JP2514704Y2 - 振動工具の配線部品保持装置 - Google Patents
振動工具の配線部品保持装置Info
- Publication number
- JP2514704Y2 JP2514704Y2 JP4492591U JP4492591U JP2514704Y2 JP 2514704 Y2 JP2514704 Y2 JP 2514704Y2 JP 4492591 U JP4492591 U JP 4492591U JP 4492591 U JP4492591 U JP 4492591U JP 2514704 Y2 JP2514704 Y2 JP 2514704Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- handle
- housing
- holding device
- component holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、振動工具の配線部品保
持装置に関するものである。
持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の内部配線部品保持装置では、モー
タに電力を供給するためのステータリードワイヤはハウ
ジングより引き出し、ハンドル内部へ配線される。ハウ
ジングとハンドル間のリードワイヤはビニールチューブ
等で覆われている。
タに電力を供給するためのステータリードワイヤはハウ
ジングより引き出し、ハンドル内部へ配線される。ハウ
ジングとハンドル間のリードワイヤはビニールチューブ
等で覆われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のハンドル部の振
動を軽減するための打撃方向に変位可能に弾性体を設け
た振動工具は、打撃方向に直角に配設された配線部品は
使用中のハンドルの変位と本体から受ける振動によって
屈曲疲労し切損することが多い問題があった。
動を軽減するための打撃方向に変位可能に弾性体を設け
た振動工具は、打撃方向に直角に配設された配線部品は
使用中のハンドルの変位と本体から受ける振動によって
屈曲疲労し切損することが多い問題があった。
【0004】本考案は以上の点に鑑みなされたものであ
り、内部配線部品の切損、破損防止を可能とした振動工
具の配線部品保持装置を提供することを目的とするもの
である。
り、内部配線部品の切損、破損防止を可能とした振動工
具の配線部品保持装置を提供することを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ハウジング
に、ハンドルホルダ内に伸び、かつステータリードワイ
ヤ、雑音防止素子リードワイヤを保持する吸振性ホルダ
体を固着すると共に、ハンドルホルダに、吸振性ホルダ
体を通す吸振性ホルダ体の外径より大きい逃げ穴を設け
ることにより、達成される。
に、ハンドルホルダ内に伸び、かつステータリードワイ
ヤ、雑音防止素子リードワイヤを保持する吸振性ホルダ
体を固着すると共に、ハンドルホルダに、吸振性ホルダ
体を通す吸振性ホルダ体の外径より大きい逃げ穴を設け
ることにより、達成される。
【0006】
【作用】上記手段を設けたので、ステータリードワイ
ヤ、雑音防止素子リードワイヤはハウジングと同一挙動
する吸振性ホルダ体に保持されるようになって、屈曲が
防止されるようになる。
ヤ、雑音防止素子リードワイヤはハウジングと同一挙動
する吸振性ホルダ体に保持されるようになって、屈曲が
防止されるようになる。
【0007】
【実施例】次に本考案を実施例により具体的に説明す
る。
る。
【0008】〔実施例 1〕 図1には本考案の一実施例が示されている。振動工具の
配線部品保持装置は、ハウジング1にハンドルホルダ2
を介して取り付けられたハンドル3内にハウジング1か
ら引き出し配線されたステータリードワイヤ4、雑音防
止素子リードワイヤ5を保持してその切損を防止してい
る。このように構成された配線部品保持装置で、本実施
例ではハウジング1に、ハンドルホルダ2内に伸び、か
つステータリードワイヤ4、雑音防止素子リードワイヤ
5を保持する吸振性ホルダ体6を固着すると共に、ハン
ドルホルダ2に、吸振性ホルダ体6を通す吸振性ホルダ
体6の外径より大きい逃げ穴7を設けた。このようにす
ることにより、ステータリードワイヤ4、雑音防止素子
リードワイヤ5はハウジング1と同一挙動する吸振性ホ
ルダ体6に保持されるようになって、屈曲が防止される
ようになり、内部配線部品の切損、破損防止を可能とし
た振動工具の配線部品保持装置を得ることができる。
配線部品保持装置は、ハウジング1にハンドルホルダ2
を介して取り付けられたハンドル3内にハウジング1か
ら引き出し配線されたステータリードワイヤ4、雑音防
止素子リードワイヤ5を保持してその切損を防止してい
る。このように構成された配線部品保持装置で、本実施
例ではハウジング1に、ハンドルホルダ2内に伸び、か
つステータリードワイヤ4、雑音防止素子リードワイヤ
5を保持する吸振性ホルダ体6を固着すると共に、ハン
ドルホルダ2に、吸振性ホルダ体6を通す吸振性ホルダ
体6の外径より大きい逃げ穴7を設けた。このようにす
ることにより、ステータリードワイヤ4、雑音防止素子
リードワイヤ5はハウジング1と同一挙動する吸振性ホ
ルダ体6に保持されるようになって、屈曲が防止される
ようになり、内部配線部品の切損、破損防止を可能とし
た振動工具の配線部品保持装置を得ることができる。
【0009】すなわちハウジング1は工具に動力を与え
るモータ8を保持しており、ハンドル3は配線部品を収
納し工具を操作する。ステータリードワイヤ4はモータ
8に電力を供給し、ハンドルホルダ2はハンドル3を取
り付けている。防振装置9はハウジング1、ハンドル3
を連結し、弾性体により振動を軽減させる機能を有して
いる。なお、同図において10は雑音防止素子、11は
ハンドル3の押付方向、12はハウジング1に固定され
た防振装置9をハンドルホルダ2に取り付けるねじ、1
3はハンドル3をハンドルホルダ2に取り付けるねじで
ある。このように構成された配線部品保持装置に上述の
ように吸振性ホルダ体6と逃げ穴7を設けたので、次の
ように動作するようになる。
るモータ8を保持しており、ハンドル3は配線部品を収
納し工具を操作する。ステータリードワイヤ4はモータ
8に電力を供給し、ハンドルホルダ2はハンドル3を取
り付けている。防振装置9はハウジング1、ハンドル3
を連結し、弾性体により振動を軽減させる機能を有して
いる。なお、同図において10は雑音防止素子、11は
ハンドル3の押付方向、12はハウジング1に固定され
た防振装置9をハンドルホルダ2に取り付けるねじ、1
3はハンドル3をハンドルホルダ2に取り付けるねじで
ある。このように構成された配線部品保持装置に上述の
ように吸振性ホルダ体6と逃げ穴7を設けたので、次の
ように動作するようになる。
【0010】モータ8からの動力は打撃あるいは回転打
撃により先端工具(図示せず)に伝達される。この打
撃、回転打撃機構により、ハウジング1は図中B方向に
振動し、ハウジング1とハンドル3には相対変位が生じ
る。そのためハウジング1、ハンドル3間に位置するス
テータリードワイヤ4、雑音防止素子リードワイヤ5は
吸振性ホルダ体6が設置されていなければB方向の振幅
分移動し屈曲することになるが、吸振性ホルダ体6がハ
ウジング1に固着され、ハウジング1と同一挙動する。
ステータリードワイヤ4、雑音防止素子リードワイヤ5
は吸振性ホルダ体6に保持されていて、吸振性ホルダ体
6の外径はハンドル3の回転方向変位に対し、ハンドル
ホルダ2に設けた逃げ穴7によって接触を防止してあ
る。吸振性ホルダ体6に保持されたステータリードワイ
ヤ4、雑音防止素子リードワイヤ5は吸振性ホルダ体6
と同様ハウジング1と同一挙動するため屈曲されない。
従ってステータリードワイヤ4、雑音防止素子リードワ
イヤ5は切損することがなくなる。
撃により先端工具(図示せず)に伝達される。この打
撃、回転打撃機構により、ハウジング1は図中B方向に
振動し、ハウジング1とハンドル3には相対変位が生じ
る。そのためハウジング1、ハンドル3間に位置するス
テータリードワイヤ4、雑音防止素子リードワイヤ5は
吸振性ホルダ体6が設置されていなければB方向の振幅
分移動し屈曲することになるが、吸振性ホルダ体6がハ
ウジング1に固着され、ハウジング1と同一挙動する。
ステータリードワイヤ4、雑音防止素子リードワイヤ5
は吸振性ホルダ体6に保持されていて、吸振性ホルダ体
6の外径はハンドル3の回転方向変位に対し、ハンドル
ホルダ2に設けた逃げ穴7によって接触を防止してあ
る。吸振性ホルダ体6に保持されたステータリードワイ
ヤ4、雑音防止素子リードワイヤ5は吸振性ホルダ体6
と同様ハウジング1と同一挙動するため屈曲されない。
従ってステータリードワイヤ4、雑音防止素子リードワ
イヤ5は切損することがなくなる。
【0011】このように本実施例によれば、吸振性ホル
ダ体を設けたことにより配線部品の切損の欠点をなくす
ことができる。
ダ体を設けたことにより配線部品の切損の欠点をなくす
ことができる。
【0012】
【考案の効果】上述のように本考案は、内部配線部品の
切損、破損が防止されるようになって、内部配線部品の
切損、破損防止を可能とした振動工具の配線部品保持装
置を得ることができる。
切損、破損が防止されるようになって、内部配線部品の
切損、破損防止を可能とした振動工具の配線部品保持装
置を得ることができる。
【図1】本考案の振動工具の配線部品保持装置の一実施
例を示すもので(a)縦断側面図、(b)は(a)のA
−A線に沿う断面図である。
例を示すもので(a)縦断側面図、(b)は(a)のA
−A線に沿う断面図である。
1…ハウジング、2…ハンドルホルダ、3…ハンドル、
4…ステータリードワイヤ、5…雑音防止素子リードワ
イヤ、6…吸振性ホルダ体、7…逃げ穴。
4…ステータリードワイヤ、5…雑音防止素子リードワ
イヤ、6…吸振性ホルダ体、7…逃げ穴。
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジングにハンドルホルダを介して取
り付けられたハンドル内に前記ハウジングから引き出し
配線されたステータリードワイヤ、雑音防止素子リード
ワイヤを保持してその切損を防止する振動工具の配線部
品保持装置において、前記ハウジングに、ハンドルホル
ダ内に伸び、かつ前記ステータリードワイヤ、雑音防止
素子リードワイヤを保持する吸振性ホルダ体を固着する
と共に、前記ハンドルホルダに、前記吸振性ホルダ体を
通す吸振性ホルダ体の外径より大きい逃げ穴を設けたこ
とを特徴とする振動工具の配線部品保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4492591U JP2514704Y2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 振動工具の配線部品保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4492591U JP2514704Y2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 振動工具の配線部品保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04136679U JPH04136679U (ja) | 1992-12-18 |
JP2514704Y2 true JP2514704Y2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=31924933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4492591U Expired - Lifetime JP2514704Y2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 振動工具の配線部品保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2514704Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10254813A1 (de) * | 2002-11-23 | 2004-06-03 | Hilti Ag | Elektrohandwerkzeugmaschine mit schwingungsentkoppelter Schlagwerksbaugruppe |
-
1991
- 1991-06-14 JP JP4492591U patent/JP2514704Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04136679U (ja) | 1992-12-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960618 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
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