JPH05141730A - クリーンルーム - Google Patents

クリーンルーム

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JPH05141730A
JPH05141730A JP33420791A JP33420791A JPH05141730A JP H05141730 A JPH05141730 A JP H05141730A JP 33420791 A JP33420791 A JP 33420791A JP 33420791 A JP33420791 A JP 33420791A JP H05141730 A JPH05141730 A JP H05141730A
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JP
Japan
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air
room
chamber
air conditioning
filter
Prior art date
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Pending
Application number
JP33420791A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Murakami
省一 村上
Kenichi Sakoda
健一 佐古田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd filed Critical Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Priority to JP33420791A priority Critical patent/JPH05141730A/ja
Publication of JPH05141730A publication Critical patent/JPH05141730A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリーンルームに付設される空調機の設置場
所の減少及び室内循環気流の均一化を計る。 【構成】 クリーンルーム1の室の一側を下方に通気孔
3を備えた仕切り壁2により作業室4と空調室5とに区
分し、該空調室5内に空調機6を配置し、かつ該空調室
5には排気ファン10を備え、該排気ファン10の吸引
作用により前記作業室内からの空気を吸引し、上記作業
室4の天板8に設けられるフィルタ9に供給し、該フィ
ルタを介して該作業室内に循環供給する。 【効果】 作業室内の空気は仕切り壁を介して空調室内
に吸引される。したがって作業室内の空気は死角を生ず
ることなく循環する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体組立工程その他
精密部品の組立等において必要とする無塵を保持するク
リーンルームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記クリーンルームは発生する塵埃及び
温湿度を調整するため、このクリーンルームには空調機
が付設されている。その要領を図4に示す。このクリー
ンルーム50は天板51にフィルタ52を取り付け、空
調機53を室外に設け、該空調機53によって温湿度を
調整した空気をダクト54を介して上記フィルタ52に
導き、このフィルタ52を通じて室内に浄化空気を送り
込み、室内空気は上記空調機53により吸引されて循環
する方式が採られている。
【0003】この場合、室内空気の清浄度は循環する空
気量により決定される。しかし室内空気の清浄度は作業
内容等により変化する。このため空調機の処理風量は最
大循環風量に設定する必要があるが装置が大型となり不
経済である。このため例えば図4に示す如く空調機53
に並列にバイパス管55を設け、室内空気の一部を直接
吸引ファン56により空調機53からの送り出し空気と
ともに吸引して送り出す方式が採られている。57,5
8はそれぞれバイパス管55及び空調機53に対する空
気流量調整弁、また59は空調機53に設けられる外気
採り入れ空気量調整弁である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし何れにしてもこ
れらは室外に設置されるもので、これらの設置場所及び
ダクト工事を必要とするとともに、室内空気はダクト吸
引口付近は良好に循環されるも、その他の場所は死角を
生ずる等の問題がある。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、設置面積の減少と、ダクトの省略を計ることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、クリーンルーム室の一側を通気性仕切
り壁により作業室と空調室とに区分し、該空調室内に空
調機を配置し、かつ該空調室には循環ファンを備え、該
循環ファンにより前記作業室内からの空気を直接に、及
び空調機を介して排出される温湿度を調整した空気を吸
引し、上記作業室の天板に設けられるフィルタに供給し
該フィルタを介して前記作業室内に循環供給することを
特徴とするものである。
【0007】また第2の発明は、上記クリーンルームの
天板上方に形成される天井室は気密構造とし、浄化室の
循環ファンからの排気は天井室内に吹き込み、天板に取
り付けられるフィルタを介して作業室内に噴出させるこ
とを特徴とするものである。
【0008】また第3の発明は、上記浄化室に設けられ
る循環ファンと天板に取り付けられるフィルタとはダク
トにより連結されていることを特徴とするものである。
【0009】さらにまた第4の発明は、クリーンルーム
の一側を仕切り壁により区画して作業室と空調室とに区
分し、該空調室に空調機を配置し、かつ該空調室には循
環ファンを備え、クリーンルームの床面には床下通路に
通じる排気孔を設け、床下通路と前記空調室とを連通す
るとともに、上記循環ファンにより床下通路からの空気
を直接に及び空調機を介して排出される温湿度を調整し
た空気を吸引し、上記作業室の天板に設けられるフィル
タを介して該作業室内に循環供給することを特徴とする
ものである。
【0010】
【作用】作業室内の空気は全面にわたり直接隣接する空
調室内に吸引される。
【0011】
【実施例】図1は本発明の第1実施例を示す。このクリ
ーンルーム1は室内の一側を下方に通気孔3を穿孔した
仕切り壁2により区切って、一方を作業に充分な広さを
有する作業室4とし、他方を空調機6を収納する空調室
5とする。7は天井室を示し、作業室4、空調室5とは
天板8により仕切られており、かつ気密構造としたもの
である。この天板8には作業室4に対し、複数箇所にフ
ィルタ9を、また空調室5に対し該空調室内の空気を天
井室7内に導く循環ファン10を取り付ける。
【0012】上記構成において、循環ファン10の作動
により空調室5は負圧となり、作業室内の空気は仕切り
壁2の通気孔3から空調室5内に吸引される。この場
合、通気孔3を仕切り壁2の下部全面に設けることによ
り作業室内の空気は死角を生ずることなく空調室内に吸
引される。
【0013】空調室5内には空調機6を備えており、一
部の空気は該空調機6に吸引されて、温湿度を調整され
て放出し、循環ファン10はこの空調機6からの空気と
ともに大部分の該空調機を通過しない空気とを吸引し、
これを混合して天井室7内に圧入する。即ち本実施例は
循環ファン10からフィルタ9に対する空気供給回路手
段として気密構造とした天井室を利用したものである。
この天井室7に圧入された空気はフィルタ9を介して作
業室4内に放出し、これにより作業室内の空気は循環す
る。
【0014】この際、循環ファン10は例えばインバー
タ等の回転速度調整手段11を設けることにより、天井
室への送り出し空気量、即ち循環する空気量を可変と
し、これにより作業室内の清浄度を調節することができ
る。図中、12は空調機6の外部空気の採り入れ管、1
3は該採り入れ管に設けられる流量調整弁、14は作業
室内を所定プラス圧に保持するための排気管15に取り
付けられる圧力調整弁である。
【0015】次に図2は第2実施例を示す。この実施例
のクリーンルーム20は、前記空気供給回路手段として
気密とした天井室7の代わりにダクト21を用いて循環
ファン10から送り出される圧力空気をダクト21を介
して各フィルタ部材22に供給するようにしたもので、
該フィルタ部材22はフィルタ23の上部に空気拡散の
ための空隙24を備えている。その他の構造ならびに作
用効果は前例と同様であり同一部品に対しては同一符号
を付して説明を省略する。
【0016】次に図3は第3実施例を示す。本実施例の
クリーンルーム30は、室の一側を仕切り壁31により
区分し、一方を作業に充分な広さを有する作業室32と
し、他方を空調機6を収納する空調室33とする点にお
いては同一であるが、仕切り壁31は盲板とし、作業室
32の床板34は多孔板として床下室35を形成し、こ
の床下室35と空調室33とを連通したものである。即
ち空気供給回路手段として床下室35を利用したもので
ある。
【0017】なおこの場合、第1実施例と同様に天板8
の上部に気密構造の天井室7を形成し、天板全面にフィ
ルタ9を取り付けることが好ましい。その他の構造は前
記第1実施例と同様であり、同一部品は同一符号を付し
て説明を省略する。
【0018】本実施例によるときは、作業室32は全体
に上部から下方に向けての空気流を生じ、床下室35を
通じて空調室33に至り、該空調室において一部の空気
は空調機6により温湿度が調整され、この調整した空気
と非調整空気とは混合して循環ファン10により天井室
7内に圧入され、フィルタ9から作業室内に排出され、
これを繰り返す。
【0019】本実施例においても作業室32内の空気は
床下室35を通じて直接空調室33に導かれる故、従来
のダクトによる輸送と異なり、床下室全面均一に吸引作
用を及ぼすことができる。
【0020】
【発明の効果】以上の如く本発明によるときは、クリー
ンルームの室の一側を仕切り壁により作業に充分な広さ
を有する作業室と空調室とに区分し、該空調室に空調機
を収納するようにしたから、従来の空調機を室外に配置
しダクトにより連結する方式に比し空調機の設置場所及
びダクト工事を必要とせず、コンパクトに纏めることが
できる。さらにまた本発明によるときは、作業室内の空
気はダクトを介せず空調室内に流入するようにしたか
ら、作業室内の空気は空調室に流入し循環される故、作
業室内の空気は均一な清浄度を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の全体概略図である。
【図2】本発明の第2実施例の全体概略説明図である。
【図3】本発明の第3実施例の全体概略説明図である。
【図4】従来例のクリーンルームの全体概略説明図であ
る。
【符号の説明】
1 クリーンルーム 2 仕切り壁 3 通気孔 4 作業室 5 空調室 6 空調機 7 天井室 8 天板 9 フィルタ 10 循環ファン 20 クリーンルーム 21 ダクト 22 フィルタ部材 30 クリーンルーム 31 仕切り壁 32 作業室 33 空調室 34 床板 35 床下室

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーンルーム室の一側を通気性仕切り
    壁により作業室と空調室とに区分し、該空調室内に空調
    機を配置し、かつ該空調室には循環ファンを備え、該循
    環ファンにより前記作業室内からの空気を直接、及び空
    調機を介して循環される温湿度を調整した空気を吸引
    し、上記作業室の天板に設けられるフィルタに供給し該
    フィルタを介して前記作業室内に循環供給することを特
    徴とするクリーンルーム。
  2. 【請求項2】 クリーンルームの天板上方に形成される
    天井室は気密構造とし、浄化室の循環ファンからの排気
    は天井室内に吹き込み、天板に取り付けられるフィルタ
    を介して作業室内に噴出させることを特徴とする請求項
    1記載のクリーンルーム。
  3. 【請求項3】 浄化室に設けられる循環ファンと天板に
    取り付けられるフィルタとはダクトにより連結されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のクリーンルーム。
  4. 【請求項4】 クリーンルームの一側を仕切り壁により
    区画して作業室と空調室とに区分し、該空調室に空調機
    を配置し、かつ該空調室には循環ファンを備え、クリー
    ンルームの床面には床下通路に通じる排気孔を設け、床
    下通路と前記空調室とを連通するとともに、上記循環フ
    ァンにより床下通路からの空気を直接及び空調機を介し
    て排出される温湿度を調整した空気を吸引し、上記作業
    室の天板に設けられるフィルタを介して該作業室内に循
    環供給することを特徴とするクリーンルーム。
JP33420791A 1991-11-22 1991-11-22 クリーンルーム Pending JPH05141730A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007152259A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Seiko Epson Corp 液滴吐出装置、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器
JP2021156488A (ja) * 2020-03-26 2021-10-07 三機工業株式会社 クリーンルーム及びクリーンルームの使用方法

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