JPH05139258A - 洗車機 - Google Patents

洗車機

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JPH05139258A
JPH05139258A JP3302197A JP30219791A JPH05139258A JP H05139258 A JPH05139258 A JP H05139258A JP 3302197 A JP3302197 A JP 3302197A JP 30219791 A JP30219791 A JP 30219791A JP H05139258 A JPH05139258 A JP H05139258A
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JP
Japan
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vehicle
nozzles
side nozzle
car wash
side nozzles
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JP3302197A
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English (en)
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Nobuhiko Kawai
伸彦 川合
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】車両の車種に応じた乾燥を充分に行える洗車機
を提供する。 【構成】洗車機本体1に、エアシリンダ21により平行リ
ンク機構24を揺動することにより、出退するように構成
されたサイドノズル5’を配設し、このノズル5’の出
限位置を検出する出限位置検出センサ25、中間位置を検
出する中間位置検出センサ26を設け、乾燥行程時にブロ
ワ装置を駆動してノズル5’から風を噴出させ、車両の
車種に応じてエアシリンダ21を駆動し、センサ25,26の
検出信号を確認しながらノズル5’を所定位置に出退さ
せる制御装置を設けて構成する。 【効果】ブロワ装置を駆動して左右のノズル5’から風
を噴出させて車両の乾燥を行う乾燥行程時に、車両の車
種に応じて、ノズル5’を出退させることによって、車
両の形状に応じて風を吹きつけることができ、従来乾燥
状態が悪かった小型車、大型車の乾燥状態を良くするこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば給油所に設置
され、洗車するのに使用される洗車機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な洗車機の構成を図10およ
び図11を用いて説明する。門型の洗車機本体1には、左
右一対のサイドブラシ2、トップブラシ3、左右一対の
ロッカーブラシ4のほかに、洗剤や水などの各種アーチ
が組み込まれており、さらに乾燥のために、左右一対の
サイドノズル5と、昇降自在なトップノズル6と、両ノ
ズル5,6に同時に連通して風を供給する左右一対のブ
ロワ装置7が組み込まれている。ブロワ装置7はそれぞ
れ定速回転のモータ8により作動される。また、車両9
の車高を検出するソニックセンサ11が組み込まれてい
る。
【0003】このような従来の洗車機は、洗車行程にお
いてまず洗車機本体1を走行させ、ソニックセンサ11に
よって検出された車両9の車高によって車両9の車種を
判定し、車種に応じて、洗剤や水をスプレーし、各ブラ
シ2,3,4を駆動して車両9を洗車し、さらに所期の
洗車を行った車両9に対して、乾燥行程において洗車機
本体1を逆行させ、各ノズル5,6から車両9に向けて
風を吹きつけ、これにより洗車後の水滴を乾燥させてい
る。
【0004】また、洗車機の操作は、洗車機本体1の前
面に設けた操作面(パネル)10により行われるよう構成
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の洗車機
においては、乾燥行程において、サイドノズル5の位
置、角度が一定のために、車両9の大きさ、車体形状に
合わせた有効な乾燥を行なえず、特に車両9の車種が軽
乗用車のような小型車の場合やワゴン車のような大型車
の場合、乾燥が不十分になるという問題があった。
【0006】本発明は上記問題を解決するものであり、
車両の車種に応じた乾燥を充分に行える洗車機を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
本発明の洗車機は、洗車する車両の側面に風を噴出する
一対のサイドノズルを配設した洗車機本体に、前記サイ
ドノズルをそれぞれ洗車機本体の走行方向と直角方向に
出退させる一対の作動手段と、このサイドノズルの前記
車両の車種に応じた出退位置を検出する位置検出手段と
を設け、前記洗車機本体の乾燥行程時に、前記車両の車
種に応じて前記位置検出手段の検出信号をフィードバッ
ク信号として前記作動手段を駆動させ、サイドノズルを
所定位置に出退させる制御手段を設けたものである。
【0008】また、第2の発明の洗車機は、上記第1の
発明の作動手段を、サイドノズルをそれぞれ洗車機本体
の走行方向と直角方向に車両の車種に応じた傾斜角度を
有して出退させるよう構成したことを特徴とするもので
ある。
【0009】さらに、第3の発明の洗車機は、洗車する
車両の側面に風を噴出する一対のサイドノズルを配設し
た洗車機本体に、前記サイドノズルをそれぞれ独立して
洗車機本体の走行方向と直角方向に出退させる一対の作
動手段と、この各サイドノズルの各出退位置を検出する
位置検出手段と、前記洗車機本体の走行方向と直角方向
における前記車両の中心と洗車機本体中心とのずれ量を
検出するずれ量検出手段を設け、前記洗車機本体の乾燥
行程時に、前記車両の車種および前記ずれ量検出手段に
より検出された車両のずれ量に応じて前記各サイドノズ
ルのそれぞれの出退位置を設定し、前記位置検出手段の
検出信号をフィードバック信号として前記作動手段を駆
動させ、各サイドノズルを設定した出退位置に出退させ
る制御手段を設けたものである。
【0010】
【作用】上記第1の発明の構成により、乾燥行程時に、
車両の車種に応じて位置検出手段の検出信号を確認しな
がら作動手段を駆動させてサイドノズルを所定位置に出
退させることによって、車両の大きさに合わせて風を吹
きつけることが可能となり、従来乾燥状態が悪かった車
両の乾燥状態が良くなる。
【0011】また第2の発明の構成により、サイドノズ
ルは車両の車種に応じた傾斜角度を有して出退すること
によって車両の大きさ、および形状に合わせて風を吹き
つけることが可能となり、さらに乾燥状態が良くなる。
【0012】さらに第3の発明により、乾燥行程時に、
車両の車種および検出された車両のずれ量に応じて各サ
イドノズルのそれぞれの出退位置を設定し、位置検出手
段の検出信号を確認しながら各サイドノズルを設定した
出退位置に出退させることによって、車両の大きさ、位
置ずれ合わせて各サイドノズルのそれぞれの最適の出退
位置を設定し、風を吹きつけることが可能となり、位置
ずれした車両の乾燥状態が良くなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、従来例の図10および図11の構成と同一の
構成には同一の符号を付して説明を省略する。
【0014】図1は本発明の一実施例における洗車機の
サイドノズルの要部側面図、図2はこのサイドノズルの
要部平面図である。本発明は、従来の固定式サイドノズ
ル5に代えて、作動手段であるエアシリンダ21によりば
ね22の力に抗して下端に設けた支点23を中心に平行リン
ク機構24を揺動することにより、出退するように構成さ
れ、ブロワ装置7に連通したサイドノズル5’を設けて
いる。このサイドノズル5’の出退位置と傾斜角度は、
図4に示すように、小型車、中型車、大型車の種別で、
車両9の幅とサイドミラーの取付け位置に応じて設定さ
れており、平行リンク機構24の平行リンクの長さを調整
することで実現される。また、小型車の場合のサイドノ
ズル5’の移動位置である出限位置を検出するために、
たとえば反射型の光スイッチからなる出限位置検出セン
サ25を設け、中型車の場合のサイドノズル5’の移動位
置である中間位置を検出するために、反射型の光スイッ
チからなる中間位置検出センサ26を設けている。以下、
サイドノズル5’を引き戻している位置を引限位置と称
す。また平行リンク機構24の上部には、図3に示すよう
に、サイドノズル5’が車両9に接触したときに逃げし
ろを形成するために、サイドノズル5’を平面方向に揺
動(首振り)させる首振り機構27を設けている。
【0015】図5は本発明の一実施例における洗車機の
制御系のブロック図である。洗車機の制御系は、大き
く、洗車機本体1に内蔵され、入力インターフェイス部
28、出力インターフェイス部29、データとプログラムを
記憶したメモリ部30および制御コントロール部31を有す
マイクロコンピュータからなる制御装置32、図6に示
す、従来の操作パネル10に車両9の車種を入力する3個
のスイッチ36が付加された操作パネル10’、ソニックセ
ンサ11や出限位置検出センサ25や中間位置検出センサ26
などからなるセンサ系33、洗車機本体1を走行するため
の走行モータ(走行駆動装置)34や一対のサイドノズル
5’、ブロワ装置7などからなる駆動系35から構成され
ており、制御装置32は、操作パネル10’からの起動、停
止などの操作信号、センサ系33の検出信号を入力して記
憶し、操作信号に応じて、サイドノズル5’、ブロワ装
置7、走行モータ34などからなる駆動系を制御して洗車
機本体1全体の動作を制御している。
【0016】以下、制御装置32によるサイドノズル5’
を用いた車両9の乾燥方法を図7の説明図、図8および
図9のフローチャートに従って説明する。なお、サイド
ブラシ2、トップブラシ3およびロッカーブラシ4によ
り車両9の洗浄を行う洗車機本体1の洗浄行程時、洗車
機本体1の走行方向と直角な方向(以下、左右方向と称
す)の中心位置と車両9の左右方向の中心位置のずれ量
X(右方向を+)を検出しているものとする。このずれ
量Xは、ずれ量検出手段(図示せず)によって、洗浄行
程時、洗車機本体1の中心位置から一対のサイドブラシ
2を車両9の前面に接触させ、サイドブラシ2を回転
し、左右に開きながら車両9の前面を洗浄する際、一対
のサイドブラシ2の各駆動モータに掛かる負荷の差異に
より検出される。
【0017】まず、乾燥を実行する乾燥行程のモードで
あることを確認すると(ステップ−A1)、サイドノズ
ル5’位置プログラムを実行する(ステップ−A2)。
このサイドノズル5’位置プログラムは、図9に示す、
上記ずれ量Xにより、かつ車種に応じて、サイドノズル
5’の最適の出退位置を設定し、乾燥状態を良くすると
ともに、車両9を出限位置、中間位置にあるサイドノズ
ル5’により破損することを防止するプログラムであ
り、図7に示すように、出限位置、中間位置にあるサイ
ドノズル5’に対する車両9のずれ量Xの範囲{小型車
の場合;α、β、中型車の場合;α(0<α<β)}に
より出退位置を設定する。α、βはそれぞれ中間位置、
出限位置に移動したサイドノズル5’に車両9が接触す
るずれ量である。
【0018】まず、ずれ量検出手段よりずれ量Xを入力
し(ステップ−B1)、続いて操作パネル10’の車両9
の車種を入力する3個のスイッチ36の設定情報を入力す
る(ステップ−B2)。次に、スイッチ36の設定情報に
より車両9が大型車であるかを確認し(ステップ−B
3)、大型車の場合、左右のサイドノズル5’の出退位
置を引限位置に設定し(ステップ−B4)、大型車でな
い場合、スイッチ36の設定情報により中型車であるかを
確認する(ステップ−B5)。中型車の場合、まず図7
(b)に示すように、右ずれがあるか、すなわちα≦X
かを確認し(ステップ−B6)、確認すると、左のサイ
ドノズル5’を出限位置に、右のサイドノズル5’を引
限位置に設定する(ステップ−B7)。右ずれがない場
合、左ずれあるか、すなわちX≦−αかを確認し(ステ
ップ−B8)、確認すると、左のサイドノズル5’を引
限位置に、右のサイドノズル5’を出限位置に設定する
(ステップ−B9)。左ずれもない場合、すなわち−α
<X<αでずれ量が少ない場合、左右のサイドノズル
5’の出退位置を通常の中間位置に設定する(ステップ
−B10)。
【0019】ステップ−B5において、中型車でない場
合、すなわち小型車の場合、図7(a)に示すように、
右ずれ1があるか、すなわちα≦X<βかを確認し(ス
テップ−B11)、確認すると、左のサイドノズル5’を
出限位置に、右のサイドノズル5’を中間位置に設定す
る(ステップ−B12)。次に、右ずれ1でない場合、右
ずれ2があるか、すなわちβ≦Xかを確認し(ステップ
−B13)、確認すると、左のサイドノズル5’を出限位
置に、右のサイドノズル5’を引限位置に設定する(ス
テップ−B14)。右ずれ2でない場合、左ずれ1がある
か、すなわち−β<X≦−αかを確認し(ステップ−B
15)、確認すると、左のサイドノズル5’を中間位置
に、右のサイドノズル5’を出限位置に設定する(ステ
ップ−B16)。左ずれ1でない場合、左ずれ2がある
か、すなわちX≦−βかを確認し(ステップ−B17)、
確認すると、左のサイドノズル5’を引限位置に、右の
サイドノズル5’を出限位置に設定する(ステップ−B
18)。そして、左ずれ2もない場合、すなわち−α<X
<αでずれ量が少ない場合、左右のサイドノズル5’の
出退位置を通常の出限位置に設定する(ステップ−B1
9)。
【0020】このように、図9のフローチャートにした
がって車両9のずれ量Xの範囲により左右のサイドノズ
ル5’の出退位置が設定されると、図8に示すように、
右のサイドノズル5’が中間位置設定かを確認し(ステ
ップ−A3)、確認すると、右のサイドノズル5’へ押
出し信号を出力し、エアシリンダ21を駆動して平行リン
ク機構24を介してサイドノズル5’を駆動し(ステップ
−A4)、中間位置検出センサ26が動作すると(ステッ
プ−A5)、右のサイドノズル5’へブロック信号を出
力してエアシリンダ21の動作を停止し、右のサイドノズ
ル5’位置を固定する(ステップ−A6)。ステップ−
A3において、右のサイドノズル5’が中間位置設定で
ない場合、次に右のサイドノズル5’が出限位置設定か
を確認し(ステップ−A7)、確認すると、右のサイド
ノズル5’へ押出し信号を出力して同様に右のサイドノ
ズル5’を駆動し(ステップ−A8)、出限位置検出セ
ンサ25が動作すると(ステップ−A9)、ステップ−A
6において、右のサイドノズル5’へブロック信号を出
力して右のサイドノズル5’位置を固定する。
【0021】次に、左のサイドノズル5’が中間位置設
定かを確認し(ステップ−A10)、確認すると、左のサ
イドノズル5’へ押出し信号を出力し、エアシリンダ21
を駆動して平行リンク機構24を介してサイドノズル5’
を駆動し(ステップ−A11)中間位置検出センサ26が動
作すると(ステップ−A12)、左のサイドノズル5’へ
ブロック信号を出力してエアシリンダ21の動作を停止
し、左のサイドノズル5’位置を固定する(ステップ−
A13)。ステップ−A10において、左のサイドノズル
5’が中間位置設定でない場合、次に左のサイドノズル
5’が出限位置設定かを確認し(ステップ−A14)、確
認すると、左のサイドノズル5’の押出し信号を出力
し、同様にサイドノズル5’を駆動し(ステップ−A1
5)、出限位置検出センサ25が動作すると(ステップ−
A16)、ステップ−A13において、左のサイドノズル
5’のブロック信号を出力して左のサイドノズル5’位
置を固定する。
【0022】次に、ブロワ装置7へ駆動信号を出力して
サイドノズル5’に風を供給し(ステップ−A14)、後
進の条件が確認されると(ステップ−A15)、走行モー
タ34へ後進指令信号を出力して洗車機本体1を後進させ
(ステップ−A16)、右のサイドノズル5’に首振り信
号を出力して首振り機構27により右のサイドノズル5’
の首振り動作を実行し(ステップ−A17)、左のサイド
ノズル5’に首振り信号を出力して首振り機構27により
左のサイドノズル5’の首振り動作を実行する(ステッ
プ−A18)。
【0023】この状態で後進し、洗車機本体1の所定位
置(ホームポジション;HP)に到着したことを確認す
ると(ステップ−A19)、走行モータ34に停止指令信号
を出力して洗車機本体1を停止し(ステップ−A20)、
続いてブロワ装置7へ停止信号を出力して風の供給を停
止し(ステップ−A21)、右のサイドノズル5’に首振
り停止信号を出力して首振り動作を停止し(ステップ−
A22)、左のサイドノズル5’に首振り停止信号を出力
して首振り動作を停止し(ステップ−A23)、右のサイ
ドノズル5’へ引き戻し信号を出力してエアシリンダ21
を駆動して右のサイドノズル5’を引限位置に収納し
(ステップ−A24)、左のサイドノズル5’に引き戻し
信号を出力してエアシリンダ21を駆動して左のサイドノ
ズル5’を引限位置に収納し(ステップ−A25)、終了
する。
【0024】このようにブロワ装置7を駆動して左右の
サイドノズル5’から風を噴出させて車両9の乾燥を行
う復路乾燥行程時に、車両9の車種に応じて、さらにず
れ量Xに応じて、サイドノズル5’を最適な出退位置に
出退させることによって、車両9の形状に応じて、さら
に車両9に接触しない範囲で車両9に近接して風を吹き
つけることができ、従来乾燥状態が悪かった小型車、大
型車の乾燥状態および位置ずれした車両9の乾燥状態を
良くすることができる。
【0025】なお、本実施例では、車種をスイッチ36に
より設定しているが、洗車機本体1の往路走行時、ソニ
ックセンサ11を駆動させて車両9の車体形状を検出して
車両9の車種を自動判別することもでき、この判別に基
づいて、サイドノズル5’の出退を制御することもでき
る。
【0026】また、本実施例では、サイドノズル5’の
車両9の車種に応じた出退位置を検出する位置検出手段
として、出限位置検出センサ25と中間位置検出センサ26
を使用しているが、平行リンク機構24の支点23の動作に
連動するエンコーダを設け、その出力パルス信号をカウ
ントし、平行リンク機構24の出退位置を検出することに
より、同様にサイドノズル5’の車両9の車種に応じた
出退位置を検出することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、乾
燥行程時に、車両の車種に応じて位置検出手段の検出信
号を確認しながら作動手段を駆動させてサイドノズルを
所定位置に出退させることによって、車両の大きさに合
わせて風を吹きつけることができ、従来乾燥状態が悪か
った車両の乾燥状態を良くすることができる。
【0028】また第2の発明によれば、サイドノズルは
車両の車種に応じた傾斜角度を有して出退することによ
って車両の大きさ、および形状に合わせて風を吹きつけ
ることが可能となり、さらに乾燥状態を良くすることが
できる。
【0029】さらに第3の発明によれば、乾燥行程時
に、車両の車種および検出された車両のずれ量に応じて
各サイドノズルのそれぞれの出退位置を設定し、位置検
出手段の検出信号を確認しながら各サイドノズルを設定
した出退位置に出退させることによって、車両の大き
さ、および位置ずれ合わせて各サイドノズルのそれぞれ
の最適の出退位置を設定し、風を吹きつけることがで
き、位置ずれした車両の乾燥状態を良くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における洗車機のサイドノズ
ル部の要部側面図である。
【図2】同洗車機のサイドノズル部の要部平面図であ
る。
【図3】同洗車機のサイドノズルの首振り動作を説明す
る平面図である。
【図4】同洗車機のサイドノズルの出退位置を設定する
ための説明図である。
【図5】同洗車機の制御系のブロック図である。
【図6】同洗車機の操作パネルの要部平面図である。
【図7】(a),(b)はそれぞれ同洗車機のサイドノ
ズルのずれ量Xに対する出退位置設定を示す説明図であ
る。
【図8】同洗車機の制御装置の乾燥行程のフローチャー
トである。
【図9】同洗車機の制御装置のサイドノズル位置設定プ
ログラムのフローチャートである。
【図10】洗車機の側面図である。
【図11】洗車機の正面図である。
【符号の説明】
1 洗車機本体 5’ サイドノズル 7 ブロワ装置 9 車両 21 エアシリンダ 24 平行リンク機構 25 出限位置検出センサ 26 中間位置検出センサ 32 制御装置 34 走行モータ 36 (車種設定)スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗車する車両の側面に風を噴出する一対
    のサイドノズルを配設した洗車機本体に、前記サイドノ
    ズルをそれぞれ洗車機本体の走行方向と直角方向に出退
    させる一対の作動手段と、このサイドノズルの前記車両
    の車種に応じた出退位置を検出する位置検出手段とを設
    け、前記洗車機本体の乾燥行程時に、前記車両の車種に
    応じて前記位置検出手段の検出信号をフィードバック信
    号として前記作動手段を駆動させ、サイドノズルを所定
    位置に出退させる制御手段を設けた洗車機。
  2. 【請求項2】 作動手段は、サイドノズルをそれぞれ洗
    車機本体の走行方向と直角方向に車両の車種に応じた傾
    斜角度を有して出退させることを特徴とする請求項1記
    載の洗車機。
  3. 【請求項3】 洗車する車両の側面に風を噴出する一対
    のサイドノズルを配設した洗車機本体に、前記サイドノ
    ズルをそれぞれ独立して洗車機本体の走行方向と直角方
    向に出退させる一対の作動手段と、この各サイドノズル
    の各出退位置を検出する位置検出手段と、前記洗車機本
    体の走行方向と直角方向における前記車両の中心と洗車
    機本体中心とのずれ量を検出するずれ量検出手段を設
    け、前記洗車機本体の乾燥行程時に、前記車両の車種お
    よび前記ずれ量検出手段により検出された車両のずれ量
    に応じて前記各サイドノズルのそれぞれの出退位置を設
    定し、前記位置検出手段の検出信号をフィードバック信
    号として前記作動手段を駆動させ、各サイドノズルを設
    定した出退位置に出退させる制御手段を設けた洗車機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003016113A1 (de) * 2001-08-16 2003-02-27 Washtec Holding Gmbh Trocknungsvorrichtung für fahrzeuge

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60104439A (ja) * 1983-11-09 1985-06-08 Hitachi Ltd 航空機用自動洗浄装置
JPH03224857A (ja) * 1990-01-26 1991-10-03 Takeuchi Tekko Kk 車両の車体側面乾燥装置

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