JPH05126854A - 波形測定装置の表示画面への基準情報の表示方法 - Google Patents

波形測定装置の表示画面への基準情報の表示方法

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JPH05126854A
JPH05126854A JP18813991A JP18813991A JPH05126854A JP H05126854 A JPH05126854 A JP H05126854A JP 18813991 A JP18813991 A JP 18813991A JP 18813991 A JP18813991 A JP 18813991A JP H05126854 A JPH05126854 A JP H05126854A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 波形測定装置の表示画面の表示波形との関係
で必要な基準情報を表示するスペースの一元化を図る。 【構成】 格子状の目盛線で区画された表示画面を介し
て波形を表示するに際しては、予め設けてあるスイッチ
からの交互入力の都度、表示画面上の基準情報表示欄に
現に表示されている表示パターンが一目盛り当たりの値
の大きさを示す単位値モードであれば縦軸上の電圧値の
上限値と下限値とをそれぞれ符号付の値として表示する
限界値モードに、限界値モードであれば単位値モードに
それぞれ切り替え同一位置に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、波形測定装置の表示
画面への基準情報の表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ストレージオシロスコープやメモリレコ
ーダ等の波形測定装置においては、被測定波形がCRT
等の表示部に表示されるようになっている。
【0003】図5は、上記波形測定装置における表示手
段を介しての波形表示パターンの従来例を示す説明図で
ある。
【0004】同図によれば、装置本体1の表示手段2に
おける表示画面3の波形表示面4には、格子状の目盛線
5が表示され、この目盛線5に重ねて波形6が表示され
るようになっている。
【0005】また、上記波形表示面4には、目盛線5に
おける一目盛り当たりの大きさを例えば「0.2V/D
IV」などとして示す単位値表示欄7が設けられている
ほか、縦軸上の上限値を例えば「2.0V」として示す
上限値表示欄8と、下限値を例えば「1.0V」として
示す下限値表示欄9とを設け、表示画面3における上限
値表示欄8と下限値表示欄9とを確認することで、表示
されている波形6の絶対電圧値を読み取ることができる
ほか、単位値表示欄7を確認することで波形6の相対的
な電圧値を読み取ることができるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来手
法による場合には、表示画面3上に単位値表示欄7のほ
か、上限値表示欄8と下限値表示欄9とが別途に必要に
なり、特に、上限値表示欄8と下限値表示欄9とについ
ては、表示される波形6と重なり合うことがないよう
に、表示画面3を区画して波形表示面4とは別に限界値
表示スペース10を用意しておく必要があった。
【0007】しかし、CRTの管面等に形成される表示
画面3については、レイアウトとの関係や、入力チャン
ネル数の増加に伴うスペース確保の困難性などから、上
記限界値表示スペース10の確保が困難になる不都合が
あった。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、従来手法に
みられた上記課題に鑑みてなされたものであり、その構
成上の特徴は、必要な入力操作を行なうための操作部
と、この操作部からの入力操作に応じて取り込まれる被
測定データをディジタル化して装置本体の側に入力する
ための入力部と、必要データの書き込みと読み出しとが
可能なメモリ手段と、コントローラを介しての波形表示
が可能な表示手段と、これらの構成各部を統括制御する
ためのCPUとを少なくとも備え、前記表示手段におけ
る格子状の目盛線で区画された表示画面を介して波形を
表示するに際しては、予め設けてあるスイッチからの交
互入力の都度、表示画面上の基準情報表示欄に現に表示
されている表示パターンが一目盛り当たりの値の大きさ
を示す単位値モードであれば縦軸上の電圧値の上限値と
下限値とをそれぞれ符号付の値として表示する限界値モ
ードに、限界値モードであれば単位値モードにそれぞれ
切り替え同一位置に表示することにある。
【0009】
【作用】このため、目盛線の一目盛り当たりの値の大き
さを示す単位値モードと、目盛線の縦軸上の電圧値の上
限値と下限値とをそれぞれ符号付の値として表示する限
界値モードとは、スイッチ入力の都度、同一位置にある
表示画面の基準情報表示欄に交互に表示されることにな
る。
【0010】したがって、操作者は、基準情報表示欄の
表示パターンのみを確認することで表示波形から必要な
電圧値を読み取ることができることになり、限界値モー
ドとしての上限値と下限値を縦軸上に表示するためのス
ペースを不要にして表示画面の有効活用を図ることがで
きる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参酌しながらこの発明の実施例
を詳説する。
【0012】図2は、この発明の実施に供される波形測
定装置の概略構成の一例を示すブロック図である。
【0013】同図によれば、その全体は、必要な入力操
作、例えば電圧(V)や電流(A)等に関するファンク
ション情報や一目盛り当たりの値(DIV)を定めるレ
ンジ情報、ゼロ位置を定めるオフセット情報など、測定
時における必要情報を読み込むためなどに用いられるキ
ーボードなどからなる操作部13と、この操作部13か
らの入力操作に応じて端子Tを介して取り込まれる被測
定データ(アナログデータ)をディジタルデータに変換
して装置本体11の側に入力するための入力部(A/D
変換器を含む)14と、必要なデータの書き込みと読み
出しとが可能なRAM16と、画像データの書き込みと
読み出しが可能な画面用RAM(VRAM)17とから
なるメモリ手段15と、前記VRAM17の画像データ
を表示手段19の側に表示させる際に必要なCRTコン
トローラなどからなるコントローラ18と、各種データ
をビジュアルに表示するためのCRT等の表示手段19
と、これらの構成各部を統括制御するためのCPU12
とを少なくとも備えて構成されている。
【0014】また、前記表示手段19は、図3や図4に
示されているように経線22と緯線23とで格子状に区
画された目盛線21が表示されるCRT管面やLCDな
どで形成される表示画面20を有しており、この目盛線
21に重ね合せるようにして波形24が表示画面20上
に表示されるようになっている。
【0015】さらに、前記表示画面20には、目盛線2
1における一目盛り当たりの値の大きさや目盛線21に
おける縦軸上の電圧値の上限値と下限値からなる基準情
報を表示するための基準情報表示欄25が設けられてお
り、表示画面20近傍に配設されている表示パターン切
替えのためのスイッチ26を押すなどしてその入力がな
される都度、基準情報表示欄25における表示パターン
が交互にモード変更されるようになっている。
【0016】図1は、図2に示す波形測定装置に適用し
て実施されるこの発明方法の一実施例としての処理手順
を示すものである。
【0017】すなわち、表示パターン切替えのためのス
イッチ26を介しての入力処理が行なわれた後は、ま
ず、電圧(V)や電流(A)などに関するファンクショ
ン情報が読み込まれ、さらに、一目盛り当たりの値の大
きさに関するレンジ情報やゼロ位置に関するオフセット
情報が読み込まれる。
【0018】このようにして必要情報が読み込まれた後
は、表示画面20の基準情報表示欄25に現在表示され
ている表示パターンが例えば図3に「0.2V/DI
V」として示されているような目盛線21における一目
盛り当たりの値の大きさを示す単位値モードであるか、
あるいは図4に上限値を示す「 2.0V」と下限値を
示す「 1.0V」との二段で併記されているような目
盛線21における縦軸上の電圧値の上限値と下限値とを
それぞれ符号付の値として表示する限界値モードである
かの別が判断される。
【0019】この際、表示画面20の基準情報表示欄2
5に図3に示すような単位値モードが現に表示されてい
ると判別された場合には、この単位値モードを消去した
後、図4に示すような限界値モードが新たに表示され
る。
【0020】一方、表示画面20の基準情報表示欄25
に図4に示すような限界値モードが現に表示されている
と判別された場合には、この限界値モードを消去した
後、図3の基準情報表示欄25におけるように単位値モ
ードが新たに表示される。
【0021】なお、図3と図4とには、表示モード切替
えのためのに一個のスイッチ26を共用する場合が示さ
れているが、これをを単位値モード用と限界値モード用
との二種類に分けて個別に用意しておき、一方のスイッ
チからの入力により基準情報表示欄25に単位値モード
を、他方のスイッチからの入力により基準情報表示欄2
5に限界値モードを交互に表示するようにしてこの発明
を実施することもできる。
【0022】また、前記ファンクション情報やレンジ情
報、オフセット情報などの必要情報の読み込みは、表示
画面20の基準情報表示欄25の表示パターンが単位値
モードであるのか限界値モードのかの判別を終えた後、
必要に応じて行なわせるようにすることもできる。
【0023】この発明は、上述したようにして構成され
ているので、表示画面20に経線22と緯線23とで格
子状に表示される目盛線21の最小単位である一目盛り
当たりの値の大きさを示す単位値モードと、目盛線21
における縦軸上の電圧値の上限値と下限値とをそれぞれ
符号付の値として表示する限界値モードとは、スイッチ
26からの入力がある都度、同一位置である表示画面2
0の基準情報表示欄25に交互に表示させることができ
る。
【0024】このため、操作者は、基準情報表示欄25
の表示パターンのみを確認することで、表示画面20上
に表示されている波形24から必要な電圧値を読み取る
ことができることになる。
【0025】すなわち、操作者は、図3における基準情
報表示欄25を見ることで、目盛線21の最小単位であ
る一目盛り当たりの電圧値が0.2Vであることを知る
ことができ、波形24の各ピーク値相互の相対的な電圧
を読み取ることができる。
【0026】また、操作者は、図4における基準情報表
示欄25を見ることで、付されている符号の別により目
盛線21における縦軸上の電圧値の上限値が2.0Vで
あり、下限値が1.0Vであることを同時に知ることが
でき、波形24の絶対電圧値を読み取ることができる。
【0027】したがって、図5に示す従来手法の場合に
限界値モードとしての上限値と下限値とを縦軸上に表示
するために表示画面3に確保する必要があった限界値表
示スペース10を不要にすることができるので、それで
なくとも狭隘化する傾向にある表示画面20のスペース
を有効に利用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、目
盛線の一目盛り当たりの値の大きさを示す単位値モード
と目盛線の縦軸上の電圧値の上限値と下限値とをそれぞ
れ符号付の値として表示する限界値モードとは、スイッ
チ入力の都度、表示画面の基準情報表示欄に交互に表示
することができるので、操作者は、基準情報表示欄の表
示パターンのみを確認することで表示波形から必要な電
圧値を読み取ることができ、したがって、限界値モード
としての上限値と下限値を縦軸上に表示するためのスペ
ースを不要にして表示画面の有効活用を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例としての処理手順を示すフ
ローチャート図。
【図2】この発明の実施に供される一例としての装置の
概要を示すブロック図。
【図3】この発明方法により基準情報表示欄に表示され
る表示パターンが単位値モードである場合を示す説明
図。
【図4】この発明方法により基準情報表示欄に表示され
る表示パターンが限界値モードである場合を示す説明
図。
【図5】従来手法による表示画面への基準情報の表示パ
ターン例を示す説明図。
【符号の説明】
11 装置本体 12 CPU 13 操作部 14 入力部(A/D変換器を含む) 15 メモリ手段 16 RAM 17 VRAM 18 コントローラ 19 表示手段 20 表示画面 21 目盛線 22 経線 23 緯線 24 波形 25 基準情報表示欄 26 スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 波形測定装置の表示画面への基準情
報の表示方
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、波形測定装置の表示
画面への基準情報の表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ストレージオシロスコープやメモリレコ
ーダ等の波形測定装置においては、被測定波形がCRT
等の表示部に表示されるようになっている。
【0003】図5は、上記波形測定装置における表示手
段を介しての波形表示パターンの従来例を示す説明図で
ある。
【0004】同図によれば、装置本体1の表示手段2に
おける表示画面3の波形表示面4には、格子状の目盛線
5が表示され、この目盛線5に重ねて波形6が表示され
るようになっている。
【0005】また、上記波形表示面4には、目盛線5に
おける一目盛り当たりの大きさを例えば「0.2V/D
IV」などとして示す単位値表示欄7が設けられている
ほか、縦軸上の上限値を例えば「2.0V」として示す
上限値表示欄8と、下限値を例えば「1.0V」として
示す下限値表示欄9とを設け、表示画面3における上限
値表示欄8と下限値表示欄9とを確認することで、表示
されている波形6の絶対電圧値を読み取ることができる
ほか、単位値表示欄7を確認することで波形6の相対的
な電圧値を読み取ることができるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来手
法による場合には、表示画面3上に単位値表示欄7のほ
か、上限値表示欄8と下限値表示欄9とが別途に必要に
なり、特に、上限値表示欄8と下限値表示欄9とについ
ては、表示される波形6と重なり合うことがないよう
に、表示画面3を区画して波形表示面4とは別に限界値
表示スペース10を用意しておく必要があった。
【0007】しかし、CRTの管面等に形成される表示
画面3については、レイアウトとの関係や、入力チャン
ネル数の増加に伴うスペース確保の困難性などから、上
記限界値表示スペース10の確保が困難になる不都合が
あった。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、従来手法に
みられた上記課題に鑑みてなされたものであり、その構
成上の特徴は、必要な入力操作を行なうための操作部
と、この操作部からの入力操作に応じて取り込まれる被
測定データをディジタル化して装置本体の側に入力する
ための入力部と、必要データの書き込みと読み出しとが
可能なメモリ手段と、コントローラを介しての波形表示
が可能な表示手段と、これらの構成各部を統括制御する
ためのCPUとを少なくとも備え、前記表示手段におけ
る格子状の目盛線で区画された表示画面を介して波形を
表示するに際しては、予め設けてあるスイッチからの交
互入力の都度、表示画面上の基準情報表示欄に現に表示
されている表示パターンが一目盛り当たりの値の大きさ
を示す単位値モードであれば縦軸上の電圧値の上限値と
下限値とをそれぞれ符号付の値として表示する限界値モ
ードに、限界値モードであれば単位値モードにそれぞれ
切り替え同一位置に表示することにある。
【0009】
【作用】このため、目盛線の一目盛り当たりの値の大き
さを示す単位値モードと、目盛線の縦軸上の電圧値の上
限値と下限値とをそれぞれ符号付の値として表示する限
界値モードとは、スイッチ入力の都度、同一位置にある
表示画面の基準情報表示欄に交互に表示されることにな
る。
【0010】したがって、操作者は、基準情報表示欄の
表示パターンのみを確認することで表示波形から必要な
電圧値を読み取ることができることになり、限界値モー
ドとしての上限値と下限値を縦軸上に表示するためのス
ペースを不要にして表示画面の有効活用を図ることがで
きる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参酌しながらこの発明の実施例
を詳説する。
【0012】図2は、この発明の実施に供される波形測
定装置の概略構成の一例を示すブロック図である。
【0013】同図によれば、その全体は、必要な入力操
作、例えば電圧(V)や電流(A)等に関するファンク
ション情報や一目盛り当たりの値(DIV)を定めるレ
ンジ情報、ゼロ位置を定めるオフセット情報など、測定
時における必要情報を読み込むためなどに用いられるキ
ーボードなどからなる操作部13と、この操作部13か
らの入力操作に応じて端子Tを介して取り込まれる被測
定データ(アナログデータ)をディジタルデータに変換
して装置本体11の側に入力するための入力部(A/D
変換器を含む)14と、必要なデータの書き込みと読み
出しとが可能なRAM16と、画像データの書き込みと
読み出しが可能な画面用RAM(VRAM)17とから
なるメモリ手段15と、前記VRAM17の画像データ
を表示手段19の側に表示させる際に必要なCRTコン
トローラなどからなるコントローラ18と、各種データ
をビジュアルに表示するためのCRT等の表示手段19
と、これらの構成各部を統括制御するためのCPU12
とを少なくとも備えて構成されている。
【0014】また、前記表示手段19は、図3や図4に
示されているように経線22と緯線23とで格子状に区
画された目盛線21が表示されるCRT管面やLCDな
どで形成される表示画面20を有しており、この目盛線
21に重ね合せるようにして波形24が表示画面20上
に表示されるようになっている。
【0015】さらに、前記表示画面20には、目盛線2
1における一目盛り当たりの値の大きさや目盛線21に
おける縦軸上の電圧値の上限値と下限値からなる基準情
報を表示するための基準情報表示欄25が設けられてお
り、表示画面20近傍に配設されている表示パターン切
替えのためのスイッチ26を押すなどしてその入力がな
される都度、基準情報表示欄25における表示パターン
が交互にモード変更されるようになっている。
【0016】図1は、図2に示す波形測定装置に適用し
て実施されるこの発明方法の一実施例としての処理手順
を示すものである。
【0017】すなわち、表示パターン切替えのためのス
イッチ26を介しての入力処理が行なわれた後は、ま
ず、電圧(V)や電流(A)などに関するファンクショ
ン情報が読み込まれ、さらに、一目盛り当たりの値の大
きさに関するレンジ情報やゼロ位置に関するオフセット
情報が読み込まれる。
【0018】このようにして必要情報が読み込まれた後
は、表示画面20の基準情報表示欄25に現在表示され
ている表示パターンが例えば図3に「0.2V/DI
V」として示されているような目盛線21における一目
盛り当たりの値の大きさを示す単位値モードであるか、
あるいは図4に上限値を示す「 2.0V」と下限値を
示す「 1.0V」との二段で併記されているような目
盛線21における縦軸上の電圧値の上限値と下限値とを
それぞれ符号付の値として表示する限界値モードである
かの別が判断される。
【0019】この際、表示画面20の基準情報表示欄2
5に図3に示すような単位値モードが現に表示されてい
ると判別された場合には、この単位値モードを消去した
後、図4に示すような限界値モードが新たに表示され
る。
【0020】一方、表示画面20の基準情報表示欄25
に図4に示すような限界値モードが現に表示されている
と判別された場合には、この限界値モードを消去した
後、図3の基準情報表示欄25におけるように単位値モ
ードが新たに表示される。
【0021】なお、図3と図4とには、表示モード切替
えのためのに一個のスイッチ26を共用する場合が示さ
れているが、これをを単位値モード用と限界値モード用
との二種類に分けて個別に用意しておき、一方のスイッ
チからの入力により基準情報表示欄25に単位値モード
を、他方のスイッチからの入力により基準情報表示欄2
5に限界値モードを交互に表示するようにしてこの発明
を実施することもできる。
【0022】また、前記ファンクション情報やレンジ情
報、オフセット情報などの必要情報の読み込みは、表示
画面20の基準情報表示欄25の表示パターンが単位値
モードであるのか限界値モードのかの判別を終えた後、
必要に応じて行なわせるようにすることもできる。
【0023】この発明は、上述したようにして構成され
ているので、表示画面20に経線22と緯線23とで格
子状に表示される目盛線21の最小単位である一目盛り
当たりの値の大きさを示す単位値モードと、目盛線21
における縦軸上の電圧値の上限値と下限値とをそれぞれ
符号付の値として表示する限界値モードとは、スイッチ
26からの入力がある都度、同一位置である表示画面2
0の基準情報表示欄25に交互に表示させることができ
る。
【0024】このため、操作者は、基準情報表示欄25
の表示パターンのみを確認することで、表示画面20上
に表示されている波形24から必要な電圧値を読み取る
ことができることになる。
【0025】すなわち、操作者は、図3における基準情
報表示欄25を見ることで、目盛線21の最小単位であ
る一目盛り当たりの電圧値が0.2Vであることを知る
ことができ、波形24の各ピーク値相互の相対的な電圧
を読み取ることができる。
【0026】また、操作者は、図4における基準情報表
示欄25を見ることで、付されている符号の別により目
盛線21における縦軸上の電圧値の上限値が2.0Vで
あり、下限値が1.0Vであることを同時に知ることが
でき、波形24の絶対電圧値を読み取ることができる。
【0027】したがって、図5に示す従来手法の場合に
限界値モードとしての上限値と下限値とを縦軸上に表示
するために表示画面3に確保する必要があった限界値表
示スペース10を不要にすることができるので、それで
なくとも狭隘化する傾向にある表示画面20のスペース
を有効に利用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、目
盛線の一目盛り当たりの値の大きさを示す単位値モード
と目盛線の縦軸上の電圧値の上限値と下限値とをそれぞ
れ符号付の値として表示する限界値モードとは、スイッ
チ入力の都度、表示画面の基準情報表示欄に交互に表示
することができるので、操作者は、基準情報表示欄の表
示パターンのみを確認することで表示波形から必要な電
圧値を読み取ることができ、したがって、限界値モード
としての上限値と下限値を縦軸上に表示するためのスペ
ースを不要にして表示画面の有効活用を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例としての処理手順を示すフ
ローチャート図。
【図2】この発明の実施に供される一例としての装置の
概要を示すブロック図。
【図3】この発明方法により基準情報表示欄に表示され
る表示パターンが単位値モードである場合を示す説明
図。
【図4】この発明方法により基準情報表示欄に表示され
る表示パターンが限界値モードである場合を示す説明
図。
【図5】従来手法による表示画面への基準情報の表示パ
ターン例を示す説明図。
【符号の説明】 11 装置本体 12 CPU 13 操作部 14 入力部(A/D変換器を含む) 15 メモリ手段 16 RAM 17 VRAM 18 コントローラ 19 表示手段 20 表示画面 21 目盛線 22 経線 23 緯線 24 波形 25 基準情報表示欄 26 スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 必要な入力操作を行なうための操作部
    と、この操作部からの入力操作に応じて取り込まれる被
    測定データをディジタル化して装置本体の側に入力する
    ための入力部と、必要データの書き込みと読み出しとが
    可能なメモリ手段と、コントローラを介しての波形表示
    が可能な表示手段と、これらの構成各部を統括制御する
    ためのCPUとを少なくとも備え、前記表示手段におけ
    る格子状の目盛線で区画された表示画面を介して波形を
    表示するに際しては、予め設けてあるスイッチからの交
    互入力の都度、表示画面上の基準情報表示欄に現に表示
    されている表示パターンが一目盛り当たりの値の大きさ
    を示す単位値モードであれば縦軸上の電圧値の上限値と
    下限値とをそれぞれ符号付の値として表示する限界値モ
    ードに、限界値モードであれば単位値モードにそれぞれ
    切り替え同一位置に表示することを特徴とする波形測定
    装置の表示画面への基準情報の表示方法。
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