JPH0513331Y2 - - Google Patents

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JPH0513331Y2
JPH0513331Y2 JP6286887U JP6286887U JPH0513331Y2 JP H0513331 Y2 JPH0513331 Y2 JP H0513331Y2 JP 6286887 U JP6286887 U JP 6286887U JP 6286887 U JP6286887 U JP 6286887U JP H0513331 Y2 JPH0513331 Y2 JP H0513331Y2
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JP
Japan
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cooking
heat
water
sensitive
temperature sensor
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、一般家庭などにおいて使用するホツ
トプレートタイプの電気調理器に関するものであ
る。
従来の技術 従来のこの種の電気調理器は、第5図〜第6図
に示すような構造を有していた。すなわち、調理
器本体1の上面中央部に温度センサー2が設置さ
れており、この調理器本体1の上に熱板3が着脱
自在に載置できる。前記熱板3の上面は調理面4
で、全面が平面状に形成されている。前記温度セ
ンサー2は、第6図に示すように、カバー2aの
内面に接して感熱抵抗素子2bを有し、ばね2c
により上方へ付勢され、熱板3が載置されたと
き、その熱板3の下方に装着された遮熱板5の対
応する位置に設けた貫通孔5aを通つて、前記熱
板2の下面側の感熱部分3aに接している。
考案が解決しようとする問題点 従来の電気調理器は、上記のように熱板3の調
理面4の全面が平面状であつて、調理器本体1の
温度センサー2が接する、前記熱板3の下面側の
感熱部分3aに対応する前記調理面4の部分4a
も他の部分と同一平面である。そのため、たとえ
ば蒸し調理を行なう場合、水を調理面4へ投入し
ても、水の投入量にもよるが、調理面4にそりが
あつたり、調理台が傾斜していれば、投入した水
は調理面4の前記感熱部分3aに対応する部分4
aに存在せず、隅部に集まることになる。したが
つて、電子制御装置を用いて自動調理を行なう場
合、水を投入しても熱板3の感熱部分3aの温度
が低下せず、温度センサー2が水投入を検知でき
ないという問題があつた。また、水投入を検知で
きても、水が隅部へ移動して熱板3の感熱部分3
aの温度が上昇して、水が隅部に残留していても
水が蒸発して無くなつたと、誤検知する場合が生
じるという問題もあつた。
本考案は、上記のような問題を解決するもの
で、熱板の寸法の変動、調理面のそり、調理台の
傾斜などがあつても、蒸し調理などを行なう場
合、水の有無の検知が正確にできて、自動調理を
行なうことができる電気調理器を提供することを
目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するため本考案の電気調理
器は、上面に温度センサーを設けた調理器本体
と、上面側を調理面として前記調理器本体に載置
する熱板とを備え、前記熱板は前記調理器本体に
設けた温度センサーに下面側の感熱部分で接し、
かつ前記熱板の調理面は下面側の前記感熱部分に
対応する部分を最低部とする傾斜面で形成したも
のである。
作 用 上記の構成において、熱板の調理面が、調理器
本体に設けた温度センサーに接する下面側の感熱
部分に対応する部分を最低部とする傾斜面で形成
されているので、たとえば蒸し料理の場合に、熱
板の調理面に水を投入すれば、水は前記感熱部分
に対応する最低部に流れ込んで集まり、その結果
感熱部分の温度が低下し、温度センサーにより水
の投入を検知できるなど、調理面の水の有無を確
実に検知することができる。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は本考案の一実施例の電気調理器におけ
る熱板の断面図、第2図は同電気調理器の要部断
面図、第3図は同電気調理器の分解斜視図であ
る。第1図〜第3図において、調理器本体11の
上面のほぼ中央部に温度センサー12が配設さ
れ、この調理器本体11の上に熱板13を着脱自
在に載置でき、熱板13の上面側の調理面14で
各種の調理を行なうことができる。前記熱板13
を調理器本体11に載置したとき、熱板13は下
面側の感熱部分13aで調理器本体11に設けた
温度センサー12に接し、かつ熱板13の調理面
14は、下面側の前記感熱部分13aに対応する
部分を最低部14aとして、ゆるやかな傾斜面に
形成されている。また熱板13の下方には、熱板
13に平行な遮熱板15が取付けられており、こ
の遮熱板15の前記感熱部分13aに対応する位
置に貫通孔15aが設けられている。
前記調理器本体11に設けた温度センサー12
は、カバー12aの内面側に感熱抵抗素子12b
を有し、ばね12cにより上方へ付勢され、熱板
13が載置されたとき、その熱板13の下方に取
付けた遮熱板15の貫通孔15aを通つて、前記
熱板13の下面側の感熱部分13aに接触する。
上記の電気調理器においては、たとえば蒸し料
理を行なう場合、熱板13の調理面14へ水を投
入すれば、調理面14のどの位置から水を投入し
ても、調理面14は下面側の前記感熱部分13a
に対応する部分を最低部14aとするゆるやかな
傾斜面であるので、水は必ず前記最低部14aを
中心に集まる。したがつて、第4図に示すよう
に、従来品では水投入Aの後も、感熱部分の温度
低下が非常にわずかで、水投入を検知できない程
度の水投入量でも、水投入Aの後、前記最低部1
4aの下面側にある感熱部分13aの温度は急激
に低下し、120℃以下になつた時点Bで温度セン
サー12が水投入を検知し、またその後の加熱に
より最低部14aの水が蒸発して無くなり、感熱
部分13aの温度が180℃に上昇すれば、それを
検知してその時点Cで調理を完了し、保温Dに切
り替えるというように、調理面14の最低部14
aにおける水の有無を感熱部分13aの温度変化
で検知して、蒸し料理の自動調理を確実に実施す
ることができる。
考案の効果 以上のように本考案の電気調理器においては、
熱板の調理面が、調理器本体に設けた温度センサ
ーに接する下面側の感熱部分に対応する部分を最
低部とする傾斜面で形成しているため、たとえば
蒸し料理をする場合などにおいて、前記調理面の
どの部分に水を投入しても、また熱板に多少そり
が生じていても、あるいは調理台が傾斜していて
も、投入された水は必ず調理面の傾斜面にそつて
感熱部分に対応する部分である最低部に流れ込ん
で集まり、その下面側の感熱部分の温度を下げる
ので、温度センサーが水の投入を検知し、さらに
加熱により最低部内の水が蒸発してしまえば感熱
部分の温度が上昇して、残水が無く調理が完了し
たことを示す水蒸発の検知を確実に行なうことが
できるもので、このように最低部内の水の有無を
感熱部分の温度変化で検知して、確実に自動調理
を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の電気調理器におけ
る熱板の断面図、第2図は同電気調理器の要部断
面図、第3図は同電気調理器の分解斜視図、第4
図は同電気調理器の調理時間と感熱部分の温度と
の関係を示すグラフ、第5図は従来の電気調理器
の分解斜視図、第6図は同電気調理器の要部断面
図である。 11……調理器本体、12……温度センサー、
13……熱板、13a……感熱部分、14……調
理面、14a……最低部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に温度センサーを設けた調理器本体と、上
    面側を調理面として前記調理器本体に載置する熱
    板とを備え、前記熱板は前記調理器本体に設けた
    温度センサーに下面側の感熱部分で接し、かつ前
    記熱板の調理面は下面側の前記感熱部分に対応す
    る部分を最低部とする傾斜面で形成した電気調理
    器。
JP6286887U 1987-04-24 1987-04-24 Expired - Lifetime JPH0513331Y2 (ja)

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JP6286887U JPH0513331Y2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24

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JP6286887U JPH0513331Y2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24

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JPS63169045U JPS63169045U (ja) 1988-11-02
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JP4586188B2 (ja) * 2001-09-20 2010-11-24 パロマ工業株式会社 調理容器の温度検出構造
JP2010007915A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Mannen:Kk 焼き物調理器

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JPS63169045U (ja) 1988-11-02

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