JPH05135426A - カセツトテープのローデイング制御装置 - Google Patents

カセツトテープのローデイング制御装置

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JPH05135426A
JPH05135426A JP3300216A JP30021691A JPH05135426A JP H05135426 A JPH05135426 A JP H05135426A JP 3300216 A JP3300216 A JP 3300216A JP 30021691 A JP30021691 A JP 30021691A JP H05135426 A JPH05135426 A JP H05135426A
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JP
Japan
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tape
magnetic tape
loading
cassette
magnetic
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Application number
JP3300216A
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English (en)
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Tomohide Soribashi
智英 反橋
Koji Fujita
浩司 藤田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】テープローディング時、磁気テープの回転シリ
ンダへの貼り付きを検出し、磁気テープの損傷を防ぐ。 【構成】リールモータ104,105の回転量を示すF
Gパルスを出力する周波数発振器111と、リールモー
タ104,105の回転方向検出器112と、テープロ
ーディング時、磁気テープの引き出し長さを判定するマ
イクロコンピュータ106より構成される。 【効果】テープローディング時、テープカセットから引
き出される磁気テープの長さを検査するようにしている
ので、確実に磁気テープの回転シリンダへの貼り付きを
検出することができ、磁気テープの損傷を防ぐことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カセットテープを用い
る磁気記録再生装置に好適なカセットテープのローディ
ング制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カセットテープを用いて信号の記録再生
を行う磁気記録再生装置において、テープカセットから
磁気テープを引き出して、回転シリンダ周囲の所定のテ
ープ走行路にローディングする機構が用いられている。
従来のカセットテープのローディング制御装置では、テ
ープローディング時、磁気テープが弛み、所定のテープ
走行路から脱落するのを防止するため、供給リールおよ
び巻取リールを回転駆動するリールモータに一定のトル
クを付与することにより、磁気テープにテンションを与
えローディングを行うようにしていた。しかしテープロ
ーディング時、回転シリンダに結露が生じている場合、
磁気テープが回転シリンダに貼り付き、巻き込まれ、磁
気テープに損傷を与えるおそれがあった。また結露でな
くても、エッジに傷のある磁気テープをローディングし
た場合、傷の部分が回転シリンダあるいは回転シリンダ
に搭載されている磁気ヘッドにひっかかることにより、
磁気テープは回転シリンダに貼り付き、巻き込まれ、磁
気テープの損傷あるいは切断などの事故を起こすことが
あった。従来の装置では、例えば特開平2−23684
3号公報に記載の回転ヘッド式磁気記録再生装置のよう
に、回転シリンダの回転数の変化、サーボ回路の出力す
る速度エラー信号のレベルにより貼り付きを検出するよ
うにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしテープローディ
ング時、磁気テープをテープカセットから引き出すガイ
ドピンのフランジなどで磁気テープのエッジを傷つけな
いように、低いテンションを磁気テープにかけている。
このため結露あるいは磁気テープの傷などにより磁気テ
ープが回転シリンダに貼り付いても、磁気テープにかか
るテンションが低いことから、回転シリンダの負荷変動
は小さく、上記従来技術の方式ではテープローディング
時の貼り付きを検出するのは困難であった。本発明の目
的は、テープローディング時、テープカセットから引き
出される磁気テープの長さを検査し、通常より長く引き
出されたか否かを判断することにより、磁気テープの回
転シリンダへの貼り付き、巻き込みを検出し、その後の
磁気テープの損傷を防止するカセットテープのローディ
ング制御装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、供給側および巻取側リールモータの回転量
を求める手段と、両リールモータの回転方向を検出する
手段と、前記リールモータの回転量を演算し、テープカ
セットから引き出される磁気テープの長さを判断する手
段を設け、テープローディング時、磁気テープの回転シ
リンダへの貼り付きおよび巻き込みを検出するローディ
ング制御方式をとった。また貼り付き、巻き込みを検出
した場合、リールモータ、回転シリンダおよび磁気テー
プをテープカセットから引き出すガイドピンの駆動を停
止することにより、磁気テープの損傷を防止するように
した。
【0005】
【作用】本発明のカセットテープのローディング制御装
置では、リールモータの回転量を求める手段と回転方向
を検出する手段を設けていることから、テープローディ
ング時、リールから引き出される磁気テープの長さを検
査することができる。この結果、異常に多量の磁気テー
プがリールから引き出されたこと、つまり磁気テープの
回転シリンダへの貼り付きおよび巻き込みを検出するこ
とができ、磁気テープの損傷を防止することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明
する。図1は、本発明のカセットテープのローディング
制御装置のブロック図である。図1において、磁気テー
プ101を巻回された供給リール102と巻取リール1
03はそれぞれリールモータ104,105に連結さ
れ、回転駆動力を与えられる。106はテープローディ
ング時、供給リール102および巻取リール103の回
転量を演算し、かつ磁気テープ101がテープカセット
107から引き出される長さが正常か否かを判断する手
段であるマイクロコンピュータである。108はシステ
ム制御部であり、マイクロコンピュータ106にテープ
ローディングの指令を出す。またシステム制御部108
は、テープローディング時、磁気テープの貼り付き、巻
き込みが生じた場合、液晶パネルあるいは蛍光表示管等
からなる表示部109に異常情報を表示する。
【0007】リールモータ104,105はマイクロコ
ンピュータ106のコントロール信号からリールモータ
制御回路110により回転駆動される。111は周波数
発振器であり、リールモータ104,105の回転量に
比例してFG(Frequency Generato
r)パルスが出力される。周波数発振器111からの互
いに位相が異なる2相のFGパルスは回転方向検出器1
12に入力され、位相を比較することによりリールモー
タ104,105の回転方向を知ることができる。リル
モータ104,105のFGパルスおよび回転方向信号
はマイクロコンピュータ106に入力され、これにより
マイクロコンピュータ106はリールモータ104,1
05の回転量を演算し、磁気テープ101のテープカセ
ット107からの引出量を判断することができる。
【0008】113はテープローディングモータであ
り、マイクロコンピュータ106のコントロール信号か
らテープローディングモータ制御回路114によって駆
動される。図1は、磁気テープ101がローディングさ
れた状態、つまり回転シリンダ115周囲の所定のテー
プ走行路に巻回された状態を示す。磁気テープ101を
保持するガイドピン116,117は、ローディングギ
ア118,119を介してテープローディングモータ1
13に連結されている。テープローディング時、テープ
ローディングモータ113の駆動により、ガイドピン1
16,117は、ガイド板120の溝121,122に
沿って、テープローディング初期の位置123,124
から図1に示す終了の位置まで移動し、磁気テープ10
1をテープカセット107から引き出し、回転シリンダ
115に巻きつける。ローディングギア119に連結さ
れたポテンショメータ125の出力はA/D変換器12
6を介してマイクロコンピュータ106に入力される。
ローディングギア119の回転角をポテンショメータ1
25により検出することで、テープローディング時のガ
イドピン116,117の位置を検出することができ
る。
【0009】図2にテープローディング時にテープカセ
ット107から引き出される磁気テープ101の長さを
示す。磁気テープ101の引き出し長さは、ローディン
グ制御装置の機構により決まり、あらかじめ求めること
ができる。磁気テープ101の回転シリンダ115への
貼り付き、および貼り付きによる磁気テープ101の巻
き込みを検出するには、図2に示すように、磁気テープ
101が回転シリンダ115に接触する位置からローデ
ィング終了の位置までに引き出される長さLを検査すれ
ばよい。ローディングの開始から終了までの全引き出し
長さで検査してもよいが、範囲を回転シリンダ115に
接触する位置以降に限定したほうが検出精度を上げるこ
とができる。
【0010】前記の引き出し長さLは、ローディング制
御装置の機構により決まっているため、磁気テープ10
1が回転シリンダ115に接触する位置からローディン
グ終了の位置までに、テープカセット107から引き出
される磁気テープ101の長さを求め、前記の引き出し
長さLと比較することにより、正常なテープローディン
グに比べ、多量の磁気テープが引き出されたか、つまり
回転シリンダ115に貼り付き、巻き込みを起こしたか
否かを判定することができる。磁気テープ101が回転
シリンダ115に接触する位置からローディング終了の
位置までに、テープカセット107から引き出される磁
気テープ101の長さは、リールモータ104,105
のFGパルスを計数し、リールモータ104,105の
回転量を演算することにより知ることができる。
【0011】本発明では、回転シリンダ115が図1
中、時計回りに回転する場合について述べる。この場
合、磁気テープ101が回転シリンダ115に貼り付き
を起こすと、磁気テープ101は巻取側のリール103
から多量に引き出されるため、巻取側のリールモータ1
05の回転量を求めれば、正常なローディングかまたは
貼り付きを起こしたか判断することができる。尚、回転
シリンダ115が図1中、反時計回りに回転する場合
は、供給側のリールモータ104の回転量を求め、正常
か貼り付きかを判断すればよい。
【0012】図3に正常なテープローディング時に、ガ
イドピン116,117が、磁気テープ101が回転シ
リンダ115に接触する位置からローディング終了の位
置まで移動する間に、計数される巻取側リールモータ1
05のFGパルス数と、巻取側リール103と供給側リ
ール102の巻径(図1に示す、それぞれRt,Rs)
の関係を示す。計数される巻取側リールモータ105の
FGパルス数は、巻径比Rt/Rsの逆数に比例し、同
種類のテープカセットで磁気テープ101の総巻回量が
異なる場合、図3に示すように、同じ巻径比でも計数さ
れる巻取側リールモータ105のFGパルス数、つまり
回転量は異なり、斜線で示すような範囲に分布する。つ
まり正常なテープローディングの場合は、計数される巻
取側リールモータ105のFGパルス数は図3中の斜線
で示す範囲に入る。従って、例えば図3に示すように異
常に磁気テープ101が引き出されたことを示す判定レ
ベルを設け、ガイドピン116,117が、磁気テープ
101が回転シリンダ115に接触する位置からローデ
ィング終了の位置に移動する間に計数される巻取側リー
ルモータ105のFGパルス数がこの判定レベルを超え
た場合、異常なテープローディング、つまり貼り付きが
起こったと判断できる。
【0013】図4に、図1に示すカセットテープのロー
ディング制御装置のマイクロコンピュータ106による
テープローディング制御のフローチャートを示す。図4
を用いて前述のテープローディング制御および磁気テー
プ101の回転シリンダ115への貼り付き検出につい
て詳述する。
【0014】マイクロコンピュータ106は、システム
制御部108のテープローディング指令を受けると、リ
ールモータ104,105に同一のトルクを設定し、回
転駆動力を与える(処理401)。尚、供給リール側の
リールモータ104には、図1中で反時計回りの回転力
を生じるように、また巻取リール側のリールモータ10
5には、図1中で時計回りの回転力が生じるようにトル
クを与える。また時計回りの回転を正転、反時計回りの
回転を逆転とする。次にテープローディングモータ11
3を駆動し(処理402)、ガイドピン116,117
により磁気テープ101をテープカセット107から引
き出す。またこの時、回転シリンダ115を駆動(処理
403)する。尚、テープローディング中に回転シリン
ダ115を駆動するのは、テープローディング終了後直
ちに磁気テープの記録あるいは再生動作に移れるように
するためである。
【0015】次に、ガイドピン116,117が、磁気
テープ101の回転シリンダ115への貼り付き検出を
開始する目標位置、つまり磁気テープ101が回転シリ
ンダ115に接触する位置に到達したか否かを判定する
(処理404)。この判定はポテンショメータ125の
出力により行う。目標位置に到達していない場合は、供
給側および巻取側のリールモータ104,105のトル
クを調整し(処理405)、供給側のリールモータ10
4は正転し、巻取側のリールモータ105は逆転するよ
うにする。この処理405の部分を図5に示す。図5に
おいて、巻取側のリールモータ105が逆転、供給側の
リールモータ104が正転していると判定(処理50
1,502)された場合、正常な回転方向として処理を
終了する。尚、回転方向は回転方向検出器112により
検出される。巻取側のリールモータ105および供給側
のリールモータ104がともに逆転している場合、供給
リール102側のテープテンションが高いため、巻取側
リールモータ105のトルクを増大し、供給側リールモ
ータ104のトルクを減させる(処理503)。また巻
取側のリールモータ105および供給側のリールモータ
104がともに正転している場合、巻取リール103側
のテープテンションが高いため、供給側リールモータ1
04のトルクを増大し、巻取側リールモータ105のト
ルクを減させる(処理504)。図5に示す処理を前述
の目標位置に到達するまで行い、巻取側、供給側にかか
るテープテンションを等しくし、供給側のリールモータ
104が正転、巻取側のリールモータ105が逆転回転
し、両リール102,103から磁気テープ101が等
しく引き出されるようにトルク調整を行う。
【0016】図4において、ガイドピン116,117
が、磁気テープ101の回転シリンダ115への貼り付
き検出を開始する目標位置、つまり磁気テープ101が
回転シリンダ115に接触する位置に到達した後、巻取
側リール103と供給側リール102の巻径比(Rt/
Rs)を求める(処理406)。処理405により、巻
取側、供給側のテープテンションが等しくなっているた
め、巻径比は下記の数1に示すように、リールモータ1
04,105に設定されているトルクより求めることが
できる。
【0017】
【数1】Rt/Rs=Tt/Ts Rt:巻取リールの巻径 Rs:供給リールの巻径 Tt:巻取側リールモータのトルク Ts:供給側リールモータのトルク ガイドピン116,117が、目標位置到達直後から巻
取側リールモータ105のFGパルスの計数を始める
(処理407)。処理407の部分を図6に示す。図6
に示すように、巻取側リールモータ105のFGパルス
が入力される度に回転方向を検出し(処理601)、逆
転している場合はカウンタ値Mtを1つ加算し(処理6
02)、正転している場合はカウンタ値Mtを1つ減算
する(処理603)。これにより磁気テープ101が巻
取リール103より引き出された長さに対応する巻取側
リールモータ105の回転量を知ることができる。
【0018】処理407により得られる磁気テープ10
1が回転シリンダ115に接触後の巻取側リールモータ
105の回転量に対応するFGパルスのカウンタ値Mt
より磁気テープ101が回転シリンダ115に貼り付き
を起こしたか否かを判定する(処理408)。この判定
は、カウンタ値Mtと図3に示す判定レベルを比較し、
カウンタ値が判定レベルより小さい場合は正常とし、テ
ープローディング終了まで処理407、408を続ける
(処理409)。図3に示す各巻径比Rt/Rsにおけ
る判定レベルはROMに記憶させておき、処理406で
求めた巻径比Rt/Rsより、その巻径比における判定
レベルを読み込み、前述のようにカウンタ値Mtと比較
する。処理408でカウンタ値Mtが判定レベルを超え
た場合、磁気テープ101が正常なテープローディング
に比べ多量に引き出されたと判定、つまり回転シリンダ
115に貼り付いたと判定し、磁気テープ101の損傷
を防止するための処理410,411,412,413
を実行する。磁気テープ101が多量に引き出された場
合、回転シリンダ115の巻き込みによる磁気テープ1
01の損傷、あるいは切断の危険性がある。また磁気テ
ープ101が走行路から脱落するため、ガイドピン11
6,117の移動により、磁気テープ101を損傷させ
る可能性がある。そのため異常と判定された場合、直ち
に回転シリンダ115の回転を止め(処理410)、リ
ールモータ104,105およびテープローディングモ
ータ113の駆動を停止する。またシステム制御部10
8に異常信号を送信する(処理413)。異常信号をマ
イクロコンピュータ106より受信したシステム制御部
108は、ブザーを鳴らすか、または表示部109にテ
ープローディング時に異常が起こったことを表示し、ユ
ーザに知らせる。
【0019】以上、図1に示すカセットテープのローデ
ィング制御装置により、図4に示すテープローディング
制御を行うことにより、テープローディング時の磁気テ
ープの回転シリンダへの貼り付き、巻き込みを検出する
ことができ、磁気テープの損傷を防ぐことができる。
尚、上記の実施例では、両リールの巻径比をテープロー
ディングを開始してから求めているが、テープローディ
ング前の状態、つまりテープカセット107がローディ
ング制御装置に装着され、磁気テープ101がテープカ
セット107内にある状態で求めてもよい。この場合、
巻径比は両リールモータ104,105を回転させ、両
リールモータ104,105のFGパルスを計数するこ
とにより求められる。また上記の実施例では、両リール
の巻径比から判定レベルを設定しているが、テープロー
ディング時、巻取リールの巻径が既知の場合は、予め巻
取リールの巻径と正常なテープローディング時に計数さ
れる巻取側リールモータのFGパルス数を求めておき、
これをもとに判定レベルを設定してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上本発明によれば、テープローディン
グ時、両リールの巻径比を求め、磁気テープ101が回
転シリンダ115に接触する位置からテープローディン
グ終了までの間、リールモータ105の回転量を計数す
ることにより、リールから引き出される磁気テープの長
さを検査している。これにより磁気テープの回転シリン
ダへの貼り付き、巻き込みを確実に検出することができ
る。また、異常を検出後、回転シリンダ、リールモー
タ、およびテープローディングモータの駆動を停止する
ことから磁気テープの損傷を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すカセットテープのローデ
ィング制御装置のブロック図である。
【図2】テープローディング時の磁気テープ引き出し長
さを示す図である。
【図3】テープローディング時に計数されるリールモー
タのFGパルス数を示す図である。
【図4】本発明のテープローディング制御を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明のテープローディング時のリールモータ
のトルク調整を示すフローチャートである。
【図6】本発明のテープローディング時のリールモータ
FGパルスの計数処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101…磁気テープ、 102…供給リール、 103…巻取リール、 104…供給側リールモータ、 105…巻取側リールモータ、 106…マイクロコンピュータ、 113…テープローディングモータ、 115…回転シリンダ、 116,117…ガイドピン、 125…ポテンショメータ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープカセット内の磁気テープを巻回され
    た2個のリールを回転駆動する2個のリールモータと、
    前記磁気テープを前記テープカセット内から引き出し、
    磁気ヘッドを搭載した回転シリンダ周囲の磁気テープ走
    行路にローディングするガイドピンと前記ガイドピンを
    駆動するテープローディングモータを備えたカセットテ
    ープのローディング制御装置において、 前記リールモータの回転量を求める手段と、前記リール
    モータの回転方向を検出する手段と、テープローディン
    グ時の前記ガイドピンの位置を検出する手段と、前記リ
    ールモータの回転量を演算する手段を設け、テープロー
    ディング時に前記リールモータの回転量から前記磁気テ
    ープが回転シリンダに貼り付きを起こしたか否かを検出
    することを特徴とするカセットテープのローディング制
    御装置。
  2. 【請求項2】記録再生時、前記回転シリンダに搭載され
    た磁気ヘッドが、磁気テープの走行方向と逆方向に磁気
    テープ上を走査する場合は、巻取側のリールモータの回
    転量を、また前記磁気ヘッドが、磁気テープの走行方向
    と同一方向に磁気テープ上を走査する場合は、供給側の
    リールモータの回転量を演算することにより、テープロ
    ーディング時の前記磁気テープの回転シリンダへの貼り
    付きを検出することを特徴とする請求項1に記載のカセ
    ットテープのローディング制御装置。
  3. 【請求項3】テープローディング時に、前記磁気テープ
    の回転シリンダへの貼り付きを検出した場合、前記回転
    シリンダ、前記リールモータ、および前記テープローデ
    ィングモータの駆動を停止することを特徴とする請求項
    1に記載のカセットテープのローディング制御装置。
  4. 【請求項4】液晶パネルあるいは蛍光表示管等からなる
    表示部を備え、テープローディング時に、前記磁気テー
    プの回転シリンダへの貼り付きを検出した場合、前記表
    示部に異常を知らせる情報を表示することを特徴とする
    請求項1に記載のカセットテープのローディング制御装
    置。
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