JP3571151B2 - 磁気テープ装置におけるテープ巻き取り制御方法 - Google Patents
磁気テープ装置におけるテープ巻き取り制御方法 Download PDFInfo
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は磁気テープ装置における磁気テープカートリッジのテープ巻き取り制御方法に関する。
【0002】
近年は、記憶媒体として利用する磁気テープが、従来のオープンリール媒体から小型のカートリッジ媒体に移行する傾向にあり、これに応じて磁気テープ装置の小型化が進んでいる。
【0003】
【従来の技術】
図1を参照して、従来使用されている磁気テープ装置を概略的に説明する。符号2は互いに回動可能に連結された第1アーム2aと第2アーム2bとから構成されるスレッドアームであり、第1アーム2aの先端にスレッドピン4が固定されている。
【0004】
駆動モータ8を回転すると、その回転力がギア10,12を介して第2アーム2bに伝達され、第2アーム2bが軸13回りに回転する。これに応じて、第1アーム2aの先端に固定されたスレッドピン4がガイド溝6に沿ってスライドする。
【0005】
符号14は磁気テープカートリッジを示しており、カートリッジケース16内に磁気テープ18が巻回されて収納されている。磁気テープ18の先端にはリーダブロック20が連結されており、このリーダブロック20はカートリッジケース16に取り外し可能に係合されている。
【0006】
符号22は磁気テープ装置に設けられたファイルリール(巻き取り側リール)を示しており、図示しないファイルリールモータにより回転される。ファイルリールモータは1回転にN個(例えば500個)のタコパルスを発生する。
【0007】
磁気テープカートリッジ14が磁気テープ装置内に挿入されると、図示しないカートリッジリールがファイルリール22と結合され、ファイルリールモータが駆動されるとファイルリール22を介してカートリッジリールが回転される。
【0008】
符号24は磁気テープ装置のマシンリール(巻き付け側リール)を示しており、図示しないマシンリールモータにより回転される。マシンリール24は切り欠き26を有しており、この切り欠き26と案内溝6の端部とが略整列した回転位置で、スレッドピン4に嵌合されて案内されたリーダブロック20がマシンリール24に挿入(係合)される。符号28,30はガイドローラを示しており、符号32は磁気ヘッドを示している。
【0009】
しかして、駆動モータ8を回転すると、この回転トルクがギア10,12を介して第2アーム2bに伝達され、第2アーム2bが軸13回りに回転される。これにより、第2アーム2bに回動屈折自在に連結された第1アーム2aの先端部に固定されたスレッドピン4がガイド溝6内をスライド移動する。
【0010】
磁気テープカートリッジ14の磁気テープ18をマシンリール24に装着する場合には、まず磁気テープ18の先端に連結されたリーダブロック20に対して、第1アーム2aの先端に設けられたスレッドピン4を嵌合すると共に、スレッドアーム2を軸13回りに揺動してスレッドピン4及びリーダブロック20を案内溝6に沿ってスライド移動させ、ガイドローラ28、磁気ヘッド32、ガイドローラ30を順次経由し、最後にマシンリール24に設けられた切り欠き26中にリーダブロック20を挿入する。
【0011】
スレッドピン4をマシンリール24の中心に係止しながら、マシンリールモータを駆動してマシンリール24を回転することにより、磁気テープ18をマシンリール24に巻き取り、磁気ヘッド32で磁気テープ18に対して情報の記録及び再生を実行する。
【0012】
一方、磁気テープ18を磁気テープカートリッジ14に巻き戻すときには、ファイルリール22を回転し磁気テープ18を磁気テープカートリッジ14内に巻き戻す。
【0013】
最後に、スレッドアーム2を上述した磁気テープを引き出すときとは逆方向に移動させ、リーダブロック20をカートリッジケース16にラッチ(係合)させる。
【0014】
磁気テープ装置の小型化を実現するためには、テープパス空間の縮小化が必須となるが、マシンリール24に巻かれたテープをファイルリール22で巻き取り終えたことを検出するセンサを取り付けることはできない。
【0015】
このセンサなしにテープを巻き取り終えたことを検出するためには、図2に示すようにファイルリール22でテープを巻き取り終えてからリーダブロック20がマシンリール24から抜けようとするところを、ファームウェアが検出してテープ巻き取りの完了と見なすことにより行ってきた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
振動等の衝撃による外乱がテープ巻き取り中に生じた場合、図3(A)に示すようにマシンリール24に巻かれているテープ量が多い場合は、テープがリーダブロック20を押さえつけているために、リーダブロック20がマシンリール24から抜けることはない。
【0017】
しかし、マシンリール24に巻かれているテープ量が少なくなり、図3(B)に示すように一巻きになると、テープがリーダブロック20を押さえきれなくなり、リーダブロック20がマシンリール24から抜けようとする。
【0018】
このような現象が発生すると、まだテープがマシンリール24に巻かれているにも係わらず、リーダブロック20がマシンリール24から抜けているため、従来の制御方法ではスレッドアーム2によりリーダブロック20をカートリッジ14に戻す動作を行ってしまい、磁気テープ装置内でテープを破損する危険が生じる。
【0019】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ファイルリールでのテープ巻き取り制御を改善することにより、テープを破損することなくスレッドアームによりリーダブロックを磁気テープカートリッジに確実に戻すことのできる、磁気テープ装置におけるテープ巻き取り制御方法を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、ロードされた磁気テープカートリッジのリールが結合されるファイルリールと、磁気テープを巻き取るマシンリールと、磁気テープの先端に連結されたリーダブロックを係合してロードされた前記磁気テープカートリッジと前記マシンリールとの間で前記リーダブロックを移動して、該リーダブロックを前記磁気テープカートリッジ及び前記マシンリールに取り外し可能に係合させるスレッドアームとを具備した磁気テープ装置におけるテープ巻き取り制御方法であって、前記ファイルリールで前記マシンリールに巻き付けられているテープを巻き取り中に、前記リーダブロックが前記マシンリールから外れたのを検出した後、前記マシンリールが1回転する間前記ファイルリールによるテープ巻き取り処理を継続し、前記リーダブロックが前記マシンリールから外れているかを再度検出し、再検出により前記リーダブロックが前記マシンリールから外れているのが検出されると、前記マシンリールに巻かれているテープは無いと判断し、前記スレッドアームで前記リーダブロックを移動して該リーダブロックを前記磁気テープカートリッジに係合させることを特徴とする磁気テープ装置におけるテープ巻き取り制御方法が提供される。
【0021】
本発明の他の制御方法によると、ファイルリールでマシンリールに巻き付けられているテープを巻き取り中に、リーダブロックが前記マシンリールから外れたのを検出した後、前記マシンリールが1/4回転以上1回転未満回転する間前記ファイルリールによるテープ巻き取り処理を継続し、前記リーダブロックが前記マシンリールに再係合したか否かを検出する。
【0022】
前記リーダブロックが前記マシンリールに再係合したのを検出すると、前記リーダブロックが前記マシンリールから外れたのを再検出し、前記リーダブロックが前記マシンリールから外れたのを再検出すると、前記マシンリールが1/4回転以上1回転未満回転する間前記ファイルリールによるテープ巻き取り処理を継続する。
【0023】
そして、このテープ巻き取り処理中に前記リーダブロックが前記マシンリールに再係合したか否かを再度検出し、再検出により前記リーダブロックが前記マシンリールに再係合していないのが検出されると、前記マシンリールに巻かれているテープは無いと判断する。
【0024】
本発明のさらに他の制御方法によると、ファイルリールでマシンリールに巻き付けられているテープを巻き取り中に、リーダブロックが前記マシンリールから外れたのを検出した後、前記マシンリールが1/4回転以上回転する間前記ファイルリールによるテープ巻き取り処理を継続する。
【0025】
そして、この巻き取り処理の継続中に前記ファイルリールによるテープ巻き取り量を測定し、この巻き取り量が、前記マシンリールにテープが無くなったときに前記リーダブロックがが該マシンリールから外れて測定した所定の巻き取り量と同等であれば、前記マシンリールに巻かれているテープは無いと判断する。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1に示した磁気テープ装置において、マシンリール24の回転量は、例えば以下のようにして検出することができる。
【0027】
即ち、磁気テープ装置の筐体に透過型のフォトセンサを取り付け、マシンリール24に180°の間はセンサの光を遮らず残りの180°の間はセンサの光を遮るフランジを取り付け、このセンサのオン/オフをカウントするカウンタを設け、カウンタのカウント値によりマシンリール24の回転量を検出することができる。
【0028】
マシンリール24の回転精度の検出は、マシンリール24に取り付けられたセンサ数により異なり、一周の1/2,1/4,1/8,1/16等が可能となる。以下に説明する実施形態においては、筐体に2個のセンサを取り付けてマシンリール24の回転を一周の1/4(90°)ごとに検出する。
【0029】
代案として、マシンリールモータが発生するタコパルス数をカウントするカウンタを設け、カウンタのカウント値によりマシンリール24の回転量を検出するようにしてもよい。
【0030】
テープをファイルリール22で巻き取っているときにリーダブロック20がマシンリール24から抜けたことを検出する手段は、スレッドピン4にフラグを取り付け、このフラグを検出するフォトセンサを磁気テープ装置の筐体に設けて構成する。
【0031】
次に、図4のフローチャートを参照して本発明第1実施形態のテープ巻き取り制御方法について説明する。
まず、ステップ101でファイルリールモータを駆動してファイルリール22を回転し、磁気テープのカートリッジ14への巻き取りを開始する。この巻き取り中にリーダブロック20がマシンリール24から抜けたことをセンサにより検出すると(ステップ102)、この検出からマシンリール24が1回転する間ファイルリール22によるテープの巻き取り処理を継続する(ステップ103)。
【0032】
マシンリール24が1回転する時間が経過すると、リーダブロック20がマシンリール24から外れているかを再度検出し(ステップ104)、再検出によりリーダブロック20がマシンリール24から外れているのが検出されると、マシンリール24に巻かれているテープは無いと判断し、テープの巻き取りを終了する(ステップ105)。
【0033】
テープの巻き取りが終了すると、スレッドアーム2を駆動してリーダブロック20をガイド溝6に沿って移動し、リーダブロック20をカートリッジケース16に係合させる。
【0034】
ステップ104でリーダブロック20がマシンリール24から抜けていない場合には、再度マシンリール24が1回転するのに要する時間分ファイルリール22での巻き取り処理を継続し(ステップ103)、再度リーダブロック20がマシンリール24から抜けているかを検出する(ステップ104)。
【0035】
次に、図5のフローチャートを参照して、本発明第2実施形態のテープ巻き取り制御方法について説明する。
まず、ステップ201でファイルリール22を回転してマシンリール24に巻き付けられているテープの巻き取りを開始する。テープ巻き取り中に、リーダブロック20がマシンリール24から抜けたのが検出されると(ステップ202)、この検出からマシンリール24が1/4回転以上1回転未満回転するのに要する時間分、ファイルリール22によるテープ巻き取り処理を継続する(ステップ203)。
【0036】
この時間が経過すると、リーダブロック20がマシンリール24に収まったか否かを検出し(ステップ204)、リーダブロック20がマシンリール24に収まったことが検出されるとステップ202に戻り、再度リーダブロック20がマシンリール24から抜けるのを検出する。
【0037】
リーダブロック20がマシンリール24から抜けたのを再検出してから、マシンリール24が1/4回転以上1回転未満回転するまでの時間テープ巻き取り処理を継続し(ステップ203)、再度リーダブロック20がマシンリール24に収まったか否かを確認する(ステップ204)。
【0038】
この確認動作によりリーダブロック20がマシンリール24から抜けているのが検出されると、マシンリール24に巻かれているテープは無いと判断し、テープの巻き取りを終了する(ステップ205)。
【0039】
テープの巻き取りが終了すると、スレッドアーム2を駆動してリーダブロック20をガイド溝6に沿って移動し、リーダブロック20をカートリッジケース16に係合させる。
【0040】
次に、図6のフローチャートを参照して本発明第3実施形態のテープ巻き取り制御方法について説明する。
まず、ステップ301でファイルリール22を回転してテープの巻き取りを開始する。ファイルリール22でテープを巻き取り中に、リーダブロック20がマシンリール24から抜けたのを検出すると(ステップ302)、ファイルリール22でのテープ巻き取り量の測定を開始する(ステップ303)。
【0041】
ファイルリール22でのテープ巻き取り量の測定は、ファイルリールモータにタコパルス発生手段を設け、このタコパルスをカウンタによりカウントすることにより測定を行う。例えば、ファイルリールモータは1回転の間に500個のタコパルスを発生する。
【0042】
リーダブロック22がマシンリール24から抜けてから、マシンリール24が1/4回転する間ファイルリール22によるテープ巻き取り処理を継続する。この時間が経過すると(ステップ304)、テープ巻き取り量の測定を終了する(ステップ305)。
【0043】
測定されたテープ巻き取り量が、マシンリール24にテープが無くなったときにリーダブロック20が抜けて測定したテープ巻き取り量と同等であれば、マシンリール24に巻かれているテープはないと判断し(ステップ306)、ファイルリール22によるテープ巻き取りを終了する(ステップ307)。
【0044】
次いで、スレッドアーム2でリーダブロック20を案内溝6に沿って移動して、リーダブロック20をカートリッジケース14に係合させる。
ステップ306で測定したテープ巻き取り量が、マシンリール24にテープがなくなったときにリーダブロック20が抜けて測定した巻き取り量と同等でない場合には、マシンリール24に巻かれているテープがまだあると判断し、ステップ302〜ステップ306の処理を繰り返す。
【0045】
【発明の効果】
本発明によると、テープに対して情報の記録/再生が終了した後にテープをカートリッジに収納するときにおいて、テープがまだマシンリールに巻き付けられているのにも係わらず、振動等によりテープをファイルリールで巻き取り処理中にリーダブロックがマシンリールから抜けたことをファームウェアが検出してしまっても、マシンリールに巻かれているテープがなくなるまでファイルリールで確実に巻き取ることにより、テープを破損することなくカートリッジ内に収納できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気テープ装置の平面図である。
【図2】従来のテープ巻き取り完了の説明図である。
【図3】従来の問題点説明図である。
【図4】本発明第1実施形態のテープ巻き取り制御方法を示すフローチャートである。
【図5】本発明第2実施形態のテープ巻き取り制御方法を示すフローチャートである。
【図6】本発明第3実施形態のテープ巻き取り逝去方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 スレッドアーム
4 スレッドピン
6 案内溝
14 磁気テープカートリッジ
18 磁気テープ
20 リーダブロック
22 ファイルリール
24 マシンリール
32 磁気ヘッド
【発明の属する技術分野】
本発明は磁気テープ装置における磁気テープカートリッジのテープ巻き取り制御方法に関する。
【0002】
近年は、記憶媒体として利用する磁気テープが、従来のオープンリール媒体から小型のカートリッジ媒体に移行する傾向にあり、これに応じて磁気テープ装置の小型化が進んでいる。
【0003】
【従来の技術】
図1を参照して、従来使用されている磁気テープ装置を概略的に説明する。符号2は互いに回動可能に連結された第1アーム2aと第2アーム2bとから構成されるスレッドアームであり、第1アーム2aの先端にスレッドピン4が固定されている。
【0004】
駆動モータ8を回転すると、その回転力がギア10,12を介して第2アーム2bに伝達され、第2アーム2bが軸13回りに回転する。これに応じて、第1アーム2aの先端に固定されたスレッドピン4がガイド溝6に沿ってスライドする。
【0005】
符号14は磁気テープカートリッジを示しており、カートリッジケース16内に磁気テープ18が巻回されて収納されている。磁気テープ18の先端にはリーダブロック20が連結されており、このリーダブロック20はカートリッジケース16に取り外し可能に係合されている。
【0006】
符号22は磁気テープ装置に設けられたファイルリール(巻き取り側リール)を示しており、図示しないファイルリールモータにより回転される。ファイルリールモータは1回転にN個(例えば500個)のタコパルスを発生する。
【0007】
磁気テープカートリッジ14が磁気テープ装置内に挿入されると、図示しないカートリッジリールがファイルリール22と結合され、ファイルリールモータが駆動されるとファイルリール22を介してカートリッジリールが回転される。
【0008】
符号24は磁気テープ装置のマシンリール(巻き付け側リール)を示しており、図示しないマシンリールモータにより回転される。マシンリール24は切り欠き26を有しており、この切り欠き26と案内溝6の端部とが略整列した回転位置で、スレッドピン4に嵌合されて案内されたリーダブロック20がマシンリール24に挿入(係合)される。符号28,30はガイドローラを示しており、符号32は磁気ヘッドを示している。
【0009】
しかして、駆動モータ8を回転すると、この回転トルクがギア10,12を介して第2アーム2bに伝達され、第2アーム2bが軸13回りに回転される。これにより、第2アーム2bに回動屈折自在に連結された第1アーム2aの先端部に固定されたスレッドピン4がガイド溝6内をスライド移動する。
【0010】
磁気テープカートリッジ14の磁気テープ18をマシンリール24に装着する場合には、まず磁気テープ18の先端に連結されたリーダブロック20に対して、第1アーム2aの先端に設けられたスレッドピン4を嵌合すると共に、スレッドアーム2を軸13回りに揺動してスレッドピン4及びリーダブロック20を案内溝6に沿ってスライド移動させ、ガイドローラ28、磁気ヘッド32、ガイドローラ30を順次経由し、最後にマシンリール24に設けられた切り欠き26中にリーダブロック20を挿入する。
【0011】
スレッドピン4をマシンリール24の中心に係止しながら、マシンリールモータを駆動してマシンリール24を回転することにより、磁気テープ18をマシンリール24に巻き取り、磁気ヘッド32で磁気テープ18に対して情報の記録及び再生を実行する。
【0012】
一方、磁気テープ18を磁気テープカートリッジ14に巻き戻すときには、ファイルリール22を回転し磁気テープ18を磁気テープカートリッジ14内に巻き戻す。
【0013】
最後に、スレッドアーム2を上述した磁気テープを引き出すときとは逆方向に移動させ、リーダブロック20をカートリッジケース16にラッチ(係合)させる。
【0014】
磁気テープ装置の小型化を実現するためには、テープパス空間の縮小化が必須となるが、マシンリール24に巻かれたテープをファイルリール22で巻き取り終えたことを検出するセンサを取り付けることはできない。
【0015】
このセンサなしにテープを巻き取り終えたことを検出するためには、図2に示すようにファイルリール22でテープを巻き取り終えてからリーダブロック20がマシンリール24から抜けようとするところを、ファームウェアが検出してテープ巻き取りの完了と見なすことにより行ってきた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
振動等の衝撃による外乱がテープ巻き取り中に生じた場合、図3(A)に示すようにマシンリール24に巻かれているテープ量が多い場合は、テープがリーダブロック20を押さえつけているために、リーダブロック20がマシンリール24から抜けることはない。
【0017】
しかし、マシンリール24に巻かれているテープ量が少なくなり、図3(B)に示すように一巻きになると、テープがリーダブロック20を押さえきれなくなり、リーダブロック20がマシンリール24から抜けようとする。
【0018】
このような現象が発生すると、まだテープがマシンリール24に巻かれているにも係わらず、リーダブロック20がマシンリール24から抜けているため、従来の制御方法ではスレッドアーム2によりリーダブロック20をカートリッジ14に戻す動作を行ってしまい、磁気テープ装置内でテープを破損する危険が生じる。
【0019】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ファイルリールでのテープ巻き取り制御を改善することにより、テープを破損することなくスレッドアームによりリーダブロックを磁気テープカートリッジに確実に戻すことのできる、磁気テープ装置におけるテープ巻き取り制御方法を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、ロードされた磁気テープカートリッジのリールが結合されるファイルリールと、磁気テープを巻き取るマシンリールと、磁気テープの先端に連結されたリーダブロックを係合してロードされた前記磁気テープカートリッジと前記マシンリールとの間で前記リーダブロックを移動して、該リーダブロックを前記磁気テープカートリッジ及び前記マシンリールに取り外し可能に係合させるスレッドアームとを具備した磁気テープ装置におけるテープ巻き取り制御方法であって、前記ファイルリールで前記マシンリールに巻き付けられているテープを巻き取り中に、前記リーダブロックが前記マシンリールから外れたのを検出した後、前記マシンリールが1回転する間前記ファイルリールによるテープ巻き取り処理を継続し、前記リーダブロックが前記マシンリールから外れているかを再度検出し、再検出により前記リーダブロックが前記マシンリールから外れているのが検出されると、前記マシンリールに巻かれているテープは無いと判断し、前記スレッドアームで前記リーダブロックを移動して該リーダブロックを前記磁気テープカートリッジに係合させることを特徴とする磁気テープ装置におけるテープ巻き取り制御方法が提供される。
【0021】
本発明の他の制御方法によると、ファイルリールでマシンリールに巻き付けられているテープを巻き取り中に、リーダブロックが前記マシンリールから外れたのを検出した後、前記マシンリールが1/4回転以上1回転未満回転する間前記ファイルリールによるテープ巻き取り処理を継続し、前記リーダブロックが前記マシンリールに再係合したか否かを検出する。
【0022】
前記リーダブロックが前記マシンリールに再係合したのを検出すると、前記リーダブロックが前記マシンリールから外れたのを再検出し、前記リーダブロックが前記マシンリールから外れたのを再検出すると、前記マシンリールが1/4回転以上1回転未満回転する間前記ファイルリールによるテープ巻き取り処理を継続する。
【0023】
そして、このテープ巻き取り処理中に前記リーダブロックが前記マシンリールに再係合したか否かを再度検出し、再検出により前記リーダブロックが前記マシンリールに再係合していないのが検出されると、前記マシンリールに巻かれているテープは無いと判断する。
【0024】
本発明のさらに他の制御方法によると、ファイルリールでマシンリールに巻き付けられているテープを巻き取り中に、リーダブロックが前記マシンリールから外れたのを検出した後、前記マシンリールが1/4回転以上回転する間前記ファイルリールによるテープ巻き取り処理を継続する。
【0025】
そして、この巻き取り処理の継続中に前記ファイルリールによるテープ巻き取り量を測定し、この巻き取り量が、前記マシンリールにテープが無くなったときに前記リーダブロックがが該マシンリールから外れて測定した所定の巻き取り量と同等であれば、前記マシンリールに巻かれているテープは無いと判断する。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1に示した磁気テープ装置において、マシンリール24の回転量は、例えば以下のようにして検出することができる。
【0027】
即ち、磁気テープ装置の筐体に透過型のフォトセンサを取り付け、マシンリール24に180°の間はセンサの光を遮らず残りの180°の間はセンサの光を遮るフランジを取り付け、このセンサのオン/オフをカウントするカウンタを設け、カウンタのカウント値によりマシンリール24の回転量を検出することができる。
【0028】
マシンリール24の回転精度の検出は、マシンリール24に取り付けられたセンサ数により異なり、一周の1/2,1/4,1/8,1/16等が可能となる。以下に説明する実施形態においては、筐体に2個のセンサを取り付けてマシンリール24の回転を一周の1/4(90°)ごとに検出する。
【0029】
代案として、マシンリールモータが発生するタコパルス数をカウントするカウンタを設け、カウンタのカウント値によりマシンリール24の回転量を検出するようにしてもよい。
【0030】
テープをファイルリール22で巻き取っているときにリーダブロック20がマシンリール24から抜けたことを検出する手段は、スレッドピン4にフラグを取り付け、このフラグを検出するフォトセンサを磁気テープ装置の筐体に設けて構成する。
【0031】
次に、図4のフローチャートを参照して本発明第1実施形態のテープ巻き取り制御方法について説明する。
まず、ステップ101でファイルリールモータを駆動してファイルリール22を回転し、磁気テープのカートリッジ14への巻き取りを開始する。この巻き取り中にリーダブロック20がマシンリール24から抜けたことをセンサにより検出すると(ステップ102)、この検出からマシンリール24が1回転する間ファイルリール22によるテープの巻き取り処理を継続する(ステップ103)。
【0032】
マシンリール24が1回転する時間が経過すると、リーダブロック20がマシンリール24から外れているかを再度検出し(ステップ104)、再検出によりリーダブロック20がマシンリール24から外れているのが検出されると、マシンリール24に巻かれているテープは無いと判断し、テープの巻き取りを終了する(ステップ105)。
【0033】
テープの巻き取りが終了すると、スレッドアーム2を駆動してリーダブロック20をガイド溝6に沿って移動し、リーダブロック20をカートリッジケース16に係合させる。
【0034】
ステップ104でリーダブロック20がマシンリール24から抜けていない場合には、再度マシンリール24が1回転するのに要する時間分ファイルリール22での巻き取り処理を継続し(ステップ103)、再度リーダブロック20がマシンリール24から抜けているかを検出する(ステップ104)。
【0035】
次に、図5のフローチャートを参照して、本発明第2実施形態のテープ巻き取り制御方法について説明する。
まず、ステップ201でファイルリール22を回転してマシンリール24に巻き付けられているテープの巻き取りを開始する。テープ巻き取り中に、リーダブロック20がマシンリール24から抜けたのが検出されると(ステップ202)、この検出からマシンリール24が1/4回転以上1回転未満回転するのに要する時間分、ファイルリール22によるテープ巻き取り処理を継続する(ステップ203)。
【0036】
この時間が経過すると、リーダブロック20がマシンリール24に収まったか否かを検出し(ステップ204)、リーダブロック20がマシンリール24に収まったことが検出されるとステップ202に戻り、再度リーダブロック20がマシンリール24から抜けるのを検出する。
【0037】
リーダブロック20がマシンリール24から抜けたのを再検出してから、マシンリール24が1/4回転以上1回転未満回転するまでの時間テープ巻き取り処理を継続し(ステップ203)、再度リーダブロック20がマシンリール24に収まったか否かを確認する(ステップ204)。
【0038】
この確認動作によりリーダブロック20がマシンリール24から抜けているのが検出されると、マシンリール24に巻かれているテープは無いと判断し、テープの巻き取りを終了する(ステップ205)。
【0039】
テープの巻き取りが終了すると、スレッドアーム2を駆動してリーダブロック20をガイド溝6に沿って移動し、リーダブロック20をカートリッジケース16に係合させる。
【0040】
次に、図6のフローチャートを参照して本発明第3実施形態のテープ巻き取り制御方法について説明する。
まず、ステップ301でファイルリール22を回転してテープの巻き取りを開始する。ファイルリール22でテープを巻き取り中に、リーダブロック20がマシンリール24から抜けたのを検出すると(ステップ302)、ファイルリール22でのテープ巻き取り量の測定を開始する(ステップ303)。
【0041】
ファイルリール22でのテープ巻き取り量の測定は、ファイルリールモータにタコパルス発生手段を設け、このタコパルスをカウンタによりカウントすることにより測定を行う。例えば、ファイルリールモータは1回転の間に500個のタコパルスを発生する。
【0042】
リーダブロック22がマシンリール24から抜けてから、マシンリール24が1/4回転する間ファイルリール22によるテープ巻き取り処理を継続する。この時間が経過すると(ステップ304)、テープ巻き取り量の測定を終了する(ステップ305)。
【0043】
測定されたテープ巻き取り量が、マシンリール24にテープが無くなったときにリーダブロック20が抜けて測定したテープ巻き取り量と同等であれば、マシンリール24に巻かれているテープはないと判断し(ステップ306)、ファイルリール22によるテープ巻き取りを終了する(ステップ307)。
【0044】
次いで、スレッドアーム2でリーダブロック20を案内溝6に沿って移動して、リーダブロック20をカートリッジケース14に係合させる。
ステップ306で測定したテープ巻き取り量が、マシンリール24にテープがなくなったときにリーダブロック20が抜けて測定した巻き取り量と同等でない場合には、マシンリール24に巻かれているテープがまだあると判断し、ステップ302〜ステップ306の処理を繰り返す。
【0045】
【発明の効果】
本発明によると、テープに対して情報の記録/再生が終了した後にテープをカートリッジに収納するときにおいて、テープがまだマシンリールに巻き付けられているのにも係わらず、振動等によりテープをファイルリールで巻き取り処理中にリーダブロックがマシンリールから抜けたことをファームウェアが検出してしまっても、マシンリールに巻かれているテープがなくなるまでファイルリールで確実に巻き取ることにより、テープを破損することなくカートリッジ内に収納できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気テープ装置の平面図である。
【図2】従来のテープ巻き取り完了の説明図である。
【図3】従来の問題点説明図である。
【図4】本発明第1実施形態のテープ巻き取り制御方法を示すフローチャートである。
【図5】本発明第2実施形態のテープ巻き取り制御方法を示すフローチャートである。
【図6】本発明第3実施形態のテープ巻き取り逝去方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 スレッドアーム
4 スレッドピン
6 案内溝
14 磁気テープカートリッジ
18 磁気テープ
20 リーダブロック
22 ファイルリール
24 マシンリール
32 磁気ヘッド
Claims (3)
- ロードされた磁気テープカートリッジのリールが結合されるファイルリールと、磁気テープを巻き取るマシンリールと、磁気テープの先端に連結されたリーダブロックを係合してロードされた前記磁気テープカートリッジと前記マシンリールとの間で前記リーダブロックを移動して、該リーダブロックを前記磁気テープカートリッジ及び前記マシンリールに取り外し可能に係合させるスレッドアームとを具備した磁気テープ装置におけるテープ巻き取り制御方法であって、
前記ファイルリールで前記マシンリールに巻き付けられているテープを巻き取り中に、前記リーダブロックが前記マシンリールから外れたのを検出した後、前記マシンリールが1回転する間前記ファイルリールによるテープ巻き取り処理を継続し、
前記リーダブロックが前記マシンリールから外れているかを再度検出し、
前記リーダブロックが前記マシンリールから外れているのが検出されると、前記マシンリールに巻かれているテープは無いと判断し、
前記スレッドアームで前記リーダブロックを移動して該リーダブロックを前記磁気テープカートリッジに係合させることを特徴とする磁気テープ装置におけるテープ巻き取り制御方法。 - ロードされた磁気テープカートリッジのリールが結合されるファイルリールと、磁気テープを巻き取るマシンリールと、磁気テープの先端に連結されたリーダブロックを係合してロードされた前記磁気テープカートリッジと前記マシンリールとの間で前記リーダブロックを移動して、該リーダブロックを前記磁気テープカートリッジ及び前記マシンリールに取り外し可能に係合させるスレッドアームとを具備した磁気テープ装置におけるテープ巻き取り制御方法であって、
前記ファイルリールで前記マシンリールに巻き付けられているテープを巻き取り中に、前記リーダブロックが前記マシンリールから外れたのを検出した後、前記マシンリールが1/4回転以上1回転未満回転する間前記ファイルリールによるテープ巻き取り処理を継続し、
前記リーダブロックが前記マシンリールに再係合したか否かを検出し、
前記リーダブロックが前記マシンリールに再係合したのを検出した後、前記リーダブロックが前記マシンリールから再度外れたのを検出し、
前記リーダブロックが前記マシンリールから再度外れたのを検出すると、前記マシンリールが1/4回転以上1回転未満回転する間前記ファイルリールによるテープ巻き取り処理を継続し、
前記リーダブロックが前記マシンリールに再係合したか否かを再度検出し、
再検出により前記リーダブロックが前記マシンリールに再係合していないのが検出されると、前記マシンリールに巻かれているテープは無いと判断し、
前記スレッドアームで前記リーダブロックを移動して該リーダブロックを前記磁気テープカートリッジに係合させることを特徴とする磁気テープ装置におけるテープ巻き取り制御方法。 - ロードされた磁気テープカートリッジのリールが結合されるファイルリールと、磁気テープを巻き取るマシンリールと、磁気テープの先端に連結されたリーダブロックを係合してロードされた前記磁気テープカートリッジと前記マシンリールとの間で前記リーダブロックを移動して、該リーダブロックを前記磁気テープカートリッジ及び前記マシンリールに取り外し可能に係合させるスレッドアームとを具備した磁気テープ装置におけるテープ巻き取り制御方法であって、
前記ファイルリールで前記マシンリールに巻き付けられているテープを巻き取り中に、前記リーダブロックが前記マシンリールから外れたのを検出した後、前記マシンリールが1/4回転以上回転する間前記ファイルリールによるテープ巻き取り処理を継続し、
前記巻き取り処理の継続中に前記ファイルリールによるテープ巻き取り量を測定し、
前記巻き取り量が、前記マシンリールにテープが無くなったときに前記リーダブロックが該マシンリールから外れて測定した所定のテープ巻き取り量と同等であれば、前記マシンリールに巻かれているテープは無いと判断し、
前記スレッドアームで前記リーダブロックを移動して該リーダブロックを前記磁気テープカートリッジに係合させることを特徴とする磁気テープ装置におけるテープ巻き取り制御方法。
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- 1996-11-06 JP JP29370396A patent/JP3571151B2/ja not_active Expired - Fee Related
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