JPH05133043A - 屋根の棟構造とその施工法 - Google Patents

屋根の棟構造とその施工法

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JPH05133043A
JPH05133043A JP32656591A JP32656591A JPH05133043A JP H05133043 A JPH05133043 A JP H05133043A JP 32656591 A JP32656591 A JP 32656591A JP 32656591 A JP32656591 A JP 32656591A JP H05133043 A JPH05133043 A JP H05133043A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 屋根の陸棟及び隅棟の棟面戸を乾式材料を用
いて止水性、美観性を損なわずして簡便に且つ低コスト
で施工出来る様にした。 【構成】 棟上に配設した角材11の両側に、面戸支持板
17を延出固定し、該面戸支持板17の底面に弾性変形する
弾性面戸体13を固着し、該弾性面戸体13の下端面は棟際
の瓦の波状の起伏に略合致する様に形成され、かかる部
位が棟際の瓦12aに対し垂直に圧着される様に、棟瓦15
を角材11に固定することにより、面戸支持板17を介して
弾性面戸体13を垂直に押圧する様にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は屋根の陸棟及び隅棟の棟
面戸を乾式材料を用いて止水性、美観性を損なわずして
簡便に且つ低コストで施工出来る様にした屋根の棟構造
とその施工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、棟面戸の多くは、湿式材料を用い
て現場施工しており、希な例として、屋根瓦と同質の素
材からなる所謂面戸瓦を用い、これを棟瓦と棟際の瓦と
の間に介在させていたが、それはあくまでも止水材料と
してではなく、表面仕上げ材料として用いられており、
面戸瓦の内側には土やモルタルを用いてこれの固定及び
止水性を付与していた。
【0003】又、特開昭60ー3348号公報には、弾
性体を素材とした面戸体を使用した屋根の棟の乾式工法
が記載されており、かかる乾式工法は面戸体を板状に形
成し、該面戸体は棟瓦を固定する板状の角材の両側に垂
設され、該角材を鉛直方向に押圧することにより、面戸
体を屋根の勾配(葺設状態にある瓦の傾斜度)に関係な
く棟際の瓦に圧着させている。
【0004】しかしながら、かかる乾式工法にあって
は、使用の対象となる瓦の種類が限定され、それは所謂
洋風瓦の様なフラット形状に近いものであり、その類の
瓦の特徴として、山部と谷部の高低差が少なく、横方向
の重合部に段差のない構造に限られ、そのため棟際の瓦
に圧着状態にある弾性面戸体の圧縮率に大きな差が発生
しにくく、棟際の瓦に対し均一に圧縮しやすい構造を有
しているも、この乾式工法を上記以外のフラットでない
和瓦、S瓦等に対応させた場合、この様な構造を有する
瓦は山部と谷部の高低差が大きく、又横方向の重合部に
おいては、無視出来ない量の段差を有するため、面戸体
を山部、谷部等の屋根瓦表面各部に弾性収縮によって密
着させようとした場合、図12に示す様に面戸体aの底
面が棟際の瓦bの下流側に滑り出て倒れ込んだり、又か
かる状態を解消するために面戸体aの底面を内側に押し
込め様とすると、面戸体aの表面中央部が湾曲膨出する
等の不具合を生じ、面戸体aとしての使用に耐えられ
ず、実用化されていないのが現状であり、よってこの乾
式工法は山部と谷部の高低差が大きい和瓦、S字瓦等の
波形状の屋根瓦には適用不可能であり、乾式工法の経済
性には注目しながらも湿式材料による現場施工が成され
ているのが実状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、弾性変形す
る素材を棟面戸として使用する屋根棟の乾式施工におい
て、弾性面戸体の倒れ込み或いは表面中央部の湾曲膨出
等の不具合をなくし、止水性や美観を良好にした経済的
で簡便な屋根の棟構造及びその施工法を提供せんとする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術に
基づく、屋根の棟の乾式工法における棟面戸の適用不可
能な課題に鑑み、弾性変形する弾性面戸体の下端面を棟
際の瓦の起伏に合わせて形成して、弾性面戸体を棟際の
瓦に対し垂直に押圧される様に立設し、押圧による弾性
面戸体の圧縮状態を均等化することにより、棟際の瓦に
おける山部、谷部等の表面各部への圧着状態を良好にし
て上記欠点を解消せんとしたものである。
【0007】
【作用】本発明にあっては、棟瓦を所定高さに保持され
た角材に固定することにより、棟瓦を受承している面戸
支持板は、その付け根を基端として傾き押し下げられ、
これに伴い弾性面戸体は棟際の瓦に対し垂直に押当てら
れ、その下端面が棟際の瓦の葺設形状(波状の起伏形
状)に略合致して圧着され、棟瓦と棟際の瓦の葺設によ
って形成される間隙を完全に閉塞する。
【0008】かかる弾性面戸体の圧着状態において、弾
性面戸体は屋根の勾配に拘らず、棟際の瓦に対し垂直に
圧着されると共に、棟際の瓦との密着部(下端面)を所
定の波状の起伏形状に形成しているため、弾性面戸体に
おける各部分の圧縮率が均等となり、従来の様に弾性面
戸体が棟際の瓦の下流側に滑り出て倒れ込んだり、表面
中央部が湾曲膨出する等の不具合を解消し、面戸体全幅
に渉って理想的な平面性が確保され、又充分な止水性を
確保される。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
すると、1は屋根棟構造体であり、野地板2にて形成さ
れる棟3上に所定間隔を置いて複数の棟金具4を固定し
ている。
【0010】棟金具4は基部5に螺子孔6を設けると共
に、基部5の両端には固定板7、7aを傾斜させて延設
し、該固定板7、7aを釘、螺子等にて野地板2に固設し
ている。
【0011】8は角材支持具であり、該角材支持具8は
凹状の嵌合部9を設け、該嵌合部9の底部には螺子棒10
を垂設してなり、該螺子棒10を前記棟金具4の螺子孔6
に螺着して角材支持具8を立設し、各々の角材支持具8
の嵌合部9に角材11を装着し、角材11を棟3より所定高
さ上方に配設している。
【0012】12は野地板2上に葺設される屋根瓦であ
り、該屋根瓦12は葺設した時に露出する面S(他の屋根
瓦12との重合部を除く部位)の平面投影Fが正方形とな
る様に、屋根瓦12の利き幅X、利き脚Yと屋根瓦12が葺
設される屋根の勾配αの関係を、X=Y cosαと設定し
ている。
【0013】したがって、平面上において屋根瓦12の一
枚が正方形に置き換えられるので、屋根瓦12の割り付け
が端数無しで算出出来、これにより屋根瓦12の起伏する
波形は一定と成し得ることが出来、又寄棟屋根等の様な
隅棟際の瓦の波形にあっても一定(同一波状の山部と谷
部の繰り返し)と成し得る。
【0014】尚、隅棟のない屋根、例えば切妻屋根等に
あっては、陸棟際の瓦12a の波形は一定であるから、後
述する弾性面戸体13の装着部16の形状を一定に形成出
来、特に屋根瓦12を使用せずともよい。
【0015】13は弾性変形するエチレンプロピレンゴム
の発泡体からなる弾性面戸体であり、その基本構成は前
記発泡体からなる基体14を所定肉厚を有する板状に形成
し、該基体14の高さを棟瓦15と棟際の瓦12a によって形
成される間隙高より高く形成し、又その下端面を棟際の
瓦12a の山部、谷部が連続する波状の起伏に略合致する
様に形成して装着部16となしており、該装着部16を棟際
の瓦12a の起伏に合わせ、これを上部より垂直に押圧す
ることにより、棟際の瓦12a と密着する様になしてお
り、そのため弾性面戸体13の装着部16の形状は、棟際の
瓦12a の起伏形状(図中一点鎖線にて示す)より所定幅
外方に延出している。
【0016】又、弾性面戸体13の装着部16は棟3が陸棟
か或いは隅棟かによって、その形態が異なり、よって陸
棟に使用する弾性面戸体13は図3に示す形状となり、又
隅棟に使用する弾性面戸体13は屋根の流れ方向と斜交す
るので、図8から算出される隅棟伸び率δ=(2+tan2
α)1/2 を考慮し、陸棟用の弾性面戸体13より装着部16
の幅方向を約δ倍に形成し、しかも下流側の棟際の瓦12
a との段差を考慮して、隅棟左用の弾性面戸体13は図4
に示す形状(図中左側が施工の際に下流となる)とな
り、隅棟右用の弾性面戸体13は図5に示す形状(図中右
側が施工の際に下流となる)となしている。
【0017】尚、弾性面戸体13は棟際の瓦12a の所定枚
数に応じて形成され、これを1単位として陸棟用及び隅
棟用の弾性面戸体13の単位当たりの長さを同一寸法と
し、後述する面戸支持板17の単位当たりの長さもこれと
同一にしている。
【0018】ここで、その一例を挙げて説明すると、5
寸勾配( tanα=5/10)、屋根瓦12の利き幅Xを250mm
とした場合、隅棟用の弾性面戸体13における装着部16の
繰り返しピッチ(棟際の瓦12a 一枚分の隅棟側の長さ
Z) は隅棟伸び率δが1.5000であるから375 mmとなり、
よってこの場合弾性面戸体13は陸棟用を3谷分を1単
位、隅棟用を2谷分を1単位としている。
【0019】又、4寸勾配( tanα=4/10)、利き幅X
を250mm とした場合、隅棟伸び率δ=1.4697であり、隅
棟側の長さZは367 mmとなり、よって4寸勾配と5寸勾
配における隅棟用の弾性面戸体13は長さ方向において8
mmの差を生ずるが、かかる数値は弾性面戸体13の1谷分
の2〜3%に相当し、弾性面戸体13の弾性収縮を考慮す
れば無視出来る値なので、4寸〜5寸勾配では陸棟用の
弾性面戸体13の1.5 倍長の弾性面戸体13を形成し、かか
る弾性面戸体13を共用する様になすことが可能であり、
加えて4寸勾配の場合においては、緩やかな勾配にやや
高い圧縮率を得ることになりむしろ好ましく、しかもこ
の様に共用することは部材コストの低減につながり、屋
根瓦12の利き幅Xの変更による陸棟及び隅棟の波状の起
伏のピッチの差の累積を小単位で吸収、収縮することを
容易としている。
【0020】17は角材支持具8の嵌合部9に装着された
角材11の左右に固定される面戸支持板であり、該面戸支
持板17は長尺状の薄肉金属板の短手を鉤状に立ち上がら
せて折曲形成して係止部18となし、該係止部18に連続す
る水平部位を面戸固定部19となし、該面戸固定部19の底
部に前記弾性面戸体13の上端面20を接着剤(好ましくは
クロロプロピレンゴム系の接着剤)にて固着している。
【0021】そして、装着部16を棟際の瓦12a の起伏に
合わせる様にして弾性面戸体13を棟際の瓦12a に対し直
角に立設させ、面戸支持板17の係止部18を角材11の左右
に係止すると共に、係止部18の立ち上がり部21を釘、螺
子等にて、角材支持具8の嵌合部9に固定し、棟瓦15を
面戸固定部19の上面に載置すると共に、棟瓦15の頂部を
釘、螺子等にて角材11に固定し、これにより面戸支持板
17の面戸固定部19は押し下げられ、弾性面戸体13を垂直
に押圧し、弾性面戸体13は弾性変形して棟際の瓦12a の
起伏形状に合致して圧着される。
【0022】又、他の実施例としては、野地板2に固定
した棟金具4に長尺状の螺子棒10を螺着し、該螺子棒10
には円板状の角材支持具8が、その中心の螺子孔によっ
て螺子棒10の所定高さ位置に螺着され、螺子棒10におい
て角材支持具8の下方にはロックナット22が螺着されて
いる。
【0023】角材11は平板状に形成されると共に、前記
螺子棒10の立設箇所に対応する様に貫通孔23が設けられ
ており、該貫通孔23を角材支持具8上方に突出する螺子
棒10に挿通して角材11を角材支持具8上に配設し、角材
11より突出する螺子棒10にナット24を螺合して角材11を
固定している。
【0024】そして、面戸支持板17の面戸固定部19に固
着した弾性面戸体13を、前記と同様に棟際の瓦12a に合
致させると共に、角材11の左右に面戸支持板17の係止部
18を釘、螺子等にて固定し、面戸固定部19の上面に棟瓦
15を載置し、棟瓦15の頂部を釘、螺子等にて角材11に固
定し、これにより面戸支持板17の面戸固定部19は弾性面
戸体13を押圧し、弾性面戸体13は弾性変形して棟際の瓦
12a の起伏形状に合致して圧着される。
【0025】又、面戸支持板17は図12に示す様に係止
部18を略コ字状に形成し、面戸固定部19を弾性屈曲する
様に折曲形成したものも考えられ、係止部18が角材11に
嵌合するのに適した形状をなしているため、係止部18の
内側に接着剤を塗布して係止部18を嵌合し、角材11に面
戸支持板17を固定することが可能であり、又他に係止部
18を角材11に嵌合し、釘、螺子等による固定も考えられ
る。
【0026】次に本発明に係る屋根の棟の施工法につい
て説明すると、先ず、野地板2上に防水シート25を敷設
し、該防水シート25上において棟3に沿って棟金具4を
所定間隔置きに固定し、次に野地板2全面に屋根瓦12を
葺設した後、棟金具4の螺子孔6に角材支持具8の螺子
棒10を螺着させて立設すると共に、各角材支持具8の嵌
合部9に角材11を装着する。
【0027】ここで施工する棟3が陸棟の場合には図3
に示す弾性面戸体13を選択し、棟3の左右には同一形状
のそれを使用し、又棟3が隅棟の場合には図4に示す隅
棟左用(軒下より見て隅棟の左に使用する)の弾性面戸
体13と、図5に示す隅棟右用(軒下より見て隅棟の右に
使用する)の弾性面戸体13を選択し、かかる弾性面戸体
13を予め面戸支持板17に接着固定したうえで、隅棟にお
いては下流側より、順次棟際の瓦12a の起伏に合致する
位置に仮置きし、面戸支持板17を角材11に固定する。
【0028】かかる角材11への固定にあっては、面戸支
持板17の係止部18を角材11に係止し、立ち上がり部21を
嵌合部9の両壁に釘、螺子等にて固定しており、かかる
状態では未だ弾性面戸体13は押圧状態になく、次に棟瓦
15を面戸支持板17に載置すると共に、棟瓦15の頂部を角
材11に固定することにて、面戸固定部19が押し下がり、
これにより弾性面戸体13は面戸固定部19を介して垂直に
押圧されて弾性変形し、弾性面戸体13の装着部16が棟際
の瓦12a の波状の起伏に沿って圧着される。
【0029】又、他の実施例にあっては、前記と同様に
棟3上に固定された棟金具4に螺子棒10を螺着して立設
し、該螺子棒10の所定高さ位置に角材支持具8を螺着
し、該角材支持具8上に角材11の貫通孔23を挿通して角
材11を配置すると共に、角材11の上方より突出する螺子
棒10にナット24を螺着することにより、角材11を角材支
持具8に強固に固定し、次に前記と同様な手順で屋根の
棟を施工する。
【0030】
【発明の効果】要するに本発明は、棟3に沿って所定高
さ位置に角材11を配設し、該角材11の両側より、面戸支
持板17を延出固定すると共に、該面戸支持板17の底面に
は、棟際の瓦12a の波状の起伏に略合致する様に形成し
た弾性面戸体13を固着し、一方前記角材11に棟瓦15を固
定することにより、面戸支持板17を介して弾性面戸体13
を棟際の瓦12a に対し垂直に圧着させたので、弾性面戸
体13は棟際の瓦12a に密着する装着部16を所定の波状の
起伏形状に形成し、屋根の勾配に拘らず、棟際の瓦12a
に対し垂直に圧着されるため、弾性面戸体13における各
部分の圧縮率が均等となって弾性面戸体13の棟際の瓦12
a の表面形状に合致した弾性変形が可能となり、山部と
谷部の高低差の大きい和瓦、S字瓦等の波形状の棟際の
瓦12a に隙間なく密着して棟瓦15と棟際の瓦12a の葺設
によって形成される間隙を完全に閉塞出来ると共に、弾
性面戸体13の表面全幅に渉って理想的な平面性が確保さ
れ、よって従来の乾式工法の様に面戸体aの下端が滑り
込んだり、表面中央部が湾曲膨出したりせず、止水性及
び美観を良好にすることが出来、使用に耐えられる実用
的な乾式工法を提供出来るのである。
【0031】又、本発明によれば、棟瓦15を角材11で支
持し、且つ固定する工法(従来よりある棟瓦の葺設方
法)自体を何等変更するものでなく、通常の屋根瓦、棟
瓦を使用し、単に弾性面戸体13等の必要最低限の部材を
加えるのみで乾式の棟工法を提供出来、しかも従来の湿
式工法の様に熟練を要せずとも簡便に施工出来るため、
施工工数が飛躍的に低減し、結果的に迅速で且つ経済的
な屋根施工を行える等その実用的効果甚だ大なるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る屋根の棟構造体を示す断面図であ
る。
【図2】図1の簡略斜視図である。
【図3】陸棟用の弾性面戸体を示す図である。
【図4】隅棟左用の弾性面戸体を示す図である。
【図5】隅棟右用の弾性面戸体を示す図である。
【図6】屋根瓦の設定条件を示す平面図である。
【図7】屋根瓦の設定条件を示す側面図である。
【図8】屋根瓦の設定条件を示す斜視図である。
【図9】棟金具の固定状態を示す斜視図である。
【図10】他の実施例を示す断面図である。
【図11】図10の簡略斜視図である。
【図12】面戸支持板の変形例を示す一部破断した断面
図である。
【図13】従来の乾式工法による弾性面戸体の欠点を示
す要部断面図である。
【符号の説明】
3 棟 11 角材 12a 棟際の瓦 13 弾性面戸体 15 棟瓦 17 面戸支持板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棟に沿って所定高さ位置に角材を配設
    し、該角材の両側より、面戸支持板を延出固定すると共
    に、該面戸支持板の底面には、棟際の瓦の波状の起伏に
    略合致する様に形成した弾性面戸体を固着し、一方前記
    角材に棟瓦を固定することにより、面戸支持板を介して
    弾性面戸体を棟際の瓦に対し垂直に圧着させたことを特
    徴とする屋根の棟構造。
  2. 【請求項2】 棟に沿って所定高さ位置に角材を配設
    し、該角材の両側には面戸支持板を延出固定する手段、
    面戸支持板の底面には棟際の瓦の波状の起伏に略合致す
    る様に下端面を形成した弾性面戸体を固着する手段、前
    記角材に棟瓦を固定することにより、面戸支持板を介し
    弾性面戸体を棟際の瓦に対し垂直に押圧させて圧着する
    手段より成ることを特徴とする屋根の棟の施工法。
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