることにより、上記課
題を解決するものである。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【０００８】図１において、１は時刻を計時する計時手
段、２は計時手段１で計時されている時刻を表示する表
示手段、３は時刻情報を含む電波を受信する受信手段
で、アンテナ３ａ、所望の周波数の電波に同調させる同
調回路３ｂ、高周波増幅回路３ｃ、不要な周波数をカッ
トして検波を行なう選局回路３ｄ、低周波増幅回路３ｅ
とからなる。４は受信手段３で受信した電波のうち、予
め設定されている周波数でかつ最も電界の強い電波を検
出する検出手段、５は検出手段４で検出した電波に含ま
れる時刻情報に基づいて計時手段１で計時されている時
刻の修正を行なう時刻修正手段、６は電波検出動作およ
び時刻修正動作を制御する制御手段であり、ＲＯＭ、Ｒ
ＡＭ等を内蔵している。本例では、第１の電波として周
波数４０ｋＨｚ、第２の電波として周波数６０ｋＨｚの
２つが制御手段６に予め設定されているものとする。
段、２は計時手段１で計時されている時刻を表示する表
示手段、３は時刻情報を含む電波を受信する受信手段
で、アンテナ３ａ、所望の周波数の電波に同調させる同
調回路３ｂ、高周波増幅回路３ｃ、不要な周波数をカッ
トして検波を行なう選局回路３ｄ、低周波増幅回路３ｅ
とからなる。４は受信手段３で受信した電波のうち、予
め設定されている周波数でかつ最も電界の強い電波を検
出する検出手段、５は検出手段４で検出した電波に含ま
れる時刻情報に基づいて計時手段１で計時されている時
刻の修正を行なう時刻修正手段、６は電波検出動作およ
び時刻修正動作を制御する制御手段であり、ＲＯＭ、Ｒ
ＡＭ等を内蔵している。本例では、第１の電波として周
波数４０ｋＨｚ、第２の電波として周波数６０ｋＨｚの
２つが制御手段６に予め設定されているものとする。
【０００９】つぎに、図２のフローチャートに沿って、
電波検出および時刻修正動作について説明する。
電波検出および時刻修正動作について説明する。
【００１０】まず、制御手段６の制御により、毎日同じ
時刻（例えば、００：００）に同調回路３ｂと選局回路
３ｅに電源を供給するとともに周波数４０ｋＨｚに同調
させて第１の電波を受信する。そして検出手段４でその
電界強度ＭＡを検出し、その値を記憶する（ステップ
Ａ）。
時刻（例えば、００：００）に同調回路３ｂと選局回路
３ｅに電源を供給するとともに周波数４０ｋＨｚに同調
させて第１の電波を受信する。そして検出手段４でその
電界強度ＭＡを検出し、その値を記憶する（ステップ
Ａ）。
【００１１】つぎに、同調回路３ｂと選局回路３ｄを周
波数６０ｋＨｚに同調させて第２の電波を受信する。そ
して検出手段４でその電界強度ＭＢを検出し、その値を
記憶する（ステップＢ）。
波数６０ｋＨｚに同調させて第２の電波を受信する。そ
して検出手段４でその電界強度ＭＢを検出し、その値を
記憶する（ステップＢ）。
【００１２】つぎに、電界強度ＭＡとＭＢのうち、どち
らが大きいかを判定する（ステップＣ）。
らが大きいかを判定する（ステップＣ）。
【００１３】ステップＣでＭＡの方が大きいと判定した
場合には、制御手段６の制御により、同調回路３ｂと選
局回路３ｄを周波数４０ｋＨｚに同調させて第１の電波
を受信する。そして第１の電波に含まれている時刻情報
を時刻修正手段５に供給し、計時手段１で計時されてい
る時刻を修正する（ステップＤ）。
場合には、制御手段６の制御により、同調回路３ｂと選
局回路３ｄを周波数４０ｋＨｚに同調させて第１の電波
を受信する。そして第１の電波に含まれている時刻情報
を時刻修正手段５に供給し、計時手段１で計時されてい
る時刻を修正する（ステップＤ）。
【００１４】一方、ステップＣでＭＢの方が大きいと判
定した場合には、制御手段６の制御により、同調回路３
ｂと選局回路３ｄを周波数６０ｋＨｚに同調させて第２
の電波を受信する。そして第２の電波に含まれている時
刻情報によって上記と同様にして時刻修正を行なう（ス
テップＥ）。
定した場合には、制御手段６の制御により、同調回路３
ｂと選局回路３ｄを周波数６０ｋＨｚに同調させて第２
の電波を受信する。そして第２の電波に含まれている時
刻情報によって上記と同様にして時刻修正を行なう（ス
テップＥ）。
【００１５】以上の動作により、予め設定されている周
波数でかつ最も電界の強い電波に含まれている時刻情報
により時刻修正を行なう。
波数でかつ最も電界の強い電波に含まれている時刻情報
により時刻修正を行なう。
【００１６】なお、上記実施例においては、予め設定さ
れている周波数を２種類としたが、これに限らず３種類
以上の周波数を設定しておき、そのうちの最も電界の強
い電波を選択するようにしてもよい。
れている周波数を２種類としたが、これに限らず３種類
以上の周波数を設定しておき、そのうちの最も電界の強
い電波を選択するようにしてもよい。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、最も電界強度の強い電
波を自動的に選択するので、どこでも最良の状態で正確
な時刻修正が行なえる。したがって、コンパクトな携帯
用にすれば世界中どこへ行っても、自動的に正確な時刻
合わせが行われるので、極めて便利なものである。
波を自動的に選択するので、どこでも最良の状態で正確
な時刻修正が行なえる。したがって、コンパクトな携帯
用にすれば世界中どこへ行っても、自動的に正確な時刻
合わせが行われるので、極めて便利なものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示したブロック図
【図２】図１の動作を説明するためのフローチャート
２ 表示手段 ３ 受信手段 ４ 検出手段 ５ 時刻修正手段
Claims (1)
- 【請求項１】 時刻を表示する表示手段と、 時刻情報を含む電波を受信する受信手段と、 この受信手段で受信した電波のうち、予め設定されてい
る周波数でかつ最も電界の強い電波を検出する検出手段
と、 この検出手段で検出した電波に含まれる時刻情報に基づ
いて、上記計時手段で計時されている時刻の修正を行な
う時刻修正手段と、 を具備することを特徴とする電波修正時計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31064691A JPH05142363A (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 電波修正時計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31064691A JPH05142363A (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 電波修正時計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05142363A true JPH05142363A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=18007756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31064691A Pending JPH05142363A (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 電波修正時計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05142363A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002267775A (ja) * | 2001-03-09 | 2002-09-18 | Seiko Clock Inc | 時刻情報受信装置および電波修正時計 |
| WO2003023526A1 (fr) * | 2001-09-10 | 2003-03-20 | Citizen Watch Co., Ltd. | Horloge radio-corrigee |
| WO2005062137A1 (ja) * | 2003-12-24 | 2005-07-07 | Citizen Watch Co., Ltd. | 電波修正時計、電子機器および時刻修正方法 |
| US7411870B2 (en) | 2004-09-30 | 2008-08-12 | Casio Computer Co., Ltd. | Radio-wave timepieces and time information receivers |
| US7518957B2 (en) * | 2002-12-19 | 2009-04-14 | Casio Computer Co., Ltd. | Time-data transmitting apparatus and time-correcting system |
| US7747411B2 (en) | 2006-09-29 | 2010-06-29 | Seiko Instruments Inc. | Pedometer |
-
1991
- 1991-11-26 JP JP31064691A patent/JPH05142363A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002267775A (ja) * | 2001-03-09 | 2002-09-18 | Seiko Clock Inc | 時刻情報受信装置および電波修正時計 |
| WO2003023526A1 (fr) * | 2001-09-10 | 2003-03-20 | Citizen Watch Co., Ltd. | Horloge radio-corrigee |
| US7408845B2 (en) | 2001-09-10 | 2008-08-05 | Citizen Holdings Co., Ltd. | Radio corrected clock |
| US7518957B2 (en) * | 2002-12-19 | 2009-04-14 | Casio Computer Co., Ltd. | Time-data transmitting apparatus and time-correcting system |
| WO2005062137A1 (ja) * | 2003-12-24 | 2005-07-07 | Citizen Watch Co., Ltd. | 電波修正時計、電子機器および時刻修正方法 |
| US7680485B2 (en) | 2003-12-24 | 2010-03-16 | Citizen Holdings Co., Ltd. | Radio controlled timepiece, electronic device and time correction method |
| US7411870B2 (en) | 2004-09-30 | 2008-08-12 | Casio Computer Co., Ltd. | Radio-wave timepieces and time information receivers |
| US7738322B2 (en) | 2004-09-30 | 2010-06-15 | Casio Computer Co., Ltd. | Radio-wave timepieces and time information receivers |
| US7747411B2 (en) | 2006-09-29 | 2010-06-29 | Seiko Instruments Inc. | Pedometer |
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