JPH05131835A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
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- JPH05131835A JPH05131835A JP29726591A JP29726591A JPH05131835A JP H05131835 A JPH05131835 A JP H05131835A JP 29726591 A JP29726591 A JP 29726591A JP 29726591 A JP29726591 A JP 29726591A JP H05131835 A JPH05131835 A JP H05131835A
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- air
- control
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両用空調装置において、風量の自動制御中
に誤って手動制御により風量を増大させた場合における
風量の急激な増加による乗員の不快感もしくは違和感を
解消する。 【構成】 自動制御と手動制御とにより風量を制御可能
な風量制御手段と、空調時における車室内の熱負荷を検
出する熱負荷検出手段とを備え、上記風量制御手段は、
上記自動制御による風量制御中に上記手動制御により風
量を増大させる場合、上記熱負荷検出手段からの出力を
受けて上記熱負荷が所定値より小のときは小さい風量増
加率で風量を増大させ(第2徐増)、熱負荷が上記所定
値より大のときは上記第2徐増よりも大きい風量増加率
で風量を増大させる(第1徐増)ように構成する。一般
に熱負荷が小さい場合に手動制御により風量を増大させ
る場合は誤った手動制御である場合が多いので、上記の
如く構成することにより上記目的が達成される。
に誤って手動制御により風量を増大させた場合における
風量の急激な増加による乗員の不快感もしくは違和感を
解消する。 【構成】 自動制御と手動制御とにより風量を制御可能
な風量制御手段と、空調時における車室内の熱負荷を検
出する熱負荷検出手段とを備え、上記風量制御手段は、
上記自動制御による風量制御中に上記手動制御により風
量を増大させる場合、上記熱負荷検出手段からの出力を
受けて上記熱負荷が所定値より小のときは小さい風量増
加率で風量を増大させ(第2徐増)、熱負荷が上記所定
値より大のときは上記第2徐増よりも大きい風量増加率
で風量を増大させる(第1徐増)ように構成する。一般
に熱負荷が小さい場合に手動制御により風量を増大させ
る場合は誤った手動制御である場合が多いので、上記の
如く構成することにより上記目的が達成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車室内に吹出す風量を
自動制御と手動制御との双方により制御可能な風量制御
手段を備えて成る車両用空調装置に関する。
自動制御と手動制御との双方により制御可能な風量制御
手段を備えて成る車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平2-262417号公報
に開示されているように、車室内に吹出す風量を自動制
御と手動制御との双方により制御可能に構成した車両用
空調装置が知られている。
に開示されているように、車室内に吹出す風量を自動制
御と手動制御との双方により制御可能に構成した車両用
空調装置が知られている。
【0003】かかる車両用空調装置においては、通常、
自動制御よりも手動制御のほうが優先するように設定さ
れており、従って、例えば空調操作部において自動制御
モードボタンが押されて風量が自動制御されているとき
に同じく空調操作部において手動設定により風量大ボタ
ンが押された場合、風量制御手段は上記風量大ボタンに
対応した風量になるように風量制御を行い、もし風量大
ボタンが押された時点における自動制御での風量よりも
上記風量大ボタンに対応する風量のほうが大きければ、
風量は増大せしめられることとなる。
自動制御よりも手動制御のほうが優先するように設定さ
れており、従って、例えば空調操作部において自動制御
モードボタンが押されて風量が自動制御されているとき
に同じく空調操作部において手動設定により風量大ボタ
ンが押された場合、風量制御手段は上記風量大ボタンに
対応した風量になるように風量制御を行い、もし風量大
ボタンが押された時点における自動制御での風量よりも
上記風量大ボタンに対応する風量のほうが大きければ、
風量は増大せしめられることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如き
空調装置においては、風量の自動制御中に誤って風量の
手動設定ボタンを押してしまうことがあり、その場合自
動制御中の風量に比べて押した手動設定ボタンによる風
量のほうが大きい場合は、該手動設定ボタンを押すこと
によって急に風量が増加し、乗員に不快感もしくは違和
感を与えることとなる。
空調装置においては、風量の自動制御中に誤って風量の
手動設定ボタンを押してしまうことがあり、その場合自
動制御中の風量に比べて押した手動設定ボタンによる風
量のほうが大きい場合は、該手動設定ボタンを押すこと
によって急に風量が増加し、乗員に不快感もしくは違和
感を与えることとなる。
【0005】また、一般に、熱負荷(車室内を乗員が設
定した温度つまり目標温度となる様にするために必要な
車室内に供給すべきあるいは取り除くべき単位時間当り
の熱量)が大きい場合に風量を増加させるときは、風量
を急激に増加させて早く目標温度になるような制御を行
うのが望ましいが、熱負荷が小さい場合に風量を増加さ
せるときは、風量を緩やかに増加さても比較的短時間で
目標温度とすることができるので、風量を緩やかに増加
させて乗員に風量の急激な増加による不快感や違和感を
与えないようにすることが望ましい。
定した温度つまり目標温度となる様にするために必要な
車室内に供給すべきあるいは取り除くべき単位時間当り
の熱量)が大きい場合に風量を増加させるときは、風量
を急激に増加させて早く目標温度になるような制御を行
うのが望ましいが、熱負荷が小さい場合に風量を増加さ
せるときは、風量を緩やかに増加さても比較的短時間で
目標温度とすることができるので、風量を緩やかに増加
させて乗員に風量の急激な増加による不快感や違和感を
与えないようにすることが望ましい。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、風量の自動制
御中に誤って手動制御で風量を増大させた場合における
風量の急激な増加を防止して乗員の不快感もしくは違和
感を解消することのできる車両用空調装置を提供するこ
とにある。
御中に誤って手動制御で風量を増大させた場合における
風量の急激な増加を防止して乗員の不快感もしくは違和
感を解消することのできる車両用空調装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両用空調
装置は、上記目的を達成するため、自動制御と手動制御
とにより風量を制御する風量制御手段を備えて成る車両
用空調装置であって、空調時における車室内の熱負荷を
検出する熱負荷検出手段を備え、上記風量制御手段は、
上記自動制御による風量制御中に上記手動制御により風
量を増大させる場合、上記熱負荷検出手段からの出力を
受けて上記熱負荷が小のときは大のときに比して小さい
風量増加率で風量を増大させるように構成されているこ
とを特徴とする。
装置は、上記目的を達成するため、自動制御と手動制御
とにより風量を制御する風量制御手段を備えて成る車両
用空調装置であって、空調時における車室内の熱負荷を
検出する熱負荷検出手段を備え、上記風量制御手段は、
上記自動制御による風量制御中に上記手動制御により風
量を増大させる場合、上記熱負荷検出手段からの出力を
受けて上記熱負荷が小のときは大のときに比して小さい
風量増加率で風量を増大させるように構成されているこ
とを特徴とする。
【0008】上記風量制御手段は、吹出モードがデフロ
ストモードであるときは、上記自動制御による風量制御
中に上記手動制御により風量を増大させる場合、上記熱
負荷の大小により異なる風量増加率で風量を増大させる
制御は行わず、予め設定された所定の風量増加率で風量
を増大させるように構成することができる。
ストモードであるときは、上記自動制御による風量制御
中に上記手動制御により風量を増大させる場合、上記熱
負荷の大小により異なる風量増加率で風量を増大させる
制御は行わず、予め設定された所定の風量増加率で風量
を増大させるように構成することができる。
【0009】
【発明の効果】車室内の熱負荷が大きい場合は早く所望
の空調状態になることを欲して手動制御により風量を増
加させる事態は予想されるが、車室内がほぼ所望の空調
状態に近くなって空調安定状態になっている場合つまり
車室内の熱負荷が小さい場合は手動制御により風量を増
加させるような事態はほとんど有り得ないと考えられ、
従って上記熱負荷が小さい場合における手動制御に基づ
く風量増大の多くは誤った手動制御によるものと考えら
れる。
の空調状態になることを欲して手動制御により風量を増
加させる事態は予想されるが、車室内がほぼ所望の空調
状態に近くなって空調安定状態になっている場合つまり
車室内の熱負荷が小さい場合は手動制御により風量を増
加させるような事態はほとんど有り得ないと考えられ、
従って上記熱負荷が小さい場合における手動制御に基づ
く風量増大の多くは誤った手動制御によるものと考えら
れる。
【0010】上記本発明に係る車両用空調装置は、上記
の様に、自動制御による風量制御中に手動制御に基づき
風量を増大させる場合、車室内の熱負荷が小のときは大
のときに比して小さい風量増加率で風量を増大させるよ
うに構成されているので、誤って手動制御により風量を
増大させようとした確率の高い熱負荷小の場合はそうで
ない場合に比して緩やかに風量を増大させることがで
き、それによって誤って手動制御により風量を増大させ
ようとした場合における風量の急激な増加を防止して乗
員の不快感や違和感を解消することができる。
の様に、自動制御による風量制御中に手動制御に基づき
風量を増大させる場合、車室内の熱負荷が小のときは大
のときに比して小さい風量増加率で風量を増大させるよ
うに構成されているので、誤って手動制御により風量を
増大させようとした確率の高い熱負荷小の場合はそうで
ない場合に比して緩やかに風量を増大させることがで
き、それによって誤って手動制御により風量を増大させ
ようとした場合における風量の急激な増加を防止して乗
員の不快感や違和感を解消することができる。
【0011】また、上記本発明に係る車両用空調装置
は、上述のように熱負荷が大きい場合には風量を急激に
増加させるので乗員の早く所望の空調状態にしたいとい
う要望に答えることができ、また、特に風量を急激に増
加させる必要のない熱負荷が小さい場合には風量を緩や
かに増加させるので、乗員に風量の急激な増加による不
快感や違和感を与えることがなく、極めて合理的な風量
制御が可能となる。
は、上述のように熱負荷が大きい場合には風量を急激に
増加させるので乗員の早く所望の空調状態にしたいとい
う要望に答えることができ、また、特に風量を急激に増
加させる必要のない熱負荷が小さい場合には風量を緩や
かに増加させるので、乗員に風量の急激な増加による不
快感や違和感を与えることがなく、極めて合理的な風量
制御が可能となる。
【0012】また、デフロストモードはウインドガラス
の曇り除去を行うモードであり、このデフロストモード
が設定されている場合に手動制御により風量増大が要求
された場合は、直ちに風量を増大させて速やかな曇り除
去を行うことが望ましい。従って、上記風量制御手段
を、デフロストモードであるときは熱負荷の大小により
異なる風量増加率で風量を増大させる制御は行わず、予
め設定された所定の大きな風量増加率で風量を増大させ
るように構成することにより、常に速やかな風量の増大
を実現でき、良好な曇り除去を達成することができる。
の曇り除去を行うモードであり、このデフロストモード
が設定されている場合に手動制御により風量増大が要求
された場合は、直ちに風量を増大させて速やかな曇り除
去を行うことが望ましい。従って、上記風量制御手段
を、デフロストモードであるときは熱負荷の大小により
異なる風量増加率で風量を増大させる制御は行わず、予
め設定された所定の大きな風量増加率で風量を増大させ
るように構成することにより、常に速やかな風量の増大
を実現でき、良好な曇り除去を達成することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す全
体構成図である。
ついて詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す全
体構成図である。
【0014】図に示す車両用空調装置は、ブロア2を備
えたブロアユニット4と、エバポレータ6を備えたクー
ラユニット8と、ヒータコア10を備えたヒータユニット
12とを有する空調ユニット14を備えて成る。
えたブロアユニット4と、エバポレータ6を備えたクー
ラユニット8と、ヒータコア10を備えたヒータユニット
12とを有する空調ユニット14を備えて成る。
【0015】上記ブロアユニット4には内気導入口16と
外気導入口18とが形成され、また該内気導入口16と外気
導入口18の一方を開放し他方を閉鎖する内外気切換ダン
パ20と、該切換ダンパ20を切換作動させるアクチュエー
タ22とが設けられている。
外気導入口18とが形成され、また該内気導入口16と外気
導入口18の一方を開放し他方を閉鎖する内外気切換ダン
パ20と、該切換ダンパ20を切換作動させるアクチュエー
タ22とが設けられている。
【0016】上記ヒータユニット12にはヒート送出口2
4、デフロスト送出口26およびベント送出口28が形成さ
れ、各送出口24,26,28はそれぞれ図示しないダクトを
介して車室内に向けて開口せしめられたヒート吹出口、
デフロスト吹出口およびベント吹出口に接続されてい
る。
4、デフロスト送出口26およびベント送出口28が形成さ
れ、各送出口24,26,28はそれぞれ図示しないダクトを
介して車室内に向けて開口せしめられたヒート吹出口、
デフロスト吹出口およびベント吹出口に接続されてい
る。
【0017】上記ヒート送出口24、デフロスト送出口26
およびベント送出口28のそれぞれの近傍には各送出口2
4,26,28を開閉するためのヒートモードダンパ30、デ
フロストモードダンパ32およびベントモードダンパ34が
設けられ、各モードダンパ30,32,34はヒータユニット
12に設けられたアクチュエータ36により夫々連動して開
度調節される。
およびベント送出口28のそれぞれの近傍には各送出口2
4,26,28を開閉するためのヒートモードダンパ30、デ
フロストモードダンパ32およびベントモードダンパ34が
設けられ、各モードダンパ30,32,34はヒータユニット
12に設けられたアクチュエータ36により夫々連動して開
度調節される。
【0018】また、上記ヒータユニット12にはヒータコ
ア10の上流側の通路に位置せしめられたエアミックスダ
ンパ38と、ヒータコア10の下流側の通路に位置せしめら
れたサブダンパ40とが設けられ、これらの両ダンパ38,
40はヒータユニット12に設けられたアクチュエータ42に
より夫々連動して開度調節される。
ア10の上流側の通路に位置せしめられたエアミックスダ
ンパ38と、ヒータコア10の下流側の通路に位置せしめら
れたサブダンパ40とが設けられ、これらの両ダンパ38,
40はヒータユニット12に設けられたアクチュエータ42に
より夫々連動して開度調節される。
【0019】上記エバポレータ6とヒータコア10とはそ
れぞれ公知の冷却用熱交換器および加熱用熱交換器であ
る。
れぞれ公知の冷却用熱交換器および加熱用熱交換器であ
る。
【0020】上記空調ユニット14においては、ブロアユ
ニット4におけるブロア2の作動により内気(車室内の
空気)もしくは外気(車外の空気)が吸引され、該吸引
された空気はクーラユニット8を経由してヒータユニッ
ト12に送出され、クーラユニット8およびヒータユニッ
ト12においてエバポレータ6およびヒータコア10により
適宜冷却および加熱され、しかる後ヒータユニット12の
所定の送出口24,26,28から送出され、図示しないダク
トを介して上記車室内に向けて開口した所定の吹出口か
ら車室内に吹き出される。
ニット4におけるブロア2の作動により内気(車室内の
空気)もしくは外気(車外の空気)が吸引され、該吸引
された空気はクーラユニット8を経由してヒータユニッ
ト12に送出され、クーラユニット8およびヒータユニッ
ト12においてエバポレータ6およびヒータコア10により
適宜冷却および加熱され、しかる後ヒータユニット12の
所定の送出口24,26,28から送出され、図示しないダク
トを介して上記車室内に向けて開口した所定の吹出口か
ら車室内に吹き出される。
【0021】上記空調ユニット14は制御手段50によって
制御される。つまり、制御手段50によって、空気導入モ
ード、吹出モード、吹出温度、送風量等が制御される。
上記制御手段50には、上記空調ユニット14を制御するた
め、外気温(車外の気温)を検出する外気温センサ52、
内気温(車室内の気温)検出する内気温センサ54、車室
内の日射量を検出する日射量センサ56および空調操作部
60からの出力が入力せしめられる。
制御される。つまり、制御手段50によって、空気導入モ
ード、吹出モード、吹出温度、送風量等が制御される。
上記制御手段50には、上記空調ユニット14を制御するた
め、外気温(車外の気温)を検出する外気温センサ52、
内気温(車室内の気温)検出する内気温センサ54、車室
内の日射量を検出する日射量センサ56および空調操作部
60からの出力が入力せしめられる。
【0022】上記空調操作部60には、空調装置を作動お
よび停止させるための起動ボタン62と、吹出モードを
設定するための吹出モード設定ボタン64と、風量を設
定するための風量設定ボタン66と、空気導入モードを内
気導入モードと外気導入モードとの間で切換えるための
内外気切換ボタン68と、自動制御モードにするための自
動モードボタン70と、目標室内温度を設定するための温
度設定スライダ72とが設けられている。
よび停止させるための起動ボタン62と、吹出モードを
設定するための吹出モード設定ボタン64と、風量を設
定するための風量設定ボタン66と、空気導入モードを内
気導入モードと外気導入モードとの間で切換えるための
内外気切換ボタン68と、自動制御モードにするための自
動モードボタン70と、目標室内温度を設定するための温
度設定スライダ72とが設けられている。
【0023】上記吹出モード選択ボタン64は、図示の如
く、ベントモード(ベント吹出口のみから吹出させるモ
ード)を設定するベントモード設定ボタンVと、バイレ
ベルモード(ベント吹出口とヒート吹出口のみから吹出
させるモード)を設定するバイレベルモード設定ボタン
B/Lと、ヒートモード(ヒート吹出口のみから吹出さ
せるモード)を設定するヒートモード設定ボタンHと、
デフヒートモード(デフロスト吹出口とヒート吹出口の
みから吹出させるモード)を設定するデフヒートモード
設定ボタンD/Hと、デフロストモード(デフロスト吹
出口のみから吹出させるモード)を設定するデフロスト
モード設定ボタンDとから成る。
く、ベントモード(ベント吹出口のみから吹出させるモ
ード)を設定するベントモード設定ボタンVと、バイレ
ベルモード(ベント吹出口とヒート吹出口のみから吹出
させるモード)を設定するバイレベルモード設定ボタン
B/Lと、ヒートモード(ヒート吹出口のみから吹出さ
せるモード)を設定するヒートモード設定ボタンHと、
デフヒートモード(デフロスト吹出口とヒート吹出口の
みから吹出させるモード)を設定するデフヒートモード
設定ボタンD/Hと、デフロストモード(デフロスト吹
出口のみから吹出させるモード)を設定するデフロスト
モード設定ボタンDとから成る。
【0024】上記風量設定ボタン56は、小風量を設定す
る小風量設定ボタンLO と、中風量のうちの少ない風量
を設定する中小風量設定ボタンML と、中風量のうちの
大きい風量を設定する中大風量設定ボタンMH と、大風
量を設定する大風量設定ボタンHi とから成り、それら
のボタンによって4段階の風量設定が可能に構成されて
いる。
る小風量設定ボタンLO と、中風量のうちの少ない風量
を設定する中小風量設定ボタンML と、中風量のうちの
大きい風量を設定する中大風量設定ボタンMH と、大風
量を設定する大風量設定ボタンHi とから成り、それら
のボタンによって4段階の風量設定が可能に構成されて
いる。
【0025】上記温度設定スライダ72は図中左右方向に
スライド可能であり、該スライダ72をスライドさせて左
右方向の所定位置に位置させることにより該所定位置に
対応する温度(図中左端が最低温であり、右側に行くに
従って温度は高くなり、右端が最高温となっている)が
目標室内温度として設定される。
スライド可能であり、該スライダ72をスライドさせて左
右方向の所定位置に位置させることにより該所定位置に
対応する温度(図中左端が最低温であり、右側に行くに
従って温度は高くなり、右端が最高温となっている)が
目標室内温度として設定される。
【0026】上記制御手段50による制御は、手動制御と
自動制御の双方が可能である。自動制御は、上記自動モ
ードボタン70によって自動制御モードが設定された場合
に行なわれる。かかる自動制御は、上記各センサ52,5
4,56から入力された外気温、内気温、日射量および上
記温度設定スライダ72によって設定された目標室内温度
に基づいて吹出モード、風量、空気導入モードおよび吹
出温度を設定し、それらに応じて下記の様に上記空調ユ
ニット14を制御する。
自動制御の双方が可能である。自動制御は、上記自動モ
ードボタン70によって自動制御モードが設定された場合
に行なわれる。かかる自動制御は、上記各センサ52,5
4,56から入力された外気温、内気温、日射量および上
記温度設定スライダ72によって設定された目標室内温度
に基づいて吹出モード、風量、空気導入モードおよび吹
出温度を設定し、それらに応じて下記の様に上記空調ユ
ニット14を制御する。
【0027】即ち、上記吹出モードについては、上記設
定された所定の吹出モードに従って上記アクチュエータ
36によりリンク機構を介して各モードダンパ30,32,34
が適宜開閉され、上記設定された所定の吹出モードに対
応した送出口24,26,28のみが開成される。なお、本実
施例における自動制御では、吹出モードとして上記ベン
トモード、バイレルモードおよびヒートモードのいずれ
かが選択される。
定された所定の吹出モードに従って上記アクチュエータ
36によりリンク機構を介して各モードダンパ30,32,34
が適宜開閉され、上記設定された所定の吹出モードに対
応した送出口24,26,28のみが開成される。なお、本実
施例における自動制御では、吹出モードとして上記ベン
トモード、バイレルモードおよびヒートモードのいずれ
かが選択される。
【0028】上記風量については、上記設定された所定
の風量に対応した電圧(目標ブロア電圧)が上記ブロア
2に供給され、該ブロア2がその電圧に従って回転する
ことにより上記設定された所定の風量に応じた空気が吸
引導入されて送出される。
の風量に対応した電圧(目標ブロア電圧)が上記ブロア
2に供給され、該ブロア2がその電圧に従って回転する
ことにより上記設定された所定の風量に応じた空気が吸
引導入されて送出される。
【0029】上記空気導入モードについては、上記設定
された空気導入モードが内気導入モードのときは上記ア
クチュエータ22により上記内外気切換ダンパ20が外気導
入口閉成位置とされて内気導入口16から内気のみが吸引
導入され、外気導入モードのときは内外気切換ダンパ20
が内気導入口閉成位置とされて外気導入口18から外気の
みが吸引導入される。なお、本実施例における自動制御
では、急速冷房時以外は外気導入モードとされる。
された空気導入モードが内気導入モードのときは上記ア
クチュエータ22により上記内外気切換ダンパ20が外気導
入口閉成位置とされて内気導入口16から内気のみが吸引
導入され、外気導入モードのときは内外気切換ダンパ20
が内気導入口閉成位置とされて外気導入口18から外気の
みが吸引導入される。なお、本実施例における自動制御
では、急速冷房時以外は外気導入モードとされる。
【0030】上記吹出温度については、車室内の温度が
上記目標室内温度になるように吹出し空気温度の調整が
行なわれる。該吹出し空気温度の調整は、上記エバポレ
ータ6に接続された図示しないコンプレッサのオン・オ
フおよび上記ヒータコア10を通る空気と通らない空気と
の割合を変化させて空気の温度調節を行なうエアミック
スダンパ38およびサブダンパ40の開度を適宜フィードバ
ック制御することにより行なわれる。
上記目標室内温度になるように吹出し空気温度の調整が
行なわれる。該吹出し空気温度の調整は、上記エバポレ
ータ6に接続された図示しないコンプレッサのオン・オ
フおよび上記ヒータコア10を通る空気と通らない空気と
の割合を変化させて空気の温度調節を行なうエアミック
スダンパ38およびサブダンパ40の開度を適宜フィードバ
ック制御することにより行なわれる。
【0031】手動制御は、上記自動モードボタン70によ
って自動制御モードが設定されていない場合に行なわ
れ、この場合は、上記吹出モード、風量、空気導入モー
ドがそれぞれ上記吹出モード設定ボタン64、風量設定ボ
タン66、内外気切換ボタン68によって設定され、それら
のボタン64,66,68によって設定された所定の吹出モー
ド、風量(目標ブロア電圧)および空気導入モードとな
るように上記空調ユニット14が上記自動制御の場合と同
様にして上記制御手段50により制御される。
って自動制御モードが設定されていない場合に行なわ
れ、この場合は、上記吹出モード、風量、空気導入モー
ドがそれぞれ上記吹出モード設定ボタン64、風量設定ボ
タン66、内外気切換ボタン68によって設定され、それら
のボタン64,66,68によって設定された所定の吹出モー
ド、風量(目標ブロア電圧)および空気導入モードとな
るように上記空調ユニット14が上記自動制御の場合と同
様にして上記制御手段50により制御される。
【0032】吹出温度については、手動制御の場合にお
いても、内気温、外気温および温度設定スライダ72によ
って設定された目標室内温度に基づいて上記自動制御の
場合と同様の制御が行なわれる。
いても、内気温、外気温および温度設定スライダ72によ
って設定された目標室内温度に基づいて上記自動制御の
場合と同様の制御が行なわれる。
【0033】次に、自動制御中に手動制御により風量が
変化せしめられる場合について説明する。上記空調装置
においては、自動制御中に上記風量設定ボタン66によっ
て風量の手動制御が行なわれた場合、手動制御が優先
し、従って制御手段(風量制御手段)50は風量設定ボタ
ン66によって設定された風量とすべくブロア2に供給す
る電圧(ブロア電圧)を該設定風量に対応した電圧(目
標ブロア電圧)まで変化させる。
変化せしめられる場合について説明する。上記空調装置
においては、自動制御中に上記風量設定ボタン66によっ
て風量の手動制御が行なわれた場合、手動制御が優先
し、従って制御手段(風量制御手段)50は風量設定ボタ
ン66によって設定された風量とすべくブロア2に供給す
る電圧(ブロア電圧)を該設定風量に対応した電圧(目
標ブロア電圧)まで変化させる。
【0034】上記制御手段50は、車室内の熱負荷を検出
する熱負荷検出手段80を備え、上記自動制御中に手動制
御により風量を変化させる場合においてその変化が増大
変化の場合は、該熱負荷検出手段80によって検出された
熱負荷が小さいときは大きいときに比して小さい風量増
加率で風量を増大変化させるように構成されている。
する熱負荷検出手段80を備え、上記自動制御中に手動制
御により風量を変化させる場合においてその変化が増大
変化の場合は、該熱負荷検出手段80によって検出された
熱負荷が小さいときは大きいときに比して小さい風量増
加率で風量を増大変化させるように構成されている。
【0035】また、上記制御手段50は、上記自動制御中
に手動制御により風量を増大変化させる場合であってか
つその際手動制御によりデフロストモードもしくはヒー
トデフロストモードが設定されている場合は、上記熱負
荷の大小により異なる風量増加率で風量を増大させる制
御は行なわず、予め設定された所定の大きい風量増加率
で増大させるように構成されている。
に手動制御により風量を増大変化させる場合であってか
つその際手動制御によりデフロストモードもしくはヒー
トデフロストモードが設定されている場合は、上記熱負
荷の大小により異なる風量増加率で風量を増大させる制
御は行なわず、予め設定された所定の大きい風量増加率
で増大させるように構成されている。
【0036】上記熱負荷とは、車室内を目標設定温度に
するために必要な車室内に供給すべきあるいは取り除く
べき単位時間当りの熱量を意味し、本実施例においては
上記熱負荷検出手段80は、上記各センサ52,54,56およ
び温度設定スライダ72と上記制御手段50中の熱負荷演算
部82とから成り、該熱負荷演算部82により外気温、内気
温、日射量、目標室内温度に基づいて所定の演算式に従
って熱負荷が演算される。
するために必要な車室内に供給すべきあるいは取り除く
べき単位時間当りの熱量を意味し、本実施例においては
上記熱負荷検出手段80は、上記各センサ52,54,56およ
び温度設定スライダ72と上記制御手段50中の熱負荷演算
部82とから成り、該熱負荷演算部82により外気温、内気
温、日射量、目標室内温度に基づいて所定の演算式に従
って熱負荷が演算される。
【0037】上記風量制御の一例を、図2に示すフロー
チャートと図3に示すグラフを参照しながら説明する。
まず、S1において外気温、内気温、日射量および目標
室内温度が読み込まれ、それらのデータに基づいてS2
で車室熱負荷が演算される。次に、S3において風量が
自動制御されているか否かを判定し、自動制御の場合は
S1に戻る。自動制御でない即ち風量が自動制御から手
動制御に移行した場合はS4に進み、目標ブロア電圧が
変化したか否かを判定する。変化していない場合は手動
制御によって設定した風量はそれまでの自動制御による
風量と同一ということであり、再びS4に戻る。
チャートと図3に示すグラフを参照しながら説明する。
まず、S1において外気温、内気温、日射量および目標
室内温度が読み込まれ、それらのデータに基づいてS2
で車室熱負荷が演算される。次に、S3において風量が
自動制御されているか否かを判定し、自動制御の場合は
S1に戻る。自動制御でない即ち風量が自動制御から手
動制御に移行した場合はS4に進み、目標ブロア電圧が
変化したか否かを判定する。変化していない場合は手動
制御によって設定した風量はそれまでの自動制御による
風量と同一ということであり、再びS4に戻る。
【0038】目標ブロア電圧が変化した場合は、手動制
御によって設定した風量はそれまでの自動制御による風
量と異なるということであり、この場合はS5に進み、
目標ブロア電圧は上昇したか否かを判定する。上昇して
いない場合は低下したということであり、この場合はS
12に進み、ブロア電圧を目標ブロア電圧まで急減させ
る。
御によって設定した風量はそれまでの自動制御による風
量と異なるということであり、この場合はS5に進み、
目標ブロア電圧は上昇したか否かを判定する。上昇して
いない場合は低下したということであり、この場合はS
12に進み、ブロア電圧を目標ブロア電圧まで急減させ
る。
【0039】一方、目標ブロア電圧が上昇した場合はS
6に進んで吹出モードがデフロストモードか否かを判定
し、デフロストモードのときはS9に進み、ブロア電圧
を目標ブロア電圧まで急増(以下に述べる第1および第
2の変化率より大きい所定の変化率による増大)させ
る。デフロストモード以外の場合はS7に進み、目標ブ
ロア電圧の上昇量が予め設定された所定値以上か否かを
判定する。本実施例では、この所定値として、上記手動
制御による4段階の風量において2段階増大させた場合
のブロア電圧上昇量が設定されている。
6に進んで吹出モードがデフロストモードか否かを判定
し、デフロストモードのときはS9に進み、ブロア電圧
を目標ブロア電圧まで急増(以下に述べる第1および第
2の変化率より大きい所定の変化率による増大)させ
る。デフロストモード以外の場合はS7に進み、目標ブ
ロア電圧の上昇量が予め設定された所定値以上か否かを
判定する。本実施例では、この所定値として、上記手動
制御による4段階の風量において2段階増大させた場合
のブロア電圧上昇量が設定されている。
【0040】上記目標電圧上昇量が所定値より小のとき
はS10に進み、ブロア電圧を目標ブロア電圧まで第1徐
増(第1の電圧変化率に基づく増大)させる。また、上
記目標電圧上昇量が所定値以上のときは、S8に進み、
そこで上記車室熱負荷が予め設定された所定値より小か
否かが判定される。所定値以上のときはS10に進み、ブ
ロア電圧を目標ブロア電圧まで上記第1徐増させる。所
定値より小のときはS11に進み、ブロア電圧を目標ブロ
ア電圧まで第2徐増(上記第1の電圧変化率よりも小さ
い第2の電圧変化率に基づく増大)させる。
はS10に進み、ブロア電圧を目標ブロア電圧まで第1徐
増(第1の電圧変化率に基づく増大)させる。また、上
記目標電圧上昇量が所定値以上のときは、S8に進み、
そこで上記車室熱負荷が予め設定された所定値より小か
否かが判定される。所定値以上のときはS10に進み、ブ
ロア電圧を目標ブロア電圧まで上記第1徐増させる。所
定値より小のときはS11に進み、ブロア電圧を目標ブロ
ア電圧まで第2徐増(上記第1の電圧変化率よりも小さ
い第2の電圧変化率に基づく増大)させる。
【0041】上記S9,S10,S11における急増、第1
徐増および第2徐増の例を図3に示す。なお、本実施例
では上記第1徐増は空調装置起動時のブロア電圧増大に
も適用される。
徐増および第2徐増の例を図3に示す。なお、本実施例
では上記第1徐増は空調装置起動時のブロア電圧増大に
も適用される。
【0042】一般に、車室内の熱負荷が大きい場合は早
く所望の空調状態になることを欲して手動制御により風
量を増加させる事態は予想されるが、車室内がほぼ所望
の空調状態に近くなって空調安定状態になっている場合
つまり車室内の熱負荷が小さい場合は手動制御により風
量を増加させるような事態はほとんど有り得ないと考え
られ、従って上記熱負荷が小さい場合における手動制御
に基づく風量増大の多くは誤った手動制御によるものと
考えられる。
く所望の空調状態になることを欲して手動制御により風
量を増加させる事態は予想されるが、車室内がほぼ所望
の空調状態に近くなって空調安定状態になっている場合
つまり車室内の熱負荷が小さい場合は手動制御により風
量を増加させるような事態はほとんど有り得ないと考え
られ、従って上記熱負荷が小さい場合における手動制御
に基づく風量増大の多くは誤った手動制御によるものと
考えられる。
【0043】上記車両用空調装置は、上記の様に、自動
制御による風量制御中に手動制御に基づき風量を増大さ
せる場合、車室内の熱負荷が小のときは大のときに比し
て小さい風量増加率で風量を増大させるように構成され
ているので、誤って手動制御により風量を増大させよう
とした確率の高い熱負荷小の場合はそうでない場合に比
して緩やかに風量を増大させることができ、それによっ
て誤って手動制御により風量を増大させようとした場合
における風量の急激な増加を防止して乗員の不快感や違
和感を解消することができる。
制御による風量制御中に手動制御に基づき風量を増大さ
せる場合、車室内の熱負荷が小のときは大のときに比し
て小さい風量増加率で風量を増大させるように構成され
ているので、誤って手動制御により風量を増大させよう
とした確率の高い熱負荷小の場合はそうでない場合に比
して緩やかに風量を増大させることができ、それによっ
て誤って手動制御により風量を増大させようとした場合
における風量の急激な増加を防止して乗員の不快感や違
和感を解消することができる。
【0044】また、上記車両用空調装置は、上述のよう
に熱負荷が大きい場合には風量を急激に増加させるので
乗員の早く所望の空調状態にしたいという要望に答える
ことができ、また、特に風量を急激に増加させる必要の
ない熱負荷が小さい場合には風量を緩やかに増加させる
ので、乗員に風量の急激な増加による不快感や違和感を
与えることがなく、極めて合理的な風量制御が可能とな
る。
に熱負荷が大きい場合には風量を急激に増加させるので
乗員の早く所望の空調状態にしたいという要望に答える
ことができ、また、特に風量を急激に増加させる必要の
ない熱負荷が小さい場合には風量を緩やかに増加させる
ので、乗員に風量の急激な増加による不快感や違和感を
与えることがなく、極めて合理的な風量制御が可能とな
る。
【0045】また、デフロストモードはウインドガラス
の曇り除去を行うモードであり、このデフロストモード
が設定されている場合に手動制御により風量増大が要求
された場合は、直ちに風量を増大させて速やかな曇り除
去を行うことが望ましい。従って、上記風量制御手段
を、上記の様にデフロストモードであるときは熱負荷の
大小により異なる風量増加率で風量を増大させる制御は
行わず、予め設定された所定の極めて大きい風量増加率
で風量を増大させるように構成することにより、常に速
やかな風量の増大を実現でき、良好な曇り除去を達成す
ることができる。
の曇り除去を行うモードであり、このデフロストモード
が設定されている場合に手動制御により風量増大が要求
された場合は、直ちに風量を増大させて速やかな曇り除
去を行うことが望ましい。従って、上記風量制御手段
を、上記の様にデフロストモードであるときは熱負荷の
大小により異なる風量増加率で風量を増大させる制御は
行わず、予め設定された所定の極めて大きい風量増加率
で風量を増大させるように構成することにより、常に速
やかな風量の増大を実現でき、良好な曇り除去を達成す
ることができる。
【図1】本発明に係る車両用空調装置の一実施例を示す
全体構成図
全体構成図
【図2】図1に示す実施例における風量制御を示すフロ
ーチャート
ーチャート
【図3】図2に示すフローチャート中における急増、第
1徐増、第2徐増の例を示すグラフ
1徐増、第2徐増の例を示すグラフ
50 風量制御手段 80 熱負荷検出手段
Claims (2)
- 【請求項1】 自動制御と手動制御とにより風量を制御
する風量制御手段を備えて成る車両用空調装置であっ
て、 空調時における車室内の熱負荷を検出する熱負荷検出手
段を備え、 上記風量制御手段は、上記自動制御による風量制御中に
上記手動制御により風量を増大させる場合、上記熱負荷
検出手段からの出力を受けて上記熱負荷が小のときは大
のときに比して小さい風量増加率で風量を増大させるよ
うに構成されていることを特徴とする車両用空調装置。 - 【請求項2】 上記風量制御手段は、吹出モードがデフ
ロストモードであるときは、上記自動制御による風量制
御中に上記手動制御により風量を増大させる場合、上記
熱負荷の大小により異なる風量増加率で風量を増大させ
る制御は行わず、予め設定された所定の風量増加率で風
量を増大させるように構成されていることを特徴とする
請求項1に記載の車両用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29726591A JP3181334B2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29726591A JP3181334B2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 車両用空調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05131835A true JPH05131835A (ja) | 1993-05-28 |
JP3181334B2 JP3181334B2 (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=17844286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29726591A Expired - Fee Related JP3181334B2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3181334B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017024607A (ja) * | 2015-07-24 | 2017-02-02 | ダイハツ工業株式会社 | 車両用空調制御装置 |
JP2021054126A (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-08 | スズキ株式会社 | 防曇システム及び防曇方法 |
-
1991
- 1991-11-13 JP JP29726591A patent/JP3181334B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017024607A (ja) * | 2015-07-24 | 2017-02-02 | ダイハツ工業株式会社 | 車両用空調制御装置 |
JP2021054126A (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-08 | スズキ株式会社 | 防曇システム及び防曇方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3181334B2 (ja) | 2001-07-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |