JP2000195247A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JP2000195247A
JP2000195247A JP10369295A JP36929598A JP2000195247A JP 2000195247 A JP2000195247 A JP 2000195247A JP 10369295 A JP10369295 A JP 10369295A JP 36929598 A JP36929598 A JP 36929598A JP 2000195247 A JP2000195247 A JP 2000195247A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防振部材の効果を損なうことなく、耐ノイズ
特性を向上できる磁気ディスク装置を得る。 【解決手段】 外部装置に取り付けるための導電性の取
付ホルダ12と、ゴム部14により取付ホルダ12を保
持してフレーム10にねじ16により固着された防振部
材13と、フレーム10と取付ホルダ12とを電気的に
接続するための導電性弾性体1とを備え、導電性弾性体
1はねじ16により防振部材13と共に共締めされてフ
レーム1に固着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は磁気ディスク装置
に係わり、例えば、磁気ディスク装置を他の装置に取り
付ける際の取り付け歪みの影響を防止できると共にグラ
ウンドを好適に行ない得る構造を有する磁気ディスク装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ディスク装置(不図示)にお
いては、パソコン等の他の装置に取り付ける際、磁気デ
ィスク装置のフレームに取付ホルダ(不図示)をねじ等
により取り付け、その取付ホルダを他の装置の取付座に
ねじ等により固定するものであった。ここで、取付ホル
ダを他の装置に取り付ける際、その取り付け歪みがフレ
ームに影響を及ぼし、フレームの平面度などが損なわ
れ、正常な記録又は再生動作ができなくなるなどの問題
点があった。この問題点を解消するため、従来の磁気デ
ィスク装置では、図11に示すようなフローティング構
造が採用されている。図において、10はフレームであ
り、記録媒体(不図示)に情報を記録又は記録された情
報を再生する磁気ヘッド(不図示)、この磁気ヘッドを
搭載してシーク方向に移動するキャリッジ部(不図
示)、記録媒体を回転する媒体駆動モータ(不図示)な
どを取り付け又は収納されている。11は電子回路基板
であり、フレーム10に搭載された磁気ヘッド、キャリ
ッジ部、媒体駆動モータ等の動作を制御する制御部を形
成されている。12は取付ホルダであり、フレーム10
とは別部品で構成され、他の装置の取付座に固定するた
めのねじ孔等を設けられている。13は防振部材であ
り、取付ホルダ12を揺動可能に支持する。14は防振
部材13のゴム部であり、取付ホルダ12を揺動可能に
保持している。15は防振部材13の筒状のカラー部で
あり、一方の端部に鍔部を有して他方の端部をフレーム
10に当接し、その側面にゴム部14を設けられてい
る。16は防振部材13をフレーム10に固定する取付
ねじ部、17はボトムカバーであり、フレーム10下部
を覆うように、取付ホルダ12に第1、第2の係合部1
7a、17bにより引っかけて取り付けられている。1
8はトップカバーであり、フレーム10の上部を覆うよ
うにフレーム10に取り付けられている。19は磁気デ
ィスク装置であり、符号10〜18を付した構成を含
む。
【0003】図12は図11に示すA部拡大断面図であ
る。図に示すように、ゴム部14により取付ホルダ12
が支持され、フレーム10と取付ホルダ12は接触して
いないので、取付ホルダ12を他の装置の取付座に取り
付けた際の歪などがゴム部14に吸収されてフレーム1
0に悪影響を及ぼすおそれがほとんどない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気ディスク装
置19は以上のように構成されているので、フレーム1
0と取付ホルダ12とが接触しておらず、フレーム10
と取付ホルダ12の導通を確保できない。このため、磁
気ディスク装置19とこれを取り付ける他の装置とのグ
ラウンドレベルでの電位差が生じるため、他の装置内部
にある電源ノイズなどのノイズ特性が悪化する傾向にあ
る。また、取付ホルダ12をゴム部14により支持して
いるので、フレーム10と取付ホルダ12との相対位置
精度が悪く、又、磁気ディスク装置全体の長さ、幅など
の規制が難しく、他の装置に取り付ける際の位置決めが
困難である。
【0005】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、防振部材の効果を損なうことな
く、フレームと取付ホルダとの導通を確保でき、耐ノイ
ズ特性を向上できる磁気ディスク装置を得ること。ま
た、フレームと取付ホルダとの相対位置精度を向上さ
せ、他の装置に取り付ける際の位置決めが容易な磁気デ
ィスク装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の磁気ディスク
装置は、外部装置に取り付けるための導電性の取付ホル
ダと、ゴム部により前記取付ホルダを保持してねじによ
り導電性のフレームに固着された防振部材とを備えた磁
気ディスク装置において、前記フレームと前記取付ホル
ダとを電気的に接続するための導電性弾性体を設けら
れ、前記防振部材は一方の端部に鍔部を有する筒状のカ
ラー部を有し、このカラー部の側面周囲に前記ゴム部を
配置され、前記導電性弾性体は前記ねじにより前記防振
部材と共に共締めされて前記フレームに固着されている
ものである。
【0007】この発明の磁気ディスク装置は、導電性弾
性体は一端をフレームに当接し、他端を取付ホルダに当
接しているものである。
【0008】この発明の磁気ディスク装置は、防振部材
と導電性弾性体とを共締めするねじは導電性を有し、導
電性弾性体は一端をフレームに当接し、他端を前記ねじ
のねじ頭の裏側に当接しているものである。
【0009】この発明の磁気ディスク装置は、防振部材
のカラー部は導電性を有して他方の端部をフレームに当
接し、導電性弾性体は一端をフレームに当接し、他端を
前記防振部材の一方の端部に設けられた鍔部に当接して
いるものである。
【0010】この発明の磁気ディスク装置は、フレーム
は側面に下方向に開口した位置決め用切り欠き部を設け
られ、取付ホルダは前記切り欠き部の内壁に当接する位
置決め突部をけられているものである。
【0011】この発明の磁気ディスク装置は、外部装置
に取り付けるための導電性の取付ホルダと、ゴム部によ
り前記取付ホルダを保持してねじにより導電性のフレー
ムに固着された防振部材と、前記フレームの下面ほぼ全
体を覆うように配置された導電性のボトムカバーとを備
えた磁気ディスク装置において、前記ボトムカバーは前
記取付ホルダに係合する第1の係合部と前記フレームに
係合する第2の係合部とを設けられ、前記第2の係合部
は前記フレーム側に付勢されているものである。
【0012】この発明の磁気ディスク装置は、ボトムカ
バーの第2の係合部はフレームの側面に沿って延設され
て前記フレームの外側面に当接するものである。
【0013】この発明の磁気ディスク装置は、装置の動
作を制御する制御部を形成する制御基板と、外部装置に
取り付けるための導電性の取付ホルダと、ゴム部により
前記取付ホルダを保持してねじにより導電性のフレーム
に固着された防振部材と、前記フレームの下面ほぼ全体
を覆うように配置された導電性のボトムカバーとを備え
た磁気ディスク装置において、前記制御基板は前記フレ
ームの下面に前記ボトムカバーに対向して配置されると
共に前記フレームにアース接続され、前記ボトムカバー
は前記取付ホルダに係合する係合部と前記制御基板に設
けられたアース端子に当接する当接部とを設けられてい
るものである。
【0014】この発明の磁気ディスク装置は、ボトムカ
バーは取付ホルダの位置を規制する位置決め部を設けら
れているものである。
【0015】この発明の磁気ディスク装置は、外部装置
に取り付けるための導電性の取付ホルダと、ゴム部によ
り前記取付ホルダを保持してねじにより導電性のフレー
ムに固着された防振部材と、前記フレームの上面ほぼ全
体を覆うように配置された導電性のトップカバーとを備
えた磁気ディスク装置において、前記トップカバーは前
記フレームの側面に沿って延設されて前記フレームと前
記取付ホルダとに当接する当接片部を設けられているも
のである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の磁気デ
ィスク装置の一実施の形態を説明する。図1は実施の形
態1による磁気ディスク装置を示す説明図、図2は図1
に示すB部拡大断面図、図3は図1に示すCから見た矢
視図である。図において、図11又は図12と同一符号
は同一又は相当部分を示し説明を省略する。1は導電性
弾性体であり、一端を取付ホルダ12に当接し、他端を
取付ねじ部16のねじ頭の裏側に当接し、取付ねじ部1
6により、防振部材13と共にフレーム10に固定され
ている。この実施の形態1ではステンレススチール製の
板ばねを用いている。また、取付ねじ部16は導電性の
材料により形成されている。また、10aはフレーム1
0の側面にその下方に開口して設けられた位置決め用切
り欠き部、12aは取付ホルダ12に設けられた位置決
め用突部であり、位置決め用切り欠き部10aの内壁に
当接し、装置の長さ方向に対するフレーム10と取付ホ
ルダ12との相対位置を規制する。なお、位置決め用切
り欠き部10aは位置決め用突部12aよりも幅広に形
成され、取付ホルダ12をガタ寄せすることにより位置
決めしている。また、位置決め用切り欠き部10aの切
り欠き底部に位置決め用突部12aの先端が当接しない
ように設けられており、取付ホルダ12の微小な上下動
がフレーム10に大きな悪影響を与えないようにしてい
る。19aは磁気ディスク装置であり、符号1を付した
構成及び符号10〜18を付した構成を含む。
【0017】また、図4は導電性弾性体1の他の取付構
造を示す説明図であり、図に示すように、一端を取付ホ
ルダ12に当接し、他端をフレーム10に直接当接する
ようにしている。このように導電性弾性体1を取り付け
ることにより、取付ねじ部16を導電性のものとしなく
ても良い。
【0018】また、図2に示す導電性弾性体1の取付構
造においても、カラー部15を導電性の材料から形成
し、導電性弾性体1をカラー部15の鍔部に当接させる
ことにより、取付ねじ部16を導電性のものとしなくて
も済む。
【0019】この実施の形態1による磁気ディスク装置
19aによれば、フレーム10と取付ホルダ12とを電
気的に接続するための導電性弾性体1が、一方の端部を
取付ホルダ12に当接し、他端を導電性の取付ねじ部1
6のねじ頭の裏側に当接し、防振部材13と共に取付ね
じ部16により共締めされてフレーム10に固着されて
いるので、容易な構造でフレーム10と取付ホルダ12
との導通を確保でき、防振部材13による防振効果を確
保できると共に耐ノイズ特性を向上できる磁気ディスク
装置を得ることができる。
【0020】また、フレーム10の側面に下方に開口し
た位置決め用切り欠き部10aを設け、取付ホルダ12
に位置決め用切り欠き部10aの内壁に当接する位置決
め用突部12aを設けて、取付ホルダ12をガタ寄せし
てフレーム10に取り付けるので、磁気ディスク装置1
9aの全体の長さを規制できる。
【0021】実施の形態2.この発明の磁気ディスク装
置の他の実施の形態を説明する。図5はフレームと取付
ホルダの導通構造の他の態様を示す説明図、図6は図5
に示すボトムカバーの詳細説明図である。図において、
図1〜図4と同一符号は同一又は相当部分を示し説明を
省略する。17aは導電性のボトムカバー17に設けら
れた第1の係合部であり、一方の取付ホルダ12に係合
する。17bはボトムカバー17に設けられた第2の係
合部であり、他方の取付ホルダ12とフレーム10に係
合する。第1、第2の係合部17a、17bはボトムカ
バー17の側面端部を折り曲げることにより形成され、
第2の係合部17bは弾性を有するように構成されてい
る。すなわち、ボトムカバー17の取り付け時に第2の
係合部17bがフレーム10側に付勢されるように、所
定の角度θを設けて折り曲げられている。
【0022】図5に示すように、第2の係合部17bは
その取り付け時に方向D側に付勢されるようになり、取
付ホルダ12とフレーム10とに当接している。これに
より、フレーム10と取付ホルダ12との導通を確保で
き、防振部材13による防振効果を確保できると共に耐
ノイズ特性を向上できる磁気ディスク装置を得ることが
できる。
【0023】なお、第1、第2の係合部17a、17b
を図7に示すように、フレーム10の側面に沿って延設
し、フレーム10の側面に当接するようにしても良い。
第1、第2の係合部17a、17bを図7に示すような
構造とする場合、第1、第2の係合部17a、17bを
ボトムカバー17の内側に若干曲げることにより、ボト
ムカバー17を装置に組み込んだ際、第1、第2の係合
部17a、17bがその弾性によりフレーム10の側面
に付勢されるようにすることができる。この場合も図5
に示すボトムカバー17と同様にフレーム10と取付ホ
ルダ12との導通を確保できる。
【0024】実施の形態3.この発明の磁気ディスク装
置の他の態様を説明する。図8はフレームと取付ホルダ
の導通構造の他の態様を示す説明図である。図におい
て、図1〜図7と同一付号は同一又は相当部分を示し説
明を省略する。
【0025】11aは電子回路基板11に設けられたア
ース端子であり、ジャンパー線11bによりフレーム1
0に電気的に接続されている。17cはボトムカバー1
7に設けられた端子当接部であり、ボトムカバー17の
平面部からプレス加工により電子回路基板11側に切り
起こされて設けられ、アース端子11aに当接してい
る。これにより、フレーム10と取付ホルダ12は電子
回路基板11、ボトムカバー17を介して電気的に導通
しており、図5に示すものと同様に、防振部材13によ
る防振効果を確保できると共に耐ノイズ特性を向上させ
ることができる。
【0026】なお、この実施の形態3では、ジャンパー
線11bにより電子回路基板11とフレーム10とを電
気的に導通したが、アース端子11aに孔部を設け、フ
レーム10に雌ねじ部を設けて、導電性のねじによりフ
レーム10と電子回路基板11の導通を行っても良い。
具体的には、導電性のねじのねじ頭の裏側がアース端子
11aに当接するようにねじ締めすれば良い。この場
合、電子回路基板11をフレーム10に取り付けるため
のねじの省略が可能である。
【0027】実施の形態4.この発明の磁気ディスク装
置の他の実施の形態を説明する。図9はフレームと取付
ホルダとの導通構造の他の態様を示す説明図である。図
において、図1〜図8と同一符号は同一又は相当部分を
示し説明を省略する。18aはトップカバー18に設け
られた当接片部であり、トップカバー18の側面からフ
レーム10の側面に沿って延設されており、かつその突
起部18a1、18a2がフレーム10と取付ホルダ1
2とに当接している。この当接片部18aによりフレー
ム10と取付ホルダ12との導通を確保でき、防振部材
13による防振効果を確保できると共に耐ノイス特性を
向上させることができる。
【0028】実施の形態5.この発明の磁気ディスク装
置の他の実施の形態を説明する。図10は取付ホルダの
位置決め構造を示す説明図である。図において、図1〜
図9と同一符号は同一又は相当部分を示し説明を省略す
る。17dはボトムカバー17に設けられた窪み部であ
り、ボトムカバー17の平面部に両側面から所定の距離
に窪みの端部が位置するように設けられている。取付ホ
ルダ12の取り付け時は、取付ねじ部16により取付ホ
ルダ12を仮止めした後、ボトムカバー17を取付ホル
ダ12に取り付け、その後、取付ホルダ12の底面部側
面を窪み部17dの壁面に当接させる。これにより、装
置の幅方向に対して取付ホルダ12の位置決めがなされ
るので、この後、取付ねじ部16を本締めして取付ホル
ダ12をフレーム10に固定する。これにより、装置全
体の幅を容易に規制することができる。なお、図1〜図
9に示すフレーム10と取付ホルダ12との導通構造
を、この実施の形態5に合わせて使用することにより、
耐ノイズ特性を向上させることができる。
【0029】
【発明の効果】この発明の磁気ディスク装置によれば、
外部装置に取り付けるための導電性の取付ホルダと、ゴ
ム部により取付ホルダを保持して導電性のフレームにね
じにより固着された防振部材と、フレームと取付ホルダ
とを電気的に接続するための導電性弾性体とを備え、防
振部材は一方の端部に鍔部を有する筒状のカラー部とこ
のカラー部の側面周囲に配置されたゴム部とを設けら
れ、導電性弾性体はねじにより防振部材と共に共締めさ
れてフレームに固着されているので、容易な構造でフレ
ームと取付ホルダとの導通を確保でき、防振部材の防振
効果を損なうことなく、耐ノイズ特性を向上させること
ができる。
【0030】この発明の磁気ディスク装置によれば、外
部装置に取り付けるための導電性の取付ホルダと、ゴム
部により取付ホルダを保持して導電性のフレームにねじ
により固着された防振部材と、フレームの下面ほぼ全体
を覆うように配置された導電性のボトムカバーとを備
え、ボトムカバーは取付ホルダに係合する第1の係合部
とフレームに係合する第2の係合部とを設けられ、第2
の係合部はフレーム側に付勢されているので、ボトムカ
バーを介してフレームと取付ホルダとの導通を確保で
き、防振部材の防振効果を損なうことなく、耐ノイズ特
性を向上させることができる。
【0031】この発明の磁気ディスク装置によれば、デ
ィスク状の記録媒体に情報を記録又は記録された情報を
再生する磁気ヘッドの動作を制御する制御部を形成する
制御基板と、外部装置に取り付けるための導電性の取付
ホルダと、ゴム部により取付ホルダを保持して導電性の
フレームにねじにより固着された防振部材と、フレーム
の下面ほぼ全体を覆うように配置された導電性のボトム
カバーとを備え、制御基板はフレームの下面にボトムカ
バーに対向して配置されると共にフレームにアース接続
され、ボトムカバーは取付ホルダに係合する係合部と制
御基板に設けられたアース端子に当接する当接部とを設
けられているので、制御基板とフレームとがボトムカバ
ーを介して取付ホルダと導通しており、防振部材の防振
効果を損なうことなく、耐ノイズ特性を向上させること
ができる。
【0032】この発明の磁気ディスク装置によれば、外
部装置に取り付けるための導電性の取付ホルダと、ゴム
部により取付ホルダを保持して導電性のフレームにねじ
により固着された防振部材と、フレームの上面ほぼ全体
を覆うように配置された導電性のトップカバーとを備
え、トップカバーはフレームの側面に沿って延設されて
フレームと取付ホルダとに当接する当接片部を設けられ
ているので、トップカバーを介してフレームと取付ホル
ダの導通を確保でき、防振部材の防振効果を損なうこと
なく、耐ノイズ特性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の磁気ディスク装置の一実施の形態
を示す説明図である。
【図2】 図1に示すB部拡大断面図である。
【図3】 図1に示すCから見た矢視図である。
【図4】 この発明の導通構造の他の態様を示す説明図
である。
【図5】 この発明の導通構造の他の態様を示す説明図
である。
【図6】 図5に示すボトムカバーの詳細説明図であ
る。
【図7】 この発明の導通構造の他の態様を示す説明図
である。
【図8】 この発明の導通構造の他の態様を示す説明図
である。
【図9】 この発明の導通構造の他の態様を示す説明図
である。
【図10】 この発明の位置決め構造を示す説明図であ
る。
【図11】 従来の磁気ディスク装置を示す説明図であ
る。
【図12】 図11に示すA部拡大断面図である。
【符号の説明】 1 導電性弾性体、 10 フレーム、 10a 位置
決め用切り欠き部、11 電子回路基板、 11a ア
ース端子、 11b ジャンパー線、 12取付ホル
ダ、 12a 位置決め用突部、 13 防振部材、
14 ゴム部、 15 カラー部、 16 取付ねじ
部、 17 ボトムカバー、 17a第1の係合部、
17b 第2の係合部、 17c 端子当接部、 17
d 窪み部、 18 トップカバー、 18a 当接片
部、 18a1、18a2 突起部、 19、19a
磁気ディスク装置。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置に取り付けるための導電性の取
    付ホルダと、ゴム部により前記取付ホルダを保持してね
    じにより導電性のフレームに固着された防振部材とを備
    えた磁気ディスク装置において、前記フレームと前記取
    付ホルダとを電気的に接続するための導電性弾性体を設
    けられ、前記防振部材は一方の端部に鍔部を有する筒状
    のカラー部を有し、このカラー部の側面周囲に前記ゴム
    部を配置され、前記導電性弾性体は前記ねじにより前記
    防振部材と共に共締めされて前記フレームに固着されて
    いることを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 導電性弾性体は一端をフレームに当接
    し、他端を取付ホルダに当接していることを特徴とする
    請求項1に記載の磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 防振部材と導電性弾性体とを共締めする
    ねじは導電性を有し、導電性弾性体は一端をフレームに
    当接し、他端を前記ねじのねじ頭の裏側に当接している
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 防振部材のカラー部は導電性を有して他
    方の端部をフレームに当接し、導電性弾性体は一端をフ
    レームに当接し、他端を前記防振部材の一方の端部に設
    けられた鍔部に当接していることを特徴とする請求項1
    に記載の磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 フレームは側面に下方向に開口した位置
    決め用切り欠き部を設けられ、取付ホルダは前記位置決
    め用切り欠き部の内壁に当接する位置決め突部をけられ
    ていることを特徴とする請求構項2乃至4に記載の磁気
    ディスク装置。
  6. 【請求項6】 外部装置に取り付けるための導電性の取
    付ホルダと、ゴム部により前記取付ホルダを保持してね
    じにより導電性のフレームに固着された防振部材と、前
    記フレームの下面ほぼ全体を覆うように配置された導電
    性のボトムカバーとを備えた磁気ディスク装置におい
    て、前記ボトムカバーは前記取付ホルダに係合する第1
    の係合部と前記フレームに係合する第2の係合部とを設
    けられ、前記第2の係合部は前記フレーム側に付勢され
    ていることを特徴とする磁気ディスク装置。
  7. 【請求項7】 ボトムカバーの第2の係合部はフレーム
    の側面に沿って延設されて前記フレームの外側面に当接
    することを特徴とする請求項6に記載の磁気ディスク装
    置。
  8. 【請求項8】 装置の動作を制御する制御部を形成する
    制御基板と、外部装置に取り付けるための導電性の取付
    ホルダと、ゴム部により前記取付ホルダを保持してねじ
    により導電性のフレームに固着された防振部材と、前記
    フレームの下面ほぼ全体を覆うように配置された導電性
    のボトムカバーとを備えた磁気ディスク装置において、
    前記制御基板は前記フレームの下面に前記ボトムカバー
    に対向して配置されると共に前記フレームにアース接続
    され、前記ボトムカバーは前記取付ホルダに係合する係
    合部と前記制御基板に設けられたアース端子に当接する
    当接部とを設けられていることを特徴とする磁気ディス
    ク装置。
  9. 【請求項9】 ボトムカバーは取付ホルダの位置を規制
    する位置決め部を設けられていることを特徴とする請求
    項6乃至8に記載の磁気ディスク装置。
  10. 【請求項10】 外部装置に取り付けるための導電性の
    取付ホルダと、ゴム部により前記取付ホルダを保持して
    ねじにより導電性のフレームに固着された防振部材と、
    前記フレームの上面ほぼ全体を覆うように配置された導
    電性のトップカバーとを備えた磁気ディスク装置におい
    て、前記トップカバーは前記フレームの側面に沿って延
    設されて前記フレームと前記取付ホルダとに当接する当
    接片部を設けられていることを特徴とする磁気ディスク
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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