JPH05139690A - マスト付き移動式クレーン - Google Patents
マスト付き移動式クレーンInfo
- Publication number
- JPH05139690A JPH05139690A JP10402991A JP10402991A JPH05139690A JP H05139690 A JPH05139690 A JP H05139690A JP 10402991 A JP10402991 A JP 10402991A JP 10402991 A JP10402991 A JP 10402991A JP H05139690 A JPH05139690 A JP H05139690A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mast
- boom member
- boom
- crane
- jig
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Jib Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 マスト付き移動式クレーンにおけるブームの
組立て中に、レッカー車等を使用することなく、容易に
クレーンを、旋回、あるいは移動させることができるよ
うにする。 【構成】 マスト４の上部にブーム組立て用治具１０を
取付け、その治具１０に、下ブーム部材３ａ、あるいは
つなぎブーム部材３ｂを吊るペンダントロープ１２の一
端部をピン１１により連結する。下ブーム部材３ａ，あ
るいはつなぎブーム部材３ｂには、ペンダントロープ１
２の他端部をピン１３により連結する吊り金具１４を取
付ける。
組立て中に、レッカー車等を使用することなく、容易に
クレーンを、旋回、あるいは移動させることができるよ
うにする。 【構成】 マスト４の上部にブーム組立て用治具１０を
取付け、その治具１０に、下ブーム部材３ａ、あるいは
つなぎブーム部材３ｂを吊るペンダントロープ１２の一
端部をピン１１により連結する。下ブーム部材３ａ，あ
るいはつなぎブーム部材３ｂには、ペンダントロープ１
２の他端部をピン１３により連結する吊り金具１４を取
付ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、長尺ブームを設ける
マスト付き移動式クレーンに関する。
マスト付き移動式クレーンに関する。
【０００２】
【従来の技術】つぎに、従来のマスト付き移動式クレー
ンの一例を図４を参照して説明する。
ンの一例を図４を参照して説明する。
【０００３】クローラ式の走行体１の上部には旋回体２
が旋回自在に装架されている。旋回体２の前部にはブー
ム３を構成する下ブーム部材３ａとマスト４とが取付け
られており、後部にはＡフレーム５が設置されている。
マスト４の上端部にはブライドル６が取付けられてお
り、そのブライドル６には、旋回体２に設置したウイン
チ装置７からくり出させた起伏ロープ８が連結されてい
る。起伏ロープ８の途中は、Ａフレーム５に取付けたシ
ーブ９を経過させてある。
が旋回自在に装架されている。旋回体２の前部にはブー
ム３を構成する下ブーム部材３ａとマスト４とが取付け
られており、後部にはＡフレーム５が設置されている。
マスト４の上端部にはブライドル６が取付けられてお
り、そのブライドル６には、旋回体２に設置したウイン
チ装置７からくり出させた起伏ロープ８が連結されてい
る。起伏ロープ８の途中は、Ａフレーム５に取付けたシ
ーブ９を経過させてある。
【０００４】ブーム３を組立てる場合には、下ブーム部
材３ａ、あるいはつなぎブーム部材３ｂの先端部を、地
上に設置した支持台の上にのせてつなぎブーム部材を連
結する。組立て時におけるクレーンの旋回、あるいは移
動は、レッカー車等で下ブーム部材３ａ、あるいはつな
ぎブーム部材３ｂの先端部を吊り上げ、クレーンとレッ
カー車とをともに駆動して行う。
材３ａ、あるいはつなぎブーム部材３ｂの先端部を、地
上に設置した支持台の上にのせてつなぎブーム部材を連
結する。組立て時におけるクレーンの旋回、あるいは移
動は、レッカー車等で下ブーム部材３ａ、あるいはつな
ぎブーム部材３ｂの先端部を吊り上げ、クレーンとレッ
カー車とをともに駆動して行う。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のマスト付き移動式クレーンでは、ブームの組立て時に
クレーンの旋回、あるいは移動を行うには、レッカー車
等を使用する必要がある。この発明は、これにかんがみ
てなされたもので、レッカー車等を使用することなく、
自力で容易に移動をすることができるマスト付き移動式
クレーンを提供することを目的とする。
のマスト付き移動式クレーンでは、ブームの組立て時に
クレーンの旋回、あるいは移動を行うには、レッカー車
等を使用する必要がある。この発明は、これにかんがみ
てなされたもので、レッカー車等を使用することなく、
自力で容易に移動をすることができるマスト付き移動式
クレーンを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は、マストの上部にブーム組立て用治具を
取付け、その治具に、ブーム構成部材を吊るベンダント
ロープを連結したことを特徴とする。
め、この発明は、マストの上部にブーム組立て用治具を
取付け、その治具に、ブーム構成部材を吊るベンダント
ロープを連結したことを特徴とする。
【０００７】
【作用】ブームの組立て中に、クレーンの旋回、あるい
は、移動を行わなければならない場合には、ブーム組立
て用治具に連結したペンダントロープにより下ブーム部
材、あるいはつなぎブーム部材を吊り、起伏ロープを巻
き取る。
は、移動を行わなければならない場合には、ブーム組立
て用治具に連結したペンダントロープにより下ブーム部
材、あるいはつなぎブーム部材を吊り、起伏ロープを巻
き取る。
【０００８】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図１ないし図３
を参照して説明する。それらの図において、図４と同じ
もの、もしくは相当するものは同じ符合で示す。
を参照して説明する。それらの図において、図４と同じ
もの、もしくは相当するものは同じ符合で示す。
【０００９】マスト４の上部にはブーム組立て用治具１
０が取付けられており、これにはピン１１によりペンダ
ントロープ１２の一端部が連結されている。下ブーム部
材３ａ、あるいはつなぎブーム部材３ｂには、ペンダン
トロープ１２の他端部をピン１３により連結する吊り金
具１４が取付けられている。
０が取付けられており、これにはピン１１によりペンダ
ントロープ１２の一端部が連結されている。下ブーム部
材３ａ、あるいはつなぎブーム部材３ｂには、ペンダン
トロープ１２の他端部をピン１３により連結する吊り金
具１４が取付けられている。
【００１０】移動式クレーンの組立てにおいて、下ブー
ム部材３ａの先につなぎブーム部材３ｂをつないでいく
場合、つなぎブーム部材３ｂを地上に設置した支持台に
のせる。組立て中に、クレーンを旋回させたり、移動さ
せたりしなければならない場合には、ペンダントロープ
１２の他端部を図１に示すようにピン１３により吊り金
具１４に連結し、起伏ロープ８を巻き取ることによりマ
スト４を起こして、つなぎブーム部材３ｂの先端部を支
持台から浮かす。これにより、自力によりクレーンの旋
回、あるいは移動を行うことができる。
ム部材３ａの先につなぎブーム部材３ｂをつないでいく
場合、つなぎブーム部材３ｂを地上に設置した支持台に
のせる。組立て中に、クレーンを旋回させたり、移動さ
せたりしなければならない場合には、ペンダントロープ
１２の他端部を図１に示すようにピン１３により吊り金
具１４に連結し、起伏ロープ８を巻き取ることによりマ
スト４を起こして、つなぎブーム部材３ｂの先端部を支
持台から浮かす。これにより、自力によりクレーンの旋
回、あるいは移動を行うことができる。
【００１１】図３はマスト付き移動式クレーンのクレー
ン作業時の状熊を示し、そのブーム３は、下ブーム部材
３ａとそれにつないだ先端ブーム部材３ｃとからなる。
先端ブーム部材３ｃの先端部とマスト４の上端部とは、
ペンダントロープ１５により互いに連結されている。
ン作業時の状熊を示し、そのブーム３は、下ブーム部材
３ａとそれにつないだ先端ブーム部材３ｃとからなる。
先端ブーム部材３ｃの先端部とマスト４の上端部とは、
ペンダントロープ１５により互いに連結されている。
【００１２】なお、下ブーム部材３ａ、つなぎブーム部
材３ｂとマスト４との幅が異なる場合には、下ブーム部
材３ａ、あるいはつなぎブーム部材３ｂとペンダントロ
ープ１２との間にハンガを設ける。
材３ｂとマスト４との幅が異なる場合には、下ブーム部
材３ａ、あるいはつなぎブーム部材３ｂとペンダントロ
ープ１２との間にハンガを設ける。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、マスト
付き移動式クレーンのブームの組立て中に、レッカー車
等を使用することなく、クレーンをその自力により、容
易に旋回、あるいは移動させることができる。
付き移動式クレーンのブームの組立て中に、レッカー車
等を使用することなく、クレーンをその自力により、容
易に旋回、あるいは移動させることができる。
【図１】この発明の一実施例を示す側面図、
【図２】図１のマストの先端部およびその近傍部を示す
拡大側面図、
拡大側面図、
【図３】この発明によるマスト付き移動式クレーンのク
レーン作業時の姿勢を示す側面図、
レーン作業時の姿勢を示す側面図、
【図４】従来のマスト付き移動式クレーンのブーム組立
て時に、つなぎブーム部材を吊った状態を示す側面図で
ある。
て時に、つなぎブーム部材を吊った状態を示す側面図で
ある。
２ 旋回体 ３ ブーム ３ａ 下ブーム部材 ３ｂ つなぎブーム部材 ４ マスト １０ ブーム組立て用治具 １１ ピン １２ ペンダントロープ １３ ピン １４ 吊り金具
Claims (1)
- 【請求項１】 マストの上部にブーム組立て用治具を
取付け、その治具に、ブーム構成部材を吊るベンダント
ロープを連結したことを特徴とするマスト付き移動式ク
レーン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10402991A JPH05139690A (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | マスト付き移動式クレーン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10402991A JPH05139690A (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | マスト付き移動式クレーン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05139690A true JPH05139690A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=14369824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10402991A Pending JPH05139690A (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | マスト付き移動式クレーン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05139690A (ja) |
-
1991
- 1991-02-12 JP JP10402991A patent/JPH05139690A/ja active Pending
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