JPS61256380A - グラフ表示制御装置及びグラフ表示制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 発明は、表示画面上に双曲線、放物線、正弦曲線、直線
等のグラフを表示するグラフ表示機能を備えた小型電子
式計算機に関するものである。

［従来技術］ 従来、このようなグラフ表示機能を備えた電子式計算機
としては、パーソナルコンピュータ等においてグラフを
描くプログラムを作成してデータを入力することにより
ディスプレイ上にグラフを描かせるものが実現化されて
いる。

［従来技術の問題点］ しかしながら、このようなものではわざわざグラフを描
くためのプログラムを作成しなくてはならず、たいへん
面倒であった。

［発明の目的コ そこで、本発明の目的は、簡単なキー操作でグラフを表
示でき、しかも複数のグラフを同一画面上に同時に表示
可能なグラフ表示機能を備えた小型電子式計算機を提供
することすることにある。

［発明の要点］ この目的を達成するため、本発明はグラフ表示用データ
が重ねてｑ−えられた場合、表示記憶手段内にすでにプ
リセットされているグラフ表示用データをクリアするこ
となく、これに重ねてグラフ表示用データを書き込むよ
うにしたことを要点とするものである。

［実施例の構成］ 以下本発明の一実施例につき図面を参照して詳述する。

第１図はグラフ表示機能を備えた小型電子式計算機の全
体回路図を示すもので、図中１はキー人力部であって、
このキー人力部１にはエグゼ（ＥＸＥ）キー２、Ｌ／７
ジ（Ｒａ　ｎ　ｇ　ｅ）キー３、グラフ（Ｇｒａｐｈ）
キー４の他、置数アルファベットキー５、ファンジョン
キー６が設けられている。

エグゼキー２は、データ算出のための数値計算や後述す
るグラフ表示の範囲の決定を行なわせるキーであり、レ
ンジキー３は、表示画面一にに描かれるグラフの表示範
囲を設定するレンジモードに切り換えるキーであり、グ
ラフキー４は、表示画面一１−にグラフを表示するグラ
フモードに切り換え、グラフ式を設定するキーであり、
置数アルファベットキー５は、グラフを描く関数や上記
グラフの表示範囲を決定するレンジデータを入力するの
に用いられ、ファンクションキー６は演算処理にあたあ
っての各種モードを設定するのに用いられる。このキー
人力部１より入力されたデータは、制御部７を通じて記
憶部８にプリセットされる記憶部８には、データ記憶部
９、前回プロット、今回プロット、Ｘｆｆ１ｉｎ　、　
ＸＩａＸ　、　Ｘ５ｃａｌｅ、Ｙｉｉｎ　　、　　ＹＩ
Ｉａｘ　　、　　Ｙｓｃａｌｅ　　、　　Ｘｉｎ　　、
　　Ｙｉｕ　　の各１／ジスタ１０〜１９、演算バッフ
γ２０、演算データ記憶部２１が設けられている。

データ記憶部９には、演算前のデータが記憶され、演算
データ記憶部２１には、演算後の結果データが記憶され
ている。

上記レジスタ１０〜１９、演算バッフγ２０は、グラフ
を描くためのものであり、このグラフは与えられる数式
より順次算出されたＸ軸及びＹ軸の原点を基準とした真
正座標データ（ｘ。

Ｙ）を、表示画面」二の左下隅の基準点を基準とした表
示座標データ（ｘ　、　ｙ）に変換して描かれる。前回
プロット、今回プロットは、Ｘの値を１．２．３・・ψ
と順次インクリメントして対応するｙの値を求めてグラ
フを描いていくにあたって、前回求められた表示座標地
点（ｘ（＋、ｙｏ）と、今回求めた表示座標データ（ｘ
　、　ｙ）とを示し、Ｘメ（１）、Ｙｉそリ　は、数式
から算出した上記算出座標データ（ｘ、ｙ）を示し、演
算バッファ２０には、この真正座標データ（ｘ、ｙ）を
変換した」；記真正座標データ（ｘ　、　ｙ）がプリセ
ットされる。Ｘｍ１ｎ　、　ＸＩａＸ、Ｘ５ｃａｌρ、
　Ｙ、ｉｎ、ＹＩＩａｘ　、Ｙｓｃａｌｅは、上記表示
画面」−のグラフの表示範囲を示すレンジデータを示す
もので、Ｘｍ１ｎ　、Ｘ５ａｘは、Ｘ軸の表示画面上の
左端、右端の行におけるＸの値を示し、Ｙ　ｌｌ１ｎ、
ｙ　ｓａｙは、同じくＹ軸の表示画面上の下端、上端の
列におけるＹの値を示し、Ｘ　ｓ　ｃ　ａ　］　ｅ、Ｙ
ｓｃａｌｅは、Ｘ軸、Ｙ軸の表示画面上の目盛幅を示し
ている。

」１記キー人力部ｌより入力された数式データＦ　（Ｘ
）は、制御部７によって数式バッファ２２にプリセット
され、この数式に基いて演算部２３で上述したグラフ演
算が行なわれ上記記憶部８の前回プロット、今回プロッ
ト、Ｘ　メ（リ、　Ｙ　）　ｔ　１１の各レジスタ１０
．１１．１８．１９や演算バッファ２０にその結果デー
タがプリセットされるとともに、前回ブロッ）・、今回
プロットの座標データ及びこの前回プロットと今回プロ
ットを結ぶ各座標データからなるグラフ表示用データが
演算部２３から表示バッファ部２４のグラフ表示バッフ
ァ２５に順次プリセットされていく。また−１−記数式
７大ツフア２２内の数式データＦ　（Ｘ）は、演算部２
３を通じて表示バッフγ部２４内のテキスト表示パック
７２６にプリセットされる。この表示へッファ部２４内
のグラフ表示用データ及び数式データＦ　（Ｘ）は、制
御部７からの切り換え信号によっていずれかが選択され
表示部２７に表示される。この表示部２７は例えば９６
Ｘ６４のドツトマトリックス表示方式の液晶表示装置で
あり、上記グラフィック表示バッファ２５及びテキスト
表示バッファ２６は、上記表示部２７に対応して９６Ｘ
６４ビットのドツトエリアを有し、表示を行なうドラｌ
＝　エリアに「１」を立てる。表示バッファ部２４への
これらデータのプリセットは、制御部７によって歩進さ
れるデータ記憶部９内のアドレスデータに基いて行なわ
れ、このアドレスデータは表示バッファ部２４のアドレ
スデコーダ２８でデコードされて各バッファ２５．２６
に対するアドレス指定が行なわれていく。

［実施例の動作］ 次に本実施例の動作につき、第２図を参照して説明する
。

グラフ表示を行なうには、まずレンジキー３を操作して
レンジモードとし、グラフの表示範囲を示すレンジデー
タＸ１、。、　Ｘｍａｘ　、　Ｘ５ｃａｌｅ、Ｙｌｌｆ
ｎ　ｔ　ＹｆｆｉａＸ　ｔ　Ｙｓｃａｌｅ　を置数アル
ファベットキー５で入力する。すると制御部７は、これ
らレンジデータを記憶部８の各レジスタ１２〜１７にプ
リセットしくステップＡＩ）、演算バッファ２０の表示
Ｘ座標としてｒｌ」をセットしくステップＡ２）、グラ
フキー４の操作があるまで待機する（ステ・ンプＡ３）
。そして制御部７は、キー人力部１より数式データＦ　
（Ｘ）例えばｘ２の入力があると、その数式データＦ（
Ｘ）−Ｘ２　を数式バッファ２２にブリセラ］・シ（ス
テップＡ４）、Ｊ−記表示部２７の左下隅を基準とする
表示Ｘ座標「ｌ」を Ｘ＝　（Ｘｍａｘ　　Ｘ＊ｉｎ　）　　（Ｘ　　１）　
／　（Ｍ−１）　＋　Ｘｍ１ｎ に代入して原点を基準とする真正Ｘ座標に変換して（ス
テップＡ５）、　このＸの値をＸメリルジスタ１８にプ
リセットする（ステップＡ６）。ここでＭは表示部２７
のＸ軸のドツト数である「９６」の値をとる。

次いで、制御部７は数式データＦ（Ｘ）−Ｘ２に上記変
換した真正Ｘ座標を代入して対応する真正Ｙ座標を求め
（ステップＡ７）、このＹの値をＹ　ｉｆＶ　レジスタ
１９にプリセットするとともに（ステップＡ８）、 ｙ−（Ｙ−Ｙｍ＋ｎ　）　　（Ｎ−ｔ）／　（Ｙｍａｘ
ＹＩＩｉｎ　）　＋　１ に代入して表示ｙ座標に逆変換して（ステップＡ９）、
このｙの値を上記演算バッファ２０内のＸの値と共に、
表示座標データ（ｘ　、　ｙ）として今回プロットレジ
スタ１１にプリセットする（ステップＡｌ０）。ここで
Ｎは表示部２７のＹ軸のドラ）・数である「６４」の値
をとる。

そして、制御部７は上記表示座標データ（Ｘ。

ｙ）を表示バッファ部２４のグラフィック表示バッファ
２５にプリセットしくステップＡ１１）、表示Ｘ座標が
「１」でなければ前回プロットデータのあることを判別
して、前回プロワ）・と今回プロットを結ぶ各座標デー
タ（ｐ　、　ｑ）を求めて、この各座標データ（ｐ　、
　ｑ）もグラフィック表示バッファ２５にプリセットし
くステップＡ１２〜Ａ１４）、表示部２７にグラフ表示
させる（ステップＡ１５）。この場合、前回プロットの
表示座標データが（１５，４）、今回プロットの表示座
標データが（１６、８）であれば、（１５，５）（１５
，６）（１１３，７）の各座標地点が座標データ（ｐ　
、　ｑ）として求められ、これらの各座標地点も表示さ
れる。もし表示Ｘ座標が「１」であれば、表示座標はま
だ１つしかプロットされておらず前回プロットデータの
ないことを判別して、上記ステップＡＩ３、Ａｌ１の処
理は行なわない。

次いで、表示Ｘ座標がｒＭ＝９６Ｊに達していなければ
、制御部７は全表示画面についてプロットが終了してい
ないことを判別して（ステップＡ１６）、今回プロット
の表示座標データ（ｘ。

ｙ）を前回プロットの表示座標データ（ｘｏ　。

ｙｏ）として前回プロットレジスタ１ｏにプリセットし
くステップＡ１７、Ａ１８）、このＸＯをインクリメン
トした値を新たな表示Ｘ座標として（ステップＡ１９）
、ｊ−記ステップＡ５〜ＡＩＯの数式からの表示座標デ
ータの算出、ステップＡＩｌ〜Ａ１５のグラフ表示を繰
り返していく。

そして、表示Ｘ座標がｒＭ＝９６Ｊに達すれば、制御部
７は全表示画面についてプロットが終了したことを判別
して（ステップＡ１６）、再度表示Ｘ座標として「１」
をセットしくステップＡ２）、グラフキー４の操作があ
るまで待機する（ステップＡ３）。ここで数式データＦ
　（Ｘ）例えば２ｘ＋４の入力があると、その数式デー
タＦ（Ｘ）＝２Ｘ＋４についても同様のグラフ表示処理
が繰り返され、グラフィック表示バッファ２５にＦ（Ｘ
）＝２Ｘ＋４のグラフ表示用データが重ねてプリセット
されていき、Ｆ（Ｘ）＝Ｘ２、Ｆ（Ｘ）＝２Ｘ＋４の両
グラフが同時に表示されてい〈。

こうして表示部２７で２つのグラフを同時に見ることが
できる。

［実施例の効果］ 本実施例では、前回プロットと今回プロットとを結ぶよ
うにしてグラフを描いたので、なめらかなグラフを描く
ことができ、グラフ演算処理も少なくてすむ。

なお、表示部２７に表示するグラフは、予め計算機に組
みこまれている５ｉｎｘ、ｔａｎｈｘ等の関数や、統計
等によるデータを基にして作成される折れ線、棒グラフ
等や、これらのデータを基にして算出される回帰線、正
規分布等でもよく、またグラフを描く演算では原点を基
準とする真正座標データを直接求めてこれを近似プロッ
トするようにしてもよい。−に配回帰線のグラフを描く
場合には、順次データを入力してグラフ表示用データに
変換して表示部２７に表示させ、隣接する表不点間を結
ぶようにしてグラフ表示を行なわせることになる。そし
て、この回帰線の回帰式は、例えば回帰線のグラフ表示
用データに基いて定数項及び係数がまず求められ、Ｙ＝
ＡＸ＋Ｂというようにして求められる。

［発明の効果］ 以上述べたように、本発明はグラフ表示用データが重ね
て与えられた場合、表示記憶手段内にすでにプリセット
されているグラフ表示用データをクリアすることなく、
これに重ねてグラフ表示用データを書き込むようにした
から、表示画面一１−に複数のグラフを表示させること
ができ、２つのグラフで囲まれる面積を積分して求めた
り、実験データのグラフと理論上の式のグラフとの差を
調べたりする等、複数のグラフを表示させるのが必要な
場合に大変便利であり、最初に表示したグラフをわざわ
ざ書き移す必要がなくなる等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、グラフ表示機能を備えた小型電子式計算機の
全体回路図、第２図は、複数のグラフを重ねて表示する
処理のフローチャー１・の図である。 １：キー人力部、４ニゲラフキー、７：制御部、８：記
憶部、１０：前回プロットレジスタ、１１：今回プロッ
トレジスタ、１８　：　ＸｉＢ　　レジスタ、１９　：
　Ｙ、、ｌ、　　レジスタ、２０　；　演算／＜ッファ
、２２：数式バッファ、２３：演算部、２４：表示バッ
ファ部、２５ニゲラフ表示バッファ、２７：表示部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 グラフを描くための情報を入力する入力手段と、 この入力された情報をグラフ表示用データに変換する変
   換処理手段と、 このグラフ表示用データを記憶する表示記憶手段と、 この表示記憶手段からのグラフ表示用データを表示する
   表示手段と、 上記入力手段より入力され、さらに重ねてグラフを描く
   ための情報が、上記変換手段により変換されて与えられ
   るグラフ表示用データを、上記記憶済の表示記憶手段に
   重ねて書き込む書き込み手段とを具備してなることを特
   徴とするグラフ表示機能を備えた小型電子式計算機。