JP3510163B2 - 回転ヘッド装置 - Google Patents

回転ヘッド装置

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JP3510163B2
JP3510163B2 JP28282399A JP28282399A JP3510163B2 JP 3510163 B2 JP3510163 B2 JP 3510163B2 JP 28282399 A JP28282399 A JP 28282399A JP 28282399 A JP28282399 A JP 28282399A JP 3510163 B2 JP3510163 B2 JP 3510163B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、VTR(ビデオテ
ープレコーダ)やDAT(デジタルオーディオテープレ
コーダ)などのような磁気記録再生装置に使用する回転
ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】VTR等の磁気記録再生装置において
は、図2に示すように、ドラムベースにドラムを回転不
能に固定して構成した下ドラム1と、この下ドラム1の
ドラムベースに軸受2を介して回転可能に支持された回
転軸3に支持され、磁気テープとの信号の授受を行う磁
気ヘッド4が取り付けられて前記回転軸3と一体的に回
転する上ドラム5を備えた回転ヘッド装置が用いられて
いる。そして、この回転ヘッド装置は、上ドラム5を回
転させる手段として、モータ回転側部およびモータ固定
側部からなるモータユニットを備える。
【0003】このモータユニットのモータ回転側部は、
回転軸3に固着された固着部材6に多極着磁された永久
磁石7と一体になったケース8を取り付けることにより
構成し、モータ固定側部は、前記永久磁石7に対向する
ように駆動用コイル9を設置した配線基板10を前記下
ドラム1の底面に固定することにより構成する。このモ
ータユニットは、モータ固定側部の駆動用コイル9に駆
動電流を供給することにより、モータ回転側部を回転さ
せて、回転軸3および上ドラム5を一体的に回転させ
る。
【0004】一般に、このような構成のモータユニット
において、下ドラム1側に取り付けられるモータ固定側
部の位置決めは、回転ヘッド装置をVTRのシャーシに
装着する際の高さおよび傾き合わせの基準となる高精度
な平面度を呈し、且つその傾き合わせを高精度にするた
めに、この下ドラム1の底面の外周部に近い位置に形成
した基準面1aに止めねじ11によりねじ止めして固定
することにより行われる。
【0005】ここで、基準面1aから同一面で連なる平
坦な一平面で構成される底面を有する下ドラム1に該下
ドラム1への取り付け面が一平面で構成される平板の配
線基板10を取り付けた場合、この配線基板10は、ね
じ止めされた基準面部は確実に下ドラム1に当接する
が、それよりも内周側の領域では当接する力が弱く、例
えば初期的に配線基板10に僅かでも反りが生じている
と、下ドラム1と配線基板10の内周部の間に隙間が生
じて当接による確実な支持が行えないことになる。そう
なると、回転駆動のためにモータ回転側部とモータ固定
側部間で発生する磁気的な吸引力の変化に伴って、配線
基板10と下ドラム1の間の該下ドラム1の基準面1a
よりも内周側領域に振動が発生し、この振動が異常音の
発生あるいはジッタの劣化といった種々の問題を引き起
こすこととなる。
【0006】この振動の発生を防止するためには、下ド
ラム1の基準面1aよりも内周側の領域においても配線
基板10と下ドラム1を確実に当接させて支持すること
が必要になる。そこで、従来は、下ドラム1の底面に基
準面1aおよびその内周側領域に前記基準面1aより下
方に突出した段差部1bを設け、基準面1aの部分にて
配線基板10をねじ止め固定することにより該配線基板
10を段差部1b、つまり下ドラム1の基準面1aより
内周側領域においても確実に当接するようにする手法を
用いている。
【0007】このような回転ヘッド装置は、特開平9−
198629号公報に開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、下ドラム
1の底面に基準面1aおよびその内周側領域に基準面1
aより下方に突出した段差部1bを設け、基準面1aの
部分にて配線基板10をねじ止め固定する構成は、ねじ
止め固定位置において下ドラム1と配線基板10の間に
前記段差分の隙間が生じているために、ねじ止め固定の
ために止めねじ11を締め付けると下ドラム1と配線基
板10が互いに引っ張られて、大きな変形が生じること
となる。下ドラム1には磁気テープの走行を正確に行う
ためのガイドとなるリード1cが形成されており、従っ
て、この下ドラム1の大きな変形はこのリード1cの大
きな変形につながり、磁気記録再生時の磁気テープの安
定走行およびエンベロープ波形に支障をきたすことにな
る。
【0009】本発明の目的は、下ドラムの基準面より内
周側領域における隙間による振動を抑制することにより
異常音の発生あるいはジッタの劣化を防ぎ、且つ下ドラ
ム(リード)の変形を抑制することにより磁気記録再生
時の安定したテープ走行および良好なエンベロープ波形
を得ることができるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気テープと
の信号の授受を行う磁気ヘッドを備えて回転軸と一体的
に回転可能な上ドラムと、この上ドラムと同軸に配置さ
れて前記磁気テープの走行のガイドを行うリードが形成
されている回転不能な下ドラムと、この下ドラムの底面
に形成された基準面に固定される配線基板と、この配線
基板に設置されたモータ固定側部と、このモータ固定側
部に対向して配置され、前記上ドラムおよび回転軸と一
体的に回転するモータ回転側部を備えた回転ヘッド装置
において、前記下ドラムの底面に形成された基準面より
内周側領域において該下ドラムの底面と前記配線基板の
間に形成された空間と、この空間に配置された挟着前の
厚みがその空間よりも僅かに厚く且つ弾性に富んで前記
下ドラムと配線基板に挟着されて圧縮される弾性部材と
を設けたことを特徴とする。
【0011】そして、前記弾性部材は、下ドラムの底面
と配線基板との間の前記空間の任意の位置に配置する。
【0012】また、前記弾性部材は、複数個に分割して
形成し、前記下ドラムの中心と前記配線基板のねじ止め
固定位置を結ぶ直線上に配置する。
【0013】また、前記弾性部材は、前記下ドラムに対
する配線基板のねじ止め固定部からこの弾性部材の端ま
での距離が5mm以下となるように設置する。
【0014】また、前記空間は、下ドラムの底面の基準
面よりも内周側領域において前記基準面に対して段差を
形成するように該底面に形成した凹部面と前記下ドラム
に接触する側の面が一平面のみの平板の前記配線基板の
間に形成する。
【0015】また、下ドラムの底面は、その基準面とそ
の内周側領域を前記基準面に連なる一平面に形成し、前
記空間は、前記配線基板の前記基準面よりも内周側領域
を該基準面に対して段差を形成するように該配線基板に
形成した凹部面により形成する。
【0016】また、前記弾性部材は、前記配線基板を下
ドラムにねじ止め固定するときに該下ドラムの中心と重
なる仮想点からねじ止め固定位置を結ぶ直線上に位置す
るように該配線基板に取り付ける。
【0017】また、前記弾性部材は、前記配線基板を下
ドラムにねじ止め固定するときに該下ドラムの中心と重
なる仮想点からねじ止め固定位置を結ぶ直線上に位置す
るように該下ドラムに取り付ける。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態について説明する。
【0019】図1は、この実施の形態における回転ヘッ
ド装置の縦断側面図である。この実施の形態における回
転ヘッド装置も、前述した従来の回転ヘッド装置と同様
に、ドラムベースにドラムを回転不能に固定して構成し
た下ドラム1と、この下ドラム1のドラムベースに軸受
2を介して回転可能に支持された回転軸3に支持され、
磁気テープとの信号の授受を行う磁気ヘッド4が取り付
けられて前記回転軸3と一体的に回転する上ドラム5を
備えた回転ヘッド装置が用いられている。そして、この
回転ヘッド装置は、上ドラム5を回転させる手段とし
て、モータ回転側部およびモータ固定側部からなるモー
タユニットを備える。
【0020】このモータユニットのモータ回転側部は、
回転軸3に固着された固着部材6に多極着磁された永久
磁石7と一体になったケース8を取り付けることにより
構成し、モータ固定側部は、前記永久磁石7に対向する
ように駆動用コイル9を設置した配線基板10を前記下
ドラム1の底面に固定することにより構成する。このモ
ータユニットは、モータ固定側部の駆動用コイル9に駆
動電流を供給することにより、モータ回転側部を回転さ
せて、回転軸3および上ドラム5を一体的に回転させ
る。
【0021】このモータユニットにおいても、下ドラム
1側に取り付けられるモータ固定側部の位置決めは、回
転ヘッド装置をVTRのシャーシに装着する際の高さお
よび傾き合わせの基準となる高精度な平面度を呈し、且
つその傾き合わせを高精度にするために、この下ドラム
1の底面の外周部に近い位置に形成した基準面1aに止
めねじ11によりねじ止めして固定することにより行
う。
【0022】そして、このモータ回転側部およびモータ
固定側部からなるモータユニットにおける駆動用コイル
9に駆動電流を供給することにより、モータ回転側部が
回転し、その回転軸3と一体となった上ドラム5が回転
する。
【0023】この回転ヘッド装置において、振動の防止
および下ドラム1の変形防止が重要であることは前述し
た通りである。
【0024】図3を参照して、振動防止および下ドラム
1の変形防止の目的を達成するための実施の形態につい
て説明する。図3は、この実施の形態における配線基板
取付け部を示す縦断側面図である。
【0025】下ドラム1は、その底面に、基準面1aと
その内周側領域に段差Dを生じさせる凹部面1dを備え
る。配線基板10は、前記基準面1aに当接する側の面
が平坦な一平面を呈する平板である。この配線基板10
には、この配線基板10を下ドラム1に止めねじ11に
よりねじ止め固定することにより、この配線基板10と
前記下ドラム1の底面に設けた凹部面1dの間に圧縮状
態で挟着されることとなるように、弾性に富み、且つね
じ止め固定による挟着前の厚みが段差Dより僅かに厚い
厚みHの弾性部材12を配線基板10に予め粘着剤によ
り固着するように取り付けておく。
【0026】ねじ止め固定直前の下ドラム1と配線基板
10と弾性部材12の状態は、図3(a)のようにな
る。つまり、配線基板10の内周側領域は、この配線基
板10が基準面1aと接触する前に該基準面1aの内周
側の凹部面1dに弾性部材12を介して確実に当接する
ことになる。そして、ねじ止め固定を行うことにより、
剛性に富んだ下ドラム1および配線基板10に押圧され
る弾性に富んだ弾性部材12が先に圧縮されて変形して
その厚みが段差Dと略等しくなり、ねじ止め固定を行う
直前に生じていた基準面1aと配線基板10の隙間(H
−D)は略0になり、基準面1aと配線基板10の当接
も実現する。従って、配線基板10は、外周側領域では
下ドラム1の底面の基準面1aに直接当接し、その内周
側の領域においては凹部面1dに対して弾性部材12を
圧縮状態に介在させてその弾力(反発力)により押圧し
て支えられることになるので、振動防止および下ドラム
1の変形を軽減することができる。
【0027】このように振動防止および下ドラム1の変
形を軽減する作用を得るためには、下ドラム1と配線基
板10は、その間に弾性部材12を挟着して圧縮したと
きの反発力による下ドラム1と配線基板10の変形量が
実用上の許容値以下となるような剛性を持ち、弾性部材
12は、下ドラム1と配線基板10の間に挟着して圧縮
されたときに配線基板10に振動を抑制する支持力(反
発力)を与える弾性を持つ構成とすることが必要であ
る。このような構成は、例えば、アルミニウム素材を加
工した下ドラム1と、鋼板を加工した配線基板10と、
ゴムや布を加工した弾性部材12によって経済的に実現
することができる。
【0028】なお、図4は、この実施の形態における振
動防止の効果を確認するために測定した測定結果を示し
ている。(a)は、この実施の形態における装置のジッ
タスペクトラム波形であり、(b)は、この実施の形態
から弾性部材12を除去した装置のジッタスペクトラム
波形である。
【0029】弾性部材12を除去した装置は、1440
Hz付近のジッタレベルが高くなるのに対して、弾性部
材12を介在させたこの実施の形態における装置は、1
440Hz付近のジッタレベルが低減していることがわ
かる。
【0030】下ドラム1と配線基板10の形状およびね
じ止め固定以前の弾性部材12の固着位置は、図5に示
すように、様々な形態で実施することができる。図5
(a)は、前述した実施の形態であって、下ドラム1の
底面に基準面1aに対して段差を形成する凹部面1dを
形成し、配線基板10は平坦な一平面の平板で予め弾性
部材12を固着した実施の形態である。これに対して、
(b)は、下ドラム1の底面に基準面1aに対して段差
を形成する凹部面1dを形成し、配線基板10は平坦な
一平面の平板とし、弾性部材12を下ドラム1の凹部面
1dに予め固着する変形例である。そして、(c)は、
下ドラム1の底面は基準面1aに連なる平坦な一平面と
し、配線基板10の前述した実施の形態における凹部面
1dに相当する領域に対応する内周側領域に空間を形成
するための段差を形成する凹部面10aを形成し、弾性
部材12を配線基板10の前記凹部面10aに予め固着
する変形例である。また、(d)は、下ドラム2の底面
は基準面12に連なる平坦な一平面とし、配線基板10
の前述した実施の形態における凹部面1dに相当する領
域に対応する内周側領域に空間を形成するための段差を
形成する凹部面10aを形成し、弾性部材12を下ドラ
ム1における配線基板10の前記凹部面10aに対向す
る領域に予め固着する変形例である。
【0031】配線基板10を下ドラム1にねじ止め固定
するときに、この下ドラム1の変形量を軽減するために
は、ねじ止め固定部にかかるモーメントを小さくするこ
とが必要である。図6は、このねじ止め固定部の縦断側
面図である。
【0032】ねじ止め固定のときに、下ドラム1にかか
る力をPとし、ねじ止め固定位置から弾性部材12の端
までの距離をLとすると、下ドラム1にかかるモーメン
トの支点は弾性部材12の端であるから、そのモーメン
トの大きさはP×Lとなる。下ドラム1の変形量を少な
くするためには、このモーメントを小さくすれば良く、
Pを一定と考えると、Lを小さくすれば良いことにな
る。
【0033】図7は、Lと下ドラム1の変形量の関係を
実測したデータである。下ドラム1の変形量は、1μm
以内であれば実用上の問題はなく、従って、図7を参照
すると、Lは5mm以内であることが望ましい。
【0034】また、振動防止のためには、弾性部材12
はできる限り下ドラム1の内周側に位置していることが
望ましいので、Lを小さくしてモーメントを小さくし且
つ弾性部材12をできる限り下ドラム1の内周側に位置
させるためには、図8に示すように、弾性部材12を複
数個に分割して形成し、下ドラム1の中心と配線基板1
0のねじ止め固定位置を結んだ直線上に前記各弾性部材
12を配置することが望ましい。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、下ドラムの基準面より
内周側領域における隙間による振動を抑制することによ
り異常音の発生あるいはジッタの劣化を防ぎ、且つ下ド
ラム(リード)の変形を抑制することにより磁気記録再
生時の安定した磁気テープの走行および良好なエンベロ
ープ波形を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す回転ヘッド装置の
縦断側面図である。
【図2】従来の回転ヘッド装置の縦断側面図である。
【図3】(a)は、この実施の形態におけるねじ止め固
定直前の配線基板取付け部を示す縦断側面図、(b)
は、この実施の形態におけるねじ止め固定後の配線基板
取付け部を示す縦断側面図である。
【図4】この実施の形態におけるジッタスペクトラムの
グラフである。
【図5】本発明の回転ヘッド装置における配線基板取付
け部の各種の形態を示す縦断側面図である。
【図6】この実施の形態におけるねじ止め固定部を示す
縦断側面図である。
【図7】この実施の形態におけるねじ止め固定部から弾
性部材までの距離と下ドラムの変形量の関係を示すグラ
フである。
【図8】この一実施の形態におけるねじ止め固定位置と
弾性部材の位置関係を底面から見た図である。
【符号の説明】
1…下ドラム、1a…基準面、1c…リード、1d…凹
面部、10…配線基板、11…止めねじ、12…弾性部
材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平山 国明 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式 会社 日立製作所 デジタルメディア製 品事業部内 (56)参考文献 特開 平3−296909(JP,A) 特開 平8−153316(JP,A) 特開 平10−83527(JP,A) 特開 平9−198629(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/52 - 5/53

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープとの信号の授受を行う磁気ヘッ
    ドを備えて回転軸と一体的に回転可能な上ドラムと、こ
    の上ドラムと同軸に配置されて前記磁気テープの走行の
    ガイドを行うリードが形成されている回転不能な下ドラ
    ムと、この下ドラムの底面に形成された基準面に固定さ
    れる配線基板と、この配線基板に設置されたモータ固定
    側部と、このモータ固定側部に対向して配置され、前記
    上ドラムおよび回転軸と一体的に回転するモータ回転側
    部を備えた回転ヘッド装置において、 前記下ドラムの底面に形成された基準面より内周側領域
    において該下ドラムの底面と前記配線基板の間に形成さ
    れた空間と、この空間に配置された挟着前の厚みがその
    空間よりも僅かに厚く且つ弾性に富んで前記下ドラムと
    配線基板に挟着されて圧縮される弾性部材とを設けたこ
    とを特徴とする回転ヘッド装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記弾性部材は、下ド
    ラムの底面と配線基板との間の前記空間の任意の位置に
    配置したことを特徴とする回転ヘッド装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記弾性部材は、複数
    個に分割して形成し、前記下ドラムの中心と前記配線基
    板のねじ止め固定位置を結ぶ直線上に配置したことを特
    徴とする回転ヘッド装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3の1項において、前記弾性部
    材は、前記下ドラムに対する配線基板のねじ止め固定部
    からこの弾性部材の端までの距離が5mm以下となるよ
    うに設置したことを特徴とする回転ヘッド装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4の1項において、前記空間
    は、下ドラムの底面の基準面よりも内周側領域において
    前記基準面に対して段差を形成するように該底面に形成
    した凹部面と前記下ドラムに接触する側の面が一平面の
    みの平板の前記配線基板の間に形成したことを特徴とす
    る回転ヘッド装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜4の1項において、下ドラムの
    底面は、その基準面とその内周側領域を前記基準面に連
    なる一平面に形成し、前記空間は、前記配線基板の前記
    基準面よりも内周側領域を該基準面に対して段差を形成
    するように該配線基板に形成した凹部面により形成した
    ことを特徴とする回転ヘッド装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜6の1項において、前記弾性部
    材は、前記配線基板を下ドラムにねじ止め固定するとき
    に該下ドラムの中心と重なる仮想点からねじ止め固定位
    置を結ぶ直線上に位置するように該配線基板に取り付け
    たものであることを特徴とする回転ヘッド装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜6の1項において、前記弾性部
    材は、前記配線基板を下ドラムにねじ止め固定するとき
    に該下ドラムの中心と重なる仮想点からねじ止め固定位
    置を結ぶ直線上に位置するように該下ドラムに取り付け
    たものであることを特徴とする回転ヘッド装置。
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