JPH05123498A - 洗濯乾燥機 - Google Patents
洗濯乾燥機Info
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- JPH05123498A JPH05123498A JP3277457A JP27745791A JPH05123498A JP H05123498 A JPH05123498 A JP H05123498A JP 3277457 A JP3277457 A JP 3277457A JP 27745791 A JP27745791 A JP 27745791A JP H05123498 A JPH05123498 A JP H05123498A
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- tank
- washing
- stirring blade
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Links
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Landscapes
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】本体部の外槽の天蓋上に温風入口を、底部に温
風の入口を設けて、水平姿勢に於て乾燥行程に入ったと
き、温風が被乾燥衣類の入った内槽の開口面より衣類に
直接吹きつけるように入れ、かつ内槽の脱水穴や攪拌翼
面の通風穴を通過して底部の温風出口よりスムーズに流
出させるように構成した。 【効果】ぬれた衣類と温風の接触,熱交換がスムーズに
行われるため乾燥効率が良く、かつ温風循環流路の流通
抵抗が少ないことから、小形コンパクトなファンでよ
く、製品の小形化と静音化を計ることができる。
風の入口を設けて、水平姿勢に於て乾燥行程に入ったと
き、温風が被乾燥衣類の入った内槽の開口面より衣類に
直接吹きつけるように入れ、かつ内槽の脱水穴や攪拌翼
面の通風穴を通過して底部の温風出口よりスムーズに流
出させるように構成した。 【効果】ぬれた衣類と温風の接触,熱交換がスムーズに
行われるため乾燥効率が良く、かつ温風循環流路の流通
抵抗が少ないことから、小形コンパクトなファンでよ
く、製品の小形化と静音化を計ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一槽式洗濯機に、槽全
体を回転して垂直と水平の状態を自由に選べる回動装置
と、乾燥ユニットとを組込んで、洗濯から乾燥までを一
気通貫に行うようにした洗濯乾燥機に係り、特にこの方
式に最適な乾燥機構に関する。
体を回転して垂直と水平の状態を自由に選べる回動装置
と、乾燥ユニットとを組込んで、洗濯から乾燥までを一
気通貫に行うようにした洗濯乾燥機に係り、特にこの方
式に最適な乾燥機構に関する。
【0002】
【従来の技術】洗濯から乾燥までを一気通貫に自動的に
行う洗濯乾燥機として、攪拌翼を有する内槽と、これを
内包する外槽等から成る本体部に、ファンやヒータ等の
乾燥ユニットを載置し、かつこれら全体を垂直姿勢から
ほぼ水平の姿勢まで回動自在に構成した一槽式の洗濯乾
燥機が提案されている。即ち、本体部を垂直姿勢に置い
て洗濯から脱水までを行い、次に回動して水平姿勢にす
るとともに乾燥ユニットから熱風を送り込み、所謂「ド
ラム式乾燥機」に変換して乾燥する方式である。
行う洗濯乾燥機として、攪拌翼を有する内槽と、これを
内包する外槽等から成る本体部に、ファンやヒータ等の
乾燥ユニットを載置し、かつこれら全体を垂直姿勢から
ほぼ水平の姿勢まで回動自在に構成した一槽式の洗濯乾
燥機が提案されている。即ち、本体部を垂直姿勢に置い
て洗濯から脱水までを行い、次に回動して水平姿勢にす
るとともに乾燥ユニットから熱風を送り込み、所謂「ド
ラム式乾燥機」に変換して乾燥する方式である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この方式において、従
来は垂直姿勢で行う脱水時に起こる激しい振動と、水平
姿勢に回動する時の大きな位置変化に対応するためヒー
タ,ファンとその駆動モータ等から成る乾燥ユニットを
本体部の外槽上に一体的に載置し、両者を固定ダクトで
結び温風の循環流路を形成していた。
来は垂直姿勢で行う脱水時に起こる激しい振動と、水平
姿勢に回動する時の大きな位置変化に対応するためヒー
タ,ファンとその駆動モータ等から成る乾燥ユニットを
本体部の外槽上に一体的に載置し、両者を固定ダクトで
結び温風の循環流路を形成していた。
【0004】そして温風は、本体部の底部から入れて、
上部(垂直姿勢において上部に当る)から出す、又は上部
から入れて上部から出す循環流路が一般的であった。
上部(垂直姿勢において上部に当る)から出す、又は上部
から入れて上部から出す循環流路が一般的であった。
【0005】この様な従来方式は乾燥ユニットが本体部
と一体で、両者が固定ダクトで連結されているので振動
や回動動作には支障ない温風循環流路が確保されるが、
次のような大きな技術的問題が派生し解決困難であっ
た。
と一体で、両者が固定ダクトで連結されているので振動
や回動動作には支障ない温風循環流路が確保されるが、
次のような大きな技術的問題が派生し解決困難であっ
た。
【0006】(1) 乾燥ユニットが脱水時に激しい振動
にさらされるため温度の自己制御力を持ち火災安全性の
高い半導体ヒータ所謂、PTCヒータが使えない。PT
C素子と接触端子間で接触不良を起こす恐れがあるため
である。またリード線の接続部等も接触不良を起こし易
く、大電流が流れることから過熱が心配であった。
にさらされるため温度の自己制御力を持ち火災安全性の
高い半導体ヒータ所謂、PTCヒータが使えない。PT
C素子と接触端子間で接触不良を起こす恐れがあるため
である。またリード線の接続部等も接触不良を起こし易
く、大電流が流れることから過熱が心配であった。
【0007】(2) 垂直姿勢での洗濯,すすぎ行程で給
水制御不能となって異常溢水したときヒータなど導電部
に浸水し漏電の危険があった。
水制御不能となって異常溢水したときヒータなど導電部
に浸水し漏電の危険があった。
【0008】(3) 乾燥ユニットが本体部の内槽の回転
軸に対し不平衡重量となるため脱水時の振動が大きくな
る。
軸に対し不平衡重量となるため脱水時の振動が大きくな
る。
【0009】(4) 本体部が回動し姿勢変化をすると
き、乾燥ユニットも一緒に動くのでこの分余分なスペー
スを要し、製品寸法が大きくなる。
き、乾燥ユニットも一緒に動くのでこの分余分なスペー
スを要し、製品寸法が大きくなる。
【0010】(5) 乾燥ユニットは本体部の外槽天蓋上
に載置するのが一般的なのでその分布の投入口が小さく
なり布の出入れがしにくい。
に載置するのが一般的なのでその分布の投入口が小さく
なり布の出入れがしにくい。
【0011】これらの欠点を解決するために、乾燥ユニ
ットを本体部より分離,独立して外枠フレーム上に固定
し両者間を、本体部の振動や回動動作に支障なく、かつ
温風循環流路も確保できるようにした案が提案されてい
る。例えば、伸縮と屈曲が自在なフレキシブルダクトで
連結する案などである。
ットを本体部より分離,独立して外枠フレーム上に固定
し両者間を、本体部の振動や回動動作に支障なく、かつ
温風循環流路も確保できるようにした案が提案されてい
る。例えば、伸縮と屈曲が自在なフレキシブルダクトで
連結する案などである。
【0012】この乾燥ユニット分離式は従来の乾燥ユニ
ット本体部載置式が持つ先記の諸問題を解決することが
できるが、新たに次のような問題が羽生し、その技術解
決に困難を極めている。即ち、内径の小さい可撓性フレ
キシブルダクト2本で本体部と乾燥ユニットを連結し温
風循環流路を形成するので流通抵抗が大きく、大きいフ
ァンを要しその分、電力損失が大きくなるし騒音も増大
する。又、ダクトの表面積が大きくなり放熱損失が大き
くなる等により乾燥性能が低下してしまう。
ット本体部載置式が持つ先記の諸問題を解決することが
できるが、新たに次のような問題が羽生し、その技術解
決に困難を極めている。即ち、内径の小さい可撓性フレ
キシブルダクト2本で本体部と乾燥ユニットを連結し温
風循環流路を形成するので流通抵抗が大きく、大きいフ
ァンを要しその分、電力損失が大きくなるし騒音も増大
する。又、ダクトの表面積が大きくなり放熱損失が大き
くなる等により乾燥性能が低下してしまう。
【0013】本発明はこの乾燥性能の低下をカバーして
乾燥効率の良い一槽式洗濯乾燥機の実現化を目的とする
ものである。
乾燥効率の良い一槽式洗濯乾燥機の実現化を目的とする
ものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を解
決するために本体部の外槽の天蓋上に温風入口を、底部
に温風の入口を設けて水平姿勢に於て乾燥行程に入った
とき、温風が被乾燥衣類の入った内槽の開口面より衣類
に直接吹きつけるように入れ、かつ内槽の脱水穴や攪拌
翼面の通風穴を通過して底部の温風出口よりスムーズに
流出させるように構成した。
決するために本体部の外槽の天蓋上に温風入口を、底部
に温風の入口を設けて水平姿勢に於て乾燥行程に入った
とき、温風が被乾燥衣類の入った内槽の開口面より衣類
に直接吹きつけるように入れ、かつ内槽の脱水穴や攪拌
翼面の通風穴を通過して底部の温風出口よりスムーズに
流出させるように構成した。
【0015】そして、温風入口から入った温風を出来る
だけ直接衣類に吹きつけ、内槽の口部から底部にある攪
拌翼面へと通り抜けるようにして、出来るだけ内槽の口
部附近で内槽外へもれ出し、乾燥に寄与せずに通過する
温風量が極力少なくするように工夫し、乾燥効率の大幅
向上を狙ったものである。
だけ直接衣類に吹きつけ、内槽の口部から底部にある攪
拌翼面へと通り抜けるようにして、出来るだけ内槽の口
部附近で内槽外へもれ出し、乾燥に寄与せずに通過する
温風量が極力少なくするように工夫し、乾燥効率の大幅
向上を狙ったものである。
【0016】
【作用】本発明は以上のように構成されているので、外
槽の天蓋に設けられた温風入口より流入した乾燥した温
泉は内槽の口部からぬれた衣類に直接吹き付けられて、
内槽口部附近で外へもれることなく、スムーズに内槽内
を通り抜けその底部の攪拌翼面から流出して外槽底部の
温風出口から流出して、乾燥ユニットに戻るという温風
循環流路が形成されぬれた衣類と温風の接触,熱交換が
スムーズに行われるため乾燥効率が良く、かつ温風循環
流路の流通抵抗が少ないことから、小形コンパクトなフ
ァンでよく、製品の小形化と静音化を計ることができ
る。
槽の天蓋に設けられた温風入口より流入した乾燥した温
泉は内槽の口部からぬれた衣類に直接吹き付けられて、
内槽口部附近で外へもれることなく、スムーズに内槽内
を通り抜けその底部の攪拌翼面から流出して外槽底部の
温風出口から流出して、乾燥ユニットに戻るという温風
循環流路が形成されぬれた衣類と温風の接触,熱交換が
スムーズに行われるため乾燥効率が良く、かつ温風循環
流路の流通抵抗が少ないことから、小形コンパクトなフ
ァンでよく、製品の小形化と静音化を計ることができ
る。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例を図面にもとづいて説明
する。本洗濯乾燥機の全体構成を示す図1において、外
枠フレーム1内に、4本の吊り棒2及び防振ばね3によ
り本体支持フレーム4を懸垂し、この支持フレーム4に
本体部5を回動自在に軸受支持する。6がその回動軸を
示す。
する。本洗濯乾燥機の全体構成を示す図1において、外
枠フレーム1内に、4本の吊り棒2及び防振ばね3によ
り本体支持フレーム4を懸垂し、この支持フレーム4に
本体部5を回動自在に軸受支持する。6がその回動軸を
示す。
【0018】本体部5は本洗濯乾燥機の主要な機構部
で、洗濯槽,脱水槽そして乾燥ドラムの3役を担う内槽
11及びこれを内包する外槽12,駆動用モータやクラ
ッチ機構部等から成る。即ち、内槽11は底部に攪拌翼
7,内周面に多数の脱水穴8と乾燥時布をかき上げるリ
フターの役目をする複数本の縦リブ9,口部にリング状
の流体バランサー10を具備し、これを内包する外槽1
2の底部に水密に軸受支持されている。そして内槽11
又は攪拌翼7は、洗濯兼脱水モータ13又は乾燥モータ
14によりクラッチ機構部15を介して選択的に駆動さ
れる。
で、洗濯槽,脱水槽そして乾燥ドラムの3役を担う内槽
11及びこれを内包する外槽12,駆動用モータやクラ
ッチ機構部等から成る。即ち、内槽11は底部に攪拌翼
7,内周面に多数の脱水穴8と乾燥時布をかき上げるリ
フターの役目をする複数本の縦リブ9,口部にリング状
の流体バランサー10を具備し、これを内包する外槽1
2の底部に水密に軸受支持されている。そして内槽11
又は攪拌翼7は、洗濯兼脱水モータ13又は乾燥モータ
14によりクラッチ機構部15を介して選択的に駆動さ
れる。
【0019】外槽12の上面は天蓋16に密閉される。
天蓋16上には、布の投入口を開閉自在に施蓋する内蓋
17,給水装置27からの水を受ける受水口28及び乾
燥ユニット50からの温風を送り込む温風入口66が設
けられている。外槽12の最底部には排水弁装置18が
設けられ、外槽12内の水は可撓性の排水ホース19に
より外枠ベース20の中継部21を経て機外へ放水され
る。ここで排水ホース19は本体部5の回動動作に支障
のないよう充分な長さの余裕が与えられている。
天蓋16上には、布の投入口を開閉自在に施蓋する内蓋
17,給水装置27からの水を受ける受水口28及び乾
燥ユニット50からの温風を送り込む温風入口66が設
けられている。外槽12の最底部には排水弁装置18が
設けられ、外槽12内の水は可撓性の排水ホース19に
より外枠ベース20の中継部21を経て機外へ放水され
る。ここで排水ホース19は本体部5の回動動作に支障
のないよう充分な長さの余裕が与えられている。
【0020】外枠フレーム1の上面全体をおおうトップ
カバー25には、独立した2つの電磁弁からなる給水弁
26があり、水道蛇口からの水を、一方は給水装置27
を経て本体部5の上蓋17上の水受口28から外槽12
内に給水する。他方は水冷凝縮装置用の給水系統で凝縮
水ホース40を経てノズル61により温風出口ダクト6
2内に噴霧状に放水される。
カバー25には、独立した2つの電磁弁からなる給水弁
26があり、水道蛇口からの水を、一方は給水装置27
を経て本体部5の上蓋17上の水受口28から外槽12
内に給水する。他方は水冷凝縮装置用の給水系統で凝縮
水ホース40を経てノズル61により温風出口ダクト6
2内に噴霧状に放水される。
【0021】ここで本体部5は回動装置の働きにより図
1に示す垂直姿勢と図3に示す水平姿勢を自由に選べる
構造になっている。この回動装置は、外槽12上に固定
された回動モータ30の出力軸に固定された回動クラン
ク31、その先端にある回転ピン32と、外槽12上の
回転ピン33とを結ぶ、図示しない回動レバー34から
成る。回動モータ30を従って回動クランク31を回転
すると回動レバー34を介して外槽12上の回転ピン3
3が、回動軸6を中心とする回転トルクを受ける。従っ
て、外槽12全体が本体支持フレーム4に対して回動軸
6を中心に回動する構成となっている。
1に示す垂直姿勢と図3に示す水平姿勢を自由に選べる
構造になっている。この回動装置は、外槽12上に固定
された回動モータ30の出力軸に固定された回動クラン
ク31、その先端にある回転ピン32と、外槽12上の
回転ピン33とを結ぶ、図示しない回動レバー34から
成る。回動モータ30を従って回動クランク31を回転
すると回動レバー34を介して外槽12上の回転ピン3
3が、回動軸6を中心とする回転トルクを受ける。従っ
て、外槽12全体が本体支持フレーム4に対して回動軸
6を中心に回動する構成となっている。
【0022】次に図2〜図4により乾燥ユニットについ
て説明する。図2は、本体部5の垂直状態を示す斜視図
で、乾燥ユニット50が本体部5が回動して倒れる方向
と反対側の外枠フレーム1上に固定されている。
て説明する。図2は、本体部5の垂直状態を示す斜視図
で、乾燥ユニット50が本体部5が回動して倒れる方向
と反対側の外枠フレーム1上に固定されている。
【0023】乾燥ユニット50は、外枠ベース20上に
防振支持されたファンモータ51によりベルト52を介
して駆動されるファン53と、これを内包するファンケ
ーシング54、及びその吐出口55に設けられたPTC
ヒータ56を内包するヒータケース57,ファンケーシ
ング54の吸込口58と、その前に設けた着脱自在のリ
ントフィルター59等から成る。図2はリントフィルタ
ー59を外した状態を示している。
防振支持されたファンモータ51によりベルト52を介
して駆動されるファン53と、これを内包するファンケ
ーシング54、及びその吐出口55に設けられたPTC
ヒータ56を内包するヒータケース57,ファンケーシ
ング54の吸込口58と、その前に設けた着脱自在のリ
ントフィルター59等から成る。図2はリントフィルタ
ー59を外した状態を示している。
【0024】外槽12の底部に設けた温風出口60に、
水冷凝縮用のノズル61を装着した温風出口ダクト62
を固定し、その上部出口とファンケーシング54の吸込
口63に設けた自在継手64の間をフレキシブルダクト
65にて連続している。ここでファンケーシング54の
吸込口63と温風出口ダクト62とは図2に示す垂直姿
勢において、ほぼ上下の関係にある。
水冷凝縮用のノズル61を装着した温風出口ダクト62
を固定し、その上部出口とファンケーシング54の吸込
口63に設けた自在継手64の間をフレキシブルダクト
65にて連続している。ここでファンケーシング54の
吸込口63と温風出口ダクト62とは図2に示す垂直姿
勢において、ほぼ上下の関係にある。
【0025】一方、外槽12上の天蓋16には温風入口
66が設けられ、ヒータケース57の温風出口67との
間をフレキシブルダクト68にて連結する。ヒータケー
ス57の温風出口67と天蓋16上の温風入口67はほ
ぼ同一の高さにあるので図2に示すように垂直姿勢にお
いてフレキシブルダクト68の途中がU字状に垂れさが
るようにして連結して脱水中の本体部5の振動が乾燥ユ
ニットに伝わらないようにするとともに、図3に示すよ
うに回動して水平姿勢になったとき、軽快に屈曲し、ま
っすぐに伸びて追従できるようにしている。
66が設けられ、ヒータケース57の温風出口67との
間をフレキシブルダクト68にて連結する。ヒータケー
ス57の温風出口67と天蓋16上の温風入口67はほ
ぼ同一の高さにあるので図2に示すように垂直姿勢にお
いてフレキシブルダクト68の途中がU字状に垂れさが
るようにして連結して脱水中の本体部5の振動が乾燥ユ
ニットに伝わらないようにするとともに、図3に示すよ
うに回動して水平姿勢になったとき、軽快に屈曲し、ま
っすぐに伸びて追従できるようにしている。
【0026】一方、ファンケーシング54の吸込口63
と外槽12上の温風出口ダクト62とは先記したように
上下の位置関係にあるため、フレキシブルダクト65を
68のようにU字状に垂れ下げることができない。そこ
で自在継手64を使って、この摺動回転による方向転換
対応性とフレキシブルダクト65の屈曲性とで回動移動
に対応できるように構成している。
と外槽12上の温風出口ダクト62とは先記したように
上下の位置関係にあるため、フレキシブルダクト65を
68のようにU字状に垂れ下げることができない。そこ
で自在継手64を使って、この摺動回転による方向転換
対応性とフレキシブルダクト65の屈曲性とで回動移動
に対応できるように構成している。
【0027】以上の構成になる本発明の動作について説
明する。図1,図2に示すように、本体部5が垂直姿勢
において通常の洗濯から脱水までの行程を行う。まず内
蓋17を開いて、衣類を内槽11に投入し、内蓋17を
閉じて給水弁26を開いて水道水を給水装置27を経て
受入口28より内槽11に給水する。規定水位に達した
とき、給水を止め洗濯脱水モータ13及びクラッチ機構
15の働きで攪拌翼7を回転し、洗濯,すすぎを行う。
次に排水弁装置18を開いて内槽11の洗濯水又はすす
ぎ水を排水ホース19を経て機外へ排出する。次にクラ
ッチ機構15の動作を切替えて内槽11と攪拌翼7を同
時に高速回転し脱水を行う。このとき本体部5全体が激
しく振動するが、フレキシブルダクト65と68の可撓
性により、乾燥ユニット50への振動伝達は軽微におさ
えられる。
明する。図1,図2に示すように、本体部5が垂直姿勢
において通常の洗濯から脱水までの行程を行う。まず内
蓋17を開いて、衣類を内槽11に投入し、内蓋17を
閉じて給水弁26を開いて水道水を給水装置27を経て
受入口28より内槽11に給水する。規定水位に達した
とき、給水を止め洗濯脱水モータ13及びクラッチ機構
15の働きで攪拌翼7を回転し、洗濯,すすぎを行う。
次に排水弁装置18を開いて内槽11の洗濯水又はすす
ぎ水を排水ホース19を経て機外へ排出する。次にクラ
ッチ機構15の動作を切替えて内槽11と攪拌翼7を同
時に高速回転し脱水を行う。このとき本体部5全体が激
しく振動するが、フレキシブルダクト65と68の可撓
性により、乾燥ユニット50への振動伝達は軽微におさ
えられる。
【0028】脱水が終了後、回動モータ30を駆動し、
回動クランク31,回動レバー34を介して本体部5を
回動軸6を中心に回動して図3,図4に示すようにほぼ
水平の姿勢になるまで倒す。
回動クランク31,回動レバー34を介して本体部5を
回動軸6を中心に回動して図3,図4に示すようにほぼ
水平の姿勢になるまで倒す。
【0029】この時、フレキシブルダクト68はU字状
に曲っていた部分が伸ばされる形で変形し軽快に追従す
る。一方、フレキシブルダクト65は温風出口ダクト6
2の移動により張力を受けるが、自在継手64の回転と
ダクト自体の可撓性とでスムーズに追従することができ
る。
に曲っていた部分が伸ばされる形で変形し軽快に追従す
る。一方、フレキシブルダクト65は温風出口ダクト6
2の移動により張力を受けるが、自在継手64の回転と
ダクト自体の可撓性とでスムーズに追従することができ
る。
【0030】次に、乾燥モータ14とクラッチ機構15
の働きで内槽11と攪拌翼7を一緒に、毎分60〜70
回転の低速度で回転し濡れた衣類をかき上げては落す所
謂タンブリング運動をさせる。一方、ファンモータ51
を回転し、本体部5内の湿った温風を温風出口60,温
風出口ダクト62,フレキシブルダクト65を経て、フ
ァンケーシング吸込口63に吸込み、リントフィルター
59でリントを除去した後、ファン吸込口58を経て、
ファン53に吸込む。この途中、湿った温風は、温風出
口ダクト62を通過するとき、給水弁26,凝縮水ホー
ス40を経てノズル61によって噴霧状に放水された水
により急冷され,凝縮され,除湿される。
の働きで内槽11と攪拌翼7を一緒に、毎分60〜70
回転の低速度で回転し濡れた衣類をかき上げては落す所
謂タンブリング運動をさせる。一方、ファンモータ51
を回転し、本体部5内の湿った温風を温風出口60,温
風出口ダクト62,フレキシブルダクト65を経て、フ
ァンケーシング吸込口63に吸込み、リントフィルター
59でリントを除去した後、ファン吸込口58を経て、
ファン53に吸込む。この途中、湿った温風は、温風出
口ダクト62を通過するとき、給水弁26,凝縮水ホー
ス40を経てノズル61によって噴霧状に放水された水
により急冷され,凝縮され,除湿される。
【0031】ファン53により高圧化された低温度化し
た温風はヒータケース57に流入し、PTCヒータ56
により加熱され、相対湿度の低い乾いた高温度の温風と
なってヒータケース57の温風出口67,フレキシブル
ダクト68を経て外槽12の天蓋16上に設けられた温
風入口66より外槽12内に噴出する。
た温風はヒータケース57に流入し、PTCヒータ56
により加熱され、相対湿度の低い乾いた高温度の温風と
なってヒータケース57の温風出口67,フレキシブル
ダクト68を経て外槽12の天蓋16上に設けられた温
風入口66より外槽12内に噴出する。
【0032】ここで温風入口66の位置を調整するか、
構成上これが無理な時は図5に示すように温風入口66
にルーバー66aを設けて、風向きを変えて高温低湿度
の温風が内槽11の上部開口面内に噴出するようにし、
ぬれた衣類に直接吹き当てて水分の蒸発を促進してい
る。かつ、内槽11の回転につれて布は内槽内周面との
摩擦リフターとのひっかかり,回転運動の遠心力等によ
りかき上げられて落下する所謂、タンブリング動作を行
う。その布と布の間隙をぬって温風を通過させ、出来る
だけ温風とぬれた布の接触面積を大きくすることが、乾
燥効率向上のポイントである。そのためには、温風は内
槽11の開口面から布のタンブリング運動の中心附近を
狙って送り込み、布と布の間を通して内槽11の底面の
攪拌翼7面に導きここを通して外槽12の底部に導くの
が極めて効率的である。
構成上これが無理な時は図5に示すように温風入口66
にルーバー66aを設けて、風向きを変えて高温低湿度
の温風が内槽11の上部開口面内に噴出するようにし、
ぬれた衣類に直接吹き当てて水分の蒸発を促進してい
る。かつ、内槽11の回転につれて布は内槽内周面との
摩擦リフターとのひっかかり,回転運動の遠心力等によ
りかき上げられて落下する所謂、タンブリング動作を行
う。その布と布の間隙をぬって温風を通過させ、出来る
だけ温風とぬれた布の接触面積を大きくすることが、乾
燥効率向上のポイントである。そのためには、温風は内
槽11の開口面から布のタンブリング運動の中心附近を
狙って送り込み、布と布の間を通して内槽11の底面の
攪拌翼7面に導きここを通して外槽12の底部に導くの
が極めて効率的である。
【0033】このように内槽11の開口面から底部攪拌
翼7面へ温風が吹き抜けるようにするため、その途中か
ら温風のリークを防ぐ種々の工夫がなされている。
翼7面へ温風が吹き抜けるようにするため、その途中か
ら温風のリークを防ぐ種々の工夫がなされている。
【0034】即ち、図5に示すように外槽12の天蓋1
6内面と、内槽11の上端口部にある流体バランサー1
0との間の隙間ΔLを3〜15mmに設定している。この
隙間ΔLは少なければ少ない程、温風のリークが少な
く、かつ乾燥中、ハンカチ,くつ下などの小さい衣類
が、はさまったり,落ち込んだりすることも防がれて良
いが、一方、垂直姿勢での脱水時、内槽11が振動しな
がら高速回転するとき当り、摩擦して音を発し、かつ摩
耗により内部の流体がもれてしまう不具合が生ずる。そ
のため、本発明においてはΔL=3〜15mmに限定して
いる。さらに、この隙間ΔLからのリークを少なくする
ために耐摩耗性と耐熱性があり、かつ、万一高速回転中
の流体バランサーが接触しても摩擦音の出ないフェル
ト,スポンジ等から成るリング状のシール材80を設け
ると更に乾燥効率の向上が計られるとともに乾燥中は勿
論、脱水中にも小さい衣類がこの隙間からとび出すこと
が完全に防がれる効果も生ずる。
6内面と、内槽11の上端口部にある流体バランサー1
0との間の隙間ΔLを3〜15mmに設定している。この
隙間ΔLは少なければ少ない程、温風のリークが少な
く、かつ乾燥中、ハンカチ,くつ下などの小さい衣類
が、はさまったり,落ち込んだりすることも防がれて良
いが、一方、垂直姿勢での脱水時、内槽11が振動しな
がら高速回転するとき当り、摩擦して音を発し、かつ摩
耗により内部の流体がもれてしまう不具合が生ずる。そ
のため、本発明においてはΔL=3〜15mmに限定して
いる。さらに、この隙間ΔLからのリークを少なくする
ために耐摩耗性と耐熱性があり、かつ、万一高速回転中
の流体バランサーが接触しても摩擦音の出ないフェル
ト,スポンジ等から成るリング状のシール材80を設け
ると更に乾燥効率の向上が計られるとともに乾燥中は勿
論、脱水中にも小さい衣類がこの隙間からとび出すこと
が完全に防がれる効果も生ずる。
【0035】次に、内槽11は脱水槽も兼ねているの
で、脱水穴が絶対必要であるが、この脱水穴の与え方を
工夫し、乾燥性能の向上を計っている。
で、脱水穴が絶対必要であるが、この脱水穴の与え方を
工夫し、乾燥性能の向上を計っている。
【0036】即ち、内槽11の口部附近において流体バ
ランサー10の下面から底部に至る有効深さHの4分の
1以内には脱水穴を設けず、かつ、脱水穴84は図6に
示すように内周面より外側へ絞り出した凹部85に複数
ケまとめて設けるようにしている。これによって、温風
が口部附近において外槽12へ脱水穴84を通って流出
してしまうのを防止するとともに、逆に内槽11の中、
底部においてはぬれた衣類と内槽内周面の密接を防い
で、この布と内槽内周面間を温風が通るように設計され
ている。この脱水穴部を凹部に絞ることは布と内槽内周
面のひっかかりを大きくし接触摩擦も大きくなり、かき
上げ効果が大きくなる利点も有するとともに内槽11の
強度アップにも効果がある。
ランサー10の下面から底部に至る有効深さHの4分の
1以内には脱水穴を設けず、かつ、脱水穴84は図6に
示すように内周面より外側へ絞り出した凹部85に複数
ケまとめて設けるようにしている。これによって、温風
が口部附近において外槽12へ脱水穴84を通って流出
してしまうのを防止するとともに、逆に内槽11の中、
底部においてはぬれた衣類と内槽内周面の密接を防い
で、この布と内槽内周面間を温風が通るように設計され
ている。この脱水穴部を凹部に絞ることは布と内槽内周
面のひっかかりを大きくし接触摩擦も大きくなり、かき
上げ効果が大きくなる利点も有するとともに内槽11の
強度アップにも効果がある。
【0037】更に内槽11の底部は、温風が出来るだけ
小さい流通抵抗で吹き付けるようにすることが重要であ
る。
小さい流通抵抗で吹き付けるようにすることが重要であ
る。
【0038】本発明においては、攪拌翼7面の全面に渡
って直径φd=2〜6mmの小穴を多数設けて、必要な流
量面積を確保している。この穴径は、乾燥性能からみれ
ば大きい方が良いが、洗濯中にボタンやホック,ヘヤピ
ン,小石等が落込んで回転不能になる事故が生ずるた
め、直径6mm以下に限定している。
って直径φd=2〜6mmの小穴を多数設けて、必要な流
量面積を確保している。この穴径は、乾燥性能からみれ
ば大きい方が良いが、洗濯中にボタンやホック,ヘヤピ
ン,小石等が落込んで回転不能になる事故が生ずるた
め、直径6mm以下に限定している。
【0039】又、攪拌翼7の外周と、これを受容する内
槽11の凹部の内周との隙間ΔGも重要な湿風流通路で
あり本実施例においては、1〜4mmに設定されている。
大きい方が、温風の流通抵抗が少なくてすむが洗濯,す
すぎ中にボタンやホック,小石などが落込みやすくなる
し、乾燥時にもストッキングなど軽くて薄い衣類が吸い
込まれる恐れがないように4mm以内に抑えられている。
一方、小さすぎると、流通抵抗が増すばかりでなく、洗
濯,すすぎ時、攪拌翼7が回転するとき干渉してしま
う。通常の洗濯時には0.5mm 位まで取るのが普通であ
るが、熱可塑性樹脂の射出成形になる攪拌翼7は、乾燥
時の温風の熱で変形し、外周がでこぼこして来る。この
ようになっても回転に支障ないように1mmに保たれてい
る。
槽11の凹部の内周との隙間ΔGも重要な湿風流通路で
あり本実施例においては、1〜4mmに設定されている。
大きい方が、温風の流通抵抗が少なくてすむが洗濯,す
すぎ中にボタンやホック,小石などが落込みやすくなる
し、乾燥時にもストッキングなど軽くて薄い衣類が吸い
込まれる恐れがないように4mm以内に抑えられている。
一方、小さすぎると、流通抵抗が増すばかりでなく、洗
濯,すすぎ時、攪拌翼7が回転するとき干渉してしま
う。通常の洗濯時には0.5mm 位まで取るのが普通であ
るが、熱可塑性樹脂の射出成形になる攪拌翼7は、乾燥
時の温風の熱で変形し、外周がでこぼこして来る。この
ようになっても回転に支障ないように1mmに保たれてい
る。
【0040】さらに、内槽11の底部を受けている内槽
受板81はAlダイヤカスト製で放射状リブとリング状
リブで骨組を構成、その足に充分な温風流路面積を確保
していることは勿論である。ここで内槽11の攪拌翼受
容部の底面中央にはフレキシブルダクト65,68の内
径より大きい直径100mm以上の通風口82を確保しそ
の打抜き端はリング状のフランジ83で補強し、その外
側面を先記内槽受板81にて受けることにより温風のス
ムーズな流れと、かつ補強を両立させている。
受板81はAlダイヤカスト製で放射状リブとリング状
リブで骨組を構成、その足に充分な温風流路面積を確保
していることは勿論である。ここで内槽11の攪拌翼受
容部の底面中央にはフレキシブルダクト65,68の内
径より大きい直径100mm以上の通風口82を確保しそ
の打抜き端はリング状のフランジ83で補強し、その外
側面を先記内槽受板81にて受けることにより温風のス
ムーズな流れと、かつ補強を両立させている。
【0041】そして、攪拌翼7面及び内槽11の底面の
通風口82及び内槽受板81を経て流出した温風は、水
平姿勢にて外槽12の底部でかつ、上方に位置する温風
出口60より極めてスムーズに流出してゆく。この外槽
12の温風出口60が上部にあることは温風の対流移動
にもさからわず自然であるため極めてスムーズな温風の
環境流が保証される。
通風口82及び内槽受板81を経て流出した温風は、水
平姿勢にて外槽12の底部でかつ、上方に位置する温風
出口60より極めてスムーズに流出してゆく。この外槽
12の温風出口60が上部にあることは温風の対流移動
にもさからわず自然であるため極めてスムーズな温風の
環境流が保証される。
【0042】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、次のような効果を奏することができる。
ので、次のような効果を奏することができる。
【0043】(1) 水平姿勢にて内槽内にてかき上げら
れては落ちるタンブリング運動をしている濡れた衣類に
高温低湿度の温風が直接吹きつけるので乾燥効率が向上
する。
れては落ちるタンブリング運動をしている濡れた衣類に
高温低湿度の温風が直接吹きつけるので乾燥効率が向上
する。
【0044】(2) 内槽の入口開口部で、内槽内を通ら
ずに外槽へ洩れてしまい、衣類乾燥に有効に働かない温
風のリークが防がれるので乾燥効率が向上する。
ずに外槽へ洩れてしまい、衣類乾燥に有効に働かない温
風のリークが防がれるので乾燥効率が向上する。
【0045】(3) 内槽内でタンブリング運動する濡れ
た衣類の、衣類と衣類の間又は衣類と内槽内周面との間
を温風がスムーズに通り抜け、攪拌翼面を通過して外槽
内へ流れるので温風と濡れた衣類との直接接触面積が大
きく乾燥効率がよい。
た衣類の、衣類と衣類の間又は衣類と内槽内周面との間
を温風がスムーズに通り抜け、攪拌翼面を通過して外槽
内へ流れるので温風と濡れた衣類との直接接触面積が大
きく乾燥効率がよい。
【0046】(4) 洗濯中は勿論、乾燥中も、小物衣類
やホックやボタン,小石などが内槽の外へ入りこんだ
り、回転部にはさまったりしない安全な運転ができる。
やホックやボタン,小石などが内槽の外へ入りこんだ
り、回転部にはさまったりしない安全な運転ができる。
【0047】以上のように本発明によれば乾燥効率のよ
い洗濯乾燥機を提供することができる。
い洗濯乾燥機を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す構造説明図である。
【図2】洗濯から脱水の行程を行う場合を示す要部の斜
視図である。
視図である。
【図3】本体部を水平姿勢に倒して行う乾燥行程を示す
要部の斜視図である。
要部の斜視図である。
【図4】図3における内部動作を示す動作説明図であ
る。
る。
【図5】図4の詳細説明図である。
【図6】脱水穴部の部分的な断面とその平面を示す図で
ある。
ある。
1…外枠フレーム、5…本体部、11…内槽、12…外
槽、16…天蓋、17…内蓋、50…乾燥ユニット、5
3…ファン、54…ファンケーシング、56…PTCヒ
ータ、57…ヒータケース、61…ノズル、64…自在
継手、65,68…フレキシブルダクト、80…シール
材、81…内槽受板、82…通風口。
槽、16…天蓋、17…内蓋、50…乾燥ユニット、5
3…ファン、54…ファンケーシング、56…PTCヒ
ータ、57…ヒータケース、61…ノズル、64…自在
継手、65,68…フレキシブルダクト、80…シール
材、81…内槽受板、82…通風口。
Claims (8)
- 【請求項1】外枠フレーム内に防振支持された外槽と、
外槽内に回転自在に軸支され、底部に攪拌翼を有する内
槽等から成る本体部及び本体部を水平姿勢に傾斜させる
回動装置と、ヒータやファン等から成る乾燥ユニットを
備えた洗濯乾燥機において、 外槽の天蓋上に温風入口を、外槽の底部に温風出口を設
け、水平姿勢において、温風が内槽の開口部より入り内
槽の内周面の脱水穴及び内槽底部の攪拌翼の表面穴を通
って底部の温風出口へ通過するようにしたことを特徴と
する洗濯乾燥機。 - 【請求項2】請求項1において、外槽の天蓋に設けた温
風入口部にルーバーを設け、温風が流体バランサーの開
口面内に流入するようにガイドしたことを特徴とする洗
濯乾燥機。 - 【請求項3】請求項1において、内槽の流体バランサー
の上面と、外槽の天蓋との間隙を3〜15mmの範囲にし
たことを特徴とする洗濯乾燥機。 - 【請求項4】請求項1において、内槽の流体バランサー
の上面附近と外槽の天蓋との間隙を少なくするため弾性
体から成るリング状シール部材を設けたことを特徴とす
る洗濯乾燥機。 - 【請求項5】請求項1において、内槽の脱水穴は外側に
張り出した多数の膨出部に設けたことを特徴とする洗濯
乾燥機。 - 【請求項6】請求項1において、内槽底の攪拌翼の表面
には直径2〜6mmの多数の温風通貫穴を設けたことを特
徴とする洗濯乾燥機。 - 【請求項7】請求項1において、内槽底の攪拌翼とこれ
を受ける内槽絞り部との間隙を1〜4mmにしたことを特
徴とする洗濯乾燥機。 - 【請求項8】請求項1において、内槽底の攪拌翼を受容
する凹部の底中央に主要ダクトの内径より大きい直径1
00mm以上の通風口を設けたことを特徴とする洗濯乾燥
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3277457A JPH05123498A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 洗濯乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3277457A JPH05123498A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 洗濯乾燥機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05123498A true JPH05123498A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=17583856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3277457A Pending JPH05123498A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 洗濯乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05123498A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009072490A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-09 | Hitachi Appliances Inc | 洗濯乾燥機 |
-
1991
- 1991-10-24 JP JP3277457A patent/JPH05123498A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009072490A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-09 | Hitachi Appliances Inc | 洗濯乾燥機 |
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