JPH05138721A - カツプホルダの製造方法 - Google Patents

カツプホルダの製造方法

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JPH05138721A
JPH05138721A JP33610691A JP33610691A JPH05138721A JP H05138721 A JPH05138721 A JP H05138721A JP 33610691 A JP33610691 A JP 33610691A JP 33610691 A JP33610691 A JP 33610691A JP H05138721 A JPH05138721 A JP H05138721A
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一道 重野
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憲夫 城岸
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昭義 永野
Toshihiko Mori
敏彦 森
Shigeru Yabutani
茂 藪谷
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1703Introducing an auxiliary fluid into the mould
    • B29C45/1704Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明のカップホルダの製造方法は、H字形
のカップホルダを中空品として、剛性の高い構造として
製造することができる。 【構成】 本カップホルダの支持本体を製造する樹脂成
形装置は、成形型50に、支持本体の外形に倣った形状
のキャビティ55を有し、かつキャビティ55に進退可
能であるスライドコアを設けた成形型を用いる。そし
て、樹脂成形装置のスライドコア59をキャビティ55
内に進出した位置におき、加熱溶融した樹脂Rをキャビ
ティ55内に注入すると共にガスを圧入しつつ、キャビ
ティ55内の内圧を高い状態に保持しながら、樹脂Rが
固化する前にスライドコア55を後退させる。これによ
り、H字形のカップホルダを、肉厚が全体にわたって均
一で、かつ強度の高い中空品として製造することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車室内に設けられ、飲
料用カップを保持するためのカップホルダの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両内装部品として、運転席
の横に、飲料用カップを保持するためのカップホルダを
装備したものがある。このようなカップホルダは、2つ
の飲料用カップをコンパクトな構造で、しかも堅固に保
持する構成とすることが要請されている。こうした要請
に応えるカップホルダとして、支持本体の両側にカップ
を保持するためのほぼ半円形の凹所をぞれぞれ設けると
共に、これらの凹所と共に、カップの保持孔を形成する
枠部を設けた構造が提案されている。
【0003】この構成のカップホルダは、上記半円形の
凹所を支持本体の両側に備えている。したがって、支持
本体は、支持基部、支持連結部及び支持基部に分けれる
ほぼH字形の構造となっている。
【0004】ところで、カップホルダは、2つのカップ
を保持するための垂直方向に対する高い剛性を必要とす
るだけでなく、片方の保持孔だけにカップを保持した場
合に、支持連結部に対してねじる方向への強い力が加わ
るために、このようなねじり力に対する高い剛性も必要
となる。
【0005】こうした条件を満たすカップホルダの製造
方法として、剛性の高い金属製品を成形するアルミダイ
キャスト法や、成形金型に中子等を用いて中空部を有す
る肉厚の樹脂成形品を成形する樹脂成形法等が検討され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、アルミダイキ
ャスト法で製造したカップホルダは、重いうえに、コス
ト高になったり、凝固収縮に伴う歪等が生じる等の問題
があった。
【0007】また、樹脂成形法では、樹脂の熱収縮等の
原因により、その中央部付近が凹む、いわゆるヒケが生
じるという問題があった。
【0008】一方、本願出願人は、先の特許出願におい
て、樹脂中空成形品の製法を提案している(特開平1−
168425号公報)。この樹脂中空成形品の製法は、
成形型のキャビティ内に、スライドコアを進出させた位
置におき、キャビティの容量の一部を満たす量の溶融し
た樹脂を、キャビティ内に注入すると共に、該注入され
た溶融樹脂に向けてにガスを圧入しつつ、溶融した樹脂
が固化する前に、上記スライドコアを後退させることに
より、中空品を製造する方法である。
【0009】本発明は、このような先の出願を応用展開
することによりなされたものであり、複雑な形状のカッ
プホルダを強度の高い中空品として製造することができ
るカップホルダの製造方法を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明は、車両内装部材に取り付けられる支
持基部と、支持前部と、上記支持基部及び支持前部を連
結する支持連結部とをほぼH字形に一体形成し、それら
の各部に中空部を有する支持本体と、上記支持本体の支
持連結部の両側にぞれぞれ設けられ、飲料用カップを保
持する保持部と、を備えたカップホルダを製造するカッ
プホルダの製造方法であって、上記支持本体のH字形に
倣った形状のキャビティを有する成形型と、上記キャビ
ティ内に進退可能であり、かつ該キャビティのH字形の
内壁面に対して所定の距離隔ててほぼ沿ったH字形のス
ライドコアとを備えた樹脂成形装置を用い、上記スライ
ドコアを上記キャビティ内に進出した位置におき、キャ
ビティの容量の一部を満たす量の溶融した樹脂を、キャ
ビティ内に注入すると共に、該注入された溶融樹脂に向
けてにガスを圧入しつつ、溶融した樹脂が固化する前
に、上記スライドコアを後退させることにより、上記中
空部を有する支持本体を形成すること、を特徴とする。
【0011】
【作用】本カップホルダは、車両内装部材に取り付けら
れた支持本体の両側部に、カップ保持部をぞれぞれ設け
ており、これらのカップ保持部に飲料用カップを保持し
ている。上記支持本体は、支持基部、支持連結部及び支
持前部でほぼH字形に形成されると共に、かつこれらの
各部に中空部を有する構成である。
【0012】本カップホルダの支持本体は、上述のよう
にH字型の複雑な形状であるが、支持連結部の両側のカ
ップ保持部でカップを堅固に支持するために、高い強度
を具備する必要があり、これを実現するために、以下の
製造方法を採用している。すなわち、樹脂成形装置とし
て、上記支持本体の外形に倣った形状のキャビティを有
する成形型と、上記キャビティ内に進退可能であり、か
つ該キャビティのH字型の内壁面に対して所定の距離隔
てて沿ったほぼH字形のスライドコアとを備えた装置を
用いている。
【0013】そして、樹脂成形装置のスライドコアをキ
ャビティ内に進出した位置におき、溶融した樹脂をキャ
ビティ内に注入すると共にガスを圧入しつつ、キャビテ
ィ内の内圧を高い状態に保持しながら、樹脂が固化する
前にスライドコアを後退させる。このような、カップホ
ルダの製造方法を採ることにより、H字形のカップホル
ダを、肉厚が全体にわたって均一で、かつ強度の高い中
空品として製造することができる。
【0014】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。
【0015】図1ないし図3図は車室内に設けられたカ
ップホルダ及びその周辺部を示し、図1は斜視図、図2
は一部破断した平面図、図3は図2のIII−III線
に沿った断面図をそれぞれ示す。これらの図において、
運転席(図示省略)の横側には、サイドボックス1が設
置されており、このサイドボックス1のボックス本体3
の前側下部には、収納ケース10に収納されるカップホ
ルダ20が設けられている。上記収納ケース10は、図
3に示すように、ドーナツ形を所定角度切り取った断面
形状の中空部11を有する樹脂成形品であり、その下端
部13にて取付部材15を介してボックス本体3に固定
されるともに、上端部にてカップホルダ20を引き出す
ための開口17を有している。
【0016】上記カップホルダ20は、上記収納ケース
10の中空部11にスライド可能に嵌合する支持本体2
1を備えている。この支持本体21は、中空部29を有
する樹脂成形品であり、支持基部23と、支持前部25
と、支持基部23と支持前部25とを連結する支持連結
部27とを備えており、これらによりほぼH字形となっ
ている。
【0017】また、支持連結部27の両側には、飲料用
カップCを保持するカップ保持部30がそれぞれ設けら
れている。カップ保持部30は、支持本体21に形成さ
れた半円状凹所31と、この半円状凹所31と共に、カ
ップCを保持する保持孔33を構成する枠部35とを備
えている。上記枠部35は、その両端部にて、支持本体
21の凹所28(図1)に装着され、該支持本体21に
対して収納又は引き出し可能に設けられている。
【0018】上記構成のカップホルダ20を使用するに
は、サイドボックス1に収納されているカップホルダ2
0を図1ないし図3に示す位置まで引き出し、さらに、
枠部35を両側にぞれぞれ引き出すことで円形の保持孔
33を形成する。そして、これらの保持孔33にカップ
Cを挿入することにより、カップCを保持することがで
きる。なお、カップホルダ20を使用しない場合には、
上述と逆の操作を行なって収納ケース10にカップホル
ダ20を収納すればよい。
【0019】このようにカップホルダ20は、支持連結
部27の両側にカップ保持部30を有しているが、これ
らのカップ保持部30には、飲料水を満たしたカップC
を堅固に保持する必要がある。また、一方のカップ保持
部30だけにカップCを保持した場合に、支持連結部2
7を軸として、ねじれる方向への力が大きくなり、これ
に抗する高い剛性が必要である。こうした条件を満たす
ために、本カップホルダ20は、堅固でかつ上記ねじれ
る方向への断面剛性を大きくして強度を高めると共に軽
量化を図るために、中空部29を有する形状となってい
る。
【0020】上記中空部29を有するカップホルダ20
の製造方法は、図4ないし図8に示す成形型50を用い
た樹脂成形工程にしたがって行なわれる。
【0021】すなわち、成形型50は、上型51と、下
型53とを備えており、これらの上型51及び下型53
によりキャビティ55が形成されている。このキャビテ
ィ55は、カップホルダ20の支持本体21を形成する
ほぼH字形に形成されている(図8参照)。また、支持
前部25の前端部を形成するキャビティ55の部分は、
アンダーカット部55aとなっている。
【0022】また、下型53内には、キャビティ55の
中央部において上型51と下型53の分割面に対して直
角方向に延びるスライド孔57が形成されている。この
スライド孔57には、キャビティ55内に対して進退可
能なスライドコア59が配設されている。このスライド
コア59は、上記キャビティ55のH字形の内壁面に対
して所定の距離隔ててほぼ沿ったH字形に形成されてい
る。
【0023】こうした成形型50を用いた樹脂成形は、
以下の工程による。すなわち、まず、図4に示すよう
に、上型51と下型53とを型締めし、上型51と下型
53とで形成されたキャビティ55内にスライドコア5
9を最奥部まで挿入する。この状態で150℃〜300
℃に加熱溶融された樹脂Rを、キャビティ55の容量の
一部を満たす量だけキャビティ55内にノズルN(図8
参照)を介して注入する。この樹脂Rの量は、後にガス
を圧入して所定の肉厚のカップホルダ20を形成するた
めに必要な量である。この樹脂Rとしては、ポリプロピ
レン系の樹脂を使用する。
【0024】続いて、キャビティ55内に図示しない圧
入シリンダにより窒素ガスを加圧して封入する。これに
より、窒素ガスは、溶融した樹脂R内をスライドコア5
9を取り囲むように全体的に広がる。すなわち、窒素ガ
スは、温度の低い型及びスライドコア59から離れたキ
ャビティ55内の中央部に広がる。なお、窒素ガスを圧
入する時期は、キャビティ55内への樹脂Rの注入の後
に行なうほか、樹脂Rの注入と同時に行なってもよい。
【0025】次に、キャビティ55内の窒素ガスの圧力
を高く維持しながら、溶融樹脂Rが固化する前に、図5
及び図6に示すように上記スライドコア59を下方へ後
退させる。つまり、スライドコア59をキャビティ55
内から後退させるタイミングは、樹脂R内の中空部29
Aにおけるガス圧が高く、かつ樹脂R全体が溶融状態に
ある時期に行なう。これにより、溶融樹脂Rは、キャビ
ティ55及びスライドコア59の壁面に押し付けられる
と共に、樹脂R内の中空部29Aを大きくしながら、そ
の肉厚が全体にわたって均一になるように広がる。
【0026】そして、スライドコア59の先端部がキャ
ビティ55の下端にまで達すると(図7)、樹脂R内の
窒素ガスが封入された中空部29Aは、支持本体21の
中空部29の大きさまで広がり、樹脂Rの肉厚は全周に
わたってほぼ均一となる。次に、溶融樹脂が固化した後
に、上型51、下型53を型開きすることによって、支
持本体21を取り出す。その後、支持本体21にカップ
保持部30の枠部35を取り付けることにより、カップ
ホルダ20が完成する。
【0027】このようなカップホルダ20の支持本体2
1の製造方法により、該支持本体21がH字形という複
雑な形状であっても、中空成形品として形成することが
できる。したがって、支持本体21は、接続部のない一
体的な中空成形品であるので、重量に対する強度が高く
なり、カップCを堅固に保持することができる。
【0028】また、支持本体21の支持連結部27は、
一体的な中空成形品であるので、高いねじり剛性とする
ことができる。その結果、一方のカップ保持部30だけ
にカップCを保持しても、支持連結部27の剛性が高い
ので、ねじる方向への力に対しても、カップCを堅固に
保持することができる。
【0029】また、カップホルダ20は、樹脂成形法で
製造することから、従来の技術で説明したようなアルミ
ダイキャスト法で製造するよりも、重量を低減すること
ができるうえに、低コストで製造することができる。
【0030】さらに、カップホルダ20は、肉厚が全体
にわたって均一になり、不必要な肉厚部分がないので、
材料の節減を図ることができるとともに、ヒケ等が発生
することがない。
【0031】また、支持前部25の前端部は、アンダー
カット部55aとなっているが、溶融樹脂が窒素ガスの
圧力により下型53の壁面に押し付けられるので、アン
ダーカット55aの壁面に沿った所定の形状に容易に形
成することができる。
【0032】なお、この発明は上記実施例に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能であり、例えば次のよ
うな変形も可能である。
【0033】(1) カップホルダ20を製造する樹脂
材料としては、上記実施例で用いたポリプロピレン以外
に、ABS樹脂、塩化ビニル系樹脂等の熱可塑性樹脂や
フェノール・ホルムアルデヒド樹脂等の熱硬化樹脂を使
用してもよい。
【0034】(2) 上記実施例では、樹脂内に圧入す
るガスとして、窒素ガスを用いたが、これに限らず、加
熱した溶融樹脂に圧入することができるガスであれば、
空気、炭酸ガス等であってもよいが、安全上の理由から
窒素等の不活性ガスが望ましい。
【0035】(3) 樹脂内に対して窒素ガスを圧入し
た後、必要に応じてさらに溶融した樹脂をガス注入口付
近に注入することにより、該ガス注入口を樹脂で塞ぐ工
程を加えてもよい。これにより、中空部29を形成する
ためのガス圧を所定圧に維持することができ、ガス圧の
コントロールが容易になるという効果がある。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、カップ
ホルダを製造するに際して、樹脂成形装置として、H字
形の支持部材の外形に倣った形状のキャビティを有する
成形型と、該キャビティに進退可能なスライドコアとを
備えた装置を用い、該スライドコアをキャビティ内に進
出した位置におき、溶融した樹脂をキャビティ内に注入
すると共にガスを噴射しつつ、キャビティ内の内圧が高
い状態を保持しながら、樹脂が固化する前にスライドコ
アを後退させる方法を採用することにより、複雑なH字
形のカップホルダを、肉厚が全体にわたって均一で、か
つ強度の高い中空品として製造することができる。
【0037】また、本発明の製造方法で成形されるカッ
プホルダは、接続部のない一体的な中空成形品であるの
で、重量に対する強度が高くなり、カップを堅固に保持
することができる。
【0038】さらに、カップホルダは、一方のカップ保
持部だけにカップを保持して、支持連結部にねじる方向
へ大きな力が加わっても、支持連結部が中空品であるの
で、ねじりに対する断面剛性が大きく、よって、カップ
を堅固に保持することができる。
【0039】そのうえ、カップホルダは、樹脂成形法で
製造することから、従来の技術で説明したようなダイキ
ャスト成形法で製造するよりも、重量を低減することが
できるうえに、低コストで製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るカップホルダ及びその
周辺部を示す斜視図。
【図2】同カップホルダ及びその周辺部を示す平面図。
【図3】同カップホルダ及びその周辺部を示す断面図。
【図4】カップホルダの製造方法のうち最初の工程を説
明する説明図。
【図5】カップホルダの製造方法のうち図4に続く工程
を説明する説明図。
【図6】カップホルダの製造方法のうち図5に続く工程
を説明する説明図。
【図7】カップホルダの製造方法のうち図6に続く工程
を説明する説明図。
【図8】カップホルダの製造する下型及びスライドコア
を示す断面図。
【符号の説明】
1…サイドボックス 3…ボックス本体 10…収納ケース 15…取付部材 20…カップホルダ 20…本カップホルダ 21…支持本体 23…支持基部 25…支持前部 27…支持連結部 29…中空部 29A…中空部 30…カップ保持部 31…半円状凹所 33…保持孔 35…枠部 50…成形型 51…上型 53…下型 55…キャビティ 57…スライド孔 59…スライドコア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永野 昭義 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 森 敏彦 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 藪谷 茂 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内装部材に取り付けられる支持基部
    と、支持前部と、上記支持基部及び支持前部を連結する
    支持連結部とをほぼH字形に一体形成し、それらの各部
    に中空部を有する支持本体と、 上記支持本体の支持連結部の両側にぞれぞれ設けられ、
    飲料用カップを保持する保持部と、 を備えたカップホルダを製造するカップホルダの製造方
    法であって、 上記支持本体のH字形に倣った形状のキャビティを有す
    る成形型と、上記キャビティ内に進退可能であり、かつ
    該キャビティのH字形の内壁面に対して所定の距離隔て
    てほぼ沿ったH字形のスライドコアとを備えた樹脂成形
    装置を用い、 上記スライドコアを上記キャビティ内に進出した位置に
    おき、 上記キャビティの容量の一部を満たす量の溶融した樹脂
    を、キャビティ内に注入すると共に、該注入された溶融
    樹脂に向けてにガスを圧入しつつ、溶融した樹脂が固化
    する前に、上記スライドコアを後退させることにより、
    上記中空部を有する支持本体を形成すること、 を特徴とするカップホルダの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005113214A1 (de) * 2004-05-24 2005-12-01 Universität Paderborn Verfahren der herstellung von kunststoffformteilen
CN108162361A (zh) * 2017-12-22 2018-06-15 亚普汽车部件股份有限公司 一种中空管体成型方法

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CN108162361B (zh) * 2017-12-22 2019-12-13 亚普汽车部件股份有限公司 一种中空管体成型方法

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