JPS6038819Y2 - 温度調節装置付清浄作業室 - Google Patents

温度調節装置付清浄作業室

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Publication number
JPS6038819Y2
JPS6038819Y2 JP11250479U JP11250479U JPS6038819Y2 JP S6038819 Y2 JPS6038819 Y2 JP S6038819Y2 JP 11250479 U JP11250479 U JP 11250479U JP 11250479 U JP11250479 U JP 11250479U JP S6038819 Y2 JPS6038819 Y2 JP S6038819Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
air
suction port
temperature control
control device
Prior art date
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Expired
Application number
JP11250479U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5631230U (ja
Inventor
克人 八木
雄二 諌山
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立製作所 filed Critical 株式会社日立製作所
Priority to JP11250479U priority Critical patent/JPS6038819Y2/ja
Publication of JPS5631230U publication Critical patent/JPS5631230U/ja
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  • Central Air Conditioning (AREA)
  • Ventilation (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は温度調節および清浄空気を必要とする清浄作業
室に関するものである。
従来温度調節装置および清浄空気を必要とする作業室で
は恒温制御装置或いはクリーンベンチ等が考案されてい
るが、清浄作業車については、第1図、第2図に示すよ
うに、送風機5により天井或いは側壁に設けられたHE
PAフィルター4を通すことにより空気を清浄化し、パ
ンチング板3を経て天井或いは側面から清浄空気を吹き
出し、これを作業室片側の側壁下部に設けた循環吸込口
11より吸引しダクト18に還流し、一部の空気はエヤ
コンディショナー用送風機7によりクーラー8、ヒータ
ー9などからなるエヤーコンディショナー6に吹き込ま
れて温度制御され、これらの空気が混合されて循環を繰
返えしている。
尚その際、一部の空気13は外気吸込口10より吸引さ
れ清浄室2内の圧力を若干高めて清浄保持しやすくして
いる。
なお、第1図および第2図において、14は作業台、1
5は出入口、16は照明灯である。
しかしながら、第1図および第2図に示す従来のものは
、天井あるいは側壁から吹出した清浄空気は片側の側壁
下部に設けられた循環吸込口11だけで吸引されるため
、吹き出し空気は循環気流12に示す如く、ショート、
サーキットし易すく、かつ清浄空気の行届かぬ所では乱
流を起こし易すく、作業室全域の清浄保持が出来ず、清
浄域がせまいだけでなく、温度制御保持が困難であった
本考案はかかる問題を解決せんがため、清浄空気を天井
から吹出腰相対する2面の側壁の下部に還流用ダクトを
設け、残り2面の内の1面に前記ダクトと天井側とを結
ぶダクトを設け、かつ内部に吸引ファンを内蔵させてい
る。
この3面のダクトの内相対する2面側の還流用ダクトに
は複数個に分割されて各の下端部が床面近傍で略同−高
さに設けられた空気吸込口を設けると共に、天井側に至
るダクトに循環吸込口を設けている。
吸引ファンの空気吸引力はファンの吸引口から遠くなる
に従い低下するのでこれを補償するため、各還流ダクト
に設けた複数個の空気吸込口は、吸引ファンの循環吸込
口から最も遠い所のものを最大の面積とし、それより順
次循環吸込口に近くなるに従い段階的に吸込口の面積を
小さくし室内空気を各吸込口毎にほぼ一定の吸引風速で
均一に吸引するようにしている。
かくすることにより気流のショートサーキットや乱流を
なくし清浄空気を層状に流がすようにしたものである。
本考案の実施例を第3図、および第4図について説明す
る。
本体1の中に周囲に側壁および天井を有する作業室2を
設け、空気は送風機5により送風され、HEPAフィル
ター4により浄化され、パンチング板3より作業室2内
の天井から吹込まれる。
作業室2の両側壁下部には第4図に示すように環流ダク
ト19が設けられ、該ダクト19は送風機5側の天井で
第5図に示すようにダクト18に連結されている。
循環ダクト19には循環吸込口11を基点とし最も遠い
位置に最も大きい面積の空気吸込口17を設け、以下順
次循環吸込口11に近づくに従かい空気吸込口17′、
17″、・・・・・・17xと面積を小さくして、作業
室全体の空気を各所均一に吸引するようにしている。
また、外気吸込口10より吸引された空気13はエヤー
コンディショナー6で温度制御され、ダクト11より吸
引された空気と共に送風機5により繰返えし循環される
このように絶えず一部の外気13を導入することにより
作業室内の気圧を若干高めて、外気の浸入を妨いでいる
ので室内の清浄度を保持することができる。
第6図は空気吸込口17.17′、17“、・・・・・
・17xの変形例を示すもので、aは吸込口のパンチン
グ板21の面積を替へたもので本文で説明した固定形の
ものである。
bは可動式のルーパー22をつけたもので、ルーパー2
2の調節により吸引量を変化できるようにしたものであ
る。
Cはパンチング板2枚を2枚重ね合せ、その1枚を可動
させて穴の重なり具合により、吸引量を調節できるよう
にしたものである。
以上の実施例によれば吸込口の下端部が床面近傍で略同
−高さに設けられているため、床面近傍における空気の
滞留を防止して有効に排気できるので室内で発生したじ
んあいを速やかに排気できる。
本考案によれば空気吸込口は複数個に分割されて前記循
環吸込口から最も遠い所に設けられたものが最大有効面
積を有し、それより順次前記循環吸込口に近づくに従い
段階的に有効面積が減少するように配設されるので、各
吸込口がほぼ一定の風速で吸い込みながらも循環吸込口
に近づくに従い吸込風量を減少させ、室内の気流分布を
バランスさせてショートサーキットや乱流の発生を防止
できるとともに、吸引口が分割されているため、各吸込
口に向かう気流がエアカーテンを形威し、室内で発生し
たじんあいが最寄りの吸込口に向かう気流により吸引さ
れて室内への拡散を防止でき、作業室全域の清浄保持お
よび温度精度保持に効果がある。
さらに、吸い込み口が分割されているため、各吸い込み
口の間に補強を入れることができるので壁面の強度を保
つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す清浄作業室の断面側面図、第2図
は同じ〈従来の清浄作業室の断面側面図、第3図は本考
案を示す断面側面図、第4図は本考案を示す正面断面図
、第5図は本考案による気流の流路説明図、第6図は本
考案の空気吸引口の部分の各実施例を示す部分詳細図で
ある。 1・・・・・・本体、2・・・・・・清浄室、3・・・
・・・パンチング板、4・・・・・−)(EPAフィル
ター 5・・・・・・送風機、6・・・・・・エヤコン
ディショナー、7・・・・・・エヤコンディショナー用
送風機、訃・・・・・クーラー 9・・・・・・ヒータ
ー、10・・・・・・外気吸引口、11・・・・・・循
環吸引口、12・・・・・・循環気流、13・・・・・
・外気気流、14・・・・・・作業台、15・・・・・
・出入口、16・・・・・・照明灯、17、 17’、
17“、17x・・・・・・空気吸込口、18・・
・・・・環流ダクトと天井を結ぶダクト、19・・・・
・・ 環流ダクト、 20・・・・・・天井、 21・・・・・・パンチング 板、 22・・・・・・可動ルーバ、 23・・・・・・固定パンチン グ板、 24・・曲可動パンチング板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天井部から清浄空気を吹き出すよう構成された循環形の
    温度調節装置付清浄作業室において、該清浄作業室を構
    成する相対する2側面の下部に第1のダクトを設けると
    ともに、該2側面と隣接する1面に背面側に吸引ファン
    と温度調節装置を内蔵して前記第1のダクトと前記天井
    部とを連通させる第2のダクトを設け、前記第1のダク
    トに複数個に分割されて各々の下端部が床面近傍で略同
    −高さに設けられた空気吸込口を設けるとともに、前記
    第2のダクトの下部に前記吸引ファンと連通ずる循環吸
    込口を設け、かつ、前記第1のダクトに設けられた複数
    個の空気吸込口は前記循環吸込口から最も遠い所に設け
    られたものが最大有効面積を有し、それより順次前記循
    環吸引口に近づくに従い段階的に有効面積が減少するよ
    う配設されたことを特徴とする温度調節装置付き清浄作
    業室。
JP11250479U 1979-08-17 1979-08-17 温度調節装置付清浄作業室 Expired JPS6038819Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11250479U JPS6038819Y2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17 温度調節装置付清浄作業室

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JP11250479U JPS6038819Y2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17 温度調節装置付清浄作業室

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5631230U JPS5631230U (ja) 1981-03-26
JPS6038819Y2 true JPS6038819Y2 (ja) 1985-11-20

Family

ID=29344884

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JP11250479U Expired JPS6038819Y2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17 温度調節装置付清浄作業室

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58129124A (ja) * 1982-01-29 1983-08-02 Hitachi Ltd 清浄作業室
JP2009180441A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Orion Mach Co Ltd 恒温空気供給装置
CN110389603B (zh) * 2018-04-16 2021-04-09 中光电智能机器人股份有限公司 温控设备

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5631230U (ja) 1981-03-26

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