JPH1122126A - ソーラー屋根板及びソーラー屋根 - Google Patents

ソーラー屋根板及びソーラー屋根

Info

Publication number
JPH1122126A
JPH1122126A JP9177303A JP17730397A JPH1122126A JP H1122126 A JPH1122126 A JP H1122126A JP 9177303 A JP9177303 A JP 9177303A JP 17730397 A JP17730397 A JP 17730397A JP H1122126 A JPH1122126 A JP H1122126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar
roof
mounting plate
member mounting
folded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9177303A
Other languages
English (en)
Inventor
Misao Tonegawa
操 利根川
Koichi Watanabe
孝一 渡辺
Yasuhiro Midori
育宏 翠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanko Metal Industrial Co Ltd
Original Assignee
Sanko Metal Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanko Metal Industrial Co Ltd filed Critical Sanko Metal Industrial Co Ltd
Priority to JP9177303A priority Critical patent/JPH1122126A/ja
Publication of JPH1122126A publication Critical patent/JPH1122126A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/10Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules extending in directions away from a supporting surface
    • F24S25/15Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules extending in directions away from a supporting surface using bent plates; using assemblies of plates
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/60Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules
    • F24S25/61Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules for fixing to the ground or to building structures
    • F24S25/615Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules for fixing to the ground or to building structures for fixing to protruding parts of buildings, e.g. to corrugations or to standing seams
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S40/00Safety or protection arrangements of solar heat collectors; Preventing malfunction of solar heat collectors
    • F24S40/80Accommodating differential expansion of solar collector elements
    • F24S40/85Arrangements for protecting solar collectors against adverse weather conditions
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/20Solar thermal
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/47Mountings or tracking

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既設の金属製屋根に広範囲にわたって、簡
単に装着することができ、且つ太陽光の照射を効率良く
受けることができるソーラー装置及びソーラー屋根とす
ること。 【解決手段】 ソーラー部材装着板部1と、該ソーラー
部材装着板部1を縦方向において傾斜状に支持し,前記
ソーラー部材装着板部1とともに横空隙部Sを形成する
支持部2と、前記ソーラー部材装着板部1の下端より外
方に形成する前方座板部3と、前記支持部2下端より外
方に突出する後方座板部材4と、前記ソーラー部材装着
板部1に装着するソーラー部材5とからなること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既設の金属製屋根
に広範囲にわたって、簡単に装着することができ、且つ
太陽光の照射を効率良く受けることができるソーラー装
置及びソーラー屋根に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ソーラー部材を装着したソーラー
屋根が次第に普及しはじめている。その多くは、シート
状の太陽光電池からなるソーラー部材を金属製の屋根板
に装着したものである。これは、屋根を構成する屋根板
材にソーラー部材が最初からセットされたものである。
これに対して既存(既設又は新設)の金属製屋根にソー
ラーシステムを設けるには、金属製屋根にソーラー部材
をあとから装着する後付け手段を取ることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ソーラー屋根において
後者の場合には、その設置構造に対して多くの制限があ
る。例えば、ソーラー装置は、軽量で且つ太陽光の照射
を効率的に受けることができるようにしなくてはならな
い。或いは、ソーラー部材を支持するベースが太陽光の
照射により高温となると、ソーラー部材の発電性能が劣
化することもあり、そのために高温防止対策を施さなく
てはならない。
【0004】ところで、金属製の屋根は、一般には、折
板タイプの建築用板により施工されたものが多く、この
折板タイプの建築用板にも種々のタイプが存在し、ソー
ラー部材の装着手段も建築用板のタイプに適応したもの
でなけばならない。これら全ての金属製屋根に対して容
易に装着することができ、且つ高温防止機能を有するソ
ーラー屋根板及びソーラー屋根の開発に期待がよせられ
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は、上記
課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、本発明
を、ソーラー部材装着板部と、該ソーラー部材装着板部
を縦方向において傾斜状に支持し,前記ソーラー部材装
着板部とともに横空隙部を形成する支持部と、前記ソー
ラー部材装着板部の下端より外方に形成する前方座板部
と、前記支持部下端より外方に突出する後方座板部材
と、前記ソーラー部材装着板部に装着するソーラー部材
とからなるソーラー屋根板及びそのソーラー屋根とした
ことにより、既設或いは新設の金属製の屋根に簡易に装
着することができ、太陽光の照射効率を極めて良好なる
ものとし、且つよごれの付着を可能なかぎり防止すると
ともに、ソーラー部材を損傷しにくくすることができ、
上記課題を解決したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明すると、本発明のソーラー屋根板Aは、図
1,図2(A),(B)或いは図3(A)等に示すよう
に、既設(新設も含む)の折板屋根B上に施工されるも
のであり、傾斜状のソーラー部材装着板部1と、該ソー
ラー部材装着板部1を傾斜状に支持する支持部2より構
成される。そのソーラー屋根板Aは、図1,図3(A)
等に示すように、長尺方向を横方向とする。
【0007】そのソーラー部材装着板部1は、これと一
体的に成形した支持部2によって縦方向(ソーラー屋根
板Aの横方向に直交する方向)に傾斜している。そのソ
ーラー部材装着板部1と支持部2とは、図2(A),
(B)及び図4等に示すように、1枚の金属製薄板材か
ら成形されたり、或いは互いに別材として形成されたも
のである。
【0008】そのソーラー部材装着板部1と支持部2と
により縦方向の断面形状は、略三角形状(さらに、具体
的には直角三角形状)を構成する。また、ソーラー部材
装着板部1と支持部2とでソーラー屋根板Aの横方向に
おいて連通する横空隙部Sが構成される。
【0009】そのソーラー部材装着板部1の下端には、
前方座板部3が外方に突出して形成され、前記支持部2
下端より外方に突出して後方座板部材4がそれぞれ形成
されている。その前方座板部3の外端より裏面側に折返
し端縁3aが形成され、また後方座板部材4の外端より
表面側に折返し端縁4aが形成されている(図4参
照)。
【0010】そのソーラー部材装着板部1は、縦方向断
面が直線傾斜状に形成されている。その他にソーラー部
材装着板部1は、縦方向断面が上方に膨らむように円弧
状に形成されたり〔図9(A)参照〕、或いはその縦方
向断面が下方に円弧状に凹むように形成される実施例も
存在する〔図9(B)参照〕。
【0011】次に、ソーラー部材5は、図1に示すよう
に、シート形状をなし、前記ソーラー部材装着板部1の
表面に貼着されている。そして、さらにソーラー部材5
は、複数枚のシート状の板片が集合し、電気的結合処理
がなされて、長手方向に長尺な長方形状をなし、ソーラ
ー部材装着板部1の横方向に沿ってソーラー部材5が長
手方向に貼着されるものである。
【0012】該ソーラー部材5は、偏平状の太陽電池素
子がEVA樹脂に封入され、該EVA樹脂の表面側に
は、フッソ樹脂フィルムにてコーティングされているも
のである。特に、ソーラー部材5は、前記ソーラー部材
装着板部1の横方向の両側を僅かに残して貼着されるも
のである。
【0013】そのソーラー部材5を装着したソーラー屋
根板Aの横方向の両端箇所の裏面側から、ケーブル及び
プラグからなるコネクタ6,コネクタ7が設けられてい
る。そして、横方向に隣接するソーラー屋根板A,A同
士を連結するときに、端部同士のコネクタ6とコネクタ
7を接続する構造となっている〔図8(B)参照〕。ま
た、上記のように施工したソーラー屋根板A相互間にお
いては、端部同士をケーブル13を介して直列に連結さ
れることになる〔図8(B)参照〕。この直列配線から
インバーター14を介して家屋内には交流電源が供給さ
れる。
【0014】次に、山形部と谷部とが交互に連続する既
設の折板屋根Bは、複数の折板屋根板B1 ,B1 ,…か
ら構成される。その折板屋根板B1 は、図1,図3及び
図4等に示すように、金属製をなし、主板10の幅方向
一方側端に連結用屈曲部11,11が形成されたもので
ある。
【0015】その主板10は、断面偏平略U字形に形成
されたり、平坦状に形成され、折板屋根Bの谷部を構成
する。両連結用屈曲部11,11は、半山形状をなし、
幅方向に隣接する折板屋根板B1 ,B1 同士の連結によ
り山形部を構成する。その連結用屈曲部11,11は、
重合することによる嵌合連結方式であり、幅方向一方の
半山形状の連結用屈曲部11に隣接する折板屋根板B1
の連結用屈曲部11が嵌合連結する。この連結用屈曲部
11,11による山形部上に固定具13を介してソーラ
ー屋根板Aを施工してゆく。
【0016】その折板屋根Bの第1タイプとしては、半
山形状とした連結用屈曲部11の上方の幅方向両側に括
れ部11c,11cが形成されたものである。この第1
タイプの折板屋根Bに適応する固定具13としては、支
持板部13aの下方側より左右一対の係止突片13b,
13bが形成されたものであって、該係止突片13b,
13bが隣接する山形部の対向する括れ部11c,11
cに係止し、固定具13が固定される〔図3(B),図
4参照〕。そして、ソーラー屋根板Aの前方座板部3及
び後方座板部材4がその固定具13の支持板部13a上
に載置され、ビス等の固着具16にて固着される〔図2
(B)参照〕。
【0017】次に、第2タイプの折板屋根板B1 は、図
6(A)に示すように、両連結用屈曲部11,11は、
折板屋根板B1 と別材からなるキャップ12を使用する
ものである。該キャップ12の長手方向に沿って、固定
具13,13,…が所定間隔をおいて載置固定され、そ
れぞれの固定具13上にソーラー屋根板Aの前方座板部
3及び後方座板部材4を固着具16にて固着するもので
ある。
【0018】第2タイプの折板屋根板B1 に適応する固
定具13は、断面略門形状をなし、頂面部13cの幅方
向両側より係止脚部13d,13dが形成され、該係止
脚部13d,13dの下端より係止端縁13d1 が形成
されたものである。その両係止脚部13d,13dは、
ボルト・ナットからなる締付具13eが装着され、該締
付具13eの締付により両係止脚部13d,13dが内
方に締まり、前記キャップ12を挟持することにより既
設の折板屋根Bに固定する。
【0019】次に、第3タイプの折板屋根板B1 は、図
6(B)に示すように、両連結用屈曲部11,11は、
下馳部11aと上馳部11bとからなり、隣接する折板
屋根板B1 ,B1 同士は下馳部11aと上馳部11bの
馳締めにて行なわれる。その下馳部11aと上馳部11
bとからなる馳締め部にソーラー屋根板Aの前方座板部
3及び後方座板部材4が固着具16にて固着される。
【0020】その第3タイプの折板屋根板B1 に適応す
る固定具13は、左右一対とした2部材から構成し、左
右それぞれの部材には、下馳部11aと上馳部11bに
よる馳締箇所を包持する円弧形状等とした屈曲部13
f,13fが形成され、両部材にて馳締箇所を前記締付
具13eを介して挟持固定する。
【0021】次に、第4タイプの折板屋根板B1 は、図
7(A)に示すように、瓦棒葺きタイプであり、平坦状
の主板10の幅方向両側に略垂直状の連結用屈曲部1
1,11が形成され、キャップ12により幅方向両側が
馳折り状に連結される。第4タイプに適応する固定具1
3としては、前記第2タイプの折板屋根板B1 に適応し
たものと略同様であり、頂面部13cの幅方向両側より
係止脚部13d,13dが形成されている。
【0022】両係止脚部13d,13dには、ボルト,
ビス等とした締付具13e,13eが装着されており、
両締付具13e,13eを瓦棒部の両側面に締め付けて
固定する。ソーラー屋根板Aは、第2タイプの折板屋根
板B1 に使用した固定具13と同様に頂面部13c上に
載置し固着具16にて固定する。
【0023】次に、第5タイプの折板屋根板B1 は、図
7(B)に示すように、重合タイプで、主板10の幅方
向両側には、略台形半山形状の連結用屈曲部11,11
が形成され、該連結用屈曲部11,11同士が受金具上
にて重合状態に連結される。その第5タイプの折板屋根
板B1 にも前記第2タイプの折板屋根板B1 に適応する
固定具13と略同様のものが使用される。
【0024】即ち、頂面部13cの幅方向両側より係止
脚部13d,13dが形成されて、両係止脚部13d,
13dの下端箇所が連結用屈曲部11,11の傾斜面と
等しくなるように傾斜端片が形成され、該傾斜端片と連
結用屈曲部11の傾斜面にビス等の締付具13eがねじ
込まれて固定具13が折板屋根Bに固定される。そし
て、頂面部13c上にソーラー屋根板Aが固着具16を
介して固定される。
【0025】
【作用】まず、種々の既設の折板屋根Bには、その複数
の折板屋根板B1 ,B1 ,…の長手方向にソーラー屋根
板Aの横方向が直交(略直交を含む)して配置される。
折板屋根板B1 の隣接する山形部間に固定具13を嵌合
固着し、該固定具13上にソーラー屋根板Aの前方座板
部3及び後方座板部材4を固着具16を介して固着して
ゆく〔図3(B)参照〕。
【0026】ここで、縦方向に隣接するソーラー屋根板
A,Aでは、後方座板部材4上に前方座板部3を重合
し、固定具13上にドリルビス等の固着具16にて固着
する。また、前述した第2乃至第5タイプの折板屋根B
に対してもそれぞれに対応する固定具13を介してソー
ラー屋根板A,A,…を固定してゆく(図6及び図7参
照)。
【0027】その既設又は新設の折板屋根B上にソーラ
ー屋根板Aを施工する場合、折板屋根Bの全面に施工し
たり、或いは図8(A)に示すように、ソーラー屋根板
Aを折板屋根Bの強度,工費等の種々の条件に応じて、
折板屋根Bの必要な範囲にのみ施工してもよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明は、ソーラー部材装着板
部1と、該ソーラー部材装着板部1を縦方向において傾
斜状に支持し,前記ソーラー部材装着板部1とともに横
空隙部Sを形成する支持部2と、前記ソーラー部材装着
板部1の下端より外方に形成する前方座板部3と、前記
支持部2下端より外方に突出する後方座板部材4と、前
記ソーラー部材装着板部1に装着するソーラー部材5と
からなるソーラー屋根板としたことにより、まず第1に
極めて簡単な構造にてソーラー屋根板Aを構成すること
ができるし、第2に既設(新設も含む)の折板屋根Bに
対する装着を極めて簡単にすることができるし、第3に
太陽光の照射効率を良好にすることができる等の種々の
効果を奏する。
【0029】上記効果を詳述すると、本発明では、主
に、ソーラー部材装着板部1と、該ソーラー部材装着板
部1を縦方向において傾斜状に支持し,前記ソーラー部
材装着板部1とともに横空隙部Sを形成する支持部2と
から構成され、且つソーラー部材装着板部1の下端には
前方座板部3が、また支持部2の下端には後方座板部材
4がそれぞれ形成されたもので、且つそのソーラー部材
装着板部1にソーラー部材5が装着されていることで、
ソーラー部材5以外は、金属薄板材よりプレス成形等で
一体的に形成することができる。
【0030】それゆえに、構造が極めて簡単であり、且
つ軽量にすることができる。同時に、ソーラー部材装着
板部1は、支持部2にて傾斜状に支持されており、その
ソーラー部材装着板部1に装着したソーラー部材5に付
着するごみ,ほこりは、雨により容易に外部に放出さ
れ、そのソーラー部材5の太陽光照射の劣化を防止する
ことができる。
【0031】また、ソーラー部材装着板部1の下端に前
方座板部3が形成され、支持部2の下端に後方座板部材
4が形成されているので、その前方座板部3及び後方座
板部材4を簡単な固定部材とビス等の固着具を利用する
ことで、折板屋根Bに比較的容易に装着することができ
る。次に、ソーラー部材装着板部1は、支持部2により
常時,傾斜状に支持されたものであり、そのソーラー部
材装着板部1に装着されたソーラー部材5は、太陽光の
照射効率を向上させることができる。
【0032】次に、請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記ソーラー部材装着板部1は、縦方向において断
面偏平円弧状に形成してなるソーラー屋根板としたこと
により、そのソーラー部材装着板部1の面積及び該ソー
ラー部材装着板部1に装着するソーラー部材5も面積を
大きくすることができ、ひいては太陽光の照射面積を大
きくすることができる。
【0033】次に、請求項3の発明は、ソーラー部材装
着板部1と、該ソーラー部材装着板部1を縦方向におい
て傾斜状に支持し,前記ソーラー部材装着板部1ととも
に横空隙部Sを形成する支持部2と、前記ソーラー部材
装着板部1の下端より外方に形成する前方座板部3と、
前記支持部2下端より外方に突出する後方座板部材4
と、前記ソーラー部材装着板部1に装着するソーラー部
材5とからなるソーラー屋根板Aと、複数の折板屋根板
1 ,B1 ,…からなり、山形部と谷部とが交互に連続
する既設の折板屋根Bとからなり、ソーラー屋根板Aの
横方向は前記折板屋根板B1 の長手方向に直交状に固着
し、折板屋根板B1 の長手方向に沿ってソーラー屋根板
Aを縦方向に連続的に設置してなるソーラー屋根とした
ことにより、山形部と谷部とが交互に連続する既設の折
板屋根Bへの装着が極めて容易であり、且つソーラー部
材5への放熱作用も良好に行なわれる。
【0034】上記効果を詳述すると、まずそのソーラー
屋根板Aは、ソーラー部材装着板部1と支持部2にて横
空隙部Sが形成されることとなる。そこで、この折板屋
根Bに装着したソーラー屋根板Aを折板屋根板B1 の長
手方向に直交させて、縦方向に連続的に設置すると、横
空隙部Sのみならず、既設の折板屋根Bの谷部箇所から
も風が入り込む〔図5(A)参照〕。
【0035】特に、折板屋根Bの谷部側から入り込んだ
風は、横空隙部S内にて乱流状態となり、空気がソーラ
ー部材装着板部1及び支持部2の裏面側に均一に触れる
こととなり、放熱作用を向上させるものである。これに
よって、ソーラー屋根板Aには、種々の方向からの風に
より放熱されることになり、ソーラー部材5が太陽光に
より高温になることを防止し、ソーラー部材5の発電効
率を良好に維持することができる〔図5(B)参照〕。
【0036】次に、請求項4の発明は、請求項3におい
て、前記折板屋根Bの隣接する山形部間に嵌合する固定
具13を介してソーラー屋根板Aを固定してなるソーラ
ー屋根としたことにより既設(新設も含む)の折板屋根
Bへのソーラー屋根板Aの装着を極めて簡単且つその作
業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のソーラー屋根板を(新設又は既設の)
折板屋根に施工した斜視図
【図2】(A)は折板屋根上にソーラー屋根板を縦方向
に連続して施工した縦断略示図 (B)は折板屋根上にソーラー屋根板を縦方向に連続し
て施工した拡大図
【図3】(A)は折板屋根上にソーラー屋根板を施工し
た正面略示図 (B)は折板屋根上にソーラー屋根板を施工する分解図
【図4】屋根上にソーラー屋根板を施工する分解斜視図
【図5】(A)は本発明のソーラー屋根板の放熱状態を
示す斜視図 (B)は本発明のソーラー屋根板の放熱状態を示す断面
【図6】(A)は第2タイプの折板屋根にソーラー屋根
板を設けた縦断正面図 (B)は第3タイプの折板屋根にソーラー屋根板を設け
た縦断正面図
【図7】(A)は第4タイプの折板屋根にソーラー屋根
板を設けた斜視図 (B)は第5タイプの折板屋根にソーラー屋根板を設け
た縦断正面図
【図8】(A)は折板屋根上にソーラー屋根板を縦方向
に連続して設けた斜視図 (B)はソーラー屋根板を縦方向に連続して配置した平
面略示図
【図9】(A)はソーラー部材装着板部を上方に円弧状
形成した実施例の縦方向断面図 (B)はソーラー部材装着板部を下方に円弧状形成した
実施例の縦方向断面図
【符号の説明】
1…ソーラー部材装着板部 2…支持部 3…前方座板部 4…後方座板部材 5…ソーラー部材 S…横空隙部 B…折板屋根 B1 …折板屋根板 13…固定具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソーラー部材装着板部と、該ソーラー部
    材装着板部を縦方向において傾斜状に支持し,前記ソー
    ラー部材装着板部とともに横空隙部を形成する支持部
    と、前記ソーラー部材装着板部の下端より外方に形成す
    る前方座板部と、前記支持部下端より外方に突出する後
    方座板部材と、前記ソーラー部材装着板部に装着するソ
    ーラー部材とからなることを特徴とするソーラー屋根
    板。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ソーラー部材装
    着板部は、縦方向において断面偏平円弧状に形成してな
    ることを特徴としたソーラー屋根板。
  3. 【請求項3】 ソーラー部材装着板部と、該ソーラー部
    材装着板部を縦方向において傾斜状に支持し,前記ソー
    ラー部材装着板部とともに横空隙部を形成する支持部
    と、前記ソーラー部材装着板部の下端より外方に形成す
    る前方座板部と、前記支持部下端より外方に突出する後
    方座板部材と、前記ソーラー部材装着板部に装着するソ
    ーラー部材とからなるソーラー屋根板と、複数の折板屋
    根板からなり、山形部と谷部とが交互に連続する既設の
    折板屋根とからなり、ソーラー屋根板の横方向は前記折
    板屋根板の長手方向に略直交状に固着し、折板屋根板の
    長手方向に沿ってソーラー屋根板を縦方向に連続的に設
    置してなることを特徴とするソーラー屋根。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記折板屋根の隣接
    する山形部間に嵌合する固定具を介してソーラー屋根板
    を固定してなることを特徴とするソーラー屋根。
JP9177303A 1997-07-02 1997-07-02 ソーラー屋根板及びソーラー屋根 Pending JPH1122126A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9177303A JPH1122126A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 ソーラー屋根板及びソーラー屋根

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9177303A JPH1122126A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 ソーラー屋根板及びソーラー屋根

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1122126A true JPH1122126A (ja) 1999-01-26

Family

ID=16028645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9177303A Pending JPH1122126A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 ソーラー屋根板及びソーラー屋根

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1122126A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2970988A1 (fr) * 2011-02-01 2012-08-03 En Pro Solar Toiture de batiment comportant une plaque de couverture
EP2400238A3 (de) * 2010-06-22 2013-01-23 Stefan Weber Aufständerung eines Solarmoduls
JP2014084607A (ja) * 2012-10-23 2014-05-12 Hayakawa Rubber Co Ltd 金属葺き屋根の改修方法及び改修具
JP2014214429A (ja) * 2013-04-22 2014-11-17 株式会社サカタ製作所 パネル取付構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2400238A3 (de) * 2010-06-22 2013-01-23 Stefan Weber Aufständerung eines Solarmoduls
FR2970988A1 (fr) * 2011-02-01 2012-08-03 En Pro Solar Toiture de batiment comportant une plaque de couverture
JP2014084607A (ja) * 2012-10-23 2014-05-12 Hayakawa Rubber Co Ltd 金属葺き屋根の改修方法及び改修具
JP2014214429A (ja) * 2013-04-22 2014-11-17 株式会社サカタ製作所 パネル取付構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009002138A (ja) 太陽電池モジュール、および外装パネルの取付構造
JPH10231600A (ja) 建築物への太陽電池取付構造
JP3410930B2 (ja) 太陽光発電用モジュール取付構造
JP2007205058A (ja) 太陽電池モジュール、および太陽電池モジュールの折版屋根への取り付け構造
JP2003213854A (ja) 太陽電池パネルの固定装置
JP3869292B2 (ja) 太陽電池パネル取付用の支持金具
JP4451576B2 (ja) 太陽電池パネルの施工用機材
JPH1122126A (ja) ソーラー屋根板及びソーラー屋根
JP2000080774A (ja) 太陽電池パネルの構造および設置方法
JP3364744B2 (ja) 屋 根
JP3563253B2 (ja) 瓦屋根へのソーラー屋根板の取付構造
JP2565611B2 (ja) 太陽電池付き屋根
JP3588214B2 (ja) 屋根設置物の固定具
JP3934453B2 (ja) 太陽電池パネルを有する屋根構造
JPH1181593A (ja) ソーラー屋根板及びソーラー屋根
JP4693491B2 (ja) 太陽電池モジュール装置及びこれを用いた太陽電池アレイ
JP3377380B2 (ja) 二重外囲体
JP3528034B2 (ja) 太陽電池セル保持瓦の接合構造
JP2002303455A (ja) 太陽熱集熱器の固定構造及び太陽熱集熱器
JP2563718B2 (ja) 太陽電池付き屋根
KR101124440B1 (ko) 경사지붕용 태양전지 결속형 지지프레임의 설치방법
JP2729269B2 (ja) 太陽電池発電装置
JP3383182B2 (ja) 太陽光発電屋根構造
JPS60120149A (ja) 屋根上設置機器の取付装置
JP2003239471A (ja) 屋根上に設置される屋根上設置物の取付け装置