JPH05242009A - 直接メモリアクセス装置 - Google Patents

直接メモリアクセス装置

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Publication number
JPH05242009A
JPH05242009A JP4539792A JP4539792A JPH05242009A JP H05242009 A JPH05242009 A JP H05242009A JP 4539792 A JP4539792 A JP 4539792A JP 4539792 A JP4539792 A JP 4539792A JP H05242009 A JPH05242009 A JP H05242009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
block
processing
memory
dma
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4539792A
Other languages
English (en)
Inventor
Sachio Yamato
佐知男 山戸
Daisaku Yamane
大作 山根
Hiroshi Miura
浩 三浦
Masaji Ishikawa
正司 石川
Yuuki Sudou
雄基 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP4539792A priority Critical patent/JPH05242009A/ja
Publication of JPH05242009A publication Critical patent/JPH05242009A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転送先装置に対してデータを処理した上で転
送しなければならない場合にCPUによるデータ処理を
不要とし、CPUの負担低減を実現する。 【構成】 DMA18にデータ処理機能をもたせる。デ
ータ処理機能は、データ処理ブロック22により実現さ
れる。データ処理ブロック22は、データ読込みブロッ
ク20によりメモリ10から読み込まれたデータについ
て所定の処理を施した上でデータ書込みブロック26に
供給し、データ書込みブロック26はこれを転送先装置
24に直接書き込む。DMA制御ブロック28は、CP
U12からの指令に応じてこれらの動作を実行させると
共に、各ブロックの動作をパイプライン的に実行させ、
処理の迅速化を図る。 【効果】 CPU12がメモリ10上のデータを処理し
さらに処理結果を一旦メモリ10に格納する必要がない
ため、CPU12の負担が低減し処理速度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理装置におい
て用いられる直接メモリアクセス装置(DMA)の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】図3には、一般的なデータ処理装置の構
成が示されている。このデータ処理装置は、データを格
納するメモリ10、データの処理及び装置全体の制御等
を実行するCPU12、外部装置との入出力を実行する
I/O14及びDMA16をバスにより接続した構成で
ある。CPU12は、メモリ10に格納されているデー
タ(プログラムその他の情報でもよい)を外部の転送先
装置に書き込む際、DMA16に指令を与える。DMA
16は、この指令に応じてメモリ10を直接アクセス
し、得られたデータをI/O14に書き込むことによっ
て外部の転送先装置にデータを転送する。すなわち、D
MA16は、メモリ10対I/O14の間でデータを転
送する機能を有しており、さらにメモリ10として複数
個のメモリを用いた場合にはメモリ対メモリの間のデー
タの転送を行う機能を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにDMAを用いて処理速度の高速化及びCPUの負担
軽減を図った場合でも、データの転送以外の処理につい
てはCPUが実行しているため、処理速度を向上させる
にはCPUの動作速度を向上させなければならない。す
なわち、CPUの動作速度を決めるクロックの周波数を
上げる必要がある。しかし、CPUのスピードを早くし
ても、これにメモリのスピードが追従しないため、クロ
ック周波数を高めるには限界がある。
【0004】特に、処理速度向上の上で問題となるのは
図4に示されるような場合である。例えば、メモリ10
−A上に格納されているデータについて所定の処理を施
した上で外部の転送先装置に書き込む必要がある場合、
すなわち外部の転送先装置がメモリ10−Aに書き込ま
れているデータをそのままでは受け取ることができない
場合には、まずCPU12がメモリ10−Aからデータ
を読み込み、これを処理する。CPU12は、処理結果
をメモリ10−Bに一旦書き込んで、DMA16を用い
てI/O14に書き込む必要がある。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、特に処理すべき情
報量が膨大である場合にプロセッサの負担を低減し処理
速度を向上させることが可能なDMAを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明のDMAは、プロセッサからの指令に
応じメモリから直接データを読み込み保持するブロック
と、読み込んだデータに所定の処理を施すブロックと、
処理が施されたデータを転送先に書き込むブロックと、
を備え、データ処理機能を有することを特徴とする。
【0007】また、本発明の請求項2に係るDMAは、
これら各ブロックの動作を制御することによりデータの
読み込み、処理、及び書込みをパイプライン的に実行さ
せるブロックを備えることを特徴とする。
【0008】そして、本発明のデータ処理装置は、デー
タを記憶するメモリと、本発明のDMAと、メモリ上の
データを転送先装置に転送させるよう本発明のDMAに
指令を与えるプロセッサと、を備えることを特徴とす
る。
【0009】
【作用】本発明のDMAにおいては、プロセッサからの
指令に応じDMAが動作する際、メモリから読み込まれ
たデータが読込みブロックにより保持される。また、こ
のようにして読み込まれたデータについては処理ブロッ
クにより所定の処理が施され、さらに書込みブロックに
より転送先装置への書込みが実行される。従って、本発
明においては、DMAがデータ処理機能を備えているた
めCPU等のプロセッサによる処理が不要となり、従っ
て処理後のデータをメモリに一旦格納する必要がなくな
る。さらに、読込みブロックがデータの保持機能を有し
ているためDMAがメモリを再度アクセスする必要がな
い。
【0010】また、これら各ブロックの動作をパイプラ
イン的に実行させるようにした場合には、処理速度がよ
り迅速となる。すなわち、あるデータについて書込みブ
ロックにより転送先装置への書込みが実行されていると
きに、例えば読込みブロックがメモリからデータを読み
込むという並列的な動作が可能になる。従って、DMA
の動作が迅速化する。
【0011】そして、本発明のデータ処理装置において
は、このようなDMAを用いて得られる作用、すなわち
プロセッサの負担低減による処理速度の向上やDMAの
速度の向上が実現される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。なお、図3乃至図4に示される従来例
と同様の構成には同一の符号を付し説明を省略する。
【0013】図1には、本発明の一実施例に係るDMA
18の構成が、図2にはこのDMA18を用いたデータ
処理装置の構成が、それぞれ示されている。
【0014】本実施例のDMA18は、メモリ10から
データを読み込むデータ読込みブロック20、読み込ん
だデータについて所定の処理を施すデータ処理ブロック
22、処理が残されたデータを転送先装置24(図2参
照)に書き込むデータ書込みブロック26、これら各ブ
ロック20,22及び26の動作を制御しパイプライン
的な動作を実現するDMA制御ブロック28から構成さ
れている。
【0015】データ読込みブロック20は、図2に示さ
れるように、RAD30及びRDT32を備える構成で
ある。RAD30は、メモリ10からの読込みアドレス
を格納するレジスタであり、RDT32はメモリ10か
ら読み込んだデータを保持するレジスタである。RDT
32は、R−BUSによりデータ処理ブロック22と接
続されており、データ処理ブロック22は、RDT32
からデータを読み込んでこれに所定の処理を施してW−
BUS上に送出する。W−BUS上に送出されデータ
は、データ書込みブロック26により転送先装置24に
直接(メモリ10を介することなく)書き込まれる。
【0016】DMA制御ブロック28は、これらデータ
読込みブロック20、データ処理ブロック22及びデー
タ書込みブロック26の動作を制御することにより、例
えばあるデータについてデータを転送先装置24に書き
込んでいるときにメモリ10から他のデータを読み込む
ことを可能としている。すなわち、本実施例では、デー
タの読込み、処理及び書込みをパイプライン的に実行可
能である。
【0017】従って、本実施例によれば、CPU12の
処理速度の向上を実現することができる。すなわち、C
PU12は、DMA18に対しメモリ10上のデータを
転送先装置24に転送する旨の指令を与えるのみでよ
く、この転送に先だってメモリ10上のデータの処理を
行う必要がなく、処理結果をメモリ10に再格納する必
要もない。従って、特に大量のデータを転送しようとす
る場合にCPU12の負担が低減し、処理速度が向上す
る。
【0018】また、DMA18のDMA制御ブロック2
8は、CPU12からの指令に応じてデータ読込みブロ
ック20、データ処理ブロック22及びデータ書込みブ
ロック26をパイプライン制御し、メモリ10上のデー
タについて所定の処理を施した上で転送先装置24に転
送する。従って、DMA18においてデータの読込み、
処理及び書込みがそれぞれ同時的に実行されるため、D
MA18の速度も向上する。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
DMAにデータ処理機能を持たせることにより、プロセ
ッサの負担低減による処理速度の向上等の効果が得られ
る。
【0020】また、本発明の請求項2によれば、DMA
のパイプライン制御により、転送・処理速度が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るDMAの構成を示す図
である。
【図2】本実施例のDMAを用いて構成したデータ処理
装置の構成を示すブロック図である。
【図3】一般的なデータ処理装置の構成を示すブロック
図である。
【図4】従来における問題点を示す図である。
【符号の説明】
10 メモリ 12 CPU 18 DMA 20 データ読込みブロック 22 データ処理ブロック 24 転送先装置 26 データ書込みブロック 28 DMA制御ブロック 30 RAD 32 RDT
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 正司 東京都三鷹市下連雀五丁目1番1号 日本 無線株式会社内 (72)発明者 須藤 雄基 東京都三鷹市下連雀五丁目1番1号 日本 無線株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセッサからの指令に応じメモリから
    直接データを読み込み保持するブロックと、 読み込んだデータに所定の処理を施すブロックと、 処理が施されたデータを転送先装置に書き込むブロック
    と、 を備え、データ処理機能を有することを特徴とする直接
    メモリアクセス装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の直接メモリアクセス装置
    において、 前記各ブロックの動作を制御することによりデータの読
    み込み、処理、及び書き込みをパイプライン的に実行さ
    せるブロックを備えることを特徴とする直接メモリアク
    セス装置。
  3. 【請求項3】 データを記憶するメモリと、 請求項1又は2記載の直接メモリアクセス装置と、 メモリ上のデータを転送先装置に転送させるよう請求項
    1又は2記載の直接メモリアクセス装置に指令を与える
    プロセッサと、 を備えることを特徴とするデータ処理装置。
JP4539792A 1992-03-03 1992-03-03 直接メモリアクセス装置 Pending JPH05242009A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4539792A JPH05242009A (ja) 1992-03-03 1992-03-03 直接メモリアクセス装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4539792A JPH05242009A (ja) 1992-03-03 1992-03-03 直接メモリアクセス装置

Publications (1)

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JPH05242009A true JPH05242009A (ja) 1993-09-21

Family

ID=12718129

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4539792A Pending JPH05242009A (ja) 1992-03-03 1992-03-03 直接メモリアクセス装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011516978A (ja) * 2008-04-01 2011-05-26 アップル インコーポレイテッド 任意の処理機能を有する中央dma
JP2011187039A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Lsi Corp 同時データ操作が可能なdmaエンジン
US8566485B2 (en) 2005-09-29 2013-10-22 Apple Inc. Data transformation during direct memory access

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6340953A (ja) * 1986-08-06 1988-02-22 Fujitsu Ltd 入出力制御装置の識別番号設定方式
JPH01240961A (ja) * 1988-03-22 1989-09-26 Fujitsu Ltd Dma転送方式

Patent Citations (2)

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