JPH0512114A - キヤツシユメモリ - Google Patents

キヤツシユメモリ

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Publication number
JPH0512114A
JPH0512114A JP3163261A JP16326191A JPH0512114A JP H0512114 A JPH0512114 A JP H0512114A JP 3163261 A JP3163261 A JP 3163261A JP 16326191 A JP16326191 A JP 16326191A JP H0512114 A JPH0512114 A JP H0512114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vector
register
cache memory
data
instruction
Prior art date
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Pending
Application number
JP3163261A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Yamamouri
雅彦 山毛利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP3163261A priority Critical patent/JPH0512114A/ja
Publication of JPH0512114A publication Critical patent/JPH0512114A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベクトル命令実行時にアクセスしないデータ
をキャッシュメモリに転送することを抑止してオーバー
ヘッドを削減する。 【構成】 ベクトル命令で指定されたベクトルデータの
要素距離間を保持するベクトルインクリメントレジスタ
4と、このレジスタ4の出力と、あらかじめ定められた
値にしたがって、ベクトルデータのアクセスにおけるキ
ャッシュメモリ使用の有無を判定することを特徴とする
キャッシュメモリ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】特にベクトルデータ処理装置に使
用されるキャッシュメモリに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のキャッシュメモリは、あ
るデータをアクセスした場合、そのデータに隣接するデ
ータもアクセスされる可能性が高いと考え、そのデータ
を含むひとかたまりのデータ(ブロック)を一括して主
記憶からキャッシュメモリへ転送する(ブロック転送)
方式を採用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のキャッ
シュメモリでは、ブロック転送により一括してデータが
キャッシュメモリに登録されるが、ベクトルデータの処
理では、要素間距離により必ずしもそのブロック内のデ
ータをアクセスするとは限らないため、実際にはアクセ
スしないデータの転送のためにオーバーヘッドが増加し
てしまうことがある。また、要素間距離と要素数の関係
によっては、キャッシュメモリ全体を不要なデータで満
たしてしまうという欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の本発明のキャッシ
ュメモリは、ベクトル命令で指定されたベクトルデータ
の要素間距離を保持するベクトルインクリメントレジス
タとを設け、該ベクトルインクリメントレジスタの出力
と、あらかじめ定められた値とを比較することにより前
記ベクトルデータのアクセスにおけるキャッシュメモリ
使用の有無を判定することを特徴とする。
【0005】第2の本発明のキャッシュメモリは、ベク
トル命令で指定されたベクトルデータの要素間距離を保
持するベクトルインクリメントレジスタと、前記ベクト
ル命令で指定された前記ベクトルデータの要素数を保持
するベクトル要素数レジスタとを設け、前記2つのレジ
スタの出力と、あらかじめ定められた値にしたがって、
前記ベクトルデータのアクセスにおけるキャッシュメモ
リ使用の有無を判定することを特徴とする。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0007】図1は第1の本発明の一実施例を示した図
で、1は命令レジスタ、2は汎用レジスタ、3はアドレ
スアダー、4はベクトルインクリメントレジスタ、5は
アドレスレジスタ、6は制御回路、7はキャッシュメモ
リ制御部、8はセレクタ、9はベクトル要素数レジスタ
である。
【0008】ベクトルデータを扱う命令(ベクトル命
令)が命令レジスタ1にセットされると命令処理が始ま
る。まず、ベクトルデータの各要素間距離(ベクトルイ
ンクリメント)が、命令レジスタ1で指定される汎用レ
ジスタ2より読出され、ベクトルインクリメントレジス
タ4にセットされる。汎用レジスタ2のアドレスはセレ
クタ8で選択される。
【0009】次にベクトルデータの先頭アドレスを求め
るために、命令レジスタ1で指定されたアドレス修飾の
ための汎用レジスタ2と、命令レジスタ1に格納されて
いるアドレスオフセットをアドレスアダー3で加算す
る。得られたアドレスはメモリアクセスのためにキャッ
シュメモリ制御部7に送出されるともにアドレスレジス
タ5にセットされる。
【0010】次のベクトルデータのアドレスを求めるた
めには、アドレスレジスタ5に格納されたアドレスとベ
クトルインクリメントレジスタ4に格納されたベクトル
インクリメントをアドレスレジスタ5により加算するこ
とにより行なわれる。この結果はキャッシュメモリ制御
部7に送出されるとともに、再びアドレスレジスタ5に
書戻される。
【0011】このアドレス計算と平行して制御回路6で
はベクトルインクリメントレジスタ4の値を以下のよう
に検査する。
【0012】まず、ベクトルインクリメントレジスタ4
の値はあらかじめ定められたキャッシュメモリのブロッ
クサイズと比較される。ブロックサイズとはブロック転
送により一括して転送されるデータ量を示す。ベクトル
インクリメントレジスタ4の値つまりベクトルインクリ
メントがキャッシュメモリのブロックサイズより大きい
場合、これはブロック転送んにより一括転送したデータ
は次のアクセスでは使用されないことを意味する。この
場合は、キャッシュメモリ制御部7に対してデータアク
セス時にキャッシュを使用しない(キャッシュパス)と
いうことを通知する。それ以外の時は、キャッシュを使
用するということを通知する。
【0013】図2は第2の本発明の一実施例を示した図
で、図1に対してベクトル要素数レジスタ9が追加され
ている。
【0014】本実施例の動作は図1に示した実施例の動
作とは以下の点が異なる。
【0015】まず、ベクトルデータを扱う命令(ベクト
ル命令)が命令レジスタ1にセットされて命令処理が始
まるときに、ベクトルインクリメントレジスタ4にベク
トルデータの各要素間距離(ベクトルインクリメント)
がセットされるとともに、ベクトル要素数レジスタ9に
は、処理するベクトルデータの要素数が命令レジスタ1
で指定される汎用レジスタ2より読出されてセットされ
る。
【0016】次に、ベクトルデータのアドレスを求める
ときに、ベクトルインクリメントレジスタ4に格納され
ているベクトルインクリメントをアドレスレジスタ5に
より加算する。
【0017】アドレス計算と平行して制御回路6では、
ベクトルインクリメントレジスタ4とベクトル要素レジ
スタ9の値を以下のように検査する。
【0018】まずベクトルインクリメントレジスタ4の
値はあらかじめ定められたキャッシュメモリのブロック
サイズと比較される。さらに、ベクトルインクリメント
レジスタ4の値とベクトル要素数レジスタ9の値の積、
すなわちベクトルインクリメント×要素数が計算され、
キャッシュメモリの容量(全体のサイズ)と比較され
る。キャッシュメモリの容量より大きい場合には、この
命令によるベクトルデータのアクセスでキャッシュメモ
リの全域を使用することを意味する。
【0019】上記2つの比較において、ベクトルインク
リメントレジスタ4の値がブロックサイズより大きく、
かつベクトルインクリメントレジスタ4の値とベクトル
要素数レジスタ9の値との積がキャッシュサイズより大
きい場合、キャッシュメモリ制御部7に対してデータア
クセス時にキャッシュメモリを使用しない(キャッシュ
バイパス)ということを通知する。それ以外の時は、キ
ャッシュメモリを使用するということを通知する。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ベクトル
データアクセス時に、キャッシュメモリを使用するか否
かをベクトルインクリメントの値及び要素数により制御
することにより、アクセスしないデータをキャッシュメ
モリに転送することを抑止しオーバーヘッドを削減でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の本発明の一実施例を示す図である。
【図2】第2の本発明の一実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 命令レジスタ 2 汎用レジスタ 3 アドレスアダー 4 ベクトルインクリメント 5 アドレスレジスタ 6 制御回路 7 キャッシュメモリ制御部 8 セレクタ 9 ベクトル要素数レジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベクトル命令で指定されたベクトルデー
    タの要素間距離を保持するベクトルインクリメントレジ
    スタを設け、 該ベクトルインクリメントレジスタの出力と、あらかじ
    め定められた値とを比較することにより前記ベクトルデ
    ータのアクセスにおけるキャッシュメモリ使用の有無を
    判定することを特徴とするキャッシュメモリ。
  2. 【請求項2】 ベクトル命令で指定されたベクトルデー
    タの要素間距離を保持するベクトルインクリメントレジ
    スタと、 前記ベクトル命令で指定された前記ベクトルデータの要
    素数を保持するベクトル要素数レジスタとを設け、 前記2つのレジスタの出力と、あらかじめ定められた値
    にしたがって、前記ベクトルデータのアクセスにおける
    キャッシュメモリ使用の有無を判定することを特徴とす
    るキャッシュメモリ。
JP3163261A 1991-07-04 1991-07-04 キヤツシユメモリ Pending JPH0512114A (ja)

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JP3163261A JPH0512114A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 キヤツシユメモリ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3163261A JPH0512114A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 キヤツシユメモリ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0512114A true JPH0512114A (ja) 1993-01-22

Family

ID=15770446

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3163261A Pending JPH0512114A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 キヤツシユメモリ

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JP (1) JPH0512114A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010086496A (ja) * 2008-10-03 2010-04-15 Nec Corp キャッシュメモリを備えるベクトル計算機システム、及びその動作方法
JP2018502364A (ja) * 2014-12-11 2018-01-25 インテル・コーポレーション 実行のためのデータ要素の読み込みにおいて空間的局所性を考慮する装置および方法

Cited By (3)

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JP2010086496A (ja) * 2008-10-03 2010-04-15 Nec Corp キャッシュメモリを備えるベクトル計算機システム、及びその動作方法
US8151058B2 (en) 2008-10-03 2012-04-03 Nec Corporation Vector computer system with cache memory and operation method thereof
JP2018502364A (ja) * 2014-12-11 2018-01-25 インテル・コーポレーション 実行のためのデータ要素の読み込みにおいて空間的局所性を考慮する装置および方法

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