JPH0513980A - 電子機器のシールド装置 - Google Patents

電子機器のシールド装置

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JPH0513980A
JPH0513980A JP16427891A JP16427891A JPH0513980A JP H0513980 A JPH0513980 A JP H0513980A JP 16427891 A JP16427891 A JP 16427891A JP 16427891 A JP16427891 A JP 16427891A JP H0513980 A JPH0513980 A JP H0513980A
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JP
Japan
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bracket
main body
equipment main
device body
spring washer
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Application number
JP16427891A
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English (en)
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JP2848029B2 (ja
Inventor
Koichi Ishibashi
幸一 石橋
Takahiro Nemoto
高広 根本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機器本体の耐振性を保持しつつ、機器本体と
これを取付けるブラケットの間の導通状態を維持するこ
とにある。 【構成】 機器本体1とこれを取付けるブラケット2の
間に弾性体3を介在させてこの弾性体3により機器本体
1を弾性支持すると共に、導電性のばね座金7を嵌挿し
た導電性の固着具5を上記ブラケット2の長孔2bより
機器本体1に螺挿することにより、機器本体1とブラケ
ット2の間を電気的に導通させるようにしたもので、弾
性体3の緩衝作用で機器本体1が移動してもばね座金7
が伸縮して機器本体1とブラケット2の間の導通状態が
維持できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコンピュータの外部記
憶装置等に利用される電子機器のシールド装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の電子機器としては、フロッ
ピーディスク装置やハードディスク装置などが知られて
おり、これらの電子機器は次のようにしてシールドが図
られている。
【0003】すなわち、図4はアルミニウムダイカスト
よりなる機器本体aをビス等の固着具bにより金属製の
ブラケットcに取付けることにより、この金属製のブラ
ケットcを介して機器本体aを接地して機器本体aのシ
ールドを図っている。
【0004】しかし、上記電子機器のように機器本体a
を直接ブラケットcに固着したものでは、外部より振動
や衝撃を受けた場合、機器本体aが誤動作したり、破損
するなどの不具合がある。
【0005】上記不具合を改善するため、図5に示すよ
うに機器本体aとブラケットcの間にゴム等の弾性体d
を介在させて、この弾性体dにより振動や衝撃を吸収す
ることにより耐振性を向上させた電子機器も生産されて
いる。
【0006】この場合機器本体aのグランド部eに一端
が半田付けされた接地線fの他端を固着具gによりブラ
ケットcに固着することにより、機器本体aのシールド
を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし電子機器のよう
に予め機器本体aより接地線fを出しておいて、機器本
体aの取付け後に、この接地線fをブラケットcに固着
する方法では、工程数が多く、しかも手作業を必要とす
るため自動化が図れないと共に、接地線fの取付け方が
悪いと耐振効果が低下するなどの不具合があった。
【0008】この発明は上記不具合を解消するためにな
されたもので、機器本体の接地が容易で、しかも耐振性
が損われることのない電子機器のシールド装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、機器本体とこれを取付けるブラケットの
間に弾性体を介在させてこの弾性体により機器本体を弾
性支持すると共に、導電性のばね座金を嵌挿した導電性
の固着具を上記ブラケットの長孔より機器本体に螺挿す
ることにより、機器本体とブラケットの間を電気的に導
通させたものである。
【0010】
【作用】上記構成により弾性体の緩衝作用で機器本体が
上下左右方向へ移動してもばね座金が伸縮して機器本体
とブラケット間の接触を保つため、機器本体とブラケッ
ト間の導通状態が維持できる。
【0011】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図3に示す
図面を参照して詳述する。
【0012】図1は機器本体をブラケットに取付ける過
程を示す斜視図で、この図で1は機器本体、2はブラケ
ット、3はゴム等の弾性体、4は取付け用の固着具、5
は接地用の固着具を示す。
【0013】上記機器本体1は下部にアルミニウムダイ
カストにより形成された基板1aを有しており、この基
板1aの底面に上記取付け用の固着具4が螺挿される図
示しないねじ孔が、そして後部の側面には上記接地用の
固着具5が螺挿されるねじ孔1bがそれぞれ穿設されて
いる。
【0014】また、上記ブラケット2は金属板より形成
されていて、前後及びほぼ中央に図示しない筐体等へ取
付けるためのねじ孔2aと、後部側に上記接地用の固着
具5を挿入する長孔2bがそれぞれ穿設されていると共
に、内側面には上記弾性体3を介してアングル状の取付
け金具6が接着等の手段で取付けられていて、予め組立
てられたアッセンブル品Aとなっている。
【0015】そして、上記取付け金具6の底辺6aに取
付け用の固着具5を挿入するための取付け孔6bが穿設
されている。
【0016】一方、上記のようにして構成された機器本
体1及びアッセンブル品Aは、取付け金具6の取付け孔
6bに下方より挿入した固着具5を機器本体1の基板1
a底面に穿設したねじ孔に螺挿することにより、機器本
体1をブラケット2に取付けるが、機器本体1の取付け
後、次のようにして機器本体1とブラケット2の間が電
気的に導通されている。
【0017】すなわち、接地用の固着具5は図2に示す
ように一端側に頭部5aが、そして他端側に胴部5bよ
り小径なねじ部5cが形成された段付きねじとなってい
る。
【0018】上記固着具5の首部には金属などの導電体
より形成されたばね座金7が嵌挿されていると共に、固
着具5の先端側はブラケット2の長孔2bへ挿入された
後、先端のねじ部5cが機器本体1の基板1aに形成さ
れたねじ孔1bに螺挿されている。
【0019】またこのとき固着具5を締め付けることに
より、ばね座金7は頭部5aとブラケット2の間で圧縮
され、これによって上記固着具5及びこのばね座金7を
介して機器本体1とブラケット2の間が電気的に導通さ
れるようになっている。
【0020】なお、上記実施例では固着具5の頭部5a
とブラケット2の間にばね座金7を介在させたが、図3
に示すようにブラケット2と機器本体1の間にもばね座
金7を介在させるようにしてもよい。
【0021】次に作用を説明すると、上記のようにして
ブラケット2に取付けられた機器本体1は弾性体3を介
してブラケット2に支持されるため、外部から振動や衝
撃が加わっても、この振動や衝撃を弾性体3が吸収緩和
するため、直接機器本体1へ伝達されることがなく、機
器本体1の耐振性を向上させることができる。
【0022】また弾性体3の緩衝作用でブラケット2に
対して機器本体1が上下方向や、図2または図3に示す
矢印イ−ロ方向へ移動するが、上下方向の移動は固着具
5が挿通されたブラケット2の長孔2bは上下方向に長
くなっているため、機器本体1の上下方向の移動には何
等支障がない。
【0023】一方、矢印イ−ロ方向の移動に対してはば
ね座金7が収縮してこれに対応するが、ばね座金7は予
め圧縮された状態で取付けられているため、上下及び矢
印イ−ロ方向に機器本体1が移動してもブラケット2と
固着具5間の接触は保持されるため、機器本体1とブラ
ケット2間の導通は維持される。
【0024】また、図3に示すようにブラケット2の両
側にばね座金7を介在させておけばより確実に機器本体
1とブラケット2間の導通が維持できる。
【0025】ちなみに上記実施例のように機器本体1の
側面とブラケット2の間に予め隙間を形成した場合、1
00GX,11ms程度の衝撃に対してもブラケット2
の変形が防止できることが実験で確認されている。
【0026】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、機器本
体とこれを取付けるブラケットの間に弾性体を介在させ
て、この弾性体により機器本体を弾性支持すると共に、
機器本体とブラケットの間を、導電性のばね座金を介し
て導電性の固着具で接続したことにより、機器本体1と
ブラケットの間を電気的に導通させたもので、予めばね
座金を嵌挿した固着具を取付けるだけでよいことから、
組立て作業が簡単で、かつ自動化も容易にできる。
【0027】また、弾性体の緩衝作用で機器本体が移動
してもばね座金が伸縮して接触状態を維持するため、導
通状態が損われてノイズの発生原因となるなどの不具合
もないと共に、ブラケットの側方に大きく突出すること
がないため、コンパクトに構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例になる電子機器のシールド
装置を示す分解斜視図
【図2】要部の拡大図
【図3】他の実施例を示す要部の拡大図
【図4】従来の電子機器のシールド装置を示す分解斜視
【図5】従来の電子機器の別のシールド装置を示す分解
斜視図
【符号の説明】
1 機器本体 2 ブラケット 2b 長孔 3 弾性体 5 固着具 7 ばね座金

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 機器本体とこれを取付けるブラケットの
    間に弾性体を介在させてこの弾性体により機器本体を弾
    性支持すると共に、導電性のばね座金を嵌挿した導電性
    の固着具を上記ブラケットの長孔より機器本体に螺挿す
    ることにより、機器本体とブラケットの間を電気的に導
    通してなる電気機器のシールド装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011155166A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Toshiba Corp 電子装置
CN108990259A (zh) * 2018-09-10 2018-12-11 缙云县源都自动化科技有限公司 一种pcb电路板

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58125048A (ja) * 1982-01-21 1983-07-25 Canon Inc レ−ザ−ビ−ムプリンタ−の記録媒体駆動装置

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