JPH05126919A - 半導体メモリ試験装置 - Google Patents
半導体メモリ試験装置Info
- Publication number
- JPH05126919A JPH05126919A JP3289035A JP28903591A JPH05126919A JP H05126919 A JPH05126919 A JP H05126919A JP 3289035 A JP3289035 A JP 3289035A JP 28903591 A JP28903591 A JP 28903591A JP H05126919 A JPH05126919 A JP H05126919A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- address
- memory
- output
- pattern
- register
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 不良メモリセルの再試験時に試験タイミング
の変更が容易にできるようにする。 【構成】 フェイルメモリ9に書込まれた被試験メモリ
7の不良メモリセルのアドレスをアドレスレジスタ11
に設定し、再試験時に、その設定アドレスとアルゴリズ
ミックパターン発生器4のアドレスパターンAとの一致
を一致検出器10で検出する。一方、不良メモリセルの
再試験時に使用するタイミングセットを選択するデータ
をタイミングセット選択レジスタ13に設定する。一致
検出器10の出力のオン、オフに応じて、マルチプレク
サ12でタイミングセット選択レジスタ13の出力又は
タイミングセット選択メモリ3の出力をそれぞれ選択し
て、タイミング発生器5に供給する。一致検出マスク器
14を設けて、一致検出器10によるアドレスパターン
Aの一致検出に際して、所定アドレスビットの検出をマ
スクさせることもできる。マスクすべきアドレスビット
を指定するデータをマスクレジスタ15に設定する。
の変更が容易にできるようにする。 【構成】 フェイルメモリ9に書込まれた被試験メモリ
7の不良メモリセルのアドレスをアドレスレジスタ11
に設定し、再試験時に、その設定アドレスとアルゴリズ
ミックパターン発生器4のアドレスパターンAとの一致
を一致検出器10で検出する。一方、不良メモリセルの
再試験時に使用するタイミングセットを選択するデータ
をタイミングセット選択レジスタ13に設定する。一致
検出器10の出力のオン、オフに応じて、マルチプレク
サ12でタイミングセット選択レジスタ13の出力又は
タイミングセット選択メモリ3の出力をそれぞれ選択し
て、タイミング発生器5に供給する。一致検出マスク器
14を設けて、一致検出器10によるアドレスパターン
Aの一致検出に際して、所定アドレスビットの検出をマ
スクさせることもできる。マスクすべきアドレスビット
を指定するデータをマスクレジスタ15に設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】半導体メモリ試験装置に関し、特
に不良メモリセルの再試験時に、試験タイミングを容易
に変更できるようにしたものである。
に不良メモリセルの再試験時に、試験タイミングを容易
に変更できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体メモリ試験装置を図2を参
照して説明する。試験のシーケンスを制御するシーケン
スコントロール部1より出力されたアドレスデータによ
りインストラクションメモリ2およびタイミングセット
選択メモリ(タイミングセットを選択する信号を格納す
るメモリ)3がアクセスされる。インストラクションメ
モリ2の出力はアルゴリズミックパターン発生器4(以
下ALPGと云う) に印加され、ALPG4から試験パ
ターンが発生される。また、タイミングセット選択メモ
リ3の出力はタイミング発生器5(以下TGと云う) に
印加され、TG5から試験タイミングを決めるクロック
CK1,CK2 が発生される。波形成形器6では、AL
PG4で発生した試験パターン(アドレス、データ等)
とTG5で発生したクロックCK1 とから波形を成形し
て、被試験メモリ7に印加する。被試験メモリ7から出
力されるデータは、比較器8においてALPG4から印
加される期待値パターンEとTG5より印加されるクロ
ックCK2 のタイミングで比較され、パス/フェイル信
号Sがフェイルメモリ9に入力される。フェイルメモリ
9では、パターン発生器4から印加されるアドレスパタ
ーンAと、比較器8から入力されるパス/フェイル信号
Sによりフェイルしたアドレスに論理値“1”を書き込
む。不良解析を行なう場合は、フェイルメモリ9の内容
を読み出して、被試験メモリ7のどのアドレスで不良が
発生したかを調べる。
照して説明する。試験のシーケンスを制御するシーケン
スコントロール部1より出力されたアドレスデータによ
りインストラクションメモリ2およびタイミングセット
選択メモリ(タイミングセットを選択する信号を格納す
るメモリ)3がアクセスされる。インストラクションメ
モリ2の出力はアルゴリズミックパターン発生器4(以
下ALPGと云う) に印加され、ALPG4から試験パ
ターンが発生される。また、タイミングセット選択メモ
リ3の出力はタイミング発生器5(以下TGと云う) に
印加され、TG5から試験タイミングを決めるクロック
CK1,CK2 が発生される。波形成形器6では、AL
PG4で発生した試験パターン(アドレス、データ等)
とTG5で発生したクロックCK1 とから波形を成形し
て、被試験メモリ7に印加する。被試験メモリ7から出
力されるデータは、比較器8においてALPG4から印
加される期待値パターンEとTG5より印加されるクロ
ックCK2 のタイミングで比較され、パス/フェイル信
号Sがフェイルメモリ9に入力される。フェイルメモリ
9では、パターン発生器4から印加されるアドレスパタ
ーンAと、比較器8から入力されるパス/フェイル信号
Sによりフェイルしたアドレスに論理値“1”を書き込
む。不良解析を行なう場合は、フェイルメモリ9の内容
を読み出して、被試験メモリ7のどのアドレスで不良が
発生したかを調べる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、試験の中であ
る特定のアドレスで不良が起きた場合、再試験において
その特定のアドレスにおける試験のタイミングだけを変
更しようとした場合(例えばゆっくりしたタイミングで
試験をしようとした場合など) 、大幅なテストプログラ
ムの変更が必要となる。特に、試験パターンが繰り返し
てアドレスをスキャンする(あるアルゴリズムで) よう
な場合は、特定のアドレスだけ試験タイミングを変更す
るというのは非常に難しい。
る特定のアドレスで不良が起きた場合、再試験において
その特定のアドレスにおける試験のタイミングだけを変
更しようとした場合(例えばゆっくりしたタイミングで
試験をしようとした場合など) 、大幅なテストプログラ
ムの変更が必要となる。特に、試験パターンが繰り返し
てアドレスをスキャンする(あるアルゴリズムで) よう
な場合は、特定のアドレスだけ試験タイミングを変更す
るというのは非常に難しい。
【0004】この発明の目的は、不良の発生したアドレ
スに対する再試験に際して、試験タイミングを容易に変
更できるようにすることにある。
スに対する再試験に際して、試験タイミングを容易に変
更できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、前
記フェイルメモリに書込まれた被試験メモリの不良メモ
リセスのアドレスデータを設定するアドレスレジスタ
と、前記被試験メモリの再試験時に、前記アドレスレジ
スタの出力と、前記アルゴリズミックパターン発生器よ
り出力されるアドレスパターンAとの一致を検出する一
致検出器とが設けられる。
記フェイルメモリに書込まれた被試験メモリの不良メモ
リセスのアドレスデータを設定するアドレスレジスタ
と、前記被試験メモリの再試験時に、前記アドレスレジ
スタの出力と、前記アルゴリズミックパターン発生器よ
り出力されるアドレスパターンAとの一致を検出する一
致検出器とが設けられる。
【0006】また不良メモリセルを再試験するときに使
用するタイミングセットを選択するデータが設定される
タイミングセット選択レジスタと、前記一致検出器の一
致検出出力のオン、オフに応じて、前記タイミングセッ
ト選択レジスタの出力又は前記タイミングセット選択メ
モリの出力をそれぞれ選択して、前記タイミング発生器
に供給するマルチプレクサとが設けられる。
用するタイミングセットを選択するデータが設定される
タイミングセット選択レジスタと、前記一致検出器の一
致検出出力のオン、オフに応じて、前記タイミングセッ
ト選択レジスタの出力又は前記タイミングセット選択メ
モリの出力をそれぞれ選択して、前記タイミング発生器
に供給するマルチプレクサとが設けられる。
【0007】請求項2の発明では、前記一致検出器のア
ルゴリズミックパターン発生器のアドレスパターンAと
前記アドレスレジスタの設定アドレスとの一致検出にお
いて、所定アドレスビットの一致検出をマスクさせる一
致検出マスク器と、そのマスクする所定アドレスビット
を設定するマスクレジスタとが設けられる。
ルゴリズミックパターン発生器のアドレスパターンAと
前記アドレスレジスタの設定アドレスとの一致検出にお
いて、所定アドレスビットの一致検出をマスクさせる一
致検出マスク器と、そのマスクする所定アドレスビット
を設定するマスクレジスタとが設けられる。
【0008】
【実施例】この発明の実施例を図1に図4と対応する部
分に同じ符号を付し、重複説明を省略する。ALPG4
から発生されたアドレスパターンAは、波形成形器6に
印加されるとともに一致検出器10にも印加され、アド
レスレジスタ11に設定されたアドレスデータAx,A
yと比較され一致検出が行なわれる。一致検出器10の
出力が“0”(すなわちアドレスパターンAとアドレス
レジスタ10のデータAx,Ayが等しくない時) は、
マルチプレクサ12ではTG5に与えるタイミングセッ
ト選択データとしてタイミングセット選択メモリ3の出
力を選び(従来と同じ動作である) 、一致検出器10の
出力が“1”(すなわちアドスレパターンAとアドレス
レジスタ10のデータAx,Ayが等しい時) は、マル
チプレクサ12では、タイミングセット選択レジスタ1
3の値が選ばれ、TG5に印加される。
分に同じ符号を付し、重複説明を省略する。ALPG4
から発生されたアドレスパターンAは、波形成形器6に
印加されるとともに一致検出器10にも印加され、アド
レスレジスタ11に設定されたアドレスデータAx,A
yと比較され一致検出が行なわれる。一致検出器10の
出力が“0”(すなわちアドレスパターンAとアドレス
レジスタ10のデータAx,Ayが等しくない時) は、
マルチプレクサ12ではTG5に与えるタイミングセッ
ト選択データとしてタイミングセット選択メモリ3の出
力を選び(従来と同じ動作である) 、一致検出器10の
出力が“1”(すなわちアドスレパターンAとアドレス
レジスタ10のデータAx,Ayが等しい時) は、マル
チプレクサ12では、タイミングセット選択レジスタ1
3の値が選ばれ、TG5に印加される。
【0009】また、一致検出マスク器14において、マ
スクレジスタ15に設定された特定のアドレスビットを
一致検出からマスクすることができる。メモリの試験の
なかで、ある特定のセル(アドレス)で不良が発生した
時に、その部分だけタイミング条件を変更したい時は、
試験タイミングを変更したいアドレスの領域(フェイル
メモリ9の内容を読み出せば分る) をアドレスレジスタ
11に設定して、元のタイミングセットの代わりに出力
したいタイミングセットを選択するデータをタイミング
セット選択レジスタ13に格納しておけば簡単にタイミ
ング条件が変更できる。
スクレジスタ15に設定された特定のアドレスビットを
一致検出からマスクすることができる。メモリの試験の
なかで、ある特定のセル(アドレス)で不良が発生した
時に、その部分だけタイミング条件を変更したい時は、
試験タイミングを変更したいアドレスの領域(フェイル
メモリ9の内容を読み出せば分る) をアドレスレジスタ
11に設定して、元のタイミングセットの代わりに出力
したいタイミングセットを選択するデータをタイミング
セット選択レジスタ13に格納しておけば簡単にタイミ
ング条件が変更できる。
【0010】図2Aに示すように被試験メモリ7が、1
6×16=256ビットの正方形のメモリである場合を
例として説明する。この場合アドレスデータAx,Ay
は全体で8ビットの2進コードで表わされる。上位4ビ
ットがAxで、Ax=b8 b 7 b6 b5 、下位4ビット
がAyで、Ay=b4 b3 b2 b1 である。メモリセル
C(2,6)のアドレスだけタイミング条件を変更しよ
うとする場合は、図2Bイに示すようにアドレスレジス
タ11にセルC(2,6) のアドレス、すなわち、Ax
=2=0010,Ay=6=0110を設定し、マスク
レジスタ15にはアドレスパターンAの8ビットに特に
マスクすべきビットが無いのでDU =0000,DL =
0000を設定すれば良い。
6×16=256ビットの正方形のメモリである場合を
例として説明する。この場合アドレスデータAx,Ay
は全体で8ビットの2進コードで表わされる。上位4ビ
ットがAxで、Ax=b8 b 7 b6 b5 、下位4ビット
がAyで、Ay=b4 b3 b2 b1 である。メモリセル
C(2,6)のアドレスだけタイミング条件を変更しよ
うとする場合は、図2Bイに示すようにアドレスレジス
タ11にセルC(2,6) のアドレス、すなわち、Ax
=2=0010,Ay=6=0110を設定し、マスク
レジスタ15にはアドレスパターンAの8ビットに特に
マスクすべきビットが無いのでDU =0000,DL =
0000を設定すれば良い。
【0011】また、第9列だけタイミング条件を変更し
たい時は、アドレスレジスタ11にAx=9=100
1,Ay=0〜15=****を設定する。しかし、A
yのデータはマスクされてしまうので任意でよい。*印
は1又は0を表す。マスクしてはならないアドレスはA
x=9=1001(上位4ビット) であり、マスクすべ
きアドレスはAy=0〜15=****(下位4ビッ
ト) であるので、マスクレジスタ15には、上位4ビッ
トにDU =0000(マスクしない場合) を、下位4ビ
ットにDL =1111(マスクする場合) を格納する
(図2Bロ) 。
たい時は、アドレスレジスタ11にAx=9=100
1,Ay=0〜15=****を設定する。しかし、A
yのデータはマスクされてしまうので任意でよい。*印
は1又は0を表す。マスクしてはならないアドレスはA
x=9=1001(上位4ビット) であり、マスクすべ
きアドレスはAy=0〜15=****(下位4ビッ
ト) であるので、マスクレジスタ15には、上位4ビッ
トにDU =0000(マスクしない場合) を、下位4ビ
ットにDL =1111(マスクする場合) を格納する
(図2Bロ) 。
【0012】メモリセルC(2,6) の試験タイミング
セットを変更する場合の回路の論理動作を図3Aに示し
てある。ALPG4より出力されるアドレスパターンA
とアドレスレジスタ11の設定値AxAyの各ビットが
一致すると、一致検出器10の8個の不一致回路EOR
は出力は全て“0”となる。一致検出マスク器14は8
個の負論理のオアゲート(正論理のアンドゲートと同
じ)で構成されており、各アンドゲート(正論理) の一
方の入力端子にはマスクレジスタ15よりDU D L (8
ビット) を反転したデータ“1”が入力されているの
で、ゲートが開かれた状態であり(つまりマスク作用は
行われない) 、ANDゲートの出力は全て0である。一
致検出回路10の出力側のアンドゲートAND0 の出力
であるセレクト信号SLは“1”となる。従って図1の
マルチプレクサ12ではタイミングセット選択レジスタ
13より出力される選択信号が選択されてTG5に供給
される。
セットを変更する場合の回路の論理動作を図3Aに示し
てある。ALPG4より出力されるアドレスパターンA
とアドレスレジスタ11の設定値AxAyの各ビットが
一致すると、一致検出器10の8個の不一致回路EOR
は出力は全て“0”となる。一致検出マスク器14は8
個の負論理のオアゲート(正論理のアンドゲートと同
じ)で構成されており、各アンドゲート(正論理) の一
方の入力端子にはマスクレジスタ15よりDU D L (8
ビット) を反転したデータ“1”が入力されているの
で、ゲートが開かれた状態であり(つまりマスク作用は
行われない) 、ANDゲートの出力は全て0である。一
致検出回路10の出力側のアンドゲートAND0 の出力
であるセレクト信号SLは“1”となる。従って図1の
マルチプレクサ12ではタイミングセット選択レジスタ
13より出力される選択信号が選択されてTG5に供給
される。
【0013】被試験メモリ7の第9列のメモリセルの試
験タイミングを変更する場合の回路の論理動作を図3B
に示す。ALPG4のアドレスパターンAの上位4ビッ
トがアドレスレジスタ11の上位4ビットAx=9=1
001と一致すれば、対応する各不一致回路EORの出
力は“0”となる。一致検出マスク器14の下位4ビッ
ト用の各アンドゲートANDでは、一方の入力端子に、
マスクレジスタ15より下位4ビットのデータDL を反
転したデータ0が入力され、ゲートは閉じられているの
で、他方の入力端子に入力されるEORの出力と無関係
に、出力は“0”となる。
験タイミングを変更する場合の回路の論理動作を図3B
に示す。ALPG4のアドレスパターンAの上位4ビッ
トがアドレスレジスタ11の上位4ビットAx=9=1
001と一致すれば、対応する各不一致回路EORの出
力は“0”となる。一致検出マスク器14の下位4ビッ
ト用の各アンドゲートANDでは、一方の入力端子に、
マスクレジスタ15より下位4ビットのデータDL を反
転したデータ0が入力され、ゲートは閉じられているの
で、他方の入力端子に入力されるEORの出力と無関係
に、出力は“0”となる。
【0014】上位4ビット用の各アンドゲートの一方の
入力端子には、マスクレジスタ15より上位4ビットの
データDU を反転したデータ“1”が入力されているの
で、ゲートは開かれた状態にあり、他方の入力端子に入
力されるEORの出力が“0”(Aの上位4ビットとA
xが一致した場合) となれば、アンドゲートANDの出
力は“0”となる。従ってアンドゲートAND0 の出力
はSL=“1”となる。以上の説明から明らかなよう
に、一致検出マスク器14は、この例では、ALPG4
のアドレスパターンAの下位4ビット(メモリ7のy方
向のアドレス) がアドレスレジスタのデータAyと一致
したか否かを示す信号(EORの出力) をマスクしてい
る。そのため、アドレスパターンAがメモリ7の第9列
のAy=0〜15の任意のメモリセルのアドレスである
とき一致検出器10の出力SLは“1”となる。
入力端子には、マスクレジスタ15より上位4ビットの
データDU を反転したデータ“1”が入力されているの
で、ゲートは開かれた状態にあり、他方の入力端子に入
力されるEORの出力が“0”(Aの上位4ビットとA
xが一致した場合) となれば、アンドゲートANDの出
力は“0”となる。従ってアンドゲートAND0 の出力
はSL=“1”となる。以上の説明から明らかなよう
に、一致検出マスク器14は、この例では、ALPG4
のアドレスパターンAの下位4ビット(メモリ7のy方
向のアドレス) がアドレスレジスタのデータAyと一致
したか否かを示す信号(EORの出力) をマスクしてい
る。そのため、アドレスパターンAがメモリ7の第9列
のAy=0〜15の任意のメモリセルのアドレスである
とき一致検出器10の出力SLは“1”となる。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、被試験メモリにフェ
イルが発生した場合には、フェイルメモリ9に書込まれ
たそのフェイルの発生した領域のアドレスがアドレスレ
ジスタ11に設定される。再試験時には、ALPG4の
アドレスパターンAがアドレスレジスタ11のアドレス
設定値AxAyに一致したことが一致検出回路10で検
出されると、タイミングセット選択レジスタ13に設定
された再試験用のタイミングセットを選択するための信
号がTG5に供給され、TG5より新しいタイミングセ
ットが各部に供給されて、試験が行われる。
イルが発生した場合には、フェイルメモリ9に書込まれ
たそのフェイルの発生した領域のアドレスがアドレスレ
ジスタ11に設定される。再試験時には、ALPG4の
アドレスパターンAがアドレスレジスタ11のアドレス
設定値AxAyに一致したことが一致検出回路10で検
出されると、タイミングセット選択レジスタ13に設定
された再試験用のタイミングセットを選択するための信
号がTG5に供給され、TG5より新しいタイミングセ
ットが各部に供給されて、試験が行われる。
【0016】このようにこの発明によれば、従来極めて
困難と考えられていた不良メモリセルの再試験時の試験
タイミングの変更を比較的容易に行うことができる。
困難と考えられていた不良メモリセルの再試験時の試験
タイミングの変更を比較的容易に行うことができる。
【図1】この発明の実施例を示すブロック図。
【図2】Aは被試験メモリのアドレス構成の一例を示す
図、Bは図1のアドレスレジスタ11及びマスクレジス
タ15に設定されたデータの例を示す図。
図、Bは図1のアドレスレジスタ11及びマスクレジス
タ15に設定されたデータの例を示す図。
【図3】図1の一致検出器10及び一致検出マスク器1
4の動作を説明するための回路図。
4の動作を説明するための回路図。
【図4】従来の半導体メモリ試験装置のブロック図。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来の半導体メモリ試験装置を図4を参
照して説明する。試験のシーケンスを制御するシーケン
スコントロール部1より出力されたアドレスデータによ
りインストラクションメモリ2およびタイミングセット
選択メモリ(タイミングセットを選択する信号を格納す
るメモリ)3がアクセスされる。インストラクションメ
モリ2の出力はアルゴリズミックパターン発生器4(以
下ALPGと云う) に印加され、ALPG4から試験パ
ターンが発生される。また、タイミングセット選択メモ
リ3の出力はタイミング発生器5(以下TGと云う) に
印加され、TG5から試験タイミングを決めるクロック
CK1 ,CK2 が発生される。波形成形器6では、AL
PG4で発生した試験パターン(アドレス、データ等)
とTG5で発生したクロックCK1 とから波形を成形し
て、被試験メモリ7に印加する。被試験メモリ7から出
力されるデータは、比較器8においてALPG4から印
加される期待値パターンEとTG5より印加されるクロ
ックCK2 のタイミングで比較され、パス/フェイル信
号Sがフェイルメモリ9に入力される。フェイルメモリ
9では、パターン発生器4から印加されるアドレスパタ
ーンAと、比較器8から入力されるパス/フェイル信号
Sによりフェイルしたアドレスに論理値“1”を書き込
む。不良解析を行なう場合は、フェイルメモリ9の内容
を読み出して、被試験メモリ7のどのアドレスで不良が
発生したかを調べる。
照して説明する。試験のシーケンスを制御するシーケン
スコントロール部1より出力されたアドレスデータによ
りインストラクションメモリ2およびタイミングセット
選択メモリ(タイミングセットを選択する信号を格納す
るメモリ)3がアクセスされる。インストラクションメ
モリ2の出力はアルゴリズミックパターン発生器4(以
下ALPGと云う) に印加され、ALPG4から試験パ
ターンが発生される。また、タイミングセット選択メモ
リ3の出力はタイミング発生器5(以下TGと云う) に
印加され、TG5から試験タイミングを決めるクロック
CK1 ,CK2 が発生される。波形成形器6では、AL
PG4で発生した試験パターン(アドレス、データ等)
とTG5で発生したクロックCK1 とから波形を成形し
て、被試験メモリ7に印加する。被試験メモリ7から出
力されるデータは、比較器8においてALPG4から印
加される期待値パターンEとTG5より印加されるクロ
ックCK2 のタイミングで比較され、パス/フェイル信
号Sがフェイルメモリ9に入力される。フェイルメモリ
9では、パターン発生器4から印加されるアドレスパタ
ーンAと、比較器8から入力されるパス/フェイル信号
Sによりフェイルしたアドレスに論理値“1”を書き込
む。不良解析を行なう場合は、フェイルメモリ9の内容
を読み出して、被試験メモリ7のどのアドレスで不良が
発生したかを調べる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
Claims (2)
- 【請求項1】 シーケンスコントロール部より出力され
るアドレスデータによりインストラクションメモリ及び
タイミングセット選択メモリがアクセスされ、 そのインストラクションメモリの出力によりアクセスさ
れて、アルゴリズミックパターン発生器より、アドレス
パターンA及びデータが波形成形器へ、期待値パターン
が比較器へ、また前記アドレスパターンAがフェイルメ
モリに供給され、 前記タイミングセット選択メモリの出力によりアクセス
されて、タイミング発生器よりタイミングセットが前記
波形成形器及び比較器に供給され、 前記波形成形器より試験波形が被試験メモリに供給さ
れ、前記比較器が被試験メモリより出力されるデータを
前記期待値パターンと比較して、パス/フェイル信号を
前記フェイルメモリに供給するように構成された半導体
メモリ試験装置において、 前記フェイルメモリに書込まれた被試験メモリの不良メ
モリセスのアドレスデータを設定するアドレスレジスタ
と、 前記被試験メモリの再試験時に、前記アドレスレジスタ
の出力と、前記アルゴリズミックパターン発生器より出
力されるアドレスパターンAとの一致を検出する一致検
出器と、 不良メモリセルを再試験するときに使用するタイミング
セットを選択するデータが設定されるタイミングセット
選択レジスタと、 前記一致検出器の一致検出出力のオン、オフに応じて、
前記タイミングセット選択レジスタの出力又は前記タイ
ミングセット選択メモリの出力をそれぞれ選択して、前
記タイミング発生器に供給するマルチプレクサとを設け
たことを特徴とする、 半導体メモリ試験装置。 - 【請求項2】 前記一致検出器のアルゴリズミックパタ
ーン発生器のアドレスパターンAと前記アドレスレジス
タの設定アドレスとの一致検出において、所定アドレス
ビットの一致検出をマスクさせる一致検出マスク器と、 そのマスクする所定アドレスビットを設定するマスクレ
ジスタとを設けたことを特徴とする、前記請求項1記載
の半導体メモリ試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03289035A JP3095088B2 (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 半導体メモリ試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03289035A JP3095088B2 (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 半導体メモリ試験装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05126919A true JPH05126919A (ja) | 1993-05-25 |
JP3095088B2 JP3095088B2 (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=17737988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03289035A Expired - Fee Related JP3095088B2 (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 半導体メモリ試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3095088B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5850402A (en) * | 1996-01-12 | 1998-12-15 | Advantest Corp. | Test pattern generator |
JP2003004810A (ja) * | 2001-06-20 | 2003-01-08 | Advantest Corp | 半導体デバイス試験装置 |
JP2009026351A (ja) * | 2007-07-17 | 2009-02-05 | Nec Electronics Corp | 半導体記憶装置及びそのテスト方法 |
-
1991
- 1991-11-06 JP JP03289035A patent/JP3095088B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5850402A (en) * | 1996-01-12 | 1998-12-15 | Advantest Corp. | Test pattern generator |
JP2003004810A (ja) * | 2001-06-20 | 2003-01-08 | Advantest Corp | 半導体デバイス試験装置 |
JP4664535B2 (ja) * | 2001-06-20 | 2011-04-06 | 株式会社アドバンテスト | 半導体デバイス試験装置 |
JP2009026351A (ja) * | 2007-07-17 | 2009-02-05 | Nec Electronics Corp | 半導体記憶装置及びそのテスト方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3095088B2 (ja) | 2000-10-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100327136B1 (ko) | 반도체 메모리 장치 및 이 장치의 병렬 비트 테스트 방법 | |
US5604756A (en) | Testing device for concurrently testing a plurality of semiconductor memories | |
US7194667B2 (en) | System for storing device test information on a semiconductor device using on-device logic for determination of test results | |
US20050182997A1 (en) | Semiconductor device with memory and method for memory test | |
US7526688B2 (en) | Parallel bit testing device and method | |
JP3871384B2 (ja) | 半導体メモリ試験装置用不良解析メモリ | |
KR0167677B1 (ko) | 다중 비트 테스트를 위한 패턴 발생기를 가지는 메모리 테스트 시스템 | |
US5668819A (en) | Mask control device for LSI tester | |
JP3549174B2 (ja) | メモリ試験装置 | |
KR19990082664A (ko) | 메모리 시험 장치 | |
JPH1019974A (ja) | 半導体試験装置およびこの試験装置を用いた試験方法 | |
JPH05126919A (ja) | 半導体メモリ試験装置 | |
US5757815A (en) | Semiconductor memory test system | |
JP2002312252A (ja) | メモリ診断装置及び診断方法 | |
KR100579049B1 (ko) | 메모리 테스트 장치 및 이를 수행하는 방법 | |
JP2007280546A (ja) | 半導体試験装置および半導体装置の試験方法 | |
JP2003297100A (ja) | 半導体装置 | |
JPH10253707A (ja) | 集積回路試験装置 | |
JPH0287397A (ja) | 半導体集積回路 | |
JPH11176194A (ja) | 半導体試験装置 | |
JP2001167597A (ja) | 半導体メモリ試験装置 | |
JPH0628896A (ja) | Bistによるメモリのテスト方法 | |
JPH10312337A (ja) | 記憶装置の試験回路 | |
JP2003004810A (ja) | 半導体デバイス試験装置 | |
JPH06258387A (ja) | Icテスタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000704 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |