JPH05120151A - メモリ診断回路 - Google Patents

メモリ診断回路

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Publication number
JPH05120151A
JPH05120151A JP3279479A JP27947991A JPH05120151A JP H05120151 A JPH05120151 A JP H05120151A JP 3279479 A JP3279479 A JP 3279479A JP 27947991 A JP27947991 A JP 27947991A JP H05120151 A JPH05120151 A JP H05120151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
data
diagnostic
signal
address
Prior art date
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Pending
Application number
JP3279479A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasukazu Watanabe
能一 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP3279479A priority Critical patent/JPH05120151A/ja
Publication of JPH05120151A publication Critical patent/JPH05120151A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】情報処理装置のメモリ診断における診断時間を
最小限に短縮する。 【構成】診断状態を設定する診断BUSY生成部1と、
主として診断用メモリデータと比較データを生成するデ
ータ生成部2と、診断用メモリアドレスを生成するアド
レス生成部3と、メモリのリフレッシュアドレスを生成
するリフレッシュアドレス生成部4と、メモリリフレッ
シュのタイミングを生成するリフレッシュタイミング生
成部5と、診断時のメモリアクセス信号を生成するメモ
リアクセス制御部6と、診断用データを書込んだ後にメ
モリ読出しを行ない、そのリードデータを書込みデータ
比較してメモリを診断するデータ比較部7と、メモリア
ドレスを選択するメモリアドレスセレクタ10,11
と、メモリアクセス信号を選択するメモリ制御信号をセ
レクタ12と、メモリの書込みデータを選択するメモリ
データセレクタ9とを備えてメモリを診断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメモリ診断回路に関し、
特に情報処理装置用のメモリを診断するメモリ診断回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メモリ診断を行なう場合には、R
OM等に診断プログラムを常駐させ、システム起動時に
プロセッサが命令を引き取りメモリ診断プログラムを実
行させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のメモリ診断
方法では、ROM等に診断プログラムを常駐させる為、
プロセッサの診断プログラムのフェッチ(fetch)
および実行と、メモリに対するリード/ライト時におけ
るウェイトサイクルの挿入およびメモリから読み出した
メモリリードデータのプロセッサでの比較処理等によ
り、システムのメモリ容量が増大しつつある現在におい
ては、診断にかなりの時間がかかってしまうという欠点
がある。
【0004】本発明の目的は上述した欠点を除去し、診
断に要する時間を大幅に圧縮したメモリ診断回路を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、情報処
理装置のメモリを診断するメモリ診断回路であって、診
断対象のメモリの全領域に対して所定の診断用データを
書込んだうえこれを読み出し、前記メモリの書込みデー
タと読出しデータとの比較の一致もしくは不一致にもと
づいて前記メモリの良否を診断する手段を備えて構成さ
れる。
【0006】また、本発明の回路は、診断プログラムの
常駐を排し、かつメモリ診断のみを行なう構成を有す
る。
【0007】さらに本発明の回路は、メモリに対する書
込みと読出しを最大限に迅速化するアクセス制御可能、
かつメモリからの読出し動作に連動してメモリの書込み
データと読出しデータとの比較を行なうことを可能とし
た構成を有する。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0009】図1は、本発明の一実施例をブロック図で
ある。
【0010】まず、図1の実施例の構成について説明す
る。
【0011】診断BUSY(ビジー)信号生成部1は、
パワーオンリセット信号101、クロック信号102お
よび診断終了信号122を入力し診断BUSY信号10
3を出力する。
【0012】データ生成部2は、クロック信号102、
診断BUSY信号103およびメモリリード/ライト識
別信号108を入力し、診断用データもしくは比較用デ
ータ105を出力する。
【0013】アドレス生成部3は、クロック信号102
および診断BUSY信号103を入力し、診断用アドレ
ス107、メモリリード/ライト識別信号108および
診断終了信号122を出力する。
【0014】リフレッシュアドレス生成部4は、クロッ
ク信号102、リフレッシュ信号110および診断BU
SY信号103を入力し、リフレッシュアドレス109
を出力する。
【0015】リフレッシュタイミング生成部5は、クロ
ック信号102および診断BUSY信号103を入力
し、リフレッシュ信号110を出力する。
【0016】メモリアクセス制御部6は、クロック信号
102、診断BUSY信号103、リフレッシュ信号1
10およびメモリリードライト識別信号108を入力
し、診断用のメモリアクセス信号としての診断用RAS
信号1193診断用CAS信号120および診断用WE
信号121を出力する。
【0017】データ比較部7は、DRAM8の出力する
メモリレードデータ123と、データ生成部2から出力
される比較用データ105をメモリデータセレクタ9を
介してメモリデータ114として受け、またアドレス生
成部3から出力されるメモリリード/ライト識別信号1
08も入力し、DRAM8に入力するメモリデータ11
4と出力データのメモリリードデータ123の双方のデ
ータを比較し、診断エラー信号124を出力する。DR
AM8は、診断対象となるメモリである。
【0018】メモリデータセレクタ9は、通常メモリデ
ータ104と診断用データ105を選択出力するもの
で、メモリアドレスセレクタ10および11は、通常メ
モリアドレス106、診断用アドレス107およびリフ
レッシュアドレス109を選択出力するものである。
【0019】メモリ制御信号セレクタ12は、通常アク
セス用の通常のRAS信号116、通常のCAS信号1
17および通常のWE信号118と、診断時用のRAS
信号119、CAS信号120およびWE信号121と
を選択し、DRAM8に対し通常アクセス用か診断時用
のRAS信号111、CAS信号112およびWE信号
113として出力する。
【0020】次に、本実施例の動作について説明する。
【0021】なお、本実施例で診断対象とするメモリは
前述したDRAM8として構成され、リフレッシュは、
RASオンリーリフレッシュを採用する場合を例として
いる。 本実施例のメモリ診断の動作としては、次のよ
うな2つのステップが存在する。
【0022】第1ステップは、DRAM8のメモリ全領
域に対する診断用データのライト動作である。第2ステ
ップは、第1ステップ後のメモリ全領域に対するリード
およびデータの比較であり、以上の2つのステップにて
診断を終了する。
【0023】第1ステップは、次のようである。システ
ムに電源が投入されると、パワーオンリセット信号10
1がアクティブになる。このパワーオンリセット信号1
01を診断BUSY生成部1においてクロック信号10
2にてサンプリングし、診断BUSY信号103をオン
にする。
【0024】オンになった診断BUSY信号103によ
り他のメモリアクセス体(CPU等)をホールド(HO
LD)状態として、またデータ生成部2、アドレス生成
部3、リフレッシュアドレス生成部4、リフレッシュタ
イミング生成部5およびメモリアクセス生成部6がそれ
ぞれ活性化され、これら各部に供給されているクロック
信号102により動作し始める。各部はそれぞれ並列に
動作し、すべてクロック信号102により同期がとられ
ている。
【0025】データ生成部2は、ライト用の診断用デー
タ105(例えば、あらかじめ特定したビット長の繰返
しデータ)を出力し、アドレス生成部はメモリ0番地か
らカウントアップするライトアドレスとしての診断用ア
ドレス107を出力する。
【0026】メモリアクセス制御部6は、診断用RAS
信号119、診断用CAS信号120および診断用WE
信号121をそれぞれ出力する。こうして出力される各
信号と、メモリアクセス制御部6から出力される信号
は、メモリデータセレクタ9、メモリアドレスセレクタ
10、メモリ制御信号セレクタ12において、診断BU
SY生成部1から出力される診断BUSY信号101に
より、通常のメモリデータ104、メモリアドレス10
6、RAS信号116、CAS信号117、WE信号1
18と切替えられ、直接メモリと接続されるメモリデー
タ114メモリアドレス115、RAS信号111、C
AS信号112、WE信号113として出力され、DR
AM8に対して診断用データの書込みが行われる。
【0027】また、リフレッシュ動作に関しては、診断
BUSY信号103により活性化されたリフレッシュタ
イミング生成部5により、前もってハードウェアにて設
定されるているリフレッシュサイクルごとにアクティブ
になるリフレッシュ信号110を出力する。このリフレ
ッシュ信号を受け、メモリアクセス制御部6は診断のメ
モリリード/ライト動作をマスクし、RASオンリーリ
フレッシュ動作に入り、またリフレッシュアドレス生成
部4から出力されたリフレッシュアドレス109が、メ
モリアドレスセレクタ11においてリフレッシュ信号1
10にて診断用メモリアドレス107と切り換えられ、
メモリアドレスセレクタ10を介してDRAM8へ出力
される。またメモリデータセレクタ9におちえは、リフ
レッシュ信号110により出力ハイインピーダンスとな
る。
【0028】以上の動作でリフレッシュ動作および第1
ステップのメモリへの診断用データの書込みが実施され
る。
【0029】次に、第2ステップに移る。第1ステップ
において、アドレス生成部3にてDRAM8に全領域数
のアドレスが出力され、メモリライト動作がすべて完了
するとアドレス生成部3内のアドレスカウンタがリセッ
トされ、同時にメモリリード/ライト識別信号108を
ライトモードからリードモードへ切り換える。本信号を
受けメモリアクセス制御部6はメモリリード動作の制御
に入る。
【0030】アドレス生成部3は、第1ステップのライ
ト動作と同じ順序でリードアドレスを出力する。またア
ドレス生成部3から出力されたメモリリード/ライト識
別信号108により、データ生成部2はアドレス生成部
3と同様、ライト動作アドレスに対して同じデータを出
力する。
【0031】これによりDARM8から読み出されたメ
モリリードデータ123はデータ比較部7により供給さ
れ、データ生成部2から出力される比較用データをメモ
リデータ114として取り込み、両データ比較を行な
い、不一致となれば診断エラー信号124をアクティブ
にし、診断エラーとして通知する。すべて不一致がなく
全領域の診断が終了すると、アドレス生成部3は診断終
了信号122をアクティブにし、これを受けた診断BU
SY生成部1はオン状態になっている診断BUSY信号
103をオフにして診断を終了する。以上が第2ステッ
プの動作で診断BUSY信号103により他のメモリア
クセス体(CPU等)のHOLD状態は解除される。
【0032】こうして、従来の診断プログラムによるメ
モリ診断におけるプロセッサのプログラムプリフェッ
チ,メモリサイクルのウェイト挿入のほかプロセッサ内
でのデータ比較等を含む処理工程が削除され、診断時間
を著しく圧縮したメモリ診断が可能となる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、診断プロ
グラムの冗長を排除し、対象とするメモリの書込みデー
タと、これを読み出した読出しデータとの比較による一
致、不一致の確認をメモリ読出し動作と同時に実行可能
とし、かつメモリ性能を最大限に活用した迅速なアクセ
ス制御を可能として構成したメモリ診断回路とすること
により、プロセッサのプログラムプリフェッチ、メモリ
サイクルのウェイト挿入およびプロセッサ内でのデータ
比較処理を排除することができ、メモリ診断の所要時間
を著しく圧縮することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【符号の説明】
1 診断BUSY生成部 2 データ生成部 3 アドレス生成部 4 リフレッシュアドレス生成部 5 リフレッシュタイミング生成部 6 メモリアクセス制御部 7 データ比較部 8 DRAM 9 メモリデータセレクタ 10 メモリアドレスセレクタ 11 メモリアドレスセルクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置のメモリを診断するメモリ
    診断回路であって、診断対象のメモリの全領域に対して
    所定の診断用データを書込んだうえこれを読み出し、前
    記メモリの書込みデータと読出しデータとの比較の一致
    もしくは不一致にもとづいて前記メモリの良否を診断す
    る手段を備えて成ることを特徴とするメモリ診断回路。
  2. 【請求項2】 診断プログラムの常駐を排し、かつメモ
    リ診断のみを行なう構成を有することを特徴とする請求
    項1記載のメモリ診断回路。
  3. 【請求項3】 メモリに対する書込みと読出しを最大限
    に迅速化するアクセス制御可能、かつメモリからの読出
    し動作に連動してメモリの書込みデータと読出しデータ
    との比較を行なうことを可能としたことを特徴とする請
    求項1記載のメモリ診断回路。
JP3279479A 1991-10-25 1991-10-25 メモリ診断回路 Pending JPH05120151A (ja)

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JP3279479A JPH05120151A (ja) 1991-10-25 1991-10-25 メモリ診断回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3279479A JPH05120151A (ja) 1991-10-25 1991-10-25 メモリ診断回路

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Publication Number Publication Date
JPH05120151A true JPH05120151A (ja) 1993-05-18

Family

ID=17611623

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3279479A Pending JPH05120151A (ja) 1991-10-25 1991-10-25 メモリ診断回路

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