JP4693491B2 - 太陽電池モジュール装置及びこれを用いた太陽電池アレイ - Google Patents

太陽電池モジュール装置及びこれを用いた太陽電池アレイ Download PDF

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Description

本発明は、太陽エネルギーを利用して発電を行う太陽電池モジュールを屋根上に設置するための太陽電池モジュール装置および複数の太陽電池モジュール装置同士を瓦重ねして成る太陽電池アレイに関するものである。
近年の環境意識の高まりにより、太陽電池を一般住宅や公共の建物の屋根に設置し、発電する太陽光発電がクリーンエネルギーとして注目されている。
図21は従来の太陽電池モジュール装置を用いた太陽光発電屋根を示す図、図22は従来の太陽電池モジュール装置の構造を示す図、図23の(a)、(b)は従来の普通の瓦材と太陽電池モジュール装置が混在した場合の施工状態を示す図である。
従来このような太陽光発電の一つとして、例えば図21に示すような一般住宅の屋根上に太陽電池モジュール装置30を瓦重ねして配設して成る太陽光発電屋根Jが知られている。
このような瓦型の太陽光発電屋根Jの場合、太陽電池モジュール装置30は、図22に示すように、通常の瓦材26と略同一形状をなす瓦状本体31の受光面側に凹部を予め作製していき、この凹部にガラスや樹脂などの透光体に覆われた太陽電池32を埋め込み、接着剤により一体化させたものが用いられている。
この太陽電池モジュール装置30は太陽電池を有しない瓦材26と形状的には何ら変わりがないので、これらの屋根上への設置は、通常の瓦材26の施工と同様に野地板33上に配された桟木25に瓦材26を屋根の軒先から順次瓦重ねしていく方法で可能である。
ここで、太陽電池モジュール装置30から出力される出力配線34は、この瓦の重なりにより生じる瓦材26と野地板33の隙間を通すものが一般的である。
さらに、図23(a)に示すように、屋根の棟に対し平行な方向で隣り合う瓦材26同士は、下方へ突出させた上部突出部35と上方へ突出させた下部突出部36とによって噛み合わされている。
このため、このような太陽電池モジュール装置30を使用する場合においては、この瓦材26の上部突出部35と下部突出部36に嵌合する太陽電池モジュール装置30を作製、用意しなければならないという煩わしさがあった。
この対策として、金属製ケーシング中に太陽電池モジュールを保持して、このケーシングに側面枠を備え、この側面枠にその全長に沿って他の太陽電池モジュール装置または瓦材の荷重を受ける荷重受けプレートを固定するためのプレート固定部を設けた太陽電池モジュール装置が考案されている。このような太陽電池モジュール装置によれば瓦材の形状の違いを荷重受けプレートの形状変更のみで対応することができる。(例えば、特許文献1参照)
また、積雪地帯においては、図23(a)、(b)に示すように、家屋の軒先に近いところに配される瓦材26に、積雪の落下防止のために上方に突出させた雪止め用の突起29を設けた、雪止め付き平板瓦27や波板瓦28を配する場合がある。太陽電池モジュール装置におけるこの雪止めの方式として、表面に凸部を設けこれを雪止めとし、さらに端子取り出し部の収納部として使用する太陽電池モジュール装置(例えば、特許文献2参照)や太陽電池モジュール装置等の表面に雪止めを設ける方法(例えば、特許文献3参照)が提案されている。
特開2003−347576号公報 特開2000−199302号公報 特開2000−336874号公報
しかしながら、上述のようなケーシング中に太陽電池モジュールを保持して、このケーシングに側面枠を備え、この側面枠にその全長に沿って他の太陽電池モジュール装置又は瓦材の荷重を受ける荷重受けプレートを固定するためのプレート固定部を設けた太陽電池モジュール装置においても、屋根面に太陽電池モジュール装置を一部積み重ねながら固定して同時に配線して行く必要があるため、作業が複雑で配線を間違いやすく、また全ての配線作業の完了時には、太陽電池モジュール装置相互の結線とともに太陽電池モジュール装置の屋根面への固定も終えた状態となる。
したがって、後で結線の間違い等により、太陽電池モジュール装置の屋根面からの取り外し作業が必要となれば、その作業が煩雑になるという問題があった。
また、太陽電池モジュール装置等の保守・点検作業においても、太陽電池モジュール装置の取り外しが必要な作業であれば容易ではない。
さらにまた、屋根材の手順にあわせ、軒先側から太陽電池モジュール装置を配置していくので、作業者が太陽電池モジュール装置に乗る必要があるが、太陽電池モジュール装置表面は上述のようにガラスなどでできているため滑り易く、作業者にとって危険な作業であった。
さらに、前述したように、太陽電池モジュール装置において、雪止め用の突起を設けると、太陽電池の受光面積(発電面積)が小さくなるだけでなく、突起が影を作るなどの問題が生じる。またその問題を解消するために、通常の雪止め付き瓦を使用すれば、施工が複雑化するだけでなく、雪止め部周辺には、堰き止められた雪により重量が増加するので、その過重に耐えられる強度を持たせる必要がある上に、雪止め付き瓦と一般瓦の2種類の瓦を用意しなくてはならず、製造上及び施工上において工程が複雑化し問題である。
本発明は以上の問題に鑑みなされたものであり、設置面上での太陽電池モジュール装置の設置作業や保守・点検作業等を簡便に行うことが可能で、しかも雪止めの機能を任意の太陽電池モジュール装置に持たせることが可能な優れた太陽電池モジュール装置および複数の太陽電池モジュール装置同士を瓦重ねするように設置した太陽電池アレイを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の太陽電池モジュール装置は、四角形状の太陽電池モジュールと、前記太陽電池モジュールの外周部を保持固定する枠体と、前記枠体に連結され、且つ傾斜した屋根の野地板に固定される設置用部材とを具備した太陽電池モジュール装置であって、前記枠体は、前記太陽電池モジュールの傾斜した受光面の上部側の辺と
なる端部を嵌め込むための係合部を有する嵌め込みフレームと、前記太陽電池モジュールの傾斜した受光面の下部側の辺となる端部を支持する載置部を有する支持フレームとを有し、前記支持フレームは、前記太陽電池モジュールの下部側の辺となる端部よりも下方斜め向きに延びる延出部を有し、該延出部に、前記支持フレーム上に載置された前記太陽電池モジュールの下部側の辺となる端部の上面及び端面に当接する固定用カバーを締め付けていることを特徴とする。
また、本発明の他の太陽電池モジュール装置は、前記枠体の嵌め込みフレームの全部または一部は野地板上に配された瓦に覆われて、前記枠体の支持フレームは、他の瓦を覆うように、前記野地板に前記設置用部材が固定されていることを特徴とする。
また、本発明の他の太陽電池モジュール装置は、前記固定用カバーに、雪止めの突起を備えたことを特徴とする。
さらに、本発明の太陽電池アレイは、請求項1ないし4のいずれかに記載の太陽電池モジュール装置の複数個を接合してなる太陽電池アレイであって、一方の太陽電池モジュール装置の嵌め込みフレーム上に、他方の太陽電池モジュール装置の支持フレームを載置して、複数の太陽電池モジュール装置を連結したことを特徴とする。
本発明の太陽電池モジュール装置によれば、設置面に上記太陽電池モジュール装置の複数個を接合して配し、例えば一方の太陽電池モジュール装置の嵌め込みフレーム上に、他方の太陽電池モジュール装置の支持フレームを載置した太陽電池アレイを構成した場合でも、支持フレーム上に設けられた固定用カバーは簡単に着脱でき、したがって太陽電池モジュール装置を構成する枠体と太陽電池モジュールとを別々に設けることができる。即ち、枠体取付け後、固定したのちに太陽電池モジュールを取り付けることが可能となる。
また、設置面に太陽電池モジュールを固定した状態で、所望の太陽電池モジュールのみを交換することができる。
また、本発明の他の太陽電池モジュール装置によれば、太陽電池モジュールの支持フレーム側の端部と上面とに同時に固定力を印加させることができる。したがって太陽電池モジュールが枠体厚み方向、上下な方向への動きを同時に防止することができる。即ち、太陽電池モジュールの枠体内でがたつきを防止することにより、太陽電池モジュールの枠体と枠体がこすれてアルマイトやめっき層などの保護膜を傷つけ、削り取って薄くする危険を防止し、腐食の発生を防止できる。
また、斜め方向から押さえつけることにより、枠体の延出部の長さを極小化することができ、複数の太陽電池アレイとした時に他の太陽電池モジュール装置の発電面積のロスを減らすことができる。またさらに、該固定部材の形状をゆるやかな面にすることで、屋根材と並べた際に反射光が目立って外観性を低下させることがない。
また、本発明の他の太陽電池モジュール装置によれば、前記枠体の嵌め込みフレームの全部または一部は野地板上に配された瓦に覆われて、前記枠体の支持フレームは、他の瓦を覆うように、前記野地板に前記設置用部材が固定されるようにしたことにより、屋根上において上記と同様な効果が得られる。
また、本発明の他の太陽電池モジュール装置によれば、前記固定用カバーに、雪止めの突起を備えたことにより、主要部材である枠体と設置用部材を1種類にすることができ、施工を簡素化することができる。しかも、固定用カバーのみ雪止め用に変更すればよいので、屋根上に設置した任意位置の太陽電池モジュール装置に雪止めの突起を設けることができ、施工完了後の仕様変更も容易である。
さらに、本発明の太陽電池アレイによれば、請求項1ないし4のいずれかに記載の太陽電池モジュール装置の複数個を接合してなる太陽電池アレイであって、一方の太陽電池モジュール装置の嵌め込みフレーム上に、他方の太陽電池モジュール装置の支持フレームを載置して、複数の太陽電池モジュール装置を連結したことにより、任意な出力を得ることができる。
以下に、本発明に係る太陽電池モジュール装置及びこれを用いた太陽電池アレイの実施形態について詳細に説明する。
図1は本発明に係る太陽電池モジュール装置の一例の受光面側からみた斜視図、図2は本発明に係る太陽電池モジュール装置の一例の側面図、図3は本発明に係る太陽電池モジュール装置の一例における分離構成図を示す。
図1、図2及び図3において、Mは太陽電池モジュール装置の枠体、11は太陽電池モジュール、12Aは枠体Mの嵌め込みフレーム、12Bは枠体Mの支持フレーム、13Aは枠体Mの左辺サイドフレーム、13Bは枠体Mの右辺サイドフレーム、48は嵌め込みフレームの嵌め込む係合部、49は支持フレームの載置部、14は固定用カバー、16は設置用部材、17は固定用ネジ、19は設置用部材取り付けネジを示す。
太陽電池モジュール装置は、太陽電池モジュール11と、太陽電池モジュール11の外周を保持する枠体Mと、該枠体Mと一体的な設置用部材16とを有している。
太陽電池モジュール11は、透光性基板と裏面シートの間で充填材で封止した複数の太陽電池素子を備えたものである。また太陽電池モジュール11は少なくとも互いに対向する2つの端部を有する。
図4は本発明に係る太陽電池モジュール11の構造の一例を示したものである。
図4において、1は透光性基板、2は受光面側充填材、3は太陽電池素子、4は裏面側充填材、5は裏面シート、6は接続タブ、7は出力配線を示す。
本発明に係る太陽電池モジュール11の作製方法の一例について述べる。
太陽電池モジュールのパネルを作製するにあたっては、透光性基板1上に受光面側充填材2、接続タブ6や出力配線7を接続した太陽電池素子3、さらにその上に裏面側充填材4、裏面シート5を順次積層する。
本発明に係る太陽電池モジュール11では、例えば上記の太陽電池素子3を透光性基板1と裏面シート5の間で充填材で封止し、一体化したものの外周に、屋外に設置後端面から雨水などが侵入することを防ぐためにコの字状の端面保護材(不図示)を嵌め込み接着剤で固定する。
図1における枠体Mは嵌め込みフレーム12A、支持フレーム12B、枠体Mの左辺サイドフレーム13A、枠体Mの右辺サイドフレーム13Bとを備え、特に支持フレーム12Bには固定用カバー14が設けられる。設置用部材16と枠体Mの支持フレーム12Bは例えば、厚さ1〜3mm程度のステンレスや亜鉛メッキ鋼板などで作製される。
嵌め込みフレーム12Aは例えば、四角形状の太陽電池モジュール11の一方の端部が差し込まれるように底部がやや長い略コの字状の嵌め込む係合部48を有し、また支持フレーム12Bは四角形状の太陽電池モジュール11の他方の端部を下方から支持する載置部49を有し、例えばその内側に太陽電池モジュール11の他方の端部が当接されるように例えば略L字状に作製される。さらに枠体Mの左辺サイドフレーム13A、枠体Mの右辺サイドフレーム13Bは、例えばそれぞれの内側に太陽電池モジュール11の前記2つの端部以外の端部が当接されるように例えば略L字状に作製される。なお、嵌め込みフレームの嵌め込む係合部を略コの字状以外に、略L字形状などの形状に形成することもでき、このとき略L字形状の2辺が直角より小さい角度を成していてもよい。
このような枠体Mの嵌め込みフレーム12A、枠体Mの支持フレーム12B、枠体Mの左辺サイドフレーム13A、枠体Mの右辺サイドフレーム13Bは、ネジ止めや溶接により所定の寸法に枠状に組み立てられる。また枠体Mの寸法は縦方向においては設置される屋根に使用されている瓦材の縦方向寸法に合わせ、横方向においては設置される屋根に使用されている瓦材の横方向寸法の略整数倍にするのが屋根に設置した場合の美観が向上し、望ましい。
設置用部材16は、例えば、幅40〜100mm程度で、その前部の脚部20と後部の脚部21を備えている。前部の脚部20は、幅方向の両側の一部が下側にほぼ直角に曲げられ、さらに両側とも外側に開くように再度直角に曲げられることにより作製される。
この前部の脚部20の外側に開くように再度直角に曲げられ部分には屋根に固定するための貫通穴が片側2個程度ずつ設けられている。
後部の脚部21は、設置用部材16の後部が全域に亘り下方向にほぼ直角に曲げられ、さらに長さ方向に延出するように再度直角に曲げられることにより作製される。
この後部の脚部21の長さ方向に延出するように再度直角に曲げられ部分には屋根に固定するための貫通穴が2個程度設けられている。
また、前部の脚部20と後部の脚部の21の高さは、取り付ける屋根の傾斜や屋根材の高さにより最適に決定すればよく、さらに屋根に設置したときに2つの太陽電池モジュール装置の重なり部分ができて、この重なり部分に数ミリの間隙ができるように前部の脚部20の高さに比べ後部の脚部21の高さを低くすることが望ましい。これは上になった太陽電池モジュール装置の荷重が直接下の太陽電池モジュール装置にかからないようにするためである。
このような設置用部材16は、図3に示すように、設置用部材取り付けネジ19で、枠体Mが一体化されている。
このように枠体Mの内部は太陽電池モジュール11が配置される領域となり、この領域を複数の開口部に仕切られる。開口部は設置面である野地板が現れ、作業者がこの開口部を通して野地板に直接立つことができる。この開口部によって枠体Mを非常に簡単に取付けることができる。
さらに、四角形状の太陽電池モジュール11の一方の端部は、嵌め込みフレーム12Aの嵌め込む係合部48に斜め上方から差し込まれ、その後差し込まれた反対側の辺を下方向に下げて、枠体Mの内部に嵌め込まれる。このとき、太陽電池モジュール11の他方の端部は支持フレーム12Bの載置部49や左右フレーム13A、13Bに載置される。また、その後支持フレーム12Bの上面と太陽電池モジュール11の端面に亘るように固定用カバー14が配置され、固定用ネジ17で固定される。
以上のように、本発明に係る太陽電池モジュール装置では、設置したもの(以下、この枠体と設置用部材を組み立てたものをケ−シングと呼ぶ)から太陽電池モジュールを固定用カバーをはずすことにより着脱可能となる。
次に上述の本発明に係る太陽電池モジュール装置を建物の屋根に設置する場合について述べる。
図5、図6及び図7は本発明に係る太陽電池モジュール装置を建物の屋根に通常の瓦材と混在して設置する場合の断面の状態を示したもの、図8は本発明に係るケーシングの外観を示した図、図9は本発明に係るケーシングを複数重ねた状態を示す図である。
図5、図6及び図7において、40はセラミックなどで造られる瓦材、41は屋根の野地板、42は桟木、43a、43bは上側の太陽電池モジュール装置のケーシングを示し、さらに符号11、14は図1と同様に11は太陽電池モジュール、14は固定用カバーを示す。また図5、図6及び図7において矢印方向が屋根の軒先方向を示す。
まず、図5に示すように、軒先側に配置された瓦材40の上の位置にケーシング43aをその設置用部材16の後部の脚部の曲げ部分を野地板41上に配された桟木42に引掛ける形で軒側にずり落ちないように配置して、設置用部材16の前部と後部の脚部に設けられた貫通穴に通して野地板41上にねじや釘で固定される。
さらに、下側のケーシング43aの上に上部側のケーシング43bを設置する場合も同様に、ケーシング43bをその設置用部材16の後部の脚部の曲げ部分を野地板41上に配された桟木42に引掛ける形で軒側にずり落ちないように配置して、設置用部材16の前部と後部の脚部20、21に設けられた貫通穴に通して野地板41上にねじや釘で固定される。ケーシング43aとケーシング43bの間は、ケーシング43bの支持フレーム12Bがケーシング43aの嵌め込みフレーム12Aの上部に直接荷重をかけないように数ミリの間隙を空けて、覆い被さるように配置されており、この二つの重なる部分に凸部を設け、雨かえし構造を形成し、雨や風の侵入を防止しても良い。
このように屋根の太陽電池モジュール装置を設置する位置に、ケーシング43a、43bのみを先設置する。
その後、図7に示すように、固定用カバー14を固定用ネジ17をゆるめることによりはずし、太陽電池モジュール11をケーシング43aに配置する。その後ケーシング43aに嵌め込んだ太陽電池モジュール11から導出している接続ケーブルをこれらの太陽電池モジュール11の背面の空間で、ケーシング43bに嵌め込む太陽電池モジュール11から導出している接続ケーブルに接続する。その後同様にケーシング43bに太陽電池モジュール11を配置する。
このように本発明の太陽電池モジュール装置では、所定のケーシングをまずすべて野地板に設置してから太陽電池モジュールを電気的に接続しながらケーシングに配置して行くことが可能となる。
さらに、太陽電池モジュール装置を屋根に配置する際、まず野地板41にケーシングのみを配置する。即ち太陽電池モジュールが無いので、作業者は野地板に足をつくことが可能となり、安全に作業することが可能となる。
また、太陽光発電システムのメンテナンスや修理において、枠体Mや周囲の瓦などの屋根材を外すことなく、所定の太陽電池モジュール11を点検、交換、配線確認等をすることができる。
本発明の太陽電池モジュール装置は屋根上に限らず、屋根以外に床などの設置面に設置されていてもよい。
例えば、設置面に上記太陽電池モジュール装置の複数個を接合して配し、例えば一方の太陽電池モジュール装置の嵌め込みフレーム上に、他方の太陽電池モジュール装置の支持フレームを載置した太陽電池アレイを構成した場合に、太陽電池モジュールを枠体に装着したときに、支持フレーム上に設けられた固定用カバーは他のものに邪魔されずに簡単に着脱でき、また太陽電池モジュールも簡単に着脱できるため、太陽電池アレイを構成する太陽電池モジュール装置の枠体のみを先に配置することができ、作業者は枠体内部の開口部を足場にすることから、太陽電池モジュール表面に乗ることなく、枠体を取付けることができる。
また、図8(a)の本発明に係るケーシングを矢印A方向から見ると、図8(b)のように枠体から設置用部材が出ているようになっている。太陽電池モジュールとケーシングを別々に設置することから、それぞれを個別の輸送することができ、梱包も分けることができる。この時図9に示すとおり、ケーシング内部が開放状態になっていることから、ケーシングを複数重ねて梱包することができ、梱包容積を小さくすることが可能で、設置現場への輸送も簡単、安価になる。
さらにまた、枠体Mと野地板41との間に空間部ができ、これにより軒先から棟側まで空気の流れができ、夏場などに熱気がこもらないことから太陽電池部の発電効率低下を防ぐ効果がある。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能であり、例えば、上述の実施形態を下記実施例のように一部変形したものが含まれることは言うまでもない。各実施例の説明において、上述の実施形態と同一の構成については説明を省略する。
<実施例1>
本発明に係る太陽電池モジュール装置の他の例では、固定用カバーが取外し可能であることから、雪止めの突起を備えた固定用カバーを取り付けることができる。
図10は雪止めの突起を備えた固定用カバーの斜視図を示し、さらに図11はこの雪止めの突起を備えた本発明に係る太陽電池モジュール装置の断面の構造を示したものである。
雪止めの突起を備えた固定用カバー45は、図10に示すように、受光面に対して略垂直に突出させた雪止め部46を備えている。この雪止め部46の厚みは1〜10mm程度で、その高さは太陽電池モジュール装置が設置される地域の例年の積雪量を考慮して決定すればよい。またこのような雪止めの突起を備えた固定用カバー45は、アルミニウムの押し出し成形やステンレスを溶接することで作製可能である。
また、雪止めの突起を備えた固定用カバー45は、図10のように上述の固定用カバーと同様に太陽電池モジュール11をケーシング43にセットした後、太陽電池モジュール11の一端面を覆うように支持フレーム上に配置され、固定用カバーの設けられた貫通穴47を通して固定用ネジ17で固定される。
このように、雪止め部46を備えた固定用カバー45を使用することにより、屋根上に設置した任意の位置の本発明に係る太陽電池モジュール装置の固定用カバーを変更するだけで雪止め構造を設けることが可能となるので、雪止めの突起を備えた特別な太陽電池モジュール装置の製作が不要であるとともに、雪止め用とそうでない太陽電池モジュール装置とに分けて管理し、設置工事する必要がなく、施工が簡素化される。
さらに、本発明に係る太陽電池モジュール装置の複数個を屋根上に瓦重ねするように設置した太陽電池アレイでは、上述の設置時や設置後の利便性や雪止め対応に関する利便性を相乗的に高めることができ、より有効である。
<実施例2>
図12(a)(b)は本発明に係る太陽電池モジュール装置のさらに他の例について、太陽電池モジュールの取り付けの様子を示す断面図、図13は本発明の太陽電池モジュール装置の他の一例において、固定用カバーが太陽電池モジュールを固定する力の方向を説明する断面図である。
12Bは支持フレーム、11は太陽電池モジュール、14は固定用カバー、17は固定用ネジ、12Aは嵌め込みフレーム、48は嵌め込みフレームの太陽電池モジュールの端部を嵌め込む係合部、60は嵌め込みフレームの載置部を示し、さらに61は太陽電池モジュールの枠材を示す。
また、太陽電池モジュールの枠体Mへの固定構造として、図12の(a)、(b)に示すように、太陽電池モジュール11の一方の端部は、支持フレーム12Bの載置部49上に載置された太陽電池モジュール11の他方の端部を固定用カバー14が固定している。
載置部49には受光面に対して斜め方向へ向かって延出する延出部を有し、この延出部に該固定カバー14が固定される。
これにより、固定用ネジ17によって固定されが固定用カバー14によって押さえつける太陽電池モジュール11の端部にかかる力のベクトルは矢印50の方向であり、これは太陽電池モジュール11の受光面に対して角度θだけ回転している。
この図13の矢印が表すように、このθの角度によって太陽電池モジュール2を垂直方向51、水平方向52に押さえつける力の成分が変化する。すなわち固定ネジ17と支持フレーム1が固定されて生じているネジの締め付け力Fは二つの直交するベクトル成分へ分解され、受光面に対して垂直に押さえつける力は矢印51の示すFsinθの力であり、受光面に対して平行に押し付ける力は矢印52が示すFcosθの力となる。
したがって角度θを適切に選ぶことによって、固定用カバーと太陽電池モジュールの端部の受光面及び端面との接触面で発生する隙間を両方同時に押し詰めることができ、結果的に太陽電池モジュールに2方向の力が印加され、枠体Mと太陽電池モジュール11との間のスペースをなくすことができる。
この角度θは施工性、外観、そしてモジュール固定方向の割合を検討することで得られる最適な角度であり、本発明者らが種々のテストを行った結果では20〜70度の範囲内であることが望ましい。
0度もしくは90度に極端に近づくと、今回の発明の効果を得にくいことはいうまでもないが、20度未満であると太陽電池モジュールは受光面に対して平行方向へは動かないが、もし平行固定用カバーの折り返し部と太陽電池モジュールとの接触面にわずかな空隙が生じてしまった場合、受光面に対して垂直な方向へは固定力が弱くなり、該隙間部分において容易に上下方向へ動いてしまう場合がある。また70度を超すと、太陽電池モジュールを受光面に対して平行方向へと押さえつける力が弱くなり、太陽電池モジュールが受光面と平行な方向へと動いてしまう場合がある。
さらに、このように固定用カバー14を傾斜させることにより、他の太陽電池モジュール装置を覆う面積を最小に抑え、かつ施工者にとって必要な施工スペースを確保できるネジのしめつけ角度で設計することで、発電面積のロスを減らすことができる。またさらに、該固定部材の形状をゆるやかな局面にすることで、屋根材と並べた際に反射光が目立って外観性を低下させることがない。
なお、固定用カバー14において、図14に示すように太陽電池モジュールの端部の側面と当接する面には鋭利な突起部が設けられても良い。図14では、固定用カバー14の太陽電池モジュール11の端部の側面と当接する面と嵌め込みフレーム材12Aの太陽電池モジュール11の端部の側面と当接する面のどちらか一方もしくは両方に鋭利な突起部22、24を設けた例を示している。このような22、24によって、太陽電池モジュール11の端部に当接させ、太陽電池モジュール11が垂直・平行に動くことを一層防止することができる。
<実施例3>
図15、図16は本発明に係る太陽電池モジュール装置のさらに他の例を示すものであり、図15はその部品構成の組み合わせ状態を示す斜視図であり、図16はその断面図を示す。図15、図16において11は太陽電池モジュール、12Aは嵌め込みフレーム、12Bは支持フレーム、14は固定用カバー、16は設置用部材、17は固定用ネジ、70は設置用部材に設けられた溝部、72は嵌め込みフレームに設けられた延出部を示す。
本実施例に係る太陽電池モジュール装置の特徴は、嵌め込みフレーム12A及び支持フレーム12B、固定用カバー14の長さが、太陽電池モジュール11の対応する辺の長さよりも長いことである。これにより、太陽電池モジュール装置30の両端部に構造部材12A及び支持フレーム12B、固定用カバー14のみが延出した部分71ができる。
このような構成にすることで、図17に示したように2つの太陽電池モジュール装置30を隣り合うように設置した場合に、隣接する太陽電池モジュール間に間隙77が生じることから、気温の上昇によって太陽電池モジュールが熱膨張しても、太陽電池モジュール同士が接触することを防止でき、破損又は変形を抑制することが可能となる。
また、隙間77に、例えばマイナスドライバーを差し入れることにより容易に太陽電池モジュール11を取り外すことができメンテナンス性の向上が可能となる。
なお、この嵌め込みフレーム12A及び支持フレーム12B、固定用カバー14の長さと太陽電池モジュール11の固定される辺の長さの差は、太陽電池モジュールの熱膨張係数などを考慮して決定すれば良いが、1〜10mm程度に設定することが好ましい。
また、本実施例に係る太陽電池モジュール装置30において、枠体Mのサイドフレーム13A、13Bを不要とすることで、太陽電池モジュール11の熱膨張によってサイドフレーム13A、13Bとの間で生じる応力などの影響をより効果的に抑制することができ、且つ、部品点数の少ない簡素な構成とすることが可能となる。
次に、本発明に係る太陽電池モジュール装置30における太陽電池モジュール11を枠体Mへ取り付ける様子を図18を用いて説明する。
本実施例において、設置用部材16は、屋根の野地板と嵌め込みフレーム12A及び支持フレーム12Bの間を仲介する部材であり、1枚の太陽電池モジュールを取り付けるのに2本程度用いる。この設置用部材16は、幅50〜100mm程度で、ステンレスなどで作製される。その上面の前部には支持フレーム12Bを又後部には嵌め込みフレーム12Aをそれぞれ固定するための貫通穴がそれぞれ1〜2個程度設けられている。さらに設置用部材16には、該太陽電池モジュール装置の前部に位置する同じ太陽電池モジュール装置の嵌め込みフレームに設けられた延出部72を挿嵌するための溝部70が機械加工や打ち抜き加工等で設けられる。またその後部には脚部74を備えている。脚部74は、幅方向の両側の一部が下側にほぼ直角に曲げられ、さらに両側とも外側に開くように再度直角に曲げられることにより作製される。尚この脚部74の外側に開くように再度直角に曲げられ部分には屋根に固定するための貫通穴が片側1〜2個程度ずつ設けられている。
このような設置用部材16の前部に、支持フレーム12Bを、後部に嵌め込みフレーム12Aをネジ80、81により固定し、本発明に係る太陽電池モジュール装置の架台部を作製する。
この架台部に太陽電池モジュール11の一辺を嵌め込みフレーム12Aの後部へ置いた後、その嵌挿部73へ向かって差し込むことにより嵌め込み、該太陽電池モジュールの対向する他辺を支持フレーム12B上へ倒置する。そしてその後、図18に示すように、支持フレーム12Bの上面に固定用カバー14の当接するようにして、固定用カバー14を固定用ネジ17を用いて支持フレーム17に取り付ける。
この様な本実施例に係る太陽電池モジュール装置の一般住宅屋根への取付方法を次に示す。
本実施例に係る太陽電池モジュール装置の取付け方法においては屋根の軒側(屋根の流れ方向の下側)から取り付けていくことが好適である。
図19は本発明に係る太陽電池モジュール装置、特に最も軒側に位置する太陽電池モジュール装置の取付け状態を示す図である。図19において82の矢印は屋根の軒方向を示すものであり、83は野地板、84は広小舞、85はスターターを示す。
通常住宅屋根の野地板の上の軒側付近の桁行き方向に広小舞と呼ばれる木材が配置される。本実施例に係る太陽電池モジュール装置の取付方法では、この広小舞84にスターター85を一台の太陽電池モジュール装置につき設置用部材16の間隔で2〜3個、木ねじなどでまず固定する。このスターター85は、厚さ2〜5mm程度、幅50〜100mm程度のステンレス等の金属をクランク状に曲げて、さらに広小舞に固定する側には予め2〜4個程度ねじ穴の貫通孔を設けたものである。このスターター85の他端部を太陽電池モジュール装置の設置用部材16に設けられた溝部70に挿嵌する。この最下段の太陽電池モジュール装置の嵌め込みフレームに設けられた延出部72に、その上(棟側)にくる太陽電池モジュール装置の設置用部材に設けられた溝部70を挿嵌して行く。
実際の屋根面への取付においてはまず、太陽電池モジュール装置の太陽電池モジュールをはずし、その架台部のみを図20(a)に示すように取り付けていく。このようにすることにより設置用部材の脚部74a、74bを無理な姿勢を取らず、真上方向から木ねじなどで野地板に固定していくことが可能となる。
その後図20(b)に示すように、固定用ネジ17を緩め、固定用カバー14をはずして、上述のように太陽電池モジュール11を嵌め入れた後、固定用カバー14により固定する。
本発明に係る太陽電池モジュール装置の受光面側からみた斜視図を示す。 本発明に係る太陽電池モジュール装置の側面図を示す。 本発明に係る太陽電池モジュール装置の分離構成図を示す。 本発明に係る太陽電池モジュールの構造の一例を示したものである。 本発明に係る太陽電池モジュール装置を建物の屋根に通常の瓦材と混在して設置する場合の断面の状態を示したものである。 本発明に係る太陽電池モジュール装置を建物の屋根に通常の瓦材と混在して設置する場合の断面の状態を示したものである。 本発明に係る太陽電池モジュール装置を建物の屋根に通常の瓦材と混在して設置する場合の断面の状態を示したものである。 本発明に係るケーシングの外観を示した図である。 本発明に係るケーシングを複数重ねた状態を示す図である。 本発明に係る太陽電池モジュール装置の他の例、即ち雪止めの突起を備えた固定用カバーの斜視図を示したものである。 図10の太陽電池モジュール装置を示す断面図である。 (a)及び(b)は本発明に係る太陽電池モジュール装置のさらに他の例について、太陽電池モジュールの取り付けの様子を示す断面図である。 図12のおける固定用カバーが太陽電池モジュールを固定する力の方向を説明する断面図である。 図12の太陽電池モジュール装置において、突起構造を備える応用事例を示す断面図である。 本発明に係る太陽電池モジュール装置のさらに他の例の斜視図である。 図15の太陽電池モジュール装置を示す断面図である。 2つの図15の太陽電池モジュール装置を隣り合うように設置したものを示す斜視図である。 本発明に係る太陽電池モジュール装置における太陽電池モジュールを枠体へ取り付ける様子を示す分解断面図である。 本発明に係る太陽電池モジュール装置、特に最も軒側に位置する太陽電池モジュール装置の取付け状態を示す図である。 (a)及び(b)は本発明に係る太陽電池モジュール装置の屋根面への取付け手順を示す断面図である。 従来の太陽電池モジュール装置を用いた太陽光発電屋根を示す図である。 従来の太陽電池モジュール装置の構造を示す図である。 (a)及び(b)は従来の普通の瓦材と太陽電池モジュール装置が混在した場合の施工状態を示す図である。
符号の説明
J;太陽光発電屋根
M:枠体
1;透光性基板
2;受光面側充填材
3;太陽電池素子
4;裏面側充填材
5;裏面シート
6;接続タブ
7;出力配線
25、42;桟木
26、40;瓦材
11;太陽電池モジュール
12A;枠体の嵌め込みフレーム
12B;枠体の支持フレーム
13A;左辺サイドフレーム
13B;右辺サイドフレーム
14;固定用カバー
16;設置用部材
17;固定用ネジ
19;設置用部材取り付けネジ
29;瓦材の雪止め用の突起
30;太陽電池モジュール装置
31;太陽電池モジュール装置の瓦状本体
32;太陽電池
33、41;野地板
34;出力配線
35;瓦材の上部突出部
36;瓦材の下部突出部
43、43a、43b;ケーシング
45;雪止めの突起を備えた固定用カバー
46;固定用カバーの雪止め部
47;固定用カバーの貫通穴
48;嵌め込む係合部
49;載置部
60;嵌め込みフレームの載置部
61;太陽電池モジュールの枠材
70;設置用部材に設けられた溝部
71;嵌め込みフレーム等が延出した部分
72;嵌め込みフレームに設けられた延出部
77;間隙
82;屋根の軒方向を示す矢印
83;野地板
84;広小舞
85;スターター

Claims (4)

  1. 四角形状の太陽電池モジュールと、
    前記太陽電池モジュールの外周部を保持固定する枠体と、
    前記枠体に連結され、且つ傾斜した屋根の野地板に固定される設置用部材とを具備した太陽電池モジュール装置であって、
    前記枠体は、前記太陽電池モジュールの傾斜した受光面の上部側の辺となる端部を嵌め込むための係合部を有する嵌め込みフレームと、前記太陽電池モジュールの傾斜した受光面の下部側の辺となる端部を支持する載置部を有する支持フレームとを有
    前記支持フレームは、前記太陽電池モジュールの下部側の辺となる端部よりも下方斜め向きに延びる延出部を有し、該延出部に、前記支持フレーム上に載置された前記太陽電池モジュールの下部側の辺となる端部の上面及び端面に当接する固定用カバーを締め付けていることを特徴とする太陽電池モジュール装置。
  2. 前記枠体の嵌め込みフレームの全部または一部は野地板上に配された瓦に覆われて、前記枠体の支持フレームは、他の瓦を覆うように、前記野地板に前記設置用部材が固定されていることを特徴とする請求項に記載の太陽電池モジュール装置。
  3. 前記固定用カバーに、雪止めの突起を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の太陽電池モジュール装置。
  4. 請求項1ないしのいずれかに記載の太陽電池モジュール装置の複数個を屋根の傾斜方向に接合してなる太陽電池アレイであって、一方の太陽電池モジュール装置の嵌め込みフレーム上に、他方の太陽電池モジュール装置の支持フレームを載置して、複数の太陽電池モジュール装置を連結したことを特徴とする太陽電池アレイ。
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