JPH05128123A - 生産計画管理装置 - Google Patents

生産計画管理装置

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Publication number
JPH05128123A
JPH05128123A JP28812391A JP28812391A JPH05128123A JP H05128123 A JPH05128123 A JP H05128123A JP 28812391 A JP28812391 A JP 28812391A JP 28812391 A JP28812391 A JP 28812391A JP H05128123 A JPH05128123 A JP H05128123A
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JP
Japan
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production
data
arrival
production plan
schedule
Prior art date
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Application number
JP28812391A
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English (en)
Inventor
Shingo Okuyama
新吾 奥山
Mitsugi Ideta
貢 出田
Muneyoshi Minoda
宗由 蓑田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】アクシデントに対応して修正された生産計画に
よる生産の完了日程を的確に把握できるような生産計画
管理装置を提供する。 【構成】クライアント14からの製品の受注状況と該製
品の構成部品の過去の入荷実績とが考慮されて生産計画
立案手段39で生産計画が立てられ、この生産計画立案
データ内の構成部品の入荷予定が生産計画立案データ信
号Yとして比較手段35に送信されることとなる。ここ
で、比較手段35においては、この他にも入荷実績デー
タ収集手段31からの入荷データ信号Nが入力されるよ
うになっており、これらが比較されることによって、構
成部品の計画上の入荷状況と今現在の入荷状況の間のず
れが検出されるようになっている。そして、このずれに
基づいて生産計画の立て直しが行われて生産の完了日程
が算出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受注された製品の生産
を行う生産機関における生産計画管理装置、特に部品作
成機関からの構成部品の入荷状況を監視して、受注され
た製品の納品日等の生産計画を立案する生産計画管理装
置であって、構成部品の入荷の遅れが生じた場合にもそ
れに追従した生産計画を立案する生産計画管理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の複雑な構造や機構を有する製
品を製造するにあたっては、最終的な製品の作成を行う
機関とこれらの構成部品の作成を行う機関とが通常は別
々である。これはつまり、最終製品を構成する部品がそ
れぞれ複雑な構成を有していることから当然に生じるこ
とであり、従って、最終製品をクライアントに納品する
日程等の生産計画を立てる場合には、必然的に構成部品
の生産日数等を考慮した計画を立てなければならなくな
る。
【0003】このような事態に対応する従来装置として
は、特開昭63−306861号に記載されているよう
な生産計画管理システムなどがある。この従来の生産計
画管理システムにおいては、最終製品を生産するにあた
っては、構成部品の消費が行われるが、この構成部品の
消費数量が供給量を越えないように生産計画が補正され
るようになっている。
【0004】ここで、図10は、上記従来システムを実
現する装置の機能構成を示すブロック図であり、図11
は上記従来システムの操作の流れを示すフローチャート
である。
【0005】図10において、従来システムは、構成部
品を作成し供給する部品供給機関11と、この構成部品
を使用して最終生産物(製品)を生産する生産機関12
と、からなり、生産機関12で生産される製品をクライ
アント14に納品するようになっている。
【0006】ここで、生産機関12は生産計画装置15
を有しており、この生産計画装置15は計画立案手段1
5aと補正手段15bとを有している。生産機関12に
おいて、部品供給機関11から構成部品が納入される
と、これは検出手段12aにおいて検出され、これは入
荷データGとして計画立案手段15aに入力される。
【0007】一方、クライアント14からの要望は受付
機関12bで受け付けられ、ここで受付データUに変換
されて計画立案手段15aに入力される。計画立案手段
15aでは、入力された入荷データGと受付データUと
を考慮して計画立案が行われる。そして、計画立案が行
われると、これは計画データCとして補正手段15bに
送られる。また、計画立案手段15aにおいては、生産
ラインを動かす指令信号Sを合成され、これが生産ライ
ンに送られることによって、計画どおりに生産ラインが
動かされることとなる。
【0008】ここで、補正手段15bにおいては、計画
データCと共に検出装置12aからの入荷データGが入
力されて、ここにおいて計画データCと入荷データGと
が比較され、計画上の部品納入と実際の部品納入の“ず
れ”が検出される。そして、この“ずれ”に基づいて作
成された補正信号Hが計画立案手段15aに向かって出
力される。計画立案手段15aにこの補正信号Hが入力
されると、この補正信号Hの内容を考慮して計画が再び
立て直される。こうして補正されて新しくなった補正指
令信号Sによって新たに生産ラインが制御されることと
なる。
【0009】以下動作について説明すると、図11に示
されているように、ステップAにおいて全ての構成部品
の生産計画についてループされる。図10においては、
説明を分かり易くするために、計画立案手段15a,補
正手段15b共に1個として書いてあるが、実際には構
成部品の点数はかなり多いものであり、また、これらに
はそれぞれ生産計画が存在しているために、これら多く
の構成部品の生産計画について全てループされるのであ
る。そして、ステップBにおいて部品供給機関11から
の部品の供給量について探索が行われると共に、前記生
産計画から算出されることによって、生産機関12にお
いて最終製品の生産のために必要な構成部品の量(すな
わち構成部品の消費量)の予想が行われる。そして、ス
テップCにおいて、構成部品の供給量が構成部品の消費
量を上回るかどうかを判断する。そして、構成部品の供
給量が、構成部品の消費量を上回っている場合は問題な
いが、下回っている場合には、前記消費量と前記供給量
とが等しくなるように組立生産計画が補正される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ここで、従来のような
生産計画管理システムを用いて最終製品の生産を行う
と、構成部品の消費と供給のバランスを取ることはでき
るが、最終製品の納品の終了日がいつになるかを確定さ
せることができない。すなわち、生産計画後の入荷遅れ
などのアクシデントが起こることにより生産計画が遅れ
ることとなるが、この遅れがどれくらいになるかという
ことを検出することができないため、その生産計画の完
了日程が把握できないのである。
【0011】本発明は、以上のような課題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、アクシデントに対応して
生産計画を修正すると共に、その修正された生産計画に
よる生産の完了日程を的確に把握できるような生産計画
管理装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために本発明に係る生産計画管理装置においては、
部品作成機関からの構成部品の入荷状況と生産計画とを
比較することにより構成部品の入荷の遅れを検出し、こ
れに基づいて生産計画を立て直すことによって、製品の
生産完了までの日程などを修正することを特徴とする。
【0013】つまり、本発明に係る生産計画管理装置に
おいては、受注された製品の構成部品を作成する部品作
成機関から入荷される構成部品を用いて該製品の生産を
行う生産機関において、該部品作成機関からの入荷状況
を監視して受注された製品の納品日等の生産計画を立案
する生産計画管理装置であって、前記製品の受注を受注
データとして記録する受注データ記録手段と、前記部品
作成機関からの入荷状況を検出してこれを入荷実績デー
タとして収集する入荷実績データ収集手段と、入荷実績
データを記録する入荷実績データ記録手段と、前記入荷
実績データを考慮して前記受注データから生産計画を立
案してこれを生産計画データとして記録する生産計画立
案手段と、前記入荷実績データと前記生産計画データと
を比較することによって前記部品作成機関からの構成部
品の入荷状況の遅れ検出してこれを遅れデータとして抽
出する遅れ状況抽出手段と、前記遅れデータを基にして
前記生産計画データを書き替える書替手段と、を含み、
構成部品の入荷状況に遅れが生じた場合にもそれに追従
して前記製品の生産計画を変更することを特徴とする。
【0014】
【作用】以上のような構成を有する本発明の生産計画管
理装置においては、製品の受注がされるとこれが受注デ
ータとして受注データ記録手段に記録されて、もともと
該受注データ記録手段に記録されている過去の受注デー
タと統合される。
【0015】一方、部品作成機関からの構成部品の入荷
実績は、入荷実績データとして入荷実績データ記録手段
に予め記録されているが、この入荷実績データを基にし
て前記統合された受注データに対する生産計画が立案さ
れ、これが生産計画データとして前記受注データ記録手
段に記録される。
【0016】ここで、遅れ状況抽出手段において、入荷
実績データ収集手段によって新たに抽出された入荷実績
データと前記立案された生産計画データとが比較される
ことによって生産装置の作動状況の遅れが遅れデータと
して検出される。
【0017】そして、書替手段において、この遅れデー
タを基にして前記生産計画が書き替えられることによっ
て前記製品の生産計画が変更され、これにより、構成部
品の入荷状況に遅れが生じた場合にもそれに追従して生
産計画の完了日程が設定されることとなる。
【0018】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例に係る生産計画
管理装置の機能構成を示すブロック図である。
【0019】図1において、本第1実施例に係る生産計
画管理装置21は、生産機関23に接続されている。生
産機関23は、製品を構成する構成部品を作成する部品
作成機関25から構成部品の入荷を受け、ここで製品の
組み立てを行ってクライアント14に製品の納品を行う
ようになっている。このようにして、生産計画管理装置
21と生産機関23と部品作成機関25とから一つの生
産計画管理システムを構成しているが、本第1実施例に
係る生産計画管理装置21は、部品作成機関25からの
構成部品の入荷状況に応じて、生産機関23がクライア
ント14に製品を納品する日程等を決定する役割を果た
している。
【0020】本第1実施例に係る生産計画管理装置21
においては、クライアント14から製品の受注を受付け
る生産機関23の受注受付手段23aに接続された受注
データ記録手段29と、部品作成機関25からの構成部
品の入荷の受付を行う入荷受付手段23bに接続された
入荷実績データ収集手段31とを有し、前記受注データ
記録手段29は、生産機関23に申し込まれた製品の受
注を受注データとして記録する役割を果たしている。一
方、前記入荷実績データ収集手段31は、部品作成機関
25からの構成部品の入荷状況を検出してこれを入荷実
績データとして収集する役割を果たしている。そして、
入荷実績データ収集手段31は入荷実績データ記録手段
33と比較手段35とに接続され、入荷実績データ収集
手段31によって収集された入荷実績データをそれぞれ
入荷実績データ信号Nとして出力する。従って、今現在
の構成部品の入荷状況が、入荷実績データ記録手段33
に記録されるようになっているとともに、比較手段35
に取り入れられるようになっている。さらに、比較手段
35は書替手段37に接続され、この書替手段37は生
産計画立案手段39に接続されている。生産計画立案手
段39は、受注データ記録手段29と入荷実績データ記
録手段33と比較手段35とに接続されており、受注デ
ータ記録手段29と入荷実績データ記録手段33とから
それぞれ受注データ信号Qと入荷実績データ信号Pを受
信するようになっていると共に、比較手段35に生産計
画立案データ信号Yを送信するようになっている。
【0021】次に、本第1実施例に係る生産計画管理装
置21の動作について説明する。
【0022】まず、クライアント14から製品の生産が
申し込まれると、受注データ記録手段29にこの受注内
容がデータとして蓄えられる。ここで、受注データ29
には、過去の受注データも記録されているため、これに
新たな受注データが付加されることによって最新の受注
データが作成されることになる。そして、この最新の受
注データは、受注データ信号Qとして生産計画立案手段
39に送信されることとなる。
【0023】一方、部品作成機関25からの構成部品の
入荷状況は、入荷実績データ記録手段33に入荷実績デ
ータとして予め記録されており、ここから入荷実績デー
タ信号Pが生産計画立案手段39に送信されるようにな
っている。
【0024】従って、受注データ信号Qと入荷実績デー
タ信号Pとが入力された生産計画立案手段39において
は、受注受付手段23aにおける受注状況と入荷受付手
段23bとが考慮されて生産計画が立てられ、この生産
計画立案データの内の構成部品の入荷予定が生産計画立
案データ信号Yとして比較手段35に送信されることと
なる。
【0025】ここで、比較手段35においては、生産計
画立案手段39からの生産計画立案データ信号Yが入力
されるようになっているとともに、入荷実績データ収集
手段31からの入荷データ信号Nが入力されるようにな
っており、これら生産計画立案データ信号Yの強度と、
入荷データ信号Nの強度とが比較されるようになってい
る。従って、この比較手段35においては、構成部品の
計画上の入荷状況と今現在の入荷状況の間のずれが検出
されるようになっている。
【0026】ところで、部品作成機関25から計画通り
に構成部品が入荷されているときは、生産計画立案デー
タ信号Yの出力強度と入荷データ信号Nの出力強度は同
等である。すなわち、部品作成機関25から入荷される
構成部品の量が、生産計画立案手段39において立案さ
れた生産計画に従っている場合には、生産計画立案手段
39から出力される生産計画立案データ信号Yの出力強
度と、入荷実績データ収集手段31から出力される入荷
データ信号Nの出力強度は同じになる。すると、比較手
段35から書替手段37に出力される出力差信号Dの強
度は0であり、書替手段37は作動しない。従って、生
産計画立案データ信号Yとして比較手段35に送信され
た生産計画の内容、つまり受注受付手段23aにおける
受注状況と入荷受付手段23bとが考慮されて立てられ
た生産計画そのものが、生産機関23における生産計画
として採用され、これに基づいて最終製品の納品日など
が算出されることとなる。
【0027】ところが、部品作成機関25において何ら
かの異常が生じ、構成部品の入荷に遅れが生じた場合に
は、構成部品の計画上の入荷状況と今現在の入荷状況の
間にずれが生じることとなる。そしてこれは、生産計画
立案手段39から出力される生産計画立案データ信号Y
と入荷実績データ収集手段31から出力される入荷デー
タ信号Nの出力強度のずれとして表れる。つまり、部品
作成機関25からの構成部品の入荷量の減少は、部品作
成機関25からの構成部品の現実の入荷量を表す入荷デ
ータ信号Nの出力強度の低下となって表れる。従って、
入荷実績データ収集手段31から出力される入荷データ
信号Nの出力強度は、生産計画立案手段39から出力さ
れる生産計画立案データ信号Yよりも小さくなるように
なる。
【0028】このようにして、生産計画立案データ信号
Yと入荷データ信号Nとの間に出力差が生じると、これ
が比較手段35において検出され、その差が出力差信号
Dとして書替手段37に送られることとなる。ここで、
この出力差信号Dの大きさは構成部品の入荷の遅れの程
度を表しているために、書替手段37に出力差信号Dが
入力されると、書替手段37は、生産計画立案手段39
中の生産計画立案データの内の構成部品の入荷予定の変
更を行う修正信号Sを作成し、これを生産計画立案手段
39に出力する。修正信号Sを受信した生産計画立案手
段39はまず、生産計画立案データ中の構成部品の入荷
予定の変更を行い、この変更された構成部品の入荷予定
に基づいて、生産計画立案データ全体の変更を行う。
【0029】このようにして、新しい計画が立案される
と共に古い計画が消去されるので、この生産計画管理装
置21は、異常が生じた後の新しい生産計画で生産機関
を作動させ、これに基づいて最終製品の納品日などが算
出されることとなる。
【0030】なお、部品作成機関25において異常状態
が沈静化し、再び元の入荷状況に戻った場合には、この
ことが比較手段35において検出され、同様の経路を経
て計画が変更されることとなる。
【0031】図2は、第1実施例の操作の流れを示すフ
ローチャートである。
【0032】まず、S101において受注が行われる
と、S102においてこれに基づいた生産計画が立案さ
れる。このときには、今までの入荷実績が考慮されるこ
とは前述した通りである。ところが、部品作成機関25
からの構成部品の入荷状況には変動が生ずることがある
ため、入荷実績の収集は続けて行われることとなる(S
103)。そして、S104において生産計画データと
入荷実績データとが比較されることによって、予定され
た入荷数量と実際の入荷数量との間にずれがないかどう
かが判定されることとなる。ここで、S104において
生産計画データと入荷実績データとにアンバランスが生
じた場合には、これがS105において検出され、S1
06において生産計画の修正が行われる。生産計画の修
正が行われると、これはS103に戻り、再び同様の操
作が繰り返されることとなる。そして、生産計画データ
と入荷実績データとの間にずれがなくなったときにはS
109に進み生産計画データの確定が行われ、この操作
の流れは終了する。
【0033】図3は、本発明の第2実施例に係る生産計
画管理装置の機能構成をシステム的に示す説明図であ
る。なお、第1実施例と同様の構成には同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0034】本第2実施例において特徴的なことは、書
替手段37において、生産指示手段41を有しているこ
とで、この生産指示手段41から指示書43が発行され
ることとなる。また、受注データ29aを書き替える消
込手段45を有しており、ここからは生産計画データ3
9aの古いデータを消す計画消去信号Vの他に、受注デ
ータ29aの古いデータを消す受注消去信号Wが出力さ
れる。更に、書替装置37においては、部品入荷実績が
収集されると、生産計画立案データ信号Yと入荷データ
信号Nとの比較が行われ、この強度差に基づいて修正案
が作成され、これが書き込み信号Kとして生産計画立案
手段39に送られて、生産計画データ39aに書き込ま
れることとなる(遅れ処理)。そして、生産計画データ
39aに前記作成された修正案が書き込まれると、生産
指示手段41において指示書43が発行されて、修正前
と修正後の生産計画データ39aが同時に表示されるこ
ととなる。そしてさらに、生産指示手段41において指
示書43が発行されて書き替え内容が表示されてから受
注データ29aと生産計画データ39aの古いデータが
消去されるようになっている。
【0035】このようにして、本第2実施例において
は、生産指示手段41にて指示書43が発行されること
により、構成部品の入荷状況に異常が生じたことと、そ
の異常に基づいて変更された計画の内容を的確に知るこ
とができる。このような書面表示を行うのは、情報の確
実性を増加させるためである。また、書面表示が行われ
た後には、消込手段45において、生産計画データ39
aのうちの古いデータの消し込みが行われるばかりでな
く、受注データ29aの古いデータも消去されるが、こ
れは例えば、部品作成機関25において異常が生じたこ
とをクライアント14に伝えた時に、クライアント14
からの受注量が変化する場合があるが、このような事態
にも容易に追従できるという利点を有している。
【0036】図4は、第2実施例に係る生産計画管理装
置の操作の流れを示したものである。なお、図4におい
ては、図2と異なる部分のみを表示し、また同一の部分
については図面から省略する。
【0037】図4において、S201で入荷実績と生産
計画とが比較されて入荷遅れが抽出される。そして、遅
れた構成部品がなかった場合にはS204に進んで生産
計画の確定が行われるが、遅れた受注品があった場合に
はS203に進むように、S02で判断がされる。従っ
て、遅れる受注品があった場合には、S203に進んで
日程変更による生産計画の修正が行われてから、S20
4において生産計画の確定が行われることとなる。そし
て、この生産計画の確定結果がS205において表示さ
れることとなるが、生産計画に修正があった場合には、
修正前の計画と修正後の計画とが両方とも表示されるこ
ととなる。そして、計画に修正があった場合には、この
後のS206において、古い生産計画データの消し込み
が行われ、これによって実質的に生産計画の書き替えが
行われることとなる。
【0038】以下、図5〜9にわたって、前記第1又は
第2実施例に係る生産計画立案手段の機能を説明する。
【0039】この図5に示されているように、生産工程
と日程のデータを入力する生産工程・日程データ入力部
51と、生産日程や生産数量のデータの入力を行う生産
日程・数量データ入力部53は、付属メモリ59を有し
ている。そして、第2実施例においては、この付属メモ
リ59にはプリンタ60が接続されている。なお、これ
ら生産工程・日程データ入力部51と生産日程・数量デ
ータ入力部53は、生産計画立案手段39に設置されて
いる。
【0040】これら生産工程・日程データ入力部51及
び生産日程・数量データ入力部53には、受注データ記
録手段29内の受注データ29a、予め入力されている
部品構成データ54a、入荷実績記録手段に記録されて
いる入荷実績データ33aがそれぞれ入力される。そし
てこれらのデータは、前記データ入力部51及び53に
よって適当に分配されて、これらをそれぞれ受け入れる
フォーマットを備える付属メモリ59へ出力されること
となる。従って、クライアント14からの受注がされる
と、クライアント14の要望や、要望される製品を構成
するために必要な部品や、その部品を手にいれるために
必要な入荷日数等の計画立案に必須な情報の全てが付属
メモリ59に記録されることとなる。
【0041】ここで、図6は本実施例において使用され
る受注データ29aの記録フォーマット、図7は部品構
成データ54aの記録フォーマット、更に図8は部品入
荷実績データ33aの記録フォーマットを示した図であ
る。
【0042】図6に示されるように、本実施例に係る受
注データの記録フォーマットにおいては、クライアント
14から受注された受注品の種類と納入希望日とその数
量とがそれぞれ別々に記録されるようになっている。そ
して、図7に示されるように、本実施例に係る部品構成
データの記録フォーマットにおいては、受注された製品
の各部品構成が予め記録されるようになっている。例え
ば、製品Aはa部品1個とb部品2個から構成される、
というような情報が並列的に記録されるようになってい
る。製品Bにおいても同様にして、a部品2個とp部品
1個から構成されるという情報が並列的に記録されるよ
うになっている。従って、a部品のみを探索して、当該
a部品が、クライアント14からの受注に対してどの位
必要であるかということが容易にサーチできるようにな
っている。さらに、図8に示されるように、本発明に係
る部品入荷実績データの記録フォーマットにおいては、
図7に示されているa部品やb部品やp部品の必要な入
荷数量と、その入荷数量が全て入荷される入荷終了日を
入荷日として記録されるようなフォーマットとなってい
る。
【0043】図9は、本実施例に係る生産計画データの
記録フォーマットを示した図であり、図9(a)は生産
工程・日程データの記録フォーマットを表したもので、
図9(b)は生産日程・数量データの記録フォーマット
を表したものである。
【0044】図9(a)に示されるように、本実施例に
係る生産工程・日程データにおいては、受注された製品
A,Bにそれぞれ必要な工程が対応されて記録されるよ
うになっている。例えば、製品Aにおいては、工程1か
ら工程4までが必要であり、この工程1においては、製
品Aの構成部品である部品aと部品bとが集荷される工
程を示している。従って、この工程1の終了日は、前記
図8に示される部品入荷実績データの入荷日と一致する
ようになっている。そして、工程2においては、加工1
が施され、工程3においては加工2が施されることにな
る。各工程においては、予定される開始日と終了日とが
記入されるようになっている。そして、工程4において
製品が納入されることとなる。なお、最後の工程4にお
いては製品の納入であるため、予想の開始日が製品の納
品日となるようになっている。但し、これは工程1にお
いて全ての部品が揃う場合であり、各工程においても部
品が必要な場合には、それに応じて記録フォーマットの
内容を書替えることができることはいうまでもない。
【0045】ここで、前記第1実施例においては、日付
記入欄62は1列である。ところが、前記第2実施例に
おいて、日付記入欄62は、上欄62aと下欄62bと
に分けられており、この内の下欄62bは修正欄として
取り扱われている。図9(a)において、工程1の部品
の入荷予定日が9月2日から9月6日にずれた場合に
は、これが工程1の下欄62b(修正欄)に記入されて
から、これに基づいて工程2〜工程4の予定日が変更さ
れるようになっている。そして、この下欄62b(修正
欄)に日付が記載された後の記録フォーマットの内容
は、図5に示されているプリンタ60から容易にプリン
トアウトすることができるようになっている。ここで、
下欄62b(修正欄)に日付が記載された後には、消し
込み手段45によって上欄の62aの情報が消去される
こととなる。そして、消し込み手段45によって上欄の
62aの情報が消去されると、下欄62aに記録されて
いる情報が、上欄62aに繰り上がり、これによって実
質的に生産計画の変更が行われることとなる。
【0046】生産日程・数量データの記録フォーマット
は、図9(b)に示されているように、受注品と構成品
とに分けられている。構成品の欄は、入荷実績記録デー
タに基づいて作成が行われる。そして、この構成品の欄
のデータは、図9(a)に示されている生産工程・日程
データを作成する際の基礎とされる。受注品の納期と数
量は、図9(a)の生産工程・日程データにおいて記録
されている(上記の例でいえば工程4)データが記録さ
れるようになっている。そして、この欄に記載の納期
が、クライアント14に報告されるようになっている。
このようにして、入荷数量などに変動が生じた場合に
も、適確に納品日の把握をすることができるようになっ
ている。
【0047】
【発明の効果】以上のようにして、本発明に係る生産計
画管理装置においては、構成部品の入荷に遅れが生じた
場合でも、これに追従して適確に納品日を設定すること
ができ、適確に納品日の把握をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る生産計画管理装置を
用いた生産管理システムの機能構成を示す図である。
【図2】第1実施例に係る生産計画管理装置の動作の流
れを示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施例に係る生産計画管理装置の
機能構成を示す図である。
【図4】第2実施例に係る生産計画管理装置の動作の流
れを示すフローチャートである。
【図5】第2実施例に係る生産計画管理装置の機能構成
を示す図である。
【図6】本実施例において使用される受注データ29a
の記録フォーマットの構成を示す図である。
【図7】部品構成データ54aの記録フォーマットの内
容を示す図である。
【図8】部品入荷実績データ33aの記録フォーマット
の内容を示す図である。
【図9】生産計画データ59aの記録フォーマットの内
容を示した図であり、図9(A)は生産工程・日程デー
タの記録フォーマットの内容を表したものであり、図9
(B)は生産日程・数量データの記録フォーマットの内
容を表したものである。
【図10】従来の生産計画管理システムの機能構成を説
明する説明図である。
【図11】図10に示される生産計画管理システムの動
作の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
21 生産計画管理装置 23 生産機関 25 部品作成機関 29 受注データ記録手段 31 入荷実績データ収集手段 33 入荷実績データ記録手段 35 比較手段 37 書替手段 39 生産計画立案手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受注された製品の構成部品を作成する部
    品作成機関から入荷される構成部品を用いて該製品の生
    産を行う生産機関において、該部品作成機関からの入荷
    状況を監視して受注された製品の生産計画を立案する生
    産計画管理装置であって、 (1)前記製品の受注を受注データとして記録する受注
    データ記録手段と、 (2)前記部品作成機関からの入荷状況を検出し、これ
    を入荷実績データとして収集する入荷実績データ収集手
    段と、 (3)入荷実績データを記録する入荷実績データ記録手
    段と、 (4)前記入荷実績データを考慮して前記受注データか
    ら生産計画を立案し、これを生産計画データとして記録
    する生産計画立案手段と、 (5)前記入荷実績データと前記生産計画データとを比
    較することによって前記部品作成機関からの構成部品の
    入荷状況の遅れ検出し、これを遅れデータとして抽出す
    る遅れ状況抽出手段と、 (6)前記遅れデータを基にして前記生産計画データを
    書き替える書替手段と、を含み、 構成部品の入荷状況に遅れが生じた場合にも、それに追
    従して前記製品の生産計画を変更することを特徴とする
    生産計画管理装置。
JP28812391A 1991-11-01 1991-11-01 生産計画管理装置 Pending JPH05128123A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002253839A (ja) * 2001-02-27 2002-09-10 Fuji Shoji:Kk 遊技機の故障情報の閲覧システム
WO2023100394A1 (ja) * 2021-11-30 2023-06-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 進捗管理装置、システム及び、方法

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