JPH0513727B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0513727B2
JPH0513727B2 JP60211375A JP21137585A JPH0513727B2 JP H0513727 B2 JPH0513727 B2 JP H0513727B2 JP 60211375 A JP60211375 A JP 60211375A JP 21137585 A JP21137585 A JP 21137585A JP H0513727 B2 JPH0513727 B2 JP H0513727B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
rolling
steel plate
rolled
steel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60211375A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6272407A (ja
Inventor
Tsuyoshi Sasaki
Yukio Matsuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP21137585A priority Critical patent/JPS6272407A/ja
Publication of JPS6272407A publication Critical patent/JPS6272407A/ja
Publication of JPH0513727B2 publication Critical patent/JPH0513727B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B28/00Maintaining rolls or rolling equipment in effective condition
    • B21B28/02Maintaining rolls in effective condition, e.g. reconditioning
    • B21B28/04Maintaining rolls in effective condition, e.g. reconditioning while in use, e.g. polishing or grinding while the rolls are in their stands

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、例えば調質圧延機によりブライト鋼
板を製造する方法に関する。より詳細には本発明
は、耐摩耗性に優れた表面を有する圧延ロールを
用い且つこれを間欠的または連続的に研摩してロ
ール表面の焼付を防止し、圧延材全長にわたり光
沢性の優れたブライト鋼板を製造する方法に関す
る。 従来の技術 ブライト鋼板の製造は鏡面仕上げした鍜鋼ロー
ルを用いて調質圧延機により行われてきた。しか
しながら、圧延が進行するにつれてロールが摩耗
し、鋼板との焼付を生じてロール肌荒れがひどく
なり圧延長さ10Km程度でロール替えを行なう必要
がある。また圧延肌荒が進行すると共に鋼板の光
沢性が低下し、ブライト鋼板の品質上の問題とも
なる。 発明の解決しようとする問題点 本発明の目的は上記した従来技術の問題点を解
決することにあり、より詳細には全長にわたり安
定した光沢性を有するブライト鋼板の製品を提供
するとともに圧延ロールのロール替の回数を減少
して生産性を向上することにある。 問題点を解決するための手段 本発明に従うと、圧延ロールとして表面硬度
Hv900〜1200の範囲のCrまたはCr合金メツキロ
ールを用い、圧延機内で少なくともロールの圧延
材エツジ部に相当する表面部分を研摩することを
特徴とするブライト鋼板の製造方法が提供され
る。 本発明の1態様に従うと4〜25μmの範囲の厚
さに圧延ロール表面をCrまたはCr合金メツキす
るのが好ましい。CrまたはCr合金メツキされた
ロール表面はHv900〜1200の範囲の硬度となる。 ブライト鋼板は通常の鋼板の数倍の光沢度を必
要とするものであり、Hv900未満では所望の光沢
度を得ることはできず、また、Hv1200超ではそ
れ以上の光沢度の著しい向上は求めない。 さらに、ロール表面の研摩は圧延機内で連続的
あるいは断続的に行つてもよく、回転可能なバフ
をロール表面に当接して実施するのが好ましい。
このバフは、ロール表面の鋼板と接触する部分の
長さより若干大きい長さのものであつてもよく、
或いは長さの短いバフをロール軸方向に移動しな
がらロールの鋼板と接触する表面の全長を研摩し
てもよい。更には、長さの短いバフを用いて鋼板
のエツジ部と接触するロール表面の部分のみを研
摩してもよい。 さらに、本発明の1態様に従うと、少なくとも
ロール表面の鋼板と接触する部分にエアーを連続
的または間欠的に吹付け、ロール表面を冷却して
焼付けを防止するのが好ましい。 作 用 鋼板Sを鏡面仕上げした鍜鋼ロールRで第2図
に示すように圧延を行うと、図中に鎖線で示すよ
うに鋼板Sのエツジ部分は面圧が他の部分よりも
高く、はやく摩耗し且つ焼付が生じやすい。従つ
てロール表面はこれらの部分から曇り始め、この
曇り部は圧延が続行するにつれて序々に中央部に
拡がつてゆく。 なお、従来にあつても圧延機内においてロール
を研削することでロール寿命の延長を図ろうとす
る方法が行われているが、この場合には表面光沢
の要求されない鋼板(例えば、厚板、熱延・冷延
等の通常の鋼板圧延用のロールの場合)であり、
本発明のようなブライト鋼板(鏡面光沢の要求さ
れる鋼板)の圧延と比較して、本質的にその表面
仕上りの要求レベル(圧延後の製品に、人の顔が
鏡の如く映えるような鏡面が要求される)の点で
異なる。 鏡面仕上げした鍜鋼ロールの初期の表面粗度が
0.05μRaであつたものが圧延長さ10Kmの圧延後に
は次のような表面粗度となり、ロール替えをしな
ければブライト鋼板の圧延が続行不可能となる。
【表】 本発明に従うと、ロール表面をCrまたはCr合
金の層を4〜25μmの厚さでメツキするため、表
面硬度はHv900〜1200となり、従来の鏡面仕上げ
の鍜鋼ロールの表面硬度がHv750〜950であつた
のに比較すると大巾に耐摩耗性が向上する。 更に、ロール表面の鋼板エツジ部と接触する部
分をバフ研摩することによつて、当該部分が優先
的に摩耗するのが防止される。上記したように、
ロール替えの時期はロール表面の鋼板のエツジ部
と接触する部分の肌荒れによつて決定されるの
で、この部分を研摩するとロール寿命を大巾に向
上することができる。 以下、添付の図面を参照して本発明を実施例に
より説明する。 実施例 600mm(φ)×1730mm()の寸法の鍜鋼ロール
の表面上にCrメツキを下記の条件で行つた。 メツキ条件 メツキ液組成:CrO3 250g/ H2SO4 2.5g/ メツキ液温度:50℃ 電流密度:30A/dm2 メツキ層の厚さは10μmで、表面硬度はHv1100
で、表面粗度0.05μRaであつた。得られたロール
をワークロールとして、第1図に示すように調質
圧延機で鋼板の圧延を行つた。 すなわち、ワークロール1と、これを支持する
バツクアツプロール2とからなる一対のロール群
のセツトから圧延機は構成され、ワークロール1
として上記した如くCrメツキしたロールを用い
た。1コイル圧延毎に圧延板のエツジ部と接触す
るロール表面を幅200mmにわたつて綿バフ3を当
接し、ワークロール1を回転することによつて
Cr2O3の研摩剤を用いて研摩した。 厚さ1.0mm、巾1200mmの鋼板を80Kmにわたりブ
ライト圧延した後のロール表面粗度は、圧延材の
エツジ部と接触する部分で0.11μRa、ロール中央
部で0.1μRaであつた。更に、ロール表面には曇
り部分は発生しなかつた。 比較のため鏡面仕上げしたままの鍜鋼ロールを
ワークロール1として用い、同一の鋼板のブライ
ト圧延を行つた。10Kmの長さの圧延後のワークロ
ール1の表面粗度は、圧延材のエツジ部と接触す
る部分で0.15μRa、中央部分で0.07μRaであつた。
更に圧延材のエツジ部と接触する部分が巾30mmに
わたり曇つていた。 発明の効果 以上説明の如く本発明はCrまたはCr合金メツ
キロールを圧延ロールとして用い、圧延機内で少
なくともロールの圧延材のエツジ部に接触する表
面部分を研摩することを特徴とする。 本発明の方法では、ロールの表面硬度が高く、
耐摩耗性が改善されると同時に、最も肌荒の激し
い圧延材のエツジ部と接触する箇所が優先的に研
磨されるので、ロール寿命が著しく長期化し、且
つ安定した光沢性のブライト鋼板が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施するのに用いる圧
延機の1例の概略図であり、第2図は、従来のブ
ライト鋼板の圧延で表面に曇り部分が発生するの
を示す図である。 (参照番号および符号)、1:ワークロール、
2:バツクアツプロール、3:バフ、R:ロー
ル、S:鋼板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 圧延機によるブライト鋼板の製造方法におい
    て、圧延ロールとして表面硬度Hv900〜1200の範
    囲のCrまたはCr合金メツキロールの用い、圧延
    機内で少なくともロールを圧延材エツジ部に相当
    する表面部分を研磨することを特徴とするブライ
    ト鋼板の製造方法。 2 少なくとも圧延ロールの圧延材エツジ部と接
    触する表面部分をエアー吹付けすることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のブライト鋼板の
    製造方法。
JP21137585A 1985-09-25 1985-09-25 ブライト鋼板の製造方法 Granted JPS6272407A (ja)

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JPS6272407A JPS6272407A (ja) 1987-04-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0669566B2 (ja) * 1987-10-08 1994-09-07 川崎製鉄株式会社 鋼板の調質圧延方法
JP3394357B2 (ja) * 1995-05-10 2003-04-07 Ntn株式会社 カムシャフト

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59199107A (ja) * 1983-04-27 1984-11-12 Hitachi Ltd 圧延機のロ−ル研削方法

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